JPS5915475Y2 - 貫通コンデンサ - Google Patents
貫通コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5915475Y2 JPS5915475Y2 JP2721679U JP2721679U JPS5915475Y2 JP S5915475 Y2 JPS5915475 Y2 JP S5915475Y2 JP 2721679 U JP2721679 U JP 2721679U JP 2721679 U JP2721679 U JP 2721679U JP S5915475 Y2 JPS5915475 Y2 JP S5915475Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor unit
- conductor
- center hole
- capacitor
- feedthrough
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は貫通コンデンサに関し、特に、たとえばアン
テナ端子板に使用するドーナツ形コンデンサに接続され
る貫通導体の構造の改良に関する。
テナ端子板に使用するドーナツ形コンデンサに接続され
る貫通導体の構造の改良に関する。
第1図は従来の貫通コンデンサをアンテナ端子板に取り
付けた状態を示す一部破断側面図であり、第2図は貫通
導体をドーナツ形コンデンサに取り付けた状態を示す要
部断面図である。
付けた状態を示す一部破断側面図であり、第2図は貫通
導体をドーナツ形コンデンサに取り付けた状態を示す要
部断面図である。
以下に、第1図および第2図を参照して従来のアンテナ
端子板に取り付けられる貫通コンデンサについて説明す
る。
端子板に取り付けられる貫通コンデンサについて説明す
る。
図において、ドーナツ形コンテ゛ンサユニット11は、
そのほぼ中心に中心孔12が穿設され、この中心孔12
の上下周縁に1対のリング状の上側電極13.下側電極
14が形成される。
そのほぼ中心に中心孔12が穿設され、この中心孔12
の上下周縁に1対のリング状の上側電極13.下側電極
14が形成される。
また、ドーナツ形コンデ゛ンサユニット11の下面の外
周縁にはリング状のアース電極15が形成される。
周縁にはリング状のアース電極15が形成される。
一方、貫通導体2は円筒部21を有し、かつこの円筒部
21の上端に、コンデンサユニット11の上側電極13
に接するつば状部22を有する。
21の上端に、コンデンサユニット11の上側電極13
に接するつば状部22を有する。
この貫通導体2をコンデンサユニット11に装着すると
きには、貫通導体2の円筒部21をコンデンサユニット
11の中心孔12に挿通し、つば状部22の下面を上側
電極13に接触させる。
きには、貫通導体2の円筒部21をコンデンサユニット
11の中心孔12に挿通し、つば状部22の下面を上側
電極13に接触させる。
そして、この上側電極13どつば状部22とを半田付け
しかつ円筒部21と下側電極14とを半田付けして上側
電極13と下側電極14とを半田6によって接続させる
。
しかつ円筒部21と下側電極14とを半田付けして上側
電極13と下側電極14とを半田6によって接続させる
。
そして、円筒部21内に同軸ケーブル3の中心導体31
及び内部絶縁体33を下方から挿通し、外部導体32を
円筒部21の外周に接触させ、その上からかしめ金具4
をかぶせてかしめる。
及び内部絶縁体33を下方から挿通し、外部導体32を
円筒部21の外周に接触させ、その上からかしめ金具4
をかぶせてかしめる。
また、コンデンサユニット11の外周縁のアース電極1
5はシールド板5に半田付けされる。
5はシールド板5に半田付けされる。
このようにして貫通コンデンサがアンテナ端子板(図示
せず)のシールド板5に取り付けられる。
せず)のシールド板5に取り付けられる。
ところが、貫通導体21をコンデンサユニット11に半
田付けするとき、第2図aに示すように、コンテ゛ンサ
ユニット11の中心孔12の孔径に対して貫通導体2の
円筒部21の外径を小さくすると、半田6が中心孔12
内に流れ込みにくくなり、上側電極13と下側電極14
とが短絡しない場合がある。
田付けするとき、第2図aに示すように、コンテ゛ンサ
ユニット11の中心孔12の孔径に対して貫通導体2の
円筒部21の外径を小さくすると、半田6が中心孔12
内に流れ込みにくくなり、上側電極13と下側電極14
とが短絡しない場合がある。
また、円筒部21の中心が中心孔12の中心よりずれる
と、円筒部21と中心孔12との隙間の小さい一方のみ
に半田6が付いてしまう。
と、円筒部21と中心孔12との隙間の小さい一方のみ
に半田6が付いてしまう。
また、第2図すに示すように、貫通導体2の円筒部21
の直径を大きくすると、円筒部21と中心孔12との中
心のずれはなくなるが、下側電極14と円筒部21とを
半田付けするときに、貫通導体2のつば状部22がコン
デンサユニット11の面に密着しているために、半田の
侵入に対して空気の逃げがなく半田6が流れ込みにくい
という欠点がある。
の直径を大きくすると、円筒部21と中心孔12との中
心のずれはなくなるが、下側電極14と円筒部21とを
半田付けするときに、貫通導体2のつば状部22がコン
デンサユニット11の面に密着しているために、半田の
侵入に対して空気の逃げがなく半田6が流れ込みにくい
という欠点がある。
したがって、同軸ケーブル3に流れる信号の周波数成分
が高いため、半田部分6で不均一なインダクタンス成分
を持ってしまうという問題点がある。
が高いため、半田部分6で不均一なインダクタンス成分
を持ってしまうという問題点がある。
また、中心孔12と円筒部21との間に隙間があると、
樹脂を充填したときに樹脂が下側電極14側に漏れてし
まうという問題点があった。
樹脂を充填したときに樹脂が下側電極14側に漏れてし
まうという問題点があった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述の問題点を
解消し得る改良された貫通導体を有する貫通コンデンサ
を提供することである。
解消し得る改良された貫通導体を有する貫通コンデンサ
を提供することである。
この考案は要約すれば、貫通導体のつば状部のコンテ゛
ンサユニットの電極に接触する側に複数の突起を形成し
、貫通導体の円筒部側面に、コンデンサユニットの中心
孔に沿う部分に複数のリブを形成したものである。
ンサユニットの電極に接触する側に複数の突起を形成し
、貫通導体の円筒部側面に、コンデンサユニットの中心
孔に沿う部分に複数のリブを形成したものである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特徴は以下
に図面を参照にして行う詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
に図面を参照にして行う詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
第3図はこの考案の一実施例の貫通導体の外観図であり
、特に第3図aは一部破断正面図であり、第3図すは左
側面図であり、第3図Cは右側面図である。
、特に第3図aは一部破断正面図であり、第3図すは左
側面図であり、第3図Cは右側面図である。
図において、ここに示す貫通導体2は以下の点を除いて
第1図に示したものと同じである。
第1図に示したものと同じである。
すなわち、円筒部21の上端に設けられるつば状部22
の前記コンデンサユニット11の上側電極13に接触す
る面に、たとえば4個の突起23.23・・・・・・を
形成し、コンデンサユニット11の中心孔12に沿う円
筒部21の部分にたとえば3個のリブ24,24.24
を形成する。
の前記コンデンサユニット11の上側電極13に接触す
る面に、たとえば4個の突起23.23・・・・・・を
形成し、コンデンサユニット11の中心孔12に沿う円
筒部21の部分にたとえば3個のリブ24,24.24
を形成する。
これらのリブ24,24.24の長さは少なくトモコン
デンサユニット11の厚みよりも長くなるように形成さ
れる。
デンサユニット11の厚みよりも長くなるように形成さ
れる。
また、円筒部21の他方端側25は、その内径が同軸ケ
ーブル3の内部絶縁体33の外径に等しくなるようにす
ぼめて形成される。
ーブル3の内部絶縁体33の外径に等しくなるようにす
ぼめて形成される。
第4図はこの考案の一実施例による貫通導体を貫通コン
デンサに装着した状態を示す一部破断側面図である。
デンサに装着した状態を示す一部破断側面図である。
次に、第4図を参照してこの考案の一実施例による貫通
導体2をコンデンサユニット11に取り付ける方法につ
いて説明する。
導体2をコンデンサユニット11に取り付ける方法につ
いて説明する。
まず、前述の第1図と同様にして貫通導体2をコンデン
サユニット11の中心孔12に挿通する。
サユニット11の中心孔12に挿通する。
このとき、円筒部21に複数のりブ24,24.24が
形成されているため、円筒部21は中心孔12に対して
その中心線が一致するように位置決めを行うことができ
る。
形成されているため、円筒部21は中心孔12に対して
その中心線が一致するように位置決めを行うことができ
る。
同時に、下側電極14と円筒部21とを半田付けすると
きに上側電極13と下側電極14との短絡を容易に行う
ことができる。
きに上側電極13と下側電極14との短絡を容易に行う
ことができる。
また、つば状部22に複数の突起23.23・・・・・
・を形成したことによって、上側電極13と表面とつば
状部22との間に隙間が生じるため、円筒部21と中心
孔12との間の空気の抜けが良好になりかつしたがって
半田の流れ込みを良くすることができる。
・を形成したことによって、上側電極13と表面とつば
状部22との間に隙間が生じるため、円筒部21と中心
孔12との間の空気の抜けが良好になりかつしたがって
半田の流れ込みを良くすることができる。
以上のように、この考案によれば、貫通導体の円筒部に
複数のリブを形成し、かつつば状部のコンデンサユニッ
トの電極に接触する側に複数の突起を設けたことによっ
て、コンデンサユニットの上側電極と貫通導体のつば状
部および下側電極と円筒部との半田付けを確実に行うこ
とができる。
複数のリブを形成し、かつつば状部のコンデンサユニッ
トの電極に接触する側に複数の突起を設けたことによっ
て、コンデンサユニットの上側電極と貫通導体のつば状
部および下側電極と円筒部との半田付けを確実に行うこ
とができる。
したがって、半田を均一的に耐着させることができるた
め、半田部分に不均一はインダクタンスを有したり樹脂
を充填したときに樹脂が漏れたりすることを防止できる
。
め、半田部分に不均一はインダクタンスを有したり樹脂
を充填したときに樹脂が漏れたりすることを防止できる
。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の貫通コンデンサをアンテナ端子板に取り
付けた状態を示す一部破断側面図である。 第2図は貫通導体をコンデンサユニットに取り付けた状
態を示す側面断面図である。 第3図はこの考案の一実施例の貫通導体の外観図であり
、特に第3図aは一部破断正面図を示し、第3図すは左
側面図を示し、第3図Cは右側面図を示す。 第4図はこの考案の一実施例による貫通導体をコンデン
サユニットに取り付けた状態を示す一部破断側面図であ
る。 図において、11はコンテ゛ンサユニット、12は中6
孔、13は上側電極、14は下側電極、2は貫通導体、
21は円筒部、22はつば状部、23は突起、24はリ
ブを示す。
付けた状態を示す一部破断側面図である。 第2図は貫通導体をコンデンサユニットに取り付けた状
態を示す側面断面図である。 第3図はこの考案の一実施例の貫通導体の外観図であり
、特に第3図aは一部破断正面図を示し、第3図すは左
側面図を示し、第3図Cは右側面図を示す。 第4図はこの考案の一実施例による貫通導体をコンデン
サユニットに取り付けた状態を示す一部破断側面図であ
る。 図において、11はコンテ゛ンサユニット、12は中6
孔、13は上側電極、14は下側電極、2は貫通導体、
21は円筒部、22はつば状部、23は突起、24はリ
ブを示す。
Claims (2)
- (1)そのほぼ中心に中心孔が穿設されかつ前記中心孔
の上下周縁に電極が形成されたドーナツ形のコンデンサ
ユニットと、 前記コンデンサユニットの中心孔に挿通し得る円筒部を
有し、かつこの円筒部の上端に、前記コンデンサユニッ
トの一方面に接するつば状部を有する貫通導体とを含み
、さらに 前記つば状部の前記コンデンサユニットの電極に接触す
る側には複数の突起が形成され、前記貫通導体の前記円
筒部側面には、前記コンデンサユニットの中心孔に沿う
部分に複数のリブが形成された貫通コンデンサ。 - (2)前記複数のリブは、前記コンデンサユニットの厚
みより長く選ばれている実用新案登録請求の範囲第(1
)項記載の貫通コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2721679U JPS5915475Y2 (ja) | 1979-03-03 | 1979-03-03 | 貫通コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2721679U JPS5915475Y2 (ja) | 1979-03-03 | 1979-03-03 | 貫通コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55126635U JPS55126635U (ja) | 1980-09-08 |
JPS5915475Y2 true JPS5915475Y2 (ja) | 1984-05-08 |
Family
ID=28870915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2721679U Expired JPS5915475Y2 (ja) | 1979-03-03 | 1979-03-03 | 貫通コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915475Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-03 JP JP2721679U patent/JPS5915475Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55126635U (ja) | 1980-09-08 |
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