JPH03641A - バリア性開封容器 - Google Patents

バリア性開封容器

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JPH03641A
JPH03641A JP13720489A JP13720489A JPH03641A JP H03641 A JPH03641 A JP H03641A JP 13720489 A JP13720489 A JP 13720489A JP 13720489 A JP13720489 A JP 13720489A JP H03641 A JPH03641 A JP H03641A
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Japan
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opening
resin
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barrier film
barrier
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JP13720489A
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Yuichi Hirai
裕一 平井
Nobuo Aoyanagi
青柳 伸夫
Kyosuke Suzuki
恭介 鈴木
Yoshio Asai
浅井 良雄
Yukio Yoshikawa
幸雄 吉川
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NAKAYAMA KOGYO KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
NAKAYAMA KOGYO KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バリア性を有して開封容易な開封用容器に関
する。
〔従来の技術〕
最近、アルミニウムの薄膜の両側をポリエチレン又はポ
リプロピレン等の薄膜で被った酸素又は水蒸気に対して
良好なバリア性を有するバリア膜を内壁に形成した容器
が開発されている。
すなわち、第15図に示すように、容器本体50の上面
を蓋51で被い、それらの内壁にバリア11152.5
2を形成したものが開発されている。
前記蓋51の表壁には弱め線53が形成されるとともに
プルタブ54が形成され、プルタブ54を上方に引上げ
ることにより弱め線53に沿って開口部が形成される。
前記バリア膜52は、第16図に示すように一般にアル
ミニウムの薄膜60(40μ)の両側を40μの厚さの
無延伸ポリプロピレンの薄膜61と80μの厚さの無延
伸ポリプロピレンの薄膜62で被ったものであり、この
バリアI1%52と樹脂内55とが射出成形により付着
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来の容器の蓋51に開口部を形成する際に
プルタブ54を引っ張ると、第15図に示すように前記
バリア膜52と樹脂層55との付着力が弱く開口部に対
応する樹脂片のみがめくれるのみでその部分のバリア膜
52が蓋51に残って開口が形成されないという問題が
ある。
そこで、本発明は、容器の開封部のバリア膜が開口部に
残ることなく完全な開口が形成されるようなバリア性開
封容器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明はバリア膜で被われた容器の一部として
樹脂製開封部を形成し、この開封部を容器本体に接続し
前記開封部の外壁にバリア膜を形成するとともに前記開
封部の内壁に弱め線を形成し、この弱め線に沿って開口
部を形成するためのつまみ部材を設け、前記バリア膜を
金属の薄膜の両側を樹脂の薄膜で被うようにして形成し
、少なくともアルミニウム薄膜の開封部の樹脂と接合す
る側の樹脂の薄膜を延伸薄膜とした。
〔作用〕
容器の一部として樹脂製の開封部をバリア性容器本体と
は別個に形成し、前記開封部に弱め線とこの弱め線に沿
って開口部を形成するためのプルタブ等のつまみ部材を
設け、前記開封部の容器内部側の面にバリア膜を形成し
、このバリア膜の開封部の樹脂層への付着側膜をTダイ
法又はインフレーション法等で形成された延伸膜とする
。この延伸膜は耐熱性が良好なので、開封部を射出成形
によってバリア膜と樹脂層とを一体形成するときにそれ
らの付着が強固に行なわれ、開封時に樹脂壁とバリア膜
とが剥離することがなくなる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
第1.2図において、本発明の容器1は浅底の矩形開封
部2を有し、この開封部2は例えば容器本体3の一部と
してその底面を構成している。この開封部2は平担部4
とこの周囲から立上った立上り壁5を有し、この立上り
壁5の外周に沿って本体3の端縁が挿入される受部6が
形成され、この受部6内に例えばフレキシブルなバリア
性の袋体の端部が挿入され、その袋体の端部は超音波あ
るいは高周波によって開封部外周に付着される。
なお、前記開封部の平担部4の容器の外部に露出する面
には弱め線7が形成され、この弱め線7の形成隅部には
つまみ部材としてのプルタブ8が形成され、このプルタ
ブ8を引っ張ると弱め線7に沿って切取片9が切取られ
、その部分に開口部が形成され、容器内部に収納された
コーヒー等の収納物が取出し可能となる。
なお、前記切取片9を含む平担部4および立上り壁5の
一部にはバリア膜10が形成され、このバリア膜10は
3層からなり、中央にほぼ40μの厚さのアルミニウム
層11が位置し、このアルミニウム層11の容器内部側
にはほぼ8,0μの厚さの無延伸ポリプロピレン層12
が形成されている。一方、前記アルミニウム層11の樹
脂層14側には、延伸ポリプロピレン層13が形成され
ている。なお、アルミニウム層11の両側の層はポリエ
チレン層でもよい。また、バリア膜の構成としては中央
部を鉄箔とし、その両側の樹脂としてて、塩化ビニリデ
ン層、ポリアミド層、エチレン酢酸ビニル共重合体ケン
化物樹脂層、蒸着ポリエステルフィルム、蒸着ポリアミ
ドフィルム等を用いてもよい。前記ポリプロピレン層1
3はTダイ法あるいはインフレーション法によって形成
され、形成時に張力がかかった延伸層であり、このよう
にフィルムの成形時に張力を加えながら形成したものは
、分子配列が良好となり耐熱性が増大する。
したがって、前記開封部2を後述するような射出成形方
法により成形したときに樹脂層14とバリア膜10とが
剥離せず、切取片9を切取ったときに樹脂層14とバリ
ア膜10とが一体的に切取られ、第3.第6図に示すよ
うに確実な開口部0が形成される。
また、第5図に示すように、開封部2に容器本体3の袋
体を接合するときには、本体3の内側に設けたバリア膜
3aと開封部2の立上り壁5の外周を被っているバリア
膜10とを接合するようにする。
次に、浅底開封部2の成形方法について説明する。
先ず、第4図に示すような構成のバリア膜のシート15
3からカッタ(図示なし)で、開封部2の形状に対応す
るような大きさの矩形の切断片120.120・・・1
20を打抜く(第7図)。この切断片120を第8図に
示すように雄型121の先端面に吸着せしめる。なお、
雄型121には樹脂を射出するための射出孔123およ
びこの射出孔123から半径方向外側に位置した真空引
および空気噴出孔124,124が設けられ、この孔1
24はバルブの切換により真空源と接続されたり、圧搾
空気源と接続されたりする。前記切断片120を雄型1
21の先端壁に吸着固定するときには、前記孔124を
介して真空引するが、このとき切断片120の外周端部
120aは、雄型121の先端面から外方に突出してい
る。
次いで、第9図に示すように雄型121と雌型122と
を組合わせてキャビティ125を形成し、ポリプロピレ
ン(PP) 、ポリエチレン(P E)、ポリエステル
、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)等
の樹脂を雄型121の射出孔123から射出する。これ
と同時にバルブを切換えて孔124からエヤーを噴出し
て樹脂の射出圧による切断片120の移動を助ける。す
なわち、前記エヤーは射出圧による切断片120の移動
が平均的に行なわれるようにする。これにより切断片1
20は雌型122の内壁122aに押付けられ、前記切
断片120の外周端部120aは雌型122の内壁12
2aにおいても立上って開封部2の立上り壁5を部分的
に被うこととなる。
なお、前記開封部2の代りに第10図に示すようなプル
タブ150と弱め線151を有する円形の開封部200
を用い、この開封部200をフレキシブルな袋体でな(
樹脂製のバリア膜を有する樹脂装本体に接合するように
してもよい。
すなわち、開封部200は、第11図に示すように雄型
203の下端面203aに真空引孔203bにより真空
引されることにより吸着される。その後、バリア膜シー
トを切断した長方形の切断片204を円柱状の雄型10
3の周囲にしっかりと巻き付ける。すなわち、第12図
に示すように切断片204の両端を合わせてその合せ面
を折り曲げる。この際、切断片204の下端部204a
は吸着されている開封部200の立上り部202を被っ
ているバリア膜端部253aに当接するようにする。
この状態で第13図に示すように雌型205内に雄型2
03を組合せる。前記雌型205には、射出孔206お
よびこれから分岐して両型203゜205間に形成され
るキャビティの底面に円周方向に適宜の間隔で複数個伸
びている分岐射出孔207.207.・・・207が設
けられ、これらの射出孔207からポリプロピレン又は
ポリエチレン等の樹脂が射出される。この場合開封部2
00のバリア[253の端部253aとバリア膜からな
る切断片4の下端部204aとが溶融密着し、容器底部
のバリア性が確保される(第14図)。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成したので、開封部の切取片
をバリア膜と一体に切取ることができ、開口部が確実に
形成されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の容器の開封部の斜視図、第2図は開
封部の断面図、第3図は切取片を切取ったときの開封部
の断面図、第4図はバリア膜の断面図、第5図は開封部
と容器本体の接合部の断面図、第6図は開封部から切取
片を切取ったときの開封部の斜視図、第7図はバリア膜
から切断片を切断する状態斜視図、第8図は射出前の開
封部製造装置の断面図、第9図は射出後の開封部製造装
置の断面図、第10図は本発明の他の実施例を示す開封
部の斜視図、第11図は雄型に開封部を吸着するととも
に切断片を雄型胴部に巻回した状態斜視図、第12図は
第11図のB−B線断面図、第13図は本発明に係る射
出成形装置の断面図、第14図は第13図の射出成形装
置の部分拡大図、第15図は従来の浅底容器の部分断面
図、第16図は従来のバリア膜の断面図である。 1・・・容器、2・・・開封部、3・・・容器本体、7
・・・弱め線、9・・・切取片、10・・・バリア膜、
13・・・延伸ポリプロピレン層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  バリア膜で被われた容器の一部として樹脂製開封部を
    形成し、この開封部を容器本体に接続し前記開封部の外
    壁にバリア膜を形成するとともに前記開封部の内壁に弱
    め線を形成し、この弱め線に沿って開口部を形成するた
    めのつまみ部材を設け、前記バリア膜を金属の薄膜の両
    側を樹脂の薄膜で被うようにして形成し、少なくともア
    ルミニウム薄膜の開封部の樹脂と接合する側の樹脂の薄
    膜を延伸薄膜としたことを特徴とするバリア性開封容器
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344443A (ja) * 1986-08-09 1988-02-25 昭和電工株式会社 缶様容器ヒンジ蓋
JPS6367251A (ja) * 1986-08-28 1988-03-26 昭和電工株式会社 缶様容器蓋

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344443A (ja) * 1986-08-09 1988-02-25 昭和電工株式会社 缶様容器ヒンジ蓋
JPS6367251A (ja) * 1986-08-28 1988-03-26 昭和電工株式会社 缶様容器蓋

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