JPH0363968B2 - - Google Patents

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JPH0363968B2
JPH0363968B2 JP59004664A JP466484A JPH0363968B2 JP H0363968 B2 JPH0363968 B2 JP H0363968B2 JP 59004664 A JP59004664 A JP 59004664A JP 466484 A JP466484 A JP 466484A JP H0363968 B2 JPH0363968 B2 JP H0363968B2
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JP
Japan
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phenols
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unsubstituted
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JP59004664A
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JPS59138218A (ja
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Hauku Teobaruto
Sutotsukingeru Furiidoritsuhi
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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Publication of JPH0363968B2 publication Critical patent/JPH0363968B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G59/00Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
    • C08G59/18Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
    • C08G59/40Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
    • C08G59/62Alcohols or phenols
    • C08G59/621Phenols
    • C08G59/623Aminophenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G14/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with two or more other monomers covered by at least two of the groups C08G8/00 - C08G12/00
    • C08G14/02Condensation polymers of aldehydes or ketones with two or more other monomers covered by at least two of the groups C08G8/00 - C08G12/00 of aldehydes
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    • C08G14/06Condensation polymers of aldehydes or ketones with two or more other monomers covered by at least two of the groups C08G8/00 - C08G12/00 of aldehydes with phenols and monomers containing hydrogen attached to nitrogen

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、硬化剤として酸媒体中である種のフ
エノール、ある種の芳香族アミンおよびアルデヒ
ドまたはケトンから製造した縮合生成物を含む硬
化性エポキシ樹脂混合物に関するものである。
一般に知られているように、ノボラツクはエポ
キシ樹脂の硬化剤としても使用できる。硬化され
たエポキシ樹脂の性質は、硬化剤として芳香族ア
ミン、好ましくはアニリンで変性されたフエノー
ル/ホルムアルデヒド縮合物を使用することによ
つて改良することができることも知られている。
アメリカ合衆国特許第3714121号および第
4278733号に記載されたアニリンで変性されたフ
エノール/ホルムアルデヒド縮合物は、中性また
は塩基性媒体中で製造され、従つてこれらはレゾ
ールである。
西ドイツ特許公開公報第2217099号には、エポ
キシ樹脂用硬化剤としてアニリンとフエノールと
同時にホルムアルデヒドをモル比約1:1:2で
縮合することによつて得られるあるアニリン変性
縮合物が開示されており、その縮合はアルカリま
たは酸触媒の存在下に行なわれる。そのような縮
合物で硬化されたエポキシ樹脂は低加熱撓み温度
を有するのみである。
本発明者らは、酸媒体中であるフエノールとあ
る芳香族アミンとアルデヒドまたはケトンから製
造された縮合物は、エポキシ樹脂とより容易に処
理でき、エポキシ樹脂とのよりより貯蔵安定性を
有し、そして硬化されたエポキシ樹脂に対して良
好な耐薬品性を与えることができるので、より有
用なエポキシ樹脂用硬化剤であることを見出し
た。
従つて本発明は (a) 1分子当り平均1個以上の1,2−エポキシ
基を有するエポキシド化合物、 (b) (1) P−位および2個のO−位の一方または
2個のO−位の両方においては未置換である
置換された一価フエノール、未置換の二価単
環式フエノールまたはアルデヒドまたはケト
ンと反応するため環に少なくとも2個の反応
性の位置を有する未置換または置換された二
価または多価、二環式または多環式フエノー
ル、 (2) アルデヒドまたはケトンと反応するため環
に少なくとも1個、好ましくは少なくとも2
個反応性の位置を有する置換芳香族モノアミ
ン、未置換の芳香族単環式または二環式ジア
ミンまたはアルデヒドまたはケトンと反応す
るため環に少なくとも2個の反応性の位置を
有する置換された芳香族単環式または二環式
ジアミン、 そして (3) アルデヒドまたはケトンをPH値が6まで
で、反応混合物中におけるフエノール:アミ
ン:アルデヒドまたはケトンのモル比が1:
1:1、2ないし6:1:8、好ましくは
2:1:4ないし6:1:8そして特に3:
1:5ないし6:1:8であるように混合し
て反応させることにより得られるフエノー
ル、アミンおよびアルデヒドまたはケトンか
ら酸性媒体中で製造される縮合物、 そして、場合によつては (c) 硬化促進剤含む混合物であつて硬化性混合物
中に1エポキシド当量につき0.9ないし1.5当量
の(OHおよびNH2基にもとずく)活性水素原
子が存在する硬化性混合物に関するものであ
る。
好ましくは、本発明の混合物はエポキシド化合
物(a)として、分子中に芳香族基を有するもの例え
ば多価フエノールのポリグリシジルエーテルまた
は芳香族アミンのN−グリシジル化合物および縮
合物(b)として、反応成分(1)がP−位においておよ
び2つのO−位の一方または2つのO−位の両方
においては未置換である置換一価フエノール、ま
たはアルデヒドまたはケトンと反応するための環
に少なくとも2つの反応性の位置を有する置換さ
れた二価または多価二環式または多環式フエノー
ルであり、そして反応成分(2)がアルデヒドまたは
ケトンと反応するための環に少なくとも1つ、好
ましくは2つの反応性の位置を有する置換芳香族
モノアミン、またはアルデヒドまたはケトンと反
応するための環に少なくとも2つの反応性の位置
を有する未置換または置換芳香族二環式ジアミン
であるものを含むものである。
本発明の混合物は特に、縮合物(b)として反応成
分(1)がO−またはP−アルキルフエノールまたは
O,O′−位において置換された二価二環式フエ
ノールであり、反応成分(2)がO−またはP−トル
イジン、2,6−ジエチルアニリン、4,4′−ジ
アミノジフエニルスルホンまたは4,4′−ジアミ
ノ−3,3′−ジメチル−ジフエニル−メタンおよ
び反応成分(3)がホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド、プロピオンアルデヒドまたはアセトンであ
るものを含むものである。
PH値5.5ないし0.5で製造されたそれらの縮合物
(b)も本発明の混合物において好ましいものであ
る。
硬化性混合物の中で使用できる適当なエポキシ
ド化合物(a)は全ての型のエポキシ樹脂、例えば酸
素、窒素または硫黄原子に直接結合された 次式: (式中、 R1およびR3は各々水素原子を表わし、この場
合にはR2は水素原子またはメチル基を表わし、
または R1およびR3は一緒になつて−CH2CH2−を表わ
し、この場合R2は水素原子を表わす。)で表わさ
れる基を含むものである。
そのような樹脂の例としては、アルカリの存在
下に1分子当り2個またはそれ以上のカルボン酸
基を有する化合物とエピクロロヒドリン、グリセ
ロール、ジクロロヒドリンまたはβ−メチルエピ
クロロヒドリンを反応させることにより得られる
ポリグリシジルおよびポリ−(β−メチルグリシ
ジル)エステルがある。そのようなポリグリシジ
ルエステルは、脂肪族ポリカルボン酸、例えばシ
ユウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸または二量化または三量化リノレン酸から、環
式脂肪族ポリカルボン酸、例えばテトラヒドロフ
タル酸、4−メチルテトラヒドロフタル酸、ヘキ
サヒドロフタル酸および4−メチルヘキサヒドロ
フタル酸から、および芳香族ポリカルボン酸、例
えばフタル酸、イソフタル酸およびテレフタル酸
から誘導され得る。
それ以外の例としては、1分子中に少なくとも
2個の遊離のアルコール性および/またはフエノ
ール性ヒドロキシル基を有する化合物と相当する
エピクロロヒドリンをアルカリ性条件下、または
酸触媒の存在下(後にアルカリで処理)にて反応
させることによつて得ることができるポリグリシ
ジルおよびポリ−(β−メチルグリシジル)エー
テルがある。これらのエーテルはポリー(エピク
ロロヒドリン)を使用して、非環式アルコール、
例えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ルおよびより高級のポリー(オキシエチレン)グ
リコール、プロパン−1,2−ジオールおよびポ
リ(オキシプロピレン)グリコール、プロパン−
1,3−ジオール、ブタン−1,4−ジオール、
ポリ−(オキシテトラメチレン)グリコール、ペ
ンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−1,6−
ジオール、ヘキサン−2,4,6−トリオール、
グリセロール、1,1,1−トリメチルプロパ
ン、ペンタエリトリトールおよびソルビトールか
ら、環式脂肪族アルコール、例えばレゾルシトー
ル、キニトール、ビス−(4−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)−メタン、2,2−ビス−(4−ヒドロ
キシシクロヘキシル)−プロパンおよび1,1−
ビス−(ヒドロキシメチル)−シクロヘキセ−3−
エンから、そして芳香核を有するアルコール、例
えばN,N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)−ア
ニリンおよびP,P′−ビス−(2−ヒドロキシエ
チルアミノ)ジフエニルメタンから製造できる。
さらにこれらは単環式フエノール、例えばレゾル
シノールおよびヒドロキノン、および多環式フエ
ノール、例えばビス−(4−ヒドロキシフエノー
ル)−メタン、4,4−ジヒドロキシジフエニル、
ビス−(4−ヒドロキシフエニル)スルホン、1,
1,2,2−テトラキス−(4−ヒドロキシ−フ
エニル)−エタン、2,2−ビス−(4−ヒドロキ
シフエニル)−プロパン(別名ビスフエノールA
として知られる)および2,2−ビス(3,5−
ジブロモー4−ヒドロキシフエニル)−プロパン
およびアルデヒド、例えばホルムアルデヒド、ア
セトアルデヒド、クロラールおよびフルフロール
とフエノール、例えばフエノール自体および塩素
原子または各々9個までの炭素原子を有するアル
キル基によつて環置換されたフエノール、例えば
4−クロロフエノール、2−メチルフエノールお
よび4−第三ブチルフエノールとから形成された
ノボラツクから製造される。
ポリ−(N−グリシジル)化合物は、例えばエ
ピクロロヒドリンと少なくとも2個のアミノ−水
素原子を含むアミン、例えばアニリン、n−ブチ
ルアミン、ビス−(4−アミノフエニル)−メタン
およびビス−(4−メチルアミノフエニル)−メタ
ンとの反応生成物の脱塩酸反応によつて得られる
化合物、トリグリシジルイソシアヌレートおよび
環式アルキレン尿素例えばエチレン尿素および
1,3−プロピレン尿素、およびヒダントイン、
例えば5,5−ジメチルヒダントインのN,
N′−ジグリシジル誘導体を含む。
ポリー(S−グリシジル)化合物の例はジチオ
ール、例えばエタン−1,2−ジチオールおよび
ビス−(4−メルカプトメチルフエニル)エーテ
ルのジ−S−グリシジル誘導体である。
式(式中、R1およびR3が一緒になつて−
CH2CH2−基を表わす。)で表わされる基を有す
るエポキシ樹脂の例は、ビス−(2,3−エポキ
シシクロフエニル)エーテル、2,3−エポキシ
シクロペンチルグリシジルエーテルおよび1,2
−ビス−(2,3−エポキシシクロペンチルオキ
シ)−エタンである。
1,2−エポキシ基が異種のヘテロ原子に結合
しているエポキシ樹脂も適当で例えば4−アミノ
ーフエノールのN,N,O−トリグリシジル誘導
体、サリチル酸またはP−ヒドロキシ安息香酸の
グリシジルエーテル/グリシジルエステル、N−
グリシジル−N′−(2−グリシジルオキシプロピ
ル)−5,5−ジメチルヒダントインおよび2−
グリシジルオキシ−1,3−ビス−(5,5−ジ
メチル−1−グリシジルヒダントイン−3−イ
ル)−プロパンである。
所望によりエポキシ樹脂の混合物を使用するこ
とができる。
好ましいエポキシ樹脂は、分子中に芳香族基を
有するものであり、例えば多価フエノールのポリ
グリシジルエーテルまたは芳香族アミンのN−グ
リシジル化合物である。
特に好ましいエポキシ樹脂は、多価フエノール
のポリグリシジルエーテル、例えば2,2−ビス
−(4−ヒドロキシフエニル)−プロパン、ビス−
(4−ヒドロキシフエニル)−メタン、2,2−ビ
ス−(P−ヒドロキシテトラブロモフエニル)−プ
ロパン、テトラー(P−ヒドロキシフエニル)−
エタンのポリグリジルエーテルまたはホルムアル
デヒドとフエノールまたは塩素原子またはアルキ
ル基によつて置換されたフエノールから形成さ
れ、そして0.5当量/Kg以上の1,2−エポキシ
ド含有量を有するノボラツクである。
酸媒体中で得られる縮合物(b)は“メトーデンデ
ル、オルガニシエン、ヘミー(Methoden der
organischen chemie、有機化学の方法)、(ホー
ベン ベイル)、XIV/2巻(1963)、201ないし
213ページ”、または西ドイツ特許公開公報第
2217099号に記載の方法により、相当するフエノ
ール(1)、アミン(2)およびアルデヒドまたはケトン
(3)をPH値6以下、好ましくはPH値5.5ないし0.5で
縮合反応を行なうことによつて製造でき、この反
応は1またはそれ以上の段階で行なうことができ
る。例えばまずフエノール(1)またはアミン(2)およ
びアルデヒドまたはケトン(3)から初期縮合物を製
造し、次に縮合物(b)を得るためにその初期縮合物
を第3の成分と、場合によりさらにアルデヒドま
たはケトンを添加して反応させることができる。
縮合物(b)を製造するために使用するフエノール
と使用するアミンの両方とも縮合反応に関与しな
い、すなわち中性であるいかなる置換基によつて
置換されていてもよい。そのような置換基の例は
ハロゲン原子、好ましくは塩素または臭素原子、
アルキル基、好ましくは炭素原子数1ないし4を
有するもの、ハロゲン化アルキル基、炭素原子数
4までのアルケニル基、例えばアリルまたはプロ
ペー1−エニル基、好ましくは炭素原子数1ない
し4を有するアルコキシ基、またはアルコール成
分中に炭素原子数1ないし4を有するエステル化
されたカルボキシル基である。
適当な置換された一価フエノール(1)の例はP−
クロロフエノール、O−ブロモフエノール、O−
クレゾール、P−クレゾール、P−クロロ−m−
クレゾール、O−アリルフエノール、2−プロペ
ニルフエノール、P−ノニルフエノール、O−メ
トキシフエノール、O−エトキシフエノール、P
−ニトロフエノール、P−フエニルフエノール、
O−フエノールスルホン酸、チモール、カルバク
ロール、キシレノール、1,2−ジメチル−3−
ヒドロキシベンゼン、1,2−ジメチル−4−ヒ
ドロキシベンゼンおよび1,4−ジメチル−2−
ヒドロキシベンゼン、およびまたはグアヤコール
である。
未置換の二価単環式フエノール(1)はピロカテコ
ール、レゾルシノールおよびヒドロキノンであ
る。
適当な未置換または置換された二価二環式フエ
ノール(1)は次式: (式中、 R4は各々水素原子、ハロゲン原子、炭素原子
数1ないし9を有するアルキル基、炭素原子数4
以下のアルケニル基または炭素原子数1ないし4
のアルコキシ基を表わし、そして Xは単結合、炭素原子数5以下のアルキレン
基、シクロアルキレン基、好ましくはシクロヘキ
シレン基、−SO2−,−SO−,−S−または−O−
を表わす。)で表わされる化合物である。
公知の式で表わされる化合物の例は、2,2
−ビス−(3−メチル−4−ヒドロキシフエニル)
−プロパン、2,2−ビス−(3−クロロメチル
−4−ヒドロキシフエニル)−プロパン、ビス−
(3−第三ブチル−4−ヒドロキシフエニル)ス
ルホン、ビス−(3−アリル−4−ヒドロキシフ
エニル)−メタン、4,4′−ジヒドロキシジフエ
ニル、2,4−ビス−(4−ヒドロキシフエニル)
−2−メチルブタンおよびビス−(4−ヒドロキ
シフエニル)−メタンである。
適当な置換された多価多環式フエノール(1)の例
は、次式: (式中、 R4は前記式において定義した意味を表わし、
そして nは1ないし10の数を表わす。)で表わされる
化合物である。
式で表わされる化合物は公知の化合物であ
り、公知の方法によりR4で置換されたフエノー
ルとホルムアルデヒドとを反応させ、相当するノ
ボラツクを得ることにより製造することができ
る。
置換芳香族モノアミン(2)の例は、O−,P−ま
たはm−トルイジン、O,O′−またはO,P−
ジメチルアニリン、O,O′−またはO,P−ジ
エチルアニリン、O−メチル−O′−エチルアニ
リン、O−イソプロピル−O′−メチルアニリン
およびスルフアニル酸である。
未置換芳香族単環式ジアミン(2)はジアルキル化
されてよいまたはされてはいけないO−,m−お
よびP−フエニレンジアミンである。
適当な未置換または置換芳香族二環式ジアミン
(2)の例は次式: (式中、R4およびXは前記式において定義
した意味を表わす。)で表わされる化合物である。
式の化合物は公知であり、そして例としては
4,4′−ジアミノジフエニルメタン、3,3′−ジ
メチル−4,4′−ジアミノジフエニルメタン、ビ
ス−(4−アミノフエニル)−2,2−プロパン、
4,4′−ジアミノジフエニルエーテル、4,4′−
ジアミノジフエニルスルホン、4,4′−ジアミノ
ジフエニルスルフイドおよび4,4′−ジアミノジ
フエニルエーテルである。
適当な芳香族二環式未置換または置換ジアミン
の例はまた1,5−ジアミノナフタレンおよびそ
のモノアルキル−またはジアルキル−置換誘導体
である。
原則として、アルデヒドまたは反応性ケト基を
有するすべての化合物は、アルデヒドまたはケト
ン(3)として酸縮合物(b)の製造のために使用でき
る。市販のアルデヒドまたはケトンが好ましく使
用され、例えばホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド、プロピオンアルデヒド、クロラール、ブロ
マール、ベンズアルデヒド、フルフラール、アセ
トン、ジエチルケトン、アセトフエノンおよびベ
ンゾフエノンである。ホルムアルデヒド、アセト
アルデヒド、プロピオンアルデヒドまたはアセト
ンが特に使用される。
所望により、硬化促進剤または触媒を本発明の
硬化性混合物を硬化するために加えることができ
る。この種の適当な化合物の例は第四アンモニウ
ム塩、イミダゾール、イミダゾリンおよび有機ま
たは無機酸のホスホニウム塩である。しかしなが
ら、1,2−エポキシ基とフエノール性ヒドロキ
シル基との反応を効果的に促進する他のどのよう
な触媒も使用できる。
硬化促進剤または触媒はエポキシド化合物(a)と
縮合物(b)の総重量に対して0.01ないし10重量%、
好ましくは0.1ないし5重量%の相当量使用され
る。
本発明の硬化性混合物は、特に表面保護、電気
工学、貼合せ加工および建設の分野において使用
される。それらは特定な意図した用途に適する特
別なフオーミユレーシヨンで、充填剤を含むかま
たは含まない状態で、場合により溶液または分散
液の形で、ラツカー、成形材料、焼結粉末、浸漬
用樹脂、射出成形フオーミユレーシヨン、含浸用
樹脂、結合剤および、特に凝集性樹脂の形態で使
用できる。
従つて本発明は、1分子中に平均1個より多い
エポキシ基を有するエポキシド化合物を酸性媒体
中でフエノール、アミンおよびアルデヒドまたは
ケトンから製造された縮合物と120ないし250℃、
好ましくは150ないし200℃の温度で反応させるこ
とよりなる架橋された、不溶性および不融性のプ
ラスチツク製品の製造方法にも関するものであ
る。
本発明による架橋した、不融性生成物の製造
は、一般に造形品、シート状構造物、積層物、結
合剤または発泡体を得るために同時に造形するの
とともに行われる。硬化性プラスチツク技術の慣
用の添加剤、例えば充填剤、可塑剤、顔料、染
料、離型剤、発泡剤および防炎物質を硬化性組成
物に添加できる。使用できる充填剤の例はガラス
繊維、雲母、石英粉末、カオリン、コロイド状二
酸化ケイ素および金属粉末であり、ステアリン酸
カルシウムは例えば離型剤として使用でき、そし
て、アゾジカルボン酸アミド、α,α′−アゾイソ
ブチロニトリルまたは有機スルホヒドラジドは例
えば発泡剤として使用できる。
酸性溶媒中でのフエノール、アミンおよびアルデ
ヒドまたはケトンからの縮合物の製造 縮合物: まずO−クレゾール1.35KgとO−トルイジン
0.446Kgを撹拌器、温度計、滴下ロート、還流冷
却器およびガス送入管を備えた反応容器に入れ、
そしてその成分を混合し、そしてそのフラスコ中
の空気を窒素で置き換える。次に無水酢酸0.512
Kgを流入させると、その後発熱反応が始まる。パ
ラホルムアルデヒド0.623Kgを加える前に、その
混合物を30分間で85℃にあたためる。パラホルム
アルデヒドを加えるとフラスコの内容物の温度は
115℃まではげしく上昇する。発熱反応がしずま
つたら、その生成物を窒素雰囲気下に約95℃で10
時間撹拌する。加熱浴を除去し、アセトン2.8Kg
を流入させると温度は約60℃まで下がる。アンモ
ニアガス0.17Kgを約2時間とおし、不均質な液体
を室温まで冷却し、二層が完全に分離するまでそ
のままにしておく。有機層を分離し、激しく撹拌
しながら1時間で氷−水混合物9Kgに滴下すると
固体物質が沈殿する。この物質を過し、紙上
の残留物を多量の水で洗い乾燥する。軟化点129
℃の明るいベージユ色の粉末1.92Kgを得る。
縮合物: まず4,4′−ジアミノビフエニルスルホン
248.3g(1.0モル)、O−クレゾール648.8g(6.0モ
ル)およびシユウ酸189.1g(2.1モル)を金属アン
カー形の撹拌器、温度計、還流式冷却器および滴
下ロートを備えた4.5のスルホン化フラスコに
入れ、そして37%水性ホルムアルデヒド528g(6.5
モル)を撹拌しながら83゜ないし93℃の温度、35
分間で滴下する。その反応混合物は沸点で3時間
40分反応させ、40%水酸化カリウム水溶液589.2g
(4.2モル)で中和し、水性相をデカントし、沸騰
水1を加え、反応混合物を10分間撹拌し、デカ
ントする。この操作を6回くり返す。可溶性成分
を洗い出したのち、反応混合物をアセトン2に
溶解し、その溶液を過し、液を氷−水36に
入れ、ターボ撹拌器で激しく充分に撹拌する。沈
澱生成物を過し、水洗し減圧下50℃で乾燥す
る。コフラー(Kofler)軟化点148℃の黄色がか
つた粉末848.9gを得る。
縮合物: 2,6−ジエチルアニリン149.2g(1.0モル)、
工業的に製造されたO−クレゾールノボラツク
(当量:122.8)の368.4g、37%ホルムアルデヒド
水溶液101.5g(1.25モル)および50%水性硫酸
107.9g(0.55モル)を縮合物の製法に従つて4
時間24分反応させ、混合物を50%水酸化カリウム
水溶液123.4g(1.10モル)で中和する。その縮合
物は縮合物と同様に製造され、コフラー軟化点
100℃のベージユ色の粉末のノボラツク518.6gを
得る。
縮合物: 2,4−ジメチルアニリン242.4g(2.0モル)、
工業的に製造されたO−クレゾール/ホルムアル
デヒドノボラツク(平均分子量Mn=714、OH当
量=122.8)491.2g、50%硫酸215.8g(1.1モル)お
よび37%ホルムアルデヒド202.9g(2.5モル)を4
時間40分反応させ、その混合物を50%水酸化カリ
ウム溶液246.8g(2.2モル)で中和する。その水性
層はデカントし、沸騰水1を加え、その反応混
合物は10分間撹拌しデカントする。その操作を6
回くり返す。水溶性縮合物を洗つたのち、その反
応混合物をアセトン1.5に溶解し、その溶液を
過して液は氷−水24に入れ、ターボ撹拌器
で激しく完全に混合する。沈澱生成物を過し水
洗し減圧下50℃で乾燥する。収量:689.8g、沈澱
生成物はコフラー軟化点98℃を有する。
実施例1: 1,1,2,2−テトラー(P−グリシジルオ
キシフエニル)−エタン(ERRA 0163)162g、
平均エポキシド含量2.75当量/Kgおよび臭素含量
48.5%を有するテトラブロモビスフエノールA−
ジグリシジルエーテル245g、縮合物263gおよ
びメチルエチルケトンから60重量%溶液を調整す
る。ガラスマツトをこの溶液で含浸し、140℃で
乾燥する。いわゆるプレプレグが形成される。
各々、このプレプレグの8層を170℃で圧力29.4
×104Paで2時間加圧して積層ボードを形成す
る。
積層サンプル(5×5cm)を沸騰トリクロロエ
チレンの蒸気に2分間さらしたのちの重量の増加
はわずかに0.04%である。トリクロロエチレンは
印刷回路板工業においてひんぱんに使用される溶
媒である。従つてトリクロロエチレンをできるか
ぎり少ししか吸収しないということは重要なこと
である。
実施例2: 1,1,2,2−テトラ−(P−グリシジルオ
キシフエニル)−エタン800gと平均エポキシド含
量2.75当量/Kgを有するテトラブロモビスフエノ
ールA−ジグリシジルエーテル800gを2−フエ
ニルイミダゾールの触媒量の存在下185ないし190
℃で12時間あたためる。それによつてエポキシド
当量277のエポキシ樹脂が形成される。このエポ
キシ樹脂646g、縮合物375gおよび2−フエニ
ルイミダゾール1.0gをメチルエチルケトン(濃度
約55重量%)に溶解する。この溶液は実施例1に
おいて記載したように積層品の製造のためガラス
マツトと共に使用される。そのガラス転位温度は
示差熱分析計で測定し、191℃である。トリフル
オロエチレンの吸収量は実施例1においてと同様
に測定して0.02%である。
実施例3: N,N,N′,N′−テトラグリシジル−4,4
−ジアミノジフエニルメタン(平均エポキシド含
量8.0当量/Kg)161g、テトラブロモビスフエノ
ールA−ジグリシジルエーテル(平均エポキシド
含量2.75当量/Kg)290g、縮合物363gおよびメ
チルエチルケトン540gから含浸溶液を調製する。
積層品がこの溶液と実施例1において記載したガ
ラスマツトから製造され、トリクロロエチレン蒸
気の吸収量を測定したところ、0.01重量%であ
る。
実施例4: 1,1,2,2−テトラグリシジルオキシフエ
ニルエタン171g、テトラブロモビスフエノール
A−ジグリシジルーテル(平均エポキシド含量
2.75当量/Kg)258g、縮合物245gおよびメチル
エチルケトン450gから60重量%積層用溶液を調
製する。積層品がこの溶液と実施例1に記載のガ
ラスマツトより製造され、トリクロロエチレン蒸
気の吸収量を測定したところ、0.01重量%であ
る。完成した含浸用溶液の貯蔵安定性は24日であ
る。
実施例5: 1,1,2,2−テトラー(P−グリシジルオ
キシフエニル)−エタン162g、テトラブロモビス
フエノールA−ジグリシジルエーテル(平均エポ
キシド含量2.75当量/Kg)275g、予備反応方法
(advancement method)によつてテトラブロモ
ビスフエノールAであらかじめ長くしたビスフエ
ノールA−ジグリシジルエーテル(平均臭素含量
21重量%、エポキシ含量2.1当量/Kg)143gおよ
び縮合物272gをメチルエチルケトン500gに共
に溶解する。操作の時間を短縮するために、2−
フエニルイミダゾール3.0gを添加することが推奨
される。
積層品をこの溶液と実施例1に記載のガラスマ
ツトから製造し、そのトリクロロエチレンの吸収
量を測定したところ、0.05重量%である。もし2
−フエニルイミダゾールを使用しなければ重量に
おいてそれだけの変化がある。
実施例6: エポキシド含量5.3当量/Kgのビスフエノール
A−ジグリシジルエーテル19.0g、縮合物10.7g
および2−フエニルイミダゾール0.08gをできる
限り充分に混合し、100℃で溶融する。その溶融
物を成形型に約2mmの厚さに注型し、170℃で2
時間硬化する。得られた硬い造形物質の熱重量分
析は、工業的に興味のある250℃までの温度範囲
においてわずかに1.7%の重量損失を示す。
実施例7: 予備反応方法(advancement method)によ
つてテトラブロモビスフエノールAであらかじめ
長くしたビスフエノールA−ジグリシジルエーテ
ル(平均臭素含量21重量%、エポキシド含量2.1
当量/Kg)269.6g、テトラブロモビスフエノール
Aジグリシジルエーテル171.2g、1,1,2,2
−テトラグリシジルオキシフエニルエタン
107.2g、縮合物196.0gおよびフエニルイミダゾ
ール0.92gから、メチルエチルケトンでの60重量
%含浸用溶液を調製する。この溶液の最初の粘度
は、25℃にて19日間で2倍になる。
実施例8: 1,1,2,2−テトラー(P−グリシジルオ
キシフエニル)−エタン144g、テトラブロモビス
フエノールA−グリシジルエーテル(平均エポキ
シド含量2.75当量/Kg)259gおよび縮合物300g
をメチルグリコール484g中に一緒に溶解する。
ガラスマツトにこの溶液を含浸させ、170℃で乾
燥すると、いわゆるプレプレグが形成する。各々
の場合において、このプレプレグの8層を170℃
で29×104Paの圧力下で加圧して、積層シートを
形成する。積層サンプル(5×5cm)を沸騰トリ
クロロエチレンの蒸気に2分間さらしても、重量
の増加はわずか0.09%である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 1分子当り平均1個より多い1,2−エ
    ポキシ基を有するエポキシド化合物、 (b) (1) P−位および2個のO−位の一方または
    2つのO−位の両方においては未置換である
    置換−価フエノール、未置換の二価単環式フ
    エノールまたはアルデヒドまたはケトンと反
    応するため環に少なくとも2個の反応性の位
    置を有する未置換または置換された二価また
    は多価、二環式または多環式フエノール、 (2) アルデヒドまたはケトンと反応するため環
    に少なくとも1個反応性の位置を有する置換
    芳香族モノアミン、未置換の芳香族単環式ま
    たは二環式ジアミンまたはアルデヒドまたは
    ケトンと反応するため環に少なくとも2個の
    反応性の位置を有する置換された芳香族単環
    式または二環式ジアミン、 そして、 (3) アルデヒドまたはケトンをPH値が6まで
    で、反応混合物中におけるフエノール:アミ
    ン:アルデヒドまたはケトンのモル比が1:
    1:1、2ないし6:1:8であるように混
    合して反応させることにより得られるフエノ
    ール、アミンおよびアルデヒドまたはケトン
    から酸性媒体中で製造される縮合物、 及び、場合によつては、 (c) 硬化促進剤を含む混合物であつて硬化性混合
    物中に1エポキシド当量につき0.9ないし1.5当
    量の(OHおよびNH2基にもとずく)活性水素
    原子が存在する硬化性混合物。 2 分子中に芳香族基を有するエポキシド化合物
    (a)を含む特許請求の範囲第1項記載の混合物。 3 エポキシド化合物として多価フエノールのポ
    リグリシジルエーテルまたは芳香族アミンのN−
    グリシジル化合物を含む特許請求の範囲第1項記
    載の混合物。 4 反応成分(1)がP−位においておよび2個のO
    −位の1方または2個のO−位の両方においては
    未置換である置換された一価フエノール、または
    アルデヒドまたはケトンと反応するため環に少な
    くとも2個の反応性の位置を有する置換された二
    価または多価二環式または多環式フエノールであ
    る縮合物(b)を含む特許請求の範囲第1項記載の混
    合物。 5 反応成分(1)がO−またはP−アルキルフエノ
    ールまたはO,O′−位において置換された二価
    の二環式フエノールである縮合物(b)を含む特許請
    求の範囲第4項記載の混合物。 6 反応成分(2)がアルデヒドまたはケトンと反応
    するため環に少なくとも1個の反応性の位置を有
    する置換芳香族モノアミン、またはアルデヒドま
    たはケトンと反応するため環に少なくとも2個の
    反応性の位置を有する未置換または置換芳香族二
    環式ジアミンである縮合物(b)を含む特許請求の範
    囲第1項記載の混合物。 7 反応成分(2)がO−またはP−トルイジン、
    2,6−ジエチルアニリン、4,4′−ジアミノジ
    フエニルスルホンまたは4,4′−ジアミノ−3,
    3′−ジメチルジフエニル−メタンを表わす縮合物
    (b)を含む特許請求の範囲第6項記載の混合物。 8 反応成分(3)がホルムアルデヒド、アセトアル
    デヒド、プロピオンアルデヒドまたはアセトンを
    表わす縮合物(b)を含む特許請求の範囲第1項記載
    の混合物。 9 PH値が5.5ないし0.5で縮合させた縮合物(b)を
    含む特許請求の範囲第1項記載の混合物。 10 フエノール:アミン:アルデヒドまたはケ
    トンの比が2:1:4ないし6:1:8である反
    応混合物から得られた縮合物(b)を含む特許請求の
    範囲第1項記載の混合物。 11 混合物中におけるその比が3:1:5ない
    し6:1:8である特許請求の範囲第10項記載
    の混合物。 12 120ないし250℃、の温度範囲で混合物を硬
    化することよりなる、 (a) 1分子当り平均1個以上の1,2−エポキシ
    基を有するエポキシド化合物。 および、 (b) (1) P−位および2個のO−位の一方または
    2個のO−位の両方においては未置換である
    置換された一価フエノール、未置換の二価単
    環式フエノールまたはアルデヒドまたはケト
    ンと反応するため環に少なくとも2個の反応
    性の位置を有する未置換または置換された二
    価または多価、二環式または多環式フエノー
    ル、 (2) アルデヒドまたはケトンと反応するため環
    に少なくとも1個反応性の位置を有する置換
    芳香族モノアミン、未置換の芳香族単環式ま
    たは二環式ジアミンまたはアルデヒドまたは
    ケトンと反応するため環に少なくとも2個の
    反応性の位置を有する置換された芳香族単環
    式または二環式ジアミン、 そして、 (3) アルデヒドまたはケトンをPH値が6まで
    で、反応混合物中におけるフエノール:アミ
    ン:アルデヒドまたはケトンのモル比が1:
    1:1,2ないし6:1:8であるように混
    合して反応させることにより得られるフエノ
    ール、アミンおよびアルデヒドまたはケトン
    から酸性媒体中で製造される縮合物、 そして、場合によつては、 (c) 硬化促進剤含む混合物であつて硬化性混合物
    中に1エポキシド当量につき0.9ないし1.5当量
    の(OHおよびNH2基にもとずく)活性水素原
    子が存在する硬化性混合物からの架橋された、
    不溶性および不融性のプラスチツク生成物の製
    造方法。
JP59004664A 1983-01-13 1984-01-13 硬化エポキシ樹脂混合物 Granted JPS59138218A (ja)

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CH17483 1983-01-13
CH174/83-4 1983-01-13

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EP0114150B1 (de) 1987-09-30
US4518748A (en) 1985-05-21
EP0114150A2 (de) 1984-07-25
DE3466554D1 (en) 1987-11-05
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