JPH035748A - X―レイ用写真感光材料 - Google Patents

X―レイ用写真感光材料

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JPH035748A
JPH035748A JP1139691A JP13969189A JPH035748A JP H035748 A JPH035748 A JP H035748A JP 1139691 A JP1139691 A JP 1139691A JP 13969189 A JP13969189 A JP 13969189A JP H035748 A JPH035748 A JP H035748A
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dye
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JP1139691A
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English (en)
Inventor
Ichizo Totani
戸谷 市三
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/531,426 priority patent/US5079134A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/16X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes
    • G03C5/17X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes using screens to intensify X-ray images
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/167X-ray

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はX−レイ用ハロゲン化銀写X感光材料に関し、
特に該感光材料を用いる医療用画像形成法に於いて(特
にXレイを用いる方法に於いてン画′X(特に鮮鋭度)
全向上させるとともに、処理の迅速化に対応でき、また
製造安定性(凝集物に依る面状故障をなくすまたは凝集
物除去のためのフィルター交換の手間をなくす)の良い
感光材料に関するものである。
(従来の技術) 医療用写真感材においては近年診断をより正確に行なう
ために高い鮮鋭度と、緊急に診断をするために迅速処理
(り0秒未満)することができる感材が望まれている。
鮮鋭度に関していうと、いわゆるオルンシステム(Ga
2o2s  に代表される希土類増感紙とグリーン領域
に感度を持つオルン感材との組み合せシステム)では比
表面積の大きい高アスペクト比(円相当平均粒子直径の
同粒子厚みに対する比率)のハロゲン化銀粒子に多量に
吸看した分光増感色素による光吸収量の高さに負うてい
る方法や特願昭62−22弘≠弘7号には、該感材の感
光域の光を吸収する染料全媒染剤に付着させた形で含む
ハロゲン化銀写真感光材料による方法が鮮鋭度良化技術
として開示されている。
しかしこれらの方法で高い鮮鋭度(クロスオーバーio
チ未満)を満足させるとり0秒未満の迅速処理で残色が
問題となってしまう。
最近微結晶粒子状態の染料を用いてクロスオーバーf1
09未満にする技術が欧州特許公開第一74j4jA号
に開示されているが、上記の鮮鋭度とり0秒処理での残
色は両立するが、≠5秒処理での残色が問題となる。ま
た弘!秒処理でいえば、微結晶粒子状態で存在させるた
め必然的にバインダー量が増えてしまう。(バインダー
散を減らすと面状故障を起こし、診断の正確さが著しく
損なわれる。)また、バインダーを多(使用しても凝集
物の発生確率が増え面状故障を起こし易くなる。それを
なくすためにはフィルターで凝集物を除去する方法があ
るが、製造のハンドリング上非常に問題である。
その為、X−レイフィルムの染料固定層に染料を結晶と
か凝集換金形成することなく存在せしめる方法が望まれ
ていた。
(本発明の目的) 本発明の目的は製造安定性を確保し、鮮鋭度が飛躍的に
向上し、かつ迅速処理可能な医療用感yを揚供するもの
である。
(発明の開示) 本発明の目的は以下の1)〜4)全満足するXレイ用写
真感光材料により達成された。
1)支持体の両側に少なくとも一層の感光性ハロゲン化
銀写真乳剤層を有する。
2)支持体の少なくとも一層の側に少な(とも−層の現
像処理工程中で脱色可能な該感光域の光を吸収する染料
の固定層を有する。
3)上記2)の染料がクロスオーバーを10%未満に減
らすのに寄与し℃いる。
4)上記2)の染料が下記一般式(I)〜(V)から選
ばれる化合物でありかつ金Pii″′!たは金属塩の微
粒子に吸着している。
本発明の染料を吸着させうる表面全提供する微粒子とは
、親水性コロイド(以降バインダーと呼ぶ)連続相とは
異なる不連続固相を成すものであり、バインダーに混和
分散しているものを意味する。
混和分散するには、微粒子の表面(謂ゆるバインダーと
接触する面)に親水性を持たせればよく、それには該表
面の粉末の化学構造組成が親水性部tVするようにする
手段と界面活性剤によるミセル1−で表面処理された粉
末を用いる手段のいずれかを用いるかあるいは両者を併
用することが好ましい。
前記化学構造組成が親水性部を有する例としては、化学
構造組成元素に酸素元素、イオウ元素、ハロゲン元素等
のルイス酸系元素を少なくとも1種含有する場合が挙げ
られ、更には、原子団とし℃カルボン酸基、水酸基、ス
ルフォン酸基、リン酸基等を有していれば特に好適であ
る。
界面活性剤によるミセル層で表面処理する際の粉末の分
散助剤として用いる界面活性剤としては、例えばアルキ
ルベンゼンスルホン酸基、アルキルナフタレンスルホン
酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル類
、アルキルリン酸エステル類、スルホコハク酸エステル
類およびスルホアルキルポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルなどのようなアニオン系界面活性剤;ス
テロイド糸サポニン、アルキレ/オキサイド訪導体およ
びグリシドール誘導体などのようなノニオン系界面活性
剤;アミノ酸類、アミノアルキルスルホン酸類およびア
ルキルベタイン類などのような両性界面活性剤;および
第弘級ア/モニウム塩類などのようなカチオン系界面活
性剤を用いることが好ましい。これらの界面活性剤の員
体例は「界面活性剤便覧」(産業図書、1266年)や
、「乳化剤・乳化装置研究・技術データ集」(科学汎論
社、127を年)に記載されている。
更にポリビニルアルコール誘導体、ゼラチン、あるいは
セルロース知得バインダーとなりうる化合物知自体で界
面活性化させる場合もある。
更に本発明に用いる微小粒子の化学組成は単一物質であ
っても2fii以上の化合物の混合物であってもよく、
また、1つの粒子の化学組成として内部、外部あるいは
表面といった部位で均一であっても2m以上の化学組成
の混合体であってもかまわない。
以下に本発明に用いられる微小粒子を構成する化合物の
員体例を挙げるが、本発明の化合物はこれに限定される
ものではない。
まず、鉱物としては表−/の物質があげられる。
表−/ 次に、具体例として、Au、Ag、Cu、Zn、Ti、
 Sn、In、Mo、W、Fe、kl、S t、Co、
 Zr、 Ni、 Pd、 Cd、 Ru、 Rh、お
よび■r等の金属あるいは該金属の酸化物が挙げられる
また、市販の微小粒子として容易に入手可能な具体例と
しては、コロイド状ンリカ、コロイド状アルミナ、およ
び両者の混合物が挙げられ、さらに詳細に挙げればE、
1.Du  )’ont  de NemoursCo
、(USA)からLudoxAM、LudoxASLu
doxLS、LudoxTM、LudoxH8等の商品
名で、日照化学■からはスノーテックス20.スノーテ
ックスC1スノーテックスへ、スノーテックス0等の商
品名で、〜1onsaoto Co(USA)からは5
yton  C−30,8yton 200等の商品名
で、またNa1co  Chem、Co、(USA )
からはNalcoag  / 030.Nalcoag
/ OAt)、N21N21coa宛λ/−4!等の商
品名で市販されているものが挙げられる。
本発明に用いられる微小粒子は安定剤として、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化ア
ンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等無機塩基
やテトラメチル−アンモニウムイオンの如き有機塩基が
含まれていても良い。
pHが高い万が安定であり、イオン強度が低い程安定で
ある点で安定剤として水酸化す? IJウム、水酸化カ
リウムおよび水酸化アンモニウムが特に好ましい。
本発明に用いる微小粒子としては特にコロイド状7リカ
、コロイド状アルミナおよびコロイド状りリ力アルミナ
が好ましい。
さらに、微粒子としてハロゲン化銀結晶を用いてもよい
本発明の微粒子のサイズはλμm以下、 0.00/μ
m以上、好ましくは1μm以下o、oorμmId上、
特にo、rμm以下以下oozμmId上が望ましい。
微粒子の添加は/ 01R9/ m  −10g/rn
2、好ましく try! 0IIIP/m2” / 1
1/m2が好ましい。
本発明の微粒子と染料を混合する方法としては染料を予
じめアルカリで溶解した水溶液にしておき微粒子水分散
物と混合した後所望のpH(例えばpH弘〜p)iF)
に調整し、その後バインダー(例えばゼラチン)水溶液
に添加して塗布液を調製することが好ましい。
本発明に使用できる染料としては以下の一般式(’I)
〜(V)から選ばれる化合物全単独または併用して使用
できる。
一般式(I) 一般式(n) 3 −形式(I) A=L、)L!=l、′t−,A’ −形式(IV) A+L+−Lz?z−8 一般式(V) (式中、A、A’は同じでも異なっていても良くカルボ
キシフェニル基、スルファモイルフェニル基、スル、ホ
ンアミドフェニル基、カルボキシアルキル基、ヒドロキ
シフェニル基をもつ置換もしくは無置換の酸性核を表わ
し、酸性核としては、2−ピラゾリン−5−オン、ロダ
ニン、ヒダントイン、チオヒダントイン、2.4−オキ
サゾリジノンオン、イソオキサゾリジノン、バルビッル
酸、チオバルビッル酸、インダンジオン、ピラゾロピリ
ジン及びヒドロキシピリドンからなる群から選ばれる。
Bはカルボキシル基、スルファモイル基もしくはスルホ
ンアミド基をもつ置換もしくは無置換の塩基性核を表わ
し、塩基性核としては、ピリジン、キノリン、インドレ
ニン、オキサゾール、ベンゾオキサゾール、ナフトオキ
サゾール及びピロールからなる群から選ばれる。Rは水
素原子又はアルキル基を表わし、R,、R1は各々置換
もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のア
リール基、アシル基又はスルホニル基を表わし、R1と
R2が連結して5又は6員環を形成しても良い、RJ、
R,は、水素原子、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アル
キル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表わし、R4
、RSは各々水素原子又はR1とR4もしくはR□とR
1が連結して5又は6員環を形成するのに必要な非金属
原子群を表わす。
R3,Lz、Lzは各々置換もしくは無置換のメチン基
を表わし、X、Yは各々電子吸引性基を表わし、X、 
 Yのいずれかに少くとも1個のカルボキシフェニル基
、スルファモイルフェニル基、スルホンアミドフェニル
基、カルボキシアルキル基又はヒドロキシフェニル基を
有する0mはO又は1を表わし、nは0,1又は2を表
わす、pは0又はlを表わすが、pがOのときR3はヒ
ドロキシ基又はカルボキシ基を表わし且つR4及びRs
は水素原子を表わす、) 本発明の一般式(I)、  (n)、  (III)、
  (rV)及び(V)の中の各基について詳しく説明
する。
A、 A’で表わされる酸性核及びX又はYで表わされ
る電子吸引性基が有するカルボキシフェニル基は、1個
だけでなく2個又は3個のカルボキシ基ヲモつフェニル
基も包含し、同様に、スルファモイルフェニル、スルホ
ンアミドフェニル及びヒドロキシフェニル基もそれぞれ
スルファモイル基、スルホンアミド基及びヒドロキシ基
をそれぞれ1個だけでなく2個又は3個もつフェニル基
も包含し、カルボキシ基、スルファモイル基、スルホン
アミド基及びヒドロキシ基以外の置換基(置換基として
は、水とエタノールの容量比が1対1の?8液における
pKa(酸解離定数)が4以上の解離性置換基か又は非
解離性置換基であれば特に制限はない、)を有していて
も良い、具体的には、4−カルボキシフェニル、3,5
−ジカルボキシフェニル、24−ジカルボキシフェニル
、3−カルボキシフェニル、2−メチル−3−カルボキ
シフェニル、3−エチルスルファモイルフェニル、4−
フェニルスルファモイルフェニル、2−カルボキシフェ
ニル、2.5−ジカルボキシフェニル、2.4.6−ド
リヒドロキシフエニル、3−ベンゼンスルホンアミドフ
ェニル、4−(p−シアンベンゼンスルホンアミド)フ
ェニル、3−ヒ)j。
キシフェニル、2−ヒドロキシフェニル、4−ヒドロキ
シフェニル、2,4−ジヒドロキシフェニル、3,4.
5−)ジヒドロキシフェニル、2−ヒドロキシ−4−カ
ルボキシフェニル、3−メトキシ−4−カルボキシフェ
ニル、2−メチル−4−フェニルスルファモイルフェニ
ル等のi を挙げることができ、これらの基は酸性核に
直接だけでなく、メチレン基、エチレン基又はプロピレ
ン基を介して結合していても良い。
A、 A’で表わされる酸性核及びX又はYで表わされ
る電子吸引性基が有するカルボキシアルキル基は1〜1
0の炭素原子を存するものが好ましく、例えばカルボキ
ンメチル、2−カルボキシエチル、3−カルボキシプロ
ピル、2−カルボキシプロピル、4−カルボキシブチル
、8−カルボキシオクチル等の基を挙げることができる
R,R,又はR,で表わされるアルキル基は炭素数1〜
10のアルキル基が好ましく、例えばメチル、エチル、
n−プロピル、イソアミル、n−オクチル等の基を挙げ
ることができる。
R,、R2で表わされるアルキル基は炭素数1〜20の
アルキル基(例えば、メチル、エチル、n−プロピル、
n−ブチル、n−オクチル、nオクタデシル、イソブチ
ル、イソプロピル)が好ましく、置換基〔例えば、塩素
、臭素等のハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロ
キシ基、カルボキシ基、アルコキシ基(例えば、メトキ
シ、エトキシ)、アルコキシカルボニル基(例えば、メ
トキシカルボニル、i−プロポキシカルボニル)、アリ
ールオキシ基(例えば、フェノキシ基)、フェニル基、
アミド基(例えば、アセチルアミノ、メタンスルホンア
ミド)、カルバモイル基(例えば、メチルカルバモイル
、エチルカルバモイル)、スルファモイル基(例えばメ
チルスルファモイル、フェニルスルファモイル)〕を存
していても良い。
R,、R,で表わされるアリール基はフェニル基、ナフ
チル基が好ましく、置換基〔置換基としては上記のR1
及びR2で表わされるアルキル基が有する置換基として
挙げた基及びアルキル基(例えばメチル、エチル)が含
まれる。〕を有していても良い。
Rz 、R1で表わされるアシル基は炭素数2〜lOの
アシル基が好ましく、例えば、アセチル、プロピオニル
、n−オクタノイル、n−デカノイル、イソブタノイル
、ベンゾイル等の基を挙げることができる。R3、Rz
で表わされるアルキルもしくはアリールスルホニル基と
しては、メタンスルホニル、エタンスルホニル、n−ブ
タンスルホニル、n−オクタンスルホニル、ベンゼンス
ルホニル、P−トルエンスルホニル、0−カルボキシベ
ンゼンスルホニル等の基を挙げることができる。
Rt、Rzで表わされるアルコキシ基は炭素数1〜10
のアルコキシ基が好ましく、例えばメトキシ、エトキン
、n−ブトキシ、n−オクトキシ、2−エチルへキシル
オキシ、イソブトキシ、イソプロポキシ等の基を挙げる
ことができる。R1、R6で表わされるハロゲン原子と
しては塩素、臭素、フッ素を挙げることができる。
R1とR4又はR2とR1が連結して形成される環とし
ては、例えばジュロリジン環を挙げることができる。
R,とR2が連結して形成される5又は6員環としては
、例えばピペリジン環、モルホリン環、ピロリジン環を
挙げることができる。
Ll、Ll、R3で表わされるメチン基は、置換基(例
えばメチル、エチル、シアノ、フェニル、塩素原子、ヒ
ドロキシプロピル)を有していても良い。
X、Yで表わされる電子吸引性基は同じでも異っていて
もよく、シアノ基、カルボキシ基、アルキルカルボニル
基(置換されてよいアルキルカルボニル基であり、例え
ば、アセチル、プロピオニル、ヘプタノイル、ドデカノ
イル、ヘキサデカノイル、1−オキソ−7−りロロヘプ
チル基など)、アリールカルボニル基(置換されてよい
アリールカルボニル基であり、例えば、ベンゾイル、4
−エトキシカルボニルベンゾイル、3−クロロベンゾイ
ル基なと)、アルコキシカルボニル基(置換されてよい
アルコキシカルボニル基であり、例えば、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、ブトキシカルボニル、L
−アミルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル
、2−エチルへキシルオキシカルボニル、オクチルオキ
シカルボニル、デシルオキシカルボニル、ドデシルオキ
シカルボニル、ヘキサデシルオキシカルボニル、オクタ
デシルオキシカルボニル、2−ブトキシエトキシカルボ
ニル、2−メチルスルホニルエトキシカルボニル、2−
シアノエトキシカルボニル、2−(2−クロロエトキシ
)エトキシカルボニル、2−(2−(2−クロロエトキ
ソ)エトキシ〕エトキシカルボニル基など)、アリール
オキシカルボニル基(置換されてよいアリールオキシカ
ルボニル基であり、例えば、フェノキシカルボニル、3
エチルフエノキシカルボニル、4−エチルフェノキシカ
ルボニル、4−フルオロフェノキシカルボニル、4−ニ
トロフェノキシカルボニル、4−メトキシフエノキシ力
ルポニル、2.4−ジー(t−アミル)フェノキシカル
ボニル基など)、カルバモイル基(置換されてよいカル
バモイル基であり、例えば、カルバモイル基、エチルカ
ルバモイル、ドデシルカルバモイル、フェニルカルバモ
イル、4−メトキシフェニルカルバモイル、2−ブロモ
フェニルカルバモイル、4−クロロフェニルカルバモイ
ル、4−エトキシカルボニルフェニルカルバモイル、4
−プロピルスルホニルフェニルカルバモイル、4−シア
ノフェニルカルバモイル、3−メチルフェニルカルバモ
イル、4−へキシルオキシフェニルカルバモイル、2.
4−ジ(I−アミル)フェニルカルバモイル、2−りD
o−3−(ドデシルオキシカルボニル)フェニルカルバ
モイル、3−(ヘキシルオキシカルボニル)フェニルカ
ルバモイル基など)、スルホニル!=(例エバ、メチル
スルホニル、フェニルスルホニル基など)、スルファモ
イル基(置換されてよいスルファモイル基であり、例え
ば、スルファモイル、メチルスルファモイル基など)を
表わす。
次に本発明に用いられる染料の具体例を挙げるが本発明
はこれらに限定されるものではない。
−5 [−6 −3 −7− ■ 8 ■−10 OOH −11 ■ 5 −16 −17 ■ −12 −13 [−14 −1 I[−2 1−3 1 しiコ ■ ■ ■ 出 ■ ■ ■ 0 ool OOH ■ 11−6 11−7 ■ ■−12 ■ 3 lll−14 1[[−15 ■ 6 ■−20 OOH −21 V−1 C,lI。
−17 ■−18 I[[−19 V−2 V−3 V−4 Js IV−5 IV−6 CtH。
−3 IV−8 −1 −2 C8゜ 本発明に用いられる染料は国際特許公開(WOrr7o
≠7り係号、ヨーロッパ特許0.27弘7λJA/号、
同274 、j4A号、同λタタ、弘3!号、特開昭!
コーY27/is号、同j t、 −/1133;0号
、同11−/113!/号、同61−20!?!’l−
号、同44F−61623号、米国特許第2夕27りt
3号、同3弘rtrり7号、同371763−3り号、
同3F337Plr号、間係/30≠22号、間係0弘
orai号等に記載された方法およびその方法に準じて
容易に合成することができる。
本発明で有用な染料は、光をα直光又は吸収するために
有用な置で使用できるが、それらが現像処理の間に可溶
化され洗出されるような量及び位置でそれら全使用する
ことが特に有利である。少量の光だけを吸収することが
望ましい場合には、少量の染料だけが必要である。より
大量の光を吸収することが望ましい場合には、漬色レベ
ルが特別の写真要素にとって受は入れられるレベルで残
留している限りより大組の染料が使用できる。染料) は、好tt、<h、/−1000m9/ft  の量で
写真要素中に存在する。
本発明の感光材料の写真処理には、例えばリサーチ・デ
ィスクロージヤー/7j号第2r〜30頁(RD−/7
4弘3)に記載されているような、黒白写真処理の公知
の方法及び公知の処理液のいずれをも適用することがで
きる。処理温度は普通/f’Cからzo0co間に選ば
れるが、/ f’cより低い温度またはto’cを越え
る温度としてもよいが本発明にはλQ0C−≠00Cま
での自動現像機による処理が好ましい。この場合の処理
時間(感材の投入から乾燥して出て来るまでの時間)[
,20秒からj分までが好ましい。弘5秒から3分30
秒までが特に好ましい。
黒白写真処理する場合に用いる現像液は、知られている
現像主薬を含むことができる。現像主薬としては、ジヒ
ドロキシベンゼン類(たとtifハイドロキノン)、3
−ピラゾリドン類(たとえばl−フェニル−3−ピラゾ
リドン)、アミノフェノール類(たとえばヘーメチルー
p−アミノフエメールなど)を単独もしくは組合せて用
いることができる。現像液には一般にこの他公知の保恒
剤、アルカリ剤、pH緩衝剤、カブリ防止剤などを含み
、さらに8敦に応じ溶解助剤、色調孔、現像促進剤(例
えば、弘級塩、ヒドラジン、ベンジルアルコール)、現
像抑制剤(例えば沃化物、臭化物、メルカプト化合物、
トリアゾール類なと)界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤
、硬膜剤(例えば、グルタルアルデヒド)、粘性付与剤
などを含んでもよい。
現像処理の特殊な形式として、現象主薬を感光材料中、
たとえば乳剤層中に含み、感光材料をアルカリ水溶液中
で処理し又現it行なわせる方法を用いてもよい。現像
主薬のうち、疎水性のものは、リサーチディスクロージ
ャ16り号(RD−/l?2r)、米国%許第x、7i
y、ryo号、英国特許第1/3,2!r3号又は西独
国#jFF第1゜j4t7.7AJ号などに記載の種々
の方法で乳剤層中に含ませることができる。このような
現像処理は、チオシアン酸塩による銀塩安定化処理と組
合せてもよい。
定着液としては一般に用いられる組成のものを用いるこ
とができる。定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸
塩のほか、定着剤としての効果が知られている有機硫黄
化合物を用いることができる。
定N液には硬膜剤として水溶性アルミニウム塩を含んで
もよい。
また、特開昭1/−コ30/3jや同≦3−216!1
3に記載されているような、現像時に抑制剤を放出する
ような化合物を併用すると本発明の効果はさらに好まし
いものとなる。
本発明に用いられる感光性ノ・ロゲン化銀乳剤のハロゲ
ン化銀としては塩臭化銀、臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化
銀を用いることができるが好ましくは沃臭化銀が用いら
れる。ここで沃化銀の含mは好ましくは3Qモルチ以下
、特に10モルチ以下の範囲であることが好ましい。沃
臭化銀粒子中の沃素の分布は均一でもよく又、内部と表
面とで異なっていてもよい、平均粒子サイズは0.4μ
m以上であることが好ましい。特に0.5〜2.0μm
であることが好ましい。粒子サイズ分布は狭くても広く
てもいずれでもよい。
乳剤中のハロゲン化銀粒子は立方体、8面体、14面体
、菱12面体のような規則的(regular)な結晶
形を有するものでもよく、また球状、板状、じゃがいも
状などのような変則的(irregular)μ結晶形
を有するものでも或いはこれらの結晶形の複合形を有す
るものでもよい、種々の結晶形の粒子の混合から成って
もよい、また粒子径が粒子厚みの5倍以上の平板粒子は
、本発明に対し好ましく用いられる(詳しくは、RES
EARCHDISCLOSURE225巻1ten 2
2534P、20〜P、58.1月号、1983年、及
び特開昭58−127921号、同58−113926
号公報に記載されている)。
本発明において、感光性ハロゲン化銀乳剤は、2種類以
上のハロゲン化銀乳剤を混合して用いてもよい、混合す
る乳剤の粒子サイズ・ハロゲン組成・怒度・等が異なっ
ていてもよい、感光性乳剤に実質的に罪悪光性の乳剤(
表面あるいは内部がかぶっていてもよいし、いなくても
よい)を混合して用いてもよいし、別の層に分けてもよ
い(詳しくは米国特許2.996.382号、同3,3
97.987号などに記載されている)0例えば、球状
もしくはじゃがいも状の感光性乳剤と粒子径が粒子厚み
の5倍以上の平板粒子からなる感光性ハロゲン化銀乳剤
と同一層もしくは特開昭58−127921号公報に記
載の如く異なった層に用いてもよい2異なった層に用い
る時、平板粒子からなる感光性ハロゲン化銀乳剤は支持
体に近い側にあってもよいし、逆に遠い側にあってもよ
い。
本発明に用いられる写真乳剤はp、Glafkides
著Chimie  et  Physique  Ph
otographique(Paul  Monte1
社刊、1967年) 、G、  F、  Duffin
著Photographic   Emulsion 
  Chemistry  (The  FocalP
ress刊、1966年年) 、V、 L、 Zeli
kman etal著MakIng and Coti
ng Photographic Ea+ulsjon
CThe Focal Press刊、1964年)、
特開昭58−127921号及び同58−113926
号公報などに記載された方法を用いて調整することがで
きる。すなわち、酸性法、中性法、アンモニア法等のい
ずれでもよく、また可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反
応させる形式としては片側混合法、同時混合法、それら
の組合せなどのいずれを用いてもよい。
ハロゲン化銀粒子を銀イオン過剰の下において形成させ
る方法(いわゆる逆混合法)を用いることもできる。同
時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成される
液相中のpAgを一定に保つ方法、すなわちいわゆるコ
ンドロールド・ダブルジェット法を用いることもできる
。この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが均
一に近いハロゲン化銀粒子よりなるハロゲン化銀乳剤か
えられる。
ハロゲン化銀粒子の結晶構造は内部まで−様なものであ
っても、また内部と外部が異質の層状構造をしたものや
、英国特許635,841号、米国特許3,622.3
18号に記載されているような、いわゆるコンバージョ
ン型のものであってもよい、ハロゲン化銀製造時のハロ
ゲン化銀粒子形成または物理熟成の過程において、カド
ミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩ま
たはその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩または
鉄錯塩などを共存させてもよい。
また、粒子形成時にはアンモニア、チオエーテル化合物
、チアゾリジン−2−チオン、四置換チオ尿素、ロダン
カリ、ロダンアンモン、アミン化合物の如きいわゆるハ
ロゲン化銀溶剤を存在せしめ粒子成長をコントロールし
てもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は化学増感されて
いても、されていなくてもよい、化学増感の方法として
は硫黄増感法、還元増悪法、金地悪法などの知られてい
る方法を用いることができ、単独または組合せで用いら
れる。
貴金属増感法のうち金地悪法はその代表的なもので金化
合物、主として金相場を用いる。金以外の貴金属、たと
えば白金、パラジウム、イリジウム等の錯塩を含有して
も差支えない、その具体例は米国特許2.448,06
0号、英国特許618.061号などに記載されている
硫黄増感剤としては、ゼラチン中に含まれる硫黄化合物
のほか、種々の硫黄化合物、たとえばチオ硫酸塩、チオ
尿素類、チアゾール類、ローダニン類等を用いることが
できる。
還元増感剤としては第一すず塩、アミン類、ホルムアミ
ジンスルフィン酸、シラン化合物などを用いることがで
きる。
本発明に用いられる写真乳剤には、感光材料の製造工程
、保存中あるいは写真処理中のカブリを防止し、あるい
は写真性能を安定化させる目的で、種々の化合物を含有
させることができる。すなわちアゾール類(例えばベン
ゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール類、ニトロベン
ズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾール類、ブロ
モベンズイミダゾール類、ニトロインダゾール類、ペン
ゾトリアヅール類、アミノトリアゾール類など) ;メ
ルカプト化合物類(例えばメルカブトトチアゾ−ル類、
メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベンズイミ
ダゾール類、メルカプトチアシアソール類、メルカプト
テトラゾール類(特に1−フェニル−5−メルカプトテ
トラゾール)、メルカプトピリミジン類、メルカプトト
リアジン類など) ;例えばオキサドリンチオンのよう
なチオケト化合物;アザインデン類(例えばトリアザイ
ンデン類、テトラアザインデン類(特に4−ヒドロキシ
置換(I,3,3a、7)テトラアザインデン類)、ペ
ンタアザインデン類など) ;ベンゼンチオスルホン酸
、ベンゼンスルフィン酸、ベンゼンスルホン酸アミドの
ようなカブリ防止剤または安定剤として知られた、多く
の化合物を加えることができる。
特に特開昭60−76743号、同60−87322号
公報に記載のニトロン及びそのtiA”1体、特開昭6
0−80839号公報に記載のメルカプト化合物、特開
昭57−164735号公報に記載のへテロ環化合物、
及びペテロ環化合物と銀の錯塩(例えば1−フェニル−
5−メルカプトテトラゾール1りなどを好ましく用いる
ことができる。
本発明の感光性ハロゲン化銀乳剤は、増悪色素によって
比較的長波長の青色光、緑色光、赤色光または赤外光に
分光増感されてもよい、増悪色素として、シアニン色素
、メロシアニン色素、コンプレックスシアニン色素、コ
ンプレックスメロシアニン色素、ホロホーラージアニン
色素、スチリル色素、ヘミシアニン色素、オキソノール
色素、ヘミオキソノール色素等を用いることができる。
ここで増感色素は写真乳剤の製造工程のいかなる工程に
存在させて用いることもできるし、製造後塗布直前まで
のいかなる段階に存在させることもできる。前者の例と
しては、ハロゲン化銀粒子形成工程、物理熟成工程、化
学熟成工程などである。
本発明の怒光材料の写真乳剤層または他の親水性コロイ
ド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性改良、乳化分散
、接着防止及び写真特性改良(例えば、現像促進、!!
!!m化、増悪)等積々の目的で、種々の界面活性剤を
含んでもよい。
例えばサポニン(ステロイド系)、アルキレン、1+サ
イド誘導体(例えばポリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール/ボリプaピレングリコール縮合物、ポ
リエチレングリコールアルキルエーテル類又はポリエチ
レングリコールアルキルアリールエーテル類、シリコー
ンのポリエチレンオキサイド付加物類)、糖のアルキル
エステル類などの非イオン性界面活性剤;アルキルスル
フォン酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、アルキ
ルナフタレンスルフォン酸塩、アルキルHaエステル類
、N−アシル−N−アルキルタウリン類、スルホコハク
酸エステル類、スルホアルキルポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル類、などのアニオン界面活性剤;
アルキルベタイン類、アルキルスルホベタイン類などの
両性界面活性剤;脂肪族あるいは芳香族第4級アンモニ
ウム塩類、ピリジニウム塩類、イミダゾリウム塩類など
のカチオン界面活性剤を用いることができる。この内、
サポニン、ドデシルベンゼンスルホン酸N a 塩、ジ
・2・エチルヘキシルα−スルホコハク酸Na塩、p−
オクチルフェノキシエトキシエトキシエタンスルホン酸
Na塩、ドデシル硫酸Na塩、トリイゾプロピルナフタ
レンスルホンgNa塩、N−メチル−オレオイルタウリ
ンNa塩、等のアニオン、ドデシルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、N−オレオイル−N’、N’、N’−
)リメチルアンモニオジアミノプロパンフロマイド、ド
デシルピリジウムクロライドなどのカチオン、N−ドデ
シル−N、N−ジメチルカルボキシベタイン、N−オレ
イル−N、N−ジメチルスルホブチルベタインなどのベ
タイン、ポリ (平均重合度n=1O)オキシエチレン
セチルエーテル、ポリ(n=25)オキシエチレンp−
ノニルフェノールエーテル、ビス(I−ポリ (n=1
5)オキシエチレン−オキシ−2,4−ジーt−ベンチ
ルフヱニル)エタンなどのノニオンを特に好ましく用い
ることができる。
帯電防止剤としてはパーフルオロオクタンスルホンMK
塩、N−プロとルーN−パーフルオロオクタンスルホニ
ルグリシンNa塩、N−プロピル−N−パーフルオロオ
クタンスルホニルアミノエチルオキシポリ (n−3)
オキシエチレンブタンスルホン酸1’Ja塩、N−パー
フルオロオクタンスルホニル−N’、N’、N’−トリ
メチルアンモニオジアミノプロパンクロライド、N−パ
ーフルオロデカノイルアミノプロピルN’、N’ジメチ
ル−N′−カルボキシベタインの如き含フツ素界面活性
剤、特開昭60−80848号、同61−112144
号、特願昭61−13398号、同61−16056号
などに記載のノニオン系界面活性剤、アルカリ金属の硝
酸塩、導電性酸化スズ、酸化亜鉛、五酸化バナジウム又
はこれらにアンチモン等をドープした複合酸化物を好ま
しく用いることができる。
本発明に於てはマット剤としてポリメチルメタクリレー
トのホモポリマー又はメチルメタクリレートとメタクリ
ル酸とのポリマー、デンプンなどの有機化合物、シリカ
、二酸化チタン、等の無機化合物の微粒子を用いること
ができる0粒子サイズとしては1.0〜10μm1特に
2〜5μmであることが好ましい。
本発明の写真感光材料の表面層には滑り剤として米国特
許第3,489.576号、同4,047.958号等
に記載のシリコーン化合物、特公昭56−23139号
公報に記載のコロイダルシリカの他に、パラフィンワッ
クス、高級脂肪酸エステル、デン粉FAR体等を用いる
ことができる。
本発明の写真感光材料の親水性コロイド層には、トリメ
チロールプロパン、ベンタンジオール、ブタンジオール
、エチレングリコール、グリセリン等のポリオール類を
可塑剤として用いることができる。さらに、本発明の写
真感光材料の親水性コロイド層には、耐圧力性改良の目
的でポリマーラテックスを含有せしめることが好ましい
、ポリマーとしてはアクリル酸のアルキルエステルのホ
モポリマー又はアクリル酸とのコポリマー、スナレンー
ブタジエンコボリマー、活性メチレン基を存するモノマ
ーからなるポリマー又はコポリマーを好ましく用いるこ
とができる。
本発明の写真乳剤及び非感光性の親水性コロイドには無
機または有機の硬膜剤を含有してよい。
例えばクロム塩、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、ク
リクールアルデヒドなど)、N−メチロール化合物(ジ
メチロール尿素など)、活性ビニル化合物(I,3,5
−トリアクリロイル−へキサヒドロ−s−トリアジン、
ビス(ビニルスルホニル)メチルエーテル、N、N’−
メチレンビス−〔β−(ビニルスルホニル)プロピオン
アミド〕など)、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロ
ル−6−ヒドロキシ−5−トリアジンなど)、ムコハロ
ゲン酸類(ムコクロル酸など)、N−カルバモイルピリ
ジニウム塩IJf ((I−モルホリノカルボニル−3
−ピリジニオ)メタンスルホナートなど)、ハロアミジ
ニウム塩類(L−(I−クロロ−1−ピリジノメチレン
)ピロリジニウム、2−ナフタレンスルホナートなど)
を単独または組合せて用いることができる。なかでも、
特開昭53−41220、同53−57257、同59
−162546、同60−80846に記載の・活性ビ
ニル化合物および米国特許3,325.287号に記載
の活性ハロゲン化物が好ましい。
本発明の感光材料がXレイ感材として用いられる場合親
水性コロイド層はこれらの硬膜剤により水中での膨潤率
が200%以下、特に150%以下になるように硬膜さ
れていることが好ましい。
本発明の感光材料の乳剤層や中間層に用いることのでき
る結合剤または保護コロイドとしては、ゼラチンを用い
るのが有利であるが、それ以外の親水性コロイドも用い
ることができる。
例えばデキストラン、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルアルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリ
ドン、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニ
ルイミダゾールの単一あるいは共重合体の如き多種の合
成親水性高分子物質を用いることができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼラ
チンや酵素処理ゼラチンを用いてもよく、また、ゼラチ
ンの加水分解物も用いることができる。
これらの中でもゼラチンとともにデキストラン及びポリ
アクリルアミドを併用することが好ましい。
本発明の現像処理に関しても前記リサーチ・ディスクロ
ジャー誌の記載を参考にすることができる。
次に本発明を実施例により更に具体的に説明する。
実施例−に 軸延伸された厚さ771μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルム上にコロナ放電処理全おこない、下記の組
成より成る第1下塗液tl−塗布量が?、/ee/m 
 となるようにワイヤーバーコーター罠より塗布し、1
7! 0Cにて1分間乾燥した。次に反対面にも同様に
して第1下塗層を設けた。
上記の両面の第1下塗層上に下記の組成からなる第コの
下塗液を塗布量が1.1067m  となるように片面
ずつ、両面に塗布・乾燥して下塗法フィルムを完成した
第λの下塗液 水11中に臭化カリ5g、沃化カリ0.05g、ゼラチ
ン30g、チオエーテル lo(CHx)ts(C1lz)ts(CL)toHの
5%水溶液2.5ccを添加し73℃に保った溶液中へ
、攪拌しながら硝酸S18.33gの水溶液と、臭化カ
リ5.94g、沃化カリ0.726gを含む水溶液とを
ダブルジェット法により45秒間で添力uした。続いて
臭化カリ2.5gを添加したのち、硝酸銀量8゜33g
を含む水溶液を7分30秒かけて、添加終了時の流量が
添加開始時の2倍となるように添加した。引き続いて硝
酸銀153.34gの水溶液と臭化カリと沃化カリの混
合水?8fj、を、電位をpAg8.1に保ちながらコ
ントロールダブルジエツト法で25分間で添加した。こ
の時の流量は添加終了時の流量が、添加開始時の1ff
lの8倍となるよう加速した。添加終了後2Nのチオシ
アン酸カリウム溶液15ccを添加し、さらに1%の沃
化カリ水溶液50ccを30秒かけて添加した。このあ
と温度を35℃に下げ、沈降法により可溶性塩類を除去
したのち、4oh温してゼラチン68gとフェノール2
g1 トリメチロールプロパン7.5gを添加し、回外
ソーダと臭化カリによりpH6,55、pAg8.10
に調整した。
温度を56℃に昇温したのち、4−ヒドロキシ−6−メ
チ゛ルー1.3,3a、7−チトラザインデン175I
I1gと下記構造の増感色素を625■添加した。10
分後にチオ硫酸ナトリウム5水和物5.5■チオシアン
酸カリ163弯、塩化金酸3゜6■を添加し、5分後に
急冷して固化させた。得られた乳剤は全粒子の投影面積
の総和の93%がアスペクト比3以上の粒子からなり、
アスペクト比2以上のすべての粒子についての平均の投
影面積直径は0.95μm、[準偏差23%、厚みの平
均は0゜ 155μmでアスペクト比は6゜ 1で あった。
この乳剤にハロゲン化銀1モルあたり、薬品を添加して
塗布液とした。
・2,6−ビス(ヒドロキシア ミノ)−4−ジエチルアミ ノ−1,3,5−トリアジ ン 中ポリアクリル酸ナトリウム (平均分子量4.1万) H 4゜ 下記の 80■ 0g ・エチルアクリレート/アクリル酸 /メタアクリル酸−95/2/ 3の組成比の共重合可変剤   20.0g・ニトロン
             50s+gxHs 番マット剤(平均粒径3.5μm) ポリメチルメタアクリレート /メタアクリル酸−9/1 の共重合体       0.06g/mtHs 5、0■ こうして、できた乳剤層塗布液を表面保護層液と同時押
し出し方により、前記の支持体の両面に同じように塗布
した。この時、乳剤層、表面保護層の片面側あたりの塗
布量は下記の量となった。
〈乳剤層〉・塗布!!!it      1.9g/n
(・塗布ゼラチン!   1.5g/m 〈表面保護層〉 ・ゼラチン          0.81g/m・デス
キトラン (平均分子量3,9万)    0.81g/mH 60■/イ 20可/耐 CJ+?SOJ<CHtCHtO)+<CHx”)ts
OJaJt 2■/d CJltsOJ(CIIxCHzO)+sHJv 5呵/d 、4−ヒドロキシ−6−メチル−1゜ 3.3a、7−チトラザインデ ン 15、5で/rd Oポリアクリル酸ナトリウム (平均分子量り、1万)     70■/m2硬膜剤
U/、λ−ビス(スルホニルアセトアミド)エタン全片
面当り56m97m2 となるよう塗布した。こうして
、本発明の写真材料を得た。
写真性能の評価 写真材料に、富士写真フィルム■GRENEXオルンス
クリーン)iR−ufカセツテを使用して両側に密着さ
せ、X線センシトメトリーをおこなった。露光量の調整
は、X線管球とカセットとの距離を変化させることによ
りおこなった。路光後、下記の現像液と定着液にて自動
現fII機処理をおこなった。
鮮鋭度(MTF)の測定 前記の)fR−弘スクリーンと自動現像機処理の組み合
わせでのMTFを測定した。30μmXj00μmのア
パーチュアで測定し、空間周波数が1、oサイクル/ 
m mのMTF値を用いて光学濃度が/、0の部分にて
評価した。
残色の測定 未露光フィルムを前記の自動現像処理をおこなったのち
マクベス・ステータスAフィルターを通して緑色透過濃
度を測定した。−万未下塗の青色染色ポリエチレンテレ
フタレート支持体の緑色透過濃度を測定し、この値を引
いた正味の値を残色濃度値として評価した。
クロスオーバーの評価 試料の片側に富士写真フィルム■GRENEXオルソス
クリーyHR−弘をカセツテを使用して密着させX線セ
ンシトメトリー2行なった。写真性能の評価と同じ処理
をした後、スクリーンに接した面(フロント面)とその
反対の面(バック面)の各々の感度(A!ogE)の差
を用いて次の式から算出した。
面状の評価 試料の面状2io倍のルーパを用いて確認した。
O:全く問題ない X:/m2当たり3ヶ以上の凝集物あり。
Dry to Dry処理時間≠!秒 使用した現像液、定着液は下記の組成とした。
(現像液) 水酸化カリウム           299亜硫酸カ
リウム         グ≠、λg炭酸水素ナトリウ
ム         7.タgホウ酸        
     i、ogジエチレングリコール      
  /29エチレンジアミ/匹酢酸       i、
7gよ一メチルベンゾトリアゾール  o、ot&ハイ
ドロキノン             λ!9氷酢酸 
              irgトリエチレングリ
コール       /コy!−二トロインダゾール 
    0.2jril−7エールー3−ビラゾリド/
  λ、rgゲルタールアルデヒド      タ、r
tg(j Ow t / w t To )メタ重亜硫
酸ナトリウム     i、x、tg臭化カリウム  
          3.7g水を加えて      
       /、01(定着液) チオ硫酸アンモニウム       200rnl(7
0wt/vo1%) エチレンジアミン四酢酸二ナトリ o、o、2gウムニ
水塩 亜硫酸ナトリウム           /jiホウ酸
              10/1水酸化ナトリウ
ム         4.7.9氷酢酸       
        irg硫酸アルミニウム      
    iog硫酸(3乙N)           
3.9g水を加え℃全量/lとする (pHは≠、2jに調整した) 試料3、弘は染料1−tを予じめpH=10゜Qのアル
カリ溶液に溶かしておきコロイダルシリカ(XF−均0
.02μ)水分散物が攪拌されているところへゆつ(り
添加し、その後、HQ!(/N)で中和した後ゼラチン
中に添加した第λ下塗液金用いた。
試料!、6は試料3、≠と同様に但しコロイダルシリカ
を含まない水で行なった。
試料7.1はボールミルで6時間分散した固体分散染料
(平均o、rμ)を含む第λ下塗液を用いた。
第1表かられかるように本発明の試料は同じ染料量でも
クロスオーバーを減少させる効果が大きいと同時に面状
故障を起こさず、また残色も染料を添加していないレベ
ルを維持することができる。
手続補正書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 以下の1)〜4)を満足するXレイ用写真感光材料。 1)支持体の両側に少なくとも一層の感光性ハロゲン化
    銀写真乳剤層を有する。 2)支持体の少なくとも一方の側に少なくとも一層の現
    像処理工程中で脱色可能な該感光域の光を吸収する染料
    の固定層を有する。 3)上記2)の染料がクロスオーバーを10%未満に減
    らすのに寄与している。 4)上記2)の染料が下記一般式( I )〜(V)から
    選ばれる化合物でありかつ金属または金属塩の微粒子に
    吸着している。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、A′は同じでも異なつていても良くカルボ
    キシフェニル基、スルファモイルフェニル基、スルホン
    アミドフェニル基、カルボキシアルキル基、ヒドロキシ
    フェニル基をもつ置換もしくは無置換の酸性核を表わし
    、酸性核としては、2−ピラゾリン−5−オン、ロダニ
    ン、ヒダントイン、チオヒダントイン、2,4−オキサ
    ゾリジンジオン、イソオキサゾリジノン、バルビツル酸
    、チオバルビツル酸、インダンジオン、ピラゾロピリジ
    ン及ぴヒドロキシピリドンからなる群から選ばれる。B
    はカルボキシル基、スルファモイル基もしくはスルホン
    アミド基をもつ置換もしくは無置換の塩基性核を表わし
    、塩基性核としては、ピリジン、キノリン、インドレニ
    ン、オキサゾール、ベンゾオキサゾール、ナフトオキサ
    ゾール及びピロールからなる群から選ばれる。Rは水素
    原子又はアルキル基を表わし、R_1、R_2は各々置
    換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換の
    アリール基、アシル基又はスルホニル基を表わし、R_
    1とR_2が連結して5又は6員環を形成しても良い。 R_3、R_6は、水素原子、ヒドロキシ基、カルボキ
    シ基、アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表
    わし、R_4、R_5は各々水素原子又はR_1とR_
    4もしくはR_2とR_5が連結して5又は6員環を形
    成するのに必要な非金属原子群を表わす。 L_1、L_2、L_3は各々置換もしくは無置換のメ
    チン基を表わし、X、Yは各々電子吸引性基を表わし、
    X、Yのいずれかに少くとも1個のカルボキシフェニル
    基、スルファモイルフェニル基、スルホンアミドフェニ
    ル基、カルボキシアルキル基又はヒドロキシフェニル基
    を有する。mは0又は1を表わし、nは0、1又は2を
    表わす。pは0又は1を表わすが、pが0のときR_3
    はヒドロキシ基又はカルボキシ基を表わし且つR_4及
    びR_5は水素原子を表わす。)
JP1139691A 1989-06-01 1989-06-01 X―レイ用写真感光材料 Pending JPH035748A (ja)

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