JPH0357242Y2 - - Google Patents

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JPH0357242Y2
JPH0357242Y2 JP9237187U JP9237187U JPH0357242Y2 JP H0357242 Y2 JPH0357242 Y2 JP H0357242Y2 JP 9237187 U JP9237187 U JP 9237187U JP 9237187 U JP9237187 U JP 9237187U JP H0357242 Y2 JPH0357242 Y2 JP H0357242Y2
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curing
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cured
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、室内例えばクリーンルーム内を消毒
及び洗浄する際に、消毒用ガスや洗浄剤がスピー
カー、吹出口、各種感知器、コンセント等に流
入、抵触することを防止する為の養生装置に関す
る。
〈従来の技術及びその問題点〉 クリーンルームでは室内を所定の清浄度に維持
する為定期的に消毒、洗浄作業が行われる。この
消毒、洗浄作業においては消毒ガス、消毒液や洗
浄剤がコンセントやスピーカー更には各種感知器
に流入、抵触するのを防止する為養生施工が行わ
れる。
この養生施工は養生すべき部分を1つずつビニ
ールカバーで覆いビニールカバーの周囲をガムテ
ープ等の接着剤で封止するものである。その為養
生すべき部分が多いと施工手間がかかり、又ガム
テープ等の接着剤による封止が不完全であるとガ
スや液体が流入して被養生部内の機器を損傷させ
る。一方消毒、洗浄後に養生部材を取外す場合
も、封止を確実にすればするほど粘着剤が残存
し、汚染等が生じたり、粘着剤により被封止面を
損傷させる問題がある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点に鑑み案出された養生装置
で、予め略矩形状に組立てられた枠体内にカバー
体を張設して養生空間を形成する。そしてこの枠
体の内面側で且つ養生空間の周囲に封止体を連続
した状態に設けるとともに、取着器を配設したも
のである。
〈作用〉 すなわち本考案の養生装置によれば、枠体内の
養生空間に養生すべき部分を配置し、封止体にて
養生空間を封止するとともに、取着器により取付
ける。よつて養生空間内の養生すべき部分は封止
された状態となり、室内を消毒及び洗浄しても消
毒ガスや洗浄液の流入、抵触が防止される。
〈実施例〉 以下図面に基づき本考案の室内消毒及び洗浄の
養生装置を詳細に説明する。
第1図は養生装置1を示す斜視図である。この
養生装置1は一対の縦フレーム11a,11aと
一対の横フレーム11b,11bを略矩形状に組
んで枠体11と成す。各フレーム11a,11
a,11b,11b間には合成樹脂膜材や鋼板、
紙材等から成るカバー体12が張設されている。
このカバー体12と枠体11とによつて養生空間
Oが形成される。又養生空間Oの周囲で且つ枠体
11の内面側には封止体13が連続した状態に設
けられる。
一方枠体11には封止体13と同方向に向けて
取着器14,14……が配設されている。更に枠
体11の外面側には把手15,15が設けられて
いる。
第2図は、枠体11のフレームに設けられた封
止体13と取着器14、更にはカバー体12の取
着状態を説明する断面概略図である。縦、横フレ
ーム11a,11bは夫々外辺、底辺、内面によ
り断面略〓状を為し、その内面側すなわち凹部に
は封止体13の固定部13aが仮固定用両面テー
プT1によつて取付けられ、この固定部13aか
ら外方に延出した可撓性の圧着辺13bが形成さ
れている。固定部13aと外辺11cの間には固
定、防水の為のコーキング材Cが充填される。一
方内辺11dの内面側には両面テープT2を介し
てカバー体12の一端が取着され、更に固定且つ
防水する為にコーキング材Cが充填される。
上記カバー体12と封止体13間の底辺11e
には適宜数の取着器14,14……が取付けられ
る。この取着器14の例としては、例えばマグネ
ツト14Aが用いられる。
斯かる状態の養生装置1を各養生すべき部分す
なわち被養生部に取付ける施工について説明す
る。先ず天井面から突出したサーモ取付パネルや
吸込口の額縁等からなる被養生部に取付けるに
は、把手15,15を把持して当該養生装置1を
配置する。そして、被養生部2が養生空間O内に
収納された状態でマグネツト14Aを被養生部2
の金属部分に吸着させる。すると封止体13の圧
着辺13bが被養生部2に密着して養生空間Oを
外部から遮断する。
一方第3図は、天井面21の凹部に設けられた
各種被養生部材、例えば第4図のスピーカー、第
5図の吹出口、第6図の吸込口等の被養生部2に
取付けた状態を示す断面概略図である。上記の場
合は被養生部2が天井面21よりも深くなる為マ
グネツト14Aを封止体13よりも突出させなけ
ればならない。その為例えば断面略Z状のブラケ
ツト16を介してマグネツト14Aを突出させて
被養生部2に吸着できる様にしたものである。又
同様に、二灯照明器具を養生する場合は第7図の
如く、更に棚下灯を養生する場合は第8図の如
く、夫々取付ける。
一方コンセントやコンピユータプレート等被養
生部2の表面が非磁性材にて形成された場合は第
9図に示す如く、取着器14として吸着パツト1
4Bが用いられる。この吸着パツト14Bは合成
樹脂材等から成る椀状パツトで平滑面に対して吸
着するもので、吸着パツト14Bに位置調整ボル
ト14vを取付け、ブラケツト17により底辺1
1eに固定したものである。
取着器14を吸着パツト14Bにて形成した養
生装置1を用いると、第10図で示す如く感知器
やストロボライト等の被養生部2が天井面21か
ら大きく突出している場合でも枠体11の外辺1
1a,11aを長く形成して深い養生空間Oと成
し、その底辺11eにブラケツト17を介して吸
着パツト14B,14Bを取付ければよい。更に
第11図の平面概略図及び第12図の側断面図で
示す如く、差圧感知器の如く棒状の感知部sが天
井面21から垂下している場合には、枠体11の
底辺11eとブラケツト17間にゴムパツキンG
を介在させれば吸着パツト14B,14Bに対し
て均等な力がかかる様に構成される。
又第13図の平面図及び第14図の側断面図で
示す如く、被養生部2に水平若しくは垂直面がな
いもの、例えば定温式スポツト型感知器等では、
ブラケツト17と底辺11e間にゴムパツキンG
を介在させ、被養生部2の外形に合わせた状態に
吸着パツト14Bを配置する。そして被養生部2
に対し、各吸着パツト14Bを吸着させるととも
に、天井面21に封止体13の圧着辺13bを密
着させる。よつて吸着パツト14Bにより均等に
支持できる。
更に又被養生部2が床排水トラツプ等から成る
場合には、第15図の側断面図及び第16図の要
部拡大図で示す如く、調整ボルト14v,14v
により吸着パツト14Bを取付けておけばトラツ
プの高低差を吸収でき、これにより床排水トラツ
プ内には消毒用液体等を流入させることはない。
尚第17図の一部省略断面図で示す如く、被養
生部2が流しの排水用トラツプの場合、流し面2
2と排水トラツプ間に傾斜面22aが形成される
ことがある。この場合も調整ボルト14vを介し
て吸着パツト14Bを取付けておけば傾斜面22
aに沿つて吸着パツト14Bを吸着させることが
でき、よつて床面22に対して封止体の圧着辺を
圧接させることができる。
上述の如く、何れの場合においても取着器14
によつて被養生部2に取付け、又その外周囲を封
止体13によつて封止できるものである。これに
より消毒洗浄用気体、液体が流入することがな
く、被養生部自体を確実に保護できる。
〈考案の効果〉 以上説明した様に本考案の養生装置は被養生部
に対する取付け及び取外しがいたつて簡単であ
り、且つ完全な養生空間を形成することができ
る。よつて転用も可能となる等養生施工のコスト
を大幅に節減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る養生装置を示す斜視
図、第2図は、マグネツトから成る取着器を用い
て被養生部に取付けた状態を示す断面概略図、第
3図は、同他の実施例を示す断面概略図、第4図
は、スピーカーの正面図、第5図は、吹出口の側
面図、第6図は、吸込口の正面図、第7図は、二
灯照明器に本案の養生装置を取付けた状態を示す
側断面図、第8図は、棚下灯に同養生装置を取付
けた状態を示す側断面図、第9図は、吸着パツト
から成る取着器を用いた取付け状態を示す断面概
略図、第10図は、天井面に突設された被養生部
を養生する状態を示す説明図、第11図は、同養
生装置の他の実施例を示す平面概略図、第12図
は、同側断面図、第13図は、同他の取付状態を
示す平面図、第14図は、同他の取付け状態を説
明する側断面図、第15図は、養生装置の他の実
施例を示す側断面図、第16図は、同要部拡大
図、第17図は、高低差のある排水用トラツプの
養生用の養生を説明する一部省略断面図である。 1……養生装置、11……枠体、11a……縦
フレーム、11b……横フレーム、12……カバ
ー体、13……封止体、13b……圧着辺、1
4,14……取着器、14A……マグネツト、1
4B……吸着パツト、O……養生空間、2……被
養生部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の縦フレームと同横フレームとを略矩形
    状に組んで枠体を形成し、該フレーム間にカバ
    ー体を張設することにより養生空間を形成し、
    前記養生空間の周囲に封止体を連続した状態に
    設けるとともに前記枠体の内面側に取着器を配
    設した室内消毒及び洗浄の養生装置。 (2) 前記取着器はマグネツト又は吸着パツトから
    成ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の室内消毒及び洗浄の養生装置。 (3) 前記封止体は、枠体の内面側に固定される固
    定部と、該固定部から延出した可撓性の圧着辺
    から成ることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の室内消毒及び洗浄の養生装
    置。
JP9237187U 1987-06-16 1987-06-16 Expired JPH0357242Y2 (ja)

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JPS63200443U JPS63200443U (ja) 1988-12-23
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