JPH0534732Y2 - - Google Patents

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JPH0534732Y2
JPH0534732Y2 JP1987099449U JP9944987U JPH0534732Y2 JP H0534732 Y2 JPH0534732 Y2 JP H0534732Y2 JP 1987099449 U JP1987099449 U JP 1987099449U JP 9944987 U JP9944987 U JP 9944987U JP H0534732 Y2 JPH0534732 Y2 JP H0534732Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、半導体製造工場や医薬品の製造室な
どとして利用される空気清浄室のフイルター取付
装置に関する。
〔従来の技術〕
外気と遮断された室に空気をフイルターを通し
て供給することで室内の空気中にほこりや雑菌が
含まれないようにした空気清浄室が知られ、この
空気清浄室は半導体製造工場や医薬品の製造室な
どとして利用されている。
このような空気清浄室におけるフイルターは、
例えば第17図に示すようにして室の天井に取付
けている。
つまり、下方が開口した箱状のフイルターボツ
クス1を天井に取付け、このフイルターボツクス
1内にフイルター2を挿入すると共に、このフイ
ルター2の下部周縁に取付枠3を配設し、この取
付枠3をボルト・ナツト4でフイルターボツクス
1に締付けることでフイルター2の上部周縁をフ
イルターボツクス1の内向板1aにパツキング5
を介して押しつけてフイルターボツクス1とフイ
ルター2との間をシールして、ダクト6より送り
込まれた空気がフイルターボツクス1とフイルタ
ー2との隙間より洩れることなしにフイルター2
を通つて室内に供給されるようにしてある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかるフイルター取付装置であると複数のボル
ト・ナツト4を締付け、弛めすることでフイルタ
ー2を取付けたり、取外したりすると共に、その
締付け、弛め操作は作業者が上向きとなつて行な
うので大変面倒で、時間がかかるのでフイルター
ユニツト2の交替などのメンテナンスが面倒とな
つてしまうと共に、複数のボルト・ナツト4の締
付力を均一としてパツキング5が均一に押しつけ
られるようにする必要があり、その作業に熟練を
要し、これらが相俟つてフイルターの取付け、取
外し作業が大変面倒となると共に、取付ミス等に
よりフイルターボツクス1とフイルター2との間
より空気洩れが生じることがある。
そこで、本考案はフイルターを簡単に取付け、
取外しできると共に、フイルターボツクスとフイ
ルターとの間より空気が洩れることを確実に防止
できるようにした空気清浄室のフイルター取付装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
空気清浄室の天井に、下部に開口部17を有す
るフイルターボツクス12をその開口部17が室
内に開口するように取付けると共に、このフイル
ターボツクス12内にフイルター18を、その下
部がパツキング34を介して開口部17の周縁に
載置するように取付け、前記フイルターボツクス
12を送風機29に接続連通し、前記開口部17
を相対向した一対の短辺と相対向した一対の長辺
により長方形状とし、前記フイルター18を、前
記開口部17の短辺より若干長くかつ長辺よりも
短い幅と、前記開口部17の長辺よりも若干長い
長さと、前記開口部17の短辺よりも低い高さを
有する直方体形状とした空気清浄室のフイルター
取付装置。
これにより、フイルター18の自重とフイルタ
ーボツクス12内の空気圧力でフイルター18を
押し下げてパツキング34を開口部17の周縁に
圧着できるし、フイルター18を長さ方向が縦向
きで、高さ方向が短辺方向に向い、幅方向が長辺
方向に向う縦向き姿勢とすることで、フイルター
ボツクス12内のフイルター18を開口部17よ
り外に取り出しできるし、フイルターボツクス1
2内にフイルター18を開口部17より挿入して
取付けできる。
〔実施例〕
第2図に示すように複数の天井パネル10より
成る天井11にはフイルターボツクス12が配設
され、このフイルターボツクス12は本体13と
覆い材14とより成り、その覆い材14は周縁材
15と中央材16とにより開口部17を有してい
ると共に、その開口部17を閉塞するようにフイ
ルター18が取付けてある。
第1図に示すように、前記本体13は上板19
と角筒状の周囲板20とで下方が開口した箱状と
なり、その周囲板20の下方折曲部20aが天井
パネル10上に載置し、上板19にはアイボルト
21を介してターンバツクル構造の吊り下げ治具
22が連結され、この吊り下げ治具22の下ネジ
杆22aに螺合したナツト23が前記中央材16
に一体形成した凹状溝24に嵌合し、かつロツク
ナツト25で締付けられることで中央材16を吊
り下げ支持している。
前記周縁材15は上片15aと縦片15bと下
片15cでクランク形状となり、その上片15a
が前記周囲板20の下方折曲部20a上に載置
し、かつボルト・ナツト26で天井パネル10に
固着され、その下片15cが中央材16と面一と
なつて開口部17を形成していると共に、縦片1
5bと天井パネル10の端面10aとの間はシー
ル材27でシールしてある。
前記フイルター18は木製のケース30内にフ
イルター瀘材31を装着すると共に、そのケース
30の下面に支持枠32をシール材を介して固着
具33で取着したものであり、この支持枠32の
下面にパツキング材34が接着材で固着されてい
ると共に、このパツキング材34が前記覆い材1
4における開口部17の周縁に載置している。
28はダクトであり、送風機29より空気を本
体13内に圧送するようにしてある。
このようであるから、本体13内の空気圧力
P0はフイルター瀘材31を通過する際の流通抵
抗によつて室内の圧力P1よりも高くなると共に、
本体13内に圧送された空気はフイルター瀘材3
1を通つて開口部17より室内供給される。
他方、フイルター18は、その自重と本体13
内の空気圧力P0によつて覆い材14に押しつけ
られてパツキング34が圧着するので、フイルタ
ー18と覆い材14との間より空気が洩れること
も防止できる。
次に取付け作業を説明する。
まず、本体13を天井パネル10上に載置し、
次いで周囲材15を取付けてボルト26で本体1
3とともに天井パネル10に固着し、本体13に
予じめ取付けた吊り下げ治具22で中央材16を
取付けて開口部17を有するフイルターボツクス
12を組立てる。
フイルター18を縦向きとして開口部17より
フイルターボツクス12内に挿入して図示の横向
きとすることでパツキング34を覆い材14に載
置する。
つまり、前記開口部17は第2図に示すように
相対向した一対の短辺17a,17aと相対向し
た一対の長辺17b,17bで長方形状となり、
フイルター18は幅Lと長さSと高さHを有する
直方体となり、そのフイルター18の幅Lは前記
開口部17の長辺17b(長さL1)よりも短くか
つ短辺17aよりも若干長く、長さSは開口部1
7の長辺17bよりも長く、高さHは開口部17
の短辺17aよりも低くなり、フイルター18を
長さ方向が縦向きで、高さ方向が開口部17の短
辺17a方向に向い、幅方向が開口部17の長辺
17b方向に向う縦向き姿勢とすることで、フイ
ルター18を開口部17に挿通できる。
第3図、第4図は第2実施例を示し、覆い材1
4を開口部17を有する一体形状とし、支持枠3
2にはシール受け32aと下向凹条溝32bを形
成し、そのシール受け32aとフイルター18と
の間にシール材35を装着すると共に、下向凹条
溝32bにパツキング34の取付部34aを嵌合
しかつ接着剤36で固着してある。
第5図、第6図、第7図は第3実施例を示し、
支持枠32とフイルター18の下面とにシール材
37を装着すると共に、下向凹部38を形成し、
この下向凹部38にパツキング34を接着剤36
で固着してあり、さらには第7図に示すように覆
い材14に一対の突起39,39を形成し、この
一対の突起39,39間にパツキング34を圧着
するようにしても良い。
第8図、第9図は第4実施例を示し、本体13
と覆い材14とを一体としてフイルターボツクス
12を形成し、その開口部17の周縁に上向凹部
40を形成すると共に、この上向凹部40にパツ
キング34を接着剤で固着して装着し、支持枠3
2に一体形成した脚片41をパツキング34に圧
接してあり、第9図に示すように支持枠32側に
形成した下向凹部42にパツキング34を接着剤
で固着して装着すると共に、開口部17の周縁に
一体形成した立上り片43をパツキング34に圧
接しても良い。
第10図、第11図は第5実施例を示し、開口
部17の周縁に一体形成した立上り片43にパツ
キング34を接着剤で接着固定すると共に、この
パツキング34に支持枠32に一体形成した下向
円弧状の受け片44を圧接してあり、第11図に
示すように、立上り片43と受け片44を上向円
弧状としても良い。
第12図、第13図、第14図は第6実施例を
示し、支持枠32と開口部17の周縁とに支持枠
側パツキング34aと開口部側とパツキング34
bを対向して取着してあり、この支持枠側パツキ
ング34aと開口部側パツキング34bとを第1
3図、第14図に示すようにI字型、凹型として
相互に嵌合するようにしても良いし、各パツキン
グを磁性を有するものとしても良い。
第15図は第7実施例を示し、フイルターユニ
ツト18の下面を開口部17の周縁にパツキング
34を介して直接圧接してある。
第16図a,b,c,d,eはパツキング34
の形状を示すもので、任意の形状のパツキング3
4を用いても良い。
[考案の効果] フイルター18の下部を開口部17の周縁にパ
ツキング34を介して載置してので、フイルター
18の自重とフイルターボツクス12内の空気圧
力でフイルター18で押し下げられてパツキング
34を圧着するから、フイルターボツクス12と
フイルター18との間より空気が洩れることがな
く、フイルターボツクス12内の空気をフイルタ
ー18を通して室内に供給できる。
また、フイルター18の自重とフイルターボツ
クス12内の空気圧力を利用してパツキング34
を圧着するので、特別に難しい作業をせずに確実
にシールできるし、フイルター18を長さ方向が
縦向きで、高さ方向が開口部17の短辺方向に向
い、幅方向が開口部17の長辺方向に向う縦向き
姿勢とすることで、そのフイルター18を開口部
17に挿通できるから、フイルターボツクス12
内のフイルター18を開口部17より出したり、
開口部17よりフイルターボツクス12内に入れ
たりでき、フイルター交替などの保守作業が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の第1実施例を示し、
第1図は第2図の−断面図、第2図は天井の
姿図、第3図は第2実施例の断面図、第4図は第
3図の部拡大図、第5図は第3実施例の断面
図、第6図は第5図の部拡大図、第7図はパツ
キング取付の変形例、第8図は第4実施例の断面
図、第9図はパツキング取付の変形例、第10図
は第5実施例の断面図、第11図はそのパツキン
グ取付の変形例、第12図は第6実施例の断面
図、第13図、第14図はそのパツキングの変形
例、第15図は第7実施例の断面図、第16図
a,b,c,d,eはパツキングの変形例、第1
7図は従来例の断面図である。 12はフイルターボツクス、17は開口部、1
8はフイルター、19は送風機、34はパツキン
グ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空気清浄室の天井に、下部に開口部17を有す
    るフイルターボツクス12をその開口部17が室
    内に開口するように取付けると共に、このフイル
    ターボツクス12内にフイルター18を、その下
    部がパツキング34を介して開口部17の周縁に
    載置するように取付け、前記フイルターボツクス
    12を送風機29に接続連通し、 前記開口部17を相対向した一対の短辺と相対
    向した一対の長辺により長方形状とし、 前記フイルター18を、前記開口部17の短辺
    よりも若干長くかつ長辺よりも短い幅と、前記開
    口部17の長辺よりも若干長い長さと、前記開口
    部17の短辺よりも低い高さを有する直方体形状
    としたことを特徴とする空気清浄室のフイルター
    取付装置。
JP1987099449U 1987-06-30 1987-06-30 Expired - Lifetime JPH0534732Y2 (ja)

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JP1987099449U JPH0534732Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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JP1987099449U JPH0534732Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS61151144U (ja) * 1985-03-13 1986-09-18
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