JPH0356127B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0356127B2
JPH0356127B2 JP62173083A JP17308387A JPH0356127B2 JP H0356127 B2 JPH0356127 B2 JP H0356127B2 JP 62173083 A JP62173083 A JP 62173083A JP 17308387 A JP17308387 A JP 17308387A JP H0356127 B2 JPH0356127 B2 JP H0356127B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
pipe
punch
tip
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62173083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01273629A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17308387A priority Critical patent/JPH01273629A/ja
Publication of JPH01273629A publication Critical patent/JPH01273629A/ja
Publication of JPH0356127B2 publication Critical patent/JPH0356127B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、丸パイプの管壁に穴を開けるための
金型であつて、丸パイプの供給が容易であると共
に正確な穴開けができる金型に関する。
(従来の技術) 穿孔すべきパイプを棒状のダイスに嵌合し、該
ダイスと協同するパンチで穿孔する金型で、該ダ
イスにパイプを嵌合し易くしたものは従来知られ
ている。
例えば実開昭56−80829においては、ダイス穴
を有する丸棒状のダイスの基端を取付台上に枢着
すると共に、ばねによつて該ダイスの先端部を下
ホルダから浮上らせてパイプの嵌合を容易にして
おり、パンチ先端は平面状をなしている。また角
パイプに穿孔するようにした特開昭51−93489に
おいては、ダイスの下部にくさび形のダイス受を
進退自在に設けて受台上に置き、ダイス受を後退
させて高さを減少してパイプの嵌合を容易にし、
嵌合後は該ダイス受を前進させてパイプ内面にダ
イスを密着させるようにしてある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前記従来例は、いずれも構造が複雑で
ある上、操作上必ずしも便利とは言い難い。例え
ば実開昭56−80829においては、ある程度の重量
又は長さを有するパイプを人手で持上げて、宙で
傾斜しているダイスを狙つて嵌合させることは容
易ではなく、また前記特開昭51−93489において
は、パイプを受台上でダイス受の下面に押し込ま
せなければならないので、大きな押込み力を要
し、かつダイス受を進退させなければならないの
で機構及び操作が複雑になる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、パンチとダイスを用いる穴開けにお
いて、ダイスに対するパイプの供給、位置決め、
除去が容易で、穿孔後穴の周囲に歪みが生じない
装置を得るもので、その手段は、上面に受溝をも
つ受台と枢軸をもつダイス取付台を、該受溝と枢
軸が直交するように下型に取付け、丸棒の中間部
に直径方向の垂直なダイス穴を設けてダイスと
し、該ダイスを前記受溝上に置いて基端をダイス
取付台に枢着し、前記ダイス穴に嵌合するパンチ
を上型に固定したパイプ穴開け金型において、ダ
イスをその先端が受台の端面から突出する長さと
し、パンチ先端をパイプ表面の丸味と略一致する
曲面としたことを特徴とする。
(作用) ダイスの先端が受台端面から突出しているた
め、パイプをダイス先端に容易に嵌合することが
でき、更に押込むことにより加工位置に達する。
パンチが作動すればパンチの刃部は全体的にパイ
プ表面に略同時に作用するので、パイプ壁の変形
がなく、穴の周囲の管壁に変形が波及することは
ない。
(実施例) 以下図面によつて本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第4図において、1は下型、2はこ
れに固定された受台で、その上面に円弧状断面の
受溝3が設けられる。4はダイス取付台で、その
枢軸5は、下型1と平行で受溝3の方向と直角に
設けられる。
ダイス6は、丸棒状のもので中間部に垂直に直
径方向のダイス穴7が穿設されており、先端8が
受台2の端面から長さlだけ突出し、ダイス穴7
を上下方向にして取付台4に枢軸5で枢着されて
いる。このダイス6にパイプPを嵌合して受溝3
上に置いたとき、パイプP及びダイス6は、受溝
3によつて均等に支承され、ダイス穴7は垂直に
なるようにされている。
上型10には、パンチ11がねじ12によつて
固定されるとともに、パツド13がばね14を介
して取付られる。そして該パンチ11の先端11
aは、第2図に示すようにパイプPの表面の丸味
と略一致する曲面にされている。
以上の構成であるから、パイプPを水平に供給
してその先端をダイス6の先端8に嵌合させ、次
にパイプPと共にダイス6を若干持上げるか第4
図のように傾斜させてパイプPを押込み、第1
図、第2図のように水平に戻すと、パイプPは受
溝3上に位置決めされ、ダイス6もダイス穴7を
垂直方向に向けて位置決めされる。パイプPの先
端位置は、適宜のストツパにより規制する。
ここで上型10を下降させるとパツド13の下
面でパイプを押え、パンチ11によつて穴を開け
ることができる。パイプP及びダイス6は、受台
2によつてパンチ作用線上で支承されているの
で、加圧力は受台によつて受け止められ、パイプ
Pやダイス6に曲げモーメントとしては作用しな
い。したがつてダイス穴7の位置ずれが起きるよ
うなことはなく、円滑に穴開け作用が行なわれ
る。
このとき、パンチ11の先端11aはパイプP
の剪断面全体に略同時に作用するため、薄肉パイ
プであつても打抜かれる部分の変形が他部に波及
するようなことがなく、正確な加工が行なわれ
る。
前記受台2において受溝3は円弧状をしている
が、V形溝とすることができ、また上型において
パツド13を省略することができる。
(発明の効果) 以上のとおり、本発明においてはダイスの先端
を受台端面から突出させるという簡単な手段で、
ダイスとパイプの嵌合が容易に行なわれ、かつ該
ダイスがパイプの供給、位置決めのためのガイド
部材として作用するから、穿孔準備が速かにでき
る効果を有する。更にパンチ先端で穴の全周を略
同時に剪断するので、先端が略偏平なパンチで加
工する場合のように打抜き部に歪みが生じること
が防止される。したがつて、本発明によれば変形
し易い薄肉のパンチであつても、正確な穴開けを
能率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の正面図、第2図は一
側面図、第3図は下半部の他側面図、第4図は同
じく作用説明図である。 2……受台、3……受溝、4……ダイス取付
台、6……ダイス、7……ダイス穴、8……先
端、11……パンチ、11a……パンチ先端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上面に受溝をもつ受台と枢軸をもつダイス取
    付台を、該受溝と枢軸が直交するように下型に取
    付け、丸棒の中間部に直径方向の垂直なダイス穴
    を設けてダイスとし、該ダイスを前記受溝上に置
    いて基端をダイス取付台に枢着し、前記ダイス穴
    に嵌合するパンチを上型に固定したパイプ穴開け
    金型において、ダイスをその先端が受台の端面か
    ら突出する長さとし、パンチ先端をパイプ表面の
    丸味と略一致する曲面としたことを特徴とする、
    パイプ穴開け金型。
JP17308387A 1987-07-13 1987-07-13 パイプ穴明け金型 Granted JPH01273629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17308387A JPH01273629A (ja) 1987-07-13 1987-07-13 パイプ穴明け金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17308387A JPH01273629A (ja) 1987-07-13 1987-07-13 パイプ穴明け金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01273629A JPH01273629A (ja) 1989-11-01
JPH0356127B2 true JPH0356127B2 (ja) 1991-08-27

Family

ID=15953892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17308387A Granted JPH01273629A (ja) 1987-07-13 1987-07-13 パイプ穴明け金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01273629A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103264090A (zh) * 2013-05-21 2013-08-28 浙江炜驰汽车零部件股份有限公司 弯曲管子异面孔一次成型装置
CN103537531B (zh) * 2013-10-16 2016-02-03 无锡申宝汽车钢管有限公司 冲孔定位装置模具
CN104128434B (zh) * 2014-07-25 2017-06-27 冠达星股份有限公司 一种直线管材连续冲孔装置
CN104889251A (zh) * 2015-06-13 2015-09-09 浙江新东方汽车零部件有限公司 一种轴类产品键槽及油槽一次冲压成型模具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193489A (en) * 1975-02-13 1976-08-16 Panchipuresukikaini okeru paipuanaakesochi

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680829U (ja) * 1979-11-13 1981-06-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193489A (en) * 1975-02-13 1976-08-16 Panchipuresukikaini okeru paipuanaakesochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01273629A (ja) 1989-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0978333A3 (en) Punch holder apparatus
JPH0356127B2 (ja)
JPH0238289B2 (ja) Dopaiputonokinzokupaipunoanaakekakosochi
JP2001321864A (ja) プレス金型
GB2354733A (en) Mitre saw
JPS628897Y2 (ja)
CN211386509U (zh) 冲压机用角钢冲孔定位装置
JP2515616Y2 (ja) 切断機
CN215508423U (zh) 一种可调节折弯角度的金属制品加工用折弯装置
CN214814205U (zh) 一种模具用随型定位托架
JPH11300645A (ja) 止め輪装着治具
JPS61289926A (ja) プレス金型
JP2519016Y2 (ja) プレス加工装置
JPH087938Y2 (ja) プレスブレーキのバックストップ装置
JPS6331782Y2 (ja)
JPS602135B2 (ja) プレス加工用斜面カムユニツト
JP3019916U (ja) カッターユニット
JPS646988Y2 (ja)
CN111546114A (zh) 一种柴油机外壳打孔定位装置
JPH028658Y2 (ja)
JPH0237471Y2 (ja)
JPH0711221U (ja) 形削り盤の弾性体式バイト引き上げ装置
JPS6027531Y2 (ja) プレス機械におけるワ−クの姿勢制御装置
JPS60174217A (ja) パイプ曲げ加工装置
JPH078169Y2 (ja) タイル切断機における定規装置