JP2519016Y2 - プレス加工装置 - Google Patents

プレス加工装置

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JP2519016Y2
JP2519016Y2 JP5032190U JP5032190U JP2519016Y2 JP 2519016 Y2 JP2519016 Y2 JP 2519016Y2 JP 5032190 U JP5032190 U JP 5032190U JP 5032190 U JP5032190 U JP 5032190U JP 2519016 Y2 JP2519016 Y2 JP 2519016Y2
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JP
Japan
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cam
holder
cam slide
slide shaft
upper die
Prior art date
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JP5032190U
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English (en)
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JPH0412321U (ja
Inventor
秀男 山崎
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Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、板金材よりなるワークの端縁を斜め折り曲
げすると同時に穴抜きを行うプレス加工装置に関するも
のである。
〈従来の技術〉 板金材よりなるワークの端縁を折り曲げ加工すると同
時に穴抜き加工を行うプレス加工装置で、曲げ刃を備え
た上型側に穴明けパンチを吊りカム構造によって上型の
昇降動で進退作動可能に設けたものが実開昭63-106522
号で開示されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記のプレス加工装置は、曲げ刃7を備えた上型1に
カムホルダ2を弾機吊設し、このカムホルダ2にガイド
穴3を上型1の昇降動軸線に対し直交する方向に設け、
このガイド穴3にパンチ5を備えた受動カム4を嵌挿
し、この受動カム4に当接する固定カム6を上型1に固
設した構造である。
この従来装置における吊りカム構造では、受動カム4
を案内保持するガイド穴3の案内面の長さ(面積)D1
が、固定カム6の配置によって制約されるため短く、従
ってパンチ5の進退移動の真直精度を十分に確保するこ
とができない。この真直度を十分に確保するにはガイド
穴3の案内面の長さD1を長くすることによって得られる
が、ガイド穴3の案内面の長さD1を長くすると、それだ
けカムホルダ1の全長D2が長くなり吊りカム構造が大型
化する不具合が生じる。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記従来の不具合を解消するために、ワー
ク載置部を備えた固定の下型と、曲げ刃を備えた昇降動
可能な可能の上型とからなるプレス加工装置において、
前記上型に昇降動軸線方向に案内面を持ったカムホルダ
を固設し、カムスライドホルダを前記カムホルダの案内
面に沿って摺動自在に、かつ下型の上面に当接可能に案
内すると共に上型に弾機吊設させ、このスライドホルダ
に昇降動軸線方向に対し傾斜軸線で交差し前記ワーク載
置部に向って下向き傾斜する案内穴を設け、この案内穴
にパンチを先端に突設したカムスライド軸を進退移動可
能に案内保持し、このカムスライド軸の後端に当接しカ
ムスライド軸を進退作動させるカムドライバを上型に固
設したものである。
〈作用〉 上記の構成により、上型が下降動して曲げ刃によって
ワーク載置部のワーク端縁を斜めに折り曲げると共に、
カムスライドホルダの下端面が下型の上面に当接し、こ
の当接時点より上型の下降でカムホルダとカムスライド
ホルダとは相対移動し、カムドライバがカムスライド軸
を前進方向に押動してパンチにより穴明け加工を行うも
のである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図及び第2図において、10は固定の下型であり、11は昇
降動する可動の上型である。前記下型10には板金材のワ
ークWをセットするワーク載置部12を有し、このワーク
載置部12には傾斜面13と、この傾斜面13にはパンチ穴14
が設けられている。15は当接台であり、後述するカムス
ライドホルダ18の下面が当接する。
前記上型11には曲げ刃16とカムホルダ17とが固設され
ている。また、ワーク載置部12上にワークWを押え込む
パッド26も備えている。
前記カムホルダ17は第3図で示すように、上型11の昇
降動軸線方向に案内面17aを有しており、これにカムス
ライドホルダ18が摺動自在に案内され、かつスプリング
20によって上型11に吊設される。
このカムスライドホルダ18には、昇降動軸線方向に対
し傾斜軸線で交差し前記ワーク載置部12の形斜面13に向
って下向き傾斜する案内穴19が突設されている。
この案内穴19にはカムスライド軸21が進退移動可能に
案内保持され、カムスライド軸21の先端には前記パンチ
穴14と対応するパンチ22が突設されている。また、カム
スライド軸21の後端には傾斜カム24が形成され、この傾
斜カム24に傾斜当接するカムドライバ23が上型11に固定
されている。25はカムスライド軸21のリターンプレート
であり、カムスライド軸21の後端外周面に設けた凹溝と
カムドライバ23とにカムスライド軸21を一定のストロー
クを許容して係合している。27はカムスライドホルダ18
に設けられているストッパであり、これがカムホルダ17
に当接してカムスライドホルダ18の下降端位置を規制す
るものである。
本考案は上記の通りの構造であるから、第1図で示す
ように上型11の下降動でストッパ27により下降端に位置
しているカムスライドホルダ18の下端が下型10上の当接
台15に当接した時点より曲げ刃16はワークWの端縁の曲
げ加工を開始する。
上型11はさらに下降動を続行し、ワークWの端縁を傾
斜面13に沿って折り曲げると共に、当接台15に当接して
停止状態となったカムスライドホルダ18と上型11と一体
のカムホルダ17とは相対移動し、スプリング20は圧縮さ
れる。これによってカムドライバ23はカムスライド軸21
の後端の傾斜カム24との間で相対摺動し、傾斜カムリフ
トに基づいてカムスライド軸21を前進方向に押動して第
2図で示すように、パンチ22によって傾斜折り曲げした
ワークWの端縁を穴明け加工する。
その後、上型11の上昇動によりリターンプレート25に
よってカムスライド軸21を後退移動させ、ストッパ27に
カムホルダ17が当接したところでカムスライドホルダ18
を上型11の上昇と一体に引上げて下型10より離間し、原
位置に復帰する。
そこで、本考案ではパンチ22を有するカムスライド軸
21を摺動可能に案内保持する案内穴19はカムスライドホ
ルダ18に傾斜軸線で設けられているため、第2図で示す
ように、カムホルダ17の全長D2が短いにも拘らず案内穴
19の長さD1は長くなり、カムスライド軸21の案内保持面
積を拡大する。
〈考案の効果〉 従って、本考案によると、カムホルダ及びカムスライ
ドホルダによって構成されている吊りカム機構におい
て、パンチを有するカムスライド軸の案内保持面積が拡
大され、精度のよい穴明け加工が得られると共に、小型
化を可能とする効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の断面図、第3図は本考案の
主要部の分解斜視図、第4図は第3図IV矢視図、第5図
は従来装置の断面図である。 10……下型、11……上型、12……ワーク載置部、16……
曲げ刃、17……カムホルダ、18……カムスライドホル
ダ、19……案内穴、20……スプリング、21……カムスラ
イド軸、22……パンチ、23……カムドライバ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク載置部を備えた固定の下型と、曲げ
    刃を備えた昇降動可能な可動の上型とからなるプレス加
    工装置において、前記上型に昇降動軸線方向に案内面を
    持ったカムホルダを固設し、カムスライドホルダを前記
    カムホルダの案内面に沿って摺動自在に、かつ下型の上
    面に当接可能に案内すると共に上型に弾機吊設させ、こ
    のスライドホルダに昇降動軸線方向に対し傾斜軸線で交
    差し前記ワーク載置部に向って下向き傾斜する案内穴を
    設け、この案内穴にパンチを先端に突設したカムスライ
    ド軸を進退移動可能に案内保持し、このカムスライド軸
    の後端に当接しカムスライド軸を進退作動させるカムド
    ライバを上型に固設したことを特徴とするプレス加工装
    置。
JP5032190U 1990-05-16 1990-05-16 プレス加工装置 Expired - Lifetime JP2519016Y2 (ja)

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JP5032190U JP2519016Y2 (ja) 1990-05-16 1990-05-16 プレス加工装置

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Publication Number Publication Date
JPH0412321U JPH0412321U (ja) 1992-01-31
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