JP2522740Y2 - 板状物の小径穴打抜き装置 - Google Patents

板状物の小径穴打抜き装置

Info

Publication number
JP2522740Y2
JP2522740Y2 JP40391590U JP40391590U JP2522740Y2 JP 2522740 Y2 JP2522740 Y2 JP 2522740Y2 JP 40391590 U JP40391590 U JP 40391590U JP 40391590 U JP40391590 U JP 40391590U JP 2522740 Y2 JP2522740 Y2 JP 2522740Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
punch
stripper
guide
diameter hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP40391590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0490123U (ja
Inventor
文男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP40391590U priority Critical patent/JP2522740Y2/ja
Publication of JPH0490123U publication Critical patent/JPH0490123U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522740Y2 publication Critical patent/JP2522740Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリードフレーム等の板状
物に小径穴を打抜き加工する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、IC用リードフレーム等の加工
工程において、リード部その他に小径穴を形成する場合
あるいは小径穴の追加工を行う場合には、高精度な加工
が要求される。
【0003】上記のようなリードフレーム等の板状物に
小径穴を加工する際に用いられる従来の小径穴打抜き装
置の一例を図5に示す。図において、50はフレーム
で、その底部中央にダイホルダ51を介してダイ52が
配置され、そのダイ52の上部にはリードフレーム等の
板状物を案内する一対のガイドプレート53が設けられ
ている。上記ダイホルダ51の上方には、それと一体的
に設けたガイドポスト54に沿ってパンチホルダ55が
上下動可能に設けられ、そのパンチホルダ55にパンチ
プレート56を介してパンチ57が取付けられている。
58はガイドブッシュ、59は上記パンチ57で板状物
を打ち抜く際に板状物を押さえるストリッパであり、そ
のストリッパ59はそれと一体的に設けたガイドポスト
を兼ねる支持ロッド60により上記パンチプレート56
に上下動可能に保持され、そのストリッパ59とパンチ
プレート56との間にコイルスプリング61が縮設され
ている。62は前記パンチホルダ55とともにパンチ5
7を上下動させる流体圧シリンダで、そのピストンロッ
ド62aの下端に一体的に設けたシャンク63にブラケ
ット64を介してパンチホルダ55が連結されている。
【0004】上記の構成において、打抜き加工を開始す
る際パンチホルダ55およびパンチ57等は図5の状態
にあり、その状態でリードフレーム等の板状物をガイド
プレート53に沿ってダイ52上の所定の位置に送り込
むと、流体圧シリンダ62が作動してピストンロッド6
2aが下降し、それに伴ってパンチホルダ55・パンチ
57・ストリッパ59が下降する。すると、図6に示す
ように先ずストリッパ59が板状物Fの上面に当接して
コイルスプリング61により板状物を押え、引き続きコ
イルスプリング61に抗してパンチ57が下降して板状
物Fが打ち抜かれて小径穴が形成されるものである。な
お、その小径穴が形成された後は、上記と逆の順序でパ
ンチホルダ55・パンチ57・ストリッパ59が上昇し
て図5の状態に復帰するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
小径穴打抜き装置は、高精度が要求されるダイ52やパ
ンチ57の位置決めのため、それ等をフレーム内に組込
み、さらに小径パンチの保護およびガイドを兼ねるスト
リッパ59もガイドポストを兼ねる支持ロッド60によ
って案内されるなど精度が要求される多くの部品を必要
とし、部品点数・組立工数が多く製作コストが嵩む不具
合があった。また装置全体が大型化して広い配置スペー
スを必要とするため 自動機等への組み込みが困難であ
る等の問題があった。
【0006】本考案は上記従来の問題点に鑑みて提案さ
れたもので、部品点数・組立工数が少なく小型・安価
で、しかも高精度な小径穴打抜き装置を提供すると共
に、自動機等へも容易に組み込めるようにすることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案による板状物の小径穴打抜き装置は、以下
の構成としたものである。
【0008】即ち、打抜きパンチの周面に、該パンチの
ガイドと板状物の押えを兼ねる略筒状のストリッパを備
え、そのストリッパのガイドと板状物のガイドを兼ねる
ストリッパガイドを、上記打抜きパンチに対する打抜き
ダイ上に一体的に設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記のように、打抜きパンチの周面に、該パン
チのガイドと板状物の押えを兼ねる略筒状のストリッパ
を備え、そのストリッパのガイドと板状物のガイドを兼
ねるストリッパガイドを、上記打抜きパンチに対する打
抜きダイ上に一体的に設けたことにより、小型で高精度
な小径穴打抜き装置を提供することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。図1は本考案による板状物の小径穴打
抜き装置の一実施例を示す正面図、図2はその側面図で
ある。
【0011】図において、1は平板状の打抜きダイで、
その略中央部に打抜き穴1aが形成されている。そのダ
イ1の上面には、ストリッパガイド2がノックピン3に
より所定の位置に一体的に位置決め固定され、そのスト
リッパガイド2の下部にはリードフレーム等の板状物を
挿入するガイド溝2aが形成されている。
【0012】又そのストリッパガイド2の上方には、支
持部材4を介して流体圧シリンダ5が設けられ、そのピ
ストンロッド5aの下端に連結ピン6により小径の打抜
きパンチ7が取付けられている。
【0013】そして、上記パンチ7の下部周面に、該パ
ンチ7のガイドと板状物Fの押えを兼ねる略筒状のスト
リッパ8を備えたもので、そのストリッパ8は図3に示
すように横ピン9と長穴10とでパンチ7に上下動可能
に連結保持されると共に、図1に示すようにストリッパ
ガイド2に形成したガイド穴2b内に上下動可能に収容
保持されている。11は上記ストリッパ8を常時下方に
付勢するコイルスプリングである。
【0014】上記の構成において、打抜き加工を開始す
る際パンチ7およびストリッパ8は、図1および図4の
(a)のように上方位置にあり、その状態でリードフレ
ーム等の板状物Fを図に省略した給送ローラ等で前記ガ
イド溝2a内に沿って挿入して所定の位置に配置する
と、シリンダ5が作動してパンチ7およびストリッパ8
が、ストリッパガイド2のガイド穴2bに沿って図4の
(a)の状態から下降する。そして同図(b)のように
先にストリッパ8が板状物Fに当接すると同時にコイル
スプリング11により板状物Fが押え付けられて打抜き
時のずれが防止される。特にリードフレーム等にあって
はリード等のずれが防止される。次いで同図(c)のよ
うにパンチ7がコイルスプリング11に抗して更に下降
し、板状物Fを打ち抜いて小径穴が形成されるものであ
る。なお、その後パンチ7およびストリッパ8は、上記
と逆の順序で図1および図4の(a)の状態に復帰する
もので、ストリッパ8はパンチ7が上昇する際に横ピン
9を介して引き上げられる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による板状
物への小径穴打抜き装置は、打抜きパンチ7の周面に、
該パンチ7のガイドと板状物Fの押えを兼ねる略筒状の
ストリッパ8を備え、そのストリッパ8のガイドと板状
物Fのガイドを兼ねるストリッパガイド2を、上記打抜
きパンチ7に対する打抜きダイ1上に一体的に設けるだ
けの極めて簡単な構成により、従来の打抜き装置と同様
の機能を発揮できるもので、部品点数・組立工数は従来
の半分以下となり製作コストを大幅に低減することがで
きる。また装置全体を従来のものより、かなり小型化で
きるので自動機等への組み込みが容易となる。さらにス
トリッパ8を略筒状にしたので、板状物との当接面積を
極力小さくすることが可能となり、板状物を傷めるのを
可及的に低減することができる。特に板状物としてリー
ドフレームに打抜き加工を施す場合には、打抜き部周辺
のみのリードを押えるため、他の処理部、例えばメッキ
部等の損傷を防止できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による板状物の小径穴打抜き装置の一実
施例を示す正面図。
【図2】本考案による小径穴打抜き装置の側面図。
【図3】パンチおよびストリッパの斜視図。
【図4】(a)〜(c)は打抜き加工時の動作説明図。
【図5】従来の小径穴打抜き装置の正面図。
【図6】従来の小径穴打抜き装置による打抜き加工状態
の正面図。
【符号の説明】
1 打抜きダイ 2 ストリッパガイド 5 シリンダ 7 打抜きパンチ 8 ストリッパ F 板状物(リードフレーム)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打抜きパンチの周面に、該パンチのガイ
    ドと板状物の押えを兼ねる略筒状のストリッパを備え、
    そのストリッパのガイドと板状物のガイドを兼ねるスト
    リッパガイドを、上記打抜きパンチに対する打抜きダイ
    上に一体的に設けたことを特徴とする板状物の小径穴打
    抜き装置。
JP40391590U 1990-12-19 1990-12-19 板状物の小径穴打抜き装置 Expired - Lifetime JP2522740Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40391590U JP2522740Y2 (ja) 1990-12-19 1990-12-19 板状物の小径穴打抜き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40391590U JP2522740Y2 (ja) 1990-12-19 1990-12-19 板状物の小径穴打抜き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0490123U JPH0490123U (ja) 1992-08-06
JP2522740Y2 true JP2522740Y2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=31881628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40391590U Expired - Lifetime JP2522740Y2 (ja) 1990-12-19 1990-12-19 板状物の小径穴打抜き装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2522740Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104889237A (zh) * 2015-06-30 2015-09-09 金世金属制品(吴江)有限公司 一种冷冲孔双重脱料机构

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015170408A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社豊田自動織機 電極の製造方法
CN111469205B (zh) * 2020-04-22 2021-12-10 德清凌凯科技发展有限公司 一种用于皮套的高效环保打孔装置
CN112547919A (zh) * 2020-11-24 2021-03-26 苏州安洁科技股份有限公司 一种五金模冲压方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104889237A (zh) * 2015-06-30 2015-09-09 金世金属制品(吴江)有限公司 一种冷冲孔双重脱料机构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0490123U (ja) 1992-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4268952B2 (ja) パイプ材にナットを固着するプレス装置
WO2006057196A1 (ja) 絞り成形方法及びその装置
JPS6331290B2 (ja)
JP2518586B2 (ja) かしめ方法及びかしめ装置
JP2522740Y2 (ja) 板状物の小径穴打抜き装置
JP3387207B2 (ja) プレス用カム型
JP2875853B2 (ja) ロールフィーダーおけるリリース制御方法
JP3450586B2 (ja) 抜曲げ加工装置
JP3121691B2 (ja) プレス金型
JP3674287B2 (ja) バーリング加工方法およびバーリング加工装置
JP2006255781A (ja) 絞り成形装置
JP3407779B2 (ja) プレス型の穴抜装置
JPH08206750A (ja) プレス孔明け装置
KR0134621Y1 (ko) Z밴딩 및 피어싱, 노칭 타발 복합성형장치
JPH0231208Y2 (ja)
JPH0654423U (ja) バーリング加工用金型
JPS6130746Y2 (ja)
JP3023626B2 (ja) リードカット装置
JPH0718416Y2 (ja) タレットパンチプレスのダイ保持機構
JPH0222091Y2 (ja)
JP2511582Y2 (ja) ガイド付バ―リング加工用プレス装置
JPH0140583Y2 (ja)
JPH0622504Y2 (ja) ピアス金型装置
JPS6331785Y2 (ja)
SU1655596A1 (ru) Гибочный узел многоползункового гибочного автомата

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960820