JPS628897Y2 - - Google Patents

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JPS628897Y2
JPS628897Y2 JP5966978U JP5966978U JPS628897Y2 JP S628897 Y2 JPS628897 Y2 JP S628897Y2 JP 5966978 U JP5966978 U JP 5966978U JP 5966978 U JP5966978 U JP 5966978U JP S628897 Y2 JPS628897 Y2 JP S628897Y2
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JP5966978U
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  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は1台で鋼材の切断、切欠き(ノツ
チ)、折曲と種類の異なる3加工を行なう鋼材加
工機に関するもので、油圧駆動により降下するラ
ムを1本設け、このラムと共動する鋼材切断用ポ
ンチブレード、ノツチ形成用ポンチブレード、折
曲用ポンチを一体に設けたことを特徴とするもの
である。
たとえばアングル材を切断する場合にはアング
ル切断装置を、切欠きを形成する場合には切欠装
置を、また折曲する場合には折曲装置を用いて
夫々加工するが、従来はこれら切断装置、切欠装
置、折曲装置はそれぞれ独立した走置であつて、
高価な機械であるため経済的に極めて不経済であ
つた。
しかも、これら各装置が独立しているというこ
とは、上記切断、切欠き、折曲の3種類の加工を
一貫して行えないという不都合があり、極めて作
業性が悪いという点が隘路になつていた。
本考案は従来の鋼材加工機が斯る欠点を有する
点に鑑み、斯る欠点を除去して1台で切断、切欠
き、折曲の種類の異なる3加工を行なうことがで
きるようにすることを目的として考案したもの
で、以下に本考案を図面に示す1実施例に基いて
説明する。
この実施例では、下部に底板1を有する本体2
の中央部にシリンダ3を上下方向に向けて形成
し、このシリンダ3内にラム30の略中央部に形
成したやや大径のピストン31を上下動可能に収
容している。
本体2の上部には前後左右に拡張させて台盤4
を形成し(第4図参照)、この台盤4の両側(第
4図において上下部、第3図において左右両側)
にそれぞれガイド支柱32,32を樹立し、この
ガイド支柱32,32の上部を連結板33で連結
して主要部のフレームを構成している。20は前
記ラム30の上部に固着した可動体で、第3図に
示す如く、該可動体の左右両側に上下方向に向け
てそれぞれ設けた長孔21,21に前記ガイド支
柱32,32を挿通して可動体20がラム30の
上下動に共動するようになつている。
シリンダ3の下部とピストン31の下側との間
に復帰用圧縮ばね40を弾発し、また、シリンダ
3の上部にはピストン31の上側に連通する油孔
5を形成し、圧油が同油孔5よりシリンダ3の上
部に入ると、圧縮ばね40に抗してピストン31
を押し下げ、ラム30と可動体20が所要の圧力
で降下するように構成されている。
本体2の下部中央には横方向に向けて(第1図
紙面方向に向けて)開口6を形成し、この開口6
内に前記ラム30の下端を突出させ、このラムの
下部に下面が逆山型をしたアングル材の上刃(ポ
ンチブレード)7を着脱可能に固定する。ポンチ
ブレード7の下方には、上記開口6の下部に形成
したV溝9に該ブレード7の刃厚と概むね同一の
間隔をあけてV形の下刃(ダイブレード)8を着
脱可能に固定する。
一方、台盤4の前部4a側には、第4図に示す
ように、二等辺三角形の打抜孔10を頂角部を前
方(同図左側)に向けて形成し、この打抜孔10
に沿わせて切欠下刃(ダイブレード)11を台盤
上に着脱自在に取付ける。また前記可動体20の
前部に設けた取付部22の下部には、該ダイブレ
ード11によつて形成されるV字溝と合致する同
じくV字形の切欠上刃(ポンチブレード)12を
水平に着脱自在に取付け、ラム30と共動して可
動体20が降下すると、ポンチブレード12は打
抜孔10内に進入するまで下降し、この上下のブ
レード11,12によつてアングル材の一辺を切
欠して当該辺にVノツチ43を形成する。更に台
盤の前部4a中央には、ラム30の位置する方向
に向けて前後動(第1図左右動)可能に調節装置
Aを設ける。この調節装置Aは、台盤前部4a上
に取付けた支持部45に上記ブレード11,12
方向に向けて螺合した螺棒46を、その一端に取
付けたハンドル47を回動させることにより、該
螺棒に回動可能に支承した一文字形ストツパ48
を前後動させるもので、ストツパ48を前後動さ
せることによつてポンチブレード12の前後位置
を調節する。
更に、ラム30を挾んで前記台盤前部4aと反
対側に位置する台盤後部4b上にほ、ラム30の
位置する方向に対して前後動(第1図左右動)可
能に、上面にV字溝14を形成した受台13を取
付け、この受台13の外側(第2図右側)にスト
ツパ15を取付ける。16はこの受台13の先端
を軸承した螺杆で、同杆16を台盤後部4bに取
付けた取付板17に螺合し、この螺杆16の先端
に折曲げ自在に取付けた把手18を回動させるこ
とによつて受台13を前後動させることができ
る。
23は可動体20の前記取付部22と反対側に
設けた後部片で、この後部片23の下面には第3
図に示すように、下面を前記受台13のV字溝1
4と合致するV字形に形成したポンチ19を着脱
自在に取付ける。
次に、上記実施例の作用について説明する。
先づ、アングル材の切断は下記のようにして行
なう。アングル材41を開口6からダイブレード
8のV溝9に沿つて挿入し、切断位置をダイブレ
ード8に合わせる。次いで、油圧ポンプ(図示せ
ず)を操作し、圧油を油孔5を経てシリンダ3内
に導くとピストン31の上側の圧力が高まつて、
圧縮ばね40に抗してこのピストン31を押し下
げる。このとき、ピストン31と一体のラム30
を降下させるから、ラム30の下端に取付けたポ
ンチブレード7は降下して該ポンチブレード7と
ダイブレード8の両者によつてアングル材41を
切断する。このとき、ポンチブレード7の幅が切
屑となつて受箱内に落下する。
このようにして所定の長さに切断したアングル
材41を可動体20の下方に設けたダイブレード
11の上に載せるが、この場合、先づ一文字形ス
トツパ48をハンドル47を操作して手前(第
1,2図左方)に引き出し、ポンチブレード12
とストツパ48の間の間隙が上記アングル材41
を幅方向から挿入できる間隔に広がつたときに、
当該アングル材41を挿入し、ダイブレード11
の上に載せ、アングル材41につけたけがき線
(図示せず)とポンチブレード12が一致するよ
うに上から見ながら位置を決め、ストツパ48を
アングル材41に当るまで進出させて、作業中に
アングル材41が後退しないように、当該ストツ
パ48を締めつける。このとき、詳記しないがア
ングル材41はポンチブレード12およびダイブ
レード11の中心線と直交する。
このようにして準備が完了したら再び油圧ポン
プを操作してピストン31を押し下げ、ピストン
31と一体に降下するラム30に取付けられてい
るポンチブレード12がダイブレード11に向つ
て下降し、当該ポンチブレード12とダイブレー
ド11の両者によつてアングル材41をたとえば
第5図に示すように直角二等辺三角形に切断して
切欠き(ノツチ)43を形成する。
ノツチ43を設けたアングル材41を当該ノツ
チ43を上方に向けて受台13の上に載せ、ノツ
チ43の中心線(二等分線)をV字形ポンチ19
の中心線に合わせ、アングル材41が上記ノツチ
形成時と同様にストツパ15に当接させ、ストツ
パ15とアングル材41を平行にする。
上記ノツチ43の角度を90度とする場合には85
度位の角度のV字形ポンチ19を用いるとよい。
この状態でラム30を降下させると、V字形ポ
ンチ19の下向きの尖端がノツチ43を有するア
ングル材41の反対側の側板41aの、ノツチ4
3の頂点43aと合致する折曲予定の仮想直線4
1b上を押圧するから、鋼板41は受台13のV
字溝14の中心に側板41aを折曲げ、ノツチ4
3の端面43b,43bを互いに接近させて突き
合わせる。その状態のまま突き合せ部を溶接する
ことによりアングル材41は第6図に示すような
形に加工する。
上記実施例はアングル材の切断、切欠き、折曲
に適応させたものであるが、切断用またはノツチ
形成用のポンチブレードとダイブレードを交換す
るか或いは孔あけ用のポンチに交換することによ
つて、たとえば棒材や板材の切断、90度ノツチの
形成、丸孔、角孔の形成もできる。
以上、実施例に基いて本考案を説明したが、本
考案の鋼材加工機は、本体の中央部に油圧駆動で
下降するラムを上下方向に設け、このラムの上部
には半径方向に向けて可動体を固定し、該ラムの
下部には鋼材切断用ポンチブレードを本体の下部
位置に固定したダイブレードに上下方向から対向
させて取付け、また、この可動体には鋼材へのノ
ツチ形成用ポンチブレードを、前記鋼材切断用ポ
ンチブレードと直角方向一側端位置の前部台盤上
に固定したダイブレードに上下方向から対向させ
て取付けると共に、該前部台盤上に本体の端面方
向からストツパを進退自在に設置し、さらに、該
可動体には鋼材の折曲用V字形ポンチと、本体の
前記ノツチ形成用ポンチブレードと反対側の後部
台盤上に進退自在に設置した折曲用の受台に上下
方向から対向させて取付け、且つ、この受台にス
トツパを設けたものであるから、ラムと共に上下
動する鋼材切断用ポンチブレード、ノツチ形成用
ポンチブレードおよび鋼材折曲用V字形ポンチの
3者を同時に作動し、たとえばアングル材41の
切断、切欠き、折曲げの種類の異なる3加工を1
台の機械で順次行なうことができ、1台の機械の
回りのワークポジシヨンに3人の作業員がつけ
ば、これらの3加工を同時に行なうこともでき
る。その上これら3加工を行うための機構を1台
の機械に組み込むことによつて、コンパクトにで
きるから設置場所の制約を受けないで済むという
有益なる効果があり、更には、この3加工はほと
んど同じ場所で行なうことができるようにしたこ
とによつて3加工を行うそれぞれの機械を独立さ
せて形成した従前例にくらべると材料の持ち運び
を不要にし著しく作業性を向上させることができ
るという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すもので、第1図
は一部を切断して示した縦断正面図、第2図は可
動体回りを示す正面図、第3図は一部を切断して
示した右側面図、第4図は第1図B−B線上から
視た台盤の平面図、第5図は切欠き(ノツチ)を
形成した後のアングル材(鋼材)の斜視図、第6
図は全加工を完了したアングル材の斜視図であ
る。 2…本体、3…シリンダ、4…台盤、7…鋼材
切断用ポンチブレード、8…ダイブレード、11
…ノツチ形成用ダイブレード、12…ポンチブレ
ード、13…折曲用受台、15…ストツパ、19
…V字形ポンチ、20…可動体、22…取付部、
23…後部片、30…ラム、41…鋼材、48…
ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体2の中央部に油圧駆動で下降するラム30
    を上下方向に設け、このラムの上部には半径方向
    に向けて可動体20を固定し、該ラム30の下部
    には鋼材切断用ポンチブレード7を本体2の下部
    位置に固定したダイブレード8に上下方向から対
    向させて取付け、また、この可動体20には鋼材
    へのノツチ形成用ポンチブレード12を、前記鋼
    材切断用ポンチブレードと直角方向一側端位置の
    前部台盤4a上に固定したダイブレード11に上
    下方向から対向させて取付けると共に、該前部台
    盤上に本体の端面方向からストツパ48を進退自
    在に設置し、さらに、該可動体20には鋼材の折
    曲用V字形ポンチ19を、本体2の前記ノツチ形
    成用ポンチブレード12と反対側の後部台盤4b
    上に進退自在に設置した折曲用の受台13に上下
    方向から対向させて取付け、且つ、この受台13
    にストツパ15を設けた鋼材加工機。
JP5966978U 1978-05-04 1978-05-04 Expired JPS628897Y2 (ja)

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JP5966978U JPS628897Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04

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JP5966978U JPS628897Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04

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JPS54163147U JPS54163147U (ja) 1979-11-15
JPS628897Y2 true JPS628897Y2 (ja) 1987-03-02

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JP5966978U Expired JPS628897Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04

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CH658415A5 (en) * 1983-03-11 1986-11-14 Muellheim Ag Utilis Sheet-metal working apparatus

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JPS54163147U (ja) 1979-11-15

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