JP2515616Y2 - 切断機 - Google Patents

切断機

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JP2515616Y2
JP2515616Y2 JP1993035750U JP3575093U JP2515616Y2 JP 2515616 Y2 JP2515616 Y2 JP 2515616Y2 JP 1993035750 U JP1993035750 U JP 1993035750U JP 3575093 U JP3575093 U JP 3575093U JP 2515616 Y2 JP2515616 Y2 JP 2515616Y2
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貴昭 木山
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貴昭 木山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主としてジグソーパズ
ルの紙牌、紙箱の製作に使用される打抜き刃を製作する
ために、トムソン刃等の帯状刃板を所定長さに切断或い
は部分的に打抜く切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、斯種切断機は、図5に示す如く、
基台(1)上に上下動可能に設けた刃取付け台(3)に上刃
(6)を取り付け、基台(1)上に下刃(8)を固定してい
る。上刃(6)は刃取付け台(3)の下部に設けた凹段部(3
0)に嵌まり、ボルト(60)によって固定されている。下刃
(8)に跨がって刃板(9)を載せ、上刃(6)を下降させて
刃板(9)を切断或いは部分的に打ち抜くことができる。
上刃(6)の上端面は、刃取付け台(3)の凹段部(30)の天
井面に当っており、切断時のボルト(60)への負荷を軽減
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の切断機では、図
4Bに示す帯板状の刃板(9)の部分的な打抜き(91)、或
いは図4Aに示すコ字状に屈曲した刃板(9)の中央部の
実線部で示した打抜き(91)は可能であった。しかし、上
刃(6)の上方には刃取付け台(3)があり、更に該刃取付
け台(3)を上下動可能に支持する部材が存在しているた
め、図4Aに二点鎖線で示すように、コ字状に屈曲した
刃板(9)の下側の屈曲部(90)に打抜き(91)を行なうこと
は、刃取付け台(3)等が邪魔になって不可能である。ま
た、打抜き刃の中には、図6に示すように、長刃(200)
と、長刃(200)と直交し、長刃(200)に比して非常に短い
短刃(210)を一体に具えるものがある。このような打抜
き刃を1回の曲げ加工で形成しようとすると、曲げ型と
のかかり代が少ないために、短刃(210)を精度良く曲げ
ることは困難である。従って、通常は一旦刃板(9)をL
字形に曲げ加工してから、図6に二点鎖線で示す部分を
切り落として短刃(210)を形成する。従来の切断機で、
この部分を切断しようとしても、刃取付け台(3)と刃板
(9)の上端が当ってしまい、不可能である。本考案は、
上記問題を解決できる切断機を明らかにするものであ
る。
【0004】
【課題を解決する手段】本考案の切断機は、刃取付け台
(3)に、水平方向に延び、前方を開放した取付け溝(31)
を開設して、該取付け溝(31)に、横長の上刃(6)の基端
を嵌合して、取付け溝(31)中に固定し、該上刃(6)の先
端側を刃取付け台(3)の前方に突出させて、上刃(6)の
先端部の上方及び側方を開放し、上刃(6)の先端部下面
に切れ刃(62)を形成して、該切れ刃(62)の下方に対向し
て、前記下刃(8)を配備している。
【0005】
【作用及び効果】横長の上刃(6)は、基端部のみを取付
け台(3)に固定し、先端は刃取付け台(3)の前方に突出
しており、上刃(6)の先端の上方及び側方は開放されて
いるため、図4Aに示すコ字状の刃板(9)の両側屈曲部
(90)(90)の間に上刃(6)の先端部が位置するように、刃
板(9)をセットし、下方の屈曲部(90)のみを部分的に打
ち抜くことが可能となる。また、上刃(6)の上方及び側
方が開放されているため、上刃(6)の下降時に刃板(9)
と当って、上刃(6)の摺動を妨げる障害物はない。従っ
て、図6に二点鎖線で示す刃板(9)の部分のみを打ち抜
く際にも、従来のように刃取付け台(3)と刃板(9)の先
端が当ることはない。よって、図6に示す刃板(9)の加
工をスムーズに行なうことができる。刃取付け台(3)に
形成される取付け溝(31)は、水平方向に延び、前方を開
放しているから、押え板(7)を少し緩めるだけで、上刃
(6)は取付け台(3)の前方から基端部を着脱でき、上刃
(6)の交換が迅速に行なえる。
【0006】
【実施例】図1に示す如く、基台(1)上面の略中央部に
刃取付け孔(11)が開設され、刃取付け孔(11)の後方に昇
降案内台(2)、刃取付け孔(11)の左右両側に載せ台(12)
(13)が突出している。刃取付け孔(11)の内面には、左右
及び前面に下刃(8)(8)(8)が着脱可能に取り付けら
れ、下刃(8)(8)(8)間には後記する上刃(6)の切れ刃
(62)が素通りできる空間が形成されている。
【0007】昇降案内台(2)は、縦長の中空体に形成さ
れ、図3に示すように、内部に昇降台(4)が上下動可能
に配備され、前面の中央部に開設した角穴(41)に刃取付
け台(3)の基端を緊密に嵌合し、昇降台(4)の背面から
挿通したボルト(42)によって固定されている。刃取付け
台(3)の先端側は、昇降案内台(2)の前面に開設された
切欠孔(21)から昇降可能に外部に突出している。
【0008】昇降台(4)の上部にトッグル機構による昇
降駆動装置(5)を配備して、昇降台(4)に連繋してい
る。昇降駆動装置(5)は、図3に示す如く、夫々基端を
昇降案内台(2)と昇降台(4)に連結した2本のリンク(5
4)(55)の自由端を枢支してトッグルジョイント(56)を形
成し、該ジョイントの枢支部に連杆(57)の先端を枢支連
結し、連杆(57)の基端を回動軸(51)の偏心位置に開設し
た切欠(52)に嵌めて枢支(53)している。回動軸(51)は、
昇降案内台(2)に回転自由に支持され、手動ハンドル(5
8)が突出している。ハンドル(58)を下方に倒すことによ
り、連杆(57)の枢支(53)点を押し進め、トッグルジョイ
ント(56)の屈曲点を押して、一直線に伸し、昇降台(4)
を下降させることができる。
【0009】前記刃取付け台(3)の先端側の一方の側面
には、図2に示すように、先端縁に開口する横長の取付
け溝(31)及び該取付け溝(31)の上方に該溝と平行に凹段
部(32)が形成され、取付け溝(31)と凹段部(32)の間の山
部にネジ穴(33)が開設されている。刃取付け台(3)の取
付け溝(31)に上刃(6)の基端が緊密に嵌合し、刃取付け
台(3)にボルト(70)止めした押え板(7)によって、上刃
(6)を溝底に押圧して固定する。
【0010】上刃(6)は横長に形成され、先端側下面に
斜めに突出した切れ刃(62)を有しており、側面に横長の
溝(61)を形成している。押え板(7)の内面には、上刃
(6)の溝(61)及び凹段部(32)に嵌まる凸部(71)(71)が形
成され、ボルト(70)をネジ穴(33)に締め付けたとき、両
凸部(71)(71)が上刃(6)の溝(61)及び凹段部(32)の底面
を押圧する。従って、上刃(6)の基端部は、図8に示す
ように、押え板(7)により、刃取付け台(3)に固定され
ている。上刃(6)の先端部は、図9に示すように、上方
と側方が開放されており、上刃(6)の切れ刃(62)の摺動
移行路上には、刃板(9)と当り、上刃(6)の摺動に邪魔
となる障害物はない。
【0011】然して、切断すべき刃板(9)を下刃(8)
(8)(8)に跨がって載せ、ハンドル(58)の操作によって
上刃(6)を下降させ、刃板(9)を切断或いは打ち抜くこ
とができる。横長の上刃(6)の先端は刃取付け台(3)の
前方に突出しており、上刃(6)の上方及び側方は開放さ
れているため、図4Aに示すコ字状の刃板(9)の両側屈
曲部(90)の内、一方の屈曲部(90)を上刃(6)の上方に位
置させ、他方の屈曲部を部分的に打ち抜くことが可能と
なる。また、上刃(6)の上方及び側方が開放されている
ため、図6に二点鎖線で示す刃板(9)の部分のみを打ち
抜く際にも、従来のように刃取付け台(3)と刃板(9)の
先端が当ることはない。従って、図6に示す刃板(9)の
加工がスムーズに行なえる。この場合、図7に示すよう
に、上刃(6)の側面にスペーサ(220)を介して、刃板
(9)の長刃(200)を当接し、上刃(6)を下降させて、二
点鎖線で示す部分を切断する。本実施例に於いては、上
刃(6)の左右何れの側面にも、刃板(9)を当接させるこ
とができ、短刃(210)が互いに逆向きの打抜き刃を1台
の切断機で形成できる。また、上刃(6)は、刃取付け台
(3)に対し取り付けられた基端部から、先端部が開放さ
れた状態で、前方に突出しているので、上刃(6)の先端
部を細くすることもできる。
【0012】又、上刃(6)は押え板(7)に押圧されて刃
取付け台(3)に固定されるため、上刃(6)にボルト挿通
孔を開設する必要はなく、応力集中による亀裂の発生を
なくすことができる。上刃(6)は押え板(7)に押圧され
た状態で、刃取付け台(3)の取付け溝(31)に緊密に嵌ま
って、切断時の負荷を溝の上下の側面で受けるため、安
定して上刃(6)を支持できる。更に、上刃(6)の交換に
際し、押え板(7)の凸部(71)が上刃(6)の溝(61)から脱
出できるので、ボルト(70)を少し緩めるだけで、上刃
(6)の抜き出しができ、従来のように、ボルトが外れる
まで緩ませなければ、上刃の交換ができないものに比
べ、上刃の交換を迅速に行なうことができる。尚、本考
案の切断機は、刃板(9)の切断、打抜きに限らず、帯状
板、板片等の板材の切断、打抜きに実施できるのは勿論
である。本考案は、上記実施例の構成に限定されること
はなく、実用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の
変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断機の斜面図である。
【図2】上、下刃の取付け説明図である。
【図3】切断機の側面断面図である。
【図4】A及びBは、コ字状刃の斜面図である。
【図5】従来例の切断機の斜面図である。
【図6】別の刃板の斜視図である。
【図7】上刃の側面に刃板を当接する状態を示す図であ
る。
【図8】図3をA−A線で切断した断面図である。
【図9】図3をB−B線で切断した断面図である。
【符号の説明】
(1) 基台 (3) 刃取付け台 (4) 昇降台 (5) 昇降駆動装置 (6) 上刃 (7) 押え板 (8) 下刃 (9) 刃板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(1)上に下刃(8)を固定し、下刃
    (8)の上方に、刃取付け台(3)を上下動可能に配備し、
    該刃取付け台(3)に下刃(8)に対向する上刃(6)を取り
    付け、刃取付け台(3)の側面にネジ止めされた押え板
    (7)により、上刃(6)を支持した切断機に於て、 刃取付け台(3)に、水平方向に延び、前方を開放した取
    付け溝(31)を開設して、該取付け溝(31)に、横長の上刃
    (6)の基端を嵌合して、取付け溝(31)中に固定し、該上
    刃(6)の先端側を刃取付け台(3)の前方に突出させて、
    上刃(6)の先端部の上方及び側方を開放し、上刃(6)の
    先端部下面に切れ刃(62)を形成して、該切れ刃(62)の下
    方に対向して、前記下刃(8)を配備したことを特徴とす
    る切断機。
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JPH077813U (ja) 1995-02-03

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