JPH0645288Y2 - 刃板加工機 - Google Patents

刃板加工機

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JPH0645288Y2
JPH0645288Y2 JP7967889U JP7967889U JPH0645288Y2 JP H0645288 Y2 JPH0645288 Y2 JP H0645288Y2 JP 7967889 U JP7967889 U JP 7967889U JP 7967889 U JP7967889 U JP 7967889U JP H0645288 Y2 JPH0645288 Y2 JP H0645288Y2
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JP
Japan
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blade
plate
blade body
movable upper
cutting
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Application number
JP7967889U
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JPH0319617U (ja
Inventor
昭好 木山
Original Assignee
有限会社ジーク
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、帯状材料刃板を切断及びプレス加工して屈曲
刃板片を形成するための刃板加工機に関するものであ
る。
(従来の技術) 第8図に示す如く、紙箱(8)を帯状に開封するため
に、紙箱に予め2列に屋根形の切込み(81)を断続的に
施すことが行われている。
上記切込み(81)は、第7図に示す様に、角棒状の木製
台板(92)の両側面に一対の所謂ジッパー刃(93)(9
3)を取付け、これをトムソン機等の紙板打抜き装置の
定盤(97)にセットし、ジッパー刃(93)(93)を紙板
に打込んで形成されている。
ジッパー刃(93)は、一側縁の全長に亘って切刃(93
b)を形成した帯状刃板(93a)に、切刃(93b)と直交
して等間隔に縦切込み(94)及び各縦切込みの下端に連
続して横切込み(95)を施し、縦横切込み(94)(95)
で囲まれる部分を内側に屈曲して形成され、該屈曲部
(96)の底縁(96a)を前記台板(92)の板面に当てて
台板(92)にセットされる。
(考案が解決しようとする課題) 上記ジッパー刃(93)は、刃全体に作用する荷重は打抜
き装置の定盤(97)で支えられるが、紙板への打込み
時、切刃(93b)の内向き屈曲部(96)に対する荷重は
該屈曲部の下縁(96a)を受ける台板(92)の表面に作
用する。
台板(92)は木製であるから局部的な加圧に対する耐久
性は乏しく、刃板(93a)の屈曲部(96)に繰り返し荷
重が作用することにより、該屈曲部(96)の下縁(96
a)が台板(92)に食い込んで屈曲部(96)自体が変形
する。これによって正常に紙板に切込みを施すことが出
来なくなり、ジッパー刃(93)の早期交換を余儀なくさ
れる。
そこで、第6図に示す如く、紙板に施すべき断続的な切
込み列に対応して、木製の偏平台板(98)に貫通切欠
(99)を施し、該切欠(99)に対応して屈曲した刃板片
(91)を緊密に嵌着して該刃板片(91)の切刃(93a)
を台板(98)上に臨出させ、これを打抜き装置の定盤
(97)に取り付けて紙板を打抜くことが行なわれてい
る。
上記の場合、紙板への打込み時に、刃板片(91)に作用
する荷重は直接に定盤(97)が受け、又、台板(98)に
よって刃板片(91)の曲がりが防止されるため、刃板片
(91)が局部的に変形して短時間で使用不能となること
は防止される。
上記刃板片(91)は、切断装置によって帯状材料刃板を
小片に切断し、これをプレス装置によって曲げ加工して
形成されている。材料刃板の切断とプレス加工は別装置
によって別工程で行なわれており、切断後の刃板小片を
プレス装置にセットしてプレス加工するのは、手間が掛
かり製造能率が悪かった。
本考案は第6図に示す刃板片(91)を一工程で能率的に
製造できる装置を明らかにするものである。
(課題を解決する手段) 本考案の刃板加工機は、基台(1)上に上下動可能に配
備した可動上刃体(3)と該可動上刃体の下降路に隣接
して配備した固定下刃体(2)を具え、両刃体(2)
(3)の切刃(20)(30)を交差させて帯状材料刃板
(9)を切断する切断装置Cと、 可動上刃体(3)の下降路に配備した受台(5)と可動
上刃体(3)の下面を押圧型面(33)とするプレス装置
Pと、 可動上刃体(3)の下降路を挟んで固定下刃体(2)に
対向して配備され帯状材料刃板(9)の切断長さを決め
るストッパー(61)とで構成される。
受台(5)の材料受面(54)は2つの平坦面(51)(5
2)が鈍角で交わって形成され、該2つの平坦面(51)
(52)面の交差線(53)は前記上下の刃体(2)(3)
の切刃(20)(30)に平行に延びており、可動上刃体
(3)の下面の押圧型面(33)は受台(5)の受面(5
4)に対応した形状を呈している。
(作用及び効果) 固定下刃体(2)上に帯状材料刃板(9)を載せ、該刃
板(9)の先端をストッパー(61)に当てる(第3
図)。
可動上刃体(3)を下降させて、上刃体(3)と下刃体
(2)を交差させることによって材料刃板(9)を切断
する(第4図)。
切断された刃板小片(91)は受台(5)に落下する。
可動上刃体(3)を更に下降させて、刃板小片(91)を
加圧する(第5図)。
刃板片(91)は受台(5)の受面(54)と可動上刃体
(3)の押圧型面(33)の形状に対応して屈曲し、第6
図に示す刃板片(91)を形成できる。
可動上刃体(3)を上昇させ、受台(5)から刃体片
(91)を取り出し、この作業を繰り返すことにより、刃
板片(91)を一工程で能率的に製造できる。
(実施例) 第1図は本考案の一例を示しており、これは固定下刃体
(2)と可動上刃体(3)とで帯状材料刃板(9)を切
断する公知の手動式切断装置Cに対して、可動上刃体
(3)の下降路に本考案の特徴とする刃板屈曲用の受台
(5)を配備して構成されている。
切断装置Cは、基台(1)の奥端に支持台(11)を突設
して該支持台の前方に向けてアーム(12)を突設してい
る。
アーム(12)上には刃体取付け台(31)が上下動可能に
配備され、該刃体取付け台の下部に刃体(3)がボルト
止めされている。
刃体取付け台(31)の両側縁は、アーム(12)にボルト
止めされたガイド板(23)(23)によって昇降可能に支
持されている。
第2図の如く、刃体取付け台(31)の裏面には横長の長
穴(32)が開設されている。
アーム(12)には刃体取付け台(31)の取付け位置に対
応して貫通孔(13)を開設し、該孔(13)に回転体
(4)が回転自由に配備され、該回転体(4)の偏心位
置に突設した軸(41)を前記刃体取付け台(31)の長穴
(32)に摺動可能に嵌めている。
回転体(4)には手動ハンドル(42)が突設され、ハン
ドル(42)を手前に引くと、軸(41)が偏心回転して刃
体取付け台(31)を下降させる。
基台(1)に上記可動上刃体(3)の下降路に隣接して
固定下刃体(2)が配備される。
固定下刃体(2)は基台(1)上に設けた固定下刃取付
け台(21)に着脱可能にボルト止めされている。
可動上刃体(3)の下降端に対応し且つ固定下刃体
(2)に隣接して受台(5)が配備されている。
受台(5)は2つの面(51)(52)が鈍角で交わって形
成され、2つの面の交差線(53)は上下の刃体(3)
(2)の切刃(20)(30)に平行である。
受台(5)の固定下刃体(2)側の平坦面(51)は水平
であって、他の平坦面(52)は外側に少し高く傾斜して
いる。
前記可動上刃体(3)の下面は受台(5)の受面(54)
に対応しており、切刃(30)側の平坦面(31)は水平面
であり、他の平坦面(32)は少し高く傾斜して押圧型面
(33)を形成している。
基台(1)上に材料刃板載せ台(7)が基台(1)と直
交して固定下刃体(2)の上面高さに揃えて水平に配備
されている。
材料刃板載せ台(7)は、基台(1)上に前後にスライ
ド可能に配備したスライド台(71)に取付けられ、スラ
イド台(71)はクランプネジ(72)によって位置決めさ
れる。
前記受台(5)に隣接して受台(5)及び固定刃体
(2)よりも高く当り板(6)がネジ止め固定されてい
る。
当り板(6)の上端は、固定下刃体(2)に対向してお
り、前記材料刃板載せ台(7)に載せる帯状材料刃板
(9)の切断長さを決めるストッパー(61)となってい
る。
然して、材料刃板載せ台(7)に長尺の材料刃板(9)
を載せ、該刃板(9)の先端をストッパー(61)に当て
る(第3図)。
可動上刃体(3)を下降させて、上刃体(3)と下刃体
(2)を交差させることによって材料刃板(9)を切断
する(第4図)。
切断された刃板は受台(5)に落下する。
可動上刃体(3)を更に下降させて、刃板片(91)を加
圧する(第5図)。
刃板片(91)は受台(5)の受面(54)と可動上刃体
(3)の押圧型面(33)の形状に対応して屈曲し、第6
図に示す刃板片(91)を形成できる。
可動上刃体(3)を上昇させ、受台(5)から刃体片
(91)を取り出し、この作業を繰り返すことにより、刃
板片(91)を能率的に製造できる。
本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく実用
新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は刃板加工機の斜面図、第2図は可動上刃体取付
け台の取付け部の分解斜面図、第3図は上刃体と下刃体
の取付け状態を示す断面図、第4図は材料刃板を切断し
た状態の説明図、第5図は切断した刃板小片をプレス加
工している状態の説明図、第6図は台板に刃板片を装着
する説明図、第7図ジッパー刃を台板に取付ける状態を
示す説明図、第8図は帯状開封部を有する紙箱の斜面図
である。 (1)……基台、(2)……固定下刃体 (3)……可動上刃体、(5)……受板 (6)……当り板、(7)……当り板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(1)上に上下動可能に配備した可動
    上刃体(3)と該可動上刃体の下降路に隣接して配備し
    た固定下刃体(2)を具え、両刃体(2)(3)の切刃
    (20)(30)を交差させて帯状材料刃板(9)を切断す
    る切断装置Cと、 可動上刃体(3)の下降路に配備した受台(5)と可動
    上刃体(3)の下面を押圧型面(33)とするプレス装置
    Pと、 可動上刃体(3)の下降路を挟んで固定下刃体(2)に
    対向して配備され帯状材料刃板(9)の切断長さを決め
    るストッパー(61)とで構成され、 受台(5)の材料受面(54)は2つの平坦面(51)(5
    2)が鈍角で交わって形成され、2つの平坦面(51)(5
    2)面の交差線(53)は前記上下の刃体(2)(3)の
    切刃(20)(30)に平行に延びており、可動上刃体
    (3)の下面の押圧型面(33)は受台(5)の受面(5
    4)に対応した形状を呈している刃板加工機。
JP7967889U 1989-07-06 1989-07-06 刃板加工機 Expired - Lifetime JPH0645288Y2 (ja)

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JPH0319617U JPH0319617U (ja) 1991-02-26
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ID=31624051

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JP7967889U Expired - Lifetime JPH0645288Y2 (ja) 1989-07-06 1989-07-06 刃板加工機

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JPH0319617U (ja) 1991-02-26

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