JPH054597U - リード成形装置 - Google Patents

リード成形装置

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JPH054597U
JPH054597U JP2589691U JP2589691U JPH054597U JP H054597 U JPH054597 U JP H054597U JP 2589691 U JP2589691 U JP 2589691U JP 2589691 U JP2589691 U JP 2589691U JP H054597 U JPH054597 U JP H054597U
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幸夫 入江
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空機搭載機器等の基板に表面実装されるリ
ード成形部品のリードをリード成形部品のボディと基板
とのすきまをボディ高さ寸法のばらつきに関係なく一定
に成形できるリード成形装置を得る。 【構成】 リード成形装置のダイの構造をリード成形部
品のボディ高さのばらつき吸収可能にするため、ダイに
上下調整できるサポート２とサポート２を上下調整する
アジャスト３を内蔵した。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案はフラットパックＩＣ等のリード成形部品のリードを曲げ及び切断す る成形装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図２は従来のリード成形装置であり、図において１は成形部品、４はダイ、５ はダイホルダ、７は押え板、８はパンチ、９は切刃、１０は押えバネ、１１は曲 げバネ、１２はパンチホルダである。
【０００３】 次に動作について説明する。成形部品１をダイ４にセットし、成形を開始する と、先ず、押え板７が下降し、押え板７とダイ４とで成形部品１のリードを挟み 込み、押えバネ１０が働き、成形部品１のリードを押える。次に上記ダイ４の両 側面に対してそれぞれに一定の間隔で平行に上下移動するパンチ８が下降し、曲 げバネ１１が働き、成形部品１のリードを上記ダイ４の両側面と上面とにより形 成されている形状で曲げられる。次に上記ダイ４の両側面に対してそれぞれにギ ャップ０で平行に上下移動する切刃９が下降し、成形部品１のリードを所定の寸 法に切断を行ない成形が完了する。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来のリード成形装置では、リード裏面よりボディ裏面までの高 さ寸法のばらさきを無視して、リード裏面基準で成形しているので、航空機搭載 機器等の基板に表面実装されるリード成形部品のリードをリード成形部品のボデ ィと基板のすきまを一定に成形する要求に満足できなかった。
【０００５】 この考案は上記のような問題点を解決するためになされたもので、航空機搭載 機器等の基板に表面実装されるリード成形部品のリードをリード成形部品のボデ ィと基板とのすきまを一定に成形できるリード成形装置を得ることを目的として いる。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この考案におけるリード成形装置は、ダイの構造をリード成形部品のボディ高 さ寸法のばらつき吸収可能にするため、ダイに上下調整できるサポートとサポー トを上下調整するアジャストを内蔵したものである。
【０００７】
【作用】
上記のように構成されたリード成形装置は成形部品をサポートにセットし、手 でアジャストを回して、成形部品のボディ裏面とダイの上面が密着され、なおか つ成形部品のリード裏面とサポートの上面が密着されるまでサポートを上下調整 することにより、リード成形部品のボディ高さ寸法のばらつきが吸収される。
【０００８】
【実施例】
図１はこの考案の一実施例を示す断面図であり、１および７〜１２は上記従来 装置は全く同一のものである。４および５は上記従来装置と相当部分である。２ はサポート、３はアジャスト、６はベースである。
【０００９】 次に動作について説明する。成形部品１をサポート２にセットし、手でアジャ スト３を回して、成形部品１のボディ裏面とダイ４の上面が密着され、なおかつ 成形部品１のリード裏面とサポート２の上面が密着されるまでサポート２を上下 調整すると、リード成形部品のボディ高さ寸法のばらつきが吸収される。この状 態で成形を開始すると、先ず、押え板７が下降し、押え板７とサポート２とで成 形部品１のリードを挟み込み、押えバネ１０が働き、成形部品１のリードを押え る。次に上記サポート２の両側面に対してそれぞれに一定の間隔で平行に上下移 動するパンチ８が下降し、曲げバネ１１が働き、成形部品１のリードを上記サポ ート２の両側面と上記ダイ４の上面とにより形成されている形状で曲げられる。 次に上記ダイ４の両側面に対してそれぞれにギャップ０で平行に上下移動する切 刃９が下降し、成形部品１のリードを所定の寸法に切断を行ない成形が完了する 。
【００１０】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように構成されているので、航空機搭載機器等の基板 に実装されるリード成形部品のリードをリード成形部品のボディと基板とのすき 間をボディ高さ寸法のばらつきに関係なく一定に成形できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図２】従来のリード成形装置を示す構成図である。
【符号の説明】
１ 成形部品 ２ サポート ３ アジャスト ４ ダイ ５ ダイホルダ ６ ベース ７ 押え板 ８ パンチ ９ 切刃 １０ 押えバネ １１ 曲げバネ １２ パンチホルダ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 基板に表面実装されるフラットパックＩ
    Ｃ等のリード成形部品のリードを曲げ及び切断する成形
    装置において、リードを受け上下調整できるサポート
    と、上記サポートを上下調整するアジャストと、上記サ
    ポートが組み込まれているダイと、上記ダイを固定し上
    記アジャストを支持するダイホルダと、上記ダイホルダ
    が取り付いているベースと、リードを押えパンチ内側で
    ガイドされ上下にスライドする押え板と、リードを曲げ
    切刃内側でガイドされ上下にスライドするパンチと、リ
    ードを切断する切刃と、リードを押える押えバネと、リ
    ードを曲げるバネと、上記切刃が取り付いているパンチ
    ホルダとを備えたことを特徴とするリード成形装置
JP1991025896U 1991-04-17 1991-04-17 リ―ド成形装置 Expired - Lifetime JP2512684Y2 (ja)

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