JP3478675B2 - 電子部品のリード加工方法及び装置 - Google Patents

電子部品のリード加工方法及び装置

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JP3478675B2
JP3478675B2 JP21539096A JP21539096A JP3478675B2 JP 3478675 B2 JP3478675 B2 JP 3478675B2 JP 21539096 A JP21539096 A JP 21539096A JP 21539096 A JP21539096 A JP 21539096A JP 3478675 B2 JP3478675 B2 JP 3478675B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、IC等の電子部品を
樹脂封止成形した本体(樹脂封止成形体)に突設された
アウターリードを切断加工するリード加工方法及びその
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子部品を樹脂封止成形した
本体に突設されたアウターリードをリード加工(切断加
工)するには、例えば、図6に示すようなリード加工装
置が用いられている。
【0003】即ち、図6に示すリード加工装置には、電
子部品を樹脂封止成形した本体1を支受する支受台2を
有する支持機構と、上記した本体1に突設されたアウタ
ーリード3を切断加工するリード切断加工用のパンチ4
とダイ5とから成る切断機構とが備えられている。ま
た、図6に示すように、上記支受台2には上記支受台2
の所定位置に支受セットされた本体1に突設されたアウ
ターリード3を支持するアウターリードの支持面6が設
けられると共に、上記支受台2の下方側には該支受台2
を弾性支持する圧縮スプリング7が設けられ、上記支受
台2を介して上記圧縮スプリング7の圧縮弾性作用にて
上記支持面6のアウターリード3を(図例では上方向
に)支持することができるように構成されている。ま
た、上記したパンチ4の上端側には、上記パンチ4を上
下動する上下駆動機構(図示なし)が設けられると共
に、上記した上下駆動機構にて上記パンチ4を下動させ
ることにより、上記した支持面6に支持されたアウター
リード3の所定個所を押圧する(突く)ことができるよ
うに構成されている。従って、上記パンチ4を下動して
上記した支持面6に支持されたアウターリード3の所定
個所を上記パンチ4にて押圧することにより、上記した
アウターリード3と支受台2とを一体にして押圧・下動
させると共に、上記した固定配置されたダイ5にて上記
アウターリード3の所定個所を切断加工することができ
る。
【0004】また、上記したアウターリード3の切断加
工時において、上記したパンチ4に上記上下駆動機構の
駆動力が直接的に伝達されるように構成されると共に、
上記した駆動力は上記したアウターリード3に対するパ
ンチ4の押圧力(即ち、切断加工力)となる。また、上
記したアウターリード3の切断加工時において、上記し
たアウターリード3には、上記した支受台2の支持面6
を介して、上記圧縮スプリング7の圧縮弾性力による支
持力が、上記したパンチ4による押圧力の押圧方向とは
反対の方向に作用するように構成されている。なお、上
記した支持力は、主として、上記圧縮スプリング7によ
る圧縮弾性力から構成されるものであるが、他に、上記
した支持力を構成するものとして、上記したダイ5に摺
接する支受台2の摺動抵抗力がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たアウターリード3の切断加工においては、上記したパ
ンチ4にて上記した支持面6に支持されたアウターリー
ド3の所定個所を押圧する(突く)ことにより、上記ア
ウターリード3に上記したパンチ4の押圧力が直接的に
伝達されるので、上記したパンチ4の押圧力に起因して
上記したアウターリード3の表面に圧痕(傷痕)が残り
易いと云う弊害がある。また、上記したアウターリード
3の表面には、通常、半田めっき処理が施されているた
め、上記したパンチ4の押圧力に起因して、上記した押
圧されたアウターリード3の表面に半田めっきの剥がれ
が発生し易いと云う弊害がある。
【0006】また、上記したアウターリード3には、上
記支受台2(支持面6)を介して、上記圧縮スプリング
7の圧縮弾性力等による支持力が上記パンチ4の押圧方
向とは反対方向に作用して直接的に伝達されるので、上
記したアウターリード3は上記した押圧力と支持力とに
て挟持された状態になる。従って、上記アウターリード
3の切断加工時に、上記した押圧力と支持力に起因し
て、上記したアウターリード3の表面に上記した圧痕及
び半田めっきの剥がれが発生し易いと云う弊害がある。
なお、例えば、上記圧縮スプリング7に圧縮弾性力の強
いタイプを採用した場合には、或は、上記したダイ5に
対する支受台2の摺動抵抗力が増加した場合には、上記
アウターリード3に対して上記支持力が増加することに
なるので、上記したアウターリード3の表面に上記した
圧痕及び半田めっきの剥がれが更に発生し易い。
【0007】従って、本発明は、電子部品を樹脂封止成
形した本体に突設されたアウターリードに圧痕及び半田
めっきの剥がれが発生するのを効率良く防止することが
できる電子部品のリード加工方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、上記したような電子
部品のリード加工方法及び装置を提供することにより、
高品質性及び高信頼性を備えたこの種の製品を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するための本発明に係る電子部品のリード加工方法
は、電子部品が樹脂封止成形された本体を弾性支持され
た支受台の所定位置に支受セットして該本体に突設され
たアウターリードを上記支受台のアウターリード支持面
にて支持すると共に、上記支持面のアウターリードの所
定個所をリード切断加工用のパンチにて接当・押圧し、
上記した支受台と上記支持面のアウターリードとを一体
にして、上記パンチの押圧方向に押圧することにより、
上記したパンチにて接当・押圧されたアウターリードの
所定個所を切断加工用のダイにて切断加工する電子部品
のリード加工方法であって、上記アウターリードが支持
された支持面とパンチの先端部との間を上記アウターリ
ードの肉厚と略等しい間隔に保持する所定間隔保持部材
を上部所定間隔保持部材と下部所定間隔保持部材とから
構成すると共に、上記した上部所定間隔保持部材の当接
面と下部所定間隔保持部材の当接面とを接合して停止す
る工程と、上記した上部所定間隔保持部材と下部所定間
隔保持部材とを接合して停止する工程時に、上記パンチ
の先端部を上記支持面に支持されたアウターリードの所
定個所に接合して停止することにより、上記したパンチ
先端部と支持面との間を上記アウターリードの肉厚と略
等しい間隔に保持する工程と、上記パンチを上記アウタ
ーリードの所定個所に接合停止し且つ上記した上部所定
間隔保持部材と下部所定間隔保持部材とを接合停止した
状態にて、上記したパンチと上部所定間隔保持部材を同
時に押動することにより、上記したアウターリードが支
持された支持面と上記したパンチの先端部との間を上記
アウターリードの肉厚と略等しい間隔に保持した状態
で、上記アウターリードの所定個所を切断加工する工程
とを含むことを特徴とする。
【0009】また、上記した技術的課題を解決するため
の本発明に係る電子部品のリード加工装置は、電子部品
を樹脂封止成形した本体を所定位置に支受セットする支
受台と、上記した支受台に支受セットされた本体に突設
されたアウターリードを支持する支受台の支持面と、上
記した支持面に支持されたアウターリードの所定個所を
接当・押圧するリード切断加工用のパンチと、上記した
パンチにて接当・押圧されたアウターリードを切断加工
するリード切断加工用のダイと、上記支受台を 弾性支持
する圧縮弾性部材とを備えた電子部品のリード加工装置
であって、上記したアウターリードの所定個所を上記し
たパンチとダイにて切断加工する時に上記アウターリー
ドが支持された支持面と上記パンチの先端部との間を上
記アウターリードの肉厚と略等しい間隔に保持する所定
間隔保持部材と、上記した所定間隔保持部材を構成する
上部所定間隔保持部材及び下部所定間隔保持部材と、上
記パンチの先端部を上記した支持面に支持されたアウタ
ーリードの所定個所に接合して停止するパンチ接合停止
機構と、上記上部所定間隔保持部材の当接面を上記下部
所定間隔保持部材の当接面に接合して停止する所定間隔
保持部材の接合停止機構と、上記したパンチ先端部を上
記アウターリードの所定個所に接合停止し且つ上記した
上部所定間隔保持部材と下部所定間隔保持部材とを接合
停止した状態にて上記したパンチ及び上部所定間隔保持
部材を同時に押動して上記アウターリードの所定個所を
切断加工する同時押動機構とを含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、電子部品のリード加工装置
に、上記した電子部品を樹脂封止成形した本体を所定位
置に支受した支受台に設けられたアウターリードを支持
する支持面と上記した支持面に支持されたアウターリー
ドの所定個所を押圧するパンチの先端部との間を、上記
アウターリードの肉厚と略等しい間隔に保持する所定間
隔保持部材を設けて構成したので、上記したアウターリ
ードの所定個所をリード切断加工用のパンチとダイにて
切断加工するとき、上記所定間隔保持部材にて、上記し
た支持面とパンチ先端部との間を上記アウターリードの
肉厚と略等しい間隔に設定・保持することができる。従
って、上記アウターリードの切断加工時に、上記した支
持面とパンチ先端部との間を上記アウターリードの肉厚
と略等しい間隔に保持した状態にて、上記パンチを上記
支持面のアウターリードの所定個所に接当・押圧すると
共に、上記したパンチとアウターリードと支受台(支持
面)とを一体にして押圧・下動することにより、上記し
た接当・押圧・下動されるアウターリードの所定個所を
上記した固定配置されたダイにて切断加工することがで
きる。
【0011】また、本発明によれば、電子部品を樹脂封
止成形した本体に突設されたアウターリードの所定個所
をリード切断加工用のパンチとダイにて切断加工すると
き、上記したアウターリードに上記パンチを接当・押圧
すると共に、上記した支持面とパンチ先端部との間を上
記アウターリードの肉厚と略等しい間隔に保持すること
により、上記したパンチの押圧力(切断加工力)を制限
することができる。即ち、上記アウターリードに伝達さ
れる上記パンチの押圧力を制限することができる。ま
た、上記したアウターリードの切断加工時に、上記した
アウターリードを支持する支持面と上記したパンチ先端
部との間を上記アウターリードの肉厚と略等しい間隔に
保持した状態で、上記した所定間隔保持部材にて、上記
支受台を弾性支持する圧縮弾性部材の圧縮弾性力等によ
るアウターリード支持力に対抗して、上記した支受台を
強制的に押圧・下動することができるので、上記支持面
に支持されたアウターリードに対する支持力を制限する
ことができる。即ち、上記アウターリードに伝達される
圧縮弾性部材の圧縮弾性力等による支持力を制限するこ
とができる。従って、上記したアウターリードに伝達さ
れる押圧力及び支持力を制限して上記アウターリードを
切断加工することができるので、上記アウターリードに
圧痕及び半田めっきの剥がれが発生するのを効率良く防
止することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例図に基づいて詳細に説
明する。図1・図2・図3は、本発明に係るリード加工
装置である。図4・図5は、他の実施例である。
【0013】即ち、図1・図2・図3に示すリード加工
装置には、電子部品を樹脂封止成形した本体20(樹脂封
止成形体)を支持する支持機構と、上記本体20に突設さ
れたアウターリード21を切断加工する切断機構とから構
成されている。また、上記した支持機構は、上記した本
体20を所定位置に支受セットする支受台30と、上記した
本体20に突設されたアウターリード21を支持するアウタ
ーリードの支持面33と、上記した支受台30の下方に設け
られた該支受台30を弾性支持する圧縮スプリング・板バ
ネ等の適宜な圧縮弾性部材32とから構成されている。ま
た、上記した切断機構にはリード切断加工用のパンチ40
とダイ41とが設けられ、上記した支受台30の所定位置に
支受セットされた本体20に突設されたアウターリード21
を上記した支持面33に支持した状態にて、上記アウター
リード21の所定個所を上記したパンチ40とダイ41にて切
断加工することができるように構成されている。なお、
例えば、上記した支受台30に支受された本体20をその上
面側から押圧・支持する支持部材を採用しても差し支え
ない。
【0014】また、上記支受台30の側方には、上記した
支持面33に支持されたアウターリード21を切断加工する
ダイ41が固定配置して設けられると共に、上記ダイ41に
上記支受台30が摺接して構成されているので、上記支受
台30は上記圧縮弾性部材32の圧縮弾性作用にて摺動自在
に上下動することができる。即ち、上記した支持面33に
アウターリード21を支持すると共に、上記した支受台30
とアウターリード21とが一体になって弾性上下摺動する
ことができるように構成されている。また、上記したパ
ンチ40の上端側には適宜な上下駆動機構(図示なし)が
設けられると共に、上記上下駆動機構の駆動力は上記パ
ンチ40に直接的に伝達されるように構成され、更に、上
記上下駆動機構にて上記パンチ40は上下往復動自在に構
成されている。また、上記したパンチ40を上記上下駆動
機構の駆動力にて下動させることにより、上記パンチ40
を上記した支受台30の支持面33に支持されたアウターリ
ード21の所定個所に接当・押圧することができるように
構成されている。即ち、後述する所定間隔保持部材50に
て、上記した支持面33に支持されたアウターリード21の
所定個所に上記パンチ40を接当した状態で、更に、上記
パンチ40を下動することにより、上記したアウターリー
ド21と支受台30とを一体にして押圧・下動することがで
きるように構成されている。従って、上記した支持面33
に支持されたアウターリード21の所定個所を上記パンチ
40にて接当・押圧することにより、上記した押圧・下動
されるアウターリード21の所定個所を上記した固定配置
されたダイ41にて切断加工することができるように構成
されている。
【0015】なお、上述したように、上記した上下駆動
機構の駆動力は、上記パンチ40を下動することにより、
上記パンチ40を上記支持面33に支持されたアウターリー
ド21の所定個所に接当・押圧する押圧力(切断加工力)
となる。また、上記した圧縮弾性部材32の圧縮弾性力
(及び上記した支受台30の摺動抵抗力)は、上記した支
受台30(支持面33)を介して、上記アウターリード21を
上記支持面33に支持する支持力となると共に、上記支持
力は上記した押圧力とは反対の方向に作用する。
【0016】また、図1・図2・図3に示すリード加工
装置の切断機構には、上記したパンチ40とダイ41による
アウターリード21の切断加工時に、上記したアウターリ
ード21が支持された支持面33と、上記したアウターリー
ド21の所定個所を接当・押圧するパンチ40の先端部42と
の間を、上記アウターリード21の肉厚と略等しい間隔L
に保持する適宜な所定間隔保持部材50が設けられてい
る。
【0017】また、図例に示すように、上記した所定間
隔保持部材50は、上部所定間隔保持部材50(50a) と下部
所定間隔保持部材50(50b) とから構成されると共に、上
記した上部所定間隔保持部材50(50a) の当接面51と下部
所定間隔保持部材50(50b) の当接面52とにて互いに当接
することができるように構成されている。また、上記し
た上部所定間隔保持部材50(50a) とパンチ40とは、例え
ば、図1に示すように、適宜なパンチ側連結部材43にて
連結されて構成されているので、上記上下駆動機構にて
上記した上部所定間隔保持部材50(50a) とパンチ40とは
一体となって上下往復動することができるように構成さ
れている。また、図例に示すように、上記支受台30は上
記下部所定間隔保持部材50(50b)と、例えば、適宜な支
受台側連結部材44にて連結されて構成されているので、
上記支受台30を弾性支持する圧縮弾性部材32にて上記し
た下部所定間隔保持部材50(50b) と支受台30とは一体と
なって弾性上下動することができるように構成されてい
る。
【0018】また、上記したアウターリード21の切断加
工時に、上記した上部所定間隔保持部材50(50a) と下部
所定間隔保持部材50(50b) とを両者の当接面(51・52) に
て当接させると、上記したアウターリード21が支持され
た支持面33と上記したパンチ40の先端部42との間は、上
記した本体20に突設されたアウターリード21の肉厚と略
等しい間隔Lに設定・保持されるように構成されている
(図2参照)。また、上記した上部及び下部所定間隔保
持部材(50・50a・50b)を当接させた後、更に、上記した上
下駆動機構の駆動力にて上記上部所定間隔保持部材50(5
0a) を下動させることにより、上記支受台33を弾性支持
する圧縮弾性部材32の圧縮弾性弾性力(及び上記した支
受台30の摺動抵抗力)に対抗して、上記した下部所定間
隔保持部材50(50b) を上記上部所定間隔保持部材50(50
a) にて、強制的に、押圧・下動させることができる。
即ち、上記アウターリード支持面33と上記パンチ先端部
42との間を上記アウターリード21肉厚と略等しい間隔L
に保持した状態にて、上記した下部所定間隔保持部材50
(50b) と支受台30とを一体にして下動させることができ
る。また、上記したアウターリード21の切断加工時に、
上記支持面33と上記パンチ先端部42との間を上記アウタ
ーリード21の肉厚と略等しい間隔Lに保持した状態に
て、上記したパンチ40・上部所定間隔保持部材50(50a)
・下部所定間隔保持部材50(50b) ・支受台30及び上記し
た支持面33に支持されたアウターリード21は一体となっ
て下動することになる(図3参照)。このとき、上記し
た下動するパンチ40(の先端部42)は、上記支持面33に
支持されたアウターリード21を接当・押圧することにな
る。従って、上記支持面33に支持されたアウターリード
21の所定個所を上記パンチ40にて接当・押圧すると共
に、上記支持面33と上記パンチ先端部42との間を上記ア
ウターリード21の肉厚と略等しい間隔Lに保持した状態
にて、上記パンチ40にて接当・押圧・下動されるアウタ
ーリード21の所定個所を上記固定配置されたダイ41にて
切断加工することができる。なお、上記アウターリード
21の切断加工後、上記したパンチ40と上部所定間隔保持
部材50(50a) とを上動させると、上記下部所定間隔保持
部材50(50b) を押圧する力が解除されるので、上記した
支受台30と下部所定間隔保持部材50(50b) とは上記圧縮
弾性部材32の圧縮弾性力にて上動し、次のアウターリー
ド21の切断加工に備えられることになる。また、上記し
た所定間隔保持部材50は所要の位置に所要数設けて構成
することができる。
【0019】また、上述したように、上記アウターリー
ド21の切断加工時に、上記支持面33と上記パンチ先端部
42との間を上記アウターリード21肉厚と略等しい間隔L
に保持した状態にて、上記支持面33に支持されたアウタ
ーリード21を上記パンチ40にて接当・押圧することによ
り、上記アウターリード21の所定個所を切断加工するこ
とができるので、上記したアウターリード21に伝達され
る上記パンチ40の押圧力を制限することができる。ま
た、上述したように、上記アウターリード21の切断加工
時に、上記したアウターリード21の支持力に対抗して、
即ち、上記支受台33を弾性支持する圧縮弾性部材32の圧
縮弾性弾性力(及び上記した支受台30の摺動抵抗力)に
対抗して、上記した支受台30(支持面33)を上記上部所
定間隔保持部材50(50a) にて強制的に押圧・下動するこ
とができるので、上記したアウターリード21に伝達され
る支持力を制限することができる。
【0020】従って、まず、図1に示すように、電子部
品を封止成形した本体20を上記支受台30の所定位置に支
受セットすると共に、上記した本体20に突設されたアウ
ターリード21を上記支持面33に支持する。次に、図2に
示すように、上記したパンチ40を下動することにより、
上記した支持面33に支持されたアウターリード21の所定
個所に上記パンチ40を接当・押圧させると共に、上記し
た上部所定間隔保持部材50(50a) と下部所定間隔保持部
材50(50b) とを当接させる。このとき、上記したパンチ
40の先端部42と上記したアウターリード21が支持された
支持面33との間隔を上記したアウターリード21の肉厚と
略等しい間隔Lに設定・保持されることになる。次に、
図3に示すように、更に、上記したパンチ40を下動して
上記した上部所定間隔保持部材50(50a) にて上記下部所
定間隔保持部材50(50b) を強制的に押圧・下動させると
共に、上記したパンチ40の先端部42と上記したアウター
リード21を支持した支持面33との間を上記アウターリー
ド21の肉厚と略等しい間隔Lに保持した状態で、上記し
たパンチ40にて接当・押圧・下動されたアウターリード
21の所定個所を上記した固定配置されたダイ41にて切断
加工する。従って、上述したように、上記した支持面33
とパンチ先端部42との間を上記アウターリード21の肉厚
と略等しい間隔Lに保持することにより、上記したパン
チ40による押圧力及び上記した圧縮弾性部材32等による
支持力を制限し得て上記アウターリード21を切断加工す
ることができるので、上記したアウターリード21に圧痕
及び半田めっきの剥がれが発生するのを効率良く防止す
ることができる。
【0021】次に、図4・図5に示す実施例を説明す
る。また、図4・図5に示すリード加工装置の基本的な
構成は、上記した実施例と同じ構成である。なお、図4
・図5に示すリード加工装置は、電子部品を樹脂封止成
形した本体100 に四方向に突設されたアウターリード11
0 を切断加工するものである。
【0022】即ち、図4・図5に装置には、上記した実
施例と同様に、電子部品を樹脂封止成形した本体100 を
支受する支受台200 を有する支持機構と、上記した本体
100に突設されたアウターリード110 を切断加工するリ
ード切断加工用のパンチ300とダイ310 とから成る切断
機構とが備えられている。また、上記した支受台200 に
は該支受台200 に支受セットされた本体100 に四方向に
突設されたアウターリード110 を各方向毎に各別に支持
するアウターリード110 の支持面210 が夫々設けられる
と共に、上記支受台200 の下方側には該支受台200 を弾
性支持する圧縮スプリング・板バネ等の適宜な圧縮弾性
部材220 が設けられている。また、上記した本体100 の
四方向に突設されたアウターリード110 を各方向毎に対
応して、上記したパンチ300 とダイ310 との組が各別に
設けられると共に、上記各パンチ300 を夫々下動して上
記支持面210 に夫々支持されたアウターリード110 に各
別に接当・押圧することができるように構成されてい
る。また、上記したダイ310 は夫々固定配置して設けら
れると共に、上記した支受台200 は上記各ダイ310 に摺
接して設けられている。
【0023】また、図4・図5に示す装置には、上記し
た実施例と同様に、上記したパンチ300 の先端部320 と
上記したアウターリード110 を支持する支持面210 との
間を上記したアウターリード110 の肉厚と略等しい間隔
Mに保持する所定間隔保持部材400 が設けられている。
また、上記した所定間隔保持部材400 は上部所定間隔保
持部材400(400a) と下部所定間隔保持部材400(400b) と
から構成される共に、上記した上部所定間隔保持部材40
0(400a) の当接面410 と及び下部所定間隔保持部材400
(400b) の当接面420 とを互いに当接することができる
ように構成されている。また、上記したパンチ300 の上
端側には該パンチ300 を上下往復動する適宜な上下駆動
機構(図示なし)が設けられると共に、上記した上下駆
動機構の駆動力は直接的に上記パンチ300 に伝達され、
更に、上記した上下駆動機構(図示なし)にて、上記し
た上部所定間隔保持部材400(400a) とパンチ300 とは一
体となって上下往復動することができるように構成され
ている。また、上記した下部所定間隔保持部材400(400
b) は上記支受台200 の所定位置に夫々付設されると共
に、上記した各下部所定間隔保持部材400(400b) と支受
台200 とは一体となって上下往復動することができるよ
うに構成されている。また、図5に示す図例において、
上記下部所定間隔保持部材400(400b) は上記支受台200
の隣設する各支持面210 間に、即ち、上記支受台200 の
4個所の角位置に各別に設けられると共に、上記した下
部所定間隔保持部材400(400b) に各別に対応する上部所
定間隔保持部材400(400a) にて、強制的に、上記下部所
定間隔保持部材400(400b) を夫々押圧・下動することに
より、上記した支受台200 を押圧・下動することができ
るように構成されている。従って、上記した実施例と同
様に、上記した支持面210 と上記したパンチ先端部320
との間を上記アウターリード110 の肉厚と略等しい間隔
Mに保持した状態にて、上記したパンチ300 とアウター
リード110 と支受台200 と(各支持面210)を一体にて押
圧・下動することにより、上記本体100 の四方向に突設
されたアウターリード110 を夫々上記各ダイ300 にて切
断加工することができる。
【0024】即ち、上記した実施例と同様に、まず、上
記した支受台200 に本体100 を支受すると共に、該本体
100 に四方向に突設された各アウターリード110 を上記
各支持面210 に各別に支持する。次に、上記した各支持
面210 のアウターリード110 に対応して上記した各パン
チ300 を下動することにより、上記各パンチ300 を上記
各アウターリード110 に各別に接当・押圧すると共に、
上記した上部と下部所定間隔保持部材(400・400a・400b)
とを両者の当接面(410・420) にて当接させる。このと
き、上記した所定間隔保持部材(400・400a・400b) にて、
上記した支持面210 とパンチ先端部320 との間を上記ア
ウターリード110 の肉厚と略等しい間隔Mに設定・保持
されると共に、上記したパンチ300 (の先端部320 )は
上記したアウターリード110 を接当・押圧することがで
きるように構成されている。次に、上記した支持面210
とパンチ先端部320 との間を上記したアウターリード11
0 の肉厚と略等しい間隔Mに保持した状態にて、上記パ
ンチ300 を下動することにより、上記した接当・押圧・
下動されたアウターリード110 を上記固定配置されたダ
イ310 にて夫々切断加工することができる。従って、上
記した実施例と同様に、上記アウターリード110 の切断
加工時に、上記した所定間隔保持部材(400・400a・400b)
にて、上記した支持面210 とパンチ先端部320 との間を
上記アウターリード110 の肉厚と略等しい間隔Mに保持
することにより、上記したパンチ300 の押圧力と上記し
た圧縮弾性部材220 の圧縮弾性力等による支持力を制限
して上記アウターリード110 を夫々切断加工することが
できるので、上記したアウターリード110 に圧痕及び半
田めっきの剥がれが発生するのを効率良く防止すること
ができる。
【0025】また、図6において、例えば、上記した支
持面6に上記アウターリード3が存在しない状態におい
て、上記パンチ4を下動させた場合(所謂、上記したパ
ンチ4にて空打ちした場合)、上記したパンチ4が上記
支持面6を、直接、押圧する(突く)ことになるので、
上記したパンチ4及び支持面6(支受台2)に圧痕(傷
痕)が発生し易く、上記した圧痕に起因して上記したパ
ンチ4及び支受台2の劣化が激しくなると共に、上記し
たパンチ4及び支受台2の耐久性を損なうことになる。
しかしながら、上記した実施例によれば、上記した所定
間隔保持部材(50・400)にて、上記パンチ先端部(42・320)
と上記支受台(30・200)の支持面(33・210)との間を上記し
たアウターリード(21・110) の肉厚と略等しい間隔(L・
M) に保持するように構成されているので、上記パンチ
(40・300) が下動したとき、上記パンチ先端部(42・320)
は上記支持面(33・210)に対してその上方において、少な
くとも、上記アウターリード(21・110) の肉厚と略等し
い距離だけ離間して停止した状態になる。即ち、上記支
持面(33・210)に上記アウターリード(21・110) が存在し
ない状態において、上記パンチ先端部(42・320)が上記支
持面(33・210)(空打ちする)ことを確実に防止すること
ができる。従って、上記したパンチ先端部(42・320)及び
支持面(33・210)を損傷することがなく、該損傷による上
記したパンチ(40・300) 及び支受台(30・200)の劣化を防
止し得て上記したパンチ(40・300) 及び支受台(30・200)
の耐久性を向上させることができる。
【0026】なお、図6において、上述したように、例
えば、上記圧縮スプリング7(圧縮弾性部材)に圧縮弾
性力の強いタイプを採用した場合には、上記アウターリ
ード3に対して上記支持力が増加することになるので、
上記したアウターリード3の表面に上記した圧痕及び半
田めっきの剥がれが発生し易い。また、例えば、上記圧
縮スプリング7に圧縮弾性力の弱いタイプを採用した場
合には、上記した支持面6に上記アウターリード3を支
持する支持力が減少して上記アウターリード3を支持し
難い状態になると共に、この状態にて上記パンチ4にて
切断加工すると、上記アウターリード3にひげ等の変形
が発生し易い。また、上記した圧縮弾性力において、上
記したアウターリードの切断加工に選定対象となる圧縮
スプリングの範囲が狭く、上記圧縮スプリングを選定す
ることが非常に難しい。従って、上記したアウターリー
ドの切断加工に適切な圧縮弾性力を有する圧縮スプリン
グを容易に且つ確実に選定することができなかった。し
かしながら、上述したように、上記した所定間隔保持部
材(50・400)にて、上記したアウターリード(21・110)を支
持する支持面(33・210)と上記したパンチ(40・300)の先端
部(42・320)との間を上記アウターリード(21・110)の肉厚
と略等しい間隔(L・M) に設定・保持すると共に、上記支
受台(30・200)を上記圧縮スプリングの圧縮弾性力(支持
力)に対抗して強制的に押圧・下動し得て上記アウター
リード(21・110)に対する支持力を制限することができる
ので、上記した圧縮スプリングにおける選定対象の範囲
を圧縮弾性力の強い側に拡張することができる。例え
ば、圧縮弾性力が充分に強い圧縮スプリング(32・220)を
採用した場合、上記した所定間隔保持部材(50・400)に
て、上記支受台(30・200)を強制的に押圧・下動し得て上
記した圧縮弾性力が充分に強い圧縮スプリング(32・220)
による支持力を制限することができる。従って、上記し
たアウターリードの切断加工に好適な圧縮弾性力を有す
る圧縮スプリング(32・220)を容易に且つ確実に選定する
ことができる。また、図6において、上述したように、
上記したアウターリード3を切断加工してその切断加工
回数を重ねると、上記切断加工毎に、上記ダイ5に対す
る支受台2の摺動抵抗力が変動して異なるため、上記し
た支受台2の摺動抵抗力によるアウターリード3の支持
力の変動を防止することができない。従って、上記アウ
ターリード3の切断加工時に、上記した変動する支受台
3の摺動抵抗力により、上記したアウターリードを支持
する支持力が安定し難くなっていた。しかしながら、上
述したように、上記した所定間隔保持部材(50・400)に
て、上記した支持面(33・210)とパンチ先端部(42・320)と
の間を上記アウターリード(21・110)の肉厚と略等しい間
隔(L・M) に設定・保持すると共に、上記支受台(30・200)
を上記した上記支受台(30・200)の変動する摺動抵抗力に
対抗して強制的に押圧・下動することができるので、上
記した変動するアウターリードに対する支持力を制限し
て安定化することができる。従って、上記した支受台(3
0・200)の摺動抵抗力における変動を確実に防止して上記
アウターリードを支持する支持力を安定させることがで
きる。また、上記した圧縮スプリング(32・220)の選定に
ついて、電子部品のリード加工装置を上述したように構
成したので、上記した圧縮スプリング(32・220)の圧縮弾
性力は、上記アウターリード(21・110)を切断加工するた
めに必要且つ充分な力と上記支受台(30・200)の摺動抵抗
力との合力を考慮してその合力以上に設定して該圧縮ス
プリング(32・220)を選定すればよい。
【0027】また、上記実施例において、上記した上部
所定間隔保持部材の当接面と下部所定間隔保持部材の当
接面とが当接する位置は、適宜に設定することができ
る。また、上記した実施例において、上記した本体を支
受する支受台の所定位置を直接的に上記した(上部)所
定間隔保持部材にて押圧・下動させる構成を採用しても
差し支えない。また、上記した実施例は、例えば、封止
済リードフレームにおいて、上記した各電子部品を樹脂
封止成形した各本体に突設されたアウターリードを夫々
切断加工する場合、また、上記封止済リードフレームか
ら個別に分離された製品(本体)に突設されたアウター
リードを切断加工する場合に採用することができる。
【0028】なお、図1に示すように、上記したパンチ
40及び上部所定間隔保持部材50(50a) の上部側に、上記
した所定間隔保持部材50にて、上記アウターリード21が
支持された支持面33と上記パンチ40の先端部42との間を
上記アウターリード21の肉厚と略等しい間隔Lに設定・
保持する作用を微調整する微調整機構60を設けて構成す
ることができる(図2参照)。また、上記した微調整機
構60は、上記したパンチ40を下動して上記パンチの先端
部42を上記アウターリード21の所定個所に接合停止する
パンチ接合停止機構(図示なし)と、上記した上部所定
間隔保持部材50(50a) を下動して、上記上部所定間隔保
持部材50(50a) の当接面51と上記下部所定間隔保持部材
50(50b) の当接面52を接合して停止する所定間隔保持部
材の接合停止機構(図示なし)とから構成される。即
ち、上記したパンチ40を上記アウターリード21の所定個
所に接合停止すると共に、上記した上部所定間隔保持部
材50(50a) と下部所定間隔保持部材50(50b)とを接合停
止することにより、上記したパンチ先端部42と支持面33
との間を上記アウターリード21の肉厚と略等しい間隔L
に微調整することができる。また、上記したパンチ40を
上記アウターリード21の所定個所に接合停止し且つ上記
した上部所定間隔保持部材50(50a) と下部所定間隔保持
部材50(50b) とを接合停止した状態にて、上記したパン
チ40と上部所定間隔保持部材50(50a) を同時に押動する
ことにより、上記アウターリード21をダイ41にて切断加
工する同時押動機構(図示なし)が設けられて構成され
ている。従って、例えば、上記アウターリード21の切断
加工時に、まず、上記パンチ40を下動して上記パンチ先
端部42を上記アウターリード21に接合して停止すると共
に、上記上部所定間隔保持部材50(50a) を下動して上記
下部所定間隔保持部材50(50b) に接合して停止する。こ
のとき、上記したパンチ40の先端部42と上記支持面33と
の間を上記アウターリード21の肉厚に略等しい間隔Lに
微調整・設定・保持することができる。次に、上記した
同時押動機構にて上記したパンチ40を上記アウターリー
ド21の所定個所に接合停止し且つ上記した上部所定間隔
保持部材50(50a) と下部所定間隔保持部材50(50b) とを
接合停止した状態にて、上記したパンチ40と上部所定間
隔保持部材50(50a) とを同時に押動することにより、上
記アウターリード21の所定個所を上記ダイ41にて切断加
工することができる。即ち、上記したパンチ先端部42と
支持面33との間を上記アウターリード21の肉厚と略等し
い間隔Lに微調整した後、上記したパンチ先端部42と支
持面33との間を上記アウターリード21の肉厚と略等しい
間隔Lに設定・保持した状態にて、上記アウターリード
21の所定位置を切断加工することができる。また、上記
したアウターリード21の切断加工時に、まず、上記上部
所定間隔保持部材50(50a) を下動して上記下部所定間隔
保持部材50(50b) に接合停止すると共に、次に、上記し
たパンチ40を下動して上記アウターリード21に接合停止
する構成を採用しても差し支えない。
【0029】本発明は、上述した実施例のものに限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内
で、必要に応じて、任意に且つ適宜に変更・選択して採
用できるものである。
【0030】本発明は、例えば、上記した本体(20・100)
から二方向或は四方向に突設されたアウターリード(21・
110)に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、電子部品を封止成形し
た本体に突設されたアウターリードに圧痕及び半田めっ
きの剥がれが発生するのを効率良く防止することができ
る電子部品のリード加工方法及び装置を提供することが
できると云う優れた効果を奏する。
【0032】また、本発明によれば、上記した電子部品
のリード加工方法及び装置を提供することにより、高品
質性及び高信頼性を備えたこの種の製品を提供すること
ができると云う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリード加工装置を示す一部切欠縦
断面図であって、そのリード加工前の状態を示してい
る。
【図2】図1に示す装置の要部を拡大して示す一部切欠
拡大縦断面図であって、上部所定間隔保持部材と下部所
定間隔保持部材とが当接した状態を示している。
【図3】図1に示す装置の要部を拡大して示す一部切欠
拡大縦断面図であって、そのリード加工後の状態を示し
ている。
【図4】本発明に係る他の実施例のリード加工装置を示
す一部切欠縦断面図である。
【図5】図4に対応する一部切欠平面図である。
【図6】従来のリード加工装置を示す一部切欠縦断面図
である。
【符号の説明】
20 本体 21 アウターリード 30 支受台 32 圧縮弾性部材 33 支持面 40 パンチ 41 ダイ 42 先端部 50:50a:50b 所定間隔保持部材 51:52 当接面 100 本体 110 アウターリード 200 支受台 210 支持面 220 圧縮弾性部材 210 支持面 300 パンチ 310 ダイ 320 先端部 400・400a・400b 所定間隔保持部材 410:420 当接面 L:M 間隔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が樹脂封止成形された本体を弾
    性支持された支受台の所定位置に支受セットして該本体
    に突設されたアウターリードを上記支受台のアウターリ
    ード支持面にて支持すると共に、上記支持面のアウター
    リードの所定個所をリード切断加工用のパンチにて接当
    ・押圧し、上記した支受台と上記支持面のアウターリー
    ドとを一体にして、上記パンチの押圧方向に押圧するこ
    とにより、上記したパンチにて接当・押圧されたアウタ
    ーリードの所定個所を切断加工用のダイにて切断加工す
    る電子部品のリード加工方法であって、 上記アウターリードが支持された支持面とパンチの先端
    部との間を上記アウターリードの肉厚と略等しい間隔に
    保持する所定間隔保持部材を上部所定間隔保持部材と下
    部所定間隔保持部材とから構成すると共に、上記した上
    部所定間隔保持部材の当接面と下部所定間隔保持部材の
    当接面とを接合して停止する工程と、 上記した上部所定間隔保持部材と下部所定間隔保持部材
    とを接合して停止する工程時に、上記パンチの先端部を
    上記支持面に支持されたアウターリードの所定個所に接
    合して停止することにより、上記したパンチ先端部と支
    持面との間を上記アウターリードの肉厚と略等しい間隔
    に保持する工程と、上記パンチを上記アウターリードの
    所定個所に接合停止し且つ上記した上部所定間隔保持部
    材と下部所定間隔保持部材とを接合停止した状態にて、
    上記したパンチと上部所定間隔保持部材を同時に押動す
    ることにより、上記したアウターリードが支持された支
    持面と上記したパンチの先端部との間を上記アウターリ
    ードの肉厚と略等しい間隔に保持した状態で、上記アウ
    ターリードの所定個所を切断加工する工程とを含むこと
    を特徴とする電子部品のリード加工方法。
  2. 【請求項2】 電子部品を樹脂封止成形した本体を所定
    位置に支受セットする支受台と、上記した支受台に支受
    セットされた本体に突設されたアウターリードを支持す
    る支受台の支持面と、上記した支持面に支持されたアウ
    ターリードの所定個所を接当・押圧するリード切断加工
    用のパンチと、上記したパンチにて接当・押圧されたア
    ウターリードを切断加工するリード切断加工用のダイ
    と、上記 支受台を弾性支持する圧縮弾性部材とを備えた
    電子部品のリード加工装置であって、上記したアウター
    リードの所定個所を上記したパンチとダイにて切断加工
    する時に上記アウターリードが支持された支持面と上記
    パンチの先端部との間を上記アウターリードの肉厚と略
    等しい間隔に保持する所定間隔保持部材と、上記した所
    定間隔保持部材を構成する上部所定間隔保持部材及び下
    部所定間隔保持部材と、上記パンチの先端部を上記した
    支持面に支持されたアウターリードの所定個所に接合し
    て停止するパンチ接合停止機構と、上記上部所定間隔保
    持部材の当接面を上記下部所定間隔保持部材の当接面に
    接合して停止する所定間隔保持部材の接合停止機構と、
    上記したパンチ先端部を上記アウターリードの所定個所
    に接合停止し且つ上記した上部所定間隔保持部材と下部
    所定間隔保持部材とを接合停止した状態にて上記したパ
    ンチ及び上部所定間隔保持部材を同時に押動して上記ア
    ウターリードの所定個所を切断加工する同時押動機構と
    を含むことを特徴とする電子部品のリード加工装置。
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