JPS6121128Y2 - - Google Patents

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JPS6121128Y2
JPS6121128Y2 JP6679781U JP6679781U JPS6121128Y2 JP S6121128 Y2 JPS6121128 Y2 JP S6121128Y2 JP 6679781 U JP6679781 U JP 6679781U JP 6679781 U JP6679781 U JP 6679781U JP S6121128 Y2 JPS6121128 Y2 JP S6121128Y2
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JP
Japan
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die
plate
die set
punch
die plate
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JP6679781U
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JPS57181432U (ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は簡易金型用ダイセツトに係り、特に樹
脂強化木ダイプレートを具備した簡易金型ユニツ
トの型合せを容易にした新しいダイセツト構造に
関する。
電算機の周辺端末機器などの機構部品には板厚
2m/m以内の金属板をプレスによつて姿抜き成
形した精密板金部品が比較的多く使われている。
そして、該部品のプレス打ち抜き用金型は、当該
部品の所要数量が万個単位の場合には正規の精密
打抜き型(以下本型と呼称する)を起こしても該
金型の製作費が部品コストを圧迫することが比較
的少ないが、部品所要数が数千個単位以下の場合
は金型製作費の消却が部品コストを圧迫して本型
を採用出来ないことが一般的である。
ところで、前記周辺端末機器においては部品の
互換性を確保するため、試作等の小量迅速部品製
作の際においても、打抜き板金部品を必要とする
場合があつて、軽量低価で製作手番が短い例えば
「テンプレツト式簡易型」(以下簡易型と呼称す
る)が採用されるようになつてきた。そして従来
の該簡易型は以下に述べるような構成であつた。
即ち、第1図に示すように、該簡易型は打抜くべ
き部品毎に専用化したポンチユニツトaおよびダ
イユニツトbと、これらユニツトをそれぞれ取り
付けるべくプレスのボルスタおよびラム(いずれ
も図示せず)に予めセツトした、汎用の方形下ダ
イセツト10′および汎用の方形上ダイセツト2
0′からなつている。そして、ポンチユニツトa
は、下ダイセツト10′の基板11′に植立した2
個の位置決めピン12′に係合すべき治具穴cを
予め設けた厚さ5m/mの方形ポンチプレートd
の上に、所定の板金抜姿形状と同等の正面形状で
厚さ約12m/m程度の輪郭ポンチeを貼着したも
のである。一方、ダイユニツトbは、加工容易な
厚さ約1m/m程の樹脂強化木基板を予め前記上
ダイセツト20′の方形寸法より僅かに大きい方
形に裁断し、かつ前記位置決めピン12′と係合
すべき治具穴ブツシユfを所定の位置に圧入した
樹脂強化木製汎用ダイプレートgを用い、該治具
穴ブツシユfと前記ポンチユニツトaの治具穴c
とを所定の合せピンで係合することによつて、前
記輪郭ポンチeの姿をダイプレートgの下面に転
写し、転写した輪郭の外側にそつて糸鋸盤によつ
て刃部となる鋼帯を圧入すべき所定幅の溝を切り
抜き、該溝に予め所定のブロツク形状に曲折形成
した硬条鋼帯hを植立し、前記ダイプレートgの
下面より約12m/m切れ刃が突出した底付ダイオ
ープニングを形成したものである。
ところで、該ダイユニツトbと上ダイセツト2
0′との位置決めはこの形式の簡易型の場合、ダ
イプレートgが軟質材であるため打ち抜き時に前
記硬条鋼帯hが外側に広がつて型の切れ味が悪く
なること、および繰返し応力によつて該ダイプレ
ートが永久歪を起こして破損することを避けるた
めに、打抜きの際該ダイプレートgの相対向する
端面を挾み込んで強圧する必要があつて、ダイプ
レートdと下ダイセツト10′の合せのように位
置決めピンを用いることはできない。そこで、従
来上型の取り付けはダイユニツトbを上ダイセツ
トの下面に設けた2本の吊り上げ用ボルト1で軽
く引き付けると共に、プレスラムへの取付けシヤ
ンク21を具備した上ダイセツトの基板22′の
左側面と後端面とに左ストツパブロツク23′と
後ストツパブロツク24とを止着し、かつ該スト
ツパブロツクに対向して右端面と前端面とに配設
された押え板25′と26′とをそれぞれ複数のボ
ルトjで上ダイセツト20′の端面に締め付ける
方法によつて行われていた。ところが、このよう
な型段取の場合においては、下型(ポンチユニツ
ト)は両手で持ち上げて下ダイセツト10′に載
置するとか、上型(ダイユニツト)は下から片手
で支えて上ダイセツト20′の下面に当てがつた
状態でボルトiを締め付けるとかする必要があつ
て、作業性、安全性に問題があると共に、中程度
の大きさの型の合せにおいても複数の作業者の労
力を必要としなければならないという欠点があつ
た。
本考案は前記問題点に鑑み、作業性と安全性と
を向上せしめることを目的とした簡易型の汎用ダ
イセツトを提供するものである。
以下、本考案の好ましい実施例について図面を
参照して詳細に説明する。第2図は本考案による
簡易型汎用ダイセツトの一実施例を示す模式的正
面図であつて、前記第1図の従来ダイセツトとは
次の点で大きく異なつている。即ち、上ダイセツ
ト20においては、基板22の両側端面へ第1図
に示すダイプレートgの両側端を圧接する左スト
ツパブロツク23′と押え板25′の代りに、該ダ
イプレートの左右端面と下面とをガイドして慴動
せしめるように調整した、断面L形の強固な左ガ
イドブロツク23と右ガイドブロツク25を止着
し、かつこれらのガイドブロツク23,25にダ
イプレートgを基板22に対して止着するための
1個の下クランバ28をそれぞれ配設し、右ガイ
ドブロツク25にはさらに基板22の幅方向に2
個の横クランバ27を所定間隔を隔てて配設して
いる。しかして後ストツパブロツク24は、基板
22の後端面に止着した固定状態にあつて従来と
変わりはないが、第1図示の前押え板26′の代
りに前クランパ26を配設している。左右一対の
前記下クランパ28は、左右ガイドブロツク23
と25との顎部を貫通する軸281の内側に偏心
カム282を、また外側にハンドルレバー283
をそれぞれ止着した構成からなり、該ハンドルレ
バー283を120度回転する範囲内で前記ダイプ
レートgが基板22にそのダイプレートの両側を
左右ガイドブロツク23,25に保持した状態か
ら左右一対の偏心カム282で押し付けられるよ
うに調整されている。また、前記横クランパ27
は右ガイドブロツク25の前記ダイプレートgの
端面に対応する位置に配設された当該ブロツク2
5を貫通するクイツク締め付けねじを具備した2
個のハンドレバー271と当て金272からな
り、レバー271の操作で当て金272を左方に
押して、その当て金を介して前記ダイプレートg
を左ガイドブロツク23に押しつけ、ダイプレー
トgの左右端面を締め付けるように構成したもの
である。また、前クランパ26は基板22の手前
側の端面に配設された回転可能な1対のL字状の
鍵レバー261と一個の取外し自在な当て金26
2とを含んでなり、それぞれの鍵レバー261を
垂直方向から水平方向に倒したとき鍵突起261
aが基板22面から降下し、該突起裏面の勾配面
が当て金262を後方に押して、ダイプレートg
の後端面を後ストツパブロツク24に当接し、そ
の結果ダイプレートgを前後に締め付けるように
構成されている。
一方、下ダイセツト10の幅は前記上ダイセツ
ト20の左右ガイドブロツク23,25が当接し
ない寸法とし、かつ基板11の左右端面に図示の
ような鉤型の板金製ガイド板13を止着し、第1
図に示すポンチプレートdの左右の端面と上面と
をガイドして慴動可能にすると共に、ポンチプレ
ートdの2ケの治具穴cと同径同位置で基板11
に穿孔されたガイド穴111と正確に嵌合する位
置決めピン12を配設している。また、該下ダイ
セツト10は前記位置決めピン12を上下動する
ためのピン昇降手段14を有し、かつ該ピン昇降
手段14は、位置決めピン12の基端附近の形成
したラツク121とそれに噛み合う小歯車141
を主体としてなり、また基板11内部から手前側
の基板端面に引き出された前記小歯車14の回転
軸142の先端に連結したハンドルレバー143
を具備している。
上記構成において、予めプレス機械に搭載した
汎用ダイセツト10と20に1対の専用のポンチ
ユニツトaとダイユニツトbからなる任意の簡易
形を段取りする際は、下ダイセツト10の位置決
めピン12を下降して基板11内に沈めた状態で
ポンチユニツトaのポンチプレートをd基板11
のガイド板13に挿入して押し込み、その後両手
でピン昇降手段14のレバー143を操作して位
置決めピン12をポンチプレートdの治具穴cに
嵌合するだけで下ダイセツト10のセツテイング
が完了する。一方ダイユニツトbについては、ダ
イプレートgを両手で上ダイセツト20の左右の
ガイドブロツク23,25に沿わせて後ストツパ
ブロツク24に当るまで押し込み、両手で左右の
下クランパ28のレバー283を引いてダイプレ
ートgをダイセツトに押し付け、しかるのち、右
手で横クランパ27のハンドルレバー271を操
作して左右の締め付けを行い、さらに両手で前ク
ランパ26のレバーを倒して前後の締め付けを行
うことにより、上ダイセツト20へのセツテイン
グが完了する。
以上説明したように本考案のダイセツトによれ
ば、相当大きな部品を打ち抜く簡易型であつても
1人の作業で安全性と信頼性に優れた金型のプレ
ス段取を極めて迅速になし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の簡易型用ダイセツトを示す模式
図、第2図は本考案の一実施例による簡易金型用
ダイセツトを示す模式図である。 図において、10は下ダイセツト、11は下基
板、12は位置決めピン、13はガイド板、14
はピン昇降手段、20は上ダイセツト、21はシ
ヤンク、22は基板、23は左ガイドブロツク、
24は後ガイドブロツク、25は右ガイドブロツ
ク、26は前クランパ、27は横クランパ、28
は下クランパを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の治具穴cを有する方形ポンチプレートd
    の上面に輪郭ポンチeを設けたポンチユニツトa
    と、樹脂強化木製方形ダイプレートgの下面に前
    記輪郭ポンチの輪郭に沿つて硬条鋼帯刃hを植立
    した底付きダイオープニングを形成したダイユニ
    ツトbとからなる簡易打抜き型を、プレスのボル
    スタとラムとにそれぞれ取付けるための上下1対
    の方形ダイセツトであつて、前記下ダイセツト1
    0は、左右両側に前記ポンチプレートdの両側端
    面と上面とをガイドして慴動せしめる左右1対の
    鉤型ガイド板13を配設すると共に、前記ポンチ
    プレートの治具穴cと係合すべき複数の位置決め
    ピン12をポンチプレートの下面を受ける当該下
    ダイセツト基板面に対してそれぞれ上下動するた
    めのピン昇降手段14を具備し、 前記上ダイセツト20は、左右両側に前記ダイ
    プレートgの側端面と下面とを慴動可能に保持す
    る左右1対の断面L形のガイドブロツク23,2
    5をその下端顎部が当該ダイセツト基板22面よ
    り下方に突出する如く配設し、また後側に後スト
    ツパブロツク24を同じくその下端部がダイセツ
    ト基板面より下方に突出する如く配設し、 前記左右ガイドブロツク23,25には、それ
    ぞれハンドルレバー283と、それの操作で回転
    されて当該ガイドブロツク間に保持された前記ダ
    イプレートgの下面に当接し該ダイプレートを上
    ダイセツト20の基板下面に圧接する偏心カム2
    82とから成る下クランパ28が設けられると共
    に、一方のガイドブロツク25にはさらに複数の
    ハンドルレバー271と、それの操作で横方向に
    移動されてダイプレートgの側面に当接し該ダイ
    プレートを他方のガイドブロツク23側に押圧す
    る当て金272とから成る横クランバ27が設け
    られ、 また前記上ダイセツト20は、前側に回転自在
    でかつ一端部裏面に突起261aを有する複数の
    鍵レバー261と、これらレバーの回転操作で前
    記突起により後方向に押されて前記ダイプレート
    gの前側面に当接し該ダイプレートを前記後スト
    ツパブロツク24側に押圧する当て金262とよ
    り成る前クランバ26を配設したことを特徴とす
    る簡易金型用ダイセツト。
JP6679781U 1981-05-08 1981-05-08 Expired JPS6121128Y2 (ja)

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JP6679781U JPS6121128Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08

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JP6679781U JPS6121128Y2 (ja) 1981-05-08 1981-05-08

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JPS57181432U JPS57181432U (ja) 1982-11-17
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JP5427830B2 (ja) * 2011-05-12 2014-02-26 株式会社 ベアック 穿孔装置、穿孔用金型及び穿孔用金型の交換方法
KR101984761B1 (ko) * 2018-11-30 2019-06-04 주식회사 지에스피컴퍼니 필름커팅장치

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