JP3773691B2 - ワークの打ち抜き成形方法及びその装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製板材から所定形状のワークを打ち抜いて形成するワークの打ち抜き成形方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一側面に凸部を備え他側面に該凸部に対応する凹部を備える所定形状のワークを金属製板材から打ち抜くとき、先ず、図4(a)に示すように、上型11のパッド12が下型13のダイ14に板材Xを介して圧接することにより板材Xをクランプする。板材Xの打ち抜き位置に対応する上方には板材Xをワーク形状に打ち抜くための成形パンチ15が設けられており、該成形パンチ15に対向する下方には下降自在のカウンターパンチ16が設けられている。成形パンチ15には、前記ワークの凹部W2 を成形するための押圧ピン17が該成形パンチ15の下方に突出して設けられている。カウンターパンチ16には、押圧ピン17に対応して前記ワークの凸部W1 を成形するための成形凹部18が形成されている。
【0003】
次いで、図4(b)に示すように、成形パンチ15が下降する。該成形パンチ15が下降することにより、前記押圧ピン17が板材Xに押入して凹部W2 が成形され、同時にカウンターパンチ16の成形凹部18により凸部W1 が成形される。
【0004】
その後、図4(c)に示すように、成形パンチ15が更に下降して板材Xが打ち抜かれ、所定形状のワークWが成形される。
【0005】
しかし、以上のような打ち抜き成形によると、図4(b)に示すように前記押圧ピン17が成形パンチ15の打ち抜きに先立って凹部W2 を成形し始めるために、カウンターパンチ16の成形凹部18周辺に向かって肉が流動し、凸部W1 の基端周縁部Yに余肉が集中する。この状態で打ち抜きが行われると、凸部W1 の基端周縁部Yに集中した余肉を所定の厚みに潰すことができず、カウンターパンチ16の成形凹部18に対応する正確な凸部W1 の成形が行われない不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かかる不都合を解消して、本発明は、ワークの打ち抜き成形に際して、該ワークの両面において互い対応する凸部と凹部とを成形するとき、凸部の基端周縁部への余肉の集中を抑制して、高精度な凸部を成形することができるワークの打ち抜き成形方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明は、一側面に凸部を備え他側面に該凸部に対応する凹部を備える所定形状のワークを金属製板材から打ち抜いて形成するワークの打ち抜き成形方法において、前記板材をダイ上に載置してクランプし、上下移動自在のカウンターパンチがクランプされた該板材の打ち抜き位置を該板材の下方から押し上げた状態とすることにより該板材に引張応力を付与する工程と、該板材の打ち抜き位置に対応して上下移動自在の成形パンチが、該成形パンチに備える成形凸部により引張応力が付与された板材の所定位置に前記凹部を押圧成形すると共に該成形凸部に対応して前記カウンターパンチに備える成形凹部により前記凸部を押圧成形する工程と、前記凹部と凸部とが形成された板材の打ち抜き位置に対応して前記成形パンチが該板材を押し下げて前記ワークを打ち抜く工程とを備えることを特徴とする。
【0008】
本発明の方法によれば、先ず、ダイ上に載置された前記板材を、該板材の打ち抜き位置を前記カウンターパンチによって下方から押し上げた状態でクランプする。これによって板材の打ち抜き位置に引張応力を付与する。
【0009】
なお、このとき、具体的には、前記カウンターパンチがダイの上方に向かって突出した状態を維持して、前記板材をダイ上にクランプすることにより、前記板材に引張応力を付与することができる。また、それ以外には、前記板材をダイ上に載置してクランプした後、前記カウンターパンチがダイの上方に向かって突出して前記板材をその下方から押し上げることによっても、前記板材に引張応力を付与することができる。
【0010】
次いで、前記成形パンチが下降して、該成形パンチの成形凸部とカウンターパンチの成形凹部とが、引張応力が付与された板材を介して上下から圧接し、引張応力が付与された板材の所定位置に凸部と凹部とが押圧成形される。
【0011】
このように、板材の打ち抜き位置に引張応力を付与することにより、予め板材の打ち抜き位置の肉の流れを分散させておくことができ、成形凸部と成形凹部との圧接によってワークの凸部と凹部とが形成される際には、凸部の基端周縁部に余肉が集中することを抑制することができる。これにより、成形凸部と成形凹部との圧接によって、該成形凹部に沿った精度のよい前記凸部を形成することができる。そして、前記成形パンチの押し下げにより板材の打ち抜き位置が打ち抜かれ、所定形状のワークが成形される。
【0012】
また、本発明は、一側面に凸部を備え他側面に該凸部に対応する凹部を備える所定形状のワークを金属製板材から打ち抜いて形成するワークの打ち抜き成形装置において、前記板材を載置するダイと、該ダイ上に載置された前記板材をクランプするパッドと、前記ダイに載置した板材の打ち抜き位置を押し下げて所定のワーク形状に打ち抜く成形パンチと、該成形パンチに対向して上下移動自在に設けられ、該成形パンチによる打ち抜きに先立って、前記パッドによってダイ上にクランプされた前記板材の打ち抜き位置を該板材の下方から押し上げた状態とすることにより該板材に引張応力を付与し、前記成形パンチによる打ち抜き時に、該成形パンチによるワークの押し下げに追従して該ワークに圧接した状態で下降するカウンターパンチとを備え、前記成形パンチは、前記ワークの凹部を押圧形成する成形凸部を備え、前記カウンターパンチは、前記成形パンチによる打ち抜き時のワークへの圧接により前記成形パンチの成形凸部の押圧に伴い前記ワークの凸部を形成する成形凹部を前記成形パンチの成形凸部に対向する位置に備えることを特徴とする。
【0013】
本発明の装置によれば、前記ダイ上に載置された板材は、前記パッドによってクランプされる。このとき、該パッドがダイ上に板材をクランプする押圧方向に対して、その反対方向にカウンターパンチが板材の打ち抜き位置を押し上げる状態とするので、板材の打ち抜き位置には引張応力が付与される。
【0014】
板材の打ち抜き位置を押し上げているカウンターパンチには前記成形凹部が形成されており、前記成形パンチの押し下げ圧によって該成形パンチの成形凸部が前記成形凹部に対応して板材に凹入する。このとき、引張応力が付与されている板材に前記凹部と前記凸部とが押圧成形される。板材には引張応力が付与されているので、成形パンチの成形凸部の押圧に伴ってカウンターパンチの成形凹部が板材に凸部を成形する際に、板材の肉流が分散して、前記凸部の基端周縁部への余肉の集中が抑制される。これにより、前記凸部の基端周縁部の潰しが十分に行え、精度の高い凸部を形成することができる。
【0015】
そして、前記成形パンチがカウンターパンチと共に板材の圧接状態を維持して該板材を押し下げ、前記ワークを所定形状に打ち抜くことができる。
【0016】
また、本発明において、前記カウンターパンチは、その側端縁から前記成形凹部が設けられている部分にかけて、次第に突出する形状に形成されていることが好ましい。これにより、前記カウンターパンチが前記ダイより突出されたとき、クランプされた板材を前記成形凹部に対応する位置に向かって膨出するように変形させることができ、前記凹部を形成する成形凹部に対応する位置に比較的大きな引張応力を発生させることができる。その結果、該成形凹部により前記凸部が成形される際に該凸部の基端周縁部への余肉の集中を確実に抑制することができる。
【0017】
また、このとき、前記成形パンチは、その側端縁から前記成形凸部が設けられている部分にかけて前記カウンターパンチに対応する形状に形成されていることが好ましい。これにより、引張応力が付与されて膨出するように変形された板材の打ち抜き位置全体に前記成形パンチを密接させることができ、ワークの肉厚を均一に維持して打ち抜き成形を行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1(a)乃至(d)は、本実施形態のワークの打ち抜き成形装置の概略構成を示すと共に該装置によるワークの打ち抜き成形工程を示す説明図、図2(a)及び(c)は他の実施形態におけるワークの打ち抜き成形工程の一部を示す説明図、図3は成形パンチの他の形態を示す説明図である。
【0019】
本実施形態におけるワークWは、図1(a)に示す金属製板材Xを打ち抜くことにより、図1(d)に断面形状で示すように、一側面(図中下面側)に凸部W1 が形成され、他側面(図中上面側)に凹部W2 が形成されるものである。この種の形状を有するワークWとしては、例えば、図示しないが、自動車の無段変速機構に用いられるVベルトを構成するエレメントが挙げられる。この種のVベルトの場合、複数の同一形状のエレメントを重ね合わせることが行われ、互いに重ね合わせたときに、凸部W1 が隣接する他のエレメントの凹部W2 に係合して相互の位置決めが行われる。このため、凸部W1 が凹部W2 に確実に密着係合するように高精度な凸部W1 を成形する必要がある。
【0020】
そこで、本実施形態の打ち抜き成形装置1は次の構成を備えている。即ち、図1(a)に示すように、打ち抜き成形装置1は、材料となる金属製板材Xの下方に位置する下型2と、該板材Xを介して下型2の上方に位置する上型3とを備えている。前記下型2は、ダイ4とカウンターパンチ5とを備え、前記上型3は、パッド6と成形パンチ7とを備えている。
【0021】
前記パッド6は、昇降自在に設けられており、ダイ4上に前記板材Xをクランプする際に図示しない昇降駆動手段の駆動により下降する。前記成形パンチ7は、前記板材Xの打ち抜き形状に対応する形状を備えており、パッド6とは別体に昇降自在に設けられている。該成形パンチ7は、パッド6によってダイ4上にクランプされた前記板材Xの打ち抜き位置に当接して、更に下降され、ダイ4の下方に向かって板材Xを押し下げることにより、前記ワークWを打ち抜き成形する。
【0022】
該成形パンチ7には、押圧ピン8が上下方向に摺動自在に設けられている。該押圧ピン8は、ワークWの凹部W2 を形成する位置に対向して、先端テーパ部9(図中下端部)が成形凸部として突出状態に維持されており、成形パンチ7の下降によって該成形パンチ7と共に下降される。
【0023】
前記カウンターパンチ5は、成形パンチ7に対向して昇降自在に設けられ、図示しない付勢手段によって上方に付勢されてダイ4の上面から上部が突出するように下型2に保持されている。該カウンターパンチ5の上部は略円弧状に形成されており、該上部の前記成形パンチ7の押圧ピン8に対向する位置には、ワークWの凸部W1 を形成する成形凹部10が形成されている。
【0024】
また、該カウンターパンチ5は、後述するようにパッド6によってクランプされた板材Xがカウンターパンチ5の上部に当接したときに、該板材Xを湾曲形状に変形させることができる付勢力をもってダイ4の上面から突出されている。一方、前記成形パンチ7は、カウンターパンチ5の上方に向かう付勢力よりも大きな押圧力をもって下降する。これにより、成形パンチ7が板材Xを打ち抜くときには、カウンターパンチ5が板材Xの下方から圧接した状態で、成形パンチ7の下降に追従して下降する。
【0025】
次に、以上の構成の装置1による打ち抜き成形工程を説明する。先ず、図1(a)に示すように、上型3と下型2との間に板材Xを介入させ、図1(b)に示すように、前記パッド6を下降させて板材Xの打ち抜き位置を除く部分をダイ4の上面に圧接させることにより、板材Xをクランプする。
【0026】
このとき、ダイ4の上面からは前記カウンターパンチ5の上部が突出しており、前記パッド6による板材Xのクランプに伴い前記カウンターパンチ5の上部によって板材Xの打ち抜き位置が押し上げられる。該カウンターパンチ5は前述したように、パッド6によって板材Xが押し下げられても、板材Xの下降に対抗し得る付勢力を有するので、板材Xは上方に膨出するように変形され、この押し上げ変形によって、該板材Xの打ち抜き位置に引張応力が発生する。 次いで、図1(c)に示すように、前記成形パンチ7が下降し、該成形パンチ7に備える押圧ピン8が引張応力が付与されている板材Xの上面に押入する。該板材Xの下面には前記カウンターパンチ5が当接されており、該カウンターパンチ5の成形凹部10に板材Xが侵入する。これにより、板材Xに凹部W2 と凸部W1 とが成形される。このとき、板材Xに付与されていた引張応力によって、押圧ピン8による押圧成形に伴う該板材Xの肉流が図中左右方向に向かって分散し、成形凹部10により成形される凸部W1 の基端周縁部Yへの肉の集中が抑制される。これによって、成形凹部10に沿って精度よく凸部W1 が成形される。
【0027】
そして、図1(d)に示すように、前記成形パンチ7が更に下降し、板材Xの打ち抜き位置を下方に押し下げる。前記カウンターパンチ5は、成形パンチ7の押し下げに追従して板材Xに圧接した状態で下降し、これによって所定形状のワークWが打ち抜き成形される。前記押圧ピン8は、ワークWが打ち抜き成形されると同時に更に突出(下降)して、僅かに前記凹部W2 への押入量を増加させ、打ち抜きされたワークWの端縁部への肉寄せを行う。
【0028】
なお、本実施形態においては、図1(a)に示すように、前記カウンターパンチ5の上部をダイ4の上面から突出させておき、パッド6を下降させることにより、図1(b)に示すように、板材Xを押し上げ状態として該板材Xに引張応力を付与したが、本発明はそれに限るものではない。他の例を示すならば、図2(a)に示すように、前記カウンターパンチ5の上部をダイ4の上面よりも下方に後退させておき、次いで、図2(b)に示すように、パッド6により板材Xをクランプした後に、図2(c)に示すように、前記カウンターパンチ5の上部をダイ4の上面から突出させる。こうすることによって、板材Xは下方から押し上げられた状態で引張応力が付与される。
【0029】
また、前述した実施形態においては、図1(a)乃至(d)に示すように、前記成形パンチ7が前記押圧ピン8を備えているが、本発明の成形パンチはこの構成に限るものではなく、図示しないが、前記成形パンチ7の下端にワークWの凹部W2 形状に対応する成形凸部を一体に設けておいてもよい。
【0030】
また、前述した実施形態においては、図1(a)に示すように、カウンターパンチ5に対向する下端面が平坦に形成されている成形パンチ7を採用したが、それ以外に、図4に示すように、カウンターパンチ5の湾曲する先端面形状に対応して、湾曲面とされた下端面を備える成形パンチ7´を採用してもよい。これによれば、打ち抜きの際にはカウンターパンチ5と成形パンチ7´との間にワークWを密着させた状態で打ち抜き成形が行えるので、ワークWの端縁部への肉の流動を抑制することができ、ワークWの肉厚を均一として成形精度を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のワークの打ち抜き成形装置の構成を模式的に示すと共に該装置によるワークの打ち抜き成形工程を示す説明図。
【図2】他の実施形態におけるワークの打ち抜き成形工程の一部を示す説明図。
【図3】成形パンチの他の形態を示す説明図。
【図4】従来のワークの打ち抜き成形工程を示す説明図。
【符号の説明】
W…ワーク、W1 …凸部、W2 …凹部、X…金属製板材、4…ダイ、5…カウンターパンチ、6…パッド、7…成形パンチ、8…押圧ピン(成形凸部)、10…成形凹部。

Claims (6)

  1. 一側面に凸部を備え他側面に該凸部に対応する凹部を備える所定形状のワークを金属製板材から打ち抜いて形成するワークの打ち抜き成形方法において、
    前記板材をダイ上に載置してクランプし、上下移動自在のカウンターパンチがクランプされた該板材の打ち抜き位置を該板材の下方から押し上げた状態とすることにより該板材に引張応力を付与する工程と、
    該板材の打ち抜き位置に対応して上下移動自在の成形パンチが、該成形パンチに備える成形凸部により引張応力が付与された板材の所定位置に前記凹部を押圧成形すると共に該成形凸部に対応して前記カウンターパンチに備える成形凹部により前記凸部を押圧成形する工程と、
    前記凹部と凸部とが形成された板材の打ち抜き位置に対応して前記成形パンチが該板材を押し下げて前記ワークを打ち抜く工程とを備えることを特徴とするワークの打ち抜き成形方法。
  2. 前記板材に引張応力を付与する工程においては、前記カウンターパンチがダイの上方に向かって突出した状態を維持して、前記板材をダイ上にクランプすることにより前記板材に引張応力を付与することを特徴とする請求項1記載のワークの打ち抜き成形方法。
  3. 前記板材に引張応力を付与する工程においては、前記板材をダイ上に載置してクランプした後、前記カウンターパンチがダイの上方に向かって突出して前記板材をその下方から押し上げることにより前記板材に引張応力を付与することを特徴とする請求項1記載のワークの打ち抜き成形方法。
  4. 一側面に凸部を備え他側面に該凸部に対応する凹部を備える所定形状のワークを金属製板材から打ち抜いて形成するワークの打ち抜き成形装置において、
    前記板材を載置するダイと、
    該ダイ上に載置された前記板材をクランプするパッドと、
    前記ダイに載置した板材の打ち抜き位置を押し下げて所定のワーク形状に打ち抜く成形パンチと、
    該成形パンチに対向して上下移動自在に設けられ、該成形パンチによる打ち抜きに先立って、前記パッドによってダイ上にクランプされた前記板材の打ち抜き位置を該板材の下方から押し上げた状態とすることにより該板材に引張応力を付与し、前記成形パンチによる打ち抜き時に、該成形パンチによるワークの押し下げに追従して該ワークに圧接した状態で下降するカウンターパンチとを備え、
    前記成形パンチは、前記ワークの凹部を押圧形成する成形凸部を備え、
    前記カウンターパンチは、前記成形パンチによる打ち抜き時のワークへの圧接により前記成形パンチの成形凸部の押圧に伴い前記ワークの凸部を形成する成形凹部を前記成形パンチの成形凸部に対向する位置に備えることを特徴とするワークの打ち抜き成形装置。
  5. 前記カウンターパンチは、その側端縁から前記成形凹部が設けられている部分にかけて、次第に突出する形状に形成されていることを特徴とする請求項4記載のワークの打ち抜き成形装置。
  6. 前記成形パンチは、その側端縁から前記成形凸部が設けられている部分にかけて前記カウンターパンチに対応する形状に形成されていることを特徴とする請求項5記載のワークの打ち抜き成形装置。
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