JPH0352274B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0352274B2
JPH0352274B2 JP56012065A JP1206581A JPH0352274B2 JP H0352274 B2 JPH0352274 B2 JP H0352274B2 JP 56012065 A JP56012065 A JP 56012065A JP 1206581 A JP1206581 A JP 1206581A JP H0352274 B2 JPH0352274 B2 JP H0352274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
digital video
channel
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56012065A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57125588A (en
Inventor
Yoshitaka Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP56012065A priority Critical patent/JPS57125588A/ja
Priority to CA000394528A priority patent/CA1181170A/en
Priority to AU79745/82A priority patent/AU546864B2/en
Priority to US06/342,348 priority patent/US4456930A/en
Priority to NL8200283A priority patent/NL193809C/nl
Priority to GB08202297A priority patent/GB2102182B/en
Priority to DE19823202664 priority patent/DE3202664A1/de
Priority to FR8201496A priority patent/FR2498862B1/fr
Priority to AT0033582A priority patent/AT391578B/de
Publication of JPS57125588A publication Critical patent/JPS57125588A/ja
Publication of JPH0352274B2 publication Critical patent/JPH0352274B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/89Time-base error compensation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/926Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/804Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/88Signal drop-out compensation
    • H04N9/888Signal drop-out compensation for signals recorded by pulse code modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 カラー映像信号をデジタル信号の状態で記録及
び再生するデジタルVTRには、次のようなこと
が望まれる。
A テープ消費量が従来のアナログVTRと同等
以下であること。すなわち、VTRをデジタル
化してもテープ消費量が増加したのでは、デジ
タル化の意味が薄れる。
B 機能が従来のアナログVTRと同等以上であ
ること。例えば、テープ編集時にはサーチ再生
を欠くことができない。
C シリーズ化ができること。例えば、放送局に
おいてマスタVTRとして使用する高級機と、
放送用の標準機と、ENG用の簡易機との間に
何も脈絡がないと、ユーザ及びメーカーの相方
にとつて保守や点検に不便であり、また、設備
に無駄を生じる。
この発明は、以上の事項を十分に満足すること
のできるデジタルVTRを提供しようとするもの
である。
まず、上記A項のテープの消費量を少なくする
場合、デジタルVTRに要求される事柄について
考察する。
デジタル信号を2値伝送する場合、 伝送路のS/N(信号はピーク・ツウー・
ピーク値,ノイズは実効値)が20dB以上で
あれば、ビツトエラーレイトはほぼ1×10-7
以下になる 映像信号のデジタル伝送における許容エラ
ーレイトは、ほぼ1×10-7である ことが知られている。
従つて、デジタルVTRにおいては、再生イコ
ライザからのデジタル信号のS/Nは、およそ
20dB以上でなければならない。
デジタルVTRにおいて、テープの消費量を
少なくするには、高密度記録を行うことになる
が、高密度記録を達成するためには、テープの
単位面積当りの記録ビツト数を多くする必要が
ある。
そして、この単位面積当りの記録ビツト数をS
とすれば、この記録密度Sは、 S=L・T 〔L:線密度(トラツク長方向の単位長さ当
りの記録ビツト数) T:トラツク密度(トラツク幅方向の単位長
さ当りのトラツク数) となる。
そして、線密度Lであるが、一般に、トラツク
に沿つた記録密度を上げていくと、短波長記録と
なる。そして、テープの磁性層が充分に厚い場
合、 再生ヘツドの磁束を与える磁性粒子の数
は、近似的に波長の2乗に比例する 再生ヘツドの信号電圧は磁性粒子の数に比
例し、ノイズ電圧は磁性粒子の数の平方根に
比例する 従つて、ノイズ源がテープだけであるとす
れば、再生されたデジタル信号のS/Nは波
長に比例する アンプ系のS/Nも近似的な波長に比例す
る 従つて、トラツク幅が一定の場合、記録波長
が長いほど(ヘツドとテープの相対速度が一定
であれば、周波数帯域が狭いほど)、S/Nは
比例して良くなる。
また、トラツク密度Tであるが、 トラツク幅を狭くすると、再生ヘツドの信
号電圧及びテープノイズ電力が、トラツク幅
に比例して減少する ノイズがすべてテープで発生するものとす
れば、ノイズ電圧はトラツク幅の平方根に比
例するもので、再生されたデジタル信号の
S/Nはトラツク幅の平方根に比例する 再生ヘツドのインダクタンスは、近似的に
ヘツドピース厚(トラツク幅)に比例する 再生ヘツドのインダクタンスが一定の場
合、その巻線数はトラツク幅の平方根に反比
例する この巻線に鎖交する磁束は、トラツク幅に
比例するので、再生ヘツドに誘起される電圧
はトラツク幅の平方根に比例する 再生ヘツドのインダクタンスが一定であれ
ば、ヘツドアンプで発生するノイズは一定と
なる 従つて、ノイズ源がヘツドアンプだけであ
るとすれば、再生されたデジタル信号のS/
Nはトラツク幅の平方根に比例する 従つて、テープノイズとアンプノイズが独立で
あるとすれば、再生されたデジタル信号のS/N
は、トラツク幅の平方根に比例する。
以上のことから、記録密度Sを高めるには、 トラツク幅を狭くしてトラツク密度Tをで
きるだけ高くする 記録波長はできるだけ低く押えるようにし
て線密度Lはむやみに増やさない ことが必要である。
記録密度Sを高めるためにトラツク密度Tを
高くすると、次の2つの問題を生じる。
トラツク間のガードバンドが狭くなるの
で、隣接トラツクからの漏洩磁束によるクロ
ストロークが増大する トラツク幅が狭くなるので、再生時のトラ
ツキングが困難になる まず、項の隣接トラツクからのクロストーク
であるが、第1図において、1を再生ヘツド、2
をトラツクとしたとき、 E:本信号のレベル Ec:クロストークのレベル λ:信号の波長 W:ヘツド1のトラツク幅 x:ガードバンドの幅 ΔW:磁化領域(トラツク)のにじみ とすれば、クロストークCtは Ct=20logEc/E =A+Bx/λ〔dB〕 x≫ΔW ΔW0.67λ b=6.9 B=−60実験的な近似値 となる。
従つて、例えば W=40μm,x=20μm とすれば、ヘツドとテープの相対速度が25.59
m/秒の場合(SMPTE“C”フオーマツトの場
合)、上式による理論的なクロストークの周波数
特性は、第2図の曲線C1のようになる。
次に、項のトラツキング精度であるが、トラ
ツク幅が狭くなると、再生ヘツドにトラツクずれ
を生じやすくなり、隣接トラツクからのクロスト
ークが一段と大きくなる。このトラツキング精度
は各種のサーボ技術によつて向上させることがで
きるが、基本的には機械精度により決まり、記録
密度の向上を妨げる大きな要因である。
従つて、上記,項から通常の記録方法を採
るかぎり、トラツク及びガードバンドの必要最小
幅が決まつてしまい、それ以上の高密度記録はで
きない。
このため、この発明においては、まず第1に、
映像信号から変換されたデジタル信号を複数のチ
ヤンネルに分割し、その各チヤンネルの信号をマ
ルチトラツクとして記録及び再生すると共に、隣
り合うトラツクは互いに接するように、かつ、ア
ジマス角が互いに異なるように記録し、再生す
る。ただし、この場合、各チヤンネルの信号に対
してフオートマツト変換を行い、低域スペクトラ
ム成分を減少させておく。
すなわち、再生ヘツド1とトラツク2との間の
アジマス角をθとすれば、アジマス損失Laは、 La=20log|sin(πW/λ)tanθ/(πW/λ)tanθ
|〔dB〕 となる。従つて、ヘツド1とテープとの相対速度
が一定の場合には、周波数が高くなるほぼアジマ
ス損失Laは大きくなる。
一例として、第3図Aに示すように、トラツク
幅Wが60μm、ガードバンドがなく、アジマス角
θが14゜の場合における隣りのトラツクからのク
ロストークを実測すると、第2図の曲線C2のよ
うになり、第3図Bに示すように、トラツク幅W
が40μm、ガードバンドの幅xが20μmで、アジマ
ス角θがない場合における隣りのトラツクからの
クロストークを実測すると、第2図の曲線C3
ようになつた(ヘツドとテープとの相対速度は、
曲線C1の場合と同じ)。
そして、この測定結果によれば、アジマス記録
(曲線C2)の場合、周波数がほぼ2MHz以下の低
域では、アジマス損失により、周波数が高くなる
ほど、隣りのトラツクからのクロストークは減少
している。ただし、周波数が2MHz以上の高域で
は、値ヘツドとのカップリングや他チヤンネルか
らの飛び込みなど、すなわち、チヤンネル間クロ
ストークによりクロストークは大きくなつてい
る。
また、ガードバンドのある通常記録(曲線C3
の場合には、周波数がほぼ200kHz以下の低域で
は、上記項のクロストークの理論値の曲線C1
に一致したクロストークとなり、それ以上の高域
では、チヤンネル間クロストークとなつている。
そして、両者を比較すると、周波数がほぼ1M
Hz以下の低域では、アジマス記録のクロストーク
が、通常記録のクロストークよりも4〜4dB程多
いだけであり、それ以上の高域では、同等となつ
ている。
従つて、トラツクピツチが同じ場合には、アジ
マス記録でも通常記録でもトラツク間クロストー
クについては大差がない。
しかし、信号の再生レベルから見ると、トラツ
クピツチが同じ場合には、アジマス記録であれ
ば、ガードバンド幅だけ再生レベルが大きくな
り、S/Nが有利になる。例えば、第3図の例の
ときには、 だけアジマス記録の方がS/Nが良い。
また、再生時にトラツキングエラーがあつた場
合、例えば第3図に示すように、ヘツド1がトラ
ツクピツチの1/2ずれた場合、アジマス記録(第
3図A)であれば、ヘツド1が隣りのトラツクを
走査してもアジマス損失により再生信号のS/N
の劣化は軽減される。しかし、通常記録(第3図
B)のときには、S/Nは0dBとなる。
従つて、トラツキングエラーについてもアジマ
ス記録が有利である。あるいは、トラツキングエ
ラーに対するS/Nの劣化が通常記録と同等でよ
いのであれば、アジマス記録ではトラツクピツチ
を小さくでき、すなわち、高密度記録ができる。
こうして、高密度記録及びトラツキングについ
ては、ガードバンドを形成しないでアジマス記録
を行えばよいことがわかる。
ただし、アジマス記録を行う場合には、アジマ
ス角θをあまり大きくすると、実効記録波長λe
が、 λe=λcosθ と小さくなるので、上記項に反すると共に、ス
ペーシングロスやギヤツプロスの影響を受けやす
くなる。従つて、アジマス角θをあまり大きくす
ることはできない。実験によれば、10゜〜30゜に選
べばよいことがわかつた。
以上のことから、高密度記録及びトラツキング
については、適度のアジマス角によるガードバン
ドレス・アジマス記録が適していることになる。
従つて、この発明においては、所定のアジマス
角によるガードバンドレス・アジマス記録及び再
生によりデジタル映像信号を記録及び再生するも
のである。
しかしながら、記録周波数が低いときには、ア
ジマス損失は小さくなり、例えば第2図の曲線
C2として示すように、トラツク間クロストーク
は周波数が低くなるにつれて増加する。そして、
このトラツク間クロストークも本信号に対するノ
イズと考えることができ、このクロストークと他
のノイズとが再生されたデジタル信号のS/Nを
低下させることになる。そして、上記項によれ
ば、再生されたデジタル信号に必要なS/Nは
20dB以上である。
従つて、これらのことから、クロストークはお
よそ−30dB以下であることが要求され、−30dB
以上のクロストークを与える低い周波数のデジタ
ル信号の記録再生は好ましくない。例えば、第2
図のアジマス記録(曲線C2)の場合、クロスト
ークが−30dB以下になるのでは、周波数がほぼ
1MHz以上のときであるから、周波数が1MHz以下
になるデジタル信号成分の記録再生はできない。
しかし、映像信号からA/D変換された直後のデ
ジタル信号には、その映像信号に対応して周波数
が1MHz以下の成分も多量に含まれる。
そこで、この発明においては、デジタル信号中
の有害なトラツク間クロストークとなる低い周波
数の信号成分を減少させるものであり、このた
め、この発明においては、デジタル信号にフオー
マツト変換(エンコード)を行うものである。
このフオーマツト変換については、各種の方式
が提案されているが、もとのデジタル信号が、例
えば第4図Aに示すようなNRZ信号であるとす
れば、フオーマツト変換により得られる信号、例
えばバイフエイズ信号,ミラー信号,M2信号
(モデイフアイド・ミラー信号)は、第4図B〜
Dに示すようになり、その周波数スペクトラムは
第5図に示すようになる。ただし、第5図におい
て、τはビツト期間,sはサンプリング周波数,
oはナイキスト周波数であり、この場合、A/D
変換時にはデジタル信号は並列信号であるが、記
録時には並列信号から直列信号に変換されている
ので、サンプリング周波数sは、直列信号におけ
る周波数である(従つて、周波数sは、A/D変
換時のサンプリング周波数に、1サンプル当りの
ビツト数を乗じた値である)。
また、第6図は、もとのデジタル信号に対して
LDC符号化法のうちの8,10変換を行つた場
合の周波数スペクトラムを示し、破線はその理論
値,実線は実測値である。
そして、この第5図及び第6図によれば、原信
号(NRZ信号)に比べ、バイフエイズ,M2
8,10変換のとき、低域成分が減少している。
そして、一例として、8,10変換の場合(第6
図)について、具体的に周波数をあてはめてs
38.4MHzとすると(この数値の根拠は後述する)、
第6図に示すように、低域側でスペクトラムが1/
2になるカツトオフ周波数はほぼ1.3MHzであり、
しかも、これ以下の周波数帯域ではスペクトラム
が急激に減衰している。
従つて、この発明においては、フオーマツト変
換によりアジマス損失の期待できない低い周波数
のデジタル信号成分を減少させるものである。
また、ガードバンドレス・アジマス記録をより
効果的に行い、項を十分に満足させるため、こ
の発明においては、デジタル信号を複数のチヤン
ネルに分割してマルチトラツクとして記録するも
のである。
しかし、以上の記録方法あるいは再生方法だけ
では、機能の低下を招いて上記B項に反してしま
う。すなわち、サーチ再生時には、各チヤンネル
のヘツドが複数のトラツクに対して斜めに走査す
るので、例えば、AチヤンネルのヘツドがBチヤ
ンネルのトラツクを走査することにより、Aチヤ
ンネルの再生信号ラインにBチヤンネルの再生デ
ジタル信号が流れてしまい、これでは、サーチ再
生ができず、上記B項に反してしまう。
そこで、この発明においては、第2に、各チヤ
ンネルのデジタル信号には、所定の大きさ(ブロ
ツク)ごとに、チヤンネルなどを示す識別信号を
付加しておく。すなわち、こうすれば、サーチ再
生時、Aチヤンネルの再生信号ラインにBチヤン
ネルの再生デジタル信号が流れてもその識別信号
によりこのBチヤンネルの再生デジタル信号をB
チヤンネルの再生信号ラインに戻すことができ
る。
ただし、これだけでは、サーチ再生時、各チヤ
ンネルの再生信号ライン間に各チヤンネルの再生
デジタル信号が行き交うことになり、再生信号ラ
インが交錯して上記C項の実現が困難になる。
そこで、この発明においては、第3に、再生信
号ラインは、トラツクのアジマス角が等しいチヤ
ンネルによりグループに分類し、この分類された
グループごとに再生処理を行う。
以下その一例について説明しよう。なお、以下
の例においては、カラー映像信号は、NTSC合成
カラー映像信号に対応する規格のコンポーネント
信号(輝度信号及び色差信号)の場合である。
第7図は記録系を示し、同期パルスPsが端子
21からマスタークロツク形成回路22に供給さ
れて例えばNTSC方式における色副搬送周波数c
の4倍の周波数4cのクロツクパルスが形成され、
このクロツクパルス及び同期パルスPsが制御信
号形成回路22に供給されてライン,フイール
ド,フレーム,チヤンネル及びブロツクに関する
識別信号、サンプリングパルス及び各種のタイミ
ング信号が形成され、これら信号は所定の回路に
それぞれ供給される。
また、輝度信号Yが端子11Yから入力プロセ
ツサ12Yを通じてA/Dコンバータ13Yに供
給されて例えば周波数4cでサンプリングされる
と共にA/D変換される。従つて、NTSC方式に
おいては、 c=455/2hh:水平周波数) であるから、1水平期間のサンプル数は910サン
プルとなるが、水平ブランキング期間はサンプリ
ングする必要がないことなどを考慮して第9図に
示すように各水平期間の有効ビデオ領域のサンプ
ル数は768サンプルとされる。なお、HDは水平
同期パルス、BSはバースト信号である(これら
は除去されているが、便宜上、示す)。
さらに、1フイールドのライン数は262.5ライ
ンであるが、そのうちの10.5ラインは、垂直同期
パルス及び等化パルスが占めている。そして、垂
直帰線区間には、VIR,VITなどのテスト信号が
挿入され、これらも有効データーと考えられる。
そこで、1フイールド期間の有効ビデオライン数
は252ラインとし、奇数フイールドでは第12ライ
ン〜第263ライン、偶数フイールドでは第274ライ
ン〜第525ラインが有効ビデオラインとみなされ
る。
こうして、コンバータ13Yにおいて、輝度信
号は以上の点に基づいてA/D変換され、例えば
第12図Aに示すように1サンプルにつき8ビツ
トの並列デジタル信号(PCM信号)Ynaまたは
Ynb(n=1〜384)とされる。そして、この信号
Yna,Ynbはインターフエイス14に供給され
る。
さらに、青の色差信号U及び赤の色差信号Vが
端子11U,11Vから入力プロセツサ12U,
12Vを通じてA/Dコンバータ13U,13V
に供給されて例え周波数2cでサンプリングされ
ると共にA/D変換され、第12図B,Cに示す
ように1サンプルにつき8ビツトの並列デジタル
信号(PCM信号)Un,Vnとされ、この信号Un,
Vnがインターフエイス14に供給される。
このインターフエイス14においては、例えば
第13図に示すように、各サンプルYna,Un,
Ynb,Vnがこの4サンプルを1つの組Snとして
サンプル単位で直列化される(各サンプル内のビ
ツトは並列である)。
そして、このサンプルの組Snが、1組ずつ8
つのチヤンネルA〜Hに分配される。ただし、こ
の例においては、信号ラインは、AB,CD,EF,
GHの4チヤンネルとされ、その各信号ラインに
おいて2チヤンネルの時間割処理が行われて全体
として8チヤンネルA〜Hとされている。また、
ABチヤンネルとCDチヤンネルとで第1のグル
ープ,EFチヤンネルとGHチヤンネルとが第2の
グループである。
すなわち、インターフエイス14からのサンプ
ルの組Snがインターフエイス15M,15Nに
1組ごとに交互に分配され、第14図Aに示すよ
うにインターフエイス15Mには奇数番目のサン
プルの組が供給され、インターフエイス15Nに
は偶数番目のサンプルの組が供給される。そし
て、インターフエイス15Mからのサンプルの組
が時間軸圧縮回路16AB,16CDに1組ごと
に交互に分配され、第14図Bに示すように時間
軸圧縮回路16ABにはサンプルの組Sa,Sb(a
=1,9,17,…,377,b=5,13,21,…
381)の時分割多重化信号Sabが供給され、時間
軸圧縮回路16CDにはサンプルの組Sc,Sd(C
=3,11,19,…379,d=7,15,23,…,
383)の時分割多重化信号Scdが供給される。同
様にしてインターフエイス15Nからのサンプル
の組が時間軸圧縮回路16EF,16GHに1組ご
とに交互に分配され、第14図Cに示すように、
時間軸圧縮回路16EFにはサンプルの組Se,Sf
(c=2,10,18,…,378,F=6,14,22,
…,382)の時分割多重化信号Sefが供給され、時
間軸圧縮回路16GHにはサンプルの組Sg,Sh
(g=4,12,20,…,380,H=8,16,24,
…,384)の時分割多重化信号Sghが供給される。
なお、このサンプルの組Sa〜ShがそれぞれA〜
Hチヤンネルの信号に対応する。
そして、時間軸圧縮回路16ABにおいて、信
号Sabはその時間軸が組Sa,Sbごとに時分割式
に41/44に圧縮され、この圧縮された信号Sabが
誤り訂正エンコーダ17AB及び記録プロセツサ
18ABに順次供給され、組Sa,Sbごとの時分割
処理により例えば第10図及び第11図に示すフ
オーマツトの信号に変換される。
ここで、第10図は任意のチヤンネル、例えば
Aチヤンネルについて1フイールド分の信号Sa
を示し、これはまず24×21個のブロツクBiから
なり、その1ブロツクBiは、第11図に示すよ
うになり、24ビツトのブロツク同期信号SYNC
と、16ビツトの識別信号ID及びアドレス信号AD
と、768ビツト(24組のサンプル)のビデオデー
タと、32ビツトのCRCコードとを順次有する。
そして、同期信号SYNCは、再生時、信号ID、
AD、ビデオデーター、CRCコードを抽出すると
きの同期用などに使用される。また、識別信号
IDはこのチヤンネル(トラツク)がA〜Hのい
ずれであるか、ライン,フイールド及びフレーム
が奇数,偶数のいずれであるかを示し、アドレス
信号ADはそのブロツクBiのアドレス(ブロツク
番号)を示す。さらに、ビデオデーターは本来の
デジタル化された信号Y,U,V,すなわち、サ
ンプルの組Sa〜Shのいずれかであり、CRCコー
ドは再生時におけるビデオデーターの誤り検出用
である。
そして、1ブロツクBiのビデオデーターは24
組のサンプルであり、上述のように1フイールド
期間の有効ライン数は252ラインなので、1フイ
ールド分のブロツク数は512個となるが、この512
個のブロツクが第10図に示すように24×21のマ
トリツクス状に配列されると共に、25,26列目に
水平方向(行方向)のパリテイーデーターが付加
され、22行目に垂直方向(列方向)パリテイーデ
ーターが付加され、全体として26×22のブロツク
とされる。
この場合、ブロツクBiを、順にB1〜B570とす
れば、第1行について B1B3B5……B23=B25 B2B4B6……B24=B26 のように水平方向に関してブロツク単位で
〔mod.2〕の加算が行われて第1行の水平パリテ
イーデーターB25,B26が形成される。そして、
続く第2行〜第21行についても同様にして水平パ
リテイーデーターが形成される。
また、第1例について B1B27B53……B521=B547 のようにして第1列の垂直パリテイーデーター
B547が形成され、第2列〜第13列についても同様
にして垂直パリテイーデーターが形成される。
なお、これら水平及び垂直パリテイーデータ
ー,CRCコードは、再生時、データーの誤り訂
正能力を向上させるために使用されるものであ
り、パリテイーデーターはやはり840ビツトであ
る。
そして、このパリテイーデーター及びCRCコ
ードを形成してデーターに付加する信号処理は、
エンコーダ17ABにおいて行われる。また、同
期信号SYNC,識別信号ID,アドレス信号ADを
形成してデーターに付加する信号処理は、プロセ
ツサ18ABにおいて行われる。
そして、プロセツサ18ABにおいては、デジ
タル信号の8,10変換も行われる。すなわち、
10ビツト(210通り)のコードのうち、デイスパ
リテイ(直流レベル)が0または0に近く、“0”
と“1”とがほぼ均一に現れる28個のコードが選
択され、これにもとの8ビツトのコードが1対1
に対応させられてもとの1サンプル8ビツトのコ
ードが10ビツトに変換される。従つて、この8,
10変換後のデジタル信号は、第6図において説
明したように、低い周波数の信号成分が大幅に減
少し、ほぼ1.3MHz以上の信号成分だけである。
さらに、この8,10変換されたデジタル信号
がプロセツサ18ABにおいて、サンプルの組
Sa,SbがAチヤンネルとBチヤンネルとに分離
されると共に、ブロツクB1から順に並列信号か
ら直列信号Sa,Sbに変換される。また、このと
き、この1フイールド分のデジタル信号Sa,Sb
の前後に、プリアンプル信号及びポストアンプル
信号が付加される。なお、直列変換後の信号Sa,
Sbのビツトレイトは、 (4+2+2)c×8×1/8×44/41×10/8 =38.4〔Mb/s〕 である。
また、インターフエイス15Mからの信号Scd
とインターフエイス15Nからの信号Sef,Sgh
とが、時間軸圧縮回路16CD〜16GH,誤り
訂正エンコーダ17CD〜17GH,記録プロセ
ツサ18CD〜18GHに順次供給されてサンプ
ルの組Sa,Sbと同様に組ごとに時分割式に処理
され、プロセツサ18CD〜18GHからは信号
Sa,Sbと同様の直列デジタル信号Sc〜Shが取り
出される。
そして、これら信号Sa〜Shが、記録アンプ1
9A〜19Hを通じて回転磁気ヘツド1A〜1H
に供給される。
このヘツド1A〜1Hは例えば第15図及び第
16図に示すように構成される。すなわち、ヘツ
ド1A〜1Hは互いに等しいトラツク幅Wとされ
ると共に、間隔Wをもつて回転ドラム5に設けら
れる。また、この場合、ヘツド1A〜1Hは、ド
ラム5の回転軸方向に、ヘツド1A,1E,1
B,1F,1C,1G,1D,1Hの順に設けら
れると共に、ヘツド1A,1B,1C,1Dは一
の方向で互いに等しいアジマス角θ/2とされ、
ヘツド1E,1F,1G,1Hは、ヘツド1A〜
1Dとは逆の方向で互いに等しいアジマス角θ/
2とされる。従つて、ヘツド1A,1E,…,1
Hは順次段差Wを有していくと共に、アジマス角
の方向が交互に反転することになる。なお、例え
ばヘツド1A〜1Dのアジマス角は7゜,ヘツド1
E〜1Hのアジマス角は逆の方向へ7゜とされる。
そして、これらヘツド1A〜1Hがドラム5と
一体にカラー映像信号Y,U,Vに同期してフイ
ールド周波数で回転させられ、このヘツド1A〜
1H及びドラム5の回転周面に対して磁気テープ
3がほぼ360゜の角範囲にわたつてΩ字状に斜めに
巡らされると共に、一定の速度で走行させられ
る。
従つて、第17図に示すように、A〜Hチヤン
ネルのデジタル信号Sa〜Shはヘツド1A〜1H
によつてそれぞれ1フイールドにつき斜めの1本
のブロツク2A〜2Hとして記録される。
この場合、ヘツド1A〜1Hの間隔Wは、これ
らのブロツク幅Wに等しいので、トラツク2A〜
2Hは隣り合うトラツクが接して形成される。ま
た、ヘツド1A〜1Hの回転半径及びテープ速度
などを選定しておくことにより、前のフイールド
のトラツク2Hと、次のフイールドのトラツク2
Aとは互いに接するように形成される。
そして、このトラツク2A〜2Hにおいては、
ブロツク2A〜2Hのアジマス角は、ヘツド1A
〜1Hのアジマス角に対応して交互に逆方向とな
つている。なお、ブロツク2A〜2Hの1組が例
えばSMPTE“C”フオートマツトにおける映像
トラツクのトラツクピツチに等しくされる。ま
た、4はコントロールトラツクである。
ところで、この場合、各チヤンネルについて見
れば、記録は1ヘツド方式となるので、ヘツド1
A〜1Hの記録には欠如期間を生じ、トラツク2
A〜2Hに記録できる時間は、250水平期間程度
となり、余裕を見ると、246水平期間となる。
一方、第10図及び第11図にも示すように、
1ブロツクのサンプル数(ビツト数)は、105サ
ンプル(840ビツト)であり、1フイールド期間
のブロツク数は572個である。従つて、1フイー
ルド期間におけるサンプル数は、 105×572=60060〔サンプル〕 となり、これは第9図から 60060/910/4=264 となり、264水平期間に対応する。従つて、246水
平期間に264水平期間分のデーターを記録するこ
になる。
そこで、時間軸圧縮回路16AB〜16GHに
おいて信号の時間軸が圧縮されるものであり、す
なわち、 246/264=41/44 に時間軸が圧縮される。
また、上述のように後段の回路17AB〜18
GHにおいて、各種の信号が付加されるので、こ
れら付加信号のための間隙も時間軸圧縮回路16
AB〜16GHにおいて形成される。
以上のようにしてカラー映像信号Y,U,Vが
デジタル記録される。
そして、第8図は再生糸の一例を示す。すなわ
ち、ヘツド1A〜1Hによりトラツク2A〜2H
から各チヤンネルのデジタル信号Sa〜Shが同時
に再生される。この場合、ヘツド1A〜1H及び
トラツク2A〜2Hは、隣り合うもの同志のアジ
マス角が互いに違えられていると共に、トラツク
2A〜2Hに記録されているデジタル信号は、
8,10変換により低い周波数の信号成分が大幅
に減衰させられているので、ヘツド1A〜1Hか
ら得られるデジタル信号のトラツク間クロストー
クは十分に小さい。
そして、このデジタル信号が再生アンプ31A
〜31Hを通じて再生プロセツサ32A〜32H
に供給されて直列信号から並列信号に変換される
と共に、10ビツトのコードからもとの8ビツトの
コードの信号、すなち、サンプルの組Sa〜Shに
ブロツクデコーデイングされる。また、PLLに
より再生されたデジタル信号からクロツクが形成
される。
そして、この並列8ビツトのサンプルの組Sa
〜ShがTBC(タイムベースコレクタ)33A〜3
3Hに供給されて時間軸変動が除去される。この
場合、TBC33A〜33Hはメモリを有し、ブ
ロツク同期信号SYNCが以下に続く信号の頭出し
に使用されると共に、プロセツサ32A〜32H
からのクロツクによりメモリに対する書き込みが
行われ、局内シンクにより形成されたクロツクに
よりメモリからの読み出しが行われて時間軸変動
が除去される。
そして、TBC33A,33Bからのサンプル
の組Sa,Sbがマルチプレクサ34ABに供給さ
れ、1組ごとに交互になるように時分割多重化さ
れて信号Sabとされる。また、TBC33C,33
Dからのサンプルの組Sc,Sdがマルチプレクサ
34CD)に供給され、1組ごとに交互になるよ
うに時分割多重化されて信号Scdとされる。そし
て、これら信号Sab,Scdが、インターチエンジ
ヤ35Mを通じて誤り訂正デコーダ36AB,3
6CDに供給される。
このインターチエンジヤ35Mにおいては、各
ブロツクBiに付加された識別信号IDのうちのチ
ヤンネル(トラツク)識別信号によりチヤンネル
が識別され、信号Sabはそのブロツク単位で本来
の正しいチヤンネルに振り分けられる。
この信号の振り分けは、特にサーチ再生時に有
効に行われる。すなわち、サーチ再生時には、ヘ
ツド1A〜1Hがトラツク2A〜2Hを交差して
走査するので、上述のように、例えばAチヤンネ
ルの信号ラインにBチヤンネルの信号が流れてし
まうが、これをチヤンネルが異なるからといつて
使用しないのでは、サーチ再生時の情報量に不足
してしまう。そこで、インターチエンジヤ35M
において、チヤンネル識別信号によりその再生信
号をブロツク単位で本来の正しいチヤンネルに戻
すものである。
ただし、この場合、ヘツド1A〜1H及びトラ
ツク2A〜2Hのアジマス角が、第15図及び第
17図で説明したように選定されているので、ヘ
ツド1A,1B,1C,1Dからはトラツク2
E,2F,2G,2Hを走査したときの再生信号
は得られず、従つて、インターチエンジヤ35M
においては、サンプルの組Sa,Sb,Sc,Sdのブ
ロツクBiだけが供給されることになり、インタ
ーチエンジヤ35Mはこの組Sa〜Sdのブロツク
についての識別及び振り分けの処理を行えばよ
い。
また、デコーデ36AB,36CDは、フイー
ルドメモリを有し、サブブロツクBiごとに例え
ばアドレス信号ADにしたがつてデーターをフイ
ールドメモリに書き込むと共に、このとき、ブロ
ツクBiごとにCRCコード、水平及び垂直パリテ
イーデーターによりデーターの誤りを訂正するも
のである。なお、誤りが多く、CRCコード及び
パリテイーデーターで訂正できないときには、フ
イールドメモリーに対するそのブロツクBiのデ
ーターの書き込みは行われず、従つて、1フイー
ルド前のデーターが読み出される。
なお、これらのインターチエンジヤ35M及び
デコーダ36AB,36CDにおける処理も2チ
ヤンネル分の時分割処理である。
そして、この誤り訂正の行われた信号Sab,
Scdが時間軸伸張回路37AB,37CDに供給さ
れて時分割式にもとの時間軸の信号Sab,Scdと
され、この信号Sab,Scdがインターフエイス3
8Mに供給されて記録系におけるインターフエイ
ス15Mの入力信号と同じ配列の信号、すなわ
ち、第14図Aに示すように奇数番目のサンプル
の組の信号に合成され、この合成された信号がイ
ンターフエイス39に供給される。
また、TBC33E〜33Hからのサンプルの
組Sa〜Shが、マルチプレクサ34EF,34GH
→インターチエンジヤ35N→誤り訂正デコーダ
36EF,36GH→時間軸伸張回路37EF,3
7GHのラインにより同様に信号処理されてイン
ターフエイス38Nに供給され、インターフエイ
ス38Nからは記録系におけるインターフエイス
15Nの入力信号と同じ配列の信号、すなわち、
第14図Aに示すように偶数番目のサンプルの組
の信号に合成された信号が取り出され、これがイ
ンターフエイス39に供給される。
そして、インターフエイス39においては、そ
の供給された信号(サンプル)が、サンプル
Yna,Ynb,Un,Vnに分離され、サンプル
Yna,YnbはD/Aコンバータ41Yに交互に供
給されてアナログ輝度信号Yに変換され、同様に
サンプルUn,VnはD/Aコンバータ41U,4
1Vにそれぞれ供給されて青の色差信号U及び赤
の色差信号Vに変換される。そして、これら信号
Y,U,Vが出力プロセツサ42Y,42U,4
2Vを通じて出力端子43Y,43U,43Vに
取り出される。
以上のようにしてカラー映像信号Y,U,Vの
記録再生が行われるが、この発明によれば、8,
10変換によりデジタル映像信号の低い周波数の
信号成分を大幅に減衰させると共に、隣り合うト
ラツク2A〜2Hのアジマス角を違え、かつ、こ
れらトラツク2A〜2Hが接するように記録して
いるので、上記項を満足でき、すなわち、トラ
ツク密度Tを高めることができ、高密度記録がで
きると共に、再生時のトラツキングエラーの余裕
を大きくできる。
従つて、少ないテープ消費量で長時間の記録が
できると共に、再生時のトラツキングが安定な記
録ができる。しかも、その場合、デジタル記録の
特長を全く損うことがない。すなわち、上記A項
を十分に満足できる。
また、記録時、デジタル信号を8チヤンネルに
分割し、これをマルチトラツクとして記録してい
るので、上記項を十分に満足してガードバンド
レス・アジマス記録をより効果的に行うことがで
き、高密度記録を確実にしている。
さらに、上記A項を達成するために、マルチチ
ヤンネル・マルチトラツク化しても、このとき、
記録信号にはそのチヤンネル識別信号を付加して
いるので、ヘツド1A〜1Hがトラツク2A〜2
Hを交差して走査してもインターチエンジヤ35
M,35Nにおいて再生デジタル信号を正しいチ
ヤンネルに戻すことができる。従つて、サーチ再
生ができ、上記B項を十分に満足できる。
また、上記C項も確実に満足できる。すなわ
ち、上述のデジタルVTRは例えば放送局の標準
機に相当するものであり、ENG用の簡易機では、
チヤンネル数を例えぱ1/2にすればよく、記録時
のサンプリング周波数を1/2にすると共に、イン
ターフエイス14からヘツド1E〜1Hまでの信
号ラインと、ヘツド1E〜1Hからインターフエ
イス39までの信号ラインとを省略すればよい。
一方、マスタ用となる高級機では、チヤンネル
数を例えば2倍とすればよく記録時のサンプリン
グ周波数を2倍にすると共に、インターフエイス
14からヘツド1A〜1Hまでの信号ラインと、
ヘツド1A〜1Hからインターフエイス39まで
の信号ラインを2倍にすればよい。
従つて、記録系ではインターフエイス14から
ヘツド1A〜1Dまでの信号ラインを1つのグル
ープとし、再生系ではヘツド1A〜1Dからイン
ターフエイス39までの信号ラインを1つのグル
ープとし、VTRのグレードが高級機,標準機,
簡易機と変わつても信号ラインのグループ数が異
なるだけなので、保守や点検あるいはサービスな
どが容易である。
また、サーチ再生時、あるチヤンネルの信号ラ
インに別のチヤンネルの信号が流れても、信号ラ
インのグループごとにヘツド1A〜1Hのアジマ
ス角が異なるので、一方のグループの信号ライン
に他方のグループの信号が流れることはなく、す
なわち、インターチエンジヤ35Mと35Nと間
の信号の流れはなく、従つて、インターチエンジ
ヤ35M,35N間の信号ラインが不要なので、
信号ラインのグループ化が有効であり、やはり保
守や点検あるいはサービスなどが容易である。
従つて、グレードの異なるVTRのシリーズ化
が容易であり、すなわち、上記C項を十分に満足
できる。
さらに、マルチヘツドによるアジマス記録を行
つているので、再生時、例えばヘツド1A,1E
の出力の位相差からトラツキングエラーを検出で
き、これによりトラツキングサーボを行うことも
できる。また、上述においては、8,10変換に
よりデジタル信号の低い周波数の信号成分を減衰
させたが、記録再生系としては、再生アンプ31
A〜31Hの出力においてトラツク間クロストー
クが所定値以下であればよく、従つて、再生側で
低い周波数の信号成分を減衰させるNRZ記録パ
ーシヤルレスボンス検出方式などでもよい。また
テープ3の代わりに磁気デイスク,磁気ドラムな
どとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図,第9図〜第17図はこの発明
を説明するための図、第7図及び8図はこの発明
の一例の系統図である。 13Y〜13VはA/Dコンバータ、16AB
〜16GHは時間軸圧縮回路、17AB〜17GH
は誤り訂正エンコーダ、18AB〜18GHは記
録プロセツサ、32A〜32Hは再生プロセツ
サ、33A〜33HはTBC、35M,35Nは
インターチエンジヤ、36AB〜36GHは誤り
訂正デコーダ、37AB〜37GHは時間軸伸張
回路、41Y,41U,41VはD/Aコンバー
タである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アナログ映像信号をデジタル映像信号に変換
    する手段と、 このデジタル映像信号を複数のチヤンネルのデ
    ジタル映像信号に分割する手段と、 この分割したデジタル映像信号を所定のビツト
    長ごとに1つのブロツクとしてその各ブロツクご
    とにそのブロツクの属するチヤンネルを示す識別
    信号を付加する手段と この識別信号を付加したデジタル映像信号を、
    各チヤンネルごとに異なるヘツドに供給して隣り
    合うトラツクにおいてはアジマス角が互いに異な
    り、かつ、同一のチヤンネルのデジタル映像信号
    のトラツクにおいてはアジマス角が等しくなるよ
    うに記録する手段と、 上記ヘツドによりそのヘツドに対応したアジマ
    ス角を有するトラツクから上記ブロツク単位で上
    記デジタル映像信号を再生する手段と、 この再生したデジタル映像信号を上記ブロツク
    ごとに付加された上記識別信号に基づいて、上記
    ブロツク単位でその識別されたチヤンネルに分配
    する手段とを備え、 上記トラツクを上記ヘツドが交差して走査して
    いるときも、同一の識別信号を有する再生デジタ
    ル映像信号を同一のチヤンネルに振り分けるよう
    にしたデジタル映像信号の記録再生装置。
JP56012065A 1981-01-29 1981-01-29 Digital reproducing device for video signal Granted JPS57125588A (en)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56012065A JPS57125588A (en) 1981-01-29 1981-01-29 Digital reproducing device for video signal
CA000394528A CA1181170A (en) 1981-01-29 1982-01-20 Method and apparatus for recording and reproducing a digital information signal
AU79745/82A AU546864B2 (en) 1981-01-29 1982-01-22 Digital video tape recorder
US06/342,348 US4456930A (en) 1981-01-29 1982-01-25 Method and apparatus for recording and reproducing a digital information signal
NL8200283A NL193809C (nl) 1981-01-29 1982-01-26 Stelsel voor opname en weergave van een informatiesignaal.
GB08202297A GB2102182B (en) 1981-01-29 1982-01-27 Digital video tape recorder
DE19823202664 DE3202664A1 (de) 1981-01-29 1982-01-28 Schaltungsanordnung zum aufzeichnen und wiedergeben eines informationssignals, insbesondere eines farbvideosignals, auf bzw. von einem aufzeichnungstraeger
FR8201496A FR2498862B1 (fr) 1981-01-29 1982-01-29 Procede et appareil d'enregistrement et de reproduction d'un signal numerique d'informations
AT0033582A AT391578B (de) 1981-01-29 1982-01-29 Schaltungsanordnung zum aufzeichnen und wiedergeben eines informationssignals

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56012065A JPS57125588A (en) 1981-01-29 1981-01-29 Digital reproducing device for video signal

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57125588A JPS57125588A (en) 1982-08-04
JPH0352274B2 true JPH0352274B2 (ja) 1991-08-09

Family

ID=11795194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56012065A Granted JPS57125588A (en) 1981-01-29 1981-01-29 Digital reproducing device for video signal

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4456930A (ja)
JP (1) JPS57125588A (ja)
AT (1) AT391578B (ja)
AU (1) AU546864B2 (ja)
CA (1) CA1181170A (ja)
DE (1) DE3202664A1 (ja)
FR (1) FR2498862B1 (ja)
GB (1) GB2102182B (ja)
NL (1) NL193809C (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4575749A (en) * 1983-07-28 1986-03-11 Rca Corporation Component companding in a multiplexed component system
JPS6068793A (ja) * 1983-09-26 1985-04-19 Sony Corp カラ−ビデオ信号のデイジタル化回路
JPS6098785A (ja) * 1983-11-04 1985-06-01 Sony Corp 誤り修正装置
JPS60163586A (ja) * 1984-02-06 1985-08-26 Hitachi Ltd 半導体画像メモリ装置
GB2170641B (en) * 1984-12-17 1989-10-04 Canon Kk Rotary head type recording and/or reproducing apparatus
JPH0722411B2 (ja) * 1985-05-13 1995-03-08 株式会社日立製作所 デイジタル記録再生装置
JPH0746876B2 (ja) * 1985-11-14 1995-05-17 ソニー株式会社 テレビジョン信号伝送装置及びテレビジョン信号記録装置
JPH01107373A (ja) * 1987-10-21 1989-04-25 Sony Corp データ再生装置
JPH01160289A (ja) * 1987-12-17 1989-06-23 Sony Corp ディジタル映像信号の伝送方式
JP2738008B2 (ja) * 1989-04-28 1998-04-08 ソニー株式会社 ディジタル映像信号の伝送方式
JPH0435394A (ja) * 1990-05-28 1992-02-06 Fujitsu Ltd 高品位テレビ信号符号化装置
US5394275A (en) * 1990-06-27 1995-02-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus for selectively recording and reproducing two video signals having different amounts of data in each frame
JPH04216326A (ja) * 1990-12-18 1992-08-06 Pioneer Electron Corp クロストーク量検出装置
US5615222A (en) * 1994-02-04 1997-03-25 Pacific Communication Sciences, Inc. ADPCM coding and decoding techniques for personal communication systems
EP0701253B1 (en) * 1994-08-10 2002-01-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Encoded data stream recording and reproducing apparatus
JP2000515291A (ja) * 1996-07-24 2000-11-14 ストレイジ テクノロジー コーポレイション 方位角の向きに方向づけられたトラックを用いた長手方向磁気記録構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746586A (en) * 1980-09-03 1982-03-17 Hitachi Denshi Ltd Digital signal recording and reproducing method

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3511929A (en) * 1966-02-11 1970-05-12 Francis F Lee Method of and apparatus for picture storage and display employing time multiplexing and recording in multiple channels
JPS5651406B2 (ja) * 1972-12-23 1981-12-05
GB1579138A (en) * 1976-07-06 1980-11-12 Sony Corp Noise and cross-talk elimination in recording and reproducing video signals
JPS6022402B2 (ja) * 1976-07-06 1985-06-01 ソニー株式会社 磁気記録装置
GB1599156A (en) * 1976-12-24 1981-09-30 Indep Broadcasting Authority Recording digital signals
DE2841728C2 (de) * 1978-09-26 1984-08-09 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Verfahren und Schaltungsanordnung zur Wiedergabe eines auf Magnetband gespeicherten Videosignals mit veränderlicher Geschwindigkeit
DE2908321C2 (de) * 1979-03-03 1984-06-28 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Verfahren und Schaltungsanordnung zum Übertragen oder Speichern eines breitbandigen kontinuierlichen Signals in mehreren schmalbandigen Kanälen
JPS5677912A (en) * 1979-11-28 1981-06-26 Sony Corp Digital recorder for video signal

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746586A (en) * 1980-09-03 1982-03-17 Hitachi Denshi Ltd Digital signal recording and reproducing method

Also Published As

Publication number Publication date
NL193809B (nl) 2000-07-03
NL8200283A (nl) 1982-08-16
AT391578B (de) 1990-10-25
AU546864B2 (en) 1985-09-26
GB2102182B (en) 1985-02-20
US4456930A (en) 1984-06-26
FR2498862B1 (fr) 1988-06-24
FR2498862A1 (fr) 1982-07-30
DE3202664A1 (de) 1982-08-19
NL193809C (nl) 2000-11-06
ATA33582A (de) 1990-04-15
CA1181170A (en) 1985-01-15
JPS57125588A (en) 1982-08-04
GB2102182A (en) 1983-01-26
AU7974582A (en) 1982-08-05
DE3202664C2 (ja) 1991-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4468710A (en) Digital video recorder
JPH0230106B2 (ja)
CA1159949A (en) Digital video data recording apparatus
JP2526875B2 (ja) デイジタル情報記録装置
JP3237152B2 (ja) ディジタル情報信号の記録装置
JPH0352274B2 (ja)
JPH056395B2 (ja)
JPH027274A (ja) データ伝送方法
GB2075792A (en) Digitized video data recording and reproducing apparatus
US4819089A (en) Digital video recorder having data distribution among four heads
US6496646B1 (en) Magnetic recording method and apparatus for digital signals, magnetic reproducing method and apparatus for digital signals and tape-shaped recording medium
US4939605A (en) Apparatus including a head wheel carrying advanced read, write and normal read heads for facilitating processing of television audio signals recorded on magnetic tape
JP2575098B2 (ja) 映像信号記録方式
JPH04286774A (ja) Pcm信号記録方式
JPH0213368B2 (ja)
JPH0356039B2 (ja)
JP2726061B2 (ja) 映像信号記録方法
JPH0316143Y2 (ja)
JP3441004B2 (ja) 磁気テープおよびデジタル記録再生装置
JP2785667B2 (ja) 光ディスク記録装置
JPS6214996B2 (ja)
JP3259298B2 (ja) ディジタル画像信号の記録装置
JPH0345589B2 (ja)
JPS60224153A (ja) マルチチヤンネルデイジタルオ−デイオ記録装置
JPS6366769A (ja) 回転ヘツド型デイジタル記録再生方法