JPH03503327A

JPH03503327A - ディスク駆動用微細サーボ速度制御装置およびディスクに対するヘッド位置決め方法

Info

Publication number: JPH03503327A
Application number: JP1502640A
Authority: JP
Inventors: カウス　ロバート　エフ; マーサー　パトリック　ジー
Original assignee: サイクエスト　テクノロジー
Priority date: 1988-03-07
Filing date: 1989-01-25
Publication date: 1991-07-25
Also published as: EP0406256B2; WO1989008917A1; ATE116469T1; DE68920316T2; US4920462A; CA1319980C; DE68920316D1; EP0406256A4; EP0406256B1; AU3191589A; EP0406256A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ディスク駆動用微細サーボ速度制御装置およびディスクに対するヘッド位置決め方法〔技術分野〕本発明は、媒体への書き込みおよび続出が可能なように、読出／書き込みヘッドを媒体に対して位置決めするための装置および方法に関するものである０本発明において、微細サーボ速度制御系を、リジッドあるいはフロッピーディスク駆動装置、および固定あるいは取り出し可能な媒体に対して使用することが可能である。

〔背景技術〕

現在市場においては各種のデータ記憶装置が入手可能であり、その中には、ウィンチェスタ−ハードディスク駆動装置、フロッピーディスク駆動装置などがある。これらの装置を用いることによって、データを磁気および光学技術により記憶することができる。これらの装置には、リジッドあるいはフロッピーディスクなどに形成されている複数本のデータトランクの一つに対して書き込み／読出ヘッドを正確に位置決めする回路が内蔵されている。これらの従来の機器においては、適切なトラックを探すための回路は、複数のシーク機能群に分割されている。

第１のシーク機能はサーボ速度制御機能であり、サーボ速度制御回路によって、ヘッドは目的とするトラックを探し、そのトランクを規定する境界の間に据えられる。第２のシーク機能はターボ位置決め制御機能であり、サーボ位置決め制御回路によって、ヘッドは目的とするトラックをなぞる。サーボ速度制御回路として、従来の機器ではトラック数をカウントするためにグラススケール、エンコーダ、その他の装置を使用しており、これによって、出発トラックからその計数を開始して、ヘッドが目的トラックに至るまでに何本のトラックを横切る必要があるのかを判断できるようになっており、また、目的トラックへのヘッドの接近状況をモニターできるようになっている。これに加えて、トラック番号を含む一つ以上のサーボセクターを各トラックに形成しておき、ヘッドがトラック番号を読み取り可能にすることができ、また、ヘッドがどのトラック上にあり、したがって、その位置が何処であるのかを知ることもできる。

上述したサーボ位置決め制御回路は、各トラックのサーボセクターに位置しているサーボパターンであるバーストを読み取るために使用される。これらのバーストを読み取って、それらからの信号の差を識別することによって、サーボ回路は、ヘッドがトラックのセンターライン上にあるのか、あるいはその右、左寄りにあるのかを判別でき、したがって、適切な調整を行うことができる。サーボ位置決め制御回路については、本件出願の譲受人である５ｙＱｕｅｓｔ　Ｔ。

ｃｈｎｏｌｏｇＶに譲渡された米国特許第４，４８８，１８７号および同第４．６３０，１９０号に記載されており、これらの内容は本発明の内容の一部とされる。

また、従来の装置の成るものにおいては、目的トラックに接近すると、サーボ速度制御回路がそのシーク機能の制御をサーボ位置決め制御回路に移行するようになっている。このようなサーボ位置決め制御回路への切り換えは、時として、ヘッドが目的トラックをオーバシューテイングしてしまうことがある。

従来の装置においては、ヘッドが目的トラックをオーバシューテイングした場合、サーボ位置制御回路を用いて、ヘッドを戻して目的トラックを探す能力は一般的には備わっておらず、装置は制御をサーボ速度制御回路に再び戻し、しかる後に、目的トラック上にヘッドを据えるために制御をサーボ位置決め制御装置に側に変える必要がある。

上記の装置は充分な成果を上げてはいるが、より多くのデータをより狭い領域に記憶したいという要望が高まるにつれ、また、コンピュータがよりパワフルで高速になるにつれて、より高速のデータアクセス時間が必要となり、トラックのセンタラインを探すためのヘッド速度およびその精度の双方を高めることが必要となっている。

〔発明の概要〕

本発明の目的は、高速で精度良く、しかも円滑なシーク機能に対する必要性を満たすために、アクセス時間を減少させることにある。

また、本発明は、サーボシステムによってヘッドがより精度良く目的トラックのセンターラインを求めてそこに固定されるので、トランク密度（インチ当たりのトラック数、ＴＰＩ）を高めることが可能である。

本発明はディスクを搭載可能なディスク駆動装置を備えており、そのディスクには多数のトラックが形成されている。また、この駆動装置はディスクに対してデータ転送を行う読み取り／書き込みヘッドを備えている。本発明は微細サーボ速度制御装置を有しており、この装置は、目的トラックを探すと共にヘッドをほぼ目的トラック上に位置させるためのサーボ速度制御回路を備えている。また、この装置は、目的トラックのセンターラインを見つけてそこにヘッドを位置させるためのサーボ位置決め制御回路を備えている。さらには、ヘッドが目的トランクに接近したときに、サーボ位置制御回路の発生サーボ情報をサーボ速度制御回路に選択的に供給することによって、ヘッドを迅速にしかも円滑に目的トラックのセンターライン上に設定可能とするための回路を備えている。

サーボ速度制御回路の精度はトラック幅の約半分であり、一方、サーボ位置制御回路は対応する精度に対して無段階に可変となっている。サーボ速度制御回路は、ヘッドをサーボ位置制御回路よりも高速でトラック上を横切らせる。しかし、サーボ位置制御回路は、ヘッドをより円滑でしかも精度良くセンタライン上に設定できる。

このように、これら二つの機能を組合せて、単にサーボ速度制御回路がそのシーク機能をサーボ位置制御回路に引き渡すようにはしないようにすることにより利点が得られる。単にシーク機能の引渡を行うと、従来の装置におけるように、ヘッドが目的トラックをオーバシュートしてしまう原因となる。

本発明においては、ヘッドが目的トラックに接近すると、目的トラックのすぐ隣のトラックからのサーボ制御情報を用いて、ヘッドが目的トラックに対して円滑にしかも正確に移動するように、ヘッドの速度および加速度を調整する。本発明の好適な実施例においては、ヘッドは速度零で目的トラックに至る。

一方、本発明においては、サーボ速度制御回路は、ヘッドが目的トラックから所定の距離の地点に到ったときを判別すると共に、サーボ速度制御回路によりヘッドが所定の距離にあると判別されたときにサーボ位置制御回路をサーボ速度制御回路に接続可能とするための装置を有している。

また、本発明においては、サーボ速度制御回路は、ディスクに記憶されているサーボ情報を受は取るためのデジタル回路を有しており、サーボ位置制御装置は、ディスクに記憶されたサーボ情報を受けるためのアナログ回路を有している。微細サーボ速度制御系は、サーボ位置制御回路からのサーボ情報を選択的にサーボ速度制御回路に供給するだめのものであり、アナログ／デジタルコンバータを備えており、これによって、サーボ位置制御回路のアナログ回路のサーボ情報がサーボ速度制御回路のデジタル回路に供給される。

さらに、本発明においては、サーボ速度制御回路は、サーボデータパターンに格納されているトラック番号を表す情報を読み取る。

さらにまた、本発明においては、サーボ速度制御系が故障した場合に、サーボ速度制御系による目的トランクへのヘッドの駆動制御を不可にするだめの装置を有している。この装置により、ヘッドはフロート状態に置かれて、ヘッドあるいはディスクに損傷を与えるおそれのある不所望なヘッドの加速あるいは減速が回避される。

以上のように、本発明の目的は、トラックのアスセス時間を最小にするために、ヘッドによる目的トラックの迅速、高精度および円滑なシーキングを実現することにある。

また、本発明は、目的トランクを探しそのセンターライン上に位置決めするために使用する、サーボ速度制御回路およびサーボ位置制御回路を備えたディスク駆動装置を実現することにある。

さらに、本発明は、さらに円滑にしかも精度よくトラックに対してヘッドの位置決めを行うために、目的トランクから所定の距離にヘッドが来た時に、サーボ位置制御回路が得たサーボ情報をサーボ速度制御回路に供給するための装置を実現することにある。

〔図面の簡単な説明］第１図は本発明の実施例の概略を示す。

第２図は本発明のサーボデータパターンを示す。

〔好適な実施例の詳細な説明〕

図面を参照すると、特に第１図を参照すると、ここには、本発明の微細サーボ速度制御回路の実施例の概略が示されており、全体が番号２０で示されている。本例の微細サーボ速度制御回路２０は、ディスク２４などのハードディスクを備えた駆動装置２２などのようなウィンチェスタ−ティスフ駆動装置等に使用される。ディスク２４は、ディスク駆動装置２２内に固定したものであってもよく、ディスク２２内に対して取り出し可能に装着できるカートリッジ２５内に装填したものであってもよい。ディスク２４は磁気あるいは光学手段を用いてデータおよび情報を記憶して、本発明の微細速度制御回路２０に用いることができる点を理解すべきである。また、このディスク２４をフロッピーディスクの形態として、本発明に用いることも可能である点を理解すべきである。

また、ディスク駆動装置２２は、少なくとも１個の読み取り／書き込みヘッド２６を有しており、このヘッドは、アーム２８によってディスク２４上に支持されている。ヘッド２６およびアーム２８はディスク２４に対して移動され、ディスクを形成しているデータトラック３０はアクチュエータ３２によって駆動される。本例においてはこのアクチュエータはボイスコイルモータである。好適な実施例においては、ディスクの各表面には、はぼ１２８３本の同心状のデータトラックが形成されている。各データトラックには、好適な実施例においては、第１図および第２図のサーボデータパターン３４などのサーボデータパターンが円周方向に向けてほぼ等しい間隔で７０個形成されている。これらのサーボデータパターンは、以下に説明するように、微細サーボ速度制御系に対してサーボデータを提供して、ヘッドが正確かつ迅速に、しかも円滑に目的トラックを探すことができるようにしている。各トラック３０上において、二つのサーボパターン３４の間には、ユーザーのデータおよび情報を格納可能なユーザーデータフィールドが形成されている。

第２図から分かるように、サーボデータパターンはサーボセクターのビットから成っており、そこには前段ピントおよびＩＤビットのブロックがあり、このブロックは、サーボセクターを特定すると共に、それらをそれらの間に位置するユーザーデータから識別するために使用される。このサーボデータのフォーマットは、更に、５ＹＮＣおよびＩＮＤＥＸのビット群を含んでいる。これらのビットに続いて、グレーコードとして規定されるトラック番号のビット群があり、各トラックには異なった連続番号が付与されており、好適な実施例においては、最も外側のトランクから最も内側のトラックに向けて連続番号が付与されている。サーボデータパターンは最後にサーボセクションがあり、ここには、ヘッドを各トラックのセンターラインに整列させるための情報が含まれている。好適な実施例においては、ここには、業界において「Ａ」および「Ｂ」バーストとして知られているものが含まれており、これらがヘッドによって読み取られる。これらのバーストは以下に述べるように抽出されて、−位置誤差信号（ＰＥＳ）として知られているオフセット信号を形成するために、抽出された信号間の差異が取られる。

これによって、ヘッドをトランクのセンターラインに向けて移動させることが可能となる。

第１図から分かるように、微細サーボ速度制御装置２０は、前置増幅器３６およびパルスディテクタ３日を有している。このパルスディテクタ３８はヘッド２６からの信号を増幅し、この信号を濾過してデジタル信号を生成する。このデジタル信号の前端は、上記のバーストを表すヘッドからの各アナログ信号のピークの位置に一致している。トランク番号を含むパルスディテクタ３８からのデジタルサーボデータは、デジタルゲートアレー４０に供給される。

サーボ速度制御は、トラック番号を特定するグレーコードを、デジタルゲート４０からマイクロコンピュータあるいはマイクロプロセッサ５２に供給することにより、サーボ速度制御回路３１において実行される。電力増幅器５０はアナログ装置であるので、マイクロコンピュータ５２はＤ／Ａコンバータ５４を有しており、ここにおいて、マイクロコンピュータ５２で発生したデジタル信号を、電力増幅器に供給できるようにアナログ信号に変換する。グレーコードによって、マイクロコンピュータ５２はトラックに対してヘッドがどの位置にあるのかをトラック幅の約半分の精度まで認識することができる。次に、マイクロコンピュータ５２はシークコマンドを発生して、電力増幅器５０からシーク信号をアクチュエータ３２に向けて供給する。

本例におけるサーボ位置制御回路４１は次の構成要素を含んでいる。デジタルゲートアレー４０からの信号を用いて、適切な時間毎に「Ａ」、「Ｂ」バーストからの信号の振幅をサンプリングしてホールドするために、パルスディテクタ３８に接続されている回路４２および４４のサンプリングおよびホールドを可能にしている。これらの二つの信号の差が、合計ポイント４６において判別されて、位置誤差信号に適切な濾過を施こす補償回路４８に供給され、次に電力増幅器５０に供給される。電力増幅器５０はボイスコイルモータ３２を駆動する。位置誤差信号によってヘッドがトラックのセンターラインからどの程度熱れているのかが示されるので、補償回路から電力増幅器５０への入力によって、サーボ位置制御装置は、ヘッド位置を調整して、目的トランクのセンターラインにヘッドを整列させた状態にする。微細サーボ制御装置２０はまた、Ａ／Ｄコンバータ５６を有し、これによって、合計ポイント４６からの位置誤差信号がアナログ位置誤差信号からデジタル信号に変換されて、マイクロコンビエータ５２に供給される。このＡ／Ｄコンバータ５６がバリッドオフセットである位置誤差信号を合計ポイント４６から得ることができる時にイネーブル状態となるように、このコンバータは、適切なセクターパルス５８によってデジタルゲート４０を介してイネーブル状態にされる。へノド２６が予め設定された目的トラックからの距離に到ったとき、例えば１あるいは２本のトラック分だけ離れた位置に到ったときには、グレーコードを読むマクロコンピュータ２によって判別されて、マイクロコンピュータにより、デジタルゲート４０を介してセクターパルス５８をＡ／Ｄコンバータに送出する。

要するに、ヘッドが目的トラックから数本のトラックまでにところにきた時にマイクロコンピュータ５２から電力増幅器に送出されたサーボ速度制御信号を修正するために、サーボ位置制御信号がマイクロコンピュータ５２に対して供給される。微細サーボ位置制御回路２０の精度は、はぼトラック幅の１７１００である。

一方、本発明においては、ワンショットマルチバイブレーク６２から構成されるワンショット監視タイマー６０を備えている。好適な実施例では、このワンショットマルチハイブレーク６２はマイクロコンピュータ５２からミリ秒毎にパルスを受は取る。これ以外のパルスレートも本発明の範囲内である。次に、このワンショットマルチバイブレーク６２は、イネーブル信号をデジタル／アナログコンバータ５４に供給する。何らかの理由により、マイクロコンピュータ５２が適正に動作せず、あるいはセクターパルス５８を受は取らないためにパルス信号をワンショットマルチバイブレータ６２に供給しない場合には、イネーブル信号はデジタル／アナログコンバータ５４には供給されないので、このＤ／Ａコンバータ５４の出力は零になり、この結果、電力増幅器５０によりアクチュエータ３２への電流が遮断される。これにより、アクチェエータ３２は惰力走行して、このアクチェエータ、ヘッドおよびディスクの損傷が、例えば、アクチュエータが増速度状態で衝突して停止することに起因して発生することはない。

［産業上の利用可能性］本発明をディスク駆動装置に付いて説明したが、本発明の装置を、データ記憶装置を問わずシーク機能を備えた装置ならばいずれの装置に対しても組み込むことができる。

以上の説明から、本発明によれば、円滑で正確なシーク機能を実現可能なことが分かる。これは、サーボ位置制御情報を用いてサーボ位置制御回路の動作を修正することによって実現される。従来の装置においては、速度制御回路は単に位置制御回路に制御を移行するのみである。このような場合には、サーボ速度制御回路が制御をサーボ位置制御回路に移行させるときに、サーボ速度制御回路がへノドを目的トランクよりもオーバシューテイングさせてしまうことが度々起こる可能性がある。トラックをオーバーシュートしてしまうと、サーボシステムはサーボ速度制御回路に再び切り換えて、ヘッドを目的トランク上に再度位置決めする必要がある。このような手順は、当然にアクセス時間を増加させることになる。

本発明においては、ヘッドが目的トラックから数本のトラック分だけ離れた位置まできたときに、サーボ位置制御回路が高精度のヘッド位置情報をサーボ速度制御回路に供給するので、ヘッドの位置がより正確に認識される。このようにヘッドを、目的トランクをオーバシューテイングすることなく、目的トラックの境界内の位置に移動させることができる。かかる動作の後に、サーボ速度制御回路はヘッドの位置決め制御をサーボ位置制御回路の側に受渡し、この結果、ヘッドは、好適な実施例においては速度零で目的トランクに移動位置決めされる。

本発明の他の構成および利点は、請求の範囲の記載および図面を理解することによって確認することができる。

本発明の開示を、本明細書においては一つの実施例について行ったが、他の実施形態も請求の範囲に規定された本発明の範囲内に入ることを理解すべきである。

特許庁長官　植　松　　　敏　殿３．特許出願人名　称　　　ザイクエスト　テクノロジー５、補正書の提出年月日　　　１９８９年１０月３１日請求の範囲１、　１ｊ！数本のデータトラックが形成されているディスクを搭載可能であると共に、このディスクに対してデータの転送を行う書き込み／読み取りヘッドを備えているディスク駆動装置に使用される微細サーボ速度制御装置において、目的トラックを探すと共に、ヘッドをその目的トラックのほぼ上に位置決めするサーボ速度制御手段と、目的トラックのセンターラインを探して、ヘッドをその目的トラックのほぼセンターライン上に位置決めするサーボ位置制御手段と、前記サーボ速度制御手段によりヘッドが目的データトラックに接近したときに、サーボ位置制御手段の発生サーボ情報を選択的にサーボ速度制御手段に供給してトラックのシーキングを補助し、ヘッドを目的トラック上に迅速にしかも円滑に位置決めさせる微細サーボ速度制御手段と、前記サーボ速度制御手段が目的データトラックに対して予め設定された距離の位置まで到ったことを判別したときに、前記微細速度制御手段をイネーブル状態にして、サーボ情報をサーボ速度制御手段に供給する手段とを有する微細サーボ速度制御装置。

２、　請求の範囲第１項において、前記サーボ速度制御手段は、ディスク上に格納されているサーボ情報を受は取るデジタル回路手段を有し、前記サーボ位置制御手段はディスク上に記憶されているサーボ情報を受は取るアナログ回路手段を備えており、前記微細サーボ速度制御手段は、アナログ回路手段が受は取ったサーボ情報をデジタル回路手段に供給するためのアナログ／デジタル変換手段を備えていることを特徴とする装置。

３、　請求の範囲第１項において、サーボ情報はディスクのトラックにおけるサーボデータパターン内に格納されており、前記サーボ情報は各トラックに割当られた番号情報およびセンターラインのセンタリング情報を含んでおり、前記サーボ速度制御手段は各トラックに割り当てた番号情報を受は取る手段を備えており、前記サーボ位置制御手段はセンターラインのセンタリング情報を受は取る手段を備えていることを特徴とする装置。

４、　請求の範囲第１項において、前記サーボ位置制御手段は、（ａ）トラックセンターラインのセンタリング用のサーボ情報をサンプリングおよびホールドするためのサンプルホールド手段と、（ｂ）サンプルホールド手段によってサンプリングされたセンターラインのセンタリング用サーボ情報に基づく位置誤差信号を発生するための手段とを備えており、前記微細速度制御手段は前記位置誤差信号を前記サーボ速度制御手段に供給するための手段を備えていることを特徴とする装置。

５、複数本のデータトランクが形成されているディスクを搭載可能であると共に、このディスクに対するデータの転送を行う書き込み／読み取りヘッドを備えているディスク駆動装置に使用される微細サーボ速度制御装置において、目的トラックを探すと共Ｇこ、へ・ノドをその目的トラ・ツクのしよレヨ上ツクのほぼセンターライン上に位置決めするサーボ位置制御手段と、ディスクのトランク上のサーボデータパターンに格納されたサーボ情報と、前記サーボ情報に含まれている各トラックに割り当てた番号情報およびセンターラインのセンタリング情報と、前記サーボ速度制御手段に含まれている、各トラックに割り当てた番号情報を受は取るための手段と、前記サーボ位置制御手段に含まれている、センターラインのセンタリング情報を受は取るための手段と、前記サーボ速度制御手段によりヘッドが目的トラックに接近したときに、サーボ位置制御手段の発生サーボ情報を選択的にサーボ速度制御手段に供給し、トラックのシーキングを補助して、ヘッドを目的トラック上に迅速にしかも円滑に位置決めさせる微細速度制御手段とを有しており、前記サーボ速度制御手段は、ヘッドが目的トラックに対して予め設定された距離の所まできたときを判別すると共に、ヘッドが予め設定された距離の所まできたことが判別されたときに前記微細サーボ速度制御手段をイネーブル状態にするための手段を備えていることを特徴とする装置。

８、　請求の範囲第７項において、前記サーボ速度制御手段はディスク上に記憶されているサーボ情報を受は取るデジタル回路手段を備えており、前記サーボ位置制御手段はディスク上に記憶されているサーボ情報を受は取るアナログ回路手段を備えており、前記微細サーボ速度制御手段は、アナログ回路手段が受は取ったサーボ情報をデジタル回路手段に供給するためのアナログ／デジタル変換手段を備えていることを特徴とする装置。

９、　請求の範囲第７項において、前記サーボ位置制御手段は、（ａ）トラックセンターラインのセンタリング用のサーボ情報をサンプリングおよびホールドするためのサンプルホールド手段と、（ｂ）サンプルホールド手段によってサンプリングされたセンターラインのセンタリング用サーボ情報に基づく位置誤差信号を発生するための手段とを備えており、前記微細速度制御手段は前記位置誤差信号を前記サーボ速度制御手段に供給するための手段を備えていることを特徴とする装置。

１０、データ転送用へノドを迅速にしかも円滑に目的データトラック上に移動させてそこに位置決めするための方法において、目的トランクを求めるためのサーボ速度制御を行う工程と、目的トランクのセンターラインを探し求めて、ヘッドをほぼそのセンターライン上にセンタリングするためのサーボ位置制御を行う工程と、サーボ位置制御系からのセンタラインのセンタリング情報をヘッドが目的トラックに接近したときにサーボ制御系に向けて供給して、トラックのシーフンギ動作を補助するための微細速度制御を行う工程とを有する方法。

１１、請求の範囲第１０項において、センターラインのセンタリング情報を供給するための前記工程は、ヘッドが目的トラックに対して予め設定したトラック本数分の所まで接近したときにセンターラインのセンタリング情報をサーボ速度制御系に供給することを特徴とする方法。

１２、請求の範囲第１０項において、サーボ速度制御系が故障した場合にはサーボ速度制御系を不能状態にする工程を含むことを特徴とする方法。

１３、複数本のデータトランクを形成しているディスクを収納可能なディスク駆動装置において、ディスクを搭載可能な手段と、ディスクに対してデータの転送を行うための書き込み／読出ヘッドと、微細サーボ速度制御手段とを有し、この微細サーボ速度制御手段は、（ａ）目的トラックを探すと共に、ヘッドをその目的トラックのほぼ上に位置決めするサーボ速度制御手段と、（ｂ）目的トラックのセンターラインを探して、ヘッドをその目的トラックのほぼセンターライン上に位置決めするサーボ位置制御手段と、（ｃ）前記サーボ速度制御手段によりヘッドが目的トラックに接近してそこに到達したときに、サーボ位置制御手段の発生サーボ情報を選択的にサーボ速度制御手段に供給して、トラックのシーキングを補助し、ヘッドを目的トランク上に迅速にしかも円滑に位置決めさせる微細サーボ速度制御手段と、（ｄ）前記サーボ速度制御手段によりヘッドが目的トラックから予め設定した距離に到ったことが判別されたときに、前記微細サーボ速度制御手段をイネーブル状態にして、サーボ情報をサーボ速度制御手段に供給する手段とを備えていることを特徴とするディスク駆動装置。

１４．複数本のデータトラックが形成されているディスクを搭載可能であると共に、このディスクに対するデータの転送を行う書き込み／読み取りヘッドを備えているディスク駆動装置に使用される微細サーボ速度制御装置において、目的トラックを探すと共に、へノドをその目的トラックのほぼ上に位置決めするサーボ速度制御手段と、目的トランクのセンターラインを探して、ヘッドをその目的トラ−ツクのほぼセンターライン上に位置決めするサーボ位置制御手段と、ディスクのトラック上のサーボデータパターンに格納されたサーボ情報と、前記サーボ情報に含まれている、各トラックに割り当てた番号情報およびセンターラインのセンタリング情報と、前記サーボ速度制御手段に含まれている、各トラックに割り当てた番号情報を受は取るための手段と、前記サーボ位置制御手段に含まれている、センターラインのセンタリング情報を受は取るための手段と、前記サーボ速度制御手段によりヘッドが目的トラックに接近したときに、サーボ位置制御手段の発生サーボ情報を選択的にサーボ速度制御手段に供給してトランクのシーキングを補助して、ヘッドを目的トランク上に迅速にしかも円滑に位置決めさせる微細速度制御手段とを有しいることを特徴とする装置。

１５、データ転送用ヘッドを迅速にしかも円滑に目的データトラック上に移動させてそこに位置決めするだめの方法において、目的トラックを求めるためのサーボ速度制御を行う工程と、目的トラックのセンターラインを探し求めて、ヘッドをほぼそのセンターライン上にセンタリングするためのサーボ位置制御を行う工程と、ディスクのトラック上のサーボデータパターンに格納されている各トラックに割り当てた番号情報およびセンターラインのセンタリング情報を含むサーボ情報を提供する工程と、各トランクの割り当てた番号情報をサーボ速度制御系に受は取らせる工程と、サーボ位置制御系にセンターラインのセンタリング情報を受は取らせる工程と、ヘッドが目的トラックに接近してそこに位置決めされたときに、サーボ位置制御系からサーボ速度制御系に向けてセンターラインのセンタリング情報を供給する微細サーボ速度制御を行う工程とを有する方法。

１６、複数本のデータトラックを形成しているディスクを収納可能であると共に、ディスクのデータトラック上のサーボデータパターンに格納されているサーボ情報を備え、このサーボ情報が各トラックに割り当てた番号情報およびセンターラインのセンタリング情報を含んでいるディスク駆動装置において、ディスクを搭載可能な手段と、ディスクに対してデータの転送を行うための書き込み／読出ヘッドと、微細サーボ速度制御手段とを有し、この微細サーボ速度制御手段は、（ａ）目的トラックを探すと共に、ヘッドをその目的トラックのほぼ上に位置決めするサーボ速度制御手段と、（ｂ）目的トラックのセンターラインを探して、ヘッドをその目的トランクのほぼセンターライン上に位置決めするサーボ位置制御手段と、（ｃ）前記サーボ速度制御手段に含まれる、各トラックに割り当てた番号情報を受は取る手段と、（ｄ）前記サーボ位置制御手段に含まれる、センターラインのセンタリグ情報を受は取る手段と、（ｅ）前記サーボ速度制御手段によりヘッドが目的トラックに接近したときに、サーボ位置制御手段の発生サーボ情報を選択的にサーボ速度制御手段に供給して、トラックのシーキングを補助し、ヘッドを目的トラック上に迅速にしかも円滑に位置決めさせる微細サーボ速度制御手段と、を備えていることを特徴とするディスク駆動装置。

国際調査報告ｌｎｍｎａｗｎａｌ　Ａ°９°”””””ＰＣＴ／ＩＪＳ８９１００１１３

Claims

【特許請求の範囲】

１．複数本のデータトラックが形成されているディスクを搭載可能であると共に、このディスクに対するデータの転送を行う書き込み／読み取りヘッドを備えているディスク駆動装置に使用される微細サーボ速度制御装置において、目的トラックを探すと共に、ヘッドをその目的トラックのほぼ上に位置決めするサーボ速度制御手段と、目的トラックのセンターラインを探して、ヘッドをその目的トラックのほぼセンターライン上に位置決めするサーボ位置制御手段と、前記サーボ速度制御手段によりヘッドが目的トラックに接近したときに、サーボ位置制御手段の発生サーボ情報を選択的にサーボ速度制御手段に供給して、ヘッドを目的トラック上に迅速にしかも円滑に位置決めさせる微細サーボ速度制御手段とを有する微細サーボ速度制御装置。
２．請求の範囲第１項において、前記サーボ速度制御手段は、ヘッドが目的トラックに対して予め設定された距離の所まできたときを判別すると共に、ヘッドが予め設定された距離の所まできたことが判別されたときに前記微細サーボ速度制御手段をイネーブル状態にするための手段を備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
３．請求の範囲第１項において、前記サーボ速度制御手段はディスク上に記憶されているサーボ情報を受け取るデジタル回路手段を備えており、前記サーボ位置制御手段はディスク上に記憶されているサーボ情報を受け取るアナログ回路手段を備えており、前記微細サーボ速度制御手段は、アナログ回路手段が受け取ったサーボ情報をデジタル回路手段に供給するためのアナログ／デジタル変換手段を備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
４．請求の範囲第１項において、サーボ情報はディスクのトラックにおけるサーボデータパターン内に格納されており、前記サーボ情報は各トラックに割当られた番号情報およびセンターラインのセンタリング情報を含んでおり、前記サーボ速度制御手段は各トラックに割り当てた番号情報を受け取る手段を備えており、前記サーボ位置制御手段はセンターラインのセンタリング情報を受け取る手段を備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
５．請求の範囲第１項において、前記サーボ位置制御手段は、（ａ）トラックセンターラインのセンタリング用のサーボ情報をサンプリングおよびホールドするためのサンプルホールド手段と、（ｂ）サンプルホールド手段によってサンプリングされたセンターラインのセンタリング用サーボ情報に基づく位置誤差信号を発生するための手段とを備えており、前記微細速度制御手段は前記位置誤差信号を前記サーボ速度制御手段に供給するための手段を備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
６．請求の範囲第１項において、サーボ速度制御手段が故障した場合に、このサーボ速度制御手段を不能状態にするための手段を備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
７．請求項第６項において、前記サーボ速度制御手段はシーク信号を送出するように構成されたマイクロプロセッサ手段を備えており、前記の不能状態にするための不能化手段は、マイクロプロセッサ手段からパルスを受取るための手段と、マイクロプロセッサ手段が前記パルスを当該不能化手段に送出しない場合にシーク信号を不能状態にするための手段とを備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
８．請求の範囲第７項において、前記不能化手段はワンショトマルチバイブレータを備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
９．複数本のデータトラックが形成されているディスクを搭載可能であると共に、このディスクに対するデータの転送を行う書き込み／読み取りヘッドを備えているディスク駆動装置に使用される微細サーボ速度制御装置において、目的トラックを探すと共に、ヘッドをその目的トラックのほぼ上に位置決めするサーボ速度制御手段と、目的トラックのセンターラインを探して、ヘッドをその目的トラックのほぼセンターライン上に位置決めするサーボ位置制御手段と、ディスクのトラック上のサーボデータパターンに格納されたサーボ情報と、前記サーボ情報に含まれている各トラックに割り当てた番号情報およびセンターラインのセンタリング情報と、前記サーボ速度制御手段に含まれている各トラックに割り当てた番号情報を受け取るための手段と、前記サーボ位置制御手段に含まれているセンターラインのセンタリング情報を受け取るための手段と、前記サーボ速度制御手段によりヘッドが目的トラックに接近したときに、サーボ位置制御手段の発生サーボ情報を選択的にサーボ速度制御手段に供給して、ヘッドを目的トラック上に迅速にしかも円滑に位置決めさせる微細速度制御手段とを有しており、前記サーボ速度制御手段は、ヘッドが目的トラックに対して予め設定された距離の所まできたときを判別すると共に、ヘッドが予め設定された距離の所まできたことが判別されたときに前記微細サーボ速度制御手段をイネーブル状態にするための手段を備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
１０．請求の範囲第９項において、前記サーボ速度制御手段はディスク上に記憶されているサーボ情報を受け取るデジタル回路手段を備えており、前記サーボ位置制御手段はディスク上に記憶されているサーボ情報を受け取るアナログ回路手段を備えており、前記微細サーボ速度制御手段は、アナログ回路手段が受け取ったサーボ情報をデジタル回路手段に供給するためのアナログ／デジタル変換手段を備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
１１．請求の範囲第９項において、前記サーボ位置制御手段は、（ａ）トラックセンターラインのセンタリング用のサーボ情報をサンプリングおよびホールドするためのサンプルホールド手段と、（ｂ）サンプルホールド手段によってサンプリングされたセンターラインのセンタリング用サーボ情報に基づく位置誤差信号を発生するための手段とを備えており、前記微細速度制御手段は前記位置誤差信号を前記サーボ速度制御手段に供給するための手段を備えていることを特徴とする微細サーボ速度制御装置。
１２．データ転送用ヘッドを迅速にしかも円滑に目的データトラック上に移動させてそこに位置決めするための方法において、目的トラックを求めるためのサーボ速度制御を行う工程と、目的トラックのセンターラインを探し求めて、ヘッドをほぼそのセンターライン上にセンタリングするためのサーボ位置制御を行う工程と、サーボ位置制御系からのセンタラインのセンタリング情報をヘッドが目的トラックに接近したときにサーボ制御系に向けて供給するための微細速度制御を行う工程とを有する方法。
１３．請求の範囲第１２項に記載において、センターラインのセンタリング情報を供給するための前記工程は、ヘッドが目的トラックに対して予め設定したトラック本数分の所まで接近したときにセンターラインのセンタリング情報をサーボ速度制御系に供給することを特徴とする方法。
１４．請求の範囲第１２項に記載の方法において、サーボ速度制御系が故障した場合にはサーボ速度制御系を不能状態にする工程を含むことを特徴とする方法。
１５．複数本のデータトラックを形成しているディスクを収納可能なディスク駆動装置において、ディスクを搭載可能な手段と、ディスクに対してデータの転送を行うための書き込み／読出ヘッドと、微細サーボ速度制御手段とを有し、この微細サーボ速度制御手段は、（ａ）目的トラックを探すと共に、ヘッドをその目的トラックのほぼ上に位置決めするサーボ速度制御手段と、（ｂ）目的トラックのセンターラインを探して、ヘッドをその目的トラックのほぼセンターライン上に位置決めするサーボ位置制御手段と、（ｃ）前記サーボ速度制御手段によりヘッドが目的トラックに接近したときに、サーボ位置制御手段の発生サーボ情報を選択的にサーボ速度制御手段に供給して、ヘッドを目的トラック上に迅速にしかも円滑に位置決めさせる微細サーボ速度制御手段とを備えていることを特徴とするディスク駆動装置。