JPH07262719A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH07262719A
JPH07262719A JP6047517A JP4751794A JPH07262719A JP H07262719 A JPH07262719 A JP H07262719A JP 6047517 A JP6047517 A JP 6047517A JP 4751794 A JP4751794 A JP 4751794A JP H07262719 A JPH07262719 A JP H07262719A
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JP
Japan
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servo
head
pattern
reproduction
servo patterns
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Application number
JP6047517A
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English (en)
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Masao Tsunekawa
雅雄 常川
Mitsuo Kamimura
美津雄 上村
Eisaku Takahashi
栄作 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59688Servo signal format patterns or signal processing thereof, e.g. dual, tri, quad, burst signal patterns

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はヘッドのディスク上での移動をサー
ボパターンに基づいてサーボ制御するディスク装置に関
し、正確な位置情報を得てシーク動作の安定、セトリン
グ時間の短縮を図ることを目的とする。 【構成】 磁気ディスク22のサーボ領域22aに、予
め位置情報NとQの位相がほぼ90度異なるパターンを
Q+,N+,N−,Q−の順序で配列する2相サーボパ
ターンを記録させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドのディスク上で
の移動をサーボパターンに基づいてサーボ制御するディ
スク装置に関する。
【0002】近年、データ処理装置等においてはデータ
の高速処理が要求されており、例えば磁気ディスク装置
においても高速なデータの読み出し、書き込みが要求れ
ている。そのため、磁気ヘッドのディスク上での移動に
際して正確な位置情報を得てシーク動作の安定化や所定
トラックへのセトリング時間の短縮を図る必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば磁気ディスク装置における
磁気ヘッドの位置決め方式として、予め磁気ディスク上
に記録されたサーボパターンを読み出して得られたサー
ボ信号に基づいて磁気ヘッドの位置信号を生成すること
により位置決めを行うものがある。そして、サーボパタ
ーンとしては2相のサーボパターンを用いるものがあ
る。なお、サーボ方式としてはセクタサーボとサーボ面
サーボとがあり、何れのサーボ方式であっても同様なこ
とから、ここではセクタサーボ方式について説明する。
【0004】図7に、従来の2相のサーボパターンによ
るサーボ制御の説明図を示す。図7(A)は磁気ディス
ク上のヘッドの移動軌跡の模式図、図7(B)はヘッド
の再生出力の波形図である。また、図8に、位置信号の
作成方法の説明図を示す。
【0005】図7(A)は、磁気ディスク11上で放射
状に所定数分割されたセクタの先頭に形成されたサーボ
領域12の一部を示したものであり、同心円状に形成さ
れた所定数のトラック上のそれぞれにデータ部の前のA
GC(オートゲインコントローラ)パターン及び4つの
パターンN+,N−,Q+,Q−が予め記録される。こ
の4つのパターンN+,N−,Q+,Q−は、NとQの
2相サーボ情報を差動回路で高精度に検出、処理するた
めに、それぞれ正と負のサーボパターンに分けたもの
で、各トラック上に1/4周期だけ位相をもたせて配列
される。この4つのサーボパターンN+,N−,Q+,
Q−をシークされる磁気ヘッド13が読み出して2相サ
ーボ情報N,Qを得る。
【0006】2相サーボ情報N,Qは、各正と負のサー
ボパターンの読み取り信号における振幅の差により得る
もので、 N=(N+)−(N−) …(1) Q=(Q+)−(Q−) …(2) で表わされる。そして、図8に示すようにサーボ情報N
とQの大小比較で小さい方が位置情報として採用され
る。これは、正弦波である位置信号の直線性の良好な部
分を選択するためである。
【0007】このような4つのサーボパターンN+,N
−,Q+,Q−は、従来より(N+,Q+,N−,Q
−)又は(N+,N−,Q+,Q−)の二通りの順序で
繰り返し記録される。そして、上述の位置情報に基づい
てサンプリング毎に磁気ヘッド13の位置を求め、前回
のサンプリング時に求めた位置との差分により磁気ヘッ
ド13の移動速度を求めて速度制御を行う。
【0008】磁気ヘッド13の位置は、サンプリング値
によりNとQを求め、大体の位置をNとQの大小関係に
より判定し、さらに詳細な位置NとQの大小関係によっ
て選択される±N,±Qの何れか一つの値により求める
ものである。この場合、2トラック周期で位置信号N及
びQが変化することから、2トラック移動する前に次の
サンプリングが行われるようなサンプリング時間が設定
される。
【0009】そこで、図7(A),(B)に戻ってさら
に詳述すると、まず磁気ヘッド13がAGCパターンを
再生して再生出力が所定値になるように再生ゲインを調
整し、終了すると再生ゲインを固定する。この場合、サ
ーボパターンN+,Q+,N−,Q−はAGCが作用さ
れない状態で再生されるもので、AGCパターンはサー
ボパターンN+,Q+,N−,Q−の再生出力をピーク
ホールドするタイミングを作成する基準となるものであ
る。
【0010】ここで、磁気ヘッド13の全部分がサーボ
パターンを通過したときの再生出力を1とすると、磁気
ヘッド13の約4割の部分がサーボパターンN+を通過
するP1 位置での再生出力は0.4となる。続いて、磁
気ヘッド13はP2 位置ではサーボパターンQ+を通過
せずに再生出力が0となり、P3 位置では約4割の部分
がサーボパターンN−を通過して再生出力が0.4とな
り、P4 位置では約9割のサーボパターンQ−を通過し
て再生出力が0.9となる。
【0011】これにより、位置信号Nは(0.4−0.
4)より0となり、位置信号Qは(0−0.9)より−
0.9となる。従って、磁気ヘッド13がトラックmを
トラッキングしていれば、Nの位置信号が0であり、Q
の位置信号が1である。
【0012】ところで、磁気ヘッド13は移動中であ
り、位置信号NがP1 位置とP3 位置での再生出力より
作成されることから、磁気ヘッド13があたかもP1
置とP 3 位置の中間であるP2 位置に位置するような位
置信号が作成される。また、同様に位置信号QがP2
置とP4 位置での再生出力により作成されることから、
あたかもP2 位置とP4 位置の中間であるP3 位置に磁
気ヘッド13が位置するような位置信号が作成される。
【0013】上述のように位置信号Nが0、位置信号Q
が−0.9となる位置P2 とP3 を図8のようにプロッ
トすると磁気ヘッド13の位置は位置信号Nより作成さ
れてP2 位置となる。また、次のNとQのサンプリング
値が図8にプロットに位置P 12とP13に対応するとした
場合、磁気ヘッド13の位置は、位置信号NとQの大小
関係により位置信号Qより作成されてP13位置となる。
【0014】これにより、磁気ヘッド13の移動距離
は、位置P2 とP13の距離となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サーボパター
ンが上述の順序で配列されることから、位置情報NとQ
の示す位置が異なる。また、サーボ情報は一定の時間間
隔毎にサンプリングサーボ技術に基づいて得てサーボ制
御を行っており、位置情報NとQの位置が異なると、磁
気ヘッド13の正確な位置情報を得ることができない。
【0016】すなわち、磁気ヘッド13の移動距離は例
えば上述のように位置P2 とP13の距離となるが、実際
には図8に示すように位置P2 とP12の距離(位置P3
とP 13の距離)であり、誤った移動距離を求めることに
なる。
【0017】従って、速度制御の際に誤った移動距離に
より、誤った速度を算出することとなり、特に目標トラ
ックに到達する前の減速時に誤った速度を算出して、目
標トラックに対して磁気ヘッド13がオーバシュート又
はアンダシュートする。これにより、リード又はライト
の開始が遅れ、場合によっては1回転の回転待ちを生じ
ることになるという問題がある。
【0018】特に、アクセス時間を短くするために、シ
ーク時の加速度及び速度を大きくする場合に顕著とな
り、シーク動作が安定せず、所望のトラックへのセトリ
ング時間が大きくなって高速化を図ることができない。
【0019】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、シーク動作の安定、セトリング時間の短縮を図
る磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1は、位相が異なる第1,第2,第3,第4
のサーボパターンが順次記録されたディスクと、前記デ
ィスクからサーボパターンを再生するヘッドと、前記第
1,第2,第3,第4のサーボパターンの再生出力を各
々検出する第1,第2,第3,第4の再生出力検出手段
と、前記第1及び第4の再生出力検出手段が検出した再
生出力に基づき第1の位相信号を作成する第1の位置信
号作成手段と、前記第2及び第3の再生出力検出手段が
検出した再生出力に基づき第2の位置信号を作成する第
2の位置信号作成手段と、前記第1及び第2の位置信号
よりヘッドの位置を制御するヘッド位置制御部と、を備
え、さらに、前記ディスクは、前記第1及び第2の位置
信号の位相がほぼ90度異なるように、前記第1,第
2,第3,第4のサーボパターンが記録された構成とす
る。
【0021】請求項2は、前記第1,第2,第3,第4
のサーボパターンは、所定数の磁化反転を有するバース
トパターンからなる。
【0022】請求項3は、前記再生出力検出手段は、前
記第1,第2,第3,第4のサーボパターンの再生出力
を順次検出し、それぞれ所定時間保持した後、前記第
1,第4のサーボパターンの再生出力を第1の位置信号
作成手段に出力し、前記第2,第3のサーボパターンの
再生信号を前記第2の位置信号作成手段に出力する。
【0023】請求項4は、前記再生出力検出手段は、第
1,第2,第3,第4のサーボパターンから得られた再
生出力がそれぞれ入力される第1,第2,第3,第4の
キャパシタと、前記第1,第2,第3,第4のキャパシ
タからの出力をマルチプレクサを介してデジタル値に変
換するADコンバータと、前記第1,第2,第3,第4
のサーボパターンの再生出力を前記第1,第2,第3,
第4のキャパシタにそれぞれ保持し、前記ADコンバー
タに出力するタイミングを発生するタイミング発生手段
と、前記ADコンバータの出力をそれぞれ格納する第
1,第2,第3,第4のレジスタ(34A 〜34D
と、を備えてなる。
【0024】
【作用】上述のように、請求項1,3,4の発明では、
ディスクに第1及び第2の位置信号の位相がほぼ90度
異なる第1〜第4のサーボパターンが記録され、第1〜
第4のサーボパターンの再生出力より第1及び第2の位
置信号を作成してヘッドの位置制御を行う。これによ
り、ヘッドの位置を正確に得ることが可能となり、シー
ク動作の安定化、セトリング時間の短縮による高速化を
図ることが可能となる。
【0025】請求項2の発明では、第1〜第4のサーボ
パターンを所定数の磁化反転を有するバーストパターン
で構成する。これにより、各パターン長を長くしても適
用することが可能となり、ヘッドの位置を正確に得るこ
とが可能となる。
【0026】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図1はディスク装置としての磁気ディスク装置における
ヘッドとしての磁気ヘッドのサーボ制御に関する部分の
ブロック回路図を示したものであり、他の構成は従来よ
り存する磁気ディスク装置と同様である。
【0027】図1に示す磁気ディスク装置21におい
て、後述するディスク状の記録媒体である磁気ディスク
22がスピンドルモータ(SPM)23により一定回転
されるもので、SPM23はSPM制御部24よりドラ
イバ25を介して制御される。なお、磁気ディスク22
は、図1では1枚で表わしているが、適宜枚数が設定さ
れる。
【0028】磁気ディスク22の面上(又は面上方)に
アーム26a等に搭載された磁気ヘッド26が配置さ
れ、該磁気ディスク22の半径方向に移動される。この
磁気ヘッド26はヘッド位置制御部であるボイスコイル
モータ(VCM)27により移動される。なお、磁気ヘ
ッド26は適宜磁気ディスク22の両面にそれぞれ配置
される。
【0029】一方、磁気ヘッド26によるサーボ情報読
み出し信号(後述する二相位置信号)がアンプ28を介
してチャージ回路部29及びタイミング発生部30に入
力される。タイミング発生部30のタイミング信号はチ
ャージ回路部29に送られる。
【0030】チャージ回路部29は4つのスイッチ部3
A 〜31D をコントロールして2相位置信号に対応す
る4つのキャパシタCA 〜CD に対して信号に相応する
電流を充電させるもので、各キャパシタCA 〜CD の充
電信号がマルチプレクサ(MUX)32を介して多重送
信されてアナログ・デジタル変換部(ADC)33に送
られ、タイミング発生部30からのタイミング信号によ
りデジタル信号が二相位置信号に対応する4つの第1〜
第4のレジスタ34A 〜34D (34)に格納される。
これらアンプ28よりレジスタ34まで再生出力手段を
構成する。
【0031】各第1〜第4のレジスタ34A 〜34D
らのデジタル信号がバス35を介し第1及び第2の位置
信号生成手段であるマイクロプロセッサ(MPU)36
に送られる。このMPU36は、予め、目標速度テーブ
ル等を備えている。MPU36からの制御信号がバス3
5を介してデジタル・アナログ変換部(DAC)37で
アナログ信号に変換され、ドライバ38を介してVCM
27を制御する。
【0032】ここで、図2に、図1の磁気ディスクのサ
ーボ情報の説明を示す。本実施例ではセクタサーボ方式
について説明するが、サーボ面サーボ方式による場合に
も適用することができるものである。また、図3に、図
2のサーボパターンの説明図を示す。
【0033】図2(A)に示すように、磁気ディスク2
2には半径方向に所定数のサーボ領域22aとデータ領
域22bが両面に形成され、サーボ領域22aにはサー
ボの開始を示すサーボマーク、トラックアドレス番号
(パターン)、及びサーボパターンが予め記録される。
AGCパターンは、前述の図7に説明したように再生ゲ
インを調整するものである。
【0034】サーボパターンは、図2(B)に示すよう
に、所定のトラック及びトラック間にまたがって2相位
置信号である2相のサーボパターンが形成される。サー
ボパターンは、ディスク回転方向から第1のサーボパタ
ーンであるQ+,第2のサーボパターンN+,第3のサ
ーボパターンN−、第4のサーボパターンQ−の順序で
1/4周期(90度)だけ位相を異ならせて配列され
る。すなわち、サーボパターンは、両外側に第1及び第
4のサーボパターンQ+,Q−が配列され、その中間に
第2及び第3のサーボパターンN+,N−が配列され
る。
【0035】各パターンQ+,N+,N−,Q−は、図
2(B)に示すようなダイビット(2バイト周期)パタ
ーン若しくはシングルビットで形成され、又は図3に示
すような6個(6個に限られない)の磁化反転信号パル
スを一単位とするバーストパターンにより形成される。
【0036】そこで、図4に、図1のサーボパターン検
出のタイミングチャートを示す。SPM23で定速回転
される磁気ディスク22上の半径方向に磁気ヘッド26
がVCM27により移動しながら、所定トラック上のサ
ーボ領域22aのサーボマークを検出してサーボ制御が
開始されると、まずAGCパターンを再生し、再生終了
でアンプ28の再生ゲインを固定すると共に、AGCパ
ターンをタイミング発生部30におけるサーボパターン
(N+,Q+,N−,Q−)の再生出力をピークホール
ドするタイミングを作成する基準とする。
【0037】そこで各サーボ領域22aの磁化反転が検
出され、アンプ28により所定利得で増幅される。そし
て、タイミング発生部30が起動し、サーボパターン
(Q+,N+,N−,Q−)に対応する上述のタイミン
グでタイミング信号TA 〜TDを作成する(図4(B)
〜(E))。
【0038】このタイミング信号TA 〜TD のタイミン
グでチャージ回路部29がスイッチ部31A 〜31D
介してキャパシタCA 〜CD のそれぞれに電流をチャー
ジさせ、その整流機能よりリード信号R(サーボパター
ン、図4(A))の振幅を検出し、保持信号HA 〜HD
として保持する。(図4(F)〜(I))。このキャパ
シタCA 〜CD におけるリード信号Rの振幅に応じた保
持信号HA 〜HD がMUX32で多重伝送されてADC
33に送られる。
【0039】ADC33は、タイミング信号TA の立ち
下りで出力OA を立ち上げ、保持信号HA をA/D変換
し、出力信号OA の立ち下がりでA/D変換の結果を第
1のレジスタ34A に格納する。同様にタイミング信号
B 〜TD によるADC33の出力OB 〜OD でそれぞ
れ保持信号HB 〜HD のA/D変換の結果を第2〜第4
のレジスタ34B 〜34D に格納する(図4(J)〜
(M))。
【0040】すなわち、第1のレジスタ34A にはパタ
ーンQ+の振幅の大きさを示すデジタル値が格納され、
第2のレジスタ34B にはパターンN+の振幅の大きさ
を示すデジタル値が格納されると共に、第3のレジスタ
34C にはパターンN−の振幅の大きさを示すデジタル
値が格納され、第4のレジスタ34D にはパターンQ−
の振幅の大きさを示すデジタル値が格納される。
【0041】MPU36は、第1〜第4のレジスタ34
A 〜34D の値を読み取り、演算によって位置情報N,
Qを求めて磁気ヘッド26の現在位置を認識しサーボ制
御行う。
【0042】次に、図5に本発明のサーボ制御のフロー
チャートを示すと共に、図6に図5の位置計算のフロー
チャートを示し、図7に図6の位置計算の説明図を示
す。
【0043】図5において、MPU36は磁気ヘッド2
6を一定周期ごとに位置をサンプリングするためのサン
プリング信号が入来されるまで待期状態であり(ステッ
プ(ST1)、入来すると位置計算ルーチンに入る(S
T2)。
【0044】位置計算は、図6に示すように、まず磁気
ヘッド26がサーボ領域22aより読み出したトラック
アドレス番号を検出する(ST11)。そこで、第2の
レジスタ34B よりパターンN+の値を読み出すと共
に、第3のレジスタ34C よりパターンN−の値を読み
出して差を算出し、位置情報Nを求める(ST12)。
また、第1のレジスタ34A よりパターンQ+の値を読
み出すと共に、第4のレジスタ34D よりパターンQ−
の値を読み出して差を算出し、位置情報Qを求める(S
T13)。
【0045】この位置情報NとQの絶対値で大小を比較
する(ST14)。そして、図7の実線N、破線Qに示
すように、Nが小さければNを採用し(ST15)、Q
が小さければQを採用する(ST16)。位置情報Nが
採用された場合に、位置情報Qの極性を判断し(ST1
7)、Qが正ならば位置情報Nの極性を負とし(ST1
8)、Qが負ならば位置情報Nの極性を正とする(ST
19)。
【0046】一方、位置情報Qが採用された場合に、位
置情報Nの極性を判断し(ST20)、Nが正ならば位
置情報Qの極性を正とし(ST21)、Nが負ならば位
置情報Qの極性を負とする(ST22)。
【0047】そして、採用される位置情報N±又はQ±
をトラックアドレス番号に加算することで磁気ヘッド2
6の現在位置(MSR POSITION)が検出され
るものである(ST23)。
【0048】そこで、図5に戻って説明するに、磁気ヘ
ッド26の現在位置(MSR POSITION)が検
出されると、当該磁気ヘッド26の移動がシーク動作に
よるシーク制御か、トラック追従によるトラックフォロ
ー制御かを判断する(ST3)。シーク制御の場合に
は、まず磁気ヘッド26の速度を計算する(ST4)。
速度計算は、例えばサーボ領域22aのトラックアドレ
ス番号及び上述で求めた位置情報N,Qを使用する。す
なわち、前回のサーボ領域22aで得たトラックアドレ
ス番号及び位置情報(MSR POSITION OL
D)と今回サンプルしたトラックアドレス番号及び位置
情報(MSR POSITION)の差を算出すること
により、現在の速度(MSR VEL)を得ることがで
きる。
【0049】そして、シークの距離に応じた目標速度テ
ーブルを参照し、サーボセクタ(セクタ領域22a)の
出現するタイミング(サンプルタイム)ごとに目標速度
と、ST14で得た観測速度(MSR VEL)の差
(速度誤差VEL ERROR)を算出する(ST
5)。また、速度誤差(VEL ERROR)に対して
補償(COMPENSATOR)を作用させ、速度誤差
に応じた電流を求め(ST6)、当該値の電流をDAC
37よりドライバ38を介して供給することによりVC
M27を駆動する(ST7)。
【0050】このように、VCM27を制御して磁気ヘ
ット26を横切る方向に、目標速度にできるだけ近い速
度に加速、減速し、目的のトラックに移動させ、目標ト
ラックでの速度を零に近づける。目的のトラックに移動
した後はトラックフォロー制御に移行する。
【0051】続いて、磁気ヘッド26のトラック追従に
おいて、目標位置(TARGETPOSITION)と
ST2で算出した現在位置である観測位置(MSR P
OSITION)との差(位置誤差POS ERRO
R)を算出する(ST8)。得られた位置誤差(POS
ERRPR)に対して補償(COMPENSATO
R)を作用させ、位置誤差に応じた電流を求め(ST
9)、当該値の電流をDAC37よりドライバ38を介
して供給することによりVCM27を駆動する(ST
7)。
【0052】これにより、目的のトラックへのセトリン
グ時間を短縮して磁気ヘッド26をトラック中央に制定
することができるものである。
【0053】このように、磁気ヘッド26の現在位置を
検出するにあたり、サーボパターンの順序をQ+,N
+,N−,Q−として位置情報N,Qの示す位置をサー
ボパターンの中央に一致させることにより、各パターン
の読み取り信号の振幅をキャパシタCA 〜CD に電圧と
して保持させて順次A/D変換する場合に、保持電圧の
放電による誤差を小さくすることができ、正確な位置情
報を得ることができる。特に、各パターンを多数の磁化
反転をもたせたバーストパターンで構成することで各パ
ターン長が比較的長くなるときに、位置情報NとQの位
置を容易に一致させることができるものである。
【0054】また、セクタサーボ方式においてサンプリ
ングタイムに対応する正確な位置情報を得ることがで
き、より安定したシーク動作が可能となり、セトリング
時間を短縮させて高速化を図ることができるものであ
る。
【0055】ところで、上記実施例では、サーボパター
ンの順序を(Q+,N+,N−,Q−)とした場合を示
したが(Q+,N−,N+,Q−)、(Q−,N+,N
−,Q+)、(Q−,N−,N+,Q+)、(N+,Q
+,Q−,N−)、(N+,Q−,Q+,N−)、(N
−,Q+,Q−,N+)、(N−,Q−,Q+,N+)
の順序で配列しても同様の効果を得ることができる。
【0056】なお、上記実施例ではセクタサーボ方式に
適用した場合を示したが、サーボ面サーボ方式に適用し
てもよい。この場合、上述の組合せのサーボパターンは
サーボ専用の磁気ディスク面に予め記録され、サーボヘ
ッドにより読み出して磁気ヘッドをシーク動作させ、又
は追従動作させるものである。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1,3,4の発明
によれば、ディスクに第1及び第2の位置信号の位相が
ほぼ90度異なる第1〜第4のサーボパターンが記録さ
れ、第1〜第4のサーボパターンの再生出力より第1及
び第2の位置信号を作成してヘッドの位置制御を行うこ
とにより、ヘッドの位置を正確に得ることができ、シー
ク動作の安定化、セトリング時間の短縮による高速化を
図ることができる。
【0058】請求項2の発明によれば、第1〜第4のサ
ーボパターンを所定数の磁化反転を有するバーストパタ
ーンで構成することにより、各パターン長を長くしても
適用することができ、ヘッドの位置を正確に得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の磁気ディスクのサーボ情報の説明図であ
る。
【図3】図2のサーボパターンの説明図である。
【図4】図1のサーボパターン信号検出のタイミングチ
ャートである。
【図5】本発明のサーボ制御のフローチャートである。
【図6】図5の位置計算のフローチャートである。
【図7】従来の2相サーボパターンによるサーボ制御の
説明図である。
【図8】位置信号の作成方法の説明図である。
【符号の説明】
21 磁気ディスク装置 22 磁気ディスク 23 SPM 24 SPM制御部 25 ドライバ 26 磁気ヘッド 26a アーム 27 VCM 28 アンプ 29 チャージ回路部 30 タイミング発生部 31A 〜31D スイッチ部 32 MUX 33 ADC 34A 〜34D レジスタ 35 バス 36 MPU 37 DAC 38 ドライバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相が異なる第1,第2,第3,第4の
    サーボパターンが順次記録されたディスク(22)と、 前記ディスク(22)からサーボパターンを再生するヘ
    ッド(26)と、 前記第1,第2,第3,第4のサーボパターンの再生出
    力を各々検出する第1,第2,第3,第4の再生出力検
    出手段(28〜34)と、 前記第1及び第4の再生出力検出手段(28〜34)が
    検出した再生出力に基づき第1の位置信号を作成する第
    1の位置信号作成手段(36)と、 前記第2及び第3の再生出力検出手段(28〜34)が
    検出した再生出力に基づき第2の位置信号を作成する第
    2の位置信号作成手段(36)と、 前記第1及び第2の位置信号よりヘッド(26)の位置
    を制御するヘッド位置制御部(27,38)と、 を備え、 さらに、前記ディスク(22)は、前記第1及び第2の
    位置信号の位相がほぼ90度異なるように、前記第1,
    第2,第3,第4のサーボパターンが記録された、 ことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2,第3,第4のサーボパ
    ターンは、所定数の磁化反転を有するバーストパターン
    からなることを特徴とする請求項1記載のディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 前記再生出力検出手段(28〜34)
    は、前記第1,第2,第3,第4のサーボパターンの再
    生出力を順次検出し、それぞれ所定タイミング保持した
    後、前記第1,第4のサーボパターンの再生出力を前記
    第1の位置信号作成手段に出力し、前記第2,第3のサ
    ーボパターンの再生信号を前記第2の位置信号作成手段
    に出力することを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記再生出力検出手段は、第1,第2,
    第3,第4のサーボパターンから得られた再生出力がそ
    れぞれ入力される第1,第2,第3,第4のキャパシタ
    (29)と、 前記第1,第2,第3,第4のキャパシタ(29)から
    の出力をマルチプレクサ(32)を介してデジタル値に
    変換するADコンバータ(33)と、 前記第1,第2,第3,第4のサーボパターンの再生出
    力を前記第1,第2,第3,第4のキャパシタ(29)
    にそれぞれ保持し、前記ADコンバータ(33)に出力
    するタイミングを発生するタイミング発生手段(30)
    と、 前記ADコンバータ(33)の出力をそれぞれ格納する
    第1,第2,第3,第4のレジスタ(34A 〜34D
    と、 を備えてなることを特徴とする請求項3記載のディスク
    装置。
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