JP3226499B2 - 記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御方法及びその装置 - Google Patents

記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御方法及びその装置

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JP3226499B2
JP3226499B2 JP27183998A JP27183998A JP3226499B2 JP 3226499 B2 JP3226499 B2 JP 3226499B2 JP 27183998 A JP27183998 A JP 27183998A JP 27183998 A JP27183998 A JP 27183998A JP 3226499 B2 JP3226499 B2 JP 3226499B2
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶ディスクから
ヘッドにより情報を読み取る又は読み取り/書き込む記
憶ディスク装置において、記憶ディスクの位置信号を読
み取り、ヘッドを位置決めするヘッド位置決め制御方法
及びその装置に関し、特に、複数のヘッドを備えた記憶
ディスク装置のヘッド位置決め制御方法及びその装置に
関する。
【0002】磁気ディスク装置等の記憶ディスク装置に
おいては、コンピュータ等の記憶装置として広く利用さ
れている。このような記憶ディスク装置においては、記
憶ディスクがセクターに分割されている。このセクター
には、サーボ信号(位置信号)が記録されている。ヘッ
ドは、このサーボ信号を読み取り、ヘッドは、トラック
中心に位置決めされる。このような記憶ディスク装置で
は、高密度記録が求められている。
【0003】
【従来の技術】図12は、従来技術の構成図、図13
は、従来のサーボ信号の関係図、図14は、他の従来の
サーボ信号の関係図である。
【0004】図12に示すように、磁気ディスク装置
は、磁気ディスク90と、磁気ヘッド91ーa〜91ー
dとを有する。磁気ディスク90は、セクター毎にサー
ボ信号(位置信号)が記録されている。磁気ヘッド91
ーa〜91ーdは、磁気ディスク90の情報を読み取り
/書き込む。スピンドルモータ92は、磁気ディスク9
0を回転する。ボイスコイルモータ93は、磁気ヘッド
91ーa〜91ーdを位置決めする。
【0005】サーボ信号復調器93は、サーボゲート信
号に応じて、磁気ヘッド91ーa〜91ーdの読み取り
出力からサーボ信号を検出し、サーボ信号を位置信号に
復調する。リード/ライト回路96は、磁気ヘッド91
ーa〜91ーdの読み取り出力からリードデータを復調
し、且つライトデータを磁気ヘッド91ーa〜91ーd
に供給する。
【0006】制御回路95は、復調された位置信号に応
じて、ヘッドの現在位置を把握し、ボイスコイルモータ
93の駆動値を作成する。即ち、制御回路95は、シー
ク制御(コアース制御)中は、位置信号により現在位置
を把握し、シーク移動する距離に応じた電流指示値を作
成する。又、制御回路95は、オントラック(ファイン
制御)中は、位置信号からトラック中心との偏差を求
め、電流指示値を作成する。
【0007】このようなサーボ制御システムにおいて、
磁気ヘッド91ーa〜91ーdの位置を検出するため、
磁気ディスク90の各セクターに、サーボ信号が記録さ
れている。複数の磁気ヘッドが装置に設けられている場
合には、リード/ライトするヘッドの読み取ったサーボ
信号を用いて、位置決め制御が行われる。
【0008】図13は、ヘッドが信号を再生した時の各
ヘッドのサーボ信号SVのタイミングを表した図であ
る。サーボ信号SVは、実際には1つのヘッドでしか読
み取られないが、ここでは、各ヘッドのサーボ信号SV
のタイミングを示すため、便宜的に、各ヘッドのサーボ
信号を示す。
【0009】図13に示すように、各々のヘッド0〜2
(91ーa〜91ーc)で読みだされるサーボ信号SV
は、同じタイミングで発生する。例えば、ヘッド0から
ヘッド1に切り替えた場合には、サーボ信号SVを読み
だす時刻は、変わらない。即ち、各ヘッドの位置信号
は、同じ時刻に存在する。このため、サーボ信号を検出
するためのサーボゲート信号は、ヘッドに係わらず同じ
時刻に発生する。
【0010】図14は、スタッガードセクターと呼ばれ
るサーボ信号SVの記録方法を示す図である。各ヘッド
毎にサーボ信号SVを書き込む時刻を一定の時間間隔T
1ずつずらしている。この方法は、磁気ディスクにサー
ボ信号を書き込む時に、順次ヘッドを選択して、サーボ
信号を書き込むことができる。従って、高速にサーボ信
号の書き込みが可能となる。この方法では、サーボ信号
を検出するサーボゲート信号の発生タイミングは、一定
間隔ずらすようにしていた。
【0011】このようにして、従来技術では、各ヘッド
のサーボ信号を検出するためのサーボゲート信号のタイ
ミングは、同じか一定時間ずらしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図15は、従来技術の
問題点説明図である。
【0013】一方、磁気ディスク装置の組み立て過程に
おいて、磁気ディスクにサーボ信号を記録した後、この
磁気ディスクを装置に組み立てることが検討されてい
る。この方法は、装置に磁気ディスクを組み立てた後
に、サーボ信号を記録する方法に比べ、サーボ信号を高
密度で記録することができる。
【0014】即ち、磁気ディスク装置に設けられたボイ
スコイルモータは、高速移動が要求される。このボイス
コイルモータに、高密度の位置決め精度を求めること
は、困難である。そこで、装置外部の高精度のサーボ書
き込み装置を用いて、磁気ディスクのサーボ信号を書き
込む。そして、サーボ信号を書き込んだ磁気ディスクを
装置に取り付ける。
【0015】このようにすると、サーボ信号を高精度に
記録でき、磁気ディスク装置の高密度記録が可能とな
る。しかしながら、このように、サーボ信号を記録した
磁気ディスクを取り付けた場合には、図15に示すよう
に、各ヘッド毎のサーボ信号SVの周期Tsは、一定で
あるが、ヘッド間のサーボ信号SVの時間間隔が異な
る。
【0016】即ち、磁気ディスク装置の各ヘッドの微小
な位置ずれや、外部の書き込むヘッドと、装置内の読み
出すヘッドとの位置ずれや、各磁気ディスクの取り付け
位置のずれにより、ヘッド間のサーボ信号の時間間隔が
ずれる。図15では、ヘッド0とヘッド1の時間間隔T
1は、ヘッド1とヘッド0の時間間隔T2と異なる。
【0017】このため、ヘッドを切り替える度に、サー
ボ信号を探す必要があり、ヘッドの切り換えに長時間要
するという問題があった。
【0018】本発明の目的は、ヘッド毎にサーボ信号の
時刻が変化しても、ヘッドの切り換え時間を短くするた
めの記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御方法及びそ
の装置を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、ヘッド毎にサーボ信
号の時刻が変化しても、サーボ信号を探す動作を必要と
しない記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御方法及び
その装置を提供することにある。
【0020】本発明の更に他の目的は、ヘッド毎に、サ
ーボ信号の時刻が変化しても、サーボ信号にサーボゲー
ト信号を同期するための記憶ディスク装置のヘッド位置
決め制御方法及びその装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の一形態では、記
憶ディスク装置は、位置信号を記憶する記憶ディスク
と、記憶ディスクの情報を読み取る複数のヘッドと、ヘ
ッドを移動するアクチュエータと、選択されたヘッドに
より記憶ディスクから読みだされた位置信号に基づい
て、ヘッドを位置決めする制御回路とを有する。
【0022】そして、このヘッド位置決め制御方法は、
ヘッド切替え指示に応じて、切替え先のヘッドが読み取
る位置信号の時刻に、前記位置信号を検出するための検
出信号の時刻を同期するステップと、前記同期された検
出信号に応じて、前記ヘッドの前記位置信号を読み出
し、且つ前記読みだした位置信号に応じて、前記ヘッド
を位置決めするステップとを有する。更に、この同期す
るステップは、前記ヘッド切替え指示に応じて、基準と
されたヘッドの前記位置信号の読み取り時刻を基準とし
た他の各ヘッドの前記位置信号を読み取る時刻を格納す
るメモリの前記切替え先のヘッドの読み取る時刻に従
い、前記切替先ヘッドが前記位置信号を読み取る時刻を
求めるステップと、前記求めた時刻に、前記検出信号を
生成する検出信号生成部の生成時刻を同期するステップ
とを有する。
【0023】本発明は、ヘッド切替え指示に応じて、検
出信号の発生時刻を、ヘッド切替え先のヘッドの位置信
号の時刻に同期するものである。即ち、ヘッド間の時刻
ずれをメモリに格納し、切替え先ヘッドの時刻に、検出
信号生成部の生成時刻を同期するため、ヘッド間のサー
ボ信号の時間間隔がずれても、ヘッド切替え先の位置信
号の時刻に検出信号の発生時刻を同期でき、ヘッド切替
えが生じた際の位置信号を探す動作を省いても、ヘッド
切替え先の位置信号を検出することができる。このた
め、ヘッド切替え時の切替え時間を短くすることがで
き、高速なヘッド切替え動作が可能となる。
【0024】又、本発明の他の形態では、同期ステップ
が、ヘッド切替え指示に応じて、切替え先のヘッドが位
置信号を読み取る時刻を求めるステップと、求めた時刻
に、検出信号の時刻を同期するステップとを有する。
【0025】本発明の更に他の形態では、時刻を求める
ステップは、位置決め制御の1サンプル周期より大きい
値の前記時刻を求めるステップからなる。
【0026】本発明の更に他の形態では、時刻を求める
ステップは、各ヘッドの位置信号を読み取る時刻を記憶
するメモリから、前記切替え先のヘッドの読み取り時刻
を読みだすステップを含む。
【0027】本発明の更に他の形態では、時刻を求める
ステップは、切替え前のヘッドの前記位置信号の検出時
刻と前記切替え先のヘッドの前記位置信号の検出時刻と
の時間差を求めるステップである。そして、同期するス
テップは、時間差分前記検出信号を時間的にシフトする
ステップからなる。
【0028】本発明の更に他の形態では、時刻を求める
ステップは、切替え前のヘッドの前記位置信号の検出時
刻を求めるステップと、切替え先のヘッドの前記位置信
号の検出時刻を求めるステップと、両検出時刻の時間差
を求めるステップからなる。
【0029】本発明の更に他の形態では、位置決めする
ステップは、ヘッド切替え指示に応じて、前記切替え前
のヘッドの検出時刻と前記切替え先のヘッドの検出時刻
との時間差を求めるステップと、時間差が1サンプルの
間隔より短いか否かを判定するステップと、時間差が1
サンプルの間隔より短い場合に、前記検出信号に応じた
位置決め処理を禁止するステップとを有する。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態の
構成図、図2は、図1の位置検出回路の構成図、図3
は、サーボ信号の説明図、図4は、ヘッド切替え処理フ
ロー図、図5は、ヘッド切替え動作の説明図である。
【0031】図1に示すように、磁気ディスクドライブ
1は、磁気ディスク2と、磁気ヘッド3a〜3dとを有
する。この磁気ディスク2には、データトラックの各セ
クターに、サーボ信号が埋め込まれている。サーボ信号
は、図3に示すように、サーボ信号を示すためのサーボ
マーク信号と、トラック番号を示すトラック番号と、位
置信号PosA、PosB、PosC、PosDからな
る2相のサーボ信号とからなる。
【0032】磁気ヘッド3a〜3dは、磁気ディスク2
の情報の読み取り/書き込みを行う。スピンドルモータ
4は、磁気ディスク2を回転する。ボイスコイルモータ
5は、磁気ヘッド3a〜3dを磁気ディスク2の所望の
トラックに位置決めする。サーボゲート発生器6は、サ
ーボ信号の周期Tsで、サーボゲート信号を発生する。
位置検出回路7は、サーボゲート信号に応じて、磁気ヘ
ッド3a〜3dからのサーボ信号を位置信号に復調す
る。
【0033】リード/ライト回路8は、磁気ヘッド3a
〜3dからのリード信号を復調し、ライトデータを磁気
ヘッド3a〜3dに出力する。VCM駆動回路9は、ボ
イスコイルモータ5を駆動する。SPM駆動回路10
は、スピンドルモータ4を駆動する。
【0034】マイクロコントローラ11は、マイクロプ
ロセッサ、アナログ/デジタル変換器、デジタル/アナ
ログ変換器で構成されている。マイクロコントローラ1
1は、サーボゲート信号に応じて、位置信号を読み込
む。そして、コントローラ11、位置信号からヘッドの
現在位置を把握し、目標位置との距離に応じた電流指示
値を作成する。
【0035】ROM12は、マイクロコントローラ11
の処理に必要なプログラム、データを格納する。ハード
ディスクコントローラ13は、上位コンピュータ等のイ
ンターフェース制御を行う。RAM14は、ハードディ
スクコントローラ13が使用するメモリである。アドレ
ス/データバス15は、ハードディスクコントローラ1
3と、ROM12と、マイクロコントローラ11と、位
置検出回路7と、リード/ライト回路8と、VCM駆動
回路9と、SPM駆動回路10とを接続して、データの
やりとりを行う。
【0036】図2により、位置検出回路を詳細に説明す
る。
【0037】図2に示すように、サーボゲート発生器6
は、時刻設定レジスタ20と、カウンタ21と、比較部
22と、ゲート発生部23とからなる。時刻設定レジス
タ20は、マイクロコントローラ11からサーボゲート
発生時刻が設定される。カウンタ21は、基準クロック
をカウントする。比較部22は、レジスタ20の設定時
刻と、カウンタの計数値とを比較して、設定時刻と計数
値が一致した時に、一致出力を発生する。比較部22
は、設定時刻と計数値が一致した時に、リセット出力を
カウンタ21に出力する。ゲート発生部23は、比較部
22からの一致出力に応じて、サーボゲート信号を発生
する。
【0038】位置検出回路7は、ヘッド選択部25と、
サーボマーク検出部26と、位置信号検出部27と、位
置情報記憶部28とからなる。ヘッド選択部25は、マ
イクロコントローラ11のヘッド切替え信号に応じて、
指定された磁気ヘッドの読み取り出力を選択する。サー
ボマーク検出部26は、サーボゲート信号に応じて、ヘ
ッドの読み取り信号からサーボマークを検出する。位置
信号検出部27は、サーボゲート信号とサーボマーク検
出信号に応じて、ヘッドの読み取り信号からサーボ信号
を位置信号に復調する。位置情報記憶部28は、復調さ
れた位置情報を格納する。
【0039】マイクロコントローラ11は、サーボマー
ク検出部26がサーボマークを検出した時、サーボマー
ク検出部26が発生するサーボ割り込みに応じて、サー
ボ制御処理する。即ち、マイクロコントローラ11は、
サーボ割り込みに応じて、位置情報記憶部28の位置情
報を読み取る。そして、マイクロコントローラ11は、
位置情報に応じて、指令電流値を計算する。更に、マイ
クロコントローラ11は、指令電流値をVCM駆動回路
9に出力する。
【0040】このマイクロコントローラ11には、メモ
リ16が接続されている。メモリ16は、各磁気ヘッド
の基準ヘッドからのサーボゲートずれ時間を示すずれ時
間を記憶する。ここでは、基準ヘッドをヘッド0とす
る。そして、各ヘッド1、2、3の基準ヘッド0からの
サーボゲートのずれ時間を記憶する。例えば、図5に示
すように、ヘッド1のヘッド0からのサーボゲートずれ
時間は、Tbである。
【0041】図2の回路の動作を説明する。カウンタ2
1は、基準クロックを計数する。比較部22は、レジス
タ20に設定された時刻と、カウンタ21の計数値とを
比較する。比較部22は、レジスタ20に設定された時
刻と、カウンタ21の計数値とが一致すると、一致信号
をゲート発生部23に出力する。又、比較部22は、一
致を検出して、カウンタ21をリセットする。
【0042】ゲート発生部23は、一致信号に応じて、
基準クロックのタイミングでサーボゲート信号を発生す
る。サーボマーク検出部26は、サーボゲート信号に応
じて、ヘッドの読み取り出力からサーボマーク(図3参
照)を検出する。サーボマーク検出部26は、サーボマ
ークの検出に応じて、位置信号検出部27に位置検出を
指示する。これとともに、サーボマーク検出部26は、
マイクロコントローラ11にサーボ割り込みを出力す
る。
【0043】位置信号検出部27は、ヘッドの読み取り
出力から位置信号(図3参照)を復調して、位置情報記
憶部28にセットする。サーボ割り込みを受けたマイク
ロコントローラ11は、サーボ処理を行う。即ち、マイ
クロコントローラ11は、位置情報記憶部28の位置情
報を読み取り、そして、目標位置との偏差を計算する。
そして、マイクロコントローラ11は、偏差をゼロにす
るような電流指令値を作成した後、電流指令値をVCM
駆動回路9に出力する。
【0044】図4により、ヘッド切替え処理について、
説明する。
【0045】(S1)マイクロコントローラ(以下、M
CUという)11は、ヘッド切替え命令を受けると、現
在ヘッドの基準ヘッドからのサーボゲートずれ時間Ta
を、メモリ16から読みだす。次に、MCU11は、切
替え先のヘッドの基準ヘッドからのサーボゲートずれ時
間Tbを、メモリ16から読みだす。
【0046】(S2)MCU11は、時間差Tdを(T
aーTb)により計算する。
【0047】(S3)MCU11は、時間差Tdが、サ
ーボ信号の周期Tsより大きいか判定する。時間差Td
が周期Tsより大きくない場合には、サーボゲート信号
の間隔が周期Tsより小さくなる。このため、サーボ周
期Tsに達しない内に、サーボ割り込みが発生して、M
CU11の処理が間に合わないおそれがある。このた
め、時間差Tdが周期Tsより大きくない場合には、サ
ーボゲート信号を1サンプル周期遅らせる。即ち、Td
を(Td+Ts)に変換する。
【0048】(S4)次に、MCU11は、サーボ割り
込みのタイミングで、図3のサーボゲート時刻設定レジ
スタ20に、時間差Tdを設定する。これにより、比較
部22は、時間差Tdの経過後に、一致出力を発生し、
これにより、サーボゲート発生部23は、時間差Tdの
経過後に、サーボゲート信号を発生する。
【0049】(S5)次に、MCU11は、ヘッドを切
り換える。即ち、MCU11は、ヘッド選択部25に、
切替え先ヘッド番号を出力する。これにより、ヘッド切
替えが行われる。
【0050】(S6)MCU11は、サーボ割り込みを
検出すると、サーボゲート時刻設定レジスタ20に、サ
ンプル周期Tsを設定する。そして、終了する。
【0051】このようにして、切替え先の位置信号の時
刻に、サーボゲート信号を同期する。このため、各ヘッ
ドの位置信号のずれ時間を格納しておき、且つ現在ヘッ
ドと切替え先ヘッドとの時間差を計算する。そして、こ
の時間差に、サーボゲート信号の発生時刻を同期する。
図5は、ヘッド0からヘッド1に切り換える時の各ヘッ
ドのサーボ信号とサーボゲート信号との関係を示す。こ
の例では、ヘッド0のずれ時間Taは、「0」であり、
ヘッド1のヘッド0からのずれ時間は、Tbである。そ
して、時間差Tdは、サンプル周期Tsより小さい場合
のサーボゲート信号を示す。
【0052】図では、ヘッド切り換え命令の到来後、サ
ーボゲート信号の間隔は、Td+Tsに変化し、ヘッド
1の位置信号に同期する。以降、サーボゲート信号の間
隔は、サンプル周期Tsに戻る。
【0053】このようにして、ヘッド切り換え時に、切
り換え先ヘッドのサーボ信号検出時刻と切り換え元ヘッ
ドのサーボ信号検出時刻との時間差を計算し、サーボゲ
ート信号の発生時刻を、切り換え先ヘッドのサーボ信号
検出時刻に、同期する。このため、ヘッド切り換えを行
っても、直ちに切り換え先ヘッドによりサーボ信号を検
出することができる。
【0054】図6は、本発明の第2の実施の態様のサー
ボゲート信号関係図である。図6は、ヘッド0からヘッ
ド1にヘッド切り換えする場合を示す。図4及び図5の
例では、時間差Tdがサンプル周期Ts以上になるよう
に、時間差を計算していたが、図6の例では、時間差T
dをそのまま使用する例である。
【0055】即ち、図4のステップS3の処理を行わな
い。このため、時間差Tdがサンプル周期Tsより小さ
い時は、図6に示すように、ヘッド切り換え命令受信後
のサーボゲート信号の同期動作において、1サンプル間
隔Tsが経過する前に、サーボゲート信号が発生する。
これにより、サーボ割り込みが発生する。しかし、MC
U11の処理能力が高い場合には、このサーボ割り込み
を処理することができる。又、後述するように、MCU
11が、この割り込みを無視するようにすることもでき
る。
【0056】図7は、本発明の第3の実施の形態のブロ
ック図である。図7は、図2の位置検出回路の変形を示
す。図7において、図2で示したものと同一のものは、
同一の記号で示してある。
【0057】ヘッド番号設定部30は、MCU11から
動作すべきヘッドの番号が設定される。記憶部31は、
ヘッド番号設定部30に設定されたヘッド番号を記憶す
る。比較部32は、ヘッド番号設定部30のヘッド番号
と、記憶部31のヘッド番号とを比較する。比較部32
は、両ヘッド番号が不一致である時に、ヘッド切り換え
指示と判定し、記憶部31にヘッド番号設定部30のヘ
ッド番号を記憶するように指示する。
【0058】比較部32は、両ヘッド番号が不一致であ
る時に、計算部33に時間差を計算するように指示す
る。比較部32は、両ヘッド番号が不一致である時に、
選択部34に計算部33の出力を選択するように指示す
る。
【0059】ゲート時刻間隔記憶部36は、図2のメモ
リ16と同様に、各ヘッド1、2の基準ヘッドからのサ
ーボゲートのずれ時間を記憶する。計算部33は、ヘッ
ド番号設定部30のヘッド番号により、ゲート時刻間隔
記憶部36を読み出し、切り換え先のヘッドのずれ時間
Tbを得る。計算部33は、記憶部31のヘッド番号に
より、ゲート時刻間隔記憶部36を読み出し、現在のヘ
ッドのずれ時間Taを得る。そして、計算部33は、ず
れ時間Taからずれ時間Tbを差し引き、時間差Tdを
得る。
【0060】サンプル周期記憶部35は、サーボゲート
信号のサンプル周期Tsを格納する。選択部34は、比
較部32の不一致出力に応じて、計算部33の時間差T
dを選択し、比較部32の一致出力に応じて、サンプル
周期記憶部35のサンプル周期Tsを選択する。この選
択部34の出力は、比較部22に、ゲート間隔として入
力される。
【0061】この回路の動作を説明する。比較部32
は、ヘッド番号設定部30のヘッド番号と、記憶部31
のヘッド番号とを比較する。比較部32は、両ヘッド番
号が不一致である時に、ヘッド切り換え指示と判定す
る。そして、比較部32は、時間差の計算を計算部33
に指示する。
【0062】比較部32は、両ヘッド番号が不一致であ
る時に、計算部33に時間差を計算するように指示す
る。比較部32は、両ヘッド番号が不一致である時に、
選択部34に計算部33の出力を選択するように指示す
る。
【0063】計算部33は、ヘッド番号設定部30のヘ
ッド番号により、ゲート時刻間隔記憶部36を読み出
し、切り換え先のヘッドのずれ時間Tbを得る。計算部
33は、記憶部31のヘッド番号により、ゲート時刻間
隔記憶部36を読み出し、現在のヘッドのずれ時間Ta
を得る。そして、計算部33は、ずれ時間Taからずれ
時間Tbを差し引き、時間差Tdを得る。
【0064】比較部32の比較不一致により、選択部3
4は、計算部32の時間差Tdを、ゲート間隔として選
択する。以下、図2と同様にして、比較部22は、レジ
スタ20に設定された時刻と、カウンタ21の計数値と
を比較する。比較部22は、レジスタ20に設定された
時刻と、カウンタ21の計数値とが一致すると、一致信
号をゲート発生部23に出力する。又、比較部22は、
一致を検出して、カウンタ21をリセットする。
【0065】ゲート発生部23は、一致信号に応じて、
基準クロックのタイミングでサーボゲート信号を発生す
る。サーボマーク検出部26は、サーボゲート信号に応
じて、ヘッドの読み取り出力からサーボマーク(図3参
照)を検出する。サーボマーク検出部26は、サーボマ
ークの検出に応じて、位置信号検出部27に位置検出を
指示する。これとともに、サーボマーク検出部26は、
マイクロコントローラ11にサーボ割り込みを出力す
る。
【0066】位置信号検出部27は、ヘッドの読み取り
出力から位置信号(図3参照)を復調して、位置情報記
憶部28にセットする。サーボ割り込みを受けたマイク
ロコントローラ11は、サーボ処理を行う。即ち、マイ
クロコントローラ11は、位置情報記憶部28の位置情
報を読み取り、そして、目標位置との偏差を計算する。
そして、マイクロコントローラ11は、偏差をゼロにす
るような電流指令値を作成した後、電流指令値をVCM
駆動回路9に出力する。
【0067】一方、比較部32の不一致信号により、記
憶部31は、更新されるから、記憶部31は、ヘッド番
号設定部30のヘッド番号を格納する。これにより、比
較部32は、一致信号を発生して、選択部34をサンプ
ル周期記憶部35に切り替える。これにより、選択部3
4は、サンプル周期Tsをゲート間隔として出力する。
【0068】このようにして、図2のMCU11のファ
ームウエアで実現した機能を、ハードウェアによって実
現することもできる。
【0069】図8は、本発明の第4の実施の形態の処理
フロー図であり、ヘッド切り換え処理を示す。
【0070】(S10)MCU11は、ヘッド切替え命
令を受けると、現在ヘッドの基準ヘッドからのサーボゲ
ートずれ時間Taを、メモリ16から読みだす。次に、
MCU11は、切替え先のヘッドの基準ヘッドからのサ
ーボゲートずれ時間Tbを、メモリ16から読みだす。
【0071】(S11)MCU11は、時間差Tdを
(TaーTb)により計算する。
【0072】(S12)MCU11は、時間差Tdが、
サーボ信号の周期Tsより大きいか判定する。時間差T
dが周期Tsより大きくない場合には、サーボゲート信
号の間隔が周期Tsより小さくなる。このため、サーボ
周期Tsに達しない内に、サーボ割り込みが発生して、
MCU11が位置決め処理中に、多重割り込みが発生す
るおそれがある。
【0073】(S13)時間差Tdが周期Tsより大き
い場合には、MCU11は、サーボ割り込みに応じて、
VCM処理(サーボ位置決め処理)を行う。そして、ヘ
ッド切り換え処理を行い、割り込み処理を終了する。
【0074】(S14)逆に、時間差Tdが周期Tsよ
り大きくない場合には、MCU11は、サーボ割り込み
を禁止する。そして、MCU11は、ヘッド切り換え処
理を行う。更に、MCU11は、割り込みフラグをクリ
アして、割り込みを許可する。そして、割り込み処理を
終了する。
【0075】このように、図6で説明したように、時間
差Tdが、サーボ信号の周期Tsより短い場合には、M
CU11は、割り込みを禁止する。即ち、MCU11
は、ヘッド切り換え時に、事前に時間差Tdと周期Ts
とを知ることができるので、時間差Tdが周期Tsより
短い場合には、このサンプルでは、位置決め制御を行わ
ず、直ぐに割り込み処理を終了して、次の割り込みを待
つ。
【0076】次に、このようなヘッドのずれ時間は、予
め測定することが必要である。この方法として、ディス
ク装置外の測定装置により求める方法と、ディスク装置
内のプログラムにより求める方法がある。
【0077】図9は、ヘッド間のずれ時間測定ブロック
図である。図9は、磁気ディスク装置の各ヘッドのずれ
時間を計測するための外部装置のブロック図である。
【0078】外部測定装置は、第1の位置検出回路7ー
1、第2の位置検出回路7ー2、ヘッド選択器37、制
御回路38とを有する。第1の位置検出回路7ー1に
は、基準ヘッド0の読み取り出力が入力される。第2の
位置検出回路7ー2には、ヘッド選択器37で選択され
たヘッド1〜3の読み取り出力が入力される。
【0079】測定に際し、制御回路38は、第1の位置
検出回路7ー1、第2の位置検出回路7ー2に、常時オ
ンのサーボゲート信号を与える。これにより、第1の位
置検出回路7ー1のサーボマーク検出部は、ヘッド0の
読み取り出力からサーボマークを探し、サーボマークを
検出すると、サーボマーク検出パルスを制御回路38に
出力する。
【0080】一方、第2の位置検出回路7ー2のサーボ
マーク検出部は、選択されたヘッド(例えば、1)の読
み取り出力からサーボマークを探し、サーボマークを検
出すると、サーボマーク検出パルスを制御回路38に出
力する。
【0081】制御回路38は、この2つの検出パルスの
間の時間を測定することにより、対象ヘッド(例えば、
1)の基準ヘッド0からのずれ時間を測定できる。ヘッ
ド選択器37を適宜選択することにより、ヘッド2の基
準ヘッド0からのずれ時間、ヘッド3の基準ヘッド0か
らのずれ時間を測定することができる。これらの測定値
は、図2のメモリ16や、図7の記憶部36に記憶され
る。又、電源オン時に、最初にヘッドがアクセスする磁
気ディスクのトラック位置に書き込んでも良い。
【0082】図10は、ヘッド間のずれ時間測定処理フ
ロー図である。図10は、磁気ディスク装置内のMCU
がヘッドのずれ時間を計測するため処理フロー図であ
る。
【0083】(S20)MCU11は、フリーランタイ
マーを動作させ、ヘッド0で磁気ディスクにオントラッ
クする。この時、サーボゲート信号を常時オンとしてお
く。
【0084】(S21)前述の位置検出回路7は、サー
ボマークを検出すると、サーボ割り込みをMCU11に
通知する。そして、MCU11は、サーボ割り込み直後
のフリーランタイマーの値(T0)を記憶する。
【0085】(S22)MCU11は、ヘッド切り換え
を行うが、位置信号との同期がとれず、位置を取り込め
ない。このため、位置決め制御を行うことができない。
そこで、ヘッド0でオントラックしている時のVCMに
供給している電流値をそのまま保持しておく。このよう
にすると、定常バイアスを丁度キャンセルするだけの電
流がVCMに流れる。このため、VCMの位置が大きく
移動して、磁気ディスクの端(位置信号の書かれていな
い領域)へ移動することを防止する。ヘッド選択部25
により、測定ヘッド(例えば、1)に切り替える。
【0086】(S23)MCU11は、再びサーボゲー
ト信号をオンにし、位置検出回路(復調回路)を再同期
する。
【0087】(S24)前述の位置検出回路7は、サー
ボマークを検出すると、サーボ割り込みをMCU11に
通知する。そして、MCU11は、サーボ割り込み直後
のフリーランタイマーの値(T1)を記憶する。
【0088】(S25)MCU11は、2つのタイマー
値の差分(T1ーT0)を、サンプル周期Tsで割った
時の剰余により、時間ずれを算出する。
【0089】これを、測定すべき各ヘッド1、2、3に
ついて行う。このようにして、磁気ディスク装置内のコ
ントローラにより、各ヘッドのずれ時間を測定する。こ
の測定値は、メモリ16や記憶部36に格納する。
【0090】図11は、本発明の第5の実施の態様の説
明図である。
【0091】位置決め制御中は、一定のサンプル周期T
sで、電流値を計算するのであるが、ヘッド切り換え時
には、この周期がTdのように、サンプル周期Tsと異
なる値になる。そこで、ヘッド切り換え時には、VCM
に流す電流の波高値を修正する。即ち、図11に示すよ
うに、ヘッド切り換え時には、波形値uを下記式により
求める。尚、u0は、計算されたVCM電流値である。
【0092】u=u0×Ts/Td このように、サンプリング間隔に応じて、波高値を修正
することにより、より滑らかなVCM制御が可能とな
る。尚、定常バイアス電流が小さい場合には、上式によ
るが、バイアス電流が大きい場合には、バイアス電流を
除いた残りの電流値に対して上式を適用すると良い。
【0093】上述の実施の態様の他に、本発明は、次の
ような変形が可能である。
【0094】(1) 記憶ディスク装置を、磁気ディスク装
置で説明したが、光磁気ディスク装置、光ディスク装置
等他の記憶ディスク装置に適用できる。
【0095】(2) 2枚のディスクを搭載したもので説明
したが、1枚のディスクを搭載したものにも適用でき、
要するに2つ以上ヘッドがあるものに適用できる。
【0096】以上、本発明の実施の形態により説明した
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0098】(1)ヘッド間の時刻ずれをメモリに格納
し、切替え先ヘッドの時刻に、検出信号生成部の生成時
刻を同期するため、ヘッド間のサーボ信号の時間間隔が
ずれても、ヘッド切替え先の位置信号の時刻に検出信号
の発生時刻を同期でき、ヘッド切替えが生じた際の位置
信号を探す動作を省いても、ヘッド切替え先の位置信号
を検出することができる。
【0099】(2) このため、ヘッド切替え時の切替え時
間を短くすることができ、高速なヘッド切替え動作が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成図である。
【図2】図1の位置検出回路の構成図である。
【図3】図1のサーボ信号の説明図である。
【図4】図2のヘッド切替え処理フロー図である。
【図5】図2のヘッド切替え動作の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のサーボゲート信号
関係図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態のブロック図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施の形態の処理フロー図であ
る。
【図9】本発明のヘッド間のずれ時間測定ブロック図で
ある。
【図10】本発明のヘッド間のずれ時間処理フロー図で
ある。
【図11】本発明の第5の実施の形態の説明図である。
【図12】従来技術の構成図である。
【図13】従来のサーボ信号の関係図である。
【図14】他の従来のサーボ信号の関係図である。
【図15】従来技術の問題点説明図である。
【符号の説明】 1 磁気ディスクドライブ 2 磁気ディスク 3a〜3d 磁気ヘッド 4 スピンドルモータ 5 VCM 6 サーボゲート信号生成器 7 位置検出回路 9 VCM駆動回路 11 マイクロコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−213033(JP,A) 特開 平7−220419(JP,A) 特開 平5−47124(JP,A) 特開 平6−60574(JP,A) 特開 平7−219716(JP,A) 国際公開97/45832(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/10 G11B 20/10 - 20/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置信号を記憶する記憶ディスクと、前
    記記憶ディスクの情報を読み取る複数のヘッドと、前記
    ヘッドを移動するアクチュエータと、選択されたヘッド
    により前記記憶ディスクから読みだされた位置信号に基
    づいて、前記ヘッドを位置決めする制御回路とを有する
    記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御方法において、 ヘッド切替え指示に応じて、切替え先のヘッドが読み取
    る位置信号の時刻に、前記位置信号を検出するための検
    出信号の時刻を同期するステップと、 前記同期された検出信号に応じて、前記ヘッドの前記位
    置信号を読み出し、且つ前記読みだした位置信号に応じ
    て、前記ヘッドを位置決めするステップとを有し、 前記同期するステップは、 前記ヘッド切替え指示に応じて、基準とされたヘッドの
    前記位置信号の読み取り時刻を基準とした他の各ヘッド
    の前記位置信号を読み取る時刻を格納するメモリの前記
    切替え先のヘッドの読み取る時刻に従い、前記切替先ヘ
    ッドが前記位置信号を読み取る時刻を求めるステップ
    と、 前記求めた時刻に、前記検出信号を生成する検出信号生
    成部の生成時刻を同期するステップとを有する ことを特
    徴とする記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項の記憶ディスク装置のヘッド位
    置決め制御方法において、 前記時刻を求めるステップは、 前記位置決め制御の1サンプル周期より大きい値の前記
    時刻を求めるステップからなることを特徴とする記憶デ
    ィスク装置のヘッド位置決め制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項の記憶ディスク装置のヘッド位
    置決め制御方法において、 前記時刻を求めるステップは、 切替え前のヘッドの前記位置信号の検出時刻と前記切替
    え先のヘッドの前記位置信号の検出時刻との時間差を求
    めるステップであり、 前記同期するステップは、 前記時間差分前記検出信号を時間的にシフトするステッ
    プからなることを特徴とする記憶ディスク装置のヘッド
    位置決め制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項の記憶ディスク装置のヘッド位
    置決め制御方法において、 前記時刻を求めるステップは、 前記切替え前のヘッドの前記位置信号の検出時刻を求め
    るステップと、 前記切替え先のヘッドの前記位置信号の検出時刻を求め
    るステップと、 両検出時刻の時間差を求めるステップからなることを特
    徴とする記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の記憶ディスク装置のヘッド位
    置決め制御方法において、 前記位置決めするステップは、 前記ヘッド切替え指示に応じて、前記切替え前のヘッド
    の検出時刻と前記切替え先のヘッドの検出時刻との時間
    差を求めるステップと、 前記時間差が1サンプルの間隔より短いか否かを判定す
    るステップと、 前記時間差が1サンプルの間隔より短い場合に、前記検
    出信号に応じた位置決め処理を禁止するステップとを有
    することを特徴とする記憶ディスク装置のヘッド位置決
    め制御方法。
  6. 【請求項6】 位置信号を記憶する記憶ディスクと、前
    記記憶ディスクの情報を読み取る複数のヘッドと、前記
    ヘッドを移動するアクチュエータと、選択されたヘッド
    により前記記憶ディスクから読みだされた位置信号に基
    づいて、前記ヘッドを位置決めする制御回路とを有する
    記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御装置において、 前記制御回路は、 ヘッド切替え指示に応じて、切替え先のヘッドが読み取
    る位置信号の時刻に、前記位置信号を検出するための検
    出信号の時刻を同期するための同期回路と、 前記同期された検出信号に応じて、前記ヘッドの前記位
    置信号を読み出し、前記読みだした位置信号に応じて、
    前記ヘッドを位置決めする処理回路とを有し、 前記同期回路は、 基準とされたヘッドの前記位置信号の読み取り時刻を基
    準とした他の各ヘッドの前記位置信号を読み取る時刻を
    格納するメモリと、 前記ヘッド切替え指示に応じて、前記メモリの前記切替
    え先のヘッドの読み取る時刻に従い、前記切替先ヘッド
    が前記位置信号を読み取る時刻に、前記検出信号の生成
    時刻を同期する検出信号生成部とを有する ことを特徴と
    する記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項の記憶ディスク装置のヘッド位
    置決め制御装置において、 前記同期回路は、 前記位置決め制御の1サンプル周期より大きい値の前記
    時刻を求める回路を有することを特徴とする記憶ディス
    ク装置のヘッド位置決め制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項の記憶ディスク装置のヘッド位
    置決め制御装置において、 前記同期回路は、 切替え前のヘッドの前記位置信号の検出時刻と前記切替
    え先のヘッドの前記位置信号の検出時刻との時間差を求
    める回路と、 前記時間差分前記検出信号を時間的にシフトする回路と
    を有することを特徴とする記憶ディスク装置のヘッド位
    置決め制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項の記憶ディスク装置のヘッド位
    置決め制御装置において、 前記同期回路は、 前記メモリから前記切替え前のヘッドの前記位置信号の
    検出時刻と、前記切替え先のヘッドの前記位置信号の検
    出時刻とを求めた後、両検出時刻の時間差を求める回路
    を有することを特徴とする記憶ディスク装置のヘッド位
    置決め制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項の記憶ディスク装置のヘッド
    位置決め制御装置において、 前記処理回路は、 前記ヘッド切替え指示に応じて、前記切替え前のヘッド
    の検出時刻と前記切替え先のヘッドの検出時刻との時間
    差が、1サンプルの間隔より短いか否かを判定し、前記
    時間差が1サンプルの間隔より短い場合に、前記検出信
    号に応じた位置決め処理を禁止する回路を有することを
    特徴とする記憶ディスク装置のヘッド位置決め制御装
    置。
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