JP3013892B2 - ヘッド位置信号復調装置及びこれを利用したヘッド位置決め装置 - Google Patents

ヘッド位置信号復調装置及びこれを利用したヘッド位置決め装置

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JP3013892B2 JP9170767A JP17076797A JP3013892B2 JP 3013892 B2 JP3013892 B2 JP 3013892B2 JP 9170767 A JP9170767 A JP 9170767A JP 17076797 A JP17076797 A JP 17076797A JP 3013892 B2 JP3013892 B2 JP 3013892B2
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59683Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks for magnetoresistive heads

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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッド位置信号復
調装置及びこれを利用したヘッド位置決め装置に係り、
特に、位相パターンによるサーボパターンをロータリー
アクチュエータにより駆動される磁気抵抗効果ヘッドか
ら再生しこれに基づいてロータリアクチュエータの操作
を最適に行うためのヘッド位置信号復調装置及びこれを
利用したヘッド位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の磁気ディスク装置では、情報の再
生のために磁気抵抗効果を利用したヘッド(以下、MR
ヘッドと呼ぶ)が用いられている。MRヘッドは、以前
から用いられているインダクティブ・ヘッド(以下、I
Dヘッドと呼ぶ)よりも高出力であるため磁気ディスク
装置の大容量化に適している。MRヘッドにおいては、
サーマルアスピリティ(以下、TAと呼ぶ)、バルクハ
ウゼンノイズ(以下、BHNと呼ぶ)、ベースラインシ
フト(以下、BLSと呼ぶ)、波形の非対称性(以下、
WAと呼ぶ)、出力値変動(以下、PCOVと呼ぶ)、
オフトラックプロファイルが非対称であるという複数の
問題がある。
【0003】一方、磁気ディスク装置は、磁気ディスク
上の磁気ヘッド位置を検出するための信号を磁化パター
ンとしてディスク上に記録し、この磁化パターンを読み
出すことにより磁気ヘッド位置を検出するように構成さ
れている。この磁化パターンをサーボパターンと呼び、
例えば特開昭58−222468号公報記載の振幅検出
型と特公平2−50550号公報記載の位相検出型(位
相パターン)が知られている。
【0004】また、MRヘッドは再生専用ヘッドである
ところ、MRヘッドで記録することができないため、I
Dヘッドと組み合わせて、いわゆるMR/ID複合ヘッ
ドとして用いられている。MR/ID複合ヘッドを用い
て記録再生を行う時には必ずこのサーボパターン読み出
し、及びヘッドの位置決めを行う必要がある。さらに、
記録時や再生時にヘッド位置決めを行うときには、それ
ぞれに対応した適切な位置にヘッド位置を制御する必要
がある。この動作をマイクロジョグと呼び、マイクロジ
ョグを行う理由は、MR素子部とID素子部はディスク
周方向に距離をおいて配置されており、MR/ID複合
ヘッドはロータリーアクチュエータを用いて位置決めす
るので、ロータリーアクチュエータの旋回に伴うスキュ
ー角とMRヘッド部とIDヘッド部とのディスク周方向
の距離によって、同一トラックの中心線上をMR素子部
とID素子部の一方が通過しない場合があるからであ
る。
【0005】マイクロジョグを行うための手段として、
例えば、特開平7−320247号公報では、MRヘッ
ドによって未検出や誤検出することなく情報を再生する
ことができるMRヘッド用サーボ方法の技術が開示され
ている。この技術は、データ記録処理における再生素子
の位置と、データ再生処理における再生素子の位置との
マイクロジョグ量の3/2倍の範囲が、MRヘッドから
位置信号が線形的に得られる範囲内に均等に割り振られ
るように、データ記録処理、データ再生処理およびフォ
ーマット処理の各々において再生素子(MR素子)の位
置決めを行うものである。
【0006】また、特開平8−124136号公報で
は、MRヘッドを用いた場合において位置信号の非線形
性によるヘッド位置決め精度の悪化を回避すべく、ヘッ
ド位置に対する位置信号の補正を行うに際し、2点また
は数点を検出することにより線形関数として近似的に得
られる変動率を用いる技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MRヘ
ッドにTAなど上述したようなMRヘッド動作に関する
問題が生じると、サーボパターンを読むときに誤った情
報を得てしまいヘッドの位置決めができなくなるという
不都合があった。
【0008】また、特開平7−320247号公報にお
いて開示された技術では、マイクロジョグ時には位置信
号がゼロになる位置にヘッド位置を定めるのではなく、
位置信号がある値をとる位置に適宜位置決めすることに
なる。この場合、位置信号の値とヘッド位置の関係をあ
らかじめ測定する必要がある。また、MRヘッドにはト
ラック幅方向に感度分布があるので、MRヘッド幅の幾
何学的中心位置と実際に信号を再生したときの再生信号
からみたときの中心位置(磁気中心)はずれている。こ
れをオフセットと呼ぶ。よって、位置信号の値とヘッド
位置の関係の測定とオフセット測定とを行う必要があ
り、工程が多いという不都合があった。
【0009】さらに、特開平8−124136号公報に
開示されている技術でも同様に工程が多いという問題が
あり、近似誤差を小さくするためには細かな測定が必要
でありさらに時間がかかるという不都合があった。この
場合でも、マイクロジョグ時には、位置信号がゼロにな
る位置にヘッド位置を定めるのではなく、位置信号があ
る値をとる位置に適宜位置決めすることになる。
【0010】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、位相検出型サーボパターンの復調時に
おいて、TA、BHN又はBLSなどのMRヘッド動作
に関する問題が生じても正確にサーボパターンからの情
報を読み出せる、ヘッド位置信号復調装置及びこれを利
用したヘッド位置決め装置を提供することを、その目的
とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、マイクロジョ
グ時のいかなる時であっても、ただ1つの位置信号の値
のところで位置決めできるようにし、位置信号の値とヘ
ッド位置の関係の測定を省いて工程を削減する、位相パ
ターンによるヘッド位置信号復調装置及びこれを利用し
たヘッド位置決め装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、位相パターンからなるサ
ーボパターンを再生する磁気抵抗効果ヘッドと、この磁
気抵抗効果ヘッドの再生波形をパルス化するパルス化回
路とを備え、このパルス化回路の出力に基づく波形と予
め設定された基準波形との位相差に基づいてヘッド位置
信号を復調するヘッド位置信号復調装置において、パル
ス化回路の前段に、再生波形を正側波形と負側波形とに
分離する分離回路を設けた。また、パルス化回路が、正
側波形と負側波形とを個別にパルス化するように構成す
ると共に、当該パルス化回路の後段に、パルス化後の正
側波形に基づく波形と負側波形に基づく波形とを合成す
る合成器を設けた、という構成を採っている。
【0013】ここで、「位相パターン」とは、例えば図
4のように、単一周波数でサーボパターンが記録され、
このサーボパターンがディスク周方向に第1フィール
ド,第2フィールド及び第3フィールドに分けられ、第
1フィールドと第3フィールドのサーボパターンは、デ
ィスク半径方向にトラックピッチの1/4ずつ移動する
毎に位相がπ/4ずつずれるように構成され、第2フィ
ールドのサーボパターンは、ディスク半径方向にトラッ
クピッチの1/4ずつ移動する毎に位相が第1フィール
ド及び第3フィールドとは逆方向にπ/4ずつずれるよ
うに構成された磁気ディスク上の磁化パターンをいう。
【0014】本発明では、再生波形が、正側検波回路お
よび負側検波回路で正側波形と負側波形にそれぞれ分離
される。分離された信号はそれぞれパルス化回路へ送ら
れる。正側波形と負側波形に分離してパルス化を行うの
は、波形の対称性WAが異なるヘッドでも、ヘッド毎に
最適のパルス化を行うためである。
【0015】請求項2記載の発明では、位相パターンか
らなるサーボパターンを再生する磁気抵抗効果ヘッド
と、この磁気抵抗効果ヘッドの再生波形をパルス化する
パルス化回路と、このパルス化回路の出力に基づく波形
と予め設定された基準波形との位相差に対応した信号を
出力する位相比較器とを備え、この位相比較器の出力信
号に基づいてヘッド位置信号を復調するヘッド位置信号
復調装置において、パルス化回路の前段に、再生波形を
正側波形と負側波形とに分離する分離回路を設けた。ま
た、パルス化回路が、正側波形と負側波形とを個別にパ
ルス化するように構成すると共に、当該パルス化回路の
後段に、パルス化後の正側波形に基づく波形と負側波形
に基づく波形とを合成する合成器を設けた。更に、磁気
抵抗効果ヘッドのマイクロジョギング動作中に基準波形
の位相を当該マイクロジョギング量に応じて予め設定さ
れた量だけシフトさせる切り替え器を設けた、という構
成を採っている。
【0016】本発明において、マイクロジョグ時には、
基準発振器からの信号の位相をマイクロジョグ量に対応
した位相だけシフトするために、移相器を通してから位
相比較器に入力する。このときのマイクロジョグ量は、
MR素子の磁気中心とID素子の磁気中心とのズレとス
キュー角から幾何学的に求められる距離だけで決めるこ
とができる。従来の方法では、位置信号のディスク半径
方向の値を測定し、この結果を利用して所望の位置に位
置決めを行っていた。本発明の方法では、マイクロジョ
グ量だけを予め求めておくだけで良いので、位置信号の
ディスク半径方向の値を測定する工程を省略でき、コス
トダウンできる。
【0017】請求項3記載の発明では、分離回路の前段
に、再生波形の帯域を制限するバンドパスフィルターを
設けた、という構成を採っている。
【0018】本発明において、再生された信号はバンド
パスフィルターを通る。ディスクの半径位置が異なって
も、位相パターンは同じ周波数で記録されているので、
記録線密度はディスク内周側の方がディスク外周側より
も高い。よって、ディスク外周側では、位相パターンか
らの信号はMRヘッドの分解能が高いために正弦波のよ
うにならずに波形が分裂してしまうことがある。このよ
うな波形を整形するためにはローパスフィルターを用い
て高周波成分を除去すればよい。また、TAが生じた波
形は、立ち上がり時間および立ち下がり時間が数μse
c程度のベースラインの大きな盛り上がりがある。一般
に、この周波数は位相パターンからの信号の周波数より
も低い。この盛り上がりを抑えるには、ハイパスフィル
ターを用い低周波成分を除去すればよい。よって、ロー
パスフィルターとハイパスフィルターの両方の役割をす
るバンドパスフィルターを用いるのが経済的である。ま
た、フィルターを通すことにより、このフィルターの通
過帯域以外の周波数成分が抑制され、信号のS/Nが改
善する効果もある。
【0019】請求項4記載の発明では、ロータリーアク
チュエータにより位置決めされる磁気抵抗効果ヘッドの
再生信号に基づいてヘッド位置信号を復調する請求項
1,2又は3記載のヘッド位置信号復調装置と、ヘッド
位置信号に基づいてロータリーアクチュエータに操作量
を出力するロータリーアクチュエータ制御回路とを備え
た、という構成を採っている。
【0020】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0022】図4では、ヘッド位置決めの情報となるサ
ーボパターンを示している。ディスク周方向に、第1フ
ィールド、第2フィールド、第3フィールドに分けられ
ている。各フィールドは、単一周波数で記録されている
が、第1フィールドと第3フィールドでは、ディスク半
径方向にトラックピッチの1/4ずつ移動する毎に位相
がπ/4ずつずれるように磁化されている。また、第2
フィールドでは、ディスク半径方向にトラックピッチの
1/4ずつ移動する毎に位相が第1フィールド及び第3
フィールドとは逆方向にπ/4ずつずれるように磁化さ
れている。この種のサーボパターンを位相パターンと呼
ぶ。本実施形態は、この位相パターンがMRヘッドによ
り再生されることを予定している。
【0023】図1は、このサーボパターンを再生しヘッ
ド位置信号を復調する装置の構成を示している。サーボ
パターンの再生信号を入力するバンドパスフィルター1
は、入力信号の周波数帯域を制限する。分離回路として
の検波回路2a,2bは、バンドパスフィルター1の出
力波形を正側と負側に分離する。パルス化回路3a,3
bは、検波回路2a,2bの出力をパルス化する。ここ
で、各パルス化回路3a,3bでは、正側波形と負側波
形をそれぞれTTLレベルのパルスに変換する。1/2
分周回路4a,4bは、パルス化回路3a,3bの出力
を周波数1/2に分周すると共にデューティ50%の信
号にする。
【0024】基準発振器6は、サーボパターンの記録周
波数の1/2の周波数の信号を出力する。移相器7は、
基準発振器6の出力する信号の位相を予め設定されたマ
イクロジョギング量に応じてずらすものである。ここ
で、本実施形態が予定するヘッド位置決め機構は、ヘッ
ドのマイクロジョギング動作機能を備えたものである。
切り替え器8は、第1及び第3フィールドの再生中は基
準発振器6の出力をそのまま位相比較器5a,5bに入
力し、第2フィールドの再生中は移相器7の出力を位相
比較器5a,5bに向けて出力する。ここで、切り替え
器8は、従来一般的なクロックの計数により再生中のフ
ィールドが第1、第2、第3のいずれであるかを判断す
る。移相器9は、切り替え器8の出力する信号の位相を
π/2ずらして負側の位相比較器5bに入力する。
【0025】正側の位相比較器5aは、1/2分周回路
4aの出力信号と、切り替え器8の出力信号との位相差
を示す信号を出力する。また、負側の位相比較器5b
は、1/2分周回路4bの出力信号と、移相器9の出力
信号との位相差を示す信号を出力する。直流化回路10
a,10bは、位相比較器5a,5bの出力信号が示す
位相差に応じた電圧値を持つ直流信号を出力する。サン
プル・アンド・ホールド回路群12a,12bは、それ
ぞれ3つのサンプル・アンド・ホールド回路(以下、S
/H回路という)を備え、直流化回路10a,10bか
ら出力される電圧値を第1、第2、第3フィールドにつ
いて別々に保持する。フィールド選択回路11a,11
bは、再生されているフィールドを判断し直流化回路1
0a,10bの出力電圧値を3つのS/H回路に振り分
ける。ここで、フィールド選択回路11a,11bは、
従来一般的なクロックの計数により再生中のフィールド
が第1、第2、第3のいずれであるかを判断する。
【0026】第1合成器13aは、正側の第2フィール
ドに対応するS/H回路の出力と負側の第2フィールド
に対応するS/H回路の出力とを加算する。第2合成器
13bは、正側の第1及び第3フィールドに対応するS
/H回路の出力と、負側の第1及び第3フィールドに対
応するS/H回路の出力とを加算する。減算器14は、
第1合成器13aの出力と第2合成器13bの出力との
差を示す信号を出力する。この信号が、ヘッド位置信号
となる。
【0027】次に、本発明の原理について説明する。
【0028】再生された信号はバンドパスフィルター1
を通る。ディスクの半径位置が異なっても、位相パター
ンは同じ周波数で記録されているので、記録線密度はデ
ィスク内周側の方がディスク外周側よりも高い。よっ
て、ディスク外周側では、位相パターンからの信号はM
Rヘッドの分解能が高いために正弦波のようにならずに
波形が分裂してしまうことがある。このような波形を整
形するためにはローパスフィルターを用いて高周波成分
を除去すればよい。また、TAが生じた波形は、立ち上
がり時間および立ち下がり時間が数μsec程度のベー
スラインの大きな盛り上がりがある。一般に、この周波
数は位相パターンからの信号の周波数よりも低い。この
盛り上がりを抑えるには、ハイパスフィルターを用い低
周波成分を除去すればよい。よって、ローパスフィルタ
ーとハイパスフィルターの両方の役割をするバンドパス
フィルターを用いるのが経済的である。また、フィルタ
ーを通すことにより、このフィルターの通過帯域以外の
周波数成分が抑制され、信号のS/Nが改善する効果も
ある。
【0029】バンドパスフィルター1を通った信号は、
正側検波回路2aおよび負側検波回路2bで正側波形と
負側波形にそれぞれ分離される。分離された信号はそれ
ぞれパルス化回路3a,3bへ送られる。正側波形と負
側波形に分離してパルス化を行うのは、波形の対称性W
Aが異なるヘッドでも、ヘッド毎に最適のパルス化を行
うためである。
【0030】パルス化回路3a,3bを出た信号は、1
/2分周回路に入り、周波数が1/2になる。この1/
2分周回路の目的はパルスのデューティを50%にする
ためである。周波数が1/2になるので、位相比較を行
う基準信号の周波数も1/2にする事ができる。また、
別の見方をすれば、位相パターンを書き込むときの記録
周波数を2倍に設定でき、同じ周期の信号が必要なら位
相パターンの長さを1/2に抑制することができるの
で、フォーマット効率を上げることができる。
【0031】基準発振器6からの信号は2つの位相比較
器5a,5bに入力されるが、負側の位相比較器5bに
は移相器9により位相を90°進ませてから入力する。
これは、正側パルス波形と負側パルス波形の位相が90
°ずれているからである。
【0032】また、マイクロジョグ時には、基準発振器
6からの信号の位相をマイクロジョグ量に対応した位相
だけシフトするために、移相器7を通してから位相比較
器5a,5bに入力する。このときのマイクロジョグ量
は、MR素子の磁気中心とID素子の磁気中心とのズレ
とスキュー角から幾何学的に求められる距離だけで決め
ることができる。
【0033】従来の方法では、位置信号のディスク半径
方向の値を測定し、この結果を利用して所望の位置に位
置決めを行っていた。本実施形態によれば、マイクロジ
ョグ量だけを予め求めておくだけで良いので、位置信号
のディスク半径方向の値を測定する工程を省略でき、コ
ストダウンできる。
【0034】位相比較器5a,5bを出た信号は直流化
回路10a,10bに入力され、ここで各々の位相差に
対応した直流成分に変換される。この直流出力の値は後
段のS/H回路で各々保持される。
【0035】第1フィールドと第3フィールドに関する
正側および負側のS/H回路の出力は足し合わされる。
また、第2フィールドに関する正側および負側のS/H
回路の出力も合計される。これらの合計されたS/H回
路出力は、第1フィールド、第2フィールドおよび第3
フィールドからの信号と基準発振器6からの信号との位
相差に対応した値となる。ここで、第2フィールドから
の信号と基準発振器6からの信号との位相差を求める時
に、第2フィールドからの信号を処理している時間は、
第1フィールドと第3フィールドからの信号を処理して
いる時間の2倍である。よって、第1フィールドと第3
フィールドに関する値の和から第2フィールドに関する
値の差を求めることにより、位相パターンからの信号を
位置信号として復調できるようになる。
【0036】図2は、従来の方法によるマイクロジョグ
時とオントラック時における位置信号の関係を示した図
である。
【0037】マイクロジョグ時とオントラック時のディ
スク半径方向の位置が異なるので、マイクロジョグ時と
オントラック時では位置信号の値が異なり、この位置信
号出力値がそれぞれで異なった値になるように位置決め
される。一方、本実施形態では、マイクロジョグ時に第
2フィールドに関する信号と基準発振器6からの信号の
位相差を検出するときに、基準発振器6からの信号の位
相をマイクロジョグ量に対応した位相だけシフトした後
に位相比較器5a,5bに入力する。このことは第2フ
ィールドに記録された位相パターンのみが、ディスク半
径方向にシフトした結果と同等である。したがって、図
3に示すように、第1フィールドおよび第3フィールド
と第2フィールドとの位相差は、全体的にディスク半径
方向へシフトした形になる。つまり、マイクロジョグ時
とオントラック時における位置信号出力値は等しくな
り、マイクロジョグ時のいかなる時であっても、ただ1
つの位置信号の値のところで位置決めできるようにな
る。
【0038】以上は、第2フィールドに関する信号と基
準発振器6からの信号の位相差を検出するときにだけ基
準発振器6からの信号の位相をマイクロジョグ量に対応
した位相だけシフトした後に位相比較器5a,5bに入
力していたが、第1フィールドおよび第3フィールドに
関する信号と基準発振器6からの信号の位相差を検出す
るときにだけ基準発振器6からの信号の位相をマイクロ
ジョグ量に対応した位相だけシフトした後に位相比較器
5a,5bに入力しても、同様に、マイクロジョグ時の
いかなる時であってもただ1つの位置信号の値のところ
で位置決めできる。
【0039】
【実施例】次に、上記実施形態に基づく実施例について
図面を参照して詳細に説明する。
【0040】図4は、本実施例で用いた位相パターンの
磁気ディスク上の配置を示す図である。磁気ディスク
は、1周あたり64個のセクタに分割され、各セクタの
先頭にはサーボ領域が設けられている。このサーボ領域
は、AGC領域、サーボマーク(SVM)、セクタ番号
(SEC)、アドレス(ADRS)、サーボパターンお
よびPAD部に細分化されている。サーボパターンは、
第1フィールド、第2フィールドおよび第3フィールド
に分けられる。第1フィールドと第3フィールドの磁化
パターンは、ディスク半径方向にトラックピッチTpの
1/4ずつ移動する毎に位相がπ/4ずつずれて変化
し、第2フィールドの磁化パターンはディスク半径方向
にトラックピッチTpの1/4ずつ移動する毎に第1フ
ィールドと第3フィールドとは逆方向に位相がπ/4ず
つずれて変化している。
【0041】次に、位相パターンの記録方法について述
べる。
【0042】アルミ基板上に記録膜としてCoCrPt
Ta合金膜を用い、記録膜上にC保護膜と潤滑剤を塗布
した磁気ディスクを用いた。記録ヘッドとして、MR/
ID複合ヘッドを用いた。MR素子部のトラック幅は
2.6μm、ID素子部のトラック幅は3.8μmであ
る。サーボトラックライタ(STW)を用いて、位相パ
ターンをこのMR/ID複合ヘッドで記録した。位相パ
ターンを記録するときのSTWのディスク半径方向のヘ
ッドの送りピッチは、1.04μmである。これはトラ
ックピッチの1/4であり、トラックピッチは4.16
μm、すなわち、トラック密度は6100TPIであ
る。ディスク回転数は7200rpmであり、記録周波
数は10MHz、記録電流は33mAOPである。ディ
スクの半径方向の全てに渡り位相パターンを同じ周波数
で記録した。また、再生はMRヘッドにセンス電流1
1.3mAを流して行った。
【0043】図9は、上記実施形態のヘッド位置信号復
調装置を含むヘッド位置決め機構のブロック構成図であ
る。
【0044】この図9において、スピンドルモータ21
は、ディスク22を角速度一定で回転させる。ディスク
22には、上述した位相パターンによるサーボパターン
が記録されている。MR/ID複合ヘッド23は、ロー
タリーアクチュエータ24によりディスク面に沿って移
動する。増幅回路25は、MRヘッドの再生出力を増幅
する。ここで、MR/ID複合ヘッド23の再生出力
は、増幅回路25により次段の位置信号生成回路(位置
信号復調回路)26の動作に支障が出ない程度まで増幅
される。位置誤差信号生成回路26は、上述したヘッド
位置信号復調装置を含み、復調されたヘッド位置信号か
らヘッド位置誤差信号を算出する。ロータリーアクチュ
エータ制御回路27は、生成されたヘッド位置誤差信号
に基づいて当該ヘッド位置誤差信号が0に収束する方向
の操作量をロータリーアクチュエータ24に出力する。
コントローラ28は、位置誤差信号生成回路26及びロ
ータリーアクチュエータ制御回路27の動作タイミング
を制御する。
【0045】図5(a)に、ディスク内周における図1
の信号Aの再生波形を示す。バンドパスフィルタ1を通
った後であるので、雑音成分が除去されS/Nの良い波
形になっている。図5(b)および図5(c)には、図
1の信号B,Cの波形を示した。検波されて正側波形と
負側波形に分離されているのが分かる。
【0046】図6(a)および図6(b)には、図1の
信号D,Eの波形を示した。パルス化回路3aおよび3
bにより正側波形と負側波形がTTLレベルのパルス波
形に変換されているのが分かる。また、パルス化回路と
して、コンパレータを用いた。このコンパレータの比較
電圧を調節することにより、WA、BHN、BLS、P
COVなどが生じても正確に復調できる。
【0047】図7(a)および図7(b)には、図1の
信号F,Gの波形を示した。1/2分周回路4aおよび
4bにより、デューティ50%の波形になっている。1
/2分周回路としてD−FFを用いている。基準発振器
6には、発振周波数が5MHzの高安定温度補償水晶発
振器を用いた。また、位相比較器5aおよび5bには、
エッジトリガ方式の位相比較器を用いている。
【0048】位相比較器5aおよび5bによって、基準
発振器6の信号との位相差を求めた後に、直流化回路1
0aおよび10bで位相差に対応した直流に変換され、
第1フィールド、第2フィールドおよび第3フィールド
からの信号は、S/H回路群12aおよび12bを介し
て最終的に位置信号へと復調される。再生時のヘッド位
置を1トラック分だけ0.1μmピッチで移動しながら
復調された位置信号を測定した結果を図8に実線で示し
た。位置信号が正しく復調されていることが分かる。位
置信号の値がゼロの位置がオントラック位置である。
【0049】ここで、マイクロジョグ量を0.4μmの
場合について、移相器7で基準発振器6の信号の位相
を、第2フィールドの信号を復調するときにだけ位相を
17度進めた。この時の復調後の位置信号を、再生時の
ヘッド位置を1トラック分だけ0.1μmピッチで移動
しながら測定した結果を図8に点線で示した。この場合
(図8の点線)の、ゼロの位置はオントラック位置より
も0.4μmずれており、基準信号6の位相を移相器7
によって変化させた分だけ位置が変化した。つまり、マ
イクロジョグ時のいかなる時であっても、ただ1つの位
置信号の値のところで位置決めできるようになった。
【0050】ここで、本発明は、バンドパスフィルター
1が設けられていないものであっても良い。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、請求項1乃至4記載の発明で
は、再生波形を正側波形と負側波形に分離した後で個別
にパルス化するので、波形の対称性WAが異なるヘッド
でも、ヘッド毎に最適のパルス化を行うことができ、位
相検出型サーボパターンの復調時においてMRヘッド動
作に関する問題が生じていても正確にサーボパターンか
らの情報を読み出すことができる。
【0052】請求項2又は4記載の発明では、位相パタ
ーンの再生フィールドに応じてヘッドのマイクロジョギ
ング量に相当する量だけ基準信号の位相をずらし、その
結果の位相差に基づいてヘッド位置信号を復調するの
で、従来例が位置信号のディスク半径方向の値を測定し
この結果を利用して所望の位置に位置決めを行うのに対
し、マイクロジョグ量だけを予め求めておけばマイクロ
ジョグ時のいかなる時であっても、ただ1つの位置信号
の値のところで位置決めを行うことができ、この結果、
位置信号のディスク半径方向の値を測定する工程を省略
できるから、コストダウンを実現することができる。
【0053】請求項3又は4記載の発明では、再生波形
の入力段にバンドパスフィルターを設けたので、MRヘ
ッドの分解能の影響によるディスク外周での波形分裂を
防止するローパスフィルターの作用と、TAの影響によ
る立ち上がり時間および立ち下がり時間の盛り上がりを
防止するハイパスフィルターの作用とを兼ねることがで
き、経済的である。また、フィルターを通すことによ
り、このフィルターの通過帯域以外の周波数成分が抑制
され、信号のS/Nが改善する効果もある、という従来
にない優れたヘッド位置信号復調装置及びこれを利用し
たヘッド位置決め装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るヘッド位置信号復調
装置のブロック構成図である。
【図2】従来例によるマイクロジョグ時とオントラック
時における位置信号の関係を示した説明図である。
【図3】図1の実施形態によるマイクロジョグ時とオン
トラック時における位置信号の関係を示した説明図であ
る。
【図4】図1の実施形態で用いた位相パターンの磁気デ
ィスク上の配置を示す構成図である。
【図5】図1の信号A、B、Cの再生波形を示した信号
図であって、(a)が信号A、(b)が信号B、(c)
が信号Cを示す。
【図6】図1の信号D、Eの波形を示した信号図であっ
て、(a)が信号D、(b)が信号Eを示す。
【図7】図1の信号F、Gの波形を示した信号図であっ
て、(a)が信号F、(b)が信号Gを示す。
【図8】復調された位置信号を測定した結果を示した説
明図である。
【図9】図1のヘッド位置信号復調装置を含むヘッド位
置決め装置の構成を示すブロック構成図である。
【符号の説明】 1 バンドパスフィルター 2a 正側検波回路 2b 負側検波回路 3a 正側パルス化回路 3b 負側パルス化回路 4a 正側1/2分周回路 4b 負側1/2分周回路 5a 位相比較器 5b 位相比較器 6 基準発振器 7 移相器 8 切り替え器 9 90°移相器 10a 正側直流化回路 10b 負側直流化回路 11a 正側フィールド選択回路 11b 負側フィールド選択回路 12a 第1サンプル・アンド・ホールド回路群 12b 第2サンプル・アンド・ホールド回路群 13a 第1合成器 13b 第2合成器 14 減算器 21 スピンドルモータ 22 ディスク 23 MR/ID複合ヘッド 24 ロータリーアクチュエータ 25 増幅回路 26 位置誤差信号生成回路 27 ロータリーアクチュエータ制御回路 28 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相パターンからなるサーボパターンを
    再生する磁気抵抗効果ヘッドと、この磁気抵抗効果ヘッ
    ドの再生波形をパルス化するパルス化回路とを備え、こ
    のパルス化回路の出力に基づく波形と予め設定された基
    準波形との位相差に基づいてヘッド位置信号を復調する
    ヘッド位置信号復調装置において、 前記パルス化回路の前段に、前記再生波形を正側波形と
    負側波形とに分離する分離回路を設け、 前記パルス化回路が、前記正側波形と負側波形とを個別
    にパルス化するように構成すると共に、 当該パルス化回路の後段に、前記パルス化後の正側波形
    に基づく波形と負側波形に基づく波形とを合成する合成
    器を設けたことを特徴とするヘッド位置信号復調装置。
  2. 【請求項2】 位相パターンからなるサーボパターンを
    再生する磁気抵抗効果ヘッドと、この磁気抵抗効果ヘッ
    ドの再生波形をパルス化するパルス化回路と、このパル
    ス化回路の出力に基づく波形と予め設定された基準波形
    との位相差に対応した信号を出力する位相比較器とを備
    え、この位相比較器の出力信号に基づいてヘッド位置信
    号を復調するヘッド位置信号復調装置において、前記パルス化回路の前段に、前記再生波形を正側波形と
    負側波形とに分離する分離回路を設け、 前記パルス化回路が、前記正側波形と負側波形とを個別
    にパルス化するように構成すると共に、 当該パルス化回路の後段に、前記パルス化後の正側波形
    に基づく波形と負側波形に基づく波形とを合成する合成
    器を設け、 前記磁気抵抗効果ヘッドのマイクロジョギング動作中に
    前記基準波形の位相を当該マイクロジョギング量に応じ
    て予め設定された量だけシフトさせる切り替え器を設け
    たことを特徴とするヘッド位置信号復調装置。
  3. 【請求項3】 前記分離回路の前段に、前記再生波形の
    帯域を制限するバンドパスフィルターを設けたことを特
    徴とする請求項1記載のヘッド位置信号復調装置。
  4. 【請求項4】 ロータリーアクチュエータにより位置決
    めされる磁気抵抗効果ヘッドの再生信号に基づいてヘッ
    ド位置信号を復調する請求項1,2又は3記載のヘッド
    位置信号復調装置と、前記ヘッド位置信号に基づいて前
    記ロータリーアクチュエータに操作量を出力するロータ
    リーアクチュエータ制御回路とを備えたことを特徴とす
    るヘッド位置決め装置。
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