JP2642518B2 - 磁気ヘッド位置信号のオフセット補正方式 - Google Patents
磁気ヘッド位置信号のオフセット補正方式Info
- Publication number
- JP2642518B2 JP2642518B2 JP2412640A JP41264090A JP2642518B2 JP 2642518 B2 JP2642518 B2 JP 2642518B2 JP 2412640 A JP2412640 A JP 2412640A JP 41264090 A JP41264090 A JP 41264090A JP 2642518 B2 JP2642518 B2 JP 2642518B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- offset
- magnetic head
- position signal
- circuit
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
- G11B5/59627—Aligning for runout, eccentricity or offset compensation
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置の磁気
ヘッド位置信号作成回路のオフセットを補正する磁気ヘ
ッド位置信号のオフセット補正方式に関する。
ヘッド位置信号作成回路のオフセットを補正する磁気ヘ
ッド位置信号のオフセット補正方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスクのサーボシリンダに
格納されているサーボパターン信号を読出して、磁気ヘ
ッド位置信号を作成する技術を図5および図6を参照し
て説明する。図5はサーボシリンダのサーボパターンの
説明図、図6は位置信号作成回路出力の説明図である。
格納されているサーボパターン信号を読出して、磁気ヘ
ッド位置信号を作成する技術を図5および図6を参照し
て説明する。図5はサーボシリンダのサーボパターンの
説明図、図6は位置信号作成回路出力の説明図である。
【0003】磁気ヘッドを磁気ディスクのトラックと一
致させるたために、磁気ディスクのサーボシリンダ上
に、図5のODDおよびEVENで示すように、サーボ
パターン信号が格納されている。
致させるたために、磁気ディスクのサーボシリンダ上
に、図5のODDおよびEVENで示すように、サーボ
パターン信号が格納されている。
【0004】磁気ディスクが、図5で示すように、矢印
方向に回転移動し、磁気ヘッドがサーボパターン信号上
を横切るとフレーミングの法則にしたがって電圧が誘起
し、読出しが行われる。
方向に回転移動し、磁気ヘッドがサーボパターン信号上
を横切るとフレーミングの法則にしたがって電圧が誘起
し、読出しが行われる。
【0005】磁気ヘッドに誘起される電圧は、磁気ヘッ
ドのコイルに交叉する磁束密度に比例するため、図5で
示すサーボパターンのODD信号の中央部である点Aに
磁気ヘッドがあるときは、ODD信号に対する誘起電圧
は最大であり、EVEN信号に対してはOとなる。
ドのコイルに交叉する磁束密度に比例するため、図5で
示すサーボパターンのODD信号の中央部である点Aに
磁気ヘッドがあるときは、ODD信号に対する誘起電圧
は最大であり、EVEN信号に対してはOとなる。
【0006】また、点Cに磁気ヘッドがある場合はOD
D信号に対しては0、EVEN信号に対しては最大とな
る。また、点Bに磁気ヘッドがあるときは、ODDおよ
びEVEN信号の双方に対して同じ電圧が誘起される
が、その電圧は低くなる。
D信号に対しては0、EVEN信号に対しては最大とな
る。また、点Bに磁気ヘッドがあるときは、ODDおよ
びEVEN信号の双方に対して同じ電圧が誘起される
が、その電圧は低くなる。
【0007】このようにして誘起されたODDおよびE
VEN信号電圧の差を作り、磁気ヘッドを移動させる
と、図6のAで示すように、誘起された差電圧は正弦波
状に変化する。
VEN信号電圧の差を作り、磁気ヘッドを移動させる
と、図6のAで示すように、誘起された差電圧は正弦波
状に変化する。
【0008】従来の位置信号作成回路は、前述した方法
でサーボシリンダのサーボパターンを読出し、誘起電圧
差が0のとき点がトラックセンタであることを表し、差
電圧がセンタからのずれを示すようにしている。
でサーボシリンダのサーボパターンを読出し、誘起電圧
差が0のとき点がトラックセンタであることを表し、差
電圧がセンタからのずれを示すようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、データ処理シス
テムの使用が増々増大し、それにつれて磁気ディスク装
置への要求が増して来ている。すなわち、磁気ディスク
装置に対しては小型で、その上高密度データ格納が要求
される。
テムの使用が増々増大し、それにつれて磁気ディスク装
置への要求が増して来ている。すなわち、磁気ディスク
装置に対しては小型で、その上高密度データ格納が要求
される。
【0010】前述した、磁気ヘッド位置作成回路は誘起
された微小電圧を増幅回路、信号差を作る演算増幅回
路、雑音などを除去する濾波器などで構成されてる。こ
れらの回路を小型化することによって生ずる温度上昇お
よび経年変化等により、出力される位置信号がオフセッ
トされる。
された微小電圧を増幅回路、信号差を作る演算増幅回
路、雑音などを除去する濾波器などで構成されてる。こ
れらの回路を小型化することによって生ずる温度上昇お
よび経年変化等により、出力される位置信号がオフセッ
トされる。
【0011】出力信号がオフセットされると、図6のB
で示すように、出力信号の0となる磁気ヘッド位置がず
れ、真のトラックセンタを示さないようになる。その結
果、図6で示すように、トラックセンタAはA′に、B
はB′に、CはC′に移動した点をトラックセンタとし
て出力する。
で示すように、出力信号の0となる磁気ヘッド位置がず
れ、真のトラックセンタを示さないようになる。その結
果、図6で示すように、トラックセンタAはA′に、B
はB′に、CはC′に移動した点をトラックセンタとし
て出力する。
【0012】したがって、磁気ヘッドは真のトラックセ
ンタとは違った位置を真のトラックセンタとしてデータ
のリード/ライトを行うため、隣接トラックに悪影響を
及ぼしたり、リードデータの誘起電圧が低下して誤りを
多く発生するという問題があった。
ンタとは違った位置を真のトラックセンタとしてデータ
のリード/ライトを行うため、隣接トラックに悪影響を
及ぼしたり、リードデータの誘起電圧が低下して誤りを
多く発生するという問題があった。
【0013】また、一方、磁気ディスクには高密度デー
タの格納が要求され、磁気ディスクの隣接するトラック
間隔が狭められる。このため、従来、許容されていたオ
フセット値であっても、トラック間隔が狭められたこと
によって悪影響を生じるという問題があった。
タの格納が要求され、磁気ディスクの隣接するトラック
間隔が狭められる。このため、従来、許容されていたオ
フセット値であっても、トラック間隔が狭められたこと
によって悪影響を生じるという問題があった。
【0014】本発明は磁気ディスクのサーボ信号を読出
して磁気ヘッド位置を作成する位置信号作成回路のオフ
セットを補正し、真のトラックセンタ位置を出力するこ
とによってデータのリード/ライト誤りを少なくするよ
うにした磁気ヘッド位置信号のオフセット補正方式を提
供することを目的とする。
して磁気ヘッド位置を作成する位置信号作成回路のオフ
セットを補正し、真のトラックセンタ位置を出力するこ
とによってデータのリード/ライト誤りを少なくするよ
うにした磁気ヘッド位置信号のオフセット補正方式を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述の誤解を解決するた
めに本考案が採用した手段を図1を参照して説明する。
図1は本発明の原理図である。
めに本考案が採用した手段を図1を参照して説明する。
図1は本発明の原理図である。
【0016】磁気ディスクのサーボシリンダに格納され
ているサーボパターン信号を読出して磁気ヘッド位置信
号を作成する位置信号作成回路のオフセット補正であっ
て、
ているサーボパターン信号を読出して磁気ヘッド位置信
号を作成する位置信号作成回路のオフセット補正であっ
て、
【0017】位置信号作成回路のオフセット値を測定
するオフセット測定手段1と、
するオフセット測定手段1と、
【0018】前記オフセット測定手段1によって測定
されたオフセット値を格納するオフセット格納手段2
と、
されたオフセット値を格納するオフセット格納手段2
と、
【0019】前記オフセット格納手段2に格納されて
いるオフセット値を読出し、位置信号作成回路の出力値
を補正するオフセット補正手段3と、を備えるよう構成
する。
いるオフセット値を読出し、位置信号作成回路の出力値
を補正するオフセット補正手段3と、を備えるよう構成
する。
【0020】
【作用】オフセット測定手段1は、磁気ディスク装置が
正常運転を開始する前、または、データのリード/ライ
ト処理が実行されていない空時間を利用して、位置信号
作成回路のオフセット値を測定し、オフセット格納手段
2に格納する。
正常運転を開始する前、または、データのリード/ライ
ト処理が実行されていない空時間を利用して、位置信号
作成回路のオフセット値を測定し、オフセット格納手段
2に格納する。
【0021】磁気ディスク装置が正常運転を開始する
と、オフセット補正手段3は、前記オフセット格納手段
2に格納されているオフセット値を読出し、位置信号作
成回路出力値を補正する。
と、オフセット補正手段3は、前記オフセット格納手段
2に格納されているオフセット値を読出し、位置信号作
成回路出力値を補正する。
【0022】以上のように、磁気ヘッドの位置決めのた
めの位置信号作成回路のオフセット値を測定して格納
し、磁気ディスク装置の動作時に、格納したオフセット
値を読出して位置信号作成回路出力値を補正するように
したので、正しい位置信号を出力することができ、デー
タのリード/ライト時の誤りを少なくすることができ
る。
めの位置信号作成回路のオフセット値を測定して格納
し、磁気ディスク装置の動作時に、格納したオフセット
値を読出して位置信号作成回路出力値を補正するように
したので、正しい位置信号を出力することができ、デー
タのリード/ライト時の誤りを少なくすることができ
る。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例を、図2〜図4を参照して
説明する。図2は本発明の実施例の構成図、図3は同実
施例の位置信号作成回路の具体例、図4は同実施例のピ
ークホールド回路の動作説明図である。
説明する。図2は本発明の実施例の構成図、図3は同実
施例の位置信号作成回路の具体例、図4は同実施例のピ
ークホールド回路の動作説明図である。
【0024】[実施例の構成]図2において、オフセッ
ト測定手段1、オフセット格納手段2およびオフセット
補正手段3については図1で説明したとおりである。
ト測定手段1、オフセット格納手段2およびオフセット
補正手段3については図1で説明したとおりである。
【0025】10は磁気ディスクである。11は磁気ヘ
ッドであり、磁気ディスク10へのデータのライト/リ
ードが行われる。12はボイスコイルモータであり、磁
気ヘッド11の移動を行う。13は制御電流検出回路で
あり、ボイスコイルモータ12に供給する電流を検出す
る。
ッドであり、磁気ディスク10へのデータのライト/リ
ードが行われる。12はボイスコイルモータであり、磁
気ヘッド11の移動を行う。13は制御電流検出回路で
あり、ボイスコイルモータ12に供給する電流を検出す
る。
【0026】14は目標速度発生回路であり、磁気ヘッ
ド11を移動する際の目標とする速度を発生する。15
は速度検出回路であり、磁気ヘッド11が移動している
速度を検出する。16は速度エラー検出回路であり、目
標速度発生回路14の出力値と速度検出回路15の出力
値との差に応じたシーク電流をボイスコイルモータ12
に供給する。
ド11を移動する際の目標とする速度を発生する。15
は速度検出回路であり、磁気ヘッド11が移動している
速度を検出する。16は速度エラー検出回路であり、目
標速度発生回路14の出力値と速度検出回路15の出力
値との差に応じたシーク電流をボイスコイルモータ12
に供給する。
【0027】17はポジションエラー検出回路であり、
指定された磁気トラック位置と磁気ヘッド11の位置と
の差に応じたシーク電流をボイスコイルモータ12に供
給する。18はパワーアンプおよび切替部であり、速度
エラー検出回路16およびポジションエラー検出回路1
7出力の切替え、ならびに、増幅が行われる。
指定された磁気トラック位置と磁気ヘッド11の位置と
の差に応じたシーク電流をボイスコイルモータ12に供
給する。18はパワーアンプおよび切替部であり、速度
エラー検出回路16およびポジションエラー検出回路1
7出力の切替え、ならびに、増幅が行われる。
【0028】19は位置信号作成回路であり、磁気ディ
スク10のサーボシリンダに書かれているサーボパター
ンを磁気ヘッド11で読出し、磁気ヘッド11の位置を
示す信号を作成する。位置信号作成回路19は後で、図
3を用いて、詳細に説明する。
スク10のサーボシリンダに書かれているサーボパター
ンを磁気ヘッド11で読出し、磁気ヘッド11の位置を
示す信号を作成する。位置信号作成回路19は後で、図
3を用いて、詳細に説明する。
【0029】20はトラッククロッシングパルス発生回
路であり、位置信号作成回路19の出力値より、磁気ヘ
ッド11がトラックとトラックの境界を越したときパル
スを発生する。
路であり、位置信号作成回路19の出力値より、磁気ヘ
ッド11がトラックとトラックの境界を越したときパル
スを発生する。
【0030】21はマイクロプロセッサ(MPU)であ
り、上位装置よりの指令を受けて、目標位置の設定、シ
ーク開始、コアース(速度制御)/ファイン(位置制
御)すなわち、ボイスコイルモータ12に供給するシー
ク電流を、速度エラー検出回路16出力にするかポジシ
ョンエラー検出回路17出力にするかの切替指令などの
処理を行う。
り、上位装置よりの指令を受けて、目標位置の設定、シ
ーク開始、コアース(速度制御)/ファイン(位置制
御)すなわち、ボイスコイルモータ12に供給するシー
ク電流を、速度エラー検出回路16出力にするかポジシ
ョンエラー検出回路17出力にするかの切替指令などの
処理を行う。
【0031】位置信号作成回路19の具体例を図3に示
す。図3において、191は同期パルス検出回路であ
り、磁気ディスク10のサーボパターン信号によって磁
気ヘッド11のコイルに誘起された信号より同期信号パ
ルスを検出する。
す。図3において、191は同期パルス検出回路であ
り、磁気ディスク10のサーボパターン信号によって磁
気ヘッド11のコイルに誘起された信号より同期信号パ
ルスを検出する。
【0032】192は位相同期回路(PLL)であり、
前記同期パルス検出器191で検出された同期パルスに
同期したパルス列を発生する。
前記同期パルス検出器191で検出された同期パルスに
同期したパルス列を発生する。
【0033】193はゲート信号発生回路であり、前記
位相同期回路192(PLL)で発生したパルス列よ
り、パルス位相の異なる4個のゲートパルス1,2,3
および4を出力する。
位相同期回路192(PLL)で発生したパルス列よ
り、パルス位相の異なる4個のゲートパルス1,2,3
および4を出力する。
【0034】194はピークホールド回路であり、磁気
ヘッド11のコイルに誘起されたサーボパターン信号の
ピーク値をホールドし、OD1,EV1,OD2および
EV2を出力する。
ヘッド11のコイルに誘起されたサーボパターン信号の
ピーク値をホールドし、OD1,EV1,OD2および
EV2を出力する。
【0035】195aおよび195bは差動増幅器であ
り、OD1とEV1およびOD2とEV2の差電圧が増
幅される。
り、OD1とEV1およびOD2とEV2の差電圧が増
幅される。
【0036】196aおよび196bは低域通過濾波器
(LPF)であり、雑音の除去が行われる。
(LPF)であり、雑音の除去が行われる。
【0037】197aおよび197bはアナログ/ディ
ジタル変換器(ADC)である。
ジタル変換器(ADC)である。
【0038】[実施例の動作]まず、図3で示す位置信
号作成回路19の動作を、図4を参照して説明する。
号作成回路19の動作を、図4を参照して説明する。
【0039】図4において、(a)はピークホールド回
路19の入力、(b)〜(e)は4個のゲート信号、
(f)〜(h)は、それぞれ、ピークホールド回路出力
OD1、EV1、OD2およびEV2を示す。
路19の入力、(b)〜(e)は4個のゲート信号、
(f)〜(h)は、それぞれ、ピークホールド回路出力
OD1、EV1、OD2およびEV2を示す。
【0040】磁気ヘッド11よりピークホールド回路1
9に入力される信号は、図4(a)に示すように、同
期、ODD1,EVEN1,ODD2,EVEN2が時
間的に分割されて入力される。各信号電圧は、図5で説
明するように、サーボシリンダのサーボパターン位置と
磁気ヘッドの位置関係によって増減する。
9に入力される信号は、図4(a)に示すように、同
期、ODD1,EVEN1,ODD2,EVEN2が時
間的に分割されて入力される。各信号電圧は、図5で説
明するように、サーボシリンダのサーボパターン位置と
磁気ヘッドの位置関係によって増減する。
【0041】図4の(a)の同期期間の信号を検出し
て、同期パルス検出器191は同期パルスを送出し、P
LL192およびゲート信号発生回路193により、
(b)〜(e)に示すゲート信号を発生する。
て、同期パルス検出器191は同期パルスを送出し、P
LL192およびゲート信号発生回路193により、
(b)〜(e)に示すゲート信号を発生する。
【0042】ピークホールド回路194は、各ゲート信
号のパルス期間中での磁気ヘッドよりの最大電圧をホー
ルドし、出力OD1,EV1,OD2およびEV2を出
力する。
号のパルス期間中での磁気ヘッドよりの最大電圧をホー
ルドし、出力OD1,EV1,OD2およびEV2を出
力する。
【0043】ピークホールド回路194の出力は差動増
幅器159およびLPF196を経て、アナログ/ディ
ジタル変換器197でディジタル値に変換されて出力さ
れる。
幅器159およびLPF196を経て、アナログ/ディ
ジタル変換器197でディジタル値に変換されて出力さ
れる。
【0044】つぎに、図2を参照して、シーク動作を説
明する。
明する。
【0045】上位装置よりMPU21に指令が与えられ
ると、目標速度発生回路14に指令し、目標位置に磁気
ヘッドを移動する際に最も適した目標速度を発生し、速
度エラー検出回路16に送出する。
ると、目標速度発生回路14に指令し、目標位置に磁気
ヘッドを移動する際に最も適した目標速度を発生し、速
度エラー検出回路16に送出する。
【0046】一方、位置信号作成回路19の出力信号を
もとにして、速度検出回路15は実際に磁気ヘッド11
が移動している速度を算出し、速度エラー検出回路16
に出力する。
もとにして、速度検出回路15は実際に磁気ヘッド11
が移動している速度を算出し、速度エラー検出回路16
に出力する。
【0047】速度エラー検出回路16では、目標速度発
生回路14出力信号と速度検出回路15出力信号との差
に応じたシーク電流を発生し、パワーアンプおよび切替
部18を介してボイスコイルモータ12に供給し、磁気
ヘッド11を移動する。
生回路14出力信号と速度検出回路15出力信号との差
に応じたシーク電流を発生し、パワーアンプおよび切替
部18を介してボイスコイルモータ12に供給し、磁気
ヘッド11を移動する。
【0048】MPU21は、トラッククロシングパルス
発生回路20よりの信号を処理し、磁気ヘッド11が目
標位置に達すると、速度制御より位置制御に切替えるよ
うユアース/ファイン切替信号をパワーアンプおよび切
替部18に送出し、ボイスコイルモータ12にポジショ
ンエラー検出回路17出力が持続される。
発生回路20よりの信号を処理し、磁気ヘッド11が目
標位置に達すると、速度制御より位置制御に切替えるよ
うユアース/ファイン切替信号をパワーアンプおよび切
替部18に送出し、ボイスコイルモータ12にポジショ
ンエラー検出回路17出力が持続される。
【0049】磁気ヘッド11が目標位置で停止するとシ
ーク動作は完了する。
ーク動作は完了する。
【0050】つぎに、オフセット測定手段1の動作を説
明する。オフセット測定手段1は、磁気ディスク装置が
正常運転開始前またはデータのリード/ライト処理が行
われていない空時間を利用して行われる。
明する。オフセット測定手段1は、磁気ディスク装置が
正常運転開始前またはデータのリード/ライト処理が行
われていない空時間を利用して行われる。
【0051】オフセット測定手段1は 磁気ヘッドよりピークホールド回路194に入力され
た信号電圧を0電位にする。
た信号電圧を0電位にする。
【0052】アナログ/ディジタル変換器(ADC)
197の出力をオフセット格納手段2に格納する。
197の出力をオフセット格納手段2に格納する。
【0053】なお、において、ホールドされたピーク
値を0にリセットさせても、同様の効果を得ることがで
きる。また、その他、種々の変形が考えられる。
値を0にリセットさせても、同様の効果を得ることがで
きる。また、その他、種々の変形が考えられる。
【0054】以上説明した動作により、オフセット格納
手段2にオフセット値が格納された後、オフセット補正
手段3が動作する。
手段2にオフセット値が格納された後、オフセット補正
手段3が動作する。
【0055】オフセット補正手段3は、磁気ディスク装
置の運転時に、位置信号発生回路19のADC197よ
りの出力値より、前記オフセット格納手段2に格納され
ているオフセット値を検出して減算を行い、オフセット
を補正する。
置の運転時に、位置信号発生回路19のADC197よ
りの出力値より、前記オフセット格納手段2に格納され
ているオフセット値を検出して減算を行い、オフセット
を補正する。
【0056】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、そ
の発明の主旨に従った種々の変形が可能である。
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、そ
の発明の主旨に従った種々の変形が可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の諸効果が得られる。
の諸効果が得られる。
【0058】磁気ヘッド位置決めのための位置信号作
成回路のオフセット値を格納し、格納したオフセット値
を読出して位置信号作成回路出力値を補正するようにし
たので、正しい位置信号を出力することができ、データ
のリード/ライト時の誤りを少なくすることができる。
成回路のオフセット値を格納し、格納したオフセット値
を読出して位置信号作成回路出力値を補正するようにし
たので、正しい位置信号を出力することができ、データ
のリード/ライト時の誤りを少なくすることができる。
【0059】オフセット補正値の測定を、オフセット
が生じる要因となるアナログ回路全体が含まれるよう、
位置信号作成回路入力を0にして測定するようにしたの
で、この補正値で補正した場合、位置信号の誤差が非常
に小さくなり、データのリード/ライト時の誤りを少な
くすることができる。
が生じる要因となるアナログ回路全体が含まれるよう、
位置信号作成回路入力を0にして測定するようにしたの
で、この補正値で補正した場合、位置信号の誤差が非常
に小さくなり、データのリード/ライト時の誤りを少な
くすることができる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】同実施例の信号作成回路の具体例である。
【図4】同実施例のピークホールド回路の動作説明図で
ある。
ある。
【図5】同実施例のサーボシリンダのサーボパターンの
説明図である。
説明図である。
【図6】同実施例の位置信号作成回路出力の説明図であ
る。
る。
1 オフセット測定手段 2 オフセット格納手段 3 オフセット補正手段 10 磁気ディスク 11 磁気ヘッド 12 ボイスコイルモータ 13 制御電流検出回路 14 目標速度発生回路 15 速度検出回路 16 速度エラー検出回路 17 ポジションエラー検出回路 18 パワーアンプおよび切替部 19 位置信号作成回路 20 トラッククロシングパルス発生回
路 21 マイクロプロセッサ(MPU) 191 同期パルス検出回路 192 位相同期回路(PLL) 193 ゲート信号発生回路 194 ピークホールド回路 195a,195b 差動増幅器 196a,196b 低域濾波器(LPF) 197a,197b アナログ/ディジタル変換器(A
DC)
路 21 マイクロプロセッサ(MPU) 191 同期パルス検出回路 192 位相同期回路(PLL) 193 ゲート信号発生回路 194 ピークホールド回路 195a,195b 差動増幅器 196a,196b 低域濾波器(LPF) 197a,197b アナログ/ディジタル変換器(A
DC)
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気ディスクのサーボシリングに格納さ
れているサーボパターン信号を読出して磁気ヘッド位置
信号を作成する位置信号作成回路19のオフセット補正
方式であって、前記 位置信号作成回路19の熱等によって発生する出
力信号のオフセット量を測定するオフセット測定手段1
と、 前記オフセット測定手段1によって測定されたオフセ
ット値を格納するオフセット格納手段2と、 前記オフセット格納手段2に格納されているオフセッ
ト値を読出し、前記位置信号作成回路19の出力値を補
正するオフセット補正手段3と、 を備えたことを特徴とする磁気ヘッド位置信号のオフセ
ット補正方式。 - 【請求項2】 前記オフセット測定手段1がオフセット
値を測定するとき、前記位置作成回路19の入力を0に
してオフセット値を測定し、前記オフセット格納手段2
に格納手段2に格納することを特徴とする請求項1記載
の磁気ヘッド位置信号のオフセット補正方式。 - 【請求項3】 前記オフセット測定手段1がオフセット
値を測定するとき、前記位置作成回路19のサーボシリ
ンダから読出したサーボパターン信号のピーク値をホー
ルドする回路のホールド値を0にしてオフセット値を測
定し、前記オフセット格納手段2に格納することを特徴
とする請求項1記載の磁気ヘッド位置信号のオフセット
補正方式。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412640A JP2642518B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 磁気ヘッド位置信号のオフセット補正方式 |
EP91308763A EP0492774B1 (en) | 1990-12-21 | 1991-09-26 | Method and system for correcting offset of head position signal |
DE69125585T DE69125585T2 (de) | 1990-12-21 | 1991-09-26 | Verfahren und Vorrichtung zur Korrektur der Versetzung des Kopfpositioniersignales |
US08/250,111 US5457587A (en) | 1990-12-21 | 1994-05-26 | Method and system for correcting offset of head position signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412640A JP2642518B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 磁気ヘッド位置信号のオフセット補正方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04221473A JPH04221473A (ja) | 1992-08-11 |
JP2642518B2 true JP2642518B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=18521455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2412640A Expired - Fee Related JP2642518B2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | 磁気ヘッド位置信号のオフセット補正方式 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5457587A (ja) |
EP (1) | EP0492774B1 (ja) |
JP (1) | JP2642518B2 (ja) |
DE (1) | DE69125585T2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3198490B2 (ja) * | 1993-03-02 | 2001-08-13 | ソニー株式会社 | 偏心量測定装置 |
JP3135447B2 (ja) * | 1994-01-27 | 2001-02-13 | 富士通株式会社 | 磁気ディスクドライブの制御方法及びその装置 |
US5798885A (en) * | 1994-06-06 | 1998-08-25 | Fujitsu Limited | Head positioning control for disk apparatus using peak detection, polarity detection and sector mark detection |
KR0147228B1 (ko) * | 1994-10-27 | 1998-10-15 | 김광호 | 자기 디스크 구동장치에서 오프-트랙을 이용한 트랙 추종 방법 |
KR0124992B1 (ko) * | 1994-11-17 | 1997-11-28 | 김광호 | 디스크 구동 기록장치의 서보제어계 게인 보정 방법 |
KR100269169B1 (ko) * | 1995-08-25 | 2000-10-16 | 윤종용 | 하드 디스크 드라이브에서의 스큐 최적화 방법 |
KR100224918B1 (ko) | 1995-09-06 | 1999-10-15 | 윤종용 | 디스크 기록면들의 트랙오프셋에 의한 헤드간 트랙위치 오프셋 보상장치 및 그 방법 |
JP3257939B2 (ja) * | 1995-11-21 | 2002-02-18 | 富士通株式会社 | ディスク装置及びディスク装置のヘッド位置決め制御方法 |
US5774297A (en) * | 1996-03-26 | 1998-06-30 | Seagate Technology, Inc. | Dynamic compensation of servo burst measurement offsets in a disc drive |
KR100233669B1 (ko) * | 1996-11-01 | 2000-01-15 | 윤종용 | 트랙 쉬프트량 보상을 위한 서보버스트 기록방법및 서보제어방법 |
JP3013892B2 (ja) * | 1997-06-26 | 2000-02-28 | 日本電気株式会社 | ヘッド位置信号復調装置及びこれを利用したヘッド位置決め装置 |
KR20010102329A (ko) * | 1999-02-22 | 2001-11-15 | 추후 | 차동 서보 펄스 데이터 수식 모드를 사용한 탐색 복원 |
US6574068B1 (en) | 1999-04-21 | 2003-06-03 | Seagate Technology Llc | Servo control using continuous position error signal with high order polynomial component |
US6671119B2 (en) | 2000-04-18 | 2003-12-30 | Seagate Technology Llc | Method and apparatus to encode position error signal correction information |
US6760170B2 (en) | 2000-08-15 | 2004-07-06 | Seagate Technology Llc | Servo test method |
CN1748258A (zh) * | 2000-10-24 | 2006-03-15 | 西加特技术有限责任公司 | 一种用于在磁盘驱动器上自写伺服域和时钟域的电路 |
WO2002091381A1 (fr) * | 2001-04-27 | 2002-11-14 | Fujitsu Limited | Dispositif a disque magnetique et procede de surveillance des vibrations haute frequence |
KR100529309B1 (ko) * | 2002-10-07 | 2005-11-17 | 삼성전자주식회사 | Dvd 플레이어의 오프셋 조정 장치 및 방법 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5153787A (en) * | 1982-05-10 | 1992-10-06 | Digital Equipment Corporation | Combination embedded and dedicated servo system including embedded servo waiting |
JPS5971171A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-21 | Fujitsu Ltd | 磁気デイスク装置のオフセツト動作方式 |
FI88973C (fi) * | 1983-11-25 | 1993-07-26 | Mitsubishi Electric Corp | Skivenhet |
US4669003A (en) * | 1986-05-02 | 1987-05-26 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for eliminating apparent offset in the servo code in a magnetic disc drive |
JPS62279569A (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気デイスク装置 |
US4974109A (en) * | 1986-08-27 | 1990-11-27 | Sony Corporation | Hard disk drive employing a reference track to compensate for tracking error |
JP2612262B2 (ja) * | 1986-12-16 | 1997-05-21 | 富士通株式会社 | 磁気デイスク装置 |
JPS63239659A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-05 | Nec Corp | オフセツト自動補正回路 |
JPH0821210B2 (ja) * | 1987-07-09 | 1996-03-04 | 日本電気株式会社 | 位置誤差補償方式 |
JPH01176374A (ja) * | 1988-01-05 | 1989-07-12 | Toshiba Corp | 磁気ヘッド位置決め制御装置 |
JPH02220262A (ja) * | 1989-02-20 | 1990-09-03 | Fujitsu Ltd | ディスク装置のヘッド切替方式 |
US5138594A (en) * | 1990-04-20 | 1992-08-11 | International Business Machines Corporation | Reducing amplitude variations of optical disk readback signals and increasing reliability of track-crossing counts |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP2412640A patent/JP2642518B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-09-26 EP EP91308763A patent/EP0492774B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-09-26 DE DE69125585T patent/DE69125585T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-05-26 US US08/250,111 patent/US5457587A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0492774A2 (en) | 1992-07-01 |
DE69125585T2 (de) | 1997-07-17 |
US5457587A (en) | 1995-10-10 |
EP0492774B1 (en) | 1997-04-09 |
JPH04221473A (ja) | 1992-08-11 |
EP0492774A3 (en) | 1993-03-24 |
DE69125585D1 (de) | 1997-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2642518B2 (ja) | 磁気ヘッド位置信号のオフセット補正方式 | |
JP3083747B2 (ja) | ディスクにサーボ書き込みを行うための方法および装置 | |
KR100273652B1 (ko) | 자기디스크장치의 서보패턴 기입방법 및 자기디스크장치 | |
JP2004527865A (ja) | ディスク駆動機構上にサーボおよびクロック・フィールドの自己書込みを行う回路 | |
JPH06111478A (ja) | Prmlディスク駆動システムの非同期ゲイン調整方法および装置 | |
JPH05189902A (ja) | 磁気ディスク装置のオフセット検出方式 | |
JPH0150031B2 (ja) | ||
JP2608223B2 (ja) | アクチュエータのトルク補正方法 | |
US8098449B2 (en) | Magnetic recording device, control device, and magnetic recording device control method | |
US5757576A (en) | Disk apparatus, and phase demodulating device and method for a disk apparatus | |
KR0160320B1 (ko) | 변환기의 판독 소자 폭이 데이타 실린더 폭의 1/3 이상 1/2 이하인 직접 접근 저장 장치에서의 서보 위치 설정 방법 및 장치 | |
US7589929B2 (en) | Servo pattern writing apparatus, servo pattern writing method, servo pattern reading apparatus, and servo pattern reading method | |
JP2000030386A (ja) | 記憶装置及びそのポジション感度設定方法 | |
JP2001184817A (ja) | ディスク装置のヘッド位置決め制御方法及び装置 | |
JP3013892B2 (ja) | ヘッド位置信号復調装置及びこれを利用したヘッド位置決め装置 | |
JP2746148B2 (ja) | Mrヘッドを用いた磁気ディスク装置の位置誤差補正方法 | |
JP2611054B2 (ja) | 磁気ディスク装置のデータ面サーボ信号検出感度の補正方式 | |
JPH0498661A (ja) | 磁気記憶装置 | |
JPS61271675A (ja) | 磁気ヘツドの位置決めサ−ボ装置 | |
JPH01236480A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
JPH04364277A (ja) | 磁気ディスク装置のオフセット検出方式 | |
JP2000306348A (ja) | 磁気ディスク装置及びヘッド位置信号の補正方法 | |
JPH0415548B2 (ja) | ||
JPH0464912A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
JP2000195176A (ja) | 磁気ディスク装置及び同装置に適用するサ―ボシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970325 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |