JPH03501168A - シールした容器にアクセスするための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シールした容器にアクセスするための装置発明の背景 発明の分野 本発明は、一般に密閉容器に対し一時的にアクセスするための装置に関し、より 詳細にはサンプラー容器の開栓可能クロージャにおいて一時的開口を提供する自 動サンプラー装置に関する。

先行技術の説明 先行技術は数多くの自動サンプリング装置を提供している。一般にこれらの装置 は、サンプル容器を受け、第一の場所において各容器から所定量の試料を取り出 し、そして取り出した試料を分析のために第二の場所へ移動させる。これら装置 と共に通常利用されるサンプル容器はオーブントップのガラス壜または管であっ て、その装置内のカローセル（ｃａｒｏｕｓｅｌｓ）上を運ばれ、そして機械的 ブツシュアームまたは他の同様な機構によりカローセル間を移動せしめられる。

自動化サンプリング装置において、試験されるべき試料はしばしば減圧容器内に 収集される。これらの容器は一般に、ゴム栓で閉塞され、かつ真空にシールされ たガラス管を含んで構成される。この試料は真空の部分を置き換えるが、若干の 真空は残留する可能性がある。栓の除去は、エアロゾル粒子の生成をもたらす可 能性がある。

従って、自動化装置内にその容器を配置する前にオペレータが栓を取ると、その エアロゾルスプレーはオペレータを、その試料中に含まれる何らかの有害物質に 対し曝す可能性がある。更に、オペレータによる手動の栓の除去は作業コストを 増大させる一方、自動化装置の効率および信頼性を減少させることになる。

自動化サンプリング装置において、開放試料容器を使用する場合には多くの問題 が呈示される。第一に、装置を介して容器を移動させる様々な力が内容物をこぼ し、かつ汚染する。第二に、開放試料容器はその容器中に納められた何等かの有 害物質に対しオペレータを曝すことになる。最後に、開放容器が特別な注意を必 要とするので作業のコストが増加する。

これら間頴の一つの解決は自動化装置において、閉塞容器を使用することである 。しかし、最も先行の装置は開放容器の利用を必要としている。〔ブラッドレイ 他（Ｂｒａｄｌｅｙ　ｅｔ　ａｌ、）の米国特許第４、４７８．０９５号中に開 示されている〕一つの知られた自動化サンプリング装置は閉塞ガラス環の栓を介 してサンプリングを行う。しかし、そうするためにこの装置は針、パージ機構お よび他のアセンブリーについての複雑なアレンジメントを含むことになる。それ はシール雑な技術を利用している。

本発明による自動化サンプリング装置は、上に略述した間頴を回避するものであ る。この装置は迅速、かつ効率的な方法において閉塞試料容器のクロージャにお ける一時的な開口を提供するものである。それはこの装置をして、そのクロージ ャを閉塞および再開口することなく、一時的な開口によって数多くの試験作業を 行わせる。

それは簡単で、充分に自動化された装置であって、製造およびアセンブリーの出 費を最小とし、また精確で、均一かつ信頼性あるパフォーマンスをもたらす。こ の装置は、試料容器のクロージャを一時的に開口し、そしてその容器内側へのア クセスを迅速かつ効率的に確立するための欠くべからざる機械的な作動を行う。

発明の要約 本発明の一実施態様によれば、改良されたサンプリング装置はカローセルアセン ブリーであって、装置に対し試料容器を提供するローティングカローセル、その ローティングカローセルから試料容器を受け、該装置がそれらから試料を取り出 す第一の場所にそれら移動させるための移動カローセル、および移動カローセル から容器を受け、そしてオペレータによる修正のためにそれらを貯蔵するアンロ ーディングカローセルを包含している。

好ましいのはこの装置が、ガラス管容器であって、それぞれがオーブントップお よびその開口部を閉じるための栓またはキャップを備えているものを利用するこ とである。或は、この装置ではあらゆる適切な液密材料から成る、あらゆる適切 な形状を有する容器を使用してもよい。栓は、自己封止性材料、たとえばゴムで あって、細かい穴開はチューブや針でそれに開けられた小さなスリットまたは孔 を気密に閉じ得るものとする。以下で説明する他のクロージャも同一の閉塞機能 を提供することができる。

第一の位置において、リフトアセンブリーおよび穴開はアセンブリーが、移動カ ローセルによってそこに配置された容器のクロージャを一時的に開口する。第一 の位置において、リフトアセンブリーは移動カローセルと共動して試料容器を上 昇させる。そのリフトアセンブリーは、穴開はアセンブリーが試料容器を受ける までそれを上昇させ、そしてそのリフトアセンブリーによって提供される力を利 用してそのクロージャに開口部を形成する。

移動カローセルは、その周縁に形成さ、かつ試料容器を受けるために垂直に配置 された開放スロットまたはコンパートメントを備えている。各コンパートメント は試料容器を支持するための水平に配置されたプラットホーム部材およびそのコ ンパートメントの頂部および底部壁に対するその末端部に固着された少なくとも １本の垂直ポストを有している。このポストはプラットホーム部材中の開口部を 経由して、該プラットホーム部材と摺動係合状態で延在している。

それはコンパートメント内のプラットホーム部材を固定し、そしてそのプラット ホーム部材を水平にではなく、垂直に移動させる。

リフトアセンブリーは第一位置に配置されたコンパートメントのプラットホーム 部材を上昇かつ下降させる。このアセンブリーはプランジャーおよびモータによ り駆動される従来の親ねじタイプ駆動機構（ｌｅａｄ　ｓｃｒｅｗ　ｔｙｐｅ　 ｄｒｉｖｅ）を含んでいる。この親ねじタイプ駆動機構は、第一位置における移 動カローセルコンパートメントの底部壁中の開口部を経由する下降位置からプラ ンジャーを上方へ移動させ、そしてコンパートメント内に配置されたプラットホ ーム部材の底部と係合する。穴開はアセンブリーの穴開はチューブがガラス壜の クロージャと係合し、そしてクロージャを経由して完全に移動し、開口部をその 中に形成するまで、親ねじタイプ駆動機構はプラットホーム部材およびそのプラ ットホーム部材を支持する容器と共にプランジャーを上方へ移動させ続ける。こ の装置は試料を取り出し、あるいは穴開はチューブの開口部を介して試料を試験 する。これが行われた後、親ねじタイプ駆動機構はプランジャーを下降させ、そ してこの装置は以下に説明するようにガラス壜を再び閉塞する。

穴開はアセンブリーは、穴開はチューブを第一位置において移動カローセルコン パートメントの上方適所に固定するためのサポートを含んでいる。このサポート は逆り字形状を有している。穴開はチューブは、鋭利な端縁と鈍いヒール（ｈｅ ｅｌ）を有する斜角を付けた端部を備えるノンコアリング中空針である。この穴 開はチューブは金属またはあらゆる他の適切な材料から作られ、そして、それは 電気的に探針に連続可能であるか、あるいは内部プラスチック鞘であって、キャ バシタンスーセンシンダ液体検知探針（ｃａｐａｃｉｔａｎｃｅ−ｓｅｎｓｉｎ ｇｌｉｑｕｉｄ　ｄｅｔｅｃｔｉｏｎ　ｐｒｏｂｅｓ）の誤トリガー（ｆａｌｓ ｅ　ｔｒｉｇｇｅｒ−ｉｎｇ）を最小とするものを含むことができる。

或いは、穴開はチューブはあらゆる適切な形状を有する中空部材またはあらゆる 他の機構であって、試料容器のクロージャを一時的に貫通してそれを経由する開 口部を設けることが出来るものであればよい。更に、クロージャは構成要素であ って、貫通部材をしてそれらと置き代わらせ、そしてクロージャを経由して開口 部を形成するものを備えたあらゆる適切な機構であればよい。

穴開はチューブが試料容器の内側との連通を確立した後、ブームアセンブリーは 探針を穴開はチューブを介して容器内へ移動させる。

この探針ポンプおよび溜めに連結されるチューブであり、そしてそれは容器から 試料の所定量を取り出す。次いで、ブームおよび探針アセンブリーは試料を第二 の位置に配置された連続キュベツトベルトのキュベツトに対し移動させる。或い は、探針はセンサーであってもよく、これは容器内に配置された試料から読取り 値を得るものである。

サンプリングまたはセンシングの後、ストリッパーアセンブリーはリフトアセン ブリーがそのプランジャーを下降させ、そしてガラス壜を下方へ移動させる際、 穴開はチューブから容器を取り去る。

この作用を行うため、ストリッパーアセンブリーはブツシュアームおよびモータ で駆動される親ねじタイプ駆動機構を包含している。

この親ねじタイプ駆動機構は上昇位置からブツシュアームを移動させて、容器の 頂部と係合状態に入らせる。容器のストツバ−および穴開はチューブが離脱する まで、それは下方へ移動し続ける。ブツシュアームを所定の下方位置へ移動させ た後、親ねじタイプ駆動機構はブツシュアームをその上昇位置へ移動させる。

ストリッパーアセンブリーが穴開はチューブから容器を離脱させ、かつそれを移 動カローセルコンパートメント中へ戻して配置した後、移動カローセルの駆動機 構はそのカローセルを回転させ、そして他のコンパートメントを第一位置へもた らす。サンプリングは継続され、そしてこの装置は使用済みガラス壜を移動カロ ーセルから貯蔵カローセルへ移動させる。

図面の簡単な説明 本発明のより完全な理解のために、添付図面中により詳細に例示され、かつ本発 明の一例によって以下に説明される実施態様を参照されたい。添付図面において 、 第１図は本発明のサンプリング装置の好ましい実施態様を示す斜視図である。

第２図は第１図のサンプリング装置において使用される試料容器を示す断面図で ある。

第３図は第１図に示した装置の部分的分解図である。

第４図は穴開はアセンブリーおよびストリッパーアセンブリーの側立面図であっ て、一部を破断してそれらの構造を暴露しである。

この図はまた、穴開はチューブと軸方向で整列している穴開はアセンブリーの該 チューブの下方に配置された試料容器を包含している。

第５図は第１図のサンプリング装置についてのリフトアセンブリーを示す側立面 図である。

第６図は穴開はチューブおよび試料ガラス壜の側立面図であって、これは穴開は チューブに対するガラス壜の相対的配置を示している。

この穴開はチューブは実線でガラス壜の上方に、そしてストッパーを経由して穴 を開けた後は想像線でガラス壜の内側に現れている。

第７ａ図−第７ｅ図は第１図のサンプリング装置と共に使用する試料ガラス壜の 側立面図であって、ガラス壜のストッパー中に一時的開口部を提供し、かつその 開口部を介してガラス壜の内側と連通ずる際して包含される工程の順序を示して いる。

第８図は第１図のサンプリング装置において使用される穴開はチューブを示す断 面図である。

第９図は、第１図のサンプリング装置において使用するだめの液体レベル検知探 針と電子工学的に連結された第８図の穴開はチューブの断面図である。

出願人は本発明を好ましい実施態様に関連して説明したけれども、発明はこの実 施態様に限定されるものでないことが理解されるべきである。更に、図面は縮尺 を示すものではないこと、実施態様はグラフィックシンボル、概略表示および一 部省略図により例示されるものであることが理解されるべきである。成る場合に 、出願人は本発明の理解には必要でない詳細、たとえば製作およびアセンブリー についての慣用的な詳細を省略しである。

図面および好ましい実施態様についての詳細な説明図面を参照すると、第１図お よび第３図は本発明による改良されたサンプリング装置の好ましい実施態様を通 常１０で示している。この装置はベースプレート１１および該ベースプレート上 に配置されたカローセルアセンブリー１２を包含している。このカローセルアセ ンブリー１２は、密閉試料容器１４（第２図参照）を装置に対し提供するローデ ィングカローセル１３、そのローディングカローセル１３かう試料容器１４を受 け、かつそれらを第一位置１６であって、位置が試料容器を開口して試料を取り 出すか、探針で試料を試験する場所へ移動させる移動カローセル、および移動カ ローセル１５からの容器を受け、かつそれらをオペレータによる修正のために貯 蔵するアンローディグカローセル１７を含んでいる。リストン他（Ｌｉｓｔｏｎ 　ｅｔ　ａｌ、）の［化学分析装置用のローディングおよび移動アセンブリー（ ＬｏａｄｉｎｇａｎｄＴｒａｎｓｆｅｒ　Ａｓｓｅｍｂｌｙ　ｆｏｒ　Ｃｈｅｍ ｉｃａｌ　Ａｎａｌｙｚｅｒ）と題された米国特許第４．５９５．５６２号は一 般的にカローセルアセンブリー１２を非常に詳細に開示している。ここに参考と して、本出願人は本願の開示に関し該特許の開示を引用するものとする。

装置１０と共に使用され、かつ第２図中に示される密閉容器１４は好ましくはオ ーブントップであり、そしてストッパーであって、通常はその頂部開口部を閉塞 するものを備えたガラス管１８である。更に、このストッパー２１は自己封止性 材料、たとえばゴムであって、これは細かい穴開はチューブまたは針によってそ の中に開けた小さなスリットまたは孔を緊密に閉じることが出来るものとする。

或は装置１０には、あらゆる適切な液密材料から調製されたあらゆる適切な形状 を有する容器を用いてもよい。また、クロージャではあらゆる適切な形状を有す る容器を用いてもよい。また、クロージャはあらゆる適切な手段であって、以下 に説明するように貫通部材をしてそれらを置き換えさせ、かつそのクロージャを 経由して開口部を形成する構成要素を備えるものであってもよい。

移動カローセル１５は平らで、リング状輪郭を有する底部プレート２２を含んで いる。それはまた、頂部プレート２３であって、その周縁に形成された半円形ス ロット２４を備えるスポーク車輪の形状を有している。これらスロット間の間隔 は一定で、かつそれらの寸法および形状は通常、装置１０と共に使用される試料 容器の横断面積と一致している。各スロットの周りに垂直に配置された一組４本 の支柱２５ａ−ｄであって、一端において底部プレート２２に、そして他端にお いて頂部プレート２３に固定されたものが容器１４を受けるためのコンパートメ ント２６を形成している。各コンパートメント２６はプラットホーム部材２７で あって、試料容器１４を支持し、上昇させ、かつ下降させるものを含んでいる。

このプラットホーム２７は開口部を備えた平坦で、水平な部材であり、この開口 部を介して支柱２５ｄはプラットホームと摺動係合状態において延在している。

更に、プラットホーム２７はその周縁の周囲に形成された１個の案内スロットお よび２個のカットアウトを有している。これらの案内スロットおよびカットアウ トは支柱２５ａ　−ｃを受け、そしてこれらの支柱と共同してプラットホーム２ ７をコンパートメント２６中に整列して維持する。最後に、プラットホーム２７ は案内スリーブ２８であって、プラットホーム部材２７の底部に固定され、そし て支柱２５ｄと摺動係合状態において支柱２５ｄの周囲に配置されて更にプラッ トホー１、を水平に維持するものを含んでいる。

２枚のカバープレート２９オよび３０は、移動カローセル１５がローディングカ ローセル１３からの容器を受ける位置ならびにそれが容器をアンローディング力 【１−セル１７に移動させる位置を除いて、移動カローセル１５の周縁の周囲で コンパートメントを閉じている。適切な連結機構がこれらのプレート２９および ３０を移動カローセル１５の周囲でベースプレート１１に固定する。これらのプ レートは移動カローセル１５とは接触せず、それらは単に容器１４がそれらのコ ンパートメント２６から脱落するのを阻止している。

第一位置に配置されているリフトアセンブリー３１および穴開はアセンブリー３ ２は移動カローセルによってそこに配置さた容器１４のクロージャまたはストッ パー２１を一時的に開口する。このリフトアセンブリーは第一位置に配置されて いるコンパートメント２６のプラットホーム２７を駆動し、そして容器１４を下 降位置から上昇位置へ上昇させる。リフティングアセンブリー３１が容器Ｉ４を 上昇させるき、穴開はアセンブリー３２はそれを受け、そして以下に説明するよ うにリフティングアセンブリーにより供給される力を利用してストッパー１８内 に開口部を形成する。

（第５図中に示される）　リフトアセンブリーはアセンブリー３１をベースプレ ート１１に固定させるための水平プレートを含んでいる。それはまた、モータ３ ５により駆動され、かつ下降および一ト昇位置間でプランジャー３６を垂直に運 動させるために使用される親ねじタイプ！動機構３４を包含している。Ｌ字形部 材３８および案内支柱４１を含む支持フレーム３７は、部材３８の底部に固定さ れたベアリング４２とプレート３３を介して開口部内に固定されるベアリング４ ３との間に軸支される垂直整列において親ねじタイプ駆動機構３４を維持してい る。親ねじタイプ駆動機構３４に装着されたナツト４４はその親ねじタイプ駆動 機構の回転に応答して垂直に運動し、そしてナツト４４に固定された水平配置連 結プレート４５はそれと共に運動してプランジャー３６を駆動する。プランジャ ー３６を垂直整列状態に維持するために、アセンブリー３１はプランジャー３６ の周囲で垂直に配置され、かつ水平プレート３３に固定された案内スリーブ４６ を包含している。支柱４１の周囲に垂直に配置され、かつプレート４５に固定さ れる第二案内スリーブ４７は水平整列においてプレート４５を維持する。

ナツト４４、ひいてはプランジャー３６の運動を制御するために、装Ｅｆｆｉｌ Ｏは頂部センサー４８および底部センサー（図示せず）を含む電子制御機器を包 含し、これはプレート４５に固定されたコンタクト４９の存在を感知するもので ある。これらのセンサーによって提供される信号を利用することにより、電子制 御機器はモータ３５を作動してナツト４４を上方および下方限界間で運動させる 。プランジャー３６は、それが移動カローセル１５の底部プレート２２の下方に 横たわる下降位置から上昇位置へと運動する。そうすることによって、以下に説 明するように、それは各コンパートメント２６内のプレート２２中に形成された 開口部５１を経由して移動し、プラットホーム２７の底部と係合し、そしてプラ ットホームを上方へ駆動し、がっそれの上に横たわる容器１４をコンパートメン ト２６より部分的に外方へ駆動し、そして穴開はアセンブリー３２と係合状態に 入る。

さて、第４図を参照すると、穴開はアセンブリー３２は該アセンブリー３２をベ ースプレート１１に取り付けるための固定プレート５２およびその固定プレート ５２に固定された垂直支持部材５３を備えている。

垂直部材は金属あるいは高強度および高剛性を有するあらゆる他の材料から調製 される中空チューブである。それはその上端部に固定された水平片持ちばり部材 ５４を支持する。この水平ザボート５４は穴開はチューブ５５（第８図参照）を 第一位置１６の適所に支持する。

穴開はアセンブリーはまた、Ｃ字形横断面を有する透明なプラスチックシールド ５Ｇを含んでいる。それは穴開はチューブ３５であって、水平サポート５４の底 部に固定されたものの周囲に横たわっている。

それは容器１４の頂部を受け、かつ容器を中央に置き、そしてオペレータが針の 鋭利な端部に触れることを阻止して、傷害からオペレータ保護する。

リフトアセンブリー３１が穴開はチューブに抗してストッパーを強制すると、穴 開はチューブ５５は、第６図に示すように、ストッパー２１内に開口部を形成す る。第８図に示すように、それは垂直かつ支持部材５４から下方に配置されたノ ンコアリング中空針５７を含んでいる。針５７の上端部は圧入または他の手段に よって中空ねじ５８の中央開口部内に固定されて存在するが、この中空ねじはそ れを離脱可能に水平ザポート５４に対し固定している。この中空ねじ５８はステ ム部を有し、これは水平サポート５４を経由して形成されたねじ切り開口部およ び頭部内に嵌入し、該頭部は水平サポートの頂部と係合する。

ストッパー２１の貫通および開口を容易にするために、針５７は鋭利な端縁およ び鈍いヒールを備えた斜角を付けた底部を有している。ねじ５８および針５７は 中央穴開はチューブ開口部６１を形成し、これを介して装置は試料または試料の 読取り値を取り出す。穴開はチューブ５５による貫通の結果液体を検知する方法 および更に、キャパシタンスーセンシンダ液体検知探針の誤トリガーを最小とす る方法を提供するために、穴開はチューブおよび探針を電子工学的に連結するこ ともできる。針５７は金属から構成され、そして金属はね６３によって同軸ケー ブル６２に接続されている。試料管に侵入することによって、針５７は液体と接 触し、キャパシタンスにおける変化が信号を生成し、これがモータをトリガーし 、プラットホーム２７を上昇させて停止する。同軸ケーブルはまた、金属液体レ ベル検出試料探針６５と接続されており、これは探針の誤トリガーを阻止する。

別の実施態様において、プラスチック鞘６２を使用して、この開口部の壁をカバ ーし、キャパシタンス−センシング液体検知探針の誤トリガーを最小とすること ができる。

或は、穴開はチューブはあらゆる適切な形状を有しているか、または如何なる他 の機構であってもよく、これはクロージャ２１を貫通して該クロージャを経由す る開口部を一時的に提供し得るものとする。更に、クロージャは構成要素であっ て、貫通部材をしてそれらを置き換え、かつ該クロージャを経由する開口部を形 成するものを備えたあらゆる適切な機構であってもよい。

穴開はチューブ５５が容器１４の内側との連通を確立した後、ブームアセンブＩ Ｊ−６４（第１図参照）は探針６５を穴開はチューブ開口部６１（第７ａ　−７ ｅ図参照）を経由して容器内へ移動させる。この探針はポンプおよび溜め（図示 せず）に連結されたチューブであり、そしてそれは試料の所定量を容器１４から 取り出す。次いで、ブームアセンブリーはその試料を第二位置に配置された連続 キュベツトベルトのキュベツト６６に対し移動させる。或は、探針はセンサーで あってもよく、これは容器１４またはディスペンサーであって、容器ｅ彊こ物質 を配分するだめのものの中に配置された試料から読取り値を得るものである。

サンプリング、センシングまたは配分の後、穴開はアセンブリー３２の垂直サポ ート５３内に配置されたストリッパーアセンブリー６７（第４図参照）はリフト アセンブリーがそのプランジャー３６を下降させ、そして容器を下方へ移動させ る際、穴開はチューブ５５からストッパー２１を取り去る。この作用を行うため 、ストリッパーアセンブリー６７は中空サポートまたはハウジング５３内で摺動 係合状態において配置される管状部材６８を包含している。モータ７２で駆動さ れる親ねじタイプ駆動機構７１は垂直運動のために該親ねじタイプ駆動機構７１ に装着され、かつ部材６８の底部端に固定されたナツト７３を利用してその部材 ６８を上下に駆動する。部材６８の上端部に固定されると、ブツシュアーム７４ はハウジング５３内の垂直スロットを経由して延在し、かつその末端部において ストッパー２１と係合する。この末端部は、それを経由して穴開はチューブ５５ が延在する中央開口部を備えた平坦な輪郭を有している。この端部セグメント、 すなわちリング状、Ｕ字形または他の適切な形状はストッパー２１の頂部周辺に 一定の下方圧力を加え、偏心荷重および容器１４の傾斜を回避するものとする。

摺動部材６８の運動についての上限および下限を限定するために、装置１０の電 子制御機器は、ハウジング５３の外側に固定された頂部ストリッパーアセンブリ ーセンサー７５および底部ストリッパーアセンブリーセンサー７６を包含してい る。これらの機器はオプティカルフラグ７７の存在を感知する。適当な固定機構 がオプティカルフラグ７７を部材６８に対し固定し、そしてそれらはハウジング ５３中の垂直スロットを経由してそのハウジング５３の外側であって、そこでセ ンサー７５および７６がそれを検知し得る場所へ延びている。これらセンサーに よって提供される信号を利用すれば、装置の電子制御機構がモータ７２を作動し てナツト７３を運動させ、その結果ブツシュアーム７４を所定の」１限および下 限間で運動させることになる。ストリッパーアセンブリーはそのブツシュアーム ７４を穴開はアセンブリー３２の水平サポート部材５４に隣接した上昇位置から 穴開はチューブ５５の底部端下方の下降位置へ移動させ、そして再度引き上げる ものとする。

ストリッパーアセンブリー６７が穴開はチューブ５５から容器を離脱させ、そし てリフトアセンブリーと共にコンパートメント２６中の容器を下降させると、移 動カローセル１５の駆動機構（図示せず）はそのカローセルを回転させ、そして 次のコンパートメント２６を第一位置１６へ持って来る。サンプリングまたはセ ンシングは継続され、そして装置１０は使用済み容器１４をカローセル１５から アンローディングカローセル１７へ移動させる。

」二の記載および図面は一つの好ましい実施態様を例示しているが、勿論本発明 はこの実施態様に限定されるものではないことが理解されるべきである。本発明 に関係する当業者は、特に前述の教示を考慮することにより、この発明の原理を 利用して変形および他の実施態様を作り出すことができよう。たとえば、当業者 は容器を上昇させるためにリフトを使用するよりは寧ろ穴開はチューブを下降さ せるために駆動機構を利用するかも知れない。従って、本出願人は添付した請求 の範囲によって、本発明の本質的特徴を構成するあらゆる変形およびその他実施 態様の特徴を統合するものとして、それら全ての変形ならびに他の実施態様をカ バーすることを意図するものである。

ＦＩＧ、　６ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．容器を保持するための手段と、前記容器のクロージャ手段を貫通し、かつそ のクロージャを一時的に開口するための貫通手段と、前記容器および前記貫通手 段間に相対的変位を提供するための駆動手段と、前記貫通手段の前記開口部を経 由して前記容器内へ挿入し、そして前記容器から試料を取り出し、試料を前記容 器内に配置するか、または前記容器の試料の特性を検知するための探針手段とを 含んで構成され、前記貫通手段は開口部を形成し、前記駆動手段は前記貫通手段 を前記容器内へ移動させるための力を提供することを特徴とするクロージャ手段 を含むシールした容器にアクセスするための自動化装置。
2. ２．更に、ストリップ手段であって、前記容器から前記貫通手段を離脱させるた めのものを含んで構成される請求項１による自動化装置。
3. ３．前記貫通手段は固定的であり、そして前記駆動手段が前記貫通手段に抗して 前記容器を移動させるためのリフト手段を含んでいる請求項１による自動化装置 。
4. ４．前記貫通手段はノンコアリング中空針を含んでおり、そしてクロージャ手段 がゴムストッパーである請求項１による自動化装置。
5. ５．容器を保持するための手段と、前記容器のクロージャを貫通し、かつそのク ロージャを一時的に開口するための貫通手段と、前記容器および前記貫通手段間 に相対的変位を提供し、前記貫通手段を前記容器内へ移動させるための力を提供 するための駆動手段と、前記開口部を経由して前記容器内へ挿入させるための手 段とを利用する、前記容器の外部および内部間の物質移動のため、あるいは前記 容器内の物質を検知するための密閉容器との一時的連通を自動的に提供するため の方法において、前記容器のクロージャ内に開口部を形成する工程と、前記開口 部を経由して前記容器内へ前記探針手段を挿入するための工程とを含んで成るこ とを特徴とする方法。