JP2011107120A - 検体処理装置及び検体処理方法 - Google Patents

検体処理装置及び検体処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011107120A
JP2011107120A JP2010114628A JP2010114628A JP2011107120A JP 2011107120 A JP2011107120 A JP 2011107120A JP 2010114628 A JP2010114628 A JP 2010114628A JP 2010114628 A JP2010114628 A JP 2010114628A JP 2011107120 A JP2011107120 A JP 2011107120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
unit
dispensing
sample container
sorting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010114628A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Ito
照明 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aoi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Aoi Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aoi Seiki Co Ltd filed Critical Aoi Seiki Co Ltd
Priority to JP2010114628A priority Critical patent/JP2011107120A/ja
Priority to EP10013715A priority patent/EP2315035A3/en
Priority to CA2717964A priority patent/CA2717964A1/en
Priority to US12/907,261 priority patent/US20110091988A1/en
Priority to TW099135586A priority patent/TW201122454A/zh
Priority to KR1020100101984A priority patent/KR101197788B1/ko
Priority to CN2010105181823A priority patent/CN102043061A/zh
Publication of JP2011107120A publication Critical patent/JP2011107120A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1079Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices with means for piercing stoppers or septums
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00722Communications; Identification
    • G01N35/00732Identification of carriers, materials or components in automatic analysers
    • G01N2035/00742Type of codes
    • G01N2035/00752Type of codes bar codes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1009Characterised by arrangements for controlling the aspiration or dispense of liquids
    • G01N2035/1025Fluid level sensing
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/49Blood
    • G01N33/491Blood by separating the blood components
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/25Chemistry: analytical and immunological testing including sample preparation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

【課題】閉栓状態においても高精度にて検体の処理を行うことができる検体処理装置及び検体処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の一形態に係る検体処理ユニット1は、検体25aを収容可能な試験管25に装着された栓体26を貫通可能に構成された貫通挿入部としてのノズル針53を有し、前記試験管25または検体25aに処理を行う分取・分注部35と、前記処理の際に前記検体または前記検体容器の状態を検出する検出部34と、前記検出の前に前記試験管25の側部に付されたラベル27の少なくとも一部を除去するラベル剥離部33と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、検体を収容する検体容器内にて処理を行う検体処理ユニット及び検体処理方法に関する。
検体を収容する検体容器内にて処理を行う検体処理装置として、例えば採血を行った後の血液から遠心分離処理によって分離された血清を検体として採取し、この検体に試薬を注入して反応を検知することで分析処理を行う分析装置などが知られている(例えば、特許文献1参照)。血液等の検体を収容する試験管は、例えば透明なガラス製またはプラスチック製で、上方に開口を有する円筒形状を成し、内部に検体が収容されるようになっている。試験管の上端開口にはゴムまたは合成樹脂材料からなる栓体が装着されている。一般的な検体処理装置においては、分取・分注等の検体処理の前に、試験管の上方開口を塞ぐ栓体を抜き取る開栓処理を行い、試験管上方を開口させた状態で、当該開口からノズル等の器具を挿入して内部の検体に対して分取・分注等の検体処理を行っている。このように検体処理の前に開栓処理を行い開口させてから検体処理を行う検体処理装置では、開栓処理のための処理時間がかかり、処理効率が悪いという問題がある。また試験管の上方の開口部分から検体が飛散し、あるいは検体が蒸発する恐れがある。
このような事情に鑑みて、尖鋭な針形状の部材により栓体を貫通して検体容器内に挿入させて処理を行う手段が考えられる。
特開2008−76185号公報
しかしながら、上記技術には次のような問題がある。すなわち、検体容器の側部にはラベルが付されていることがあり、閉栓状態では検体内の様子を検出することが困難であり、処理精度が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、閉栓状態においても高精度にて検体の処理を行うことができる検体処理装置及び検体処理方法を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る検体処理ユニットは、検体を収容可能な検体容器に装着された栓体を貫通可能に構成された貫通挿入部を有し、前記検体容器または検体に処理を行う貫通処理ユニットと、前記処理の際に前記検体または前記検体容器の状態を検出する検出ユニットと、前記検出の前に前記検体容器の側部に付されたラベルの少なくとも一部を除去するラベル除去ユニットと、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の一形態に係る検体処理ユニットは、前記検体容器は少なくともその一部が透明に構成された試験管であり、前記栓体は、ゴムまたは合成樹脂材を含む材料で構成され、前記貫通挿入ユニットは、先端が尖鋭なノズル針を有し前記ノズル針の先端が前記栓体を貫通して前記検体容器内に挿入された状態で前記検体の分取または分注処理を行う分取・分注ユニットであることを特徴とする。
本発明の他の一形態に係る検体処理ユニットは、前記検出ユニットは、前記検体または検体容器の画像情報を取得し、前記画像情報に基づき前記検体容器内に収容された検体としての血清面位置、シリコン面位置、血餅面位置、及び前記貫通挿入部の少なくともいずれかの位置を検出することを特徴とする。
本発明の他の一形態に係る検体処理ユニットは、前記検体容器をその栓体を上側に配して起立状態に保持しながら所定の搬送経路に沿って搬送する搬送ユニットを備え、前記搬送経路に沿って、前記貫通処理ユニット及び前記検出ユニットが配され、前記貫通処理ユニットよりも前記搬送経路の上流側に前記ラベル除去ユニットが配されたことを特徴とする。
本発明の他の一形態に係る検体処理方法は、検体を収容可能な検体容器内で処理を行う検体処理方法であって、前記検体容器に装着された栓体を貫通可能な貫通挿入部を前記栓体に貫通させて前記検体容器内に挿入する工程と、前記貫通挿入部が前記検体容器内に挿入された状態で、前記検体容器または検体に処理を行う工程と、を備えたことを特徴とする検体処理方法。
本発明の他の一形態に係る検体処理ユニットは、前記貫通挿入ユニットは、前記ノズル針よりも大径の空洞を有し栓体を貫通する筒状部と、前記筒状部に連続し径が拡大する拡径部と、を有するチップスロープをさらに備え、前記検体の分取処理の前に、前記チップスロープが前記栓体を貫通して前記検体容器内に挿入され、チップスロープの前記空洞によって前記検体容器の内外が連通した状態で、前記分取処理が行われることを特徴とする。
本発明の他の一形態に係る検体処理ユニットは、栓体に開口を形成するカッタをさらに備え、前記検体の分取処理の前に、前記カッタにより前記栓体に開口を形成することを特徴とする。
本発明にかかる検体処理装置及び検体処理方法によれば、閉栓状態でも検体処理を行うことが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る検体処理ユニットの説明図。 同実施形態に係る分取分注装置の平面図。 同実施形態に係る分取分注装置の側面図。 同実施形態に係るラベル剥離部の側面図。 同実施形態に係る分取・分注部の構造及び分取工程の説明図。 同実施形態にかかる分取分注装置の説明図。 本発明の第2実施形態に係る分取・分注部の構造及び分取工程の説明図。 同実施形態に係るチップスロープの平面図。 本発明の第3実施形態に係る栓体の平面図。 同実施形態に係る分取・分注部の構造及び分取工程の説明図。
以下、本発明の一実施形態にかかる検体処理装置としての検体処理ユニット1について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、各図において適宜構成を拡大、縮小、省略して示している。各図中の矢印X,Y,Zはそれぞれ直交する3方向を示している。なお、ここではX軸は搬送経路、Y軸は搬送経路の幅方向、Z軸は上下方向にそれぞれ沿うように設定された場合を示している。
図1は、検体処理ユニットの説明図である。図2及び図3は分取分注装置の平面図及び側面図であり、図4はラベル剥離ユニットの側面図である。図5は分取・分注ユニットの構造及び分取工程を示す説明図である。
図1に示すように、検体処理ユニット1は、搬送経路20aの上流側から順に、搬入装置11、分取・分注装置12、搬出装置13、及び分析装置14を備えるとともに、各種情報を記憶する記憶部15(記憶手段)と、検出結果や識別情報などに基づき演算・判定などのデータ処理を行うデータ処理部16と、各部の動作を制御する制御部17(制御手段)と、を備えて構成されている。
各装置11〜13には、それぞれ所定の搬送経路20aに沿って試験管25を立位状態で搬送するコンベヤ式の搬送部20が設けられている。これら複数の装置11〜14の搬送部20の搬送経路20aは連続して配置されている。
図2乃至図5に示すように、検体を収容する検体容器としての試験管25はホルダ24に立位状態に支持され、搬送部20の搬送ベルトの移動に伴って搬送される。試験管25は、例えば真空採血管であり、透明なガラスまたはプラスチックで構成され、内部に検体を収容する円柱状の空間を有する円筒形状を成している。試験管25の外周側面には、ラベル27が接着貼付されている。ラベル27には検体25aの識別情報等の各種情報を示す識別情報表示部としてバーコード27aが表示されている。図5(a)に示すように、試験管25の内部に、検体25aとして、血餅25b、分離剤としてのシリコン25c、及び血清25dの3層が収容されている。なお、図5(a)では、説明のためラベル27を省略している。
図1に示す搬入装置11は、搬送部20と、搬送部20の側部に配置されたラック架設部11aと、ラック架設部11aにセットされたラックに保持された試験管25を搬送部20のホルダ24に移載する移載機構11bと、を備えている。
図2及び図3に示すように、分取・分注装置12は、装置本体31と、装置本体31に設けられた搬送部20と、試験管25の側面に貼付されているラベル27に表示されたバーコード27aに示される識別情報やバーコード27aの位置情報等の各種情報を取得する読取部32と、試験管25の側部に付されたラベル27の一部を剥離するラベル剥離部33(ラベル除去ユニット)と、試験管25内の検体25aの状態を検出する検出部34(検出ユニット)と、検体25aを分取・分注する分取・分注部35(分取・分注ユニット)と、を備えて構成されている。
読取部32は、搬送経路20aの側部に設けられ、搬送部20によって送られる試験管25の側面に貼付されたラベル27のバーコード27aを読み取り、検体に関する各種情報を取得する。
図4に示すように、ラベル剥離部33は、搬送経路20a側部に設置されたベース部41と、ベース部41から搬送経路20aに向かって延び移動可能に支持された一対のアーム部42と、一対のアーム部42の先端にそれぞれ設けられラベル27を削る一対の削り刃43と、を備えて構成されている。削り刃43がラベル27に当接した状態で下降移動することによりラベル27の一部を削り試験管25から剥離させ、ラベル27を除去する。
検出部34は、ラベル剥離部33よりも下流側の搬送経路20aの側方に設けられる撮像部45(画像検出手段)を備える。撮像部45は例えばCCDカメラで構成され、搬送経路20a上に立位状態に保持された試験管25の側方から検体25aの側面を撮像し、画像情報を取得する。取得した画像情報は記憶部15に送られる。
分取・分注部35は、搬送経路20aの側部に設けられた昇降機構部51と、この昇降機構部51に支持された分取・分注チップ52とを備えている。分取・分注チップ52は、試験管25の上方の栓体26の上方に対向するように配置され、昇降機構部51により昇降可能に設けられている。分取・分注チップ52の先端部は下方に延びる貫通挿入部としてのノズル針53が設けられている。ノズル針53のノズル孔53aは血液等の検体を分取・分注するための吸引・吐出装置(図示しない)に連通している。なお、ノズル針53の先端(下端)部分は尖鋭形状を成し、下降する際に、栓体26を貫通して試験管25の内部に挿入可能になっている。
図6に示すように、分取分注チップ52内にはノズル本体54が挿入される。ノズル本体54は、上部に設けられた固定部59と、分取分注チップ52内において軸方向に移動可能に構成されるとともに内部に通路55aを形成する分取・分注管55と、分取・分注管55の下部に設けられたノズル部55bと、固定部59とノズル部55bとの間において分取・分注管55の周りに上から順に介装された第1のシリコンボール56、可動部57、及び第2のシリコンボール58、とを備えて構成されている。
第1、第2のシリコンボール56,58及び可動部57は、分取・分注管55に対して軸方向に移動可能に遊挿されている。ノズル部55bは分取・分注管55の先端に設けられ分取・分注管55と共に移動する。ノズル部55bは、通路55aに連通する孔55cを有している。孔55cは、分取・分注管55を介して図示しない吸引・吐出装置に接続される。ノズル本体54は、図示しない昇降機構と、ボール圧縮機構を構成する流体シリンダに接続されている。
分取工程の前のノズル本体54は、分取分注管55が下方に突出し、ノズル部55bと固定部59とが離間した状態であり、第1、及び第2のシリコンボール56,58は真球状の状態となる(不図示)。この状態で昇降移動機構によってノズル本体54の全体が移動し、分取分注チップ52の上部に位置決めされる。さらにノズル本体54の全体が下降し、分取分注チップ52の筒部52aの内部に挿入される。
この状態から、固定部59が固定された状態で、流体シリンダにより分取分注管55を上昇させる。するとノズル部55bが上昇して固定部59に近接し、ノズル部55bと固定部59との間の間隔が狭まる。これに伴い、シリコンボール56,58及び可動部57が上方に移動するとともに、シリコンボール56,58が軸方向に圧縮される。この状態を図6に示す。
シリコンボール56,58は軸方向に圧縮され、拡径方向に弾性変形し、分取分注チップ52の筒部52aの内周面に密着する。このため、ノズル本体54と分取分注チップ52とが気密状態に接続される。
この状態で、昇降移動機構によってノズル本体54と分取分注チップ52とが一体的に移動し、分取分注チップ52を試験管25に挿入した後、吸引・吐出装置によって吸引すると、分取分注管55を介して分取分注チップ52が負圧となり、試験管内の血清を分取分注チップ52に分取することができる。
さらに、昇降移動機構によりノズル本体54と分取分注チップ52とが一体的に上昇すると、分取分注チップ52が試験管から脱出し、分取した血清を収容したノズル本体54と分取分注チップ52を別の試験管等に位置決めすることができる。そして、吸引・吐出装置によって吐出すると、分取分注管55を介して分取分注チップ52が正圧となり、分取分注チップ52内の血清を試験管等に分注することができる。
以下、本実施形態に係る検体処理ユニット1の検体処理方法の処理工程手順を説明する。
まず、搬入処理として、図1に示す搬入装置11にてラック架設部11aのラック11cに保持された試験管25を搬送部20上に待機するホルダ24に移載する。移載された試験管25は搬送経路20aに沿ってホルダ24に保持され立位状態で下流側の分取・分注装置12へ搬送される。
そして、下流側の読取部32にて、バーコード27aに示される検体25aの識別情報、バーコード27aの位置情報、及びラベル27の有無等の、各種情報を検出する(読取処理)。取得した各種情報は記憶部15に記録され、制御部17による制御に用いられる。
さらに下流側のラベル剥離部33において、図4に示すように、試験管25が処理位置に配置され停止したときに削り刃43をラベル27に当接させた状態で下降移動することにより、ラベル27の一部を削り、試験管25から剥離させ、除去する(ラベル除去処理)。
ラベル除去処理後の試験管25の側部は、上下方向に延びる剥離対象部27bにおいてラベル27が削り取られ、内部の透明な試験管25の側部が露出した状態となっている。ラベル除去処理の終了後、試験管25は搬送経路20aに沿ってホルダ24に保持され立位状態で下流側の検出部34及び分取・分注部35に送られる。
次に、図5に示す分取・分注部35において、分取・分注チップ52によって検体入り試験管25から所定量の血清を分取し、別に送られてきたサンプルカップに分注する(分取・分注処理)。
分取処理に際し、側方に設けられた検出部34の撮像部45によって試験管25または検体25aの状態を検出し(検出処理)、この検出結果に応じて分取処理が制御される。検出処理では、まず試験管25の側部を撮像して検体の画像情報を取得する。撮像部45に送られる試験管25の側部は、予め上流側のラベル剥離部33にてラベル27が剥離され透明の試験管25の側壁が露出しているので、この透明な試験管25の側壁を透過して側方から内部の検体25aの画像情報が取得できるようになっている。取得した画像情報は、記憶部15に記録され、データ処理部16へ送られる。データ処理部16は、撮像部45で取得した画像情報に基づき検体25aの状態を検出(判定)する。具体的には、撮像部45で取得した試験管25の側方からの画像情報に基づき、データ処理部16において、検体25aの血餅面25e、シリコン面25f、血清面25g、及びノズル針53の位置を検出する。制御部17は、ノズル針53の位置と液面の位置とを検出することによりノズル針53の先端が、どの部分に位置しているかを検出し、この検出結果に応じてノズルの移動を制御する。例えばシリコン面25fよりも上方にノズル針53の先端が停止するように位置決めすることによりシリコン面25fにノズル針53が突入することを防止し、血清25dを残さず分取することが可能となる。
分取処理において、まず図5(a)に示すように搬送経路20aに沿って試験管25を搬送し、図5(b)に示すようにノズル針53の直下の所定位置で試験管25の搬送を停止させる。この状態で図5(c)に示すように昇降機構部51により分取・分注チップ52を下降させてノズル針53を栓体26を貫通して試験管25の内部に挿入する。さらに図5(d)に示すようにノズル針53の先端位置を所定の深さに位置決めする。このとき、上述の検出・制御により、例えばシリコン面25fよりも上方にノズル針53の先端が停止するように、位置決めが成される。この状態で吸引・吐出機構によりノズル針53からの吸引を行うことにより、検体25aとして血清25dを残らず分取する(分取処理)。
血清25dを分取した後、昇降機構部51により分取・分注チップ52を上昇させ、別に送られてきたサンプルカップにノズル針53を位置決めし、吸引・吐出機構により吐出を行うことにより、検体をサンプルカップに分注する(分注処理)。サンプルカップは搬出装置13から搬出され(搬出処理)、下流側の分析装置14に搬入される。そして、分析装置14において各種反応を検査する分析処理が行われる。
本実施形態にかかる検体処理ユニット1によれば以下のような効果が得られる。すなわち、栓体26を貫通して試験管25内に挿入可能な貫通挿入部としてのノズル針53により、閉栓状態で検体処理を行うことができる。したがって、予め開栓する必要がないので高効率にて処理を行うことができるとともに、検体の飛散及び蒸発を防止でき、異物の混入も防ぐことができる。
また、検出部34により試験管25内の状態を検出しながら分取処理を行うことができるので、血清25dを残さず分取することができ、またシリコン面25fへノズル針53が侵入しないように制御することが可能となるので、処理精度が向上する。したがって、個々の試験管25によって検体25aの液面高さが異なる場合であっても精度良く処理することが可能となる。さらに、検出部34の上流側にラベル剥離部33を設けたことにより、試験管25の側部にラベル27が付されている場合であっても、予めラベル27を剥離して除去し、側方から確実に検体の画像情報を取得することができる。このため、高い検出精度を維持することが出来る。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。図7は本実施形態に係る分取・分注部35の構造及び分取工程の説明図である。図8はチップスロープの平面図である。なお、本実施形態において、分取処理の際にチップスロープ70を用いる点以外については、上記第1実施形態と同様であるため、共通する説明を省略する。
本実施形態において、貫通挿入ユニットである分取・分注部35は、チップスロープ70を備えて構成される。
図7及び図8に示すチップスロープ70は、ノズル針53よりも大径の筒状部71と、筒状部71の上方に連続する拡径部72と、を一体に備えて構成されている。チップスロープ70は樹脂製であり、筒状部71の先端73(下端)は尖鋭に構成され、栓体26を貫通可能に構成されている。拡径部72は、筒状部71の開口が拡径し、上方が大径となり下方が小径となるように構成された円錐形状を有している。ここで、ノズル針53の径は例えば2mmとし、筒状部71の内径は例えば3.6mmとした。このため、大気解放を可能にしつつも開口面積は小さく抑えられる。また、分取・分注チップ52は樹脂で構成した。
本実施形態にかかる検体処理装置において、分取の際、ノズル針53の挿入に先立って、チップスロープ70を栓体26上方から下降することで、筒状部71が栓体26を貫通し、筒状部71の先端73が試験管25内に挿入される配置される。この状態で筒状部71内の空洞71aによって試験管25の内外が連通し、試験管25の内部が大気圧に解放される。
ついで、分取・分注チップ52を下降して筒状部71の上方からノズル針53を挿入する。ノズル針53は筒状部71の空洞71aを通過して試験管25内に挿入される。この状態では、ノズル針53の外周と空洞部71aの内側との間を通じて試験管25内部が大気に連通した状態となる。なお、このとき、上記第1実施形態と同様に、制御部17は、ノズル針53の位置と液面の位置とを検出することによりノズル針53の先端が、どの部分に位置しているかを検出し、この検出結果に応じてノズルの移動を制御する。この状態で、上記第1実施形態と同様に分取・分注チップ52により血清を分取する分取動作を行う。この他の動作についても第1実施形態と同様である。
本実施形態にかかる検体処理装置においても、上記第1実施形態と同様に、ラベル27が剥離された状態で試験管の側方からノズル針53の先端の位置を検出することで、血清25dのみを確実に分取することが出来る。さらに本実施形態では、予めチップスロープ70を挿入して試験管25内を大気に連通することにより、試験管25内が分取動作で真空になることを防止し、分取作業を容易かつ正確に行うことが可能となる。また、細長い形状の筒状部71と拡径部72を有するチップスロープを用いたことで、大気連通の際に開口される面積を小さく抑えることができるので、飛散や蒸発の防止機能を維持することができる。さらに分取・分注チップ52及びチップスロープ70をいずれも樹脂で製作することで、使い捨てが可能であり、コンタミネーションの防止も可能となる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について、図9及び図10を参照して説明する。図9は本実施形態に係る栓体26の平面図であり、図10は本実施形態に係る分取・分注部35の構造及び分取工程の説明図である。なお、本実施形態において、栓体26の構造及び超音波カッタ80を用いる点以外については、上記第1実施形態または第2実施形態と同様であるため、共通する説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態の栓体26は、シール栓であり、外周部26aと、中央部26bとを一体に有して構成されている。外周部26a例えばアルミ箔等の金属からなり、中央部26bは例えばゴム等で構成されている。
本実施形態において、貫通挿入ユニットである分取・分注部35は、超音波カッタ80を備えて構成される。超音波カッタ80は、その先端に鋭利な形状の刃81を有している。
本実施形態にかかる検体処理装置では、分取の際に、ノズル針53の挿入に先立って、図9(a)及び図9(b)に示すように、超音波カッタ80を栓体26上方から下降し、先端の刃81によって、図10に示すように、シール栓体26の中央部26bを十字状にカットし、開口26cを形成する。例えば、まず図10(a)に示すように横方向にカットし、超音波カッタ80を再び上昇させる。次いで検体25を90度回転し、超音波カッタ80を再び下降させることにより図10(b)に示すように縦方向にカットする。以上により図10(c)に示すように十字状の開口26cが形成される。刃81は鋭利であるため少ない圧力で容易に開口26cを形成することが可能である。以上により試験管25の内外が連通し、試験管25の内部が大気圧に解放される。
ついで、図9(c)及び図9(d)に示すように、分取・分注チップ52を下降して筒状部71の上方からノズル針53を挿入する。ノズル針53はカットされた十字状の開口26cを通過して試験管25内に挿入される。なお、このとき、上記第1及び第2実施形態と同様に、制御部17は、ノズル針53の位置と液面の位置とを検出することによりノズル針53の先端が、どの部分に位置しているかを検出し、この検出結果に応じてノズルの移動を制御する。この状態で、上記第1実施形態と同様に分取・分注チップ52により血清を分取する分取動作を行う。この他の動作についても第1及び第2実施形態と同様である。なおコンタミネーションを防止するため、超音波カッタ80の刃81は毎回薬液や水で洗浄する。
本実施形態にかかる検体処理装置においても、上記第1実施形態と同様に、ラベル27が剥離された状態で試験管の側方からノズル針53の先端の位置を検出することで、血清25dのみを確実に分取することが出来る。さらに、本実施形態によれば、鋭利な刃81を持つ超音波カッタ80で予め栓体26のうちのゴムで構成された中央部26bをカットして開口を形成することで、中央部26bに大きな圧力がかかることを防止し、アルミ箔で構成された外周部26aを損傷することなく処理を行うことが可能となる。
なお、本発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば処理の対象として分取処理を例示したが処理内容はこれに限られるものではなく、他の処理にも適用できる。また、処理対象も上記実施形態に例示したものに限られるものではなく、例えば検体容器に対して処理を行うものであってもよい。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…検体処理ユニット、11…搬入装置、12…分取・分注装置、13…搬出装置、
14…分析装置、15…記憶部、16…データ処理部、17…制御部、20a…搬送経路、20…搬送部、24…ホルダ、25…試験管(検体容器)、25a…検体、
25b…血餅、25c…シリコン(分離剤)、25d…血清、25e…血餅面、
25f…シリコン面、25g…血清面、26…栓体、27…ラベル、27a…バーコード、27b…剥離対象部、31…装置本体、32…読取部、
33…ラベル剥離部(ラベル除去ユニット)、34…検出部(検出ユニット)、
35…分取・分注部(貫通処理ユニット)、41…ベース部、42…アーム部、
43…削り刃、45…撮像部、51…昇降機構部、52…分取・分注チップ、
53…ノズル針(貫通挿入部)、70…チップスロープ、71…筒状部、
71a…空洞、72…拡径部、73…先端部、80…超音波カッタ(カッタ)。

Claims (7)

  1. 検体を収容可能な検体容器に装着された栓体を貫通可能に構成された貫通挿入部を有し、前記検体容器または前記検体に処理を行う貫通処理ユニットと、
    前記処理の際に前記検体または前記検体容器の状態を検出する検出ユニットと、
    前記検出の前に前記検体容器の側部に付されたラベルの少なくとも一部を除去するラベル除去ユニットと、を備えたことを特徴とする検体処理ユニット。
  2. 前記検体容器は少なくともその一部が透明に構成された試験管であり、
    前記栓体は、ゴムまたは合成樹脂材を含む材料で構成され、
    前記貫通挿入ユニットは、先端が尖鋭なノズル針を有し前記ノズル針の先端が前記栓体を貫通して前記検体容器内に挿入された状態で前記検体の分取または分注処理を行う分取・分注ユニットであることを特徴とする請求項1記載の検体処理ユニット。
  3. 前記検出ユニットは、前記検体または検体容器の画像情報を取得し、前記画像情報に基づき前記検体容器内に収容された検体としての血清面、シリコン面、血餅面、及び前記貫通挿入部の少なくともいずれかの位置を検出することを特徴とする請求項1または2記載の検体処理ユニット。
  4. 前記検体容器を、前記栓体を上側に配して起立状態に保持しながら所定の搬送経路に沿って搬送する搬送ユニットを備え、
    前記搬送経路に沿って、前記貫通処理ユニット及び前記検出ユニットが配され、
    前記貫通処理ユニットよりも前記搬送経路の上流側に前記ラベル除去ユニットが配されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の検体処理ユニット。
  5. 検体を収容可能な検体容器内で処理を行う検体処理方法であって、
    前記検体容器に装着された栓体を貫通可能な貫通挿入部を前記栓体に貫通させて前記検体容器内に挿入する工程と、
    前記貫通挿入部が前記検体容器内に挿入された状態で、処理を行う工程と、を備えたことを特徴とする検体処理方法。
  6. 前記貫通挿入ユニットは、前記ノズル針よりも大径の空洞を有し栓体を貫通する筒状部と、前記筒状部に連続し径が拡大する拡径部と、を有するチップスロープをさらに備え、
    前記検体の分取処理の前に、前記チップスロープが前記栓体を貫通して前記検体容器内に挿入され、
    チップスロープの前記空洞によって前記検体容器の内外が連通した状態で、前記分取処理が行われることを特徴とする請求項2記載の検体処理ユニット。
  7. 栓体に開口を形成するカッタをさらに備え、
    前記検体の分取処理の前に、前記カッタにより前記栓体に開口を形成することを特徴とする請求項2記載の検体処理ユニット。
JP2010114628A 2009-10-20 2010-05-18 検体処理装置及び検体処理方法 Pending JP2011107120A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010114628A JP2011107120A (ja) 2009-10-20 2010-05-18 検体処理装置及び検体処理方法
EP10013715A EP2315035A3 (en) 2009-10-20 2010-10-18 Sample processing unit and sample processing method
CA2717964A CA2717964A1 (en) 2009-10-20 2010-10-19 Sample processing unit and sample processing method
US12/907,261 US20110091988A1 (en) 2009-10-20 2010-10-19 Sample processing unit and sample processing method
TW099135586A TW201122454A (en) 2009-10-20 2010-10-19 Specimen processing unit and specimen processing method
KR1020100101984A KR101197788B1 (ko) 2009-10-20 2010-10-19 검체 처리 유닛 및 검체 처리 방법
CN2010105181823A CN102043061A (zh) 2009-10-20 2010-10-20 检体处理单元和检体处理方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241490 2009-10-20
JP2009241490 2009-10-20
JP2010114628A JP2011107120A (ja) 2009-10-20 2010-05-18 検体処理装置及び検体処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011107120A true JP2011107120A (ja) 2011-06-02

Family

ID=43532620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010114628A Pending JP2011107120A (ja) 2009-10-20 2010-05-18 検体処理装置及び検体処理方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20110091988A1 (ja)
EP (1) EP2315035A3 (ja)
JP (1) JP2011107120A (ja)
KR (1) KR101197788B1 (ja)
CN (1) CN102043061A (ja)
CA (1) CA2717964A1 (ja)
TW (1) TW201122454A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015108164A1 (ja) * 2014-01-16 2015-07-23 ユニバーサル・バイオ・リサーチ株式会社 軟質栓貫通分注装置および軟質栓貫通分注方法
US10401209B2 (en) 2016-06-22 2019-09-03 Abbott Laboratories Liquid level sensing apparatus and related methods

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5474903B2 (ja) 2011-09-28 2014-04-16 あおい精機株式会社 検査前処理装置、検査前処理方法、及び検体処理装置
WO2018081617A2 (en) 2016-10-28 2018-05-03 Beckman Coulter, Inc. Substance preparation evaluation system
CN115700364A (zh) * 2021-07-16 2023-02-07 江苏鲁汶仪器股份有限公司 在线式取样器及沾污分析系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03501168A (ja) * 1988-06-23 1991-03-14 デイド インターナショナル インコーポレーテッド シールした容器にアクセスするための装置
JPH04130248A (ja) * 1990-09-21 1992-05-01 Hitachi Ltd 自動分析装置
JPH06300670A (ja) * 1993-04-16 1994-10-28 Precision Syst Sci Kk 真空採血管の吸引又は注入方法及びその部品
JPH07280814A (ja) * 1994-04-14 1995-10-27 Hitachi Ltd 検体検査自動化システム
JP2005017219A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Shibazaki Seisakusho:Kk 血清の境界面検出手段
JP2007071575A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Sysmex Corp 液体試料吸引装置、及びこの液体試料吸引装置を備える分析装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1417852A (en) * 1972-03-21 1975-12-17 Coulter Electronics Automatic chemical analysis apparatus
US4927545A (en) * 1988-10-06 1990-05-22 Medical Automation Specialties, Inc. Method and apparatus for automatic processing and analyzing of blood serum
US5116765A (en) * 1989-04-25 1992-05-26 Olympus Optical Co., Ltd. Method for automatic chemical analyzing
US5314825A (en) * 1992-07-16 1994-05-24 Schiapparelli Biosystems, Inc. Chemical analyzer
JPH06242120A (ja) * 1993-02-18 1994-09-02 Terumo Corp 開栓装置
US6706536B1 (en) * 2000-11-28 2004-03-16 Wada, Inc. Method and apparatus for processing coagulation studies, chemistry procedures and the like
WO2007002580A2 (en) * 2005-06-23 2007-01-04 Bioveris Corporation Diagnostic as say system with multi -well reagent container
CA2657229A1 (en) * 2006-08-17 2008-02-21 Caridianbct, Inc. Blood processing apparatus with robust automated process control
JP4890998B2 (ja) * 2006-08-22 2012-03-07 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検体処理システム
JP4336360B2 (ja) 2006-09-20 2009-09-30 株式会社アイディエス 検体前処理搬送装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03501168A (ja) * 1988-06-23 1991-03-14 デイド インターナショナル インコーポレーテッド シールした容器にアクセスするための装置
JPH04130248A (ja) * 1990-09-21 1992-05-01 Hitachi Ltd 自動分析装置
JPH06300670A (ja) * 1993-04-16 1994-10-28 Precision Syst Sci Kk 真空採血管の吸引又は注入方法及びその部品
JPH07280814A (ja) * 1994-04-14 1995-10-27 Hitachi Ltd 検体検査自動化システム
JP2005017219A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Shibazaki Seisakusho:Kk 血清の境界面検出手段
JP2007071575A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Sysmex Corp 液体試料吸引装置、及びこの液体試料吸引装置を備える分析装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015108164A1 (ja) * 2014-01-16 2015-07-23 ユニバーサル・バイオ・リサーチ株式会社 軟質栓貫通分注装置および軟質栓貫通分注方法
JPWO2015108164A1 (ja) * 2014-01-16 2017-03-23 ユニバーサル・バイオ・リサーチ株式会社 軟質栓貫通分注装置および軟質栓貫通分注方法
US10625255B2 (en) 2014-01-16 2020-04-21 Universal Bio Research Co., Ltd. Soft stopper penetrating dispensing device and soft stopper penetrating dispensing method
US10401209B2 (en) 2016-06-22 2019-09-03 Abbott Laboratories Liquid level sensing apparatus and related methods
US10760939B2 (en) 2016-06-22 2020-09-01 Abbott Laboratories Liquid level sensing apparatus and related methods

Also Published As

Publication number Publication date
CA2717964A1 (en) 2011-04-20
CN102043061A (zh) 2011-05-04
EP2315035A2 (en) 2011-04-27
EP2315035A3 (en) 2011-11-23
KR20110043483A (ko) 2011-04-27
TW201122454A (en) 2011-07-01
US20110091988A1 (en) 2011-04-21
KR101197788B1 (ko) 2012-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5021010B2 (ja) 検体処理装置及び検体処理方法
EP3101428B1 (en) Automatic analytical apparatus
US5525298A (en) Apparatus for taking liquid content for use in analysis out of container
US9500577B2 (en) Sample analyzer
JP2011107120A (ja) 検体処理装置及び検体処理方法
JP5417353B2 (ja) 自動分析システム
CN108780028B (zh) 包括血液采集器以及血液收容器的血液采集器具
JP5601936B2 (ja) 検体処理装置
JP6463997B2 (ja) 自動分析装置
CN108663260B (zh) 闭栓装置及系统
JP5481516B2 (ja) 検体処理装置及び検体処理方法
US9212976B2 (en) Vision-guided aspiration apparatus and methods
US20210033635A1 (en) Sampling mechanism and sampling method
JP4719711B2 (ja) サンプル投入器具
JP4908956B2 (ja) 分注装置
JP2007047001A (ja) 自動分析装置
US20220341960A1 (en) Analysis device, analysis method, and analysis program
JP2010023868A (ja) 採血管用使い捨て開栓ブロックとそれを使用した開栓装置
CN115728501A (zh) 自动分析装置及自动分析装置的控制方法
CN114324924A (zh) 支持液体样本的测量
JP2004144525A (ja) 分注方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120110