JPH03500524A - コンテナー型閉囲可能式カーゴホルダー用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンテナー型閉囲可能式カーゴホルダー用装置技術分野 本発明は、後部にドアを有するコンテナー型閉囲可能式カーゴホルダー用装置に 関する。この装置は、例えば輸送中船上で１個のカーゴホルダーを別のカーゴホ ルダーの頂部に積み重ねることができ、かつ船から積下ろし後陸上で目的地に輸 送でき、並びに昇降機械により岸と船との間を移送できるように構成さカーゴホ ルダーの所謂ドアーツウ−ドア輸送のため船で使用するのに適当である既知の輸 送システムは、所謂ロール−オン／ロール−オフシステムＩ又は他のコンテナー システムＩＩのいずれかである。ロール−オン／ロール−オフシステムＩでは、 運搬車両は、当のカーゴホルダーＡ’を輸送する。カーゴホルダーは所謂トレー ラの形をしていて岸と船のカーゴ甲板との間でコンテナーの台部を支持するため にコンテナーに固定された車輪Ｂ’を有している。他のコンテナーシステムＩＩ では、コンテナー型閉囲可能式カーゴホルダーＡ”は岸又は船上に配置した荷積 みクレーンにより岸と船との間を輸送するようにされている。カーゴホルダーＡ ”は、例えば輸送中船倉で及び甲板で１個のカーゴホルダーを他のカーゴホルダ ーの頂部に積み重ねることができるように構成されている。

技術的課題 ロール−オン／ロール−オフシステム■が現状では望マシい。

それは、船上で組み立てたトレーラに牽引車を連結すればよいだけであるが故に 、ロール−オン／ロール−オフシステム■がコンテナーＡＩで品物のより敏速な ドアーツウ−ドア輸送を可能としているからである。一方、コンテナーシステム ＩＩは、荷上げ港等において特殊な車輪を装備した運搬トラックを用意して当の コンテナーをどれらのトラックと連結する必要があるからである。船から積下ろ し後、クレーンでコンテナーを扱ってこれらのトラックに連結し、陸上の目的地 に運ぶ必要であるからである。しかし、このトレーラシステム■は、大きな使え ない空間がトレーラとの間に形成されるので、経済的でない。トレーラシステム Ｉを使用する船は、更に例えば大西洋横断で大きな既存のコンテナー輸送船程高 速でない。更に、ロール−オン／ロール−オフ船は、運搬車からの排気ガスのた めに高価でかつ複雑な換気装置を必要とする。更に、こられの船における荷積み 及び荷下ろしのために特殊な複雑でかつ高価なランプ装置を必要とする。

解決方法 本発明に係る装置は次の特長を有している。即ち、その特長とは、カーゴホルダ ーの後部にあるドアと後部積み込み開口の間でカーゴホルダーの後部セクション に車輪があり、これらの車輪は当のカーゴホルダーの外側境界の内側に位置する 収納位置とカーゴホルダーの前記境界の外側に位置する駆動位置との間を移動で き、車輪受入れ空間として形成されたトンネル状通路内に前記車輪を受入れるこ とができると共に、当のカーゴホルダーの積込みと積み下ろしに関連して前記車 輪が前記位置間を移動できるように構成し、並びにカーゴホルダーはその前部セ クションの区域でコンテナの下面に牽引車に着脱自在に連結する連結手段を備え る、と言う特長である。

利点 本発明は、コンテナー型カーゴホルダー用装置を提供している。この装置は、新 規に創作した輸送システムＩＩＩであって、既知のシステムＩ、ＩＩの種々の利 点を有し、かつカーゴホルダーを従来のコンテナー輸送船で輸送し、更に目的地 に自身の車輪で移動することができる。

図面の説明 添付図面を参照して、多数の好適実施例により本発明を以下に説明する。

第１図は、既知のトレーラ−輸送システムＩの原理を示す；第２図は、既知のコ ンテナー輸送システムの原理を示す；第３図は、本発明に係る装置を備えるカー ゴホルダーの後部から斜めに見た斜視図； 第４図は、カーゴホルダーの後部の詳細を示す；第５図は、別の位置に動かした 本発明に係るカーゴホルダーの車輪の側面図； 第６図は、カーゴホルダーの底面図； 第７図は、カーゴホルダーの後部の図解的側面図；第７１図と第７２図は２個の 別の実施例を示す；第８図は、カーゴホルダーの底面図を示す；第９図は、本発 明に係る車輪の配置を有するカーゴホルダーの別の例を示す； 第９′図は、本発明に係る車輪ベアリングの例を示す：第１０図は、本発明に係 るカーゴホルダーの後部から見た斜視図で、車輪は上げである； 第１１図は、車輪を下げた位置にした前述のカーゴホルダーの斜視図： 第１２図は、前部の下から斜めに見たカーゴホルダーの斜視図：第１３図は、後 部の下から斜めに見たカーゴホルダーの斜視図；第１４図と第１５図は、上に上 げた位置と下に下げた位置との間で動かした２重車軸を有するボギーを備えるカ ーゴホルダーを示す。

好適実施例 コンテナー型のカーゴホルダー２用装置１では、カーゴホルダー２は長方形の形 状の金属製で、かつコンテナーに配置されている部品を備えている。その部品と は、例えは後部に配置されかつ回動自在に取り付けであるドア、昇降機を収容す るための取り付は孔４、固定素子とロック素子、フォークリフトトラックのフォ ークを受容するための側面ポケット５等がある。更に、例えばコンテナー２の輸 送中船上で、カーゴホルダー２は１個のカーゴホルダーを別のカーゴホルダーの 頂部に積み重ねて収容するように構成されている。当の船からコンテナーを荷下 ろしした後、カーゴホルダー２は、本来コンテナー２をそれ自身の車輪６で目的 地に輸送可能としている。前記重輪６は従来型の空気充填式ゴム車輪でもよく、 かつ既知の方法で１個又は２個以上のバネ支持式車軸により支持することもでき る。この車輪６は、それらが当のカーゴホルダーの外壁７の内側に位置している 収納位置Ｙとカーゴホルダーの外壁７の外側にある駆動位置Ｘとの間を動くこと ができるように構成されている。

更に、車輪６は当のカーゴホルダー２を船に積み、又は船から下ろすことに関連 して前記位置Ｘ、　Ｙの間で可動であるように構成されている。更に、牽引車両 との解除自在な連結を可能とする連結手段８は、カーゴホルダー２の前部セクシ ョン２Ａの領域の下側９に配置されている。

前記車輪６はカーゴホルダーの後部２Ｂに配置されていて、それらはトンネル状 通路１０に収容されることができる。トンネル状通路１０は、カーゴホルダーの 後部に位置するドア３と後部積込み開口１１との間に車輪収容空間として形成さ れている。

関連のバネ素子１２等と支持部品１３とが一緒になった共通ユニットとして、車 輪６を適当な支持軸１４０周りに回動自在に取り付けることができる。本例では 、支持軸１４は、当のコンテナーの後部２Ｂに位置し、かつコンテナー２を横切 って延びる下部クロスパー１５に位置している。従って、車輪フレームと、車輪 ６とバネ１２等を構成する支持部品１３を水平下降位置Ｘと垂直上昇位置Ｙとの 間で回動することが可能である。水平位置Ｘは、コンテナーのカーゴ空間２Ｃの 細長い床セクションを構成し、支持部品１３によりコンテナーの床１６と同じ水 準に位置し、垂直位置Ｙは、コンテナー２の後部壁セクションを構成し、コンテ ナーの後部垂直フレーム部材１７０間を延びている。

コンテナー２には、陸上輸送と本発明を使用しようとする国での船積みに必要と される機械の全てが設けである。前記車輪フレーム１３には、多数の照明灯と、 泥除けと、後部バンパーと、登録番号プレート等（図示してない）と必要なブレ ーキとショックアブゾーバが取り付けである。

更に、前記車輪６からある距離能れて、回動自在に取り付けである直立支持体１ ８が柱の形で配置されている。それは、牽引車両等に連結するために台部１９で コンテナー２が停止しているときコンテナーの前部２Ａを支持するためにある。

支持体１８は、好適にはコンテナー２の牽引を行う場合には自動的に下降するよ うに構成されている。

コンテナー２をクレーン又はフォークリフトトラックにより吊り上げる時、車輪 ６は例えばその自重で自動的に下降するように構成されている。又は別の方法で 下降するように構成されている。車輪６を目的の位置ＹかＸに掛止するために、 例えばコンテナーの後部垂直又は水平ビーム１７．２１に結合してロック装置２ ０が設けである。ビームは、コンテナー２を地上１９に置く時車輪６が上昇する のを防止するために設けである。ノブ２２又は他の制限装置を設けて、車輪が掛 止すべき位置である駆動位置Ｘを通り過ぎないように制限する。車輪６を上げる 場合、コンテナー２を僅かに上げて、ロック装置２０を解除する。その後、コン テナー２を例えば他の同じコンテナー２の頂部等の台部に下ろす。この点につい て、コンテナーの自重のため、車輪６は自動的に前記空間１０に振り入るように 構成されている。空間１０で、車輪は前記ロック装置２０により収納位置Ｙに掛 止される。

車輪６と柱１８を上述のように手動で操縦することができる。勿論、電気で、油 圧で、空気圧で、又はこれらの組合せで車輪と柱を操縦することができる。

陸上での牽引のだめのコンテナーシャシ−はコンテナー２自身と一体になってい て、かつコンテナー２に常に強固に結合されている。従って、別個の取り外しで きるシャシ−は、船からの積下ろしの後コンテナー２の陸上輸送のために必要と されない。

第９図は、２重軸を備える車輪付ボギーを示す。車輪６は、単一軸の車輪付車両 の場合と同じ方法でこの２重軸に取り付けである。即ち、車輪６は、コンテナー 〇後端部に位置する回動ヒンジ１４Ａの周りに回動自在で、かつ前述の構成と同 じ方法で可動でかつ対応する位置Ｘ、　Ｙに掛止できるプレート１３Ａにより支 持されている。唯一の相違は、２個の別々の空間１０とＩＯＡの寸法である。即 ち、コンテナーのドア３の内側のカーゴ空間は、第９図に示す通り２重車輪ボギ ー配置のため小さい。第７′図はは車輪６がプレーＨ３’により支持されている 単一軸配置の変形例である。プレート１３１は°ドア３′の背後の領域にあるコ ンテナーの下部フレーム２１に取り付けてあって、車輪は２個の端部位置Ｘ、　 Ｙとの間でほぼ９０°回動できる。

第７２図は、車輪６が支持部品１３２に取り付けである単一軸配置を示す。支持 部品１３２は回動ヒンジ１４２の周りの中間区域１３２Ａに取り付けてあって、 それにより端部位置χ、Ｙとの間で回動ヒンジ１４２の周りに車輪６をほぼ１４ ０°回転することがでる。

最後に、第９１図、第１４図、及び第１５図は２重車軸を有するボギーを備える 変形例を示す。その変形例では、車輪６はプレート２３により支持されている。

プレート２３はコンテナーのドア３の背後に位置する支持軸１４Ｂの周りに回動 自在に取り付けである。上昇位置Ｙでは、プレート２３と車輪６はドア３の外側 に形成された空間に収容される。一方下降位置Ｘでは、プレート２３は先に記載 した実施例と同じ方法でコンテナーのカーゴ床の延長部を形成し、セクション２ ３Ａはコンテナーの後部垂直直立部材１７を越えて突出している。このプレート ２３等を適当なロック装置２０により目的の位置ｘＳＹに掛止できる。

上述の型の既存のコンテナーホルダーを僅かに延長することにより本発明を適用 することができる。又は、新設のものとして本発明を構成することができる。こ の点について、コンテナことか所望である場合、コンテナーの高さを高くするこ とができる。

更に、本発明は、コンテナーを港等において待機させておく必要はなく、船から 下ろして直ちにいずれかに移動させることができ、かつ所望ならば大きな昇降機 械を使用する必要なしに港区域の中で容易に動かすことができることを意味する 。

更に、コンテナー２は、従来のコンテナーの強度に相当する強度を有している。

従来のコンテナーよりカーゴ空間とコンテナーと中身に損害を与える危険がない 。この理由のため、信頼性にはなんの問題も生じない。本発明により、輸送コン テナーの重量がカーゴホルダーとシャシ−との従来の組合せより相当率さい高性 能輸送システムを提供できる。コンテナーの陸上輸送に関しての経済性を改善す る。

本発明は、特に冷蔵及び又は冷凍コンテナーに適用するのが好適である。このコ ンテナーの場合、長距離の輸送及び／又は貯蔵期間のため中身が腐らないように コンテナーが目的地に速く到着するのが重要である。

最後に、本発明に係るコンテナーは登録番号プレートを保持できるのでコンテナ ー２を区別するのが容易である。この理由で、コンテナー２が行方不明になる危 険が軽減する。

Ｆ／Ｇ、４ Ｊ Ｎ ＦＩＧ、７３ ＦＩＧ、７４

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．ドア（３）が後部に配置されているコンテナ型の閉囲可能式カーゴホルダー
2. （２）用の装置であって、船上等で１つのカーゴホルダーを他のカーゴホルダー の上に積み重ねることができ、荷下ろした後陸上の目的地に輸送することができ 、かつ吊り上げ機械により岸と船の間を牽引できるように構成されたカーゴホル ダー用の装置において、カーゴホルダーの後部にあるドア（３）と後部積み込み 開口（１１）の間でカーゴホルダーの後部セクション（２Ｂ）に車輪（６）があ り、これらの車輪は当のカーゴホルダーの外側境界（７）の内側に位置する収納 位置（Ｙ）とカーゴホルダーの前記境界（７）の外側に位置する駆動位置（Ｘ） との間を移動でき、車輪受入れ空間として形成されたトンネル状通路（１０）内 に前記車輪を受入れることができると共に、当のカーゴホルダー（２）の積込み と積み下ろしに関連して前記車輪が前記位置（Ｙ、Ｘ）間を移動できるように構 成し、並びにカーゴホルダー（２）はその前部セクション（２Ａ）の区域でコン テナの下面（９）に牽引車に着脱自在に連結する連結手段（８）を備えることを 特徴とする閉囲型カーゴホルダー用装置。 ２．前記車輪（６）は１個又は２個以上の車軸上に取付けられることを特徴とす る請求項１に記載の装置。
3. ３．車輪（６）は関連するばね素子と一緒に回動自在に取付けられることを特徴 とする請求項２に記載の装置。
4. ４．車輪（６）はコンテナの後端（２Ｂ）を横切って延びるクロスバー（１５） 上に取付けてあることを特徴とする装置。
5. ５．車輪（６）は車輪フレーム（１３）上に取付けられ、車輪フレームは床セク ションを形成する実質上水平の下降位置と壁セクションを形成する実質上垂直の 上昇位置間を移動できることを特徴とする請求項３又は４に記載の装置。
6. ６．前記車輪フレーム（１３）上に幾つかのライト、泥避けフラップ、後部バン パー、登録番号プレート等を取付けることを特徴とする請求項５に記載の装置。
7. ７．前記車輪（６）は適当な手段により、例えば、人手により、電気的に、液圧 的に、空気圧的に又はこれらの組合せにより前記位置（Ｙ、Ｘ）間を移動するよ うに構成することを特徴とする請求項１から６の何れか１項に記載の装置。
8. ８．前記車輪（６）からある距離をおいたところに回動可能に取付けたカーゴホ ルダー柱（１８）を配置して前記カーゴホルダーの前端部（２Ａ）を支持させる ことを特徴とする請求項１から７の何れか１項に記載の装置。