JPH0347376B2 - - Google Patents

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JPH0347376B2
JPH0347376B2 JP59040754A JP4075484A JPH0347376B2 JP H0347376 B2 JPH0347376 B2 JP H0347376B2 JP 59040754 A JP59040754 A JP 59040754A JP 4075484 A JP4075484 A JP 4075484A JP H0347376 B2 JPH0347376 B2 JP H0347376B2
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JP
Japan
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sheet
waterproof sheet
joining
fixing plate
piece
Prior art date
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JP59040754A
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English (en)
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JPS60184157A (ja
Inventor
Kyoji Maeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUTSUNAKA SHIITO BOSUI KK
Original Assignee
TSUTSUNAKA SHIITO BOSUI KK
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Publication date
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Priority to JP4075484A priority Critical patent/JPS60184157A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えばコンクリートあるいは軽量
コンクリート版によつて構成される陸屋根の防水
施工法に関する。
従来の技術 この種の防水施工法としては、従来例えば第6
図に示すように、陸屋根11の防水すべきコンク
リート壁面12の所要箇所に接合片14を固定
し、この壁面12の全面に防水シート13を被
せ、これらの防水シート13の端部等の最低必要
部分のみを接合片14に固定し、残りの大部分は
放置して、防水シート13を張設する、いわゆる
絶縁工法と呼ばれる防水シートの張設方法が知ら
れている。
この方法は、防水施工に際して陸屋根11のコ
ンクリート壁面12の状態に左右されることな
く、該壁面12を防水シート13によつて確実に
防水することができ、しかもその作業を迅速かつ
簡単になしうるうえに、施工後にコンクリート壁
に亀裂が生じた場合でも防水シート13が何ら影
響を受けることなく、防水作用を長期間有効に保
持しうるので、優れた防水施工法として知られて
いる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来は、接合片14が鋼板、ポ
塩化ビニル被覆鋼板あるいは硬質合成樹脂により
つくられていたため、防水シート13に強い風が
当たると、その表面に負圧が生じて、第7図に示
すように、防水シート13がコンクリート壁面1
2より浮き上がり、さらに風が激しくなると、防
水シート13の接合部分に大きな張力がかかり、
とくに防水シート13と接合片14の接合端部P
に大きな剥離応力が集中し、このため防水シート
13が剥れたり、あるいは破れたりして、雨水等
が陸屋根11の内部に浸入するという問題があつ
た。
この発明の目的は、上記の従来技術の問題を解
決し、防水シートが強風により浮き上がつて、防
水シートに大きな張力がかかつたような場合で
も、防水シートが接合体より剥れたり、あるいは
破れたりするようなことがなく、防水シートによ
るすぐれた防水作用を長期間有効に保持すること
ができるうえに、防水シートの所要部分を固定す
る種々の大きさおよび形状の接合体の製造を容易
かつ安価になし得、ひいては防水施工コストの低
減を果し得る、陸屋根の防水施工法を提供しよう
とするにある。
課題を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、陸
屋根の防水すべき壁面に、剛性を有する固定板
と、固定板の下側に敷かれかつ固定板の側縁また
は周縁より張り出した可撓性を有する接合用シー
ト片とよりなる多数の接合体の所要の位置に固定
し、つぎに防水すべき壁面全面に所要数の防水シ
ートを被せて、これの所要部分を接着剤を介して
各接合体の固定板の外面および接合用シート片の
張出部の外面のうち少なくとも接合用シート片の
張出部の外面に接合することを特徴とする、陸屋
根の防水施工法を要旨としている。
作 用 上記陸屋根の防水施工法によれば、防水シート
が強風により浮き上がつて、これに大きな張力が
かかつた場合には、接合体のうち、防水シートと
接合された可撓性の接合用シート片の張出部が防
水シートと一緒に持ち上げられ、このため防水シ
ートと可撓性の接合用シート片の張出部との接合
部分には引張力が作用する。一般に防水シートの
接合部分は引張接着強さの方が剥離接着強さより
も格段に大きいものであるから、防水シートが接
合用シート片の張出部より剥れたり、あるいは破
れたりするようなことがない。
実施例 この発明の実施例を、以下図面を参照して詳し
く説明する。
第1図と第2図において、この発明による陸屋
根1の防水施工法は、陸屋根1の防水すべき壁面
2に、剛性を有する固定板5と、固定板5の下側
に敷かれかつ固定板5の側縁または周縁より張り
出した可撓性を有する接合用シート片6とよりな
る多数の接合体4を所要の位置に固定金具7によ
り固定し、つぎに防水すべき壁面2全面に所要数
の防水シート3を被せて、これの所要部分を接着
剤を介して各接合体4の固定板5の外面および接
合用シート片6の張出部の外面のうち少なくとも
接合用シート片6の張出部の外面に接合すること
よりなるものである。
上記において、防水シート3としては、軟質ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等
の熱可塑性合成樹脂製シート、あるいは非加硫ゴ
ム系シート、ゴムアスフアルト系シート等を使用
するが、とくに接着性の点で軟質ポリ塩化ビニル
製シートを使用するのが好ましい。この防水シー
ト3の厚みは、通常約1.0〜2.0mmである。
また接合体4は剛性を有する固定板5と、可撓
性を有する接合用シート片6とよりなるものであ
るが、第1図と第2図の具体例においては、接合
体4の固定板5として、硬質または半硬質の合成
樹脂板、金属板、あるいは接着性を良くするため
に塩化ビニル樹脂を片面もしくは両面に被覆した
鋼板等の板材を使用し、接合体4の可撓性を有す
る接合用シート片6として防水シート3と同素材
よりなる軟質の合成樹脂シート片を使用した。な
おここで、接合体4の固定板5を構成する板材
と、接合用シート片6を構成するシート片とは、
予め相互に接合しておいてもよいし、現場におい
て板材の下にシート片を敷くようにしてもよい。
接合体4をコンクリート壁面2に固定する固定
金具7としては、開脚釘、カール・プラグ等を使
用する。
なお、防水シート3は、図示のように、接合体
4の固定板5および接合用シート片6の張出部の
両方の表面に接着剤により接合するのが望ましい
が、可撓性を有する接合用シート片6の張出部の
外面だけに防水シート3を接合するようにしても
よい。
ここで接着剤としては、エポキシ系、ウレタン
系およびゴム系接着剤等を使用し得るが、とくに
防水シート3と接合体4の固定板5および接合用
シート片6の接合面とが共に塩化ビニル樹脂から
なる場合には、テトラヒドロフラン単独、あるい
はテトラヒドロフランに少量の塩化ビニル樹脂を
溶解した溶剤型接着剤を使用すれば、耐久性にす
ぐれた接着剤効果を生じるので、好ましい。
接合体4としては、陸屋根1の中間部分では、
第3図に示すように、円形の接合体4Aを使用す
る。なお、陸屋根1の中間部には、第4図に示す
ような平たい帯板状の接合片4Bを使用する場合
もある。また陸屋根1の角部には、第5図に示す
ように、横断面略L形の帯板状の接合片4Cを使
用する。これらの接合片4A,4B,4Cはいず
れも剛性を有する固定板5と、固定板5の下側に
敷かれかつ固定板5の側縁または周縁より張り出
した可撓性を有する接合用シート片6とによつて
構成されているものである。また防水シート3の
端末部は陸屋根1の周縁の立上がり壁1aの上縁
部近くまで延長し、塩化ビニル樹脂鋼板等よりな
る横断面L形の従来の接合片8に接合した。
上記において、防水シート3が強風により浮き
上がつて、これに大きな張力がかかつた場合に
は、第2図に2点鎖線で示すように、接合体4の
うち、防水シート3と接合された可撓性の接合用
シート片6の張出部が防水シート3と一緒に持ち
上げられ、このため防水シート3と可撓性の接合
用シート片6の張出部との接合部分には引張力が
作用する。一般に防水シート3の接合部分は引張
接着強さの方が剥離接着強さよりも格段に大きい
ものであるから、防水シート3が接合用シート片
6の張出部より剥れたり、あるいは破れたりする
ようなことがないものである。
なお、接合体4の形状は、図示のものに限ら
ず、適宜の形状のものを使用し得る。また接合体
4の接合用シート片6は固定板5に対して屈曲自
在なように可撓性を有するものであればよいの
で、これは上記のような軟質合成樹脂シートおよ
びゴムに限らず、場合によつては金属薄板等のよ
うな他の可撓性を有する素材によりつくられてい
てもよい。なお、陸屋根1を断熱防水施工する場
合には、上記防水シート3の下側に断熱材、ある
いは可塑材移行防止シートと断熱材とを敷設すれ
ばよい。
発明の効果 この発明による陸屋根の防水施工法は、上述の
ように、陸屋根の防水すべき壁面に、剛性を有す
る固定板と、固定板の下側に敷かれかつ固定板の
側縁または周縁より張り出した可撓性を有する接
合用シート片とよりなる多数の接合体を所要の位
置に固定し、つぎに防水すべき壁面全面に所要数
の防水シートを被せて、これの所要部分を接着剤
を介して各接合体の固定板の外面および接合用シ
ート片の張出部の外面のうち少なくとも接合用シ
ート片の張出部の外面に接合するものであるか
ら、防水シートが強風により浮き上がつて、これ
に大きな張力がかかつた場合には、接合体のう
ち、防水シートと接合された可撓性の接合用シー
ト片の張出部が防水シートと一緒に持ち上げら
れ、このため防水シートと接合用シート片の張出
部との接合部分には引張力が作用するが、通常防
水シートの接合部分は引張接着強さの方が剥離接
着強さよりも格段に大きいものであり、、従つて、
防水シートが接合用シート片の張出部より剥れた
り、あるいは破れたりするようなことがなく、防
水シートによるすぐれた防水作用を長期間有効に
保持することができる。
しかも防水シートの所要部分を固定するための
接合体は、剛性を有する固定板と、固定板の下側
に敷かれかつ固定板の側縁または周縁より張り出
した可撓性を有する接合用シート片とよりなるも
のであり、例えば固定板は板材を適宜の大きさに
切断しつくることができるし、接合用シート片の
方も例えば防水シートと同素材のシートを固定板
よりも大きいように適宜の大きさに裁断して簡単
につくることができるから、種々の大きさおよび
形状の接合体を容易かつ安価に製造し得、ひいて
は防水施工コストの低減を果し得るという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法により防水施工された
陸屋根の部分省略断面図、第2図は第1図の部分
拡大断面図、第3図は接合体の具体例を示す部分
切欠き拡大斜視図、第4図はいま1つの接合体の
具体例を示す部分切欠き拡大斜視図、第5図は角
部に使用する接合体の具体例を示す部分切欠き拡
大斜視図である。第6図は従来例を示す陸屋根の
部分省略断面図、第7図は第6図の拡大断面図
で、強風により防水シートが浮き上がつた状態を
示している。 1……陸屋根、2……コンクリート壁面(防水
すべき壁面)、3……防水シート、4,4A,4
B,4C……接合体、5…固定板、6……可撓性
を有する接合用シート片、7……固定金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陸屋根1の防水すべき壁面2に、剛性を有す
    る固定板5と、固定板5の下側に敷かれかつ固定
    板5の側縁または周縁より張り出した可撓性を有
    する接合用シート片6とよりなる多数の接合体4
    を所要の位置に固定し、つぎに防水すべき壁面2
    全面に所要数の防水シート3を被せて、これの所
    要部分を接着剤を介して各接合体4の固定板5の
    外面および接合用シート片6の張出部の外面のう
    ち少なくとも接合用シート片6の張出部の外面に
    接合することを特徴とする、陸屋根の防水施工
    法。
JP4075484A 1984-03-02 1984-03-02 陸屋根の防水施工法 Granted JPS60184157A (ja)

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JP4075484A JPS60184157A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 陸屋根の防水施工法

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JPS60184157A JPS60184157A (ja) 1985-09-19
JPH0347376B2 true JPH0347376B2 (ja) 1991-07-19

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JPS4949409A (ja) * 1972-09-16 1974-05-14

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