JPS6024814Y2 - 屋根下地材 - Google Patents
屋根下地材Info
- Publication number
- JPS6024814Y2 JPS6024814Y2 JP11584577U JP11584577U JPS6024814Y2 JP S6024814 Y2 JPS6024814 Y2 JP S6024814Y2 JP 11584577 U JP11584577 U JP 11584577U JP 11584577 U JP11584577 U JP 11584577U JP S6024814 Y2 JPS6024814 Y2 JP S6024814Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive layer
- sheet
- base material
- roof
- roof base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は施工に便利でかつ防水性の高い屋根下地材に関
腰具体的には防水性を有するシートの上面全面に粘着層
を形威し、さらに該粘着層の上面長手方向に間隔をおい
て平行に複数個の帯状離型テープを並設してなる屋根下
地材を提供するものである。
腰具体的には防水性を有するシートの上面全面に粘着層
を形威し、さらに該粘着層の上面長手方向に間隔をおい
て平行に複数個の帯状離型テープを並設してなる屋根下
地材を提供するものである。
従来の屋根下地材としてはアスファルトルーフイングの
ような歴青物シートやポリ塩化ビニルのような熱可塑性
樹脂シートが汎用されてきた。
ような歴青物シートやポリ塩化ビニルのような熱可塑性
樹脂シートが汎用されてきた。
しかしながら、前者の歴青物シートはそれ自体強度が弱
いために、屋根面への施工においてタッカ−釘で固定す
る時にその衝撃力によってシートに亀裂が発生したり破
れたりして防水性能を損うといった欠点を有していた。
いために、屋根面への施工においてタッカ−釘で固定す
る時にその衝撃力によってシートに亀裂が発生したり破
れたりして防水性能を損うといった欠点を有していた。
又、後者にあってはタッカ−釘によって破れたりするこ
とは少ないが、釘に対しての締めつけ力がないために、
釘孔より水が浸透して防水性能を損なうという欠点を有
していた。
とは少ないが、釘に対しての締めつけ力がないために、
釘孔より水が浸透して防水性能を損なうという欠点を有
していた。
又、これら下地材シートを屋根面へ敷設施工する場合に
は屋根面全面を1枚もののシートで敷きつめることは不
可能であるから数枚のシートを一部重複させて敷設する
のであるが、この重ね合わせ部分は単に重ねているだけ
で接合されていないため、雨水等がその隙間から浸透し
易いという欠点を有していた。
は屋根面全面を1枚もののシートで敷きつめることは不
可能であるから数枚のシートを一部重複させて敷設する
のであるが、この重ね合わせ部分は単に重ねているだけ
で接合されていないため、雨水等がその隙間から浸透し
易いという欠点を有していた。
本考案は上記従来の欠点を解消するためになされたもの
である。
である。
以下、本考案を実施例図面に基いて詳述する。
第1図において、1は防水性を有するシートである。
このシート1としては、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン
、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を溶融成形して得ら
れた水密性シートが用いられる。
、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を溶融成形して得ら
れた水密性シートが用いられる。
2はシート1の上面に形成された粘着層でたとえばネオ
プレン系、ニトリルゴム系、またはブタジェンスチレン
系のエラストマ接着剤を塗布して与えられる。
プレン系、ニトリルゴム系、またはブタジェンスチレン
系のエラストマ接着剤を塗布して与えられる。
3は粘着層2の上面長手方向に平行に並設された帯状離
型テープで粘着層2の粘着性によって着脱自在に固定さ
れている。
型テープで粘着層2の粘着性によって着脱自在に固定さ
れている。
そしてこの帯状離型テープ3は複数個、粘着層2の両側
端4,4の一方から他方にわたって間隔をおいて平行に
並設されている。
端4,4の一方から他方にわたって間隔をおいて平行に
並設されている。
この間隔5は瓦桟の間隔より小さくとるのが適当である
。
。
なお、帯状離型テープ3としては紙でも又は材質的に可
塑性を有する樹脂でもよく種々のものが用いられる。
塑性を有する樹脂でもよく種々のものが用いられる。
ここで間隔5には粘着層が露出する。空気酸化して粘着
性が喪失しない粘着層ならばたとえばシリカ、クレーな
どの無機質の微粉末5aを散布してこの間隔5に露出す
る粘着度を被覆してブロッキングを防げばよい。
性が喪失しない粘着層ならばたとえばシリカ、クレーな
どの無機質の微粉末5aを散布してこの間隔5に露出す
る粘着度を被覆してブロッキングを防げばよい。
以上の如く構成された屋根下地材は施工の際は、第2図
に示す如く野地板6上に敷設された下側の屋根下地材1
aの棟側の端4aに設けられた離型テープ3を剥離して
上側の屋根下地材の軒側の端4bを重ねて相互に粘着せ
しめて重ね合せ部7に水密性を与える。
に示す如く野地板6上に敷設された下側の屋根下地材1
aの棟側の端4aに設けられた離型テープ3を剥離して
上側の屋根下地材の軒側の端4bを重ねて相互に粘着せ
しめて重ね合せ部7に水密性を与える。
そして複数個の瓦桟8をこの屋根下地材1a、lbの上
に軒と平行に固着する際には離型テープ3又は間隔5の
粘着層又は微粉末5aが瓦桟の固定位置を定める基準と
なる。
に軒と平行に固着する際には離型テープ3又は間隔5の
粘着層又は微粉末5aが瓦桟の固定位置を定める基準と
なる。
さらに瓦などの屋根材の重ね合せ部から雨水が浸入しや
すい屋根勾配がゆるやかな場合には離型テープ3全部を
剥がしてその上に別個の屋根下地材を完全重合固着して
厚みを増大せしめることで防水性を完全にすることもで
きる。
すい屋根勾配がゆるやかな場合には離型テープ3全部を
剥がしてその上に別個の屋根下地材を完全重合固着して
厚みを増大せしめることで防水性を完全にすることもで
きる。
又粘着層2はシート1の全面に形成されているから敷設
施工の際に用いた釘に対して密着しゃすく釘孔からの雨
もれも改善される。
施工の際に用いた釘に対して密着しゃすく釘孔からの雨
もれも改善される。
以上のように、本考案の屋根下地材は、防水性を有する
シートの上面全面に粘着層を形成し、さらに該粘着層の
上面長手方向に間隔をおいて平行に複数個の帯状離型テ
ープを並設すると共に各間隔に無機質粉末を散布したの
で、屋根面への施工に際してその両端部の帯状離型テー
プを剥離するだけで簡単に重ね合せ施工ができ、重ね合
せ部に隙間が発生せず、防水性が高められる利点を有す
る。
シートの上面全面に粘着層を形成し、さらに該粘着層の
上面長手方向に間隔をおいて平行に複数個の帯状離型テ
ープを並設すると共に各間隔に無機質粉末を散布したの
で、屋根面への施工に際してその両端部の帯状離型テー
プを剥離するだけで簡単に重ね合せ施工ができ、重ね合
せ部に隙間が発生せず、防水性が高められる利点を有す
る。
又、粘着層によって釘を締めつけるため釘穴が塞がれて
雨水が浸透することがない。
雨水が浸透することがない。
又帯状離型テープ全部を剥がして他のシート物と貼り合
わせて使用することもできるので便利である。
わせて使用することもできるので便利である。
第1図は本考案の一実施例に係る長手方向の一部を切断
した斜視図であり、第2図は使用状態を示す要部斜視図
である。 1・・・・・・シート、2・・・・・・粘着層、3・・
・・・・帯状離型テープ、4・・・・・・両側端、5・
・・・・・間隔、5a・・・・・・無機質微粉末。
した斜視図であり、第2図は使用状態を示す要部斜視図
である。 1・・・・・・シート、2・・・・・・粘着層、3・・
・・・・帯状離型テープ、4・・・・・・両側端、5・
・・・・・間隔、5a・・・・・・無機質微粉末。
Claims (1)
- 防水性を有するシートの上面全面に粘着層を形成し、さ
らに該粘着層の上面長手方向に間隔をおいて平行に複数
個の帯状離型テープを並設すると共に各間隔に無機質粉
末を散布してなる屋根下地材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11584577U JPS6024814Y2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | 屋根下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11584577U JPS6024814Y2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | 屋根下地材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5443116U JPS5443116U (ja) | 1979-03-24 |
JPS6024814Y2 true JPS6024814Y2 (ja) | 1985-07-25 |
Family
ID=29067842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11584577U Expired JPS6024814Y2 (ja) | 1977-08-29 | 1977-08-29 | 屋根下地材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024814Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-29 JP JP11584577U patent/JPS6024814Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5443116U (ja) | 1979-03-24 |
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