JPH0712515Y2 - 屋根パネルの防水接続構造 - Google Patents
屋根パネルの防水接続構造Info
- Publication number
- JPH0712515Y2 JPH0712515Y2 JP9616989U JP9616989U JPH0712515Y2 JP H0712515 Y2 JPH0712515 Y2 JP H0712515Y2 JP 9616989 U JP9616989 U JP 9616989U JP 9616989 U JP9616989 U JP 9616989U JP H0712515 Y2 JPH0712515 Y2 JP H0712515Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof panel
- waterproof
- roof
- adhesive tape
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、屋根パネルの防水接続構造に関する。
従来、屋根下地面を構成する屋根パネルにあっては、屋
根面に敷設後、それらの突き合わせ接合部の防水には、
第3図に示すように突き合わせ部Aに防水パッキンBを
挿入することや、第4図に示すように一体的に積層貼着
された防水シートC,C上にかけ、防水粘着テープDを貼
り付けることが行なわれていた。
根面に敷設後、それらの突き合わせ接合部の防水には、
第3図に示すように突き合わせ部Aに防水パッキンBを
挿入することや、第4図に示すように一体的に積層貼着
された防水シートC,C上にかけ、防水粘着テープDを貼
り付けることが行なわれていた。
しかしながら、第3図に示したものは、屋根パネル間に
防水パッキンBが確実に圧縮介挿されるよう敷設精度を
高める必要が有り、また、第4図に示したものにあって
は、粘着テープDの貼付に際し、しわが付いたりする
と、その部分から漏水すると言った問題があり、十分な
水密性とするのは困難となる場合があった。
防水パッキンBが確実に圧縮介挿されるよう敷設精度を
高める必要が有り、また、第4図に示したものにあって
は、粘着テープDの貼付に際し、しわが付いたりする
と、その部分から漏水すると言った問題があり、十分な
水密性とするのは困難となる場合があった。
この考案は上記問題点に鑑み、互いに突き合わせ配置さ
れる屋根パネル間の防水が完全に行なえ、しかも敷設も
容易となる屋根パネルを提供することを目的としてなさ
れたものである。
れる屋根パネル間の防水が完全に行なえ、しかも敷設も
容易となる屋根パネルを提供することを目的としてなさ
れたものである。
即ち、この考案の屋根パネルの防水接続構造は屋根パネ
ル2上面に、該屋根パネル2の横側辺2Aを残して防水シ
ート3…3が一部重畳させつつ葺き並べられ、該防水シ
ート3…3の重畳部には重なり部分3Bの抑えテープ4が
前記屋根パネル2の横側辺2A部分から重なり部分3Bにか
けて貼着されていると共に、屋根パネル2の横側辺2A部
分と防水シート3…3にかけて防水シート3…3の周縁
を前記屋根パネル2表面に止着する防水性粘着テープ5
が貼着され、前記横側辺2Aを突き合わせた屋根パネル
2、2の互いの横側辺2A、2A上には、前記防水性粘着テ
ープ5上にかけて、さらに防水性粘着テープ5Aを粘着し
てなることを特徴とするものである。
ル2上面に、該屋根パネル2の横側辺2Aを残して防水シ
ート3…3が一部重畳させつつ葺き並べられ、該防水シ
ート3…3の重畳部には重なり部分3Bの抑えテープ4が
前記屋根パネル2の横側辺2A部分から重なり部分3Bにか
けて貼着されていると共に、屋根パネル2の横側辺2A部
分と防水シート3…3にかけて防水シート3…3の周縁
を前記屋根パネル2表面に止着する防水性粘着テープ5
が貼着され、前記横側辺2Aを突き合わせた屋根パネル
2、2の互いの横側辺2A、2A上には、前記防水性粘着テ
ープ5上にかけて、さらに防水性粘着テープ5Aを粘着し
てなることを特徴とするものである。
次にこの考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の一実施例の平面図、第2図は第1図
の誇張して示すII-II線断面図である。
の誇張して示すII-II線断面図である。
この考案の屋根パネルの防水接合構造1は合板、又は繊
維補強無機質板などとされた屋根パネル2上面に、横側
辺2Aを残して防水シート3…3が一部重畳させつつ葺き
並べられ、防水シート3…3の重量部には重なり部分3B
の抑えテープ4が前記屋根パネル2の横側辺2A部分から
重なり部分3Bにかけて貼着されていると共に、屋根パネ
ル2の横側辺2A部分と防水シート3…3にかけて防水シ
ート3…3の周縁を前記屋根パネル表面に止着する防水
性粘着テープ5が貼着され、前記横側辺2Aを突き合わせ
た屋根パネル2、2の互いの横側辺2A、2A上には、防水
性粘着テープ5上にかけて、さらに防水性粘着テープ5A
を粘着して構成されている。
維補強無機質板などとされた屋根パネル2上面に、横側
辺2Aを残して防水シート3…3が一部重畳させつつ葺き
並べられ、防水シート3…3の重量部には重なり部分3B
の抑えテープ4が前記屋根パネル2の横側辺2A部分から
重なり部分3Bにかけて貼着されていると共に、屋根パネ
ル2の横側辺2A部分と防水シート3…3にかけて防水シ
ート3…3の周縁を前記屋根パネル表面に止着する防水
性粘着テープ5が貼着され、前記横側辺2Aを突き合わせ
た屋根パネル2、2の互いの横側辺2A、2A上には、防水
性粘着テープ5上にかけて、さらに防水性粘着テープ5A
を粘着して構成されている。
この考案の屋根パネルの接続構造は第1図又は第2図に
示したように防水シート3は屋根パネル横側辺よりはみ
出ない状態に貼着されているため他物との接触等により
破損したり断裂するのが防止でき、かつ屋根パネル2同
志を突き合わせる時は上記防水シート3が邪魔となるこ
とが無い。
示したように防水シート3は屋根パネル横側辺よりはみ
出ない状態に貼着されているため他物との接触等により
破損したり断裂するのが防止でき、かつ屋根パネル2同
志を突き合わせる時は上記防水シート3が邪魔となるこ
とが無い。
そして、敷設時には、第1図または第2図に示すように
突き合わせた屋根パネル1端部の防水性粘着テープ5、
5上にかけ、さらに防水性粘着テープ5Aを粘着するた
め、接合部分が全て防水性粘着テープ5及び5Aで二重に
覆われるので、確実な防水が図れる。
突き合わせた屋根パネル1端部の防水性粘着テープ5、
5上にかけ、さらに防水性粘着テープ5Aを粘着するた
め、接合部分が全て防水性粘着テープ5及び5Aで二重に
覆われるので、確実な防水が図れる。
また、防水シート3…3の重畳部3Bは抑えテープ4で抑
えられているため、その上に瓦等を葺き並べる場合、捲
くれ上がったりして邪魔になることも防止される。
えられているため、その上に瓦等を葺き並べる場合、捲
くれ上がったりして邪魔になることも防止される。
この考案は以上説明したように、屋根パネル上に周縁を
残して防水シートを止着しているため、予め防水シート
を貼着した後屋根パネルを運搬するような場合であって
も、防水シートの破れ事故などが未然に防止でき、また
屋根パネル同志を接続する場合、周縁の防水テープ上を
さらに防水性粘着テープで重ねて止着するため水密性良
く接続できるなどの実用的効果を有する。
残して防水シートを止着しているため、予め防水シート
を貼着した後屋根パネルを運搬するような場合であって
も、防水シートの破れ事故などが未然に防止でき、また
屋根パネル同志を接続する場合、周縁の防水テープ上を
さらに防水性粘着テープで重ねて止着するため水密性良
く接続できるなどの実用的効果を有する。
第1図は実施例の断面図、第2図は実施例の平面図、第
3図、第4図は従来例の断面図である。 1……屋根パネルの接続構造、2……屋根パネル、2A…
…屋根パネルの横側辺、3……防水シート、4……抑え
テープ、5,5A……防水性粘着テープ
3図、第4図は従来例の断面図である。 1……屋根パネルの接続構造、2……屋根パネル、2A…
…屋根パネルの横側辺、3……防水シート、4……抑え
テープ、5,5A……防水性粘着テープ
Claims (1)
- 【請求項1】屋根パネル2上面に、該屋根パネル2の横
側辺2Aを残して防水シート3…3が一部重畳させつつ葺
き並べられ、該防水シート3…3の重畳部には重なり部
分3Bの抑えテープ4が前記屋根パネル2の横側辺2A部分
から重なり部分3Bにかけて貼着されていると共に、屋根
パネル2の横側辺2A部分と防水シート3…3にかけて防
水シート3…3の周縁を前記屋根パネル2表面に止着す
る防水性粘着テープ5が貼着され、前記横側辺2Aを突き
合わせた屋根パネル2、2の互いの横側辺2A、2A上に
は、前記防水性粘着テープ5上にかけて、さらに防水性
粘着テープ5Aを粘着してなることを特徴とする屋根パネ
ルの防水接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9616989U JPH0712515Y2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 屋根パネルの防水接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9616989U JPH0712515Y2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 屋根パネルの防水接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335124U JPH0335124U (ja) | 1991-04-05 |
JPH0712515Y2 true JPH0712515Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31645391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9616989U Expired - Lifetime JPH0712515Y2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 屋根パネルの防水接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712515Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-17 JP JP9616989U patent/JPH0712515Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0335124U (ja) | 1991-04-05 |
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