JPH0340615Y2 - - Google Patents

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JPH0340615Y2
JPH0340615Y2 JP1984095873U JP9587384U JPH0340615Y2 JP H0340615 Y2 JPH0340615 Y2 JP H0340615Y2 JP 1984095873 U JP1984095873 U JP 1984095873U JP 9587384 U JP9587384 U JP 9587384U JP H0340615 Y2 JPH0340615 Y2 JP H0340615Y2
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transfer paper
roll
lid
transfer
window hole
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JP1984095873U
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JPS6110854U (ja
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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は例えばカラーテレビの画像を紙面にプリ
ントアウトするものに用いられるカセツトに関す
るものである。
(従来の技術) 従来画像を紙面にプリントアウトするものに用
いられるカセツトには、OA機器用のシリアルプ
リンタ用カセツトがある。
これは第4図に示すように転写紙8がその色駒
すなわち、イエロー、マゼンタ、シアン毎に、固
定された被転写紙11上を移動し、感熱ヘツド1
3も被転写紙の色駒内を移動し、色が変る毎にも
との位置に戻る往復運動を繰り返してOA機器か
ら送られる画像の電気信号で感熱ヘツド13を制
御しつつ被転写紙面に転写紙の染料を転写するよ
うになつている。
以上の如くOA機器用の巾狭の転写紙に用いる
プリンタカセツトはあるが、例えばカラーテレビ
の画面のプリントに用いられるカセツトはないの
が実情である。
(考案が解決しようとする課題) OA機器用のプリンタカセツトはオーデイオカ
セツトと同じような機構を用いており、したがつ
て転写紙は5mm乃至10mm程度の巾狭なものとなつ
ている。
これと同じ機構で広巾の転写紙を用いようとす
ると、ガイドとなるロール芯が縦長なものとな
り、したがつて彎曲し易く、又片支持のためロー
ラの支持が弱く、転写紙のセツトも容易でない。
しかるに、カラーテレビ用のプリンタカセツト
には巾広のものが要望されるので従来のシリアル
プリンタ用カセツトはそのまま用いられない。
(課題を解決するための手段) したがつて本案の技術的課題は広巾の転写紙が
用いられるプリンタ用カセツトを提供することを
目的とするもので、この技術的課題を解決する本
案の技術的手段は、蓋と身とからなるケースの中
央に転写のための窓孔を設け、この窓孔に転写紙
が臨むことができるように蓋と身の間にあつて、
転写紙巻取ロールが窓孔の左右両側において回転
自在に軸架され、かつ転写紙巻取ロールの軸方向
が窓孔の両側に平行に配置されると共に転写紙巻
手ロールを軸架する身に形成した上方の開放され
た軸受孔の少なくとも巻取側に転写紙イド用突縁
を設け、しかも少なくとも一方のロール端にはロ
ール駆動装置との結合装置を設けたものである。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
1は蓋1aと身1bとからなるケースであつ
て、身1bに対して蓋1aを上方から嵌合し又は
身1bに対して蓋1aを上方から載置して両者を
超音波、接着剤、熱等によるシールで固定するか
又はテープ、クリツプ、ビス止め等で固定する。
そして身1bに対し蓋1aを固定する前に身1
bの両側に形成された上方が開放せる軸受孔2,
3に上方から転写紙巻取ロール4,5を軸架す
る。したがつて巻取ロールはケースに収納し易
い。
蓋1aと身1bの中央には転写用窓孔6,7が
あり、この縦長方向(前後方向)と前記転写紙巻
取ロール4,5の軸方向とが平行となるように前
記軸受孔2,3が形成されるもので軸受孔2,3
に転写紙巻取ロール4,5を軸架することによつ
て転写紙8が前記窓孔6,7をまたぐようにな
る。
したがつて蓋1aを身1bにかぶせるときは転
写紙8は蓋と身の間に挟持されることになる。
又軸架された巻取ロール4,5が上下に移動で
きるように身1bの軸受孔2,3に対して上方か
ら嵌合する押え片9,10が蓋1aの前後に突設
されている。
更に又巻取ロール4,5自体にも前後に図示し
ないフランジが形成され前記押え片9,10に係
合して前後に巻取ロール4,5が移動できないよ
うにすることもできる。
次に軸受孔2,3の窓孔6,7に対接する突縁
2a,3aは転写紙8のガイドとなると共に少な
くとも巻取側の突縁2aは感熱ヘツドで発生した
転写紙8の皺を伸ばすことができるが、この突縁
2a,3aに対応した蓋内面には図示しないフイ
ルトを添着し、これによつて転写紙8を押え、、
転写紙面のゴミを除去するようにすることができ
る。
又突縁2a,3aにガイドロールを設けてもよ
く、第5図イのような突縁2a,3aの稜線が同
高に並ぶような配置で転写紙を誘導できるように
してもよいが、第5図ロのように稜線が互いに逆
になるような配置でもよく後者のようにすると感
熱ヘツドを傾斜する転写紙に当てることとなるも
ので感熱ヘツドの回動支点を突縁2aの近くにと
ることができてプリンター全体をコンパクトに形
成できる。
ケース自体はスチレン、ABS、塩ビ、PP、
PE、金属等の材料を用い、材料がプラスチツク
の場合射出成形、真空成型、圧空成型で成型する
か、又は切削、打ち抜き等で形成する。
金属が材料の場合打ち抜き、板金加工等で形成
する。
その他帯電防止加工をケースに施し、材料がプ
ラスチツクの場合カーボンを練り込んで成型性を
よくし、帯電防止を併せ付与するとよい。
転写紙は例えばポリエステルフイルム(2μ〜
10μ)を用い、これに昇華性染料とエチルセルロ
ースのような樹脂とが混ぜ合さつた染料等の色材
を塗着したものを用いる。
さて、以上のようなカセツトを用いての被転写
紙への転写方法について説明すれば、第2図の如
く窓孔7の下面に白紙11を巻回したロール12
を当てがい窓孔6,7に臨む転写紙8の上方から
感熱ヘツド13を当てがつてロール12の回転に
伴い白紙上に転写紙の染料を転写する。
転写紙8はイエロー、マゼンダ、シアン等の色
駒毎に間欠的に移動すると共にロールも色駒毎に
往復回転するので、転写紙に天然色の画像が再現
される。
それを更にカラーテレビ用プリンターに使用す
るときの説明をすれば例えば先ずプリンターに対
して感熱ヘツドとドラムの間にカセツトを供給し
てくわえ機構14でドラム駆動装置と結合し、カ
ラーテレビの画像をプリンターにメモリさせる。
次に被転写紙である白紙をプリンターに供給す
ると白紙はドラムに巻回される。
プリンターにメモリされた画像は色分解されこ
れが電気信号に変えられて感熱ヘツドを制御す
る。これ共に転写紙のドラムを駆動する。
ドラムの1回転で転写紙の最初の染料であるイ
エローが白紙に転写される。
イエローが終ると次のマゼンダ区劃がカセツト
の転写窓孔に臨む、ドラムは逆転して出発位置に
戻り、再び同様の動作を繰返してマゼンダを転写
し、次に同様の動作でシアンが転写され、カラー
画像が完成するのである。
以上のようなカセツトによれば転写紙の巻取ロ
ール4,5の軸方向と平行に感熱ヘツド13がお
かれ転写紙の送り方向と平行に被転写紙8がおか
れるのでいわゆるラインプリンターを形成し、し
たがつて広巾の転写紙を使用できる。
本案のカセツトを現実に販売するときにはシユ
リンク包装をしてゴミ防塵ができるようにするか
又は剥離容易なシールを施し、等の手段を施して
包装をとくことができるようにする。
(考案の効果) この技術的手段によれば、転写紙の送り方向と
平行に被転写紙である白紙を往復動させ、かつ感
熱ヘツドは転写紙巻取ロールの軸方向と平行であ
る、いわゆるラインプリンターを構成しているた
め広巾の転写紙を用いることができ、したがつて
カラーテレビ用プリンターとして用いることがで
きるものであつて、一般家庭にデイスポーザブル
なカセツトとして安価に供給できるという特徴が
ある。
又蓋と身の間にあつて転写用窓孔の縦長方向と
平行に転写紙巻取ロールが配置されるから転写紙
を一方向からセツトできてセツトし易いと共に巻
取ロールに機械のロール駆動装置との結合装置、
例えばくわえ機構を設けたので転写紙が50mm〜
150mmのような広巾のものであつても機械にバツ
クテンシヨンをもたせることができて皺が発生し
ない。
従来の単に隣青銅板に支持されたパツドをロー
ル面に当てたようなものでは横皺が防止できな
い。
しかも転写紙巻取ロールを軸架する上方の開放
された軸受孔の巻取側に転写紙ガイド用突縁を設
けたものであるから、感熱ヘツドで印字した転写
紙が熱によつて皺が発生してもこれを伸ばすこと
ができる。
又皺のある転写紙をロールに巻取ると、ロール
径が不均一となり転写紙が蛇行して巻取られるこ
とにより、印字部で良好な印字ができなくなる
が、本案は突縁で皺を伸ばすのでその欠点はな
い。
又本案のものは、カセツトケースを蓋と身とで
構成したので、上方の開放された軸受孔に巻取ロ
ールを上方から軸架でき、巻取ロールをケースに
収納し易いという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案カセツトの斜面図、第2図はカセ
ツトの使用状態を示す簡略図、第3図は本案のラ
インプリンターであることを示す平面視の簡略
図、第4図はシリアルプリンター用カセツトの原
理図、第5図イ,ロはカセツトガイドの使用状態
を示す互いに異なる説明図である。 1…ケース、1a…蓋、1b…身、2,3…軸
受孔、2a,3a…突縁、4,5…転写紙巻取ロ
ール、6,7…窓孔、8…転写紙、9,10…押
え板、11…白紙、12…ドラム、13…感熱ヘ
ツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋と身とからなるケースの中央に転写のための
    窓孔を設け、この窓孔に転写紙が臨むことができ
    るように蓋と身の間にあつて転写紙巻取ロールが
    窓孔の左右両側において回転自在に軸架され、か
    つ転写紙巻取ロールの軸方向が窓孔の両側に平行
    に配置されると共に転写紙巻取ロールを軸架する
    身に形成した上方の開放された軸受孔の少なくと
    も巻取側に転写紙ガイド用突縁を設け、しかもロ
    ール端には少なくとも一方のロール駆動装置との
    結合装置を設けたことを特徴とする感熱転写紙用
    カセツト。
JP9587384U 1984-06-26 1984-06-26 感熱転写紙用カセツト Granted JPS6110854U (ja)

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JP9587384U JPS6110854U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 感熱転写紙用カセツト

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JPS6110854U JPS6110854U (ja) 1986-01-22
JPH0340615Y2 true JPH0340615Y2 (ja) 1991-08-27

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ID=30655128

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