JPH0222295Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222295Y2 JPH0222295Y2 JP2859682U JP2859682U JPH0222295Y2 JP H0222295 Y2 JPH0222295 Y2 JP H0222295Y2 JP 2859682 U JP2859682 U JP 2859682U JP 2859682 U JP2859682 U JP 2859682U JP H0222295 Y2 JPH0222295 Y2 JP H0222295Y2
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- Japan
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- paper
- ink
- plain paper
- plain
- ink transfer
- Prior art date
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- Expired
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- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 7
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 2
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 7
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、フアクシミリ装置などに使用され
る、インク転写紙のインクを普通紙の表面に転写
する熱転写記録紙に関するものである。
る、インク転写紙のインクを普通紙の表面に転写
する熱転写記録紙に関するものである。
従来の熱転写記録紙を第1図を用いて説明す
る。
る。
図に於て、1は普通紙であつて、その表面にイ
ンクを付着させる事によつて、その表面に画像を
印字できるように形成されている。
ンクを付着させる事によつて、その表面に画像を
印字できるように形成されている。
2はインク転写紙であつて、普通紙1の紙巾と
同一紙巾に形成され、その表面には、普通紙1の
表面に付着させるインクを用いて薄膜状に形成さ
れたインク膜3が被着された表面を普通紙1の表
面に接触させて、普通紙1両側にインク転写紙2
の両側に一致するように重合されている。
同一紙巾に形成され、その表面には、普通紙1の
表面に付着させるインクを用いて薄膜状に形成さ
れたインク膜3が被着された表面を普通紙1の表
面に接触させて、普通紙1両側にインク転写紙2
の両側に一致するように重合されている。
従来の熱転写記録紙は、以上のように構成さ
れ、普通紙1の外側とインク転写紙2が重なるよ
うに円筒形に巻回して、第2図に示すようにフア
クシミリ装置4に取付けられる。
れ、普通紙1の外側とインク転写紙2が重なるよ
うに円筒形に巻回して、第2図に示すようにフア
クシミリ装置4に取付けられる。
そうしてこの熱転写記録紙に画像を印字する時
には、巻回された熱転写記録紙の巻終端を引張つ
て熱転写記録紙を巻戻しながら、ガイド板5の外
面に沿わせて駆動押圧ローラ6と感熱ヘツド7と
の間に挿入される。このようにして駆動押圧ロー
ラ6の外面によつて普通紙1の裏面を押圧し、外
力によつて駆動押圧ローラ6を回転させると、イ
ンク転写紙2の裏面は感熱ヘツド7の加熱面を摺
動しながら熱転写記録紙が移動するのである。
には、巻回された熱転写記録紙の巻終端を引張つ
て熱転写記録紙を巻戻しながら、ガイド板5の外
面に沿わせて駆動押圧ローラ6と感熱ヘツド7と
の間に挿入される。このようにして駆動押圧ロー
ラ6の外面によつて普通紙1の裏面を押圧し、外
力によつて駆動押圧ローラ6を回転させると、イ
ンク転写紙2の裏面は感熱ヘツド7の加熱面を摺
動しながら熱転写記録紙が移動するのである。
フアクシミリ装置はこのようにして熱転写記録
紙を移動させながら、インク転写紙2の裏面から
感熱ヘツド7によつてインク膜3の一部を局部的
に加熱する事によつてインク膜3を溶融させて、
溶融したインクを普通紙1の表面に転写する事に
より普通紙1の表面に画像を印字するようになさ
れていた。
紙を移動させながら、インク転写紙2の裏面から
感熱ヘツド7によつてインク膜3の一部を局部的
に加熱する事によつてインク膜3を溶融させて、
溶融したインクを普通紙1の表面に転写する事に
より普通紙1の表面に画像を印字するようになさ
れていた。
従来の熱転写記録紙はこのように駆動押圧ロー
ラ6の回転力を普通紙1の裏面に与えるだけで、
熱転写記録紙を巻戻して感熱ヘツド7の加熱面を
摺動していたので、駆動押圧ローラ6の回転力を
直接受ける事の出来ないインク転写紙2は、感熱
ヘツド7の加熱面との間の摩擦力によつて、普通
紙1の移動速度より減速されて、インク転写紙2
の移動速度が遅れる場合が発生した。
ラ6の回転力を普通紙1の裏面に与えるだけで、
熱転写記録紙を巻戻して感熱ヘツド7の加熱面を
摺動していたので、駆動押圧ローラ6の回転力を
直接受ける事の出来ないインク転写紙2は、感熱
ヘツド7の加熱面との間の摩擦力によつて、普通
紙1の移動速度より減速されて、インク転写紙2
の移動速度が遅れる場合が発生した。
従来のインク転写紙2はこのように移動速度が
普通紙1より遅れを生じると、インク転写紙2の
インク膜3に皺を発生させ、第2図に示すように
普通紙1の表面から離間してたるみを生じたの
で、そのまゝフアクシミリ装置が画像の転写を続
けると、インク転写紙2のたるみが駆動押圧ロー
ラ6の下にもぐり込みインク転写紙2にしわが生
じ普通紙1の表面に転写された画像に印字むらや
印字抜けが発生したので、従来の熱転写記録紙に
は、精確で鮮明な画像が転写出来ない原因となつ
ていた。
普通紙1より遅れを生じると、インク転写紙2の
インク膜3に皺を発生させ、第2図に示すように
普通紙1の表面から離間してたるみを生じたの
で、そのまゝフアクシミリ装置が画像の転写を続
けると、インク転写紙2のたるみが駆動押圧ロー
ラ6の下にもぐり込みインク転写紙2にしわが生
じ普通紙1の表面に転写された画像に印字むらや
印字抜けが発生したので、従来の熱転写記録紙に
は、精確で鮮明な画像が転写出来ない原因となつ
ていた。
従来の熱転写記録紙は、以上のようにインク転
写紙の紙巾が普通紙の紙巾と同一に形成されてい
たので、駆動押圧ローラの回転力を直接インク転
写紙に与える事が出来ず、インク転写紙に皺やた
るみが発生して、普通紙の表面に精確で鮮明な画
像を転写できない欠点があつた。
写紙の紙巾が普通紙の紙巾と同一に形成されてい
たので、駆動押圧ローラの回転力を直接インク転
写紙に与える事が出来ず、インク転写紙に皺やた
るみが発生して、普通紙の表面に精確で鮮明な画
像を転写できない欠点があつた。
この考案は従来の熱転写記録紙の上記の欠点を
除去するためになされたものであつて、インク転
写紙の紙巾を普通紙の紙巾より広く形成しで、駆
動押圧ローラの回転力を直接インク転写紙の外縁
部に与えることにより、インク転写紙の普通紙か
らの移動遅れを除去して、インク転写紙に皺やた
るみの発生を防止して、普通紙の表面に精確で鮮
明な画像を転写できる熱転写記録紙を提供するの
を目的としている。
除去するためになされたものであつて、インク転
写紙の紙巾を普通紙の紙巾より広く形成しで、駆
動押圧ローラの回転力を直接インク転写紙の外縁
部に与えることにより、インク転写紙の普通紙か
らの移動遅れを除去して、インク転写紙に皺やた
るみの発生を防止して、普通紙の表面に精確で鮮
明な画像を転写できる熱転写記録紙を提供するの
を目的としている。
以下この考案の一実施例を第3図と第4図を用
いて説明する。
いて説明する。
図に於て、1,3〜7は従来の同符号と同じも
のである。
のである。
8はインク転写紙であつて、普通紙1の紙巾よ
り広い紙巾に形成され、インク膜3が被着された
表面を普通紙1の表面に接触して普通紙1に重合
されると共に、このインク転写紙8の普通紙1よ
り広い部分を普通紙の両側に約5mm宛インク転写
紙2の外縁部9を普通紙1の外方に露出してい
る。
り広い紙巾に形成され、インク膜3が被着された
表面を普通紙1の表面に接触して普通紙1に重合
されると共に、このインク転写紙8の普通紙1よ
り広い部分を普通紙の両側に約5mm宛インク転写
紙2の外縁部9を普通紙1の外方に露出してい
る。
この熱転写記録紙は、以上のように構成され、
第3図に示すように円筒形に巻回されてフアクシ
ミリ装置に取付けられ、その巻終端を、インク転
写紙8の裏面を感熱ヘツド7の加熱面に接触させ
て、ゴム硬度が40゜の駆動押圧ローラ10の下に
挿入すると、この駆動押圧ローラ10が中央部で
普通紙1の裏面を押圧し、この駆動押圧ローラ1
0の両側部でインク転写紙8の両外縁部9を押圧
するようになされている。
第3図に示すように円筒形に巻回されてフアクシ
ミリ装置に取付けられ、その巻終端を、インク転
写紙8の裏面を感熱ヘツド7の加熱面に接触させ
て、ゴム硬度が40゜の駆動押圧ローラ10の下に
挿入すると、この駆動押圧ローラ10が中央部で
普通紙1の裏面を押圧し、この駆動押圧ローラ1
0の両側部でインク転写紙8の両外縁部9を押圧
するようになされている。
このため、この駆動押圧ローラ10が回転する
と普通紙1は駆動押圧ローラ10の中央部によつ
て、インク転写紙2は外縁部9が駆動押圧ローラ
10の両側部によつて同一速度で移動するのであ
る。
と普通紙1は駆動押圧ローラ10の中央部によつ
て、インク転写紙2は外縁部9が駆動押圧ローラ
10の両側部によつて同一速度で移動するのであ
る。
このため、このインク転写紙2は、その裏面が
感熱ヘツド7の加熱面によつて受ける摩擦抵抗に
打勝つて普通紙1と同一速度で移動する事が可能
となり、従来のインク転写紙2が普通紙1より移
動速度が遅れると、インク転写紙2に皺やたるみ
が発生した欠点を除去して、この熱転写記録紙は
普通紙1の表面に印字むらや印字めけの無い、精
確で鮮明な画像を転写する事が出来るように改善
することが出来たのである。
感熱ヘツド7の加熱面によつて受ける摩擦抵抗に
打勝つて普通紙1と同一速度で移動する事が可能
となり、従来のインク転写紙2が普通紙1より移
動速度が遅れると、インク転写紙2に皺やたるみ
が発生した欠点を除去して、この熱転写記録紙は
普通紙1の表面に印字むらや印字めけの無い、精
確で鮮明な画像を転写する事が出来るように改善
することが出来たのである。
この考案は、以上のように普通紙の表面に普通
紙の紙巾より広い紙巾のインク転写紙を接触させ
て重合したので、インク転写紙の外縁部に駆動力
を与える事により普通紙と同一速度で移動して、
インク転写紙に皺やたるみの発生を防止して普通
紙の表面に精確で鮮明な画像を転写できる熱転写
記録紙を提供する効果がある。
紙の紙巾より広い紙巾のインク転写紙を接触させ
て重合したので、インク転写紙の外縁部に駆動力
を与える事により普通紙と同一速度で移動して、
インク転写紙に皺やたるみの発生を防止して普通
紙の表面に精確で鮮明な画像を転写できる熱転写
記録紙を提供する効果がある。
第1図は従来の熱転写記録紙の構成を示す斜視
図、第2図は第1図の転写動作を説明する側面
図、第3図はこの考案の一実施例の構成を示す斜
視図、第4図は第3図の転写動作を説明する斜視
図である。 図に於て、1は普通紙、3はインク膜、8はイ
ンク転写紙、9は外縁部である。尚各図中、同一
符号は同一または相当部分を示すものとする。
図、第2図は第1図の転写動作を説明する側面
図、第3図はこの考案の一実施例の構成を示す斜
視図、第4図は第3図の転写動作を説明する斜視
図である。 図に於て、1は普通紙、3はインク膜、8はイ
ンク転写紙、9は外縁部である。尚各図中、同一
符号は同一または相当部分を示すものとする。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面にインクを付着させる事により画像を印
字する普通紙、この普通紙の紙巾より広い紙巾
に形成され、上記インクを用いて薄膜状に形成
されたインク膜が被着された表面を上記普通紙
の表面に接触させて上記普通紙に重合されたイ
ンク転写紙を備えた熱転写記録紙。 (2) インク転写紙には、普通紙の表面と接触せず
普通紙から外方に露出する外縁部が形成される
事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の熱転写記録紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2859682U JPS58130763U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 熱転写記録紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2859682U JPS58130763U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 熱転写記録紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58130763U JPS58130763U (ja) | 1983-09-03 |
JPH0222295Y2 true JPH0222295Y2 (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=30040437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2859682U Granted JPS58130763U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 熱転写記録紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58130763U (ja) |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP2859682U patent/JPS58130763U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58130763U (ja) | 1983-09-03 |
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