JP3164154B2 - 熱転写プリンタ用のカセット - Google Patents

熱転写プリンタ用のカセット

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JP3164154B2
JP3164154B2 JP05989999A JP5989999A JP3164154B2 JP 3164154 B2 JP3164154 B2 JP 3164154B2 JP 05989999 A JP05989999 A JP 05989999A JP 5989999 A JP5989999 A JP 5989999A JP 3164154 B2 JP3164154 B2 JP 3164154B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/02Feeding mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材にグラフ
ィック製品を作成(印刷)する装置に係り、特に、印刷
インクを含んだインクウェブが取り付けられた着脱自在
のカセットと、グラフィックイメージをシート材に印刷
するため、インクウェブをシート材と共にプラテンと印
刷ヘッドとの間で駆動する巻き取りモータとを有する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱印刷ヘッドを用いてインクをインクウ
ェブからストリップ(帯)状のシート材に移し、標識そ
の他のディスプレー用の多色刷り若しくは高画質のグラ
フィックイメージを有するグラフィック製品を作成する
装置については、今日、数種類が市販されている。市場
で好評を博しているそのような装置の一つとして、アメ
リカ合衆国コネチカット州マンチェスター所在のガーバ
ー・サイエンティフィック・プロダクツ社(Gerber Sci
entific Products, Inc. of Manchester, Connecticut,
USA)によって製造及び販売されている「GERBER EDGE
」(商標名)がある。「GERBER EDGE 」は、一般に、
標識その他のディスプレー用のグラフィックイメージを
印刷するために用いられる。この装置によれば、多色刷
りもしくは高画質のグラフィックイメージがビニール製
もしくはその他のポリマ製シートに印刷され、その後、
このシート材はグラフィックイメージの周縁に沿ってカ
ットされ、標識その他のディスプレーが作成される。上
記の装置は、熱印刷ヘッドを用いてグラフィックイメー
ジをシート材に印刷し、また、カッタを用いて、グラフ
ィックイメージを囲む周縁に沿ってシート材をカットす
る。印刷ヘッド及びカッタは、両者に共通のデータベー
スを有するマイクロプロセッサによって制御されるの
で、印刷されたイメージとカットされた周縁とが、完成
されたグラフィック製品において位置的に一致する。
【0003】シート材を駆動するローラプラテンが、印
刷ヘッドの下方に取り付けられる。そして、インクを含
んだ(インク)供給ウェブが接続された着脱自在のカセ
ットが、インク供給ウェブが印刷ヘッドとシート材との
間に挟み込まれるように、印刷ヘッドに当接して取り付
けられる。シート材にグラフィックイメージを印刷すべ
くマイクロプロセッサから出されるコマンドに従って、
印刷ヘッドがインク供給ウェブをシート材に押し付ける
と共に、印刷ヘッドの加熱要素が選択的に活性化されて
インクをインク供給ウェブからシート材に移す。インク
は、一色ごとに別々のインク供給ウェブに入っており、
かつ1つのカセットに1つのインク供給ウェブが取り付
けられる。これらのカセットは、(印刷運転の間)互い
に置き換えられ、多色刷りのイメージや、異なるシェー
ド及び(もしくは)色彩を作り出す。ローラプラテン及
びシート材は、印刷運転の際に前後に動き、異なる色の
インクを印刷出来るようになっている。
【0004】上記の「GERGER EDGE 」は、米国特許第5,
537,135 号(1996年7月16日発行,発明の名称「グラ
フィック製品作成方法及び装置」)に開示されている。
なお、この特許は、本出願人に譲渡されているので、こ
こで同特許に言及することにより、本明細書の一部とし
てその内容の開示がなされたものとする。
【0005】上述のような装置において使用されるイン
クウェブは、一般に、インクを含む樹脂及び(又は)臘
の単層と、この樹脂/臘の層の上に重ね合わされた剥離
(release )層と、剥離層の上に重ね合わされたキャリ
ア(carrier )層と、印刷ヘッドと係合する摩擦の小さ
い表面をもたらすべくキャリア層の上に重ね合わされた
バックコート(back coat )とから成る。熱印刷ヘッド
の加熱要素が活性化されると、印刷ヘッド(の活性化さ
れた加熱要素)に当接した部分の樹脂層が、固体の状態
(i)から半流動体あるいは粘性を有する状態(ii)へ
と変化し、(加熱要素の)温度が最も高いときには、粘
性の少ない液体の状態(iii )へと変化する。そして、
加熱要素が非活性化され、インクウェブ及びシート材が
印刷ヘッドを通り過ぎると、インクウェブ及びシート材
の加熱された部分は冷やされ、その温度が室温に近づく
につれ、液体,半流動体あるいは粘性を有する状態から
固体の状態に戻る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような(インク)
の物理的状態の変化に際し、摩擦係数(よってシート
材,インクウェブと印刷ヘッドとの間で伝達される力)
が変化し、この結果、シート材の表面速度が変化して、
シート材が印刷ヘッドの下を通過するとき、シート材に
たるみその他の変形が生じる可能性がある。一般に、印
刷ヘッドが長いほど(すなわち、そのプラテン軸方向の
横幅が大きいほど)シート材に加わる力の変動が大きく
なる。ビニールその他のポリマ製シートは可撓性を有す
るので、インクウェブ及びシート材が印刷ヘッドを通過
して冷やされる度に(摩擦係数が変化して)シート材と
印刷ヘッドとの間で伝達される力が増加すると、シート
材の印刷ヘッドに当接した部分と、シート材の他の部分
(スプロケットと係合している側縁部分など)との間に
もつれや位置的なエラーが発生する可能性がある。こう
したシート材速度の変動及び(それに伴う)位置的なエ
ラーにより、印刷されるイメージの明暗度が変動し、こ
の結果、印刷の質が低下する。
【0007】上述の市販されている装置において、カセ
ットは、インクウェブを供給する供給スプールを有する
と共に、インクウェブが印刷ヘッドの下を通過する際に
インクウェブを受容する(巻き取る)巻き取りスプール
を有する。巻き取りモータが、電磁性を有するスリップ
クラッチを介して巻き取りスプールに接続され、この巻
き取りモータは、インクウェブをぴんと張ると共にこれ
を巻き取りスプールに巻き取り、印刷ヘッドの下でイン
クウェブを係合したシート材が駆動され易くする。カセ
ットにはできるだけ多くのインクウェブを供給しておく
ことが、カセットの(運転)寿命を延ばしてカセットの
交換回数を減らす上で望ましいとされる。しかし、この
結果、インクウェブが供給スプールから巻き取りスプー
ルへ移動するにつれ、巻き取りスプールの(巻き取られ
たインクウェブを含めた)直径が、カセットが設置され
た直後と(消費されて)未使用のインクウェブがほとん
どないときとでは著しく変化し、この変化は時には(少
なくとも)約20〜25%に達する。インクウェブに加
えられる張力は、巻き取りスプールの(巻き取られたイ
ンクウェブを含めた)直径の関数であり、インクウェブ
が巻き取りスプールに巻き取られるにつれ、これに対応
して、インクウェブに加えられる張力に変化が生じる。
【0008】従って、比較的長い印刷運転の場合、運転
が開始されたときとこれが完了したときとでは、インク
ウェブに加えられる張力がかなり変動する可能性があ
る。また、印刷運転中、異なる色を出すため或いはイン
クウェブを使い切ったカセットを交換するため、インク
ウェブの使用状況の異なる複数のカセットを互いに置き
換える場合も、インクウェブに加えられる張力がかなり
変動する可能性がある。さらに、従来の装置において用
いられる電磁性を有するクラッチは、装置の運転耐用年
数が来る前に磨耗してしまう傾向があり、よって、印刷
運転の際に巻き取りスプールに一定のトルクをかけるこ
とができなくなり、インクウェブの張力の変動を一層ひ
どくして、これを制御不能にしてしまう。インクウェブ
の張力がこのように変動すると、シート材及びインクウ
ェブの速度もこれに対応して変動し、シート材及びイン
クウェブの速度が変動することにより、印刷ヘッドとシ
ート材との整合にさらに多くのエラーが生じて、上述の
ような印刷の質の悪化が一層ひどくなる。
【0009】本発明の目的は、シート材にグラフィック
イメージを印刷する装置において、そのインクウェブの
張力が上記のように変動することに伴って生じる欠点及
び不利な点を克服することである。
【0010】
【発明の概要】本発明は、シート材にグラフィックイメ
ージを印刷する装置に関するものであり、この装置は、
印刷ヘッド(直線状に配置された加熱要素を有する熱印
刷ヘッド等)を含み、この印刷ヘッドは、プラテン上の
シート材に横たわるインクウェブに押し付けられてこれ
と係合する。プラテンは、例えば、ローラプラテンでよ
い。ローラプラテンは、駆動されて回転し、シート材及
びインクウェブを印刷ヘッドに対して駆動する。印刷イ
ンクを含んだ所定の長さLのインクウェブを収めた着脱
自在のカセットが、インクウェブがシート材と印刷ヘッ
ドとの間に挟まれるように印刷ヘッドに当接して設置さ
れ、シート材にグラフィックイメージが印刷される。イ
ンクウェブを供給する供給スプールが、カセット内に回
転可能に取り付けられる。カセット内には、また、巻き
取りスプールが回転可能に取り付けられ、巻き取りスプ
ールは、インクウェブがローラプラテンと印刷ヘッドと
の間を通過する際、インクウェブを供給スプールから受
容する(巻き取る)。巻き取りスプール自体の直径が、
供給スプールからインクウェブをまだ巻き取っていない
ときの第1の直径D1を決定する。一方、巻き取りスプ
ールが所定の長さLのインクウェブを巻き取ったときの
(インクウェブを含めた)巻き取りスプールの直径が、
D1より大きい第2の直径D2を決定する。第2の直径
D2は、第1の直径D1よりも約10%大きい。上記の
(印刷)装置は、巻き取りスプールに一定のトルクをか
ける手段(バネでくるまれたクラッチが望ましい)をさ
らに有し、このクラッチによって、印刷運転中、インク
ウェブ内でほぼ一定の張力が維持される。
【0011】本発明の装置の有利な点の一つは、巻き取
りスプール自体の(第1の)直径(D1)と、カセット
内のインクウェブの所定の長さLとを、インクウェブを
巻き取ったときの巻き取りスプールのインクウェブを含
めた(第2の)直径(D2)が、第1の直径D1の10
%を越えて増加しないように選択することである。この
ことと、一定のトルクをかけるクラッチ(バネでくるま
れたクラッチが望ましい)とにより、装置の運転耐用期
間を通じて、印刷運転中のインクウェブ内の張力がほぼ
一定に維持され、従って、印刷ヘッドとシート材との整
合が正確に維持されて、高品質のグラフィックイメージ
が的確に印刷される。以下、詳述するように、本発明の
装置においては、プラテン駆動装置を用いてシート材に
単位幅当たりほぼ一定の力を伝えることが望ましく、こ
れにより、シート材及びインクウェブがその全幅にわた
りほぼ一定の速度で駆動される。本発明の装置は、ま
た、シート材の側縁部分と係合する(回転方向及び回転
位置などを)符号化されたスプロケット等の整合手段を
用いることが望ましく、これにより、シート材と印刷ヘ
ッドとの正確な整合をさらに達成し易くなる。
【0012】本発明の他の目的及び有利な点は、以下の
詳細な説明及び添付図面を参照すれば明らかであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、多色刷り及び(又
は)高画質のグラフィックイメージを有するグラフィッ
ク製品を作成する本発明を具現化する装置が、参照番号
10で示されている。装置10は、デジタイザ12もし
くは他のデータ入力装置を有する。デジタイザ12は、
グラフィック製品の少なくとも外周縁(可能なら内周縁
も)を決定するデータをコンピュータ14に送り、コン
ピュータ14は、この(グラフィックイメージの)周縁
を決定するデータを、モニタ16にイメージとして表示
する。そして、グラフィックイメージを作成し印刷する
ためコンピュータ14のメモリ18内部に保存されてい
る特別な画質向上プログラムを、操作者あるいは作成者
がキーボード,マウス及び(又は)その他の入力装置を
用いて自由に実行することにより、モニタ16に表示さ
れるイメージの周縁内部の画質を向上させる。
【0014】画質向上処理のなされたグラフィック製品
(のイメージ)を決定する(構成する)イメージデータ
から、コンピュータ14によって少なくとも1つの印刷
プログラムが作成され、この印刷プログラムによってコ
ントローラ20が運転されて印刷装置22が制御され、
準備されたグラフィックイメージがシート材に印刷され
る。所望であれば、コンピュータ14にカッティングプ
ログラムも作成させ、このカッティングプログラムによ
ってコントローラ20を運転してカッティング装置24
を制御し、シート材をグラフィックイメージに沿ってカ
ットしてグラフィック製品を完成させるようにしてもよ
い。
【0015】本発明の好適実施の形態において、シート
材は、取り外し可能なバッキングに圧感接着剤によって
固定されたビニールである。そのようなビニールの一つ
が、本出願人によって、3M社の「SCOTCHCAL 」という
商標名で販売されている。しかし、当業者には明らかで
あるように、数多くの他のタイプのシート材、例えば
紙,他の種類のポリマ製シート(塩化ポリビニル(PVC
)製シート及びポリカーボネート製シートを含む)も
同様に使用してよい。また、シート材は、ロール(巻か
れている長さに制限はない)で供給されても、平板なシ
ートで供給されても、その他どのような形で供給されて
も構わない。
【0016】図2を参照すると、印刷装置22は、ベー
スアッセンブリ28と、ベースアッセンブリ28に回動
可能に取り付けられたカバーアッセンブリ26(点線で
示されている)とを含み、カバーアッセンブリ26を開
閉して印刷装置22の内部構造にアクセスできるように
なっている。熱印刷ヘッド30(点線で示されている)
が、カバーアッセンブリ26下側のフレームに取り付け
られる。一方、ローラプラテン32が、ベースアッセン
ブリ28に、(カバーアッセンブリ26を閉位置にした
とき)印刷ヘッド30の下に来るように回転可能に取り
付けられ、シート材Sを支持すると共にこれを駆動して
印刷装置22内を通過させる。着脱自在のカセット34
(図2ではやはり点線で示されている)が、カバーアッ
センブリ26の下側に取り付けられ、このカセット34
には、印刷インクを含む所定の長さLのインクウェブW
が収められている。インクウェブWは、ローラプラテン
32上のシート材Sと印刷ヘッド30との間に挟まれ
る。未使用のインクウェブWが巻かれている供給スプー
ル36が、カセット34に回転可能に取り付けられる。
また、巻き取りスプール38が、カセット34に回転可
能に取り付けられ、供給スプール36からローラプラテ
ン32と印刷ヘッド30との間を通って送られてくるイ
ンクウェブWを受容する(巻き取る)。
【0017】熱印刷ヘッド30は、ローラプラテン32
の軸方向に延び、インクウェブW及びシート材Sに下向
きに押し付けられて、インクウェブWと、シート材S,
ローラプラテン32との間の直線状の接触ゾーンがもた
らされる。印刷ヘッド30は、複数の加熱要素を有し、
これらの加熱要素は、印刷ヘッド30の一端から他端に
かけて直線状かつ均等に配置される。加熱要素は、選択
的に活性化され、この結果、活性化された各加熱要素の
真下の部分のインクが、インクウェブWから離れてシー
ト材Sに移される。加熱要素の活性化は、図1のメモリ
18からコントローラ20によって読み出される印刷
(されるグラフィックイメージの)プログラムに応じて
制御される。
【0018】図2に概略的に示されているように、巻き
取りモータ40が、(ほぼ)一定のトルクをかけるクラ
ッチ42を介してカセット34の巻き取りスプール38
に接続され、印刷運転の間、巻き取りスプール38を図
2の矢印によって示されるように回転駆動する。これに
より、インクウェブWが、供給スプール36から巻き取
りスプール38に巻き取られる。一定のトルクをかける
クラッチ42は、バネにくるまれた(spring-wrapped)
クラッチであることが望ましく、バネにくるまれたクラ
ッチであれば、巻き取りスプール38にかかるトルクが
許容範囲(約1%)の範囲内に規制され、従って、本発
明の(印刷)装置22の運転耐用期間を通して、巻き取
りスプール38に一定のトルクがかかる。
【0019】図3を参照すれば分かるように、本発明に
よれば、インクウェブWを全く巻き取っていない状態の
第1の(もしくは芯の)直径D1が、巻き取りスプール
38自体の直径によって決定され、また、供給スプール
36から全長LのインクウェブWが全て巻き取られたと
き、(巻き取られたインクウェブWを含めた)巻き取り
スプール38の第2の直径D2が決定される。第2の直
径D2の増加分は、第1の直径D1の約10%かそれ以
下に抑えられる。インクウェブWにおける張力Twは、
以下のように決定される。
【0020】Tw =τc /(r1+△r)=τc /
[ (D1+△D)/2] 上記式において、τc は、バネでくるまれたクラッチ
42によって巻き取りスプール38にかかるトルク,r
1及びD1は、各々巻き取りスプール38の第1の半径
及び第1の直径(すなわち、インクウェブWを全く巻き
取っていない状態でのスプールの芯の半径及び直径),
△r及び△Dは、各々インクウェブWが供給スプール3
6から巻き取りスプール38に巻き取られたときの巻き
取りスプール38の半径及び直径の変化である(すなわ
ち、△D=D2−D1)。よって、もし△D《 D1で
あれば、Tw は、下式によって表される。
【0021】
【数1】
【0022】すなわち、Tw (インクウェブの張力の
値)は、ほぼ一定の値(K)となる。
【0023】従って、(本発明においては)カセット3
4内のインクウェブWの全長Lと、巻き取りスプール3
8の芯の直径D1とが、(D2−D1)がD1の10%
を越えないように選択され、また、バネでくるまれたク
ラッチ42が巻き取りスプール38に一定のトルクτ
c をかけるので、毎回の印刷運転において、印刷運転を
通してほぼ一定のインクウェブの張力Tw が維持され
る。本実施の形態において、巻き取りスプール38の芯
の直径D1は約4.57cm,インクウェブWの厚さは
約0.008mm,カセット34内のインクウェブWの
長さLは約45.7mである。当業者には明らかである
ように、上記の寸法は一つの例であり、必要ならば、装
置毎にその要求に適うように変更してもよい。しかし、
インクウェブWの所定の長さLは、少なくとも約22.
9mあることが望ましく、また、上記のような(長さ,
厚さの)インクウェブの場合、巻き取りスプール38の
芯の直径D1は、少なくとも約3.81cmあるように
する。しかし、もっと厚いインクウェブを使用する場
合、且つインクウェブの所定の長さLが上記と同様の長
さであるなら、巻き取りスプール38の芯の直径D1を
大きくして、印刷運転中の(インクウェブを含めた)巻
き取りスプール38の直径の変化が最少になるようにす
る。
【0024】カセット34は、印刷装置22に着脱自在
に取り付けるのが望ましい。つまり、カセット34は、
以下詳述するように、印刷装置22の支持フレーム内部
の運転位置に保持され、カバーアッセンブリ28がその
開位置までリフトされれば、支持フレームにこれ(カセ
ット34)を取り付けたり、また支持フレームからこれ
を取り外すのは容易である。
【0025】カセット34は、図4に図示されるよう
に、2つの成型加工された側部レール44,46と、2
つの端部シェル48,50とを有し、これらの側部レー
ル44,46及び端部シェル48,50によってほぼ長
方形のカセット34が構成される。カセット34(の中
央部)には中央開口部52が形成され、この中央開口部
52を介して印刷ヘッド30が受容され、印刷ヘッド3
0は、ローラプラテン32上に支持されたシート材Sに
インクウェブWを押し付ける(図2の点線部分参照)。
インクウェブWの一端は、端部シェル48内部に(端部
シェル48に囲まれるように)設置された供給スプール
36に接続され、インクウェブWの他端は、端部シェル
50内部に(端部シェル50に囲まれるように)設置さ
れた巻き取りスプール38に接続される。供給スプール
36は、各側部レール44,46の一端に位置を揃えて
平行に形成された一対の穴部に、回転可能に支持され
る。巻き取りスプール38は、各側部レール44,46
の他端に位置を揃えて平行に形成された一対の穴部に、
供給スプール36と同様、回転可能に支持される。
【0026】図5Bを参照すれば明らかなように、カセ
ット34は、印刷装置22の支持フレーム54に、取付
ピン53(側部レール44に形成された対応する整合孔
の内部にはめ込まれている)と、引込みアクスル55
(側部レール46に形成された対応する整合孔と係合す
る)とによって取り付けられる。引込みアクスル55
は、圧縮バネ57によって内側に付勢され、これにより
取付ピン53及び引込みアクスル55が各々その整合孔
と係合して、カセット34が支持フレーム54内部で運
転位置に保持される。引込みアクスル55は、レバー5
9に接続される。レバー59で引込みアクスル55を圧
縮バネ57に対して(から)引込めることにより、カセ
ット34が支持フレーム54から取り外される。
【0027】図5Aに示されるように、カセット34が
支持フレーム54に取り付けられる場合、供給スプール
36の一方の軸端が回転可能なアクスル56に取り付け
られる。アクスル56は、(インクウェブWをカセット
34内に取り付けるとき)カセット34の対応する取付
穴に係合して、供給スプール36を正しい位置に位置付
ける。なお、上記の供給スプール36の一方の軸端は、
クロスピン58(供給スプール36のスロット60内に
受容される)を介して、アクスル56に接続される。一
方、アクスル56の(クロスピン58と)反対側の端
は、スリップクラッチもしくはドラグブレーキ62に接
続され、このスリップクラッチ若しくはドラグブレーキ
62によって、インクウェブWが供給スプール36から
引き出されるとき、供給スプール36に摩擦による拘束
がもたらされる。供給スプール36の他端は、アクスル
64に取り付けられ、アクスル64は、圧縮バネ66に
よって内側に付勢される。アクスル64は、また、レバ
ー68に接続され、レバー68によってアクスル64が
引き込められると、供給スプール36が支持フレーム5
4から取り外される。
【0028】同様に、図5Cに示されるように、巻き取
りスプール38の一端がアクスル65に取り付けられ、
アクスル65は、圧縮バネ67によって内側に付勢され
る。アクスル65は、また、取り外しレバー69に接続
される。巻き取りスプール38の他端は回転可能なアク
スル70に取り付けられ、アクスル70は、(インクウ
ェブWをカセット34内に取り付けるとき)巻き取りス
プール38を正しい位置に位置付ける。なお、この巻き
取りスプール38の他端は、上記のようにアクスル70
と係合すると共にクロスピン72によってこれ(アクス
ル70)に接続され、アクスル70によって駆動される
ようになっている。アクスル70は、また、バネでくる
まれたクラッチ42の出力部に接続されると共にこれに
よって駆動され、同クラッチ42の入力部は、巻き取り
モータ40に、歯付プーリ74と、巻き取りモータ40
の出力軸に接続された歯付プーリ75と、両方の歯付プ
ーリ74,75に接続された歯付駆動ベルト76とによ
って接続される。この結果、巻き取りモータ40が駆動
されると、巻き取りスプール38には、バネでくるまれ
たクラッチ42によって一定のトルクがかかる。図1に
示されるように、巻き取りモータ40はコントローラ2
0に接続され、コントローラ20は、コンピュータ14
によって作成された印刷プログラムに基づいて、印刷
(運転)中、巻き取りモータ40を作動させる。
【0029】全長LのインクウェブWが全て巻き取られ
たとき、巻き取りスプール38の(巻き取られたインク
ウェブWを含めた)直径D2は、図5Cに破線で示され
るように、巻き取りスプール38の芯直径D1の110
%以上にはならないので、本発明の装置においては、イ
ンクウェブWの張力がほぼ一定の値(Tw )に維持され
る。この結果、以下詳述するように、シート材Sがイン
クウェブWと共に、シート材SとインクウェブWの全幅
にわたってほぼ一定の速度でローラプラテン32によっ
て駆動され、これにより、印刷ヘッド30とシート材S
との整合が正確に維持されて、鮮明かつ高画質なグラフ
ィックイメージが印刷される。
【0030】シート材Sと印刷ヘッド30との、上記の
ような正確な整合を達成し易くするために、印刷装置2
2においては、(その回転方向,回転位置などを)符号
化されたスプロケット及び(又は)スプロケットシャフ
トと共働してシート材Sを印刷ヘッド30に対して動か
すプラテン駆動装置を用いるのが望ましい。この点につ
いては、例えば、米国特許出願第08/440,083号(1995年
5月12日出願,発明の名称「符号化されたスプロケッ
ト付プラテン駆動装置を有するグラフィック製品作成装
置」)において説明されている。なお、上記の発明(第
08/440,083号)は、本出願人に譲渡されているので、上
記の出願番号を挙げることにより、その内容が本明細書
の一部として開示されたものとする。
【0031】図6に示されるように、ベースアッセンブ
リ28には、1対のスプロケット78が、両スプロケッ
ト78,78に共通のスプロケットシャフト80に回転
可能に取り付けられている。各スプロケット78,78
は、複数のスプロケットピン82を有し、これら複数の
スプロケットピン82は、これらに対応するようにシー
ト材Sの各(長手方向の)側縁部に沿って形成された供
給穴部Hと係合し、シート材Sを案内して正しい方向に
導くと共に、シート材Sが印刷ヘッド30の下方のロー
ラプラテン32によって駆動されるとき、シート材Sと
印刷ヘッド30との正確な整合を維持する。ローラプラ
テン32は、シート材Sと係合してこれを駆動するゴム
製のスリーブ84を有する。スリーブ84のポリマ材
は、印刷ヘッド30の下でシート材Sを支持する堅く安
定した表面がもたらされるように、また、ストリップ
(帯)状シート材Sのバッキングとローラプラテン32
とが係合するときの摩擦を大きくして、ストリップ状シ
ート材Sが効果的に駆動されるように選択される。
【0032】各整合スプロケット78は、スプロケット
シャフト80にその回転方向に固接されるので、両スプ
ロケット78,78及びスプロケットシャフト80は、
同時に回転する。しかし、少なくとも一方の整合スプロ
ケット78をスプロケット80の軸方向にスライド可能
に取り付け、整合スプロケット78,78(の位置)を
横方向に調節できるようにして、横幅の異なるシート材
の収容を図ってもよい。ローラプラテン32は、スプロ
ケットシャフト80に隣接した位置に、スプロケットシ
ャフト80から間隔を取って且つこれに平行に設置され
る。ローラプラテン32は、また、駆動シャフト86
(ベースアッセンブリ28に回転可能に取り付けられて
いる)に取り付けられる。プラテン駆動ギア88がプラ
テン駆動シャフト86に固接され、プラテン駆動ギア8
8は、スプロケットシャフト80に回転可能に取り付け
られたアイドラギア90と係合する。プラテン駆動モー
タ92(例えばステップモータでよい)が、ベースアッ
センブリ28に接続され、プラテン駆動モータ92は、
図6において破線で示されるように、適当なギア歯列9
4を介してアイドラギア90に接続される。プラテン駆
動モータ92を起動すると、アイドラギア90が駆動さ
れて回転し、この結果、(アイドラギア90によって)
プラテン駆動ギア88及びローラプラテン32が直接に
駆動される。当業者であれば明らかであるように、プラ
テン駆動モータ92をローラプラテン32に接続して同
モータ92に同プラテン32を駆動させるには、他の適
当な手段(駆動ベルト等)を使用してもよい。
【0033】そして、シート材S及びインクウェブW
が、上記ローラプラテン32に印刷ヘッド30によって
印刷ヘッド30のほぼ全幅にわたり押し付けられる。シ
ート材Sは、さらに、各整合スプロケット78の上に取
り付けられたベールアッセンブリ(図示されず)によっ
てローラプラテン32にぴったりと係合し、この結果、
プラテン駆動モータ92及びローラプラテン32によっ
て、シート材SがインクウェブWと共に駆動される。一
方、整合スプロケット78は、シート材Sの供給穴Hに
係合してシート材Sを案内すると共に正しい方向に導
き、これにより、シート材Sがローラプラテン32の駆
動力によって(正しい方向からずれて)斜めになること
が防止され、シート材Sと印刷ヘッド30との正確な整
合が維持される。
【0034】また、やはり図6に示されるように、プラ
テンシャフト86とスプロケットシャフト80との間に
駆動ベルト95を接続し、印刷ヘッド30がリフトされ
て印刷以外の運転が行われる際に、整合スプロケット7
8を駆動することによりシート材Sを動かしてもよい。
この場合、駆動ベルト95は、スリップ可能に構成さ
れ、(状況に応じて)整合スプロケット78の駆動を停
止できるようになっている(そのように構成しないと、
印刷運転の際にも整合スプロケット78が駆動されて供
給穴Hに歪みが生じる可能性がある)。あるいは、独立
した駆動モータ(図示されず)をスプロケットシャフト
80に接続し、印刷以外の運転が行われる際に、この独
立した駆動モータで整合スプロケット78及びシート材
Sを駆動してもよい。
【0035】また、図6に示されるように、位置センサ
96を、スプロケットシャフト80に隣接して設けるこ
とが望ましい。位置センサ96は、整合スプロケット7
8の回転位置を探知することにより、整合スプロケット
78,78と係合したシート材Sの位置を探知する。図
1に示されているように、位置センサ(もしくはエンコ
ーダ)96は、コントローラ20にも接続されており、
位置センサ96は、スプロケットシャフト80の回転方
向及び回転位置(つまり、スプロケットシャフト80に
取り付けられた整合スプロケット78の回転方向及び回
転位置)を示す信号を、コントローラ20内のレジスタ
に発信する。当業者にとっては明らかであるように、整
合スプロケット78もしくはスプロケットシャフト80
を符号化してそれらの回転方向及び回転位置を示す信号
を発生させるためには、既知の多くの種類のセンサ(例
えば光学的エンコーダなどの適当なエンコーダ又はレゾ
ルバ)のいずれを用いてもよい。
【0036】この結果、コントローラ20は、印刷プロ
グラムに従って、また、(コントローラ20を介して)
イメージデータに接続された位置センサ96によって発
信された位置信号に応じて、印刷ヘッド30の加熱要素
を選択的に活性化する。インクウェブWが巻き取りスプ
ール38に巻き取られるとき、インクウェブWの張力が
ほぼ一定の値(Tw )に維持され、また、ローラプラテ
ン32はシート材Sをその全幅にわたりほぼ一定の速度
で駆動するので、シート材S及びインクウェブWは、ロ
ーラプラテン32と印刷ヘッドとの間を均一に駆動され
る。よって、シート材Sの供給穴H(すなわちシート材
S)と印刷ヘッド30との正確な整合を維持できる。従
って、位置センサ96によって発信された位置信号は、
シート材Sの印刷ヘッド30に対する正確な位置を示
し、よって、グラフィックイメージを印刷プログラムに
従ってシート材Sに正確に印刷することが可能となる。
【0037】当業者にとっては明らかであるように、本
発明の上述の実施の形態並びに他の実施の形態に、請求
の範囲に定義された範囲から逸脱することなく、幾多の
変更及び修正を行ってよい。つまり、本好適実施の形態
の詳細な説明は、一つの例として理解されるべきであ
り、本発明を何ら制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート材にグラフィックイメージを印刷した後
にそのグラフィックイメージをカットする本発明を具現
化するシステムを示す概略図である。
【図2】図1のシステムの印刷装置の概略図である。
【図3】(インクウェブ)カセットに収められた巻き取
りスプール及び供給スプールと、図2の印刷装置のロー
ラプラテン上のシート材と印刷ヘッドとの間を通過して
いるインクウェブとを示す概略図である。
【図4】図2のカセット(及びそこに収められているイ
ンクウェブ)の斜視図である。
【図5A】カセットが図2の印刷装置に設置されたとき
の、カセットに付随した供給スプールと、供給スプール
のための支持構造とを示す部分図である。
【図5B】カセットが図2の印刷装置に設置されたとき
の、カセットのための支持構造を示す部分図である。
【図5C】カセットが図2の印刷装置に設置されたとき
の、カセットに付随した巻き取りスプールと、巻き取り
スプールのための支持構造と、インクウェブを巻き取り
スプールに巻き取ると共にインクウェブの張力を一定に
維持する巻き取りモータ及びバネにくるまれたクラッチ
とを示す部分図である。
【図6】(回転方向及び回転位置などを)符号化された
スプロケットシャフトを有する図2の印刷装置のプラテ
ン駆動装置を示す部分正面図(一部断面図)である。
【符号の説明】
30 熱印刷ヘッド 32 ローラプラテン 34 カセット 36 供給スプール 38 巻き取りスプール 40 巻き取りモータ 42 クラッチ D1 巻き取りスプールのインクウェブ巻き取り前の直
径 D2 巻き取りスプールのインクウェブ巻き取り後の直
径 S シート材 W インクウェブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−9689(JP,A) 特開 平5−124322(JP,A) 特開 平4−201573(JP,A) 特開 平2−231174(JP,A) 特開 昭60−30363(JP,A) 特開 平6−270517(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 31/00 - 35/38 B41J 2/315 - 2/385 B41J 17/00 - 17/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィックイメージが印刷されるス
    トリップ状シート材であって、その対向する側縁部に互
    いに間隔を取って形成された複数の供給穴を有するシー
    ト材、上記シート材を支持すべく上記シート材に当接し
    て設置されたプラテン、カセットが含むインクウェブと
    上記シート材に係合して上記シート材の横方向に延びる
    接触ラインに沿って動き、上記インクウェブから印刷イ
    ンクを上記シート材に移してグラフィックイメージを上
    記シート材に印刷する印刷ヘッド、上記カセットの上記
    インクウェブを駆動するための巻き取りモータ、実質的
    に一定のモータトルクを発生するために上記巻き取りモ
    ータと動力伝達するよう連結されたほぼ一定のトルクを
    かけるクラッチ、互いに上記プラテンの反対側端上に回
    転可能に設置され、また上記シート材が上記プラテンと
    上記印刷ヘッドの間を通過する際に上記シート材の上記
    供給穴と係合する2個のスプロケット、上記プラテンと
    上記スプロケットの少なくとも1個を回転駆動するため
    に上記プラテンと上記スプロケットの少なくとも1個と
    動力伝達するよう連結されたモータ及び上記駆動モー
    タ、上記印刷ヘッドに電気的に結合されたコントローラ
    を具備し、上記コントローラが上記印刷ヘッドと上記シ
    ート材を整合させるように少なくとも1個のスプロケッ
    トの回転位置を探知し、また上記シート材上にグラフィ
    ックイメージを印刷するために上記の少なくとも1個の
    スプロケットの回転位置に基づき上記印刷ヘッドを作動
    させる如くにされた熱転写プリンタ用のカセットであっ
    て、上記カセットが所定長のインクウェブ、上記カセッ
    ト内に設置されると共に上記インクウェブを供給する供
    給スプールであって、印刷インクを上記インクウェブよ
    り上記シート材上へ移してグラフィックイメージを上記
    シート材上に印刷するために、上記シート材と上記印刷
    ヘッドの間に挿入された上記インクウェブと共に上記熱
    転写プリンタに対して可脱に連結可能な供給スプール、
    上記カセット内に設置されると共に上記インクウェブに
    接続されて上記供給スプールから上記インクウェブを巻
    き取る巻き取りスプールであって、印刷運転の間一定ト
    ルクで上記巻き取りスプールを回転駆動して上記インク
    ウェブをその上に巻き取り、また上記インクウェブを巻
    き取っていない状態での第1の直径と、上記の予め定め
    られた長さのインクウェブを巻き取った状態での、より
    大きな第2の直径とを有し、上記インクウェブ内の張力
    をほぼ一定に維持するために上記第2の直径の上記第1
    の直径に対する増加分が上記第1の直径の10%以内と
    なる如くにされた巻き取りスプールを具備し、上記イン
    クウェブ内の張力をほぼ一定に維持し、また印刷運転の
    間に上記印刷ヘッド及び上記シート材間の整合を維持す
    る如くにされたグラフィックイメージが印刷されるスト
    リップ状シート材を有し、上記カセットは上記所定長の
    インクウェブしか有していない熱転写プリンタ用のカセ
    ット。
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