JPS5912869A - 熱転写形プリンタの記録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発８Ａｒｚ、熱転写形カラープリンタにおける記録方
式に関する。

一般に、熱転写形カラープリンタとして、第、１図に示
すように、面順位に原色別による各カラーインク層が形
成されたカラーインクシートｆ（第２図参照）と記録紙
（普通紙）２とン副走査方向に搬送させ、複数の記録素
子が主走食方向に１ライン分配設された記録ヘッド３と
プラテンローラ４と０間にカラーインクシート１と記録
紙２とを圧接させながら、各原色別による１２１７分の
データに応じた熱転写による記録を順次行なわせるよう
にしたものが開発さ几ている。なお、カラーインクシー
ト１に、第２図に示すように、フィルムベース上［例え
ばイエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）。

シアン（Ｃ）からなる減法混色による三原色および黒（
Ｂ）の熱溶融性または熱昇華性のインクを塗布乾燥させ
た各インク層が同一面積をもって予め定めらｎた面順位
で連続的に形成さ几ており、そｎら各インク層を記録紙
２に対して順次重ねて使用することによりカラー記録を
行なわせることができるようになっている。また、記録
ヘッド３としては、直接加熱形のものでは記録素子に発
熱体が用いら几たサーマルヘッドが、また電気加熱形の
もの（インクシート０）　フィルムベースに導電性ケも
たせてそのジュール熱Ｙ利用するようにしているりでは
剣状電極と帰路電極と馨具備したヘッドがそれぞ几用い
ら几ることになる。

従来、このような熱転写形カラープリンタにあっては、
カラーインクシートＩＩｃおけ６６４７４層に例えば１
ペ一ジ分の記録容量ンもたせ、まずイエロー（Ｙｌのイ
ンク層部分によって１ペ一ジ分の記録を行なわせたのち
に記録紙２のみχその先端が記録ヘッド３部分にくるよ
うに引き戻し、次いでマゼンタ（Ｍ）のインク層部分に
よる１ペ一ジ分の記録乞行なわせたのちに記録紙２の先
端を再度記録ヘッド３部分に引き戻し、最終的にシアン
（ＣＪのインク層部分による１ペ一ジ分の記録乞行なわ
せるようにしているが、記録ヘッド３とプラテンローラ
４との間にカラーインクシートｌと記録部２とを圧接さ
せたままの状態で記録紙２の引戻しを行なわせているた
め、記録紙２がインク面奮摺動して汚ｎてしまりととも
に、先の記録画像がこすら）してＭ像度が低下してしま
うという問題がある。

本発明にこのような点を考慮してなさ１ｔたもので、原
色別による各カラ−１ンク層が面順位に形成さｆしたカ
ラーインクシートを使用し、記録紙を記録ヘッド部分１
／Ｃ’Ａ宜引き戻しながらカラー記録を行なわせるよう
にした熱転写形カラープリンタにおいて、記録紙が汚ｎ
ることなく、ｆ、た記録Ｎ像の解像度が低下することな
くカラー？ｉｔ２録ン行なわせることができるようにし
た熱転写形カラープリンタの配球方式を提供するもので
ある。

以下、添付図面ン参照して本発明の一実施例について詐
述する。

第３図は本発明による配録方式を具体的に実施するため
の熱転写形カラープリンタの一構成例を示すもので、そ
りインクシート搬送系として、送りリール５からカイト
ローラ６を介してプラテンローラ４により記録紙２とと
もに送り出さｌｒしたカラーインクシートｌが記録ヘッ
ド３とプラテンローラ４との間を通してＡＣモータ７χ
駆動源とする巻取りリール８に巻き取ら几るようになっ
ている。ま几、記録紙２の搬送系としては、ロール状に
巻回された記録紙２を記録部に搬送させるステップモー
タ９を駆動源とするプラテンローラ４′と、その搬送さ
１１．た記録紙２’！ｌ−トレイｌＯに排出させる前記
ＡＣモータ７ン駆動源とする排紙ローラ対１１とからな
っている。図中１２は記録後にインクシートｌを記録紙
２から分１ＩＩＩばせるための分離ローラ（非駆動〕を
、また１３は記録後の記録紙２を所定サイズに切断する
カッターｔそルぞｎ示している。なお、ガイドローラ６
はそ几が回転自在に設けられているとともにその表面が
ゴムなどによって形成されており、またその−１側の軸
には第４図に示すように、そり軸６１の外径より　も小
さなコイル径ンもったつる巻きばね６２←端が固定され
ている）がその弾性力によってフリー状態ＩＩｃ装着さ
れており、インクシー）１の搬送時にそのインクシート
１のフィルムベース而とガイドローラ６との間に鋤く摩
擦力とつる巻きばね６２のばね力とが相互的ニ作用して
、インクシートＩ）ｋ一定、の力で常に逆方向に引７ば
ってそｎがたるまないようにしている。また、分離ロー
ラ１２はそれが一方向回転ベアリングによフて一方向の
みに自由回転するように設けら几ているととも（、表面
がゴムなどによって形成さｎており、インクシートｌと
つれ回りして記録後におけるインクシートエン記録紙２
から剥離させ、かつ記録紙２の引戻シ時（プラテンロー
ラ４の逆回転時）にインクシートｌが逆行するのを防止
するようにし【いる。また、排紙ローラ対１１は、記録
紙２の記録部と接触する上側のつｎ回ジローラがゴムロ
ーラからなり、また記録紙２の非記録面と接触する下側
の駆動ローラが記録紙２面とスリップ可能なように金属
ローラからなって−る。しかして、ＡＣモータ７により
排紙ローラ対１１の下側の金夙ローラを記録紙２の送り
よりも早い速度で回転させ、かつその搬送力よりも記録
ヘッド３とプラテンローラ４との間における記録紙２の
圧接力が強くなるようにすることにより、適当なテンシ
讐ンで記録紙２を引っばってそｎがたるまないようにす
る（記録紙２がたるむとカッター１３に：よる切断位置
が狂ってしまう）とともに、記録紙２の記録部をこすっ
てその記録画像χ乱すことがないようにしている。さら
に、インクシートｌの巻取り−ル８は、特に図示しない
例えばフェルトと樹脂板との摩擦伝達手段等による公知
の緩衝機構を介してＡＣモータ７によって駆動され、プ
ラテンルーラ４の送り出しに応じてインクシートｌの巻
＊ｐχなすことができるようにしている。

また、その熱転写形カラープリンタの駆動制御系として
は、□インクシート１および記録紙２の駆動系における
各モー、タフ、９がそ１ｔぞ几のモータドライバ１５．
・１６′４を介して、また記録ヘッド３がヘッドドライ
バ１７を介して、カッター１３がカッタードライバ１８
ｔ’介してコントローラ１９にＪ、？て集中的に駆動制
御されるようになっている。′また、プラテンローラ４
とガイドローラ６との間にはインクシートｌにおける各
インク層の色を検知するための光源側および光センサ２
１が設けられており、コントローラ１９において記録部
に供給さ几るインクシートｌの色χ検知しながらその駆
動制御を行なわせるようにしている６なお１、元センサ
２１としては育色と赤色の各党に感する２個の素子が組
み合せられており、背側がオフ、歩測かオンとなること
によりイエロー（Ｙ）のインク層な１青仙、歩測ともに
オンとなることによりマゼンタ（Ｍ）のインク層または
無色部分を、背側がオン、歩測かオフとなることによ３
クジアン（Ｃ）のインク層ｔ１またｔｑ、岸側と率にオ
フと鷹ることによｐ黒（β）のインク層をそｎ−ｔｊ２
を識別するこ４．力声、！きるようにしている。

、しかして、このように構成された熱転写形ブリ、ンタ
にありて、特に本発明では、第５図に示すように、イエ
ロー（Ｙ）＃マゼンタ（Ｍ）、シアン（Ｃ）および黒Ｃ
Ｂ）の灸インク層間にインク奮塗布しない領域ｎ（フィ
ルムベースがむき出しにさｆＬ７ｔ−無色部分となる）
！そｆ′！スれ設けたカラーインクシー）ＩＹ：使用し
１．千の領域ｎが記録位置にある状態工記録紙２の引戻
し奪合なわするよう字配−万式馨とるように丁令も−の
である。なお、図中ｐは余白部を示して計す、領域懸と
同じく無色部分となっている。

その基本動作として仁、まず＃！６ｂ！！Ｊ（−に示す
よりＩＣ，プラテンローラ４によりインクシー、トｌと
記録紙２とｔ−緒一搬送させてｔｑｓで両者間に丁べ９
％：生ずることなく行なわれる）、記録位置０にインク
シート１におけるイエロー（Ｙ）のインク層の始まり部
分と記録紙２における記録開始端ａがきた時点で記録ヘ
ッド３を駆動してイエローのデータに応じた記録を開始
させる。

次いて、同図（ｂ）に示すように、イエローに関する１
ペ一ジ分の記録が行なわ几て記録紙２における記録終了
端すが記録位置０にきた時点で記録を終了させる。その
後もプラテンローラ４によるインクシート１と記録紙２
との搬送を続けて行なわせ、同図（ｅ）に示すようにイ
ンクシート１における無色部分の領域ｎの中心が記録位
置０に達した時点でプラテンローラ４を逆転駆動させて
記録紙２の引戻しｔ行なわせる。次いで、同図（ｄ）に
示すよ５に、記録紙２の記録開始端Ｓがインクシートｌ
Ｋおける次のマゼンタＣＭ）のインク層の始まり部分に
きた時点でプラテンローラ４の逆転を停止させて記録紙
２の引戻しｔ完了させる。次に、プラテンローラ４によ
シインクシートｌと記録＃；２とケー緒に搬送させて、
記録位置０にインクシートｌにおけるマゼンタ（Ｍ）の
インク層の始まり部分と記録紙２における記録開始端ａ
がきた時点で記録ヘッド３を駆動してマゼンタのデータ
に応じた記録を開始させ、記録終了後に前述の場合と同
様にインクシートｌの無色部分ＬＱの中心が記録位１Ｉ
ｉｌｃＯにある状態での記録紙２の引戻しを行なわせる
。以下、同様の操作をシアン（Ｃ〕、黒ＣＢ）について
それぞれ実行させることにより、記録紙２のａ〜ｂの部
分にカラー画像が得られることになる。なお、その際、
インクシートｌにおけるイエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ
）、シアン（Ｃ）。

黒（Ｂ）の各インク層の長さＬＹ　ｒ　ＬＭ　ｅ　ＬＯ
ｅＬＢ′％：例えば３１０ｍとし、記録紙２におけるｍ
　％　ｂ　Ｏ）長さＹ２９７ｍとなるように設定すれば
、Ａ４判σ）１ペ一ジ分の記録がなされることになる。

また、例えばＬＹ＋ＬＭｐＬＯ＊ＬＢの各長さ７に２０
■とじ、ａ〜ｂの長さ７１５ｍとなるように設定し、４
色の多重記録ｖ２０目行なわせることにようてＡ４判の
１ペ一ジ分の記録をなすようにすることも可能である。

また、インクシートｌにおける余白部分ｐの長さＬＰは
、１ペ一ジ分の記録完了後に記録紙２の記録終了端ｂｙ
カッター１３位置まで送るための必要長によって決定さ
れる。

また、このような熱転写形プリンタでは記録サイクルが
進むにしたがってインクシートｌにおける各インク層の
始まり部分と記録紙２における記録開始端ａとの位置関
係にずれを生じてくるので、本発明ては以下に述べるよ
うな補正手段を講するようにしている。

まず、最終的な黒（Ｂ）のインク層による記録中にイン
クシートＩＫおける次のイエロー（Ｙ）のづンク層の先
端を元センサ２１によ１て検出し、黒ＣＢ）の記録終了
後にインクシートｌと記録紙２とＹ送る際にその所定の
送シ量を次のイエロー（Ｙ）の検出時からカウントして
インクシートｌにおける黒ＣＢ）のインク層と次のイエ
ａ　−（Ｙ）のインク層との間にある余白部ｐが記録位
置０に達した時点でプラテンローラ４％：停止させ、イ
ンクシートｌを次の記録の待機位置に位置決めさせる。

なお、送りＹのカウント扛、コントローラ１９において
モータ９の駆動パルス数を計数させることによって行な
われる（パルスモータな用いないときに扛ロータリエン
コーダを設けるようにすｎｒ、ｒよい）。次ｉで、イン
クシートｌの位置決め時点で線記録紙２の記録終了端す
がカッター１３の切断位置よりも排紙側にあるので（余
白部ｐＹ充分な長さにしている）、プラテンローラ４を
逆転駆動させて記録紙２を引き戻し、その引戻し量のカ
ウントをなして記録紙２の記録終了端すがカッター１３
の切断位１１に達した時点でカツタ−１３’ｔ−駆動し
て記録紙２を切断させる。

さらに、ひき続きプラテンローラ４を逆転駆動させて記
録紙２の先端が記録位置０に達した時点でプラテンロー
ラ４を停止させ、記録紙２を待機位置に位置決めさせる
。しかして、１ペ一ジ分の記録がなさｎる友びに次の記
録サイクルにそなえてインクシートｌと記録紙２との待
機位置への位置決めがなされるために両者間のずれが累
積することなく、各記録サイクルの実行時にはインクシ
ートＩＫおけるイエロー（Ｙ）の始まり部分と記録紙２
における記録開始端ａとの位置合せが正確になされた状
態で記録を開始させることができるようになる。

また、本発明では、記録紙２の引戻し時にそれを円滑に
行なわせるとともに、既に記録されている画像を乱すこ
とがないように、記録紙２の引戻し時に記録ヘッド３と
プラテンローラ４との間の圧接力を軽減させることがで
きる手段を設けるようにしている。第７図はその具体的
な構成例を示すもので、記録ヘッド３の一万側を固定軸
２２に対して自動できるように軸受２３ヲ介して取り付
けるとともに、記録ヘッド３０他方側の両端にその記録
ヘッド３ｔ−プラテンローラ４に圧接させる加圧スプリ
ングｕをそれぞれ取り付け、さらに記録ヘッド３の他方
側を上刃に引うはる減圧スプリングあの一端を（ロ）転
軸２６Ｔ／ｃ一体に設けられたレバー２ＨＣそれぞ１１
取り付け、その同転軸２６Ｋ　一体に設けらｎた他のレ
バー２８ヲソレノイド２９１ＣＪ、り下方に押し下げる
ことによってレバー２７Ｙ介し【減圧スプリング２５ヲ
引っばり、それにより記録ヘッド３とプラテンローラ４
との間の圧接力を軽減させることができるようにしてい
る。なお、図中３０はコントローラ１９からの駆動指令
に応じてソレノイド２９ｔ−駆動させるドライバを示し
ている。

なお、第８図に１ペ一ジ分の記録サイクル時にお轢る各
部動作のタイミングチャートを示している。−中Ｔｙ　
ｔ　ＴＭ　ｒ　Ｔａ　ｅ　Ｔ’ｓ　Ｂ黒（Ｂ）の各記録
期間を、ｔは各イイ、り層による記録間における記録紙
２の引戻し期間以上、本発明による熱転写形カラープリ
ンタにおける記録方式にｐ）うては、各色（濃□度の異
なる鳩舎を含む）のインク層が面順位に形成さｎたカラ
ーインクシートと記録紙とｔ配弁部に圧接させながら搬
送させ、各インク層の記録間にカラーインクシートを停
止させた状態で記録紙を引き戻しながら各、イ゛ンク・
層による多重記録を行なわせるようにした熱転写形カラ
ープリンタにおいて、カラーインクシートの各インク層
間にインクを塗布しない領域をそれぞれ設け、各１ンク
層による記録終了時にその領域が記録部にくるまでカラ
ーインクシートを送ったのちに記録紙の引戻しを行なわ
せる手段ｔとるとともに、必要に応じて記録紙の！Ｉ戻
し時に配弁部における圧接力を軽減させ１．る手段をと
ることがてきるようにしたもので、従来のように記録紙
の引戻し時に七ｉがカラーイン夛シートのインク面によ
りこすらｎてＮｉれるようなことがなく、またシート面
との摩擦摺動によって記録１１ｍ儂が乱されるようなこ
とがなく、品質の良いカラー＋ｉｌｊ　１８の記録を行
なわせることができ゛　るという８Ｉｆ′した利点を有
している。

【図面の簡単な説明】

Ｍ１図は一般的な熱転写形プリンタにおけるインクシー
トおよび記録紙の搬送系の構成を示す斜視図、８２図は
従来のインクシー）１−示す−、第３図は本発明による
記録方式を具体的に実施するための熱転写形プリンタの
一構成例を示す簡略図、第４図は同案＃ｆｉＩＦＩＩＫ
おりる熱転写形プリンタのガイドローラ部分の詳細な構
成を示す斜視図、第５図は同実施例に用いられるインク
シートを示す図、第６図（ａ）〜（ｅ）は本発明に、ｒ
、る記録方式の基本動作を示す簡略説明図、第７図は同
実施例の熱転写形プリンタにおける記録ヘッドの圧接力
を軽減させる手段の具体的な構成例乞示す斜視図、第８
図は同実施例の熱転写形プリンタにおいて本発明による
記録方式Ｙ実施したときの各部動作のタイミングチャー
トである。 １・・・インクシート　２・・・記録紙　３・・・記録
ヘッド　４・・・プラテンローラ　６・・・ガイドロー
ラ　７，９・・・モータ　１１・・・ｍ紙ローラ　１２
・・・分離ローラ　１３・・・カッター　１５　、１６
　、１７　、１８　・・・ドライバ１９・・・コントロ
ーラ　２０・・・光源　２１・・・光センサ 第１図 第３図 第４図 ３７１ 第５図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　各色のづンク層が面順位に形成されたカラーイン
   クシートと記録紙とｔ記録部に圧接させながら搬送させ
   、各インク層の配弁間にカラー１／クシートｔ’停止さ
   せた状態で記録紙を引き戻しながら各インク層による多
   重記録を行なわせるようにした熱転写形カラープリンタ
   にお部て、カラーインクシートの各インク層間にインク
   を塗布しない領域をそれぞれ設け、各インク層による記
   録終了時にその領域が記録部にくるまでカラー１ンクシ
   ートを送ったのちに記録紙の引戻しを行なわせる手段を
   とるようにした熱転写形、プリンタの記録方式。 ２、各色のインク層が肉順位に形成されたカラーインク
   シートと記録紙とを記録部に、圧接させながら搬送させ
   、各インク層の記録間にカラーインクシートを停止させ
   た状態で記録紙を引き戻しながら各インク層による多重
   記録な行なわせ金ようにした熱転写形カラープリンタに
   おいて、記録紙の引戻し時に記録部における圧接力、Ｖ
   軽減させる手段をとるようにした熱転写形プリンタの記
   録方式。