JPH0340039B2 - - Google Patents

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JPH0340039B2
JPH0340039B2 JP17014983A JP17014983A JPH0340039B2 JP H0340039 B2 JPH0340039 B2 JP H0340039B2 JP 17014983 A JP17014983 A JP 17014983A JP 17014983 A JP17014983 A JP 17014983A JP H0340039 B2 JPH0340039 B2 JP H0340039B2
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trifluoromethyluridine
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な2′−デオキシ−5−トリフルオ
ロメチルウリジン誘導体及びそれを含有する抗腫
瘍剤に関する。 2′−デオキシ−5−トリフルオロメチルウリジ
ン(以下「F3TdR」という)は、ハイデルバー
ガー(Heiderberger)らによつて初めて合成さ
れた化合物である〔ジヤーナル オブ ザ アメ
リカンケミカル ソサイエテイ 第84巻、第3597
頁(1962年)〕。 該化合物は、抗腫瘍作用を有し、そのアデノカ
ルシノーマ(Adenocarcinoma 755)に対する治
療係数は、2′−デオキシ−5−フルオロウリジン
(以下「FudR」という)よりも優れている旨の
報告がある〔キヤンサー リサーチ 第24巻、第
1979頁(1964年)〕。また該F3TdRは強い抗ウイ
ルス作用を有することも知られている〔キヤンサ
ー リサーチ 第30巻第1549頁(1970年)〕。 上記の点よりF3TdRは、その医薬品としての
有用性の検討が種々重ねられて来たが、臨床的に
期待される効果を奏し得ず、抗腫瘍剤としての発
展は現在尚見い出されていない。 本発明者らは上記F3TdRが核酸の生合成に於
ける代謝拮抗物質として、他の代謝拮抗性抗腫瘍
剤、例えば5−フルオロウラシル、シトシンアラ
ビノシド等とは異なる作用機序を有することに着
目し、この点より該F3TdRの抗腫瘍性の強化向
上、薬剤の腫瘍到達性の向上等を企るべく鋭意検
討を重ねた。その結果該F3TdRの糖部水酸基を
ある種の置換ベンジルオキシ基或いはベンジルオ
キシ基で置換した新規な化合物が優れた制癌作用
を発揮し、抗腫瘍剤として有用であることを見い
出し、ここに本発明を完成するに至つた。 即ち、本発明は一般式 (式中R1は水素原子、ベンゾイル基またはテ
トラヒドロフラニル基を示す。R2及びR3は一方
が水素原子で他方はベンゼン環上に置換基として
ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素
数1〜4のアルコキシ基またはニトロ基を有する
か或はアルフアー位がメチル基で置換されること
のあるベンジル基を示す。但しR1がテトラヒド
ロフラニル基の場合、R2及びR3は一方が水素原
子で他方はベンジル基を示すものとする) で表わされる2′−デオキシ−5−トリフルオロメ
チルウリジン誘導体及び該誘導体を含有する抗腫
瘍剤に係る。 上記一般式()中、R2及びR3に相当する置
換されたベンジル基としては、アリール位即ちベ
ンゼン環置換型とアルフアー位置換型があり、ア
リール位置換基としてはオルト位、メタ位あるい
はパラ位にハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキ
ル基、炭素数1〜4のアルコキシ基またはニトロ
基をあげることができる。上記ハロゲン原子の例
としては、フツ素、塩素、ヨウ素原子等を炭素数
1〜4のアルキル基の例としては炭素数1〜4の
直鎖状或いは分枝状のアルキル例えばメチル、エ
チル、イソプロピル、t−ブチル基等を、炭素数
1〜4のアルコキシ基の例としては炭素数1〜4
のアルコキシ基例えばメトキシ、エトキシ、ブト
キシ等を例示することができる。またアルフアー
位置換型としては、α−メチルベンジル、α,α
−ジメチルベンジル基を例示することができる。 以下本発明誘導体の製造方法につき詳述する。 本発明の上記一般式()で表わされる誘導体
は、各種方法により製造できる。その具体例とし
ては、上記一般式()中のR1で定義される基
の種類に応じて次の通りである。即ち一般式
()中R1がベンゾイル基或いはテトラヒドロフ
ラニル基を示す本発明化合物は、例えばF3TdR
を出発原料とし、これに各々安息香酸ハライド或
いは2−クロルテトラヒドロフランを反応させて
得られる一般式 (式中R1′は水素原子以外のR1基を示す) で表わされる3−置換−2′−デオキシ−5−トリ
フルオロメチルウリジン誘導体と一般式 RX () (式中Rはベンゼン環上にハロゲン原子、炭素
数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキ
シ基またはニトロ基を有するか或いはアルフアー
位がメチル基で置換されることのあるベンジル基
を示す。Xは臭素原子または沃素原子を示す) で表わされるハロゲン化合物を反応させることに
より得られる。 上記において原料とする式()で表わされる
化合物の製造、即ちF3TdRと安息香酸ハライド
或いは2−クロルテトラヒドロフランとの反応は
通常の方法に従い実施することができる。その詳
細は後記参考例に示す。 上記式()で表わされる化合物と一般式
()で表わされるハロゲン化合物との反応は、
通常適当な溶媒中、触媒の存在下に行なわれる。
ここで用いられる溶媒としては反応に影響を与え
ないものである限り限定されないが、具体的に
は、アセトン、メチルエチルケトン、3−ぺンタ
ノン等のケトン類;アセトニトリル、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキサイド等の極性溶
媒類等を例示することができる。また触媒として
は、この種反応に通常用いられる各種のものをい
ずれも使用でき、特に例えば酸化銀、酸化バリウ
ム、酸化水銀等の金属酸化物が好適に用いられ
る。ハロゲン化合物()の使用割合は、3−置
換−2′−デオキシ−5−トリフルオロメチルウリ
ジン誘導体()に対して、通常1〜10倍モル
比、好ましくは2〜5倍モル比とされるのが適当
である。反応温度は特に制限されるわけではない
が、通常室温から100℃前後、好ましくは50〜80
℃程度とするのが良い。かくして一般式()中
R1がベンゾイル基或いはテトラヒドロフラニル
基を示す本発明誘導体を収得できる。 また一般式()中R1が水素原子を示す本発
明誘導体は、例えば上記反応に従つて得られる、
一般式()中R1がベンゾイル基を示す化合物
に、酸またはアルカリを作用させて脱ベンゾイル
化反応させることにより製造することができる。
上記脱ベンゾイル化反応に利用される酸またはア
ルカリとしては、通常のものをいずれも使用する
ことができる。好ましい酸としては例えば塩酸等
の鉱酸類及びスルホン酸類を例示することがで
き、アルカリとしては例えば水酸化ナトリウム、
アンモニア等の無機塩基及びアルキルアミン類等
の有機塩基の他金属アルコラート等を例示するこ
とができる。 上記脱ベンゾイル化反応は、通常水、アルコー
ル等の適当な溶媒中で行なわれる。反応温度とし
ては通常約0〜60℃、特に室温もしくはその前後
の温度範囲が好ましく採用される。かくして一般
式()中R1が水素原子を示す本発明誘導体を
収得できる。 また一般式()中R1がテトラヒドロフラニ
ル基を示す本発明誘導体は例えば上記した方法に
従つて得られるR1が水素原子である一般式()
の2′−デオキシ−5−トリフルオロメチルウリジ
ン誘導体に、塩基の存在下2−クロルテトラヒド
ロフランを反応させることによつても製造するこ
とができる。上記反応に用いられる塩基として
は、水酸化ナトリウム、アンモニア等の無機塩基
及びピリジン、アルキルアミン類等の有機塩基を
例示することができる。上記テトラヒドロフラニ
ル化反応は、通常ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド等の適当な溶媒中で行なわれる。
反応温度としては通常約−50〜100℃、特に0〜
50℃の温度範囲が好ましく採用される。かくして
一般式()中、R1がテトラヒドロフラニル基
を示す本発明誘導体を得る。 更に一般式()中、R1が水素原子であり且
つR2及びR3の一方が水素原子で他方がα位置換
ベンジル基を示す本発明誘導体は、以下の方法に
よつても製造することができる。即ち2′−デオキ
シ−5−トリフルオロメチルウリジン(F3TdR)
と、一般式 (式中R5及びR6は夫々水素原子或いはメチル
基を示す。但しR5及びR6が同時に水素原子であ
つてはならない。) で表わされる化合物とを反応させる。本反応は溶
媒の存在下又は無溶媒で行なうことができるが、
通常は溶媒の存在下で行なうのが好ましい。溶媒
としては反応に悪影響を与えないものである限り
限定されないが、具体的にはエチルエーテル、ジ
オキサン等のエーテル類;クロロホルム、ピリジ
ン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド等の
極性溶媒類を例示することができる。一般式
()の化合物の使用割合は、2′−デオキシ−5
−トリフルオロメチルウリジン(F3TdR)に対
して通常1〜10倍モル比、好ましくは1〜4倍モ
ル比とされる。またこれら化合物の反応は、通常
無触媒でも進行するが、好ましくは触媒の存在下
に行なわれる。用いられる触媒としては、塩酸、
トシル酸、塩化アルミニウム等の酸触媒を挙げる
ことができる。反応温度は通常室温から100℃前
後、好ましくは60〜80℃とされるのがよい。 上記各方法で製造される本発明化合物は、通常
公知の分離精製手段、例えば再結晶、カラムクロ
マトグラフイー等の手段により単離精製すること
ができる。 本発明の一般式()で表わされる2′−デオキ
シ−5−トリフルオロメチルウリジン誘導体は、
抗腫瘍剤として、また抗ビールス剤として有用で
ある。本発明誘導体は、これを上記医薬として用
いるに当つては、通常薬理的に許容される適当な
担体と組合わせて、その投与経路に適した製剤形
態に調製される。利用される担体としては、公知
慣用の賦形剤、結合剤、滑沢剤、着色剤、崩壊剤
等でよく、その製剤形態としては経口投与に適し
た剤型例えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、
液剤等、静脈内注射等の非経口投与に適した剤型
例えば注射剤等を例示でき、また直腸内投与に適
した坐剤とされてもよい。各製剤の単位形態当り
の有効成分(本発明化合物)含有量は、その形態
に応じて適宜に決定すればよく、特に通常の医薬
品におけるそれらと大巾に異なるものではない。
好ましい有効成分含有量は、1単位当り約25〜
500mgとされるのが一般的である。上記各製剤形
態への調製方法は、常法に従えばよい。 かくして得られる各製剤の投与量は、勿論これ
を投与される患者の症状、体重、年令等により異
なり、一概に限定することはできないが、通常成
人一日当り、有効成分が約100〜2000mg投与され
る量とすればよく、これは一日に1〜4回に分け
て投与することができる。 以下本発明化合物の抗腫瘍効果及び毒性の薬理
試験結果を示し、その値より算出した治療係数の
比較により本発明化合物の有用性を説明する。 <薬理試験> 実験方法 a) 抗腫瘍活性値の測定方法: マウス可移植性腫瘍ザルコーマ180細胞5×
106個を雄性ICR/JCLマウス(27〜30g)の
背部皮下に移植した。検体は0.1%ツイーン80
−0.5%CMC溶液に溶解又は懸濁した形で、該
液を一群7匹のマウスに1.0ml/100g体重とな
る容積割合で、腫瘍移値日の翌日より1日1回
連日7日間経口投与した。また対照群には、検
体を含まない上記溶液の1.0ml/100g体重を同
様に1日1回連日7日間経口投与した。 移植から10日目に各検体についてそれぞれの
投与量での平均腫瘍重量を測定し、これらを対
照群における平均腫瘍重量に対比し、各投与量
での対照群に対する腫瘍増殖抑制率を夫々求め
た。これらの実験値より腫瘍増殖抑制率が50%
を示す投与量を求め各化合物の抗腫瘍活性値と
した。 b) 毒性値の測定方法: 従来、抗悪性腫瘍剤の毒性値の測定方法とし
ては被検動物の死亡数(LD50)をもつて算出
する方法が大部分であつたが、この実験方法で
あると臨床での薬剤の使用状況とはあまりにも
かけはなれた重篤な条件下にての測定であり、
真の薬剤の毒性に対する評価がなし得ないた
め、本実験においては化合物の毒性活性の測定
方法として抗悪性腫瘍剤のもつ代表的な毒性で
ある蓄積毒性に考慮を払い、その毒性のより鋭
敏な検出方法として、被検動物の体重増加抑制
を指標として測定した。すなわち、上記a)の
項の抗腫瘍活性値を測定する実験を行なう際、
各化合物のそれぞれの投与量群について、腫瘍
移植日より連日、投与直前に各動物の体重を測
定した。 腫瘍重量判定日に各検体についてそれぞれの
投与量での腫瘍移植日からの実質平均体重増加
量を測定し、これらを対照群における実質平均
体重増加量と対比し、各投与量での対照群に対
する実質体重増加率を夫々求め、これらの実験
値より体重増加抑制率が、50%を示す投与量を
求め、これを各化合物の毒性値とした。 c) 治療係数の算出法: 上記a)の項及びb)の項で求めた各化合物
についての抗腫瘍活性値(Aとする)と毒性値
(Bとする)とより、下式に従い治療係数(c
とする)を求めた。 C=B/A ここで得られた各化合物の治療係数の値が大
であればあるほどその化合物の効果と毒性のバ
ランスが良く有用性が高いことを示している。 後記する各実施例で得られた本発明化合物
(化合物No.は各実施例に示すそれに合致するも
のであり、以下同じとする)並びに比較のため
F3TdRを検体(供試化合物)として、得られ
た上記試験結果を下記第1表に示す。
【表】
【表】 上記第1表より明らかな通り、本発明化合物
は、F3TdRに比し、毒性の面では略々同等で
あるか又は優れており、抗腫瘍活性の面ではと
りわけ優れている。これを治療係数で対比すれ
ば本発明化合物は、非常に有用性の高いことが
明らかである。 次に本発明化合物の製剤例を示す。 製剤例 1 カプセル剤 化合物15、乳糖、結晶セルロース及びトウモロ
コシでんぷんを下記の割合に混合し、更に下記の
割合にステアリン酸マグネシウムを加え混合す
る。この混合物を適当なカプセル充填機を用いて
1カプセルあたり約293mgになるように充填し、
製品とする。 カプセル剤処方 mg/カプセル 化合物15 200.0 乳 糖 30.0 結晶セルロース 50.0 トウモロコシでんぷん 10.0 ステアリン酸マグネシウム 3.0 293.0 製剤例 2 顆粒剤 化合物21、乳糖、結晶セルロース及びトウモロ
コシでんぷんを下記の割合に混合する。これにヒ
ドロキシプロピルセルロースの10%エタノール溶
液を加え練り合わせたのち、適当な造粒装置を用
い顆粒とする。これを乾燥後12〜42メツシユに整
粒する。この整粒したものについて適当なコーテ
イング装置を用いて下記の割合にヒドロキシプロ
ピルセルロースの被膜を施す。 12〜42メツシユに整粒後製品とする。 顆粒剤処方 mg/一包中 化合物21 200.0 乳 糖 200.0 結晶セルロース 311.0 トウモロコシでんぷん 200.0 ヒドロキシプロピルセルロース 10.0 ヒドロキシプロピルメチルセルロース70.0 脂肪酸モノグリセリド 3.5 二酸化チタン 5.5 1000.0 製剤例 3 錠剤 化合物16、トウモロコシでんぷん及び繊維素グ
リコール酸カルシウムを下記の割合に混合する。
これにヒドロキシプロピルセルロースの10%エタ
ノール溶液を加え練り合わせ適当な造粒装置で造
粒後、乾燥し、これに下記の割合にステアリン酸
マグネシウム及び無水ケイ酸を加え混合したもの
を適当な打錠機を用いて打錠しこの錠剤にヒドロ
キシプロピルメチルセルロースの被膜を施し、製
品とする。 錠剤処方 mg/錠 化合物16 200.0 トウモロコシでんぷん 5.0 繊維素グリコール酸カルシウム 20.0 ヒドロキシプロピルセルロース 2.0 ステアリン酸マグネシウム 2.5 無水ケイ酸 2.5 ヒドロキシプロピルメチルセルロース
19.999 マクロゴール6000 0.001 酸化チタン 2.0 254 製剤例 4 坐剤 ウイテプゾールW−35(商標名、ダイナマイト
ノーベル社製)を約60℃で溶かしたのち約45℃に
保つ。これに、化合物12を下記の割合に混合した
のち、適当な坐剤製造装置を用い1gの坐剤に成
型する。 坐剤処方 mg/坐剤 化合物12 400.0 ウイテプゾールW−35 600.0 1000.0 以下、本発明化合物の製造のために原料として
用いる3−ベンゾイル−2′デオキシ−5−トリフ
ルオロメチルウリジン及び3−(2−テトラヒド
ロフラニル)−2′−デオキシ−5−トリフルオロ
メチルウリジンの製造例を参考例として挙げ、次
いで本発明化合物の製造例を実施例として挙げ
る。又各実施例で得られた本発明化合物の化学構
造を第2表に、収率、性状又は融点及び元素分析
値(( )を付記したものは計算値、( )を付記
しないものは実測値を示す)を第3表に、また物
理化学的定数(核磁気共鳴スぺクトル分析結果
NMRδppm)を第4表に夫々示す。但し第4表
中のNMRはDMSO−d6中TMSを内部標準とし
て測定した値である。 参考例 1 3−ベンゾイル−2′−デオキシ−5−トリフル
オロメチルウリジンの製造 2′−デオキシ−5−トリフルオロメチルウリジ
ン12gをジメチルアセトアミド30mlに溶解し、ト
リエチルアミン8mlを加えた後、氷水冷却下にベ
ンゾイルクロライド5.6gを加えて一晩撹拌する。
反応液を過後、母液をエバポレイトし、残渣を
エーテルにとかした後、撹拌しながら徐々に水を
添加する。析出した沈殿を取して、エーテル−
石油エーテルにて再結晶する。(収量8.0g)
mp144.5〜146℃。 参考例 2 3−(2−テトラヒドロフラニル)−2′−デオキ
シ−5−トリフルオロメチルウリジンの製造 2′−デオキシ−5−トリフルオロメチルウリジ
ン5.92gを乾燥ジメチルアセタミド40mlに溶解
し、トリエチルアミン2.23gを加えて氷冷する。
用時調製した2−クロルテトラヒドロフラン2.34
gの乾燥ジメチルアセタミド溶液を滴下し一晩撹
拌する。反応物を過後、母液をエバポレート
し、残渣をクロロホルム抽出し芒硝乾燥後溶媒留
去して油状残渣を得る。これをシリカゲルカラム
クロマトグラフイー(展開溶媒:クロロホルム−
エタノール 20:1)に付して分離し、エタノー
ル−石油エーテルより再結晶して目的物2.80gを
得る。得られた化合物のDMSO−d6中、TMSを
内部標準としたNMRスぺクトルの特徴的シグナ
ルは次の通りである。 δ ppm;H1′5.98(t)、H1″6.36(t) 実施例 1 3−ベンゾイル−2′−デオキシ−5−トリフル
オロメチルウリジン4.92gをメチルエチルケトン
40mlに溶解しこれに4−クロルベンジルブロミド
7.86g及び酸化銀7.38gを加えて1.5時間加熱還流
する。反応液を過後濃縮して残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフイー(溶媒;ベンゼン−ア
セトン 10:1)で分離する。上記操作後エタノ
ールより再結晶してmp159〜160.5℃の3−ベン
ゾイル−2′−デオキシ−5′−O−(4−クロロベ
ンジル)−5−トリフルオロメチルウリジン(化
合物1)1.09g(収率;16.2%)を得、更に無晶
形の3−ベンゾイル−2′デオキシ−3′−O−(4
−クロロベンジル)−5−トリフルオロメチルウ
リジン(化合物2)2.90g(収率;43.2%)を得
る。化合物2はmp164〜165℃である。 実施例 2 実施例1と同様の方法で、化合物3及び4を合
成した。 実施例 3 3−ベンゾイル−2′−デオキシ−5−トリフル
オロメチルウリジン4.00gをメチルエチルケトン
40mlに溶解し、これに4−メトキシベンジルブロ
ミド5.02g及び酸化銀5.79gを加え、60℃に加温
して12時間撹拌する。反応液を過し母液濃縮し
て残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(展開溶媒;ベンゼン−アセトン 10:1)に付
し分離する。上記操作後、ベンゼンより再結晶し
てmp142〜143℃の3−ベンゾイル−2′−デオキ
シ−3′−O−(4−メトキシベンジル)−5−トリ
フルオロメチルウリジン(化合物8)2.07g(収
率39.8%)及びアセトン−ベンゼンより再結晶し
てmp152〜153℃の3−ベンゾイル−2′−デオキ
シ−5′−O−(4−メトキシベンジル)−5−トリ
フルオロメチルウリジン(化合物7)0.64g(収
率12.4%)を得る。 実施例 4 実施例3と同様の方法で化合物5、6、9及び
10を合成した。 実施例 5 3−(2−テトラヒドロフラニル)−2′−デオキ
シ−5−トリフルオロメチルウリジン3.66gをア
セトン40mlに溶解し、ベンジルブロミド5.13g及
び酸化銀5.79gを加え、加熱還流下5hr撹拌する。
反応物を過後母液を濃縮して得た残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(展開溶媒;クロ
ロホルム−メタノール 40:1)に付し分離す
る。溶出したフラクシヨンをジクロルメタン−石
油エーテルより再結晶しmp145〜147℃の3−(2
−テトラヒドロフラニル)−2′−デオキシ−5′−
0−ベンジル−5−トリフルオロメチルウリジン
(化合物21)0.19g(収率4.1%)を得る。 実施例 6 3−ベンゾイル−2′−デオキシ−5′−O−(2
−メチルベンジル)−5−トリフルオロメチルウ
リジン(化合物3)0.40gをメタノール12mlに溶
解し、30%アンモニア水1.2mlを加え、室温で30
分間撹拌する。反応液をエバポレートした後、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(展開
溶媒;ベンゼン−アセトン 5:1)に付し分離
し、エタノール−石油エーテルより再結晶して
mp178〜179℃の2′−デオキシ−5′−O−(2−メ
チルベンジル)−5−トリフルオロメチルウリジ
ン(化合物13)を0.29g(収率91.7%)得る。 実施例 7 実施例6と同様の操作を行ない化合物11、12及
び14を得た。 実施例 8 3−ベンゾイル−2′−デオキシ−5−トリフル
オロメチルウリジン4.00gをメチルエチルケトン
40mlに溶解し、3−メチルベンジルブロミド6.3
g及び酸化銀5.79gを加え65℃に加温し2.5時間
撹拌する。反応物を過後母液濃縮して残渣をク
ロロホルム抽出し芒硝乾燥、溶媒留去して油状残
渣を得る。 これにエタノール60mlを加えて溶解し、30%ア
ンモニア水6mlを加えて室温下一晩撹拌する。反
応溶媒を留去し残渣をジクロルメタン抽出し、有
機層は芒硝乾燥後、溶媒留去して油状残渣を得
る。これをシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(展開溶媒;ベンゼン−アセトン 10:1)に付
し、まず無晶形の2′−デオキシ−3′−O−(3−
メチルベンジル)−5−トリフルオロメチルウリ
ジン(化合物16)0.28g(収率;7.0%)を得る。
更に展開溶媒をベンゼン−アセトン5:1に替え
て分離し、ベンゼン−石油エーテルより再結晶し
てmp169〜171℃の2′−デオキシ−5′−O−(3−
メチルベンジル)−5−トリフルオロメチルウリ
ジン(化合物15)0.085g(収率2.1%)を得る。 実施例 9 3−ベンゾイル−2′−デオキシ−3′−O−(4
−メトキシベンジル)−5−トリフルオロメチル
ウリジン(化合物8)0.60gにエタノール10ml及
び30%アンモニア水1mlを加え、室温下、1時間
撹拌する。反応液をエバポレートし、ジクロルメ
タン抽出して芒硝乾燥後、溶媒を留去する。得た
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(展
開溶媒;ベンゼン−アセトン 10:1)に付して
分離し、粘稠油状の2′−デオキシ−3′−O−(4
−メトキシベンジル)−5−トリフルオロメチル
ウリジン(化合物18)0.34g(収率70.4%)を得
る。 実施例 10 実施例9と同様の方法で、化合物17、19及び20
を得た。 実施例 11 2′−デオキシ−5′−O−ベンジル−5−トリフ
ルオロメチルウリジン0.87gを乾燥ジメチルアセ
タミド6mlに溶解し、トリエチルアミン0.25gを
加えて氷冷する。用時調製した2−クロルテトラ
ヒドロフラン0.264mgの乾燥ジメチルアセタミド
溶液を先の溶液に滴下し、一晩撹拌する。反応物
を過後、母液をエバポレートし、残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイー(展開溶媒;クロ
ロホルム−メタノール 20:1)に付し分離し、
溶出部をジクロルメタン−石油エーテルより再結
晶してmp145〜147℃の3−(2−テトラヒドロフ
ラニル)−2′−デオキシ−5′−O−ベンジル−5
−トリフルオロメチルウリジン(化合物21)0.70
g(収率;68.2%)を得る。 実施例 12 2′−デオキシ−5−トリフルオロメチルウリジ
ン1.00gを1,4−ジオキサン15mlに溶解し、ビ
ス−(α,α−ジメチルベンジルオキシ)メタン
2.50g及び無水トルエンスルホン酸38mgを加え60
℃に加温し3.5時間撹拌する。反応物をエバポレ
ートして残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イー(クロロホルム−メタノール 20:1溶媒で
展開し、粗分離したあと再度ベンゼン−アセトン
10:1にて展開)に付し分離し、各々吸湿性無
晶形の2′−デオキシ−5′−O−(α,α−ジメチ
ルベンジル)−5−トリフルオロメチルウリジン
(化合物22)0.40g(収率;29.2%)及び2′−デオ
キシ−3′−O−(α,α−ジメチルベンジル)−5
−トリフルオロメチルウリジン(化合物23)0.28
g(収率;20.4%)を得る。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R1は水素原子、ベンゾイル基またはテ
    トラヒドロフラニル基を示す。R2及びR3は一方
    が水素原子で他方はベンゼン環上に置換基として
    ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素
    数1〜4のアルコキシ基またはニトロ基を有する
    か或はアルフアー位がメチル基で置換されること
    のあるベンジル基を示す。但しR1がテトラヒド
    ロフラニル基の場合、R2及びR3は一方が水素原
    子で他方はベンジル基を示すものとする) で表わされる2′−デオキシ−5−トリフルオロメ
    チルウリジン誘導体。 2 一般式 (式中R1は水素原子、ベンゾイル基またはテ
    トラヒドロフラニル基を示す。R2及びR3は一方
    が水素原子で他方はベンゼン環上に置換基として
    ハロゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素
    数1〜4のアルコキシ基またはニトロ基を有する
    か或はアルフアー位がメチル基で置換されること
    のあるベンジル基を示す。但しR1がテトラヒド
    ロフラニル基の場合、R2及びR3は一方が水素原
    子で他方はベンジル基を示すものとする) で表わされる2′−デオキシ−5−トリフルオロメ
    チルウリジン誘導体を含有する抗腫瘍剤。
JP58170149A 1983-05-23 1983-09-14 2’−デオキシ−5−トリフルオロメチルウリジン誘導体及びそれを含む抗腫瘍剤 Granted JPS6061593A (ja)

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KR8607840A KR860001866B1 (en) 1983-05-23 1986-09-17 Process for preparing 2'-deoxy-5-substituted uridine derivatives
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JPH0692987A (ja) * 1992-09-17 1994-04-05 Tanabe Seiyaku Co Ltd ウリジン誘導体およびその製法

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