JPH0338460B2 - - Google Patents

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JPH0338460B2
JPH0338460B2 JP57104731A JP10473182A JPH0338460B2 JP H0338460 B2 JPH0338460 B2 JP H0338460B2 JP 57104731 A JP57104731 A JP 57104731A JP 10473182 A JP10473182 A JP 10473182A JP H0338460 B2 JPH0338460 B2 JP H0338460B2
Authority
JP
Japan
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gear
clutch
shaft
input
output shaft
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JP57104731A
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English (en)
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JPS58221048A (ja
Inventor
Mitsuo Akashi
Hiroshi Ito
Shigemichi Yamada
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP57104731A priority Critical patent/JPS58221048A/ja
Priority to US06/470,941 priority patent/US4566348A/en
Priority to GB08306176A priority patent/GB2122284B/en
Publication of JPS58221048A publication Critical patent/JPS58221048A/ja
Publication of JPH0338460B2 publication Critical patent/JPH0338460B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/10Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts with one or more one-way clutches as an essential feature
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19219Interchangeably locked
    • Y10T74/19223Disconnectable counter shaft
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19219Interchangeably locked
    • Y10T74/19233Plurality of counter shafts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19219Interchangeably locked
    • Y10T74/19377Slidable keys or clutches
    • Y10T74/19386Multiple clutch shafts
    • Y10T74/194Selective

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車等の車輌に用いられる歯車式
変速装置に係り、特に車輌用自動変速機として用
いられる歯車式変速装置に係る。 自動車等の車輌に用いられる歯車式変速装置と
して、各々個別の断続クラツチによつて内燃機関
の如き動力源に選択的に接続され且各々同期噛合
式の変速歯車列を有する二つの動力伝達系を互に
並列に有している選択歯車式のものがある。(例
えば、特開昭56−94050号公報、特開昭56−
127841号公報参照)。この選択歯車式変速装置は、
変速歯車の同期噛合と二つの断続クラツチの断続
が制御されることにより、流体式トルクコンバー
タを必要とすることなく、原動機の負荷運転中に
於ても変速段の切換を行なうことができ、これに
より制御装置と組合せられて車輌用全自動変速機
として用いられる。 しかし、かかる選択歯車式変速装置が実際に車
輌用全自動変速機として用いられるためには、変
速段の切換に際し、原動機が変速装置より切離さ
れないよう、今まで切断されていた一方の断続ク
ラツチを接続すると共に今まで接続されていた他
方の断続クラツチを切断するという二つのクラツ
チの微妙な関連制御が必要であり、この関連制御
が前記選択歯車式変速装置を自動車等の車輌の全
自動変速機として実用化する上で一つの大きい障
害になつている。 また車輌用変速装置に於ける変速段の切換は、
特にキツクダウンのシフトダウンは応答性の良い
加速性が得られるよう、迅速に行なわれることが
好ましい。しかし、上述の選択歯車式変速装置
は、その変速段の切換に際し、変速歯車の同期噛
合操作と二つのクラツチの関連操作が時系列的に
行なわれなければならず、このため短時間にてそ
の変速段の切換を行なうことが難しい。 更に、変速装置に用いられる断続クラツチは伝
達トルクに応じてその径が大きくなり、一般的な
自動車に用いられる断続クラツチは変速装置の歯
車径に比してかなり大きいものになる。内燃機関
と変速装置が車輌の前後方向に沿つて配置され
る、所謂縦置き型車輌のための変速装置は、車載
上、内燃機関との接続端側(前端)に比較的大き
い径のクラツチが設けられても車載上のスペース
的な問題を生じない。しかしながら、特開昭56−
97050号公報や特開昭56−127841号公報に示され
ている如き変速装置に於ける如く、推進軸に接続
される側の端部(後端)に比較的大きい径のクラ
ツチが設けられると、変速装置全体をダツシユボ
ードより前方のエンジンルーム内に納めなければ
ならなくなり、これが車体設計に大きい制約を与
えるようになる。 本発明は従来の選択歯車式変速装置に於ける上
述の如き不具合に鑑み、微妙なクラツチ制御を行
なうことなく、しかも迅速に変速段の切換を行な
うことができ、その上車載性に優れた改良された
全自動変速機用の歯車式変速装置を提供すること
を目的としている。 かかる目的は、本発明によれば、互に平行に設
けられた第一及び第二の入力軸と出力軸と、前記
第一及び前記第二の入力軸の各々の内燃機関側の
一端部に設けられこれら入力軸を選択的に内燃機
関の出力軸に接続する第一及び第二のクラツチ装
置と、前記第一の入力軸と前記出力軸の何れか一
方及び他方に支持され互いに噛合する第一の固定
歯車と第一の遊動歯車と、前記第二の入力軸と前
記出力軸の何れか一方及び他方に支持され互いに
噛合する第二の固定歯車と第二の遊動歯車と、前
記第一の遊動歯車をそれを支持する前記軸に選択
的に動力伝達関係に連結する第一のシンクロ装置
と、前記第二の遊動歯車をそれを支持する前記軸
に選択的に動力伝達関係に連結する第二のシンク
ロ装置とを有し、前記第一及び第二のクラツチ装
置は各々その入力部材の回転速度が出力部材の回
転速度を越えて増大しようとするときのみ動力伝
達を行うワンウエイクラツチと該ワンウエイクラ
ツチに直列に接続された断続クラツチとを含んで
いる歯車式変速装置によつて達成される。 かかる構成によれば、クラツチ装置にワンウエ
イクラツチが組込まれていることにより、変速比
(従動歯車歯数/駆動歯車歯数)が異なつた二つ
の歯車対に同時に回転動力が与えられても、この
とき大きい方の変速比(低速段側)の歯車対に接
続されているワンウエイクラツチがフリー状態
(空転状態)になり、出力軸はロツクすることな
く小さい方の変速比、即ち高速段側の歯車対によ
り回転駆動される。従つて、この歯車式変速装置
は、アツプシフト時には高速段側の歯車対を同期
噛合させたのち、低速段側の断続クラツチを接続
した状態のまま高速段側の断続クラツチを接続す
ることにより、そのアツプシフトを完了でき、変
速段の切換に際し二つのクラツチの微妙な関連制
御を必要としない。またこの歯車式変速装置は、
変速段が或る変速段に設定されているとき、これ
より一段低速の変速段の歯車対を同期噛合させ、
またその低速段側の断続クラツチを接続した状態
のままにしておくことにより、ダウンシフト時に
はその高速段側の断続クラツチを切断するのみ
で、ダウンシフトを完了でき、キツクダウン時に
於て応答性のよい加速性が得られる。 更に本発明による歯車式変速装置は、二つのク
ラツチ装置が各入力軸の同期の端部に設けられ、
これらを内燃機関に対する接続端側に設置できる
ので、推進軸との接続端に大きい直径の部材が配
置されることがなく、その端部が従来の変速装置
と同様にダツシユパネルより車体後方の車室内下
方に位置するよう搭載でき、車輌搭載性に優れて
いる。 以下に添付の図を参照して本発明を実施例につ
いて詳細に説明する。 第1図は本発明による歯車式変速装置の一つの
実施例を示すスケルトン図である。歯車式変速装
置は第一の入力軸1と第二の入力軸1と出力軸3
とを互に平行に有している。入力軸1と出力軸3
との軸間距離は入力軸2と出力軸3との軸間距離
より小さくなつている。 第一の入力軸1の内燃機関100側の一端部に
はクラツチ装置4が設けられている。クラツチ装
置4はその動力伝達経路で見て断続クラツチ5と
ワンウエイクラツチ6とを互に直列に有し、また
ワンウエイクラツチ6に対し並列にもう一つの断
続クラツチ7を有している。即ち、断続クラツチ
5はその入力部材(フライホイール)5aを内燃
機関100の出力軸101に連結され、出力部材
5bをワンウエイクラツチ6の入力部材6aに連
結されている。ワンウエイクラツチ6はその出力
部材6bを入力軸1に連結され、入力部材6aの
回転速度が出力部材6bの回転速度を越えて増大
しようとするときのみロツク状態になつて動力伝
達を行うようになつている。即ち、ワンウエイク
ラツチ6は入力部材6aから出力部材6bへのみ
動力伝達を行う。また断続クラツチ7は入力部材
7aを断続クラツチ5の出力部材5bに連結さ
れ、出力部材7bを入力軸1に連結されている。 入力軸1及び出力部材5bのハブ部5cは互に
同一軸線上にあつて中空体として構成され、それ
らの中空部内に一本の中間軸8が回転可能に設け
られている。この中間軸8はその一端にて内燃機
関100の出力軸101に駆動連結されている。
中間軸8の他端には歯車9が固定されており、こ
の歯車9は出力軸3に回転可能に支持された中間
歯車10と噛合し、また中間歯車10は入力軸2
に回転可能に支持された歯車11と噛合し、これ
ら歯車は一つの減速歯車列を構成している。 入力軸2の内燃機関100側の一端部にはクラ
ツチ装置12が設けられている。クラツチ装置1
2はその動力伝達経路で見て断続クラツチ13と
ワンウエイクラツチ14とを互に直列に有し、ま
たこれらに並列にもう一つの断続クラツチ15を
有している。即ち、断続クラツチ13はその入力
部材13aを歯車11に連結され、また出力部材
13bをワンウエイクラツチ14の入力部材14
aに連結されている。ワンウエイクラツチ14は
その出力部材14bを入力軸2に連結され、入力
部材14aの回転速度が出力部材14bの回転速
度を越えて増大しようとするときのみロツク状態
になつて入力部材14aより出力部材14bへ回
転動力を伝達するようになつている。また断続ク
ラツチ15はその入力部材15aを歯車11に連
結され、また出力部材15bを入力軸2に連結さ
れている。 入力軸1には第1速用駆動歯車16と第3速用
駆動歯車17と後進用駆動歯車18とが各々固定
されている。また入力軸2には第2速用駆動歯車
19と第4速用駆動歯車20とが各々固定されて
いる。 出力軸3には第1速用従動歯車21と第2速用
従動歯車22と第3速用従動歯車23と第4速用
従動歯車24とが各々回転自在に設けられ、これ
らは各々同速に前記駆動歯車に常時噛合してい
る。また出力軸3には一つの出力歯車25が固定
されている。出力歯車25は軸26に取付けられ
た歯車27に噛合し、図示されていない推進軸を
介して車輌の駆動車輪へ回転動力を伝達するよう
になつている。 出力軸3には第1速−第3速用シンクロ装置2
8と第2速−第4速用シンクロ装置36が設けら
れている。シンクロ装置28及び36は各々ボル
グワーナ式シンクロメツシユ装置として知られて
いるそれ自身周知のイナーシヤロツク式のもので
あり、出力軸3に固定されたクラツチハブ29及
び37と、第1速用従動歯車21、第3速用従動
歯車23の各々に一体に設けられたギヤピース3
0,31及び第2速用従動歯車22、第4速用従
動歯車24の各々に一体に設けられたギヤピース
38,39と、シンクロナイザスリーブ32及び
40とを含んでおり、シンクロ装置28は第1速
用従動歯車21と第3速用従動歯車23の何れか
一方を選択的に出力軸3に動力伝達関係に連結
し、またシンクロ装置36は第2速用従動歯車2
2と第4速用従動歯車24の何れか一方を選択的
に出力軸3に動力伝達関係に連結するようになつ
ている。 またシンクロナイザスリーブ32には後進用従
動歯車33が一体に設けられている。この後進用
従動歯車33と後進用駆動歯車18には軸34に
その軸線方向に摺動可能に且回転自在に設けられ
た中間歯車35が選択的に同時噛合するようにな
つている。 尚、50は変速装置のケーシングを示してい
る。 上述の如く構成された歯車式変速装置は、クラ
ツチ装置4,12とシンクロ装置28,36の接
続又は係合が下記の表に示されている如き組合せ
にて行われることにより前進4段、後進1段の変
速段を達成する。
【表】 尚、表に於て、◎は接続又は係合していて実働
する部材を、〇は接続又は係合しているが実働し
ない部材を、△はエンジンブレーキのために例え
ばアクセルペダルの踏込みが解除されたときのみ
接続する断続クラツチを、☆はエンジンドライブ
時にロツク状態になるワンウエイクラツチを、★
はエンジンドライブ時にフリー状態になるワンウ
エイクラツチを各々示している。 中立段に於ては、全ての断続クラツチ5,7,
13,15が切断された状態にある。この時、シ
ンクロ装置36は中立状態であるが、第1速段の
達成の準備のために、シンクロ装置28のシンク
ロナイザスリーブ32をギヤピース30に係合さ
せ、第1速用従動歯車21を出力軸3に動力伝達
関係に連結させておいていてよい。 中立段より第1速段への変速段の切換、即ち車
輌の発進は、中立段に於て第1速用従動歯車21
の出力軸3に対する連結が完了していれば、断続
クラツチ5を接続することのみにより行なわれ
る。断続クラツチ5が接続されると、ワンウエイ
クラツチ6がエンジンドライブによるロツク状態
になり、内燃機関100の回転動力がその出力軸
101、断続クラツチ5、ワンウエイクラツチ6
を経て入力軸1へ伝達され、これより更に第1速
用駆動歯車16、第1速用従動歯車21、シンク
ロ装置28を経て出力軸3へ伝達され、これによ
り第1速段が達成される。 このように、車輌発進は第1速用の歯車対の同
期噛合操作が中立段に於て完了していれば、断続
クラツチを接続するのみで行われるから、車輌の
発進が迅速に行われるようになる。 尚、第1速段に於て、内燃機関100のアクセ
ルペダルの踏込みが解除されたときには断続クラ
ツチ7が接続されることにより、入力軸1がワン
ウエイクラツチ6をバイパスして内燃機関100
の出力軸101に駆動連結され、エンジンブレー
キ効果が生じ得る状態になる。 第1速段より第2速段への変速段の切換、即ち
アツプシフトは、この時断続クラツチ7が接続さ
れていれば、これを切断したのちシンクロ装置3
6のシンクロナイザスリーブ40をギヤピース3
8に係合させ、第2速用従動歯車22を出力軸3
に回転動力伝達関係に連結し、この後に断続クラ
ツチ13を接続することにより行なわれる。上述
の如く断続クラツチ13が接続されると、ワンウ
エイクラツチ14はエンジンドライブによるロツ
ク状態になり、内燃機関100の回転動力は出力
軸101、中間軸8、歯車9、中間歯車10、歯
車11、断続クラツチ13、ワンウエイクラツチ
14を経て入力軸2に伝達され、これより更に第
2速用駆動歯車19、第2速用従動歯車22、シ
ンクロ装置36を経て出力軸3へ伝達され、これ
により第2速段が達成される。 尚、このアツプシフト時に於て、断続クラツチ
7が接続状態にあれば、断続クラツチ13の接続
に先立つてこの断続クラツチ7の切断を行なう
が、断続クラツチ5の接続状態を保ち、またシン
クロ装置28により第1速用従動歯車21を出力
軸3に回転動力伝達関係に連結した第1速段の状
態のままにしておく。この第2速時には変速装置
の出力回転数が一定の場合、第1速時に比して内
燃機関100の回転数が減速比の低下分に応じて
低下し、入力軸1は内燃機関100の出力軸10
1よりも低速度にて回転するから、このとき上述
の如く断続クラツチ5が接続状態にあつて入力軸
1がワンウエイクラツチ6と断続クラツチ5とを
介して内燃機関100に連結されていてもワンウ
エイクラツチ6がフリー状態になつてこれが空転
することにより、歯車式変速装置がロツク状態に
なることなく、第2速段が成立する。 第2速段より第1速段への変速段の切換、即ち
ダウンシフトは、このとき断続クラツチ5が接続
状態にあり、また第1速用従動歯車21がシンク
ロ装置28によつて出力軸3に回転動力伝達関係
に連結され、第1速段の状態が維持されているこ
とから、断続クラツチ13を切断することのみに
よつて達成される。このダウンシフトがキツクダ
ウンであれば、アクセスペダルの踏込みに伴い内
燃機関100の回転数が増大してそれが入力軸1
の回転数を越えて増大しようとするときワンウエ
イクラツチ6がエンジンドライブによるロツク状
態になり、第1速段による回転動力の伝達が行わ
れる。 第2速段より第3速段へのアツプシフトは、断
続クラツチ13及びシンクロ装置36を第2速段
に於ける状態のままにして断続クラツチ5を切断
し、その後にシンクロ装置28のシンクロナイザ
スリーブ32をギヤピース31に係合させ、第3
速用従動歯車21を出力軸3に回転動力伝達関係
に連結し、この操作が完了した後に断続クラツチ
5を再び接続することにより達成される。このと
きにはワンウエイクラツチ6がエンジンドライブ
によるロツク状態になり、第3速用の歯車対を介
して動力伝達が行なわれる。尚、このときにはワ
ンウエイクラツチ14はフリー状態になる。 第3速段より第2速段へのダウンシフトは、こ
のとき断続クラツチ13及びシンクロ装置36が
第2速段に於ける状態のままであることから、断
続クラツチ5を切断することのみにより達成され
る。 第3速段より第4速段へのアツプシフトは、断
続クラツチ5及びシンクロ装置28を第3速に於
ける状態のままにして断続クラツチ13を切断
し、その後のシンクロ装置36のシンクロナイザ
スリーブ39をギヤピース39に係合させ、第4
速用従動歯車24を出力軸3に回転動力伝達関係
に連結し、この操作が完了した後に断続クラツチ
13を再び接続することにより達成される。この
ときにはワンウエイクラツチ14がエンジンドラ
イブによるロツク状態になり、第4速用の歯車対
を介して動力伝達が行われる。尚、この時にはワ
ンウエイクラツチ6はフリー状態になる。 第4速段より第3速段へのシフトダウンは、こ
のとき断続クラツチ5及びシンクロ装置28が第
3速段に於ける状態のままになつていることによ
り、断続クラツチ13を切断することのみによつ
て達成される。 尚、断続クラツチ7は第1速時または第3速時
に、また断続クラツチ15は第2速時または第4
速時に於て内燃機関100のアクセルペダルの踏
込みが解除された時、エンジンブレーキのために
接続され、変速段の切換時には必ずその切換作動
の最初に切断されるものである。 中立段より後進段の達成は、シンクロ装置28
を中立状態にし、その後に後進用中間歯車35を
後進用駆動歯車18と後進用従動歯車33の両者
に同時に噛合させ、その後に断続クラツチ5を接
続することにより行われる。このときには内燃機
関100の回転動力は出力軸101、断続クラツ
チ5、ワンウエイクラツチ6、入力軸1、後進用
駆動歯車18、中間歯車35、後進用従動歯車3
3、シンクロ装置28を経て出力軸3へ伝達され
る。尚、後進時にはワンウエイクラツチ6の寿命
向上のため断続クラツチ7も接続する。 第2図は本発明による歯車式変速装置の他の一
つの実施例を示している。尚、第2図に於て、第
1図に対応する部分は第1図に付した符号と同一
の符号により示されている。かかる実施例に於て
は、内燃機関100の出力軸101に歯車9が設
けられ、この歯車9は出力軸3の内燃機関側の端
部に設けられた中間歯車10に噛合し、またこの
中間歯車10は入力軸2のやはり内燃機関側の端
部に設けられた歯車19に噛合している。この実
施例に於てもクラツチ装置4及び12は共に内燃
機関100の側に設けられている。またこの実施
例に於ては、第1図に示された実施例に於ける中
間軸8が不要であり、入力軸1を初めとする全て
の軸を中実軸により構成でき、これによりこれら
軸の剛性が中空軸に比してその軸径を拡大するこ
となく増大する。 上述の如き本発明による歯車式変速装置は、そ
の変速段の切換を二つの断続クラツチの微妙な関
連制御を必要とせず、歯車対の同期噛合と一方の
クラツチの断続により行うことができ、特にダウ
ンシフトに於ては一方のクラツチを切離すことの
みによつて達成でき、そのダウンシフト操作を短
時間に行え、キツクダウン時に於ては応答性の良
い加速性能が得られる。また、この歯車式変速装
置は二つのクラツチ装置を共に変速装置のケーシ
ングの一方の端部に、即ち内燃機関との接続端側
に配置でき、これにより前記ケーシングの他方の
端部、即ち推進軸との接続端側のケーシング横断
面積を小さくでき、車載性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は各々本発明による歯車式変
速装置の実施例を示すスケルトン図である。 1,2……入力軸、3……出力軸、4……クラ
ツチ装置、5……断続クラツチ、6……ワンウエ
イクラツチ、7……断続クラツチ、8……中間
軸、9……歯車、10……中間歯車、11……歯
車、12……クラツチ装置、13……断続クラツ
チ、14……ワンウエイクラツチ、15……断続
クラツチ、16……第1速用駆動歯車、17……
第3速用駆動歯車、18……後進用駆動歯車、1
9……第2速用駆動歯車、20……第4速用駆動
歯車、21……第1速用従動歯車、22……第2
速用従動歯車、23……第3速用従動歯車、24
……第4速用従動歯車、25……出力歯車、26
……軸、27……歯車、28……シンクロ装置、
29……クラツチハブ、30,31……ギヤピー
ス、32……シンクロナイザスリーブ、33……
後進用従動歯車、34……軸、35……後進用中
間歯車、36……シンクロ装置、37……クラツ
チハブ、38,39……ギヤピース、40……シ
ンクロナイザスリーブ、50……ケーシング、1
00……内燃機関、101……出力軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに平行に設けられた第一及び第二の入力
    軸と出力軸と、前記第一及び第二の入力軸の各々
    の内燃機関側の一端部に設けられこれら入力軸を
    選択的に内燃機関の出力軸に接続する第一及び第
    二のクラツチ装置と、前記第一の入力軸と前記出
    力軸の何れか一方及び他方に支持され互いに噛合
    する第一の固定歯車と第一の遊動歯車と、前記第
    二の入力軸と前記出力軸の何れか一方及び他方に
    支持され互いに噛合する第二の固定歯車と第二の
    遊動歯車と、前記第一の遊動歯車をそれを支持す
    る前記軸に選択的に動力伝達関係に連結する第一
    のシンクロ装置と、前記第二の遊動歯車をそれを
    支持する前記軸に選択的に動力伝達関係に連結す
    る第二のシンクロ装置とを有し、前記第一及び第
    二のクラツチ装置は各々その入力部材の回転速度
    が出力部材の回転速度を越えて増大しようとする
    ときのみ動力伝達を行うワンウエイクラツチと該
    ワンウエイクラツチに直列に接続された断続クラ
    ツチとを含んでいる歯車式変速装置。
JP57104731A 1982-06-18 1982-06-18 歯車式変速装置 Granted JPS58221048A (ja)

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