JP2001227600A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JP2001227600A
JP2001227600A JP2000035066A JP2000035066A JP2001227600A JP 2001227600 A JP2001227600 A JP 2001227600A JP 2000035066 A JP2000035066 A JP 2000035066A JP 2000035066 A JP2000035066 A JP 2000035066A JP 2001227600 A JP2001227600 A JP 2001227600A
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JP
Japan
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gear
transmission
shaft
gear train
clutch
Prior art date
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Application number
JP2000035066A
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English (en)
Inventor
Toshio Kobayashi
利雄 小林
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
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Priority to US09/780,181 priority patent/US6647817B2/en
Priority to EP01103330A priority patent/EP1126192A3/en
Publication of JP2001227600A publication Critical patent/JP2001227600A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/087Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
    • F16H3/093Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts
    • F16H3/097Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears with two or more countershafts the input and output shafts being aligned on the same axis

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】軸方向寸法の拡大を招くことなく、サブクラッ
チをトランスミッションケース内に収納するとともに、
トランスミッションケースの寸法、車載上の収納スペー
ス、または変速機のレイアウト等に関して、従来型の変
速機との互換性を向上させること。 【解決手段】入力軸1と、エンジンの動力を入力軸1に
伝達するメインクラッチ5と、入力軸1の動力がギヤ列
を介して伝達されるとともに、変速ギヤ列を構成する一
方の変速ギヤが取り付けられたカウンタ軸19と、入力
軸1の軸線上に配置されているとともに、変速ギヤ列を
構成する他方の変速ギヤが取り付けられた出力軸2と、
入力軸1とカウンタ軸19との軸線上以外の位置に配置
された中間軸4と、中間軸4に設けられているととも
に、一対の回転部材を有するサブクラッチ27とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マニュアル変速機
の構成をベースとした自動変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】既存のマニュアル変速機をベースとし、
これを自動化した変速機が知られている。この類の自動
変速機においては、複数の変速ギヤ列が軸方向に配置さ
れているとともに、各変速ギヤ列の切り換えを行う切り
換え機構(例えば、シンクロ機構)が設けられている。
そして、シフトチェンジは、切り換え機構を油圧によっ
て自動制御することで実行される。この自動変速機は、
プラネタリギヤおよび摩擦係合要素(クラッチ、ブレー
キ)等を主体に構成された通常の自動変速機(いわゆる
AT)と比べて、動力の伝達効率が優れている。また、
変速機を構成する部品点数が少なくて済むため、軽量化
を図りやすく、コスト的なメリットも大きい。
【0003】このような自動変速機に関して、例えば、
特開昭63−2735号公報には、メインクラッチの他
に、シフトチェンジ時におけるトルク切れを防止するた
めのサブクラッチを追加した構成が開示されている。こ
のサブクラッチは、変速ギヤ列の一方の変速ギヤが取り
付けられた入力軸の軸線上、具体的には、変速機の入力
軸の端部(メインクラッチとは反対側)に配置されてい
る。シフトチェンジ時においては、エンジンのクランク
軸と変速機の入力軸との間に介装されたメインクラッチ
を係合状態に保ちながら、油圧によってサブクラッチを
半クラッチ状態に設定する。これにより、シフトチェン
ジ中における出力トルクの急激な落ち込みを抑制し、ア
ップシフト時における加速感の低下等を含むシフトショ
ックを緩和している。なお、特開昭61−45163号
公報および特許第2703169号公報にも、同様の構
成を有する自動変速機が開示されている。
【0004】また、特開昭58−149443号公報に
は、入力軸および出力軸に対して平行に配置されたカウ
ンタ軸の軸線上に、サブクラッチを配置した構成が開示
されている(同公報の図4および図5参照)。具体的に
は、カウンタ軸には、2速ギヤ列のドライブギヤと4速
ギヤ列のドライブギヤとが回転自在に取り付けられてお
り、これらのドライブギヤの間には、切り換え機構が介
装されている。また、このカウンタ軸と平行に配置され
た出力軸には、これらの変速ギヤ列のドリブンギヤが固
定的に取り付けられている。そして、変速ギヤ(ドライ
ブギヤ)の取り付け軸に相当するカウンタ軸の端部に
は、シフトチェンジ時に係合制御されるサブクラッチが
配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動変
速機において、サブクラッチは、変速ギヤの取り付け軸
に相当する入力軸やカウンタ軸の軸線上に配置されてい
る。通常、この取り付け軸には、複数の変速ギヤ列や切
り換え機構等を含む変速機構が、その軸方向のほぼ全域
にわたって配置されている。したがって、このような取
り付け軸にサブクラッチを取り付ける場合、サブクラッ
チの格納スペースを確保するために、取り付け軸の軸方
向寸法を拡大する必要がある。これにより、ベースとな
るマニュアル変速機と比較して、トランスミッションケ
ース自体の軸方向寸法の拡大を招く。その結果、トラン
スミッションケースの軸方向寸法や車載上の収納スペー
ス等に関して、従来型の変速機(例えば、マニュアル変
速機)との互換性を維持することが困難となる。
【0006】また、自動変速機とそのベースとなるマニ
ュアル変速機とで取り付け軸の軸方向寸法を変える場
合、特に、取り付け軸周りのレイアウトに関する変更点
が多くなる可能性がある。その結果、これらの変速機に
おける構成部品の共用化や製造設備の共用化が阻害され
るおそれがある。
【0007】そこで、本発明の目的は、軸方向寸法の拡
大を招くことなく、サブクラッチをトランスミッション
ケース内に収納することである。
【0008】また、本発明の別の目的は、トランスミッ
ションケースの寸法、車載上の収納スペース、または変
速機のレイアウト等に関して、従来型の変速機との互換
性を向上させることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明は、複数の変速ギヤ列の切り換えを行う切
り換え機構を有し、シフトチェンジ時において切り換え
機構が自動制御される自動変速機において、入力軸と、
エンジンの動力を入力軸に伝達するメインクラッチと、
入力軸の動力がギヤ列を介して伝達されるとともに、変
速ギヤ列を構成する一方の変速ギヤが取り付けられたカ
ウンタ軸と、入力軸の軸線上に配置されているととも
に、変速ギヤ列を構成する他方の変速ギヤが取り付けら
れた出力軸と、入力軸とカウンタ軸との軸線上以外の位
置に配置された中間軸と、中間軸に設けられているとと
もに、一対の回転部材を有するサブクラッチとを有し、
上記のサブクラッチは、シフトチェンジ時において、入
力軸から出力軸に伝達される伝達トルクが可変に制御さ
れる自動変速機を提供する。
【0010】ここで、カウンタ軸と中間軸との間に設け
られた第1のギヤ列と、中間軸と出力軸との間に設けら
れた第2のギヤ列とをさらに有することが好ましい。こ
の場合、シフトチェンジ時において、第1のギヤ列と、
サブクラッチと、第2のギヤ列とを含む動力伝達経路が
設定される。
【0011】また、第1のギヤ列または第2のギヤ列の
少なくとも一方は、変速ギヤ列を構成する変速ギヤを含
むことが好ましい。
【0012】また、第1のギヤ列は、第1の変速ギヤと
第1のギヤとを有し、第2のギヤ列は、第2の変速ギヤ
と第2のギヤとをすることが好ましい。この場合、第1
の変速ギヤは、カウンタ軸に取り付けられている。第1
のギヤは、中間軸に取り付けられているとともに、第1
の変速ギヤの動力をサブクラッチの一方の回転部材に伝
達する。また、第2のギヤは、中間軸に取り付けられて
いるとともに、クラッチの他方の回転部材と一体的に回
転する。さらに、第2の変速ギヤは、出力軸に取り付け
られているとともに、第2のギヤの動力を出力軸に伝達
する。
【0013】さらに、第1のギヤ列または第2のギヤ列
は、増速または減速のギヤ比を有することが好ましく、
特に、第1のギヤ列と第2のギヤ列とからなるギヤ列の
総ギヤ比が、3速から4速までの変速比相当のギヤ比に
設定されていることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、第1
の実施形態に係る前進5段の自動変速機を示すスケルト
ン図である。一例として示したこの変速機は、車両上縦
置きにレイアウトされたFR駆動用の自動変速機であ
る。トランスミッションケース内には、入力軸1、出力
軸2、アイドラ軸3、中間軸4およびカウンタ軸19が
互いに平行に配置されており、特に、入出力軸1,2は
同一の軸線上に配置されている。ここで、中間軸4は、
変速ギヤの一方の取り付け軸に相当するカウンタ軸19
の軸線上以外の位置で、かつ、変速ギヤの他方の取り付
け軸に相当する出力軸2の軸線上以外の位置に配置され
ている点に留意されたい。基本的に、エンジン側から入
力軸1に伝達された動力は、4速ギヤ列12,13を介
してカウンタ軸19に伝達され、特定の変速ギヤ列を介
して出力軸2に伝達される。
【0015】単板式クラッチであるメインクラッチ5
は、油圧制御によって、エンジンのクランク軸の動力
を、自動変速機側の入力軸1に伝達し、或いはそれを遮
断する。具体的には、フライホイール5aはクランク軸
と直結しており、フライホイール5aとプレッシャープ
レート5bとの間にはクラッチディスク5cが介装され
ている。このクラッチディスク5cは、内周面に設けら
れたクラッチハブを介して入力軸1とスプライン嵌合し
ている。また、図示しないレリーズベアリングは、入力
軸1の軸線上を摺動可能な状態で取り付けられている。
プレッシャープレート5bがクラッチディスク5cをフ
ライホイール5a側に強く押しつけている状態では、ク
ランク軸の動力が入力軸1へ伝達される。この状態で、
油圧によってレリーズベアリングがスライドすると、ク
ラッチディスク5cがフリーとなるため、動力の伝達が
遮断される。
【0016】入力軸1、出力軸2およびカウンタ軸19
の間には、1速から5速までの各変速比を規定する複数
の変速ギヤ列が設けられている。前進用の変速ギヤ列に
関しては、左側から軸方向に、4速ギヤ列12,13、
3速ギヤ列10,11、2速ギヤ列8,9、1速ギヤ列
6,7、5速変速ギヤ列14,15の順に並んでいる。
1速ドライブギヤ6は、カウンタ軸19に固定的に取り
付けられている。また、このドライブギヤ6と噛合した
1速ドリブンギヤ7は、出力軸2に回転自在な状態で取
り付けられている。同様に、2速ドライブギヤ8は、カ
ウンタ軸19に固定的に取り付けられており、このドラ
イブギヤ8と噛合した2速ドリブンギヤ9は、出力軸2
に回転自在に取り付けられている。一方、3速ドライブ
ギヤ10は、カウンタ軸19に固定的に取り付けられて
おり、このドライブギヤ10と噛合した3速ドリブンギ
ヤ11は、出力軸2に回転自在に取り付けられている。
また、入力軸1に固定的に取り付けられたギヤ12と、
このギヤ12に直結可能なシンクロ機構17が出力軸2
に設けられている。さらに、5速ドライブギヤ14は、
カウンタ軸19に回転自在に取り付けられており、この
ドライブギヤ14と噛合した5速ドリブンギヤ15は、
出力軸2に固定的に取り付けられている。なお、各変速
段の変速比は、対応する変速ギヤ列のギヤ比によって規
定される。ただし、4速のみは、入力軸1と出力軸2と
が直結されているので、変速比は1になる。
【0017】前進用の各変速ギヤ列の切り換えは、3つ
のシンクロ機構16〜18によって行われる。第1のシ
ンクロ機構16は、1速ドリブンギヤ7と2速ドリブン
ギヤ9との間における出力軸2上に設けられている。ま
た、第2のシンクロ機構17は、3速ドリブンギヤ11
と4速ドリブンギヤ13との間における出力軸2上に設
けられている。さらに、第3のシンクロ機構18は、5
速ドライブギヤ14の左側近傍におけるカウンタ軸19
上に設けられている。シンクロ機構16〜18の構造自
体は周知なものであるが、シンクロ機構16〜18が有
するシンクロスリーブの軸方向へのシフトは、油圧によ
って自動制御される。このシフトの自動制御は、実際に
は後述するサブクラッチの伝達トルク制御とのタイミン
グ制御により行われる。シンクロ機構16〜18自体の
シフト動作について説明すると、例えば、変速段を1速
に設定する場合、シンクロ機構17,18を中立状態
(シンクロスリーブを中立位置)に設定した上で、シン
クロ機構16のシンクロスリーブを油圧によって右方向
へシフトさせる。このシフト量が大きくなるにつれて、
シンクロ機構16のシンクロスリーブと1速ドリブンギ
ヤ7との回転が同期していく。そして、これらの部材が
同期した時点で、1速ドリブンギヤ7に一体形成された
外スプラインがシンクロスリーブの内スプラインとスプ
ライン嵌合するものである。ここで、各シンクロ機構1
6〜18のシンクロスリーブは、出力軸2と一体的に回
転するシンクロハブと常時スプライン嵌合している。し
たがって、カウンタ軸1の動力は、第1の変速ギヤ列
6,7とシンクロ機構16とを介して、出力軸2に伝達
される。一方、変速段を2速に設定する場合は、シンク
ロ機構17,18を中立状態に設定した状態で、シンク
ロ機構16のシンクロスリーブを油圧によって左方向へ
シフトさせる。また、変速段を3速または4速に設定す
る場合は、シンクロ機構17のシンクロスリーブを左右
にシフトさせ、5速に設定する場合は、シンクロ機構1
8のシンクロスリーブを右へシフトさせる(それ以外の
シンクロ機構は中立状態に設定する)。
【0018】シフトチェンジ時を除く前進時において、
4速ギヤ列12,13を介してカウンタ軸49に伝達さ
れた動力は、シンクロ機構16〜18の操作によって選
択された変速ギヤ列を介して、出力軸2へ伝達される。
そして、出力軸2の動力は、図示しないリアディファレ
ンシャル装置を介して左右の後輪に伝達され、前進方向
に後輪が回転する。
【0019】一方、後退時においては、まず、すべての
シンクロ機構16〜18が中立状態に設定される。カウ
ンタ軸19に固定的に取り付けられた後退用ドライブギ
ヤ20と、出力軸2に固定的に取り付けられた後退用ド
リブンギヤ21とは直接噛合していないが、一列に並ん
だ状態となる(図1参照)。この状態で、アイドラ軸3
に回転自在に取り付けられたアイドラギヤ22が、アイ
ドラ軸3上を軸方向にスライドし、後退用ドライブギヤ
20および後退用ドリブンギヤ21の双方と噛合する。
これにより、カウンタ軸19の動力は、ギヤ列20〜2
2を介して出力軸2に伝達される。後退時においては、
アイドラギヤ22を介して出力軸2に動力が伝達される
ため、出力軸2の回転方向は前進時とは逆になり、後輪
は後退方向に回転する。なお、図1は、アイドラ軸3お
よびアイドラギヤ22の構造を明確にするため、これら
を後退用ギヤ20,21の下方に図示しているが、実際
には、アイドラギヤ22が両ギヤ20,21の双方と噛
合可能な位置に存在する点に留意されたい(後述する実
施形態についても同様)。
【0020】さらに、カウンタ軸19の下方に配置され
た中間軸4には、油圧制御の多板式クラッチであるサブ
クラッチ27が設けられている。このサブクラッチ27
は、クラッチドラム27aおよびクラッチハブ27bと
いう一対の回転部材を有している。シンクロ機構16〜
18によるシフトチェンジ時においては、サブクラッチ
27が半クラッチ状態に設定されるため、ギヤ列10,
23、サブクラッチ27、ギヤ列24,14,15を介
した動力伝達経路が、カウンタ軸19と出力軸2との間
に設定される。具体的には、第1の中間ギヤ23は、中
間軸4に回転自在に取り付けられており、カウンタ軸1
9に固定的に取り付けられた3速ドライブギヤ10と噛
合している。この第1の中間ギヤ23は、サブクラッチ
27のクラッチドラム27aと一体的に連結している。
したがって、カウンタ軸19の動力は、入力側ギヤ列1
0,23を介してサブクラッチ27に入力される。一
方、サブクラッチ27のクラッチハブ27bは、中間軸
4に固定的に取り付けられた第2の中間ギヤ24に一体
的に連結している。そして、第2の中間ギヤ24は、カ
ウンタ軸19に回転自在に取り付けられた5速ドライブ
ギヤ14と噛合している。したがって、サブクラッチ2
7より出力された動力(クラッチハブ27b側の動力)
は、出力側ギヤ列24,14,15を介して、出力軸2
に伝達される。
【0021】なお、ギヤ列10,23またはギヤ列1
4,24のギヤ比は、増速または減速のギヤ比に設定さ
れている。1速−2速や2速−3速の低速側のシフトチ
ェンジにおいては、出力トルクの落ち込みによるシフト
ショックが問題となるが、4速−5速といった高速側の
シフトチェンジにおいては、ドライバーが不快に感じる
程大きなショックは生じない。このような観点から、入
力側ギヤ列10,23と出力側ギヤ列24,14,15
とからなる総ギヤ列のギヤ比を、3速から4速までの変
速比相当に設定している。
【0022】このような構成を有する自動変速機は、図
3に示した変速制御系によって制御される(後述する第
2の実施形態についても同様)。変速制御部31には、
エンジン回転数Ne、アクセル開度θ(スロットル開度
でも可)、車速V、入力軸1の回転数Ni、選択されて
いる変速段PGおよびセレクト位置SL等の各種信号が
入力される。変速制御部31は、これらの信号から現在
の走行状態に応じた変速段を特定し、油圧回路32に対
して適切な制御信号を出力する。油圧回路32は、エン
ジンまたは電動モータで駆動されるオイルポンプ、電磁
バルブ等で構成されており、変速制御部31からの制御
信号に応じて、調圧された油圧をメインクラッチ5、サ
ブクラッチ27または油圧アクチュエータ33に供給す
る。ここで、油圧アクチュエータ33には、シンクロス
リーブ機構16〜18を操作するためのアクチュエータ
やアイドラギヤ22をスライドさせるためのアクチュエ
ータ等が含まれる。
【0023】メインクラッチ5、サブクラッチ27およ
びシンクロ機構16〜18は、概略的には以下のように
制御される。まず、セレクトレバーにより、セレクト位
置SLが前進走行レンジに設定されると、シンクロ機構
17,18を中立状態に維持したままで、シンクロ機構
16のシンクロスリーブが1速ドライブギヤ側へシフト
して、1速の変速段が選択される。ここで、ブレーキが
解除されてアクセルが踏み込まれると、油圧回路32か
らの油圧によってメインクラッチ5が係合し、車両が走
行する。そして、車速Vの上昇に伴い、変速制御部31
にプログラムされた変速パターンにしたがって、順次、
シフトアップしていく。
【0024】シフトチェンジを実行する場合、メインク
ラッチ5の係合状態を維持したままで、サブクラッチ2
7の係合を開始し、半クラッチ状態に設定する。これに
より、1速の変速ギヤ列6,7を介した動力の伝達経路
とともに、サブクラッチ27を介した動力伝達経路が形
成される。すなわち、カウンタ軸19の動力は、入力側
ギヤ列10,23を介して、サブクラッチ27のクラッ
チドラム27a側に伝達される。つぎに、サブクラッチ
27の係合の程度に応じて、クラッチドラム27a側の
動力がクラッチハブ27b側へ伝達される。そして、出
力側ギヤ列24,14,15を介して、出力軸2へと動
力が伝達される。このような動力伝達経路において、5
速ドライブギヤ14はアイドラギヤとして機能する。
【0025】サブクラッチ27を半クラッチ状態に維持
しながら、例えば、図4または図5に示した制御パター
ンにしたがって、サブクラッチ27の伝達トルクを可変
に制御し、カウンタ軸19と出力軸2との回転同期をと
る。なお、図4は、1速から2速へのアップシフト時に
おけるサブクラッチ27の伝達トルクの推移を示してい
る。サブクラッチ27を介した動力伝達経路では、入出
力側ギヤ列の総ギヤ比Iaが3速の変速比(例えば1.3)
と4速変速比(例えば1.0)との間の変速比相当(例え
ば1.125)に設定されているため、カウンタ軸19のト
ルクの一部は、サブクラッチ27の係合状態に応じて、
サブクラッチ27を介して、出力軸2へと流れる。そし
て、サブクラッチ27の伝達トルクTaがエンジントル
クTeと等しくなると(換言すれば、エンジントルクT
eがすべてサブクラッチ27を介した動力伝達経路を経
由すると)、1速の変速ギヤ列6,7の伝達トルクT1
は実質的に0になる。このタイミングで、第1のシンク
ロ機構16のシンクロスリーブを中立位置へとシフトさ
せる(1相)。第1のシンクロ機構16が中立状態とな
り、さらに、サブクラッチ27の伝達トルクTaを高め
ると、入力側ギヤ列10,23と出力側ギヤ列24,1
4,15とを介した動力が、出力軸2に出力される。こ
のとき、総ギヤ列のギヤ比Iaが3速〜4速の変速比相
当に設定されているので、1速ギヤでのエンジン回転数
Ne1は、3速〜4速相当に向けて低下していく(2
相)。この過程で、エンジン回転数が2速相当の回転数
Ne2になった時点で、2速へのアップシフトが行われ
る。そして、アップシフトの完了に合わせて、サブクラ
ッチ27によるトルク制御も終了する(3相)。一方、
図5は、3速から2速へのダウンシフト時におけるサブ
クラッチ27の伝達トルク制御の推移を示している。こ
の制御によって、エンジン回転数は、第2のシンクロ機
構17の中立時には上昇し、この上昇過程で、選択され
た低速側の変速段(2速)に応じた回転数となり、ダウ
ンシフトが行われる。
【0026】このように、本実施形態に係る自動変速機
においては、変速機の軸方向寸法(全長)をあまり増大
させることなく、サブクラッチ27を効率的に収納する
ことができる。従来の自動変速機において、変速ギヤの
取り付け軸(本実施形態で対応する軸はカウンタ軸19
および出力軸2)には、軸方向のほぼ全域に渡って変速
機構が取り付けられていた。そのため、この取り付け軸
にサブクラッチ27を取り付ける場合、その収納スペー
ス分だけ取り付け軸の軸長を長くする必要があった。こ
れに対して、本実施形態に係る自動変速機では、出力軸
2(または同軸上に配置された入力軸1)の軸線上以外
の位置で、かつ、カウンタ軸19の軸線上以外の位置に
中間軸4を別個に設け、この中間軸4にサブクラッチ2
7を取り付けている。そのため、従来の自動変速機のよ
うに、カウンタ軸19や出力軸2の軸長を長くする必要
性はない。その結果、トランスミッションケースの軸方
向寸法は、同数の変速段を有するマニュアル変速機とほ
ぼ同程度で済むため、車両への搭載において、トランス
ミッションサイズに関して従来の変速機との互換性を確
保することができる。
【0027】また、自動変速機のレイアウトに関して、
ベースとなるマニュアル変速機を大きく変更する必要が
ない。特に、変速ギヤの取り付け軸であるカウンタ軸1
9および出力軸2周りのレイアウトは、マニュアル変速
機とまったく同様である。本実施形態では、これは、サ
ブクラッチ27の入力側ギヤ列として3速ドライブギヤ
10を用いており、出力側ギヤ列として5速ギヤ列1
4,15(5速ドライブギヤ14はアイドラギヤとして
機能)を用いているからである。したがって、入力側ギ
ヤ列と出力側ギヤ列との双方に関しては、カウンタ軸1
9や出力軸2に新たなギヤを追加する必要はない。この
ように、変速ギヤ列を構成する変速ギヤを用いてサブク
ラッチ27の入出力側ギヤ列を構成すれば、変速ギヤの
取り付け軸19,2周りのレイアウトの変更が少なくて
済む。その結果、自動変速機とそのベースとなるマニュ
アル変速機との間において、構成部品や製造設備を効率
的に共用することが可能となる。
【0028】また、本実施形態に係る自動変速機は、通
常の自動変速機(AT)と比べて、構成部品点数も比較
的少ないので、軽量化を図りやすく、コスト的なメリッ
トも大きい。さらに、変速機の動力伝達効率も高いの
で、経済性(燃費)の向上を図ることができる。
【0029】さらに、シフトチェンジ時において、サブ
クラッチ27の伝達トルクを可変に制御して、サブクラ
ッチ27を介した動力伝達を行いながら、変速ギヤ列の
切り換えを行っている。これにより、シフトチェンジ中
における駆動力の落ち込み(トルク切れ)を低減するこ
とができるため、シフトクオリティの向上を図ることが
できる。
【0030】(第2の実施形態)図2は、第2の実施形
態に係る前進5段の自動変速機を示すスケルトン図であ
る。この変速機は、車両上縦置きにレイアウトされた4
輪駆動用のトランクアクスルである。なお、図1に示し
た構成部材と同一の部材については、同一符号を付して
説明を省略する。フロントドライブ軸28は、前輪に動
力を伝達するシャフトであり、中空状のカウンタ軸19
の内部を貫通した状態で回転自在に取り付けられてい
る。さらに、リアドライブ軸29は、後輪に動力を伝達
するシャフトである。
【0031】出力軸2とカウンタ軸19との間に介装さ
れた前進用の各変速ギヤ列は、図2の左から軸方向に、
4速ギヤ12、3速ギヤ列10,11、2速ギヤ列8,
9、1速ギヤ列6,7、5速ギヤ列14,15の順で並
んでいる。そして、変速ギヤ列中のドライブギヤ6,
8,10,12,14は、カウンタ軸19に固定的に取
り付けられているとともに、ドリブンギヤ7,9,1
1,13,15は、出力軸2に回転自在に取り付けられ
ている。シンクロ機構16〜18の配置に関して第1の
実施形態と相違する点は、第3のシンクロ機構18が、
5速ドリブンギヤ15と後退用ドリブンギヤ21との間
の出力軸2上に設けられている点である。
【0032】メインクラッチ5を介してエンジン側から
伝達された入力軸1の動力は、4速ギヤ列12と、これ
と噛合したドリブンギヤ13とを介して、カウンタ軸1
9へと伝達される。前進時において、カウンタ軸19の
動力は、シンクロ機構16〜18の操作により選択され
た前進用の変速ギヤ列を介して、出力軸2へ伝達され、
プラネタリセンターディファレンシャル装置25におい
て、フロントドライブ軸28とリアドライブ軸29とに
分配される。フロントドライブ軸28の動力は、フロン
トディファレンシャル装置26を介して前輪に伝達さ
れ、リアドライブ軸29の動力は、図示しないリアディ
ファレンシャル装置を介して後輪に伝達される。これに
より、前後の駆動輪は、前進方向に回転する。
【0033】なお、プラネタリセンターディファレンシ
ャル装置25のキャリアとリアドライブ軸29との間に
は、多板クラッチで構成された差動制限機構30が介装
されている。この制限機構30は、良好な走行性を確保
するために設けられており、走行状況(例えば、スリッ
プの程度や舵角)に応じて、この機構30内の多板クラ
ッチの係合状態が制御される。
【0034】一方、後退時においては、シンクロ機構1
6,17を中立状態に設定した上で、シンクロ機構18
を後退用ドリブンギヤ21側に切り換える。これによ
り、カウンタ軸19の動力は、1速ドライブギヤ6(後
退用ドライブギヤ(共用)として機能)、アイドラギヤ
22、および後退用ドリブンギヤ21を介して、出力軸
2へと伝達される。その際、アイドラギヤ22が介在す
るため、出力軸2の回転方向は前進時と逆になる。その
ため、前後の駆動輪は後退方向に回転する。
【0035】さらに、カウンタ軸19の下方に配置され
た中間軸4には、シフトチェンジ時に伝達トルクが可変
制御されるサブクラッチ27が設けられている。具体的
には、第1の中間ギヤ43は、中間軸に回転自在に取り
付けられており、カウンタ軸19と一体的に回転する3
速ドライブギヤ10と噛合している。また、この第1の
中間ギヤ43は、サブクラッチ27のクラッチドラム2
7aと一体的に連結している。したがって、カウンタ軸
19の動力は、入力側ギヤ列10,43を介して、サブ
クラッチ27のクラッチドラム27a(入力側)に入力
される。一方、サブクラッチ27のクラッチハブ27b
と一体的に連結した第2の中間ギヤ44は、カウンタ軸
19に回転自在に取り付けられた第3の中間ギヤ45と
噛合している。この第3の中間ギヤ45は、出力軸2に
固定的に取り付けられた第4の中間ギヤ46と噛合して
いる。したがって、サブクラッチ27の係合の程度に応
じて出力されたクラッチハブ27bの動力は、出力側ギ
ヤ列44〜46を介して、出力軸2に伝達される(第3
の中間ギヤ45はアイドラギヤとして機能)。
【0036】このように本実施形態においても、第1の
実施形態と同様の効果を有する。本実施形態において、
変速ギヤの取り付け軸2,19周りのレイアウトは、カ
ウンタ軸19と出力軸2のそれぞれに中間ギヤ45,4
6を追加した以外は、マニュアル変速機と同様である。
すなわち、サブクラッチ27の出力側ギヤ列を構成する
ために中間ギヤ45,46を追加しているが、入力側ギ
ヤ列は3速ドライブギヤ10を用いている。したがっ
て、入力側ギヤ列に関しては、カウンタ軸19に新たな
ギヤを追加する必要はない。このように、サブクラッチ
27の入力側または出力側のギヤ列の少なくとも一方に
おいて、変速ギヤ列を構成する変速ギヤを用いれば、変
速ギヤの取り付け軸2,19周りのレイアウトの変更が
少なくて済む。その結果、自動変速機とそのベースとな
るマニュアル変速機との間において、構成部品や製造設
備を効率的に共用することが可能となる。
【0037】なお、上述した各実施形態は、サブクラッ
チ27のギヤ列に3速や5速の変速ギヤを介在させた場
合について説明したが、他の変速段の変速ギヤを用いて
このギヤ列を構成してもよい。また、各変速ギヤ列の切
り換え機構として、同期機能を有するシンクロ機構を用
いたケースについて説明した。しかしながら、油圧制御
によってサブクラッチ27のトルク伝達とシフトタイミ
ング等を精度よくコントロールできるならば、同期機能
を有さない単純な切り換え機構(例えばドッククラッ
チ)を用いてもよい。
【0038】また、上述した各実施形態において、メイ
ンクラッチ5の上流(エンジン側)にトルクコンバータ
を配置してもよい。このような構成にすれば、トルクコ
ンバータによるトルク増幅作用によって、駆動系の伝達
トルクに余裕を持たせることができ、高負荷走行等にお
いて有利になる。
【0039】
【発明の効果】このように本発明では、変速ギヤ列を構
成する各変速ギヤが取り付けられた複数の取り付け軸の
軸線上以外の位置に中間軸を配置している。そして、シ
フトチェンジ時に伝達トルクが可変制御されるサブクラ
ッチをこの中間軸に配置している。これにより、変速機
の軸方向寸法の拡大を招くことなく、サブクラッチを効
率的にトランスミッションケース内に収納することがで
きる。それとともに、車載上の変速機の収納スペースま
たは変速機のレイアウト等に関して、従来型の変速機と
の互換性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る自動変速機のスケルトン
【図2】第2の実施形態に係る自動変速機のスケルトン
【図3】変速制御系のブロック図
【図4】アップシフト時のタイミングチャート
【図5】ダウンシフト時のタイミングチャート
【符号の説明】
1 入力軸 2 出力軸 3 アイドル軸 4 中間軸 5 メインクラッチ 6 1速ドラ
イブギヤ 7 1速ドリブンギヤ 8 2速ドラ
イブギヤ 9 2速ドリブンギヤ 10 3速ドラ
イブギヤ 11 3速ドリブンギヤ 12 4速ド
ライブギヤ 13 4速ドリブンギヤ 14 5速ド
ライブギヤ 15 5速ドリブンギヤ 16 第1の
シンクロ機構 17 第2のシンクロ機構 18 第3の
シンクロ機構 19 カウンタ軸 20 後退用
ドライブギヤ 21 後退用ドリブンギヤ 22 アイド
ラギヤ 23,43 第1の中間ギヤ 24,44 第2の
中間ギヤ 25 プラネタリセンターディファレンシャル装置 26 フロントディファレンシャル装置 27 サブクラッチ 28 フロン
トドライブ軸 29 リアドライブ軸 30 差動制
限機構 31 変速制御部 32 油圧回
路 33 油圧アクチュエータ 45 第3の
中間ギヤ 46 第4の中間ギヤ
フロントページの続き Fターム(参考) 3D039 AA02 AA03 AA04 AB01 AC03 AC04 AC21 AC37 AC54 AC70 AC79 AD06 AD11 AD23 AD53 3J028 EA24 EA30 EB06 EB13 EB37 EB62 EB66 FA06 FB03 FC32 FC42 FC64 GA01 HA13 HA23 3J552 MA04 MA13 NA01 PA60 PA64 RA02 SA26 VA32W VA34W VA39W VA62W VB01W VC01W VC03W

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の変速ギヤ列の切り換えを行う切り換
    え機構を有し、シフトチェンジ時において前記切り換え
    機構が自動制御される自動変速機において、 入力軸と、 エンジンの動力を前記入力軸に伝達するメインクラッチ
    と、 前記入力軸の動力がギヤ列を介して伝達されるととも
    に、前記変速ギヤ列を構成する一方の変速ギヤが取り付
    けられたカウンタ軸と、 前記入力軸の軸線上に配置されているとともに、前記変
    速ギヤ列を構成する他方の変速ギヤが取り付けられた出
    力軸と、 前記入力軸と前記カウンタ軸との軸線上以外の位置に配
    置された中間軸と、 前記中間軸に設けられているとともに、一対の回転部材
    を有するサブクラッチとを有し、 前記サブクラッチは、シフトチェンジ時において、前記
    入力軸から前記出力軸に伝達される伝達トルクが可変に
    制御されることを特徴とする自動変速機。
  2. 【請求項2】前記カウンタ軸と前記中間軸との間に設け
    られた第1のギヤ列と、 前記中間軸と前記出力軸との間に設けられた第2のギヤ
    列とをさらに有し、 シフトチェンジ時において、前記第1のギヤ列と、前記
    サブクラッチと、前記第2のギヤ列とを含む動力伝達経
    路が設定されることを特徴とする請求項1に記載された
    自動変速機。
  3. 【請求項3】前記第1のギヤ列または前記第2のギヤ列
    の少なくとも一方は、前記変速ギヤ列を構成する変速ギ
    ヤを含むことを特徴とする請求項2に記載された自動変
    速機。
  4. 【請求項4】前記第1のギヤ列は、前記カウンタ軸に取
    り付けられた第1の変速ギヤと、前記中間軸に取り付け
    られているとともに、前記第1の変速ギヤの動力を前記
    サブクラッチの一方の回転部材に伝達する第1のギヤと
    を有し、 前記第2のギヤ列は、前記中間軸に取り付けられている
    とともに、前記クラッチの他方の回転部材と一体的に回
    転する第2のギヤと、前記出力軸に取り付けられている
    とともに、前記第2のギヤの動力を前記出力軸に伝達す
    る第2の変速ギヤとを有することを特徴とする請求項3
    に記載された自動変速機。
  5. 【請求項5】前記第1のギヤ列または前記第2のギヤ列
    は、増速または減速のギヤ比を有することを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載された自動変速機。
  6. 【請求項6】前記第1のギヤ列と前記第2のギヤ列とか
    らなるギヤ列の総ギヤ比は、3速から4速までの変速比
    相当のギヤ比であることを特徴とする請求項5に記載さ
    れた自動変速機。
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