JPH0337847B2 - - Google Patents
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- JPH0337847B2 JPH0337847B2 JP59178377A JP17837784A JPH0337847B2 JP H0337847 B2 JPH0337847 B2 JP H0337847B2 JP 59178377 A JP59178377 A JP 59178377A JP 17837784 A JP17837784 A JP 17837784A JP H0337847 B2 JPH0337847 B2 JP H0337847B2
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- coil bobbin
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
- H01F27/325—Coil bobbins
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/18—Rotary transformers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/02—Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
- H01F2005/022—Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers wound on formers with several winding chambers separated by flanges, e.g. for high voltage applications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F5/00—Coils
- H01F5/02—Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
- H01F2005/025—Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers wound on coaxial arrangement of two or more formers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、内燃機関の電気着火用点火コイルな
どのコイル装置に係り、特に樹脂モールド型の点
火コイルなどに適した高電圧発生用コイル装置に
関する。
どのコイル装置に係り、特に樹脂モールド型の点
火コイルなどに適した高電圧発生用コイル装置に
関する。
自動車用ガソリンエンジンなどに使用されてい
る点火コイルとしては、永い間、金属容器にオイ
ルなどと共に封入した型式のものが主として用い
られていたが、近年、コイル全体を合成樹脂で被
覆成形し、金属ケースなどを用いないようにし
た、いわゆるモールド型の点火コイルが広く使用
されるようになつてきた。
る点火コイルとしては、永い間、金属容器にオイ
ルなどと共に封入した型式のものが主として用い
られていたが、近年、コイル全体を合成樹脂で被
覆成形し、金属ケースなどを用いないようにし
た、いわゆるモールド型の点火コイルが広く使用
されるようになつてきた。
ところで、このようなモールド型点火コイルと
しては、従来から次のような構造のものが一般に
使用されていた。すなわち、このモールド型点火
コイルでは、まず一次コイルボビンに一次コイル
を、そして二次コイルボビンに二次コイルをそれ
ぞれ巻装し、これらを同心状にしてコイル部だけ
を封入するための合成樹脂製のコイルケースに収
納した上でこのケース内にエポキシ樹脂などの熱
硬化性合成樹脂を注入含浸させ、このあと加熱硬
化処理を行なつてコイル部の絶縁処理を施こして
いた。なお、このようなモールド型の点火コイル
としては、例えば特開昭57−56909号公報に開示
されたものがある。
しては、従来から次のような構造のものが一般に
使用されていた。すなわち、このモールド型点火
コイルでは、まず一次コイルボビンに一次コイル
を、そして二次コイルボビンに二次コイルをそれ
ぞれ巻装し、これらを同心状にしてコイル部だけ
を封入するための合成樹脂製のコイルケースに収
納した上でこのケース内にエポキシ樹脂などの熱
硬化性合成樹脂を注入含浸させ、このあと加熱硬
化処理を行なつてコイル部の絶縁処理を施こして
いた。なお、このようなモールド型の点火コイル
としては、例えば特開昭57−56909号公報に開示
されたものがある。
しかしながら、このような従来のモールド型点
火コイルでは、上記したように、一次コイルボビ
ンと二次コイルボビンにそれぞれコイルを別別に
巻装し、これらをコイルケースに収納する構造と
なつているため、部品点数が比較的多く、このた
め生産性向上が妨げられてローコスト化が難しく
なると共に、小形軽量化が困難であるという欠点
があつた。
火コイルでは、上記したように、一次コイルボビ
ンと二次コイルボビンにそれぞれコイルを別別に
巻装し、これらをコイルケースに収納する構造と
なつているため、部品点数が比較的多く、このた
め生産性向上が妨げられてローコスト化が難しく
なると共に、小形軽量化が困難であるという欠点
があつた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、生産性に優れ、かつ小型軽量化が容易なモー
ルド型点火コイルなどの高電圧発生用コイル装置
を提供するにある。
き、生産性に優れ、かつ小型軽量化が容易なモー
ルド型点火コイルなどの高電圧発生用コイル装置
を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、一次コイ
ルボビンと二次コイルボビンとを一体化し、これ
に予じめ巻線成形した一次コイルを装着させるよ
うにした点を特徴とする。
ルボビンと二次コイルボビンとを一体化し、これ
に予じめ巻線成形した一次コイルを装着させるよ
うにした点を特徴とする。
以下、本発明による高電圧発生用コイル装置に
ついて、図示の実施例により詳細に説明する。
ついて、図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で、図において、1
はコイルボビン、2は一次コイル、3は二次コイ
ル、4はコイルケース、5はコイル部、6は絶縁
注型樹脂、7は一次端子、8は高圧端子、9,1
0は鉄心、11はスペーサ、12は外装成形樹脂
である。
はコイルボビン、2は一次コイル、3は二次コイ
ル、4はコイルケース、5はコイル部、6は絶縁
注型樹脂、7は一次端子、8は高圧端子、9,1
0は鉄心、11はスペーサ、12は外装成形樹脂
である。
コイルボビン1は一次コイル2と二次コイル3
を保持するもので、第2図に側断面図で示してあ
るように、円筒状の一次コイルボビン部1aと、
これの外側に円心円筒として形成されている二次
コイルボビン部1bとを、それらの一方の同じ側
の端部(図では左側の端部)で連結部1cによつ
て一体化したもので、これにより一次コイルボビ
ン部1aと二次コイルボビン部1bの間に円筒状
の空隙部1dが形成されるようになつており、こ
の空隙部1dに予じめ第3図のように巻線成形し
ておいた一次コイル2が挿入されるようになつて
いる。
を保持するもので、第2図に側断面図で示してあ
るように、円筒状の一次コイルボビン部1aと、
これの外側に円心円筒として形成されている二次
コイルボビン部1bとを、それらの一方の同じ側
の端部(図では左側の端部)で連結部1cによつ
て一体化したもので、これにより一次コイルボビ
ン部1aと二次コイルボビン部1bの間に円筒状
の空隙部1dが形成されるようになつており、こ
の空隙部1dに予じめ第3図のように巻線成形し
ておいた一次コイル2が挿入されるようになつて
いる。
また、二次コイルボビン部1bの外周面には多
数の鍔部1eが所定の間隔をもつて並設してあ
り、これにより多数の溝部1fが形成され、この
溝部1fに二次コイル3が分割巻されるようにな
つている。なお、このコイルボビン1は、例えば
熱可塑性合成樹脂の射出成形などによつて作られ
ている。
数の鍔部1eが所定の間隔をもつて並設してあ
り、これにより多数の溝部1fが形成され、この
溝部1fに二次コイル3が分割巻されるようにな
つている。なお、このコイルボビン1は、例えば
熱可塑性合成樹脂の射出成形などによつて作られ
ている。
一次コイル2は線径が0.3〜1.0mm程度の自己融
着性エナメル線を用い、これを巻線治具により一
層又は多層に巻線したのち、100〜200℃で加熱し
て一体化し、第3図に示すような形に作つてから
コイルボビン1の空隙部1dの中に挿入する。な
お、この二次コイル2に使用する線径が1.0mm程
度のかなり太いものであつたときには、巻線治具
で巻線しただけで第3図の形状を保つことができ
るから、自己融着性を利用した一体化を適用する
必要はなく、巻線を行つたあとそのままコイルボ
ビン1に装着するようにしてもよい。また、一次
コイル2の一体化成形についても、上記した自己
融着性エナメル線によるほか、熱硬化性合成樹脂
による接着剤などにより一体化成形するようにし
てもよい。
着性エナメル線を用い、これを巻線治具により一
層又は多層に巻線したのち、100〜200℃で加熱し
て一体化し、第3図に示すような形に作つてから
コイルボビン1の空隙部1dの中に挿入する。な
お、この二次コイル2に使用する線径が1.0mm程
度のかなり太いものであつたときには、巻線治具
で巻線しただけで第3図の形状を保つことができ
るから、自己融着性を利用した一体化を適用する
必要はなく、巻線を行つたあとそのままコイルボ
ビン1に装着するようにしてもよい。また、一次
コイル2の一体化成形についても、上記した自己
融着性エナメル線によるほか、熱硬化性合成樹脂
による接着剤などにより一体化成形するようにし
てもよい。
二次コイル3は線径が0.03〜0.1mm程度のエナ
メル線を用い、全体で5000〜20000ターン程度を
複数の溝部1fの中に順次、分割して巻込んでお
く。
メル線を用い、全体で5000〜20000ターン程度を
複数の溝部1fの中に順次、分割して巻込んでお
く。
こうして、二次コイル3が溝部1fに巻装さ
れ、そして一次コイル2が空隙部1dの中に挿入
されたコイルボビン1にはコイルケース4がかぶ
せられる。このとき、コイルボビン1の突出部1
gにコイルケース4の孔が嵌合するようになつて
いる。
れ、そして一次コイル2が空隙部1dの中に挿入
されたコイルボビン1にはコイルケース4がかぶ
せられる。このとき、コイルボビン1の突出部1
gにコイルケース4の孔が嵌合するようになつて
いる。
そして、このコイルケース4の中にエポシキ樹
脂などの熱硬化性合成樹脂からなる絶縁注型樹脂
6が注入され、各コイルに充分含浸されるように
したあと加熱硬化される。
脂などの熱硬化性合成樹脂からなる絶縁注型樹脂
6が注入され、各コイルに充分含浸されるように
したあと加熱硬化される。
このとき、一次コイル2の巻始めと巻終りはコ
イルケース4に設けられている2個の一次端子7
(1個は図には表われていない)にそれぞれ接続
され、他方、二次コイル3の巻始めは一次端子7
のいずれか一方に、そして巻終りは高圧端子8に
それぞれ接続されている。
イルケース4に設けられている2個の一次端子7
(1個は図には表われていない)にそれぞれ接続
され、他方、二次コイル3の巻始めは一次端子7
のいずれか一方に、そして巻終りは高圧端子8に
それぞれ接続されている。
このあと、コイルボビン1には鉄心9,10が
組付けられ、このとき、これら鉄心9,10の結
合部には非磁性体のスペーサ11が挿入され、こ
れにより鉄心9,10を通る最大磁束密度を制限
するようになつている。
組付けられ、このとき、これら鉄心9,10の結
合部には非磁性体のスペーサ11が挿入され、こ
れにより鉄心9,10を通る最大磁束密度を制限
するようになつている。
最後に、このようにして鉄心9,10を組付け
たコイル部5は熱可塑性樹脂からなる外装成形樹
脂12により被覆され、モールド型点火コイルと
して完成される。
たコイル部5は熱可塑性樹脂からなる外装成形樹
脂12により被覆され、モールド型点火コイルと
して完成される。
従つて、この実施例によれば、コイルボビン1
が一体化されているため、部品点数が少くて済
み、このため高い生産性が得られ、かつ全体を容
易に小型化することができる上、一次コイルボビ
ン部1aの内周面に直接、鉄心10が接触した状
態で組立られるので、一次コイル2が発生する熱
を容易に鉄心10に逃すことができ、温度上昇を
充分に抑えることができる。
が一体化されているため、部品点数が少くて済
み、このため高い生産性が得られ、かつ全体を容
易に小型化することができる上、一次コイルボビ
ン部1aの内周面に直接、鉄心10が接触した状
態で組立られるので、一次コイル2が発生する熱
を容易に鉄心10に逃すことができ、温度上昇を
充分に抑えることができる。
次に、第4図は本発明の他の一実施例を示した
もので、第2図のコイルボビン1を矢印A方向か
らみたものであり、図において、1hは貫通孔、
1iは突起部である。
もので、第2図のコイルボビン1を矢印A方向か
らみたものであり、図において、1hは貫通孔、
1iは突起部である。
貫通孔1hはコイルボビン1の連結部1cに設
けられ、この部分で一次コイル2が嵌装される空
隙部1dを外部に連通させる働きをする。
けられ、この部分で一次コイル2が嵌装される空
隙部1dを外部に連通させる働きをする。
従つて、この実施例によれば、コイルボビン1
に一次コイル2を嵌装させてから絶縁注形樹脂6
を注入したとき、空隙部1d内への樹脂の流入が
容易になり、コイルへの含浸が充分に得られるの
で信頼性の高い点火コイルを容易に得ることがで
きる。
に一次コイル2を嵌装させてから絶縁注形樹脂6
を注入したとき、空隙部1d内への樹脂の流入が
容易になり、コイルへの含浸が充分に得られるの
で信頼性の高い点火コイルを容易に得ることがで
きる。
次に、突起部1iは、二次コイルボビン部1b
の内周面から、このコイルボビン1の中心軸方向
に向つて形成され、かつ、このコイルボビン1の
長さ方向に沿つて、ほぼ空隙部1dの入口側から
連結部1cの近傍にまで長く連続して設けられて
いるもので、一次コイル2を空隙部1dに挿入し
たとき、その外周部に接触してこの一次コイル2
を正しい位置に保持する働きをする。なお、この
ときに一次コイル2を正しい位置に保持するため
には、この突起部1iを少くとも3個以上設ける
必要があるということはいうまでもない。
の内周面から、このコイルボビン1の中心軸方向
に向つて形成され、かつ、このコイルボビン1の
長さ方向に沿つて、ほぼ空隙部1dの入口側から
連結部1cの近傍にまで長く連続して設けられて
いるもので、一次コイル2を空隙部1dに挿入し
たとき、その外周部に接触してこの一次コイル2
を正しい位置に保持する働きをする。なお、この
ときに一次コイル2を正しい位置に保持するため
には、この突起部1iを少くとも3個以上設ける
必要があるということはいうまでもない。
従つて、この実施例によれば、空隙部1d内で
の一次コイル2の位置決めが常に正しく得られる
ため、絶縁注型樹脂6の注入含浸が充分に行なわ
れ、高い信頼性を与えることができる。
の一次コイル2の位置決めが常に正しく得られる
ため、絶縁注型樹脂6の注入含浸が充分に行なわ
れ、高い信頼性を与えることができる。
なお、以上の実施例では特に言及しなかつた
が、コイルボビン1の材料としては、例えば変性
ポリエステルやポリブチレンテレフタレートなど
の熱可塑性樹脂が用いられ、一体に射出成形して
製造することができる。
が、コイルボビン1の材料としては、例えば変性
ポリエステルやポリブチレンテレフタレートなど
の熱可塑性樹脂が用いられ、一体に射出成形して
製造することができる。
ところで、以上の実施例は、本発明を点火コイ
ルに適用した場合について説明したが、本発明は
これに限らず、例えばDC−DCコンバータの昇圧
トランスなどにも適用可能で、同じ作用効果が期
待可能なことはいうまでもない。なお、近年、こ
のようなDC−DCコンバータは、点火コイルと併
用して内燃機関の点火システムに使用されるよう
になり、点火プラグの火花放電時間を長くして点
火を確実に行なわせることができるようになつて
いるが、本発明はこのような場合にも極めて有効
なものである。
ルに適用した場合について説明したが、本発明は
これに限らず、例えばDC−DCコンバータの昇圧
トランスなどにも適用可能で、同じ作用効果が期
待可能なことはいうまでもない。なお、近年、こ
のようなDC−DCコンバータは、点火コイルと併
用して内燃機関の点火システムに使用されるよう
になり、点火プラグの火花放電時間を長くして点
火を確実に行なわせることができるようになつて
いるが、本発明はこのような場合にも極めて有効
なものである。
以上説明したように、本発明によれば、一次コ
イルのボビンと二次コイルのボビンが一体成形さ
れているため、部品点数が少くて済み、この結
果、生産性を大幅に改善することができる。
イルのボビンと二次コイルのボビンが一体成形さ
れているため、部品点数が少くて済み、この結
果、生産性を大幅に改善することができる。
また、このコイルボビンの一体化により絶縁距
離を短かくすることができ、コイル装置が小形化
可能になり、軽量化を容易に得ることができる。
離を短かくすることができ、コイル装置が小形化
可能になり、軽量化を容易に得ることができる。
さらに、本発明によれば、一次コイルボビン部
の内周面に直接、鉄心が接触した状態で組立られ
るので、一次コイルから発生した熱は容易に鉄心
に逃れ、この結果、温度上昇が充分に抑えれ、性
能低下の虞れをなくすことができる。
の内周面に直接、鉄心が接触した状態で組立られ
るので、一次コイルから発生した熱は容易に鉄心
に逃れ、この結果、温度上昇が充分に抑えれ、性
能低下の虞れをなくすことができる。
第1図は本発明による高電圧発生用コイル装置
の一実施例を示す側断面図、第2はコイルボビン
の一実施例を示す側断面図、第3図は巻線成形さ
れた一次コイルの一実施例を示す斜視図、第4図
は本発明におけるコイルボビンの他の一実施例を
示す正面図である。 1……コイルボビン、1a……一次コイルボビ
ン部、1b……二次コイルボビン部、1c……連
結部、1d……空隙部、1e……鍔部、1f……
溝部、1g……突出部、1h……貫通部、1i…
…突起部、2……一次コイル、3……二次コイ
ル、4……コイルケース、5……コイル部、6…
…絶縁注型樹脂、7……一次端子、8……高圧端
子、9,10……鉄心、11……スペーサ、12
……外装成形樹脂。
の一実施例を示す側断面図、第2はコイルボビン
の一実施例を示す側断面図、第3図は巻線成形さ
れた一次コイルの一実施例を示す斜視図、第4図
は本発明におけるコイルボビンの他の一実施例を
示す正面図である。 1……コイルボビン、1a……一次コイルボビ
ン部、1b……二次コイルボビン部、1c……連
結部、1d……空隙部、1e……鍔部、1f……
溝部、1g……突出部、1h……貫通部、1i…
…突起部、2……一次コイル、3……二次コイ
ル、4……コイルケース、5……コイル部、6…
…絶縁注型樹脂、7……一次端子、8……高圧端
子、9,10……鉄心、11……スペーサ、12
……外装成形樹脂。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同心円筒状に配置した内側円筒状部材と外側
円筒状部材とを同じ側の端部で相互に結合して一
体成形した二重円筒部材を用い、上記内側の円筒
状部材に一次コイルを、そして上記外側の円筒状
部材に二次コイルをそれぞれ装着した上で所定の
絶縁注型樹脂注入用のケースと組合わせて使用す
る高電圧発生用コイル装置において、上記二重円
筒部材の上記相互に結合されている方の端部に、
この端部から上記円筒状部材の延長方向とは反対
の方向に延びる円筒状突出部を設け、この円筒状
突出部を上記ケースに形成してある孔に挿入して
組合わせた上で、上記内側円筒状部材の内側に直
接鉄心を挿入して構成したことを特徴とする高電
圧発生用コイル装置装置。 2 特許請求の範囲第1項において、上記二重円
筒部材の上記相互に結合されている方の端部の該
結合部分に、少なくとも1個の貫通孔が設けられ
ていることを特徴とする高電圧発生用コイル装
置。 3 特許請求の範囲第1項又は2項において、上
記外側円筒状部材の内周面に、その中心軸方向に
向い、且つ、この中心軸と平行に延びる少なくと
も3個の突起部が形成されていることを特徴とす
る高電圧発生用コイル装置。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
かにおいて、上記一次コイルが自己融着性エナメ
ル線の巻線成形で構成されていることを特徴とす
る高電圧発生用コイル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59178377A JPS6158221A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 高電圧発生用コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59178377A JPS6158221A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 高電圧発生用コイル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6158221A JPS6158221A (ja) | 1986-03-25 |
JPH0337847B2 true JPH0337847B2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=16047422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59178377A Granted JPS6158221A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | 高電圧発生用コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6158221A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6389225U (ja) * | 1986-11-29 | 1988-06-10 | ||
CA2012485A1 (en) * | 1989-08-10 | 1991-02-10 | Jack R. Phillips | Ignition coil |
JPH0397915U (ja) * | 1990-01-24 | 1991-10-09 | ||
DE102006040249A1 (de) * | 2006-08-28 | 2008-04-10 | Robert Bosch Gmbh | Zündspule, insbesondere für eine Brennkraftmaschine in einem Kraftfahrzeug |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59191314A (ja) * | 1983-04-13 | 1984-10-30 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP59178377A patent/JPS6158221A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59191314A (ja) * | 1983-04-13 | 1984-10-30 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6158221A (ja) | 1986-03-25 |
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