JPS63221605A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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Publication number
JPS63221605A
JPS63221605A JP62054050A JP5405087A JPS63221605A JP S63221605 A JPS63221605 A JP S63221605A JP 62054050 A JP62054050 A JP 62054050A JP 5405087 A JP5405087 A JP 5405087A JP S63221605 A JPS63221605 A JP S63221605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
terminal
lead wire
ignition coil
primary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62054050A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Onari
小斉 隆秀
Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Takashi Kouhira
向平 高志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP62054050A priority Critical patent/JPS63221605A/ja
Publication of JPS63221605A publication Critical patent/JPS63221605A/ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関用点火コイルに係り、特に機械式の
配電器を用いずに点火プラグに高電圧を供給する方式の
点火コイルに関するものである。
〔従来の技術〕
近年、自動車エンジンの電子制御技術が進歩するにつれ
て、機械式の配電器を用いずに点火コイルで生じた高電
圧を電子制御により点火プラグに供給する点火コイルが
実用化されている。この種の点火コイルとしては例えば
、特開昭56−75962号公報等に開示されるものが
ある。
この種の内燃機関用点火コイルは、一般に1次コイル、
2次コイルをコイルケースに収納し、このケース内部に
熱硬化性合成樹脂を真空含浸、加熱硬化することにより
絶縁処理を施し、このようにして形成されたコイル部に
1次端子、閉磁路鉄心などの構成部品を組込んで、これ
らの構成要素を熱可塑性合成樹脂で一体にモールド成形
して装置全体を形成している。
[発明が解決しようとする間屈点〕 ところで、従来のモールド一体成形タイプの内燃機関用
点火コイルは、例えばコイル等と別個に製作された1次
端子(1次コイルの端子)を、コイル用ボビン内に装着
しつつ、この−次端子と一層コイルとを半田接続し、そ
の−次端子の一部を外部に導き出した状態(−次端子の
一方はバッテリに、他方は通電制御トランジスタ等に接
続される)で、これらの点火コイル構成要素を一体的に
モールド成形している。しかし、この方法では一次端子
部のシール性が完全とはいえず、−次端子と外装モール
ド部間に隙間が発生すると、−次端子部より水が浸入す
る可能性があった。このような事態は、塩水などのコイ
ル内部への浸入により、内部リークを起し失火を誘発さ
せる要因となるため1点火コイルの防水性を向上させる
ことが望まれる。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり。
その目的とするところは、点火コイルの防水性を向上さ
せて、信頼性の高い内燃機関用点火コイルを提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、前述したようなモールド一体成形タイプの
内燃機関用点火コイルにおいて1点火コイルの外装部に
1次端子を封入するための端子ケースを点火コイル外装
用のモールド部材にて形成し、この端子ケース内で前記
1次端子と、外部から導入されるリード線とを接続し、
且つ前記端子ケース内のリード線導入部に熱硬化性合成
樹脂を流し込み硬化させて、このリード線導入部を封入
することで達成される。
〔作用〕
このような構成よりなる本発明によれば、1次端子と接
続させるために導入されたリード線の導入部を端子ケー
ス内で熱硬化性合成樹脂で封入できるので、リード線を
点火コイルの外装モールド部材を通して外部に引き出し
ても、この熱硬化性合成樹脂による封入部の存在により
、外部からの水の浸入を防ぐことができ、内部リークな
どの絶縁破壊を未然に防ぎ絶縁性能を向上できる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づき説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は本
実施例の要部断面図、第3図は上記実施例の回路図であ
る。
先ず、本実施例の点火コイルの概要を第3図に基づき説
明する。図中、1は点火コイルで、点火コイル1の1次
コイル2の巻始めは、バッテリー9の十端子に接続され
、巻終りは、パワートランジスタ6に接続されている。
また、2次コイル3の巻始めは、1次コイル2の巻始め
と共にバッテリー9の十端子へ、巻終りは、高圧コード
4を介して点火プラグ5へそれぞれ接続されている。そ
して、このような回路構成をなすことにより、制御ユニ
ット7より電気信号8がパワートランジスタ6に送られ
て、トランジスタ6が導通すると。
1次コイル2に電流10が流れ遮断された時に。
2次コイル3側に2次電圧が誘起され点火プラグ5が着
火するものである。
次に、第1図ないし第2図に基づき本実施例における点
火コイルの構造を説明する。第2図において、11は前
述の1次コイル2を巻装する1次コイルボビンで、1次
コイルボビン11は熱可塑性合成樹脂により成形されて
いる。1次コイル2は1次コイルボビン11に線径0.
3〜1.Onm程度のエナメル線を一層当り数十回ずつ
数層に渡り合計100〜300回程度積層巻きして構成
されている。
12は2次コイル3を巻装する2次コイルボビンで、1
次コイルボビン11と同じような合成樹脂により成形さ
れており、軸方向に配置された複数個の鍔13と、鍔1
3によって区切られた複数個の溝14を有している。溝
14の溝幅は、2次コイル3の巻始め側と1巻終り側の
溝が、中間部の溝より狭くなるよう設定されている。2
次コイル3は、線径0.03〜0.1m程度のエナメル
線を合計5000〜20000回程度2次コイルボビン
12に巻回して構成されている。
1次コイル2及び1次コイルボビン11は、2次コイル
ボビン12の内側に挿入され、このようなコイル組立体
をケース15内に収容し、且つケース底部15aに1次
ボビン11の一端を嵌合させて点火コイル部16を形成
する。また、コイル部16にはエポキシ樹脂などの熱硬
化性合成樹脂よりなる絶縁注型樹脂17を注入含浸して
、硬化させている。
18.19は1次コイル2の端子で、1次端子18は外
部リード線27を介してバッテリー9(第3図に示す)
の子端子に通じている。また、1次端子18には、1次
コイル2及び2次コイル3の巻始め側が接続されている
。一方、1次端子19は、外部リード線27′を介して
第3図のパワートランジスタ6に通じ、この1次端子1
9に1次コイル2の巻終り側が接続されている。また、
20は点火プラグ5に通じる高圧端子で、高圧端子20
に2次コイル3の巻終りが接続されている。
1次ボビン11にはL形鉄心21が挿入され、この鉄心
21が点火コイル部16の外側に配される鉄心22と組
になって、磁気回路を構成する。鉄心21.22の間に
は、最大磁束密度を制限するために空隙を定める非磁性
体のスペーサ23が介在されている。
しかして、本実施例における内燃機関用点火コイル1は
、前述の如く形成された点火コイル部16に閉磁路鉄心
21,22.1次端子18゜19.2次端子20等を組
込んだ後に、これらの構成部品を熱可塑性合成樹脂より
なる外装モールド樹脂25によりモールドして一体成形
される。
そして、外装モールド樹脂25でモールド成形する際に
、外装部の一部にモールド樹脂25で端子ケース26を
形成し、この収納ケース26に1次端子18.19を収
納する。また、端子ケース26の一部には外部からリー
ド線27.27’ を導入するためのリード線導入部2
6aが設けられている。このリード線導入部26aは、
1次端子18.19の本体を封入する空間Aから画成さ
れており、また、1次端子18.19の一部が第2図に
示すようにリード線導入部26a側に突出され、その各
端子突出部にリード線27.27’ が半田付は或いは
溶接により接続される。また、この端子18.19とリ
ード線27.27’の接続がなされるリード線導入部2
6aに熱硬化性合成樹脂29を流し込み、熱硬化させる
ことによりケース内におけるリード線導入部26aを封
入する。
28は端子ケース26の一端に取付けたリード線保持用
のグロメットで、グロメット28を貫通してリード線2
7.27’ が外部に引出される。
しかして、この種の内燃機関用点火コイルでは、1〔発
明が解決しようとする問題点〕の項でも既述したように
、バッテリー9及びパワートランジスタ6と点火コイル
1とを接続している1次端子のすきまより水が浸入する
と、1次コイル2又は2次コイル3で絶縁破壊を起し1
点火プラグ5が失火を生じるが、本実施例では、浸水経
路となり易いリード線導入部26aを熱硬化性樹脂29
にて封入することにより、水の浸入を防止することがで
き、コイル1の1次コイル2及び2次コイル3での絶縁
破壊を防ぐことができるため、点火プラグ5での失火や
、それに伴い生じるエンジンのトラブルを未然に防止す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、水の浸入経路となり易い
1次端子のリード線を熱硬化性合成樹脂で封入すること
により、点火コイルの防水性を向上させ、内部リーク等
の絶縁破壊を未然に防ぎ信頼性の高い内燃機関用点火コ
イルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は上
記実施例の要部を表わす断面側面図、第3図は上記実施
例の回路図である。 ■・・・点火コイル、2・・・1次コイル、3・・・2
次コイル、15・・・コイルケース、16・・・コイル
部、17・・・熱硬化性合成樹脂、18.19・・・1
次端子、21.22・・・閉磁路鉄心、25・・・外装
モールド部材(モールド樹脂)、26・・・端子ケース
、26a・・・リード線導入部、27.27’・・・リ
ード線、  1.1′ム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、1次コイル、2次コイルをコイルケースに収納し、
    該コイルケース内部に熱硬化性合成樹脂を含浸、硬化さ
    せてコイル部を形成し、該コイル部に1次端子、閉磁路
    鉄心等の点火コイル構成部品を組込んで、これらのコイ
    ル組立体を外装モールド部材にて一体に成形してなる点
    火コイルにおいて、前記点火コイルの外装一部に前記1
    次端子を封入するための端子ケースを前記外装モールド
    部材にて形成し、該端子ケース内で前記1次端子と、外
    部から導入された1次端子用のリード線とを接続すると
    共に、前記端子ケースにおける前記リード線導入部に熱
    硬化性合成樹脂を流し込み硬化させることにより、該リ
    ード線導入部を封入してなることを特徴とする内燃機関
    用点火コイル。
JP62054050A 1987-03-11 1987-03-11 内燃機関用点火コイル Pending JPS63221605A (ja)

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JP62054050A JPS63221605A (ja) 1987-03-11 1987-03-11 内燃機関用点火コイル

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JPS63221605A true JPS63221605A (ja) 1988-09-14

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JP62054050A Pending JPS63221605A (ja) 1987-03-11 1987-03-11 内燃機関用点火コイル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01166518A (ja) * 1987-12-22 1989-06-30 Moriyama Kogyo Kk 防水コイル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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