JPH01166518A - 防水コイル - Google Patents

防水コイル

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JPH01166518A
JPH01166518A JP62326468A JP32646887A JPH01166518A JP H01166518 A JPH01166518 A JP H01166518A JP 62326468 A JP62326468 A JP 62326468A JP 32646887 A JP32646887 A JP 32646887A JP H01166518 A JPH01166518 A JP H01166518A
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mold
winding
case
recess
resin
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Seiji Yamaguchi
山口 聖司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、エンジンの点火等に用いられるコイルであ
って、防水性を有するコイルに関する。
(従来の技術) 例えば、船外機に用いられる点火用コイルは、その巻線
に雨水や海水が容易に浸入しないように、この巻線が硬
質樹脂製のモールドで覆われて防水性を有している。
上記コイルには、従来、第6図と第7図で示すようなも
のがある。
第6図は第1従来例を示しており1図中、41はコイル
、42は磁心で、上記コイル41の巻線は磁心42と共
に尤イロンやポリプロピレン樹脂製のモールド43で覆
われている。この場合、上記巻線の各端部44は外部の
リード線45の一端部にそれぞれ結線してあり、その結
線部46も上記モールド43により覆われている。
ところで、上記構成の場合、結線部46は入り組んだ形
状であるため、この結線部46とこれを覆うモールド4
3との間には隙間が生じ易いものである。また、リード
線45の外皮は、通常、軟質の樹脂であるため、このリ
ード!45と、これを覆うモールド43との間にも隙間
が生じ易くなっている。そこで、従来では、上記隙間に
水が浸入しないようにするため、リード線45とこれを
覆うモールド43との間にゴム製の0リング47を介在
させである。
−・方、第7図は第2従来例で、この構成では、外部に
突出したリード線45と、上記第1従来例と同じ樹脂製
のモールド43の外面との間に接着剤48を塗布して、
第1従来例で示した各隙間に水が浸入しないようにして
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら4、上記第1従来例によれば、0リング4
7はモールド43やリード線45に対し単に圧接してい
るだけで接着しているものではないため、上記各隙間の
シールが確実にはならないおそれがある。また、第2従
来例によれば、接着剤48はモールド43の外面に塗布
されているため、この構成のコイル41をエンジンに組
み込むときや、リード線45を他の綿に結線するとき等
には、この接着剤48は外部のものとの接触等により容
易に剥れ落ちるおそれがある。よって、上記各隙間のシ
ールを確実に保持することはできないという不都合があ
る。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で1巻線を樹脂製のモールドで覆った場合に、このコイ
ルのシールがより確実になされるようにし、かつ、この
シール機能が確実に保持されるようにすることを目的と
する。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、モールドの外面に凹部が形成され、この凹部内に上
記巻線の端部が突出し、この巻線の端部と、外部のリー
ド線の端部との結線部が上記四部に嵌入されて、この凹
部にシール用樹脂が充填された点にある。
(作 用) 上記構成による作用は次の如くである。
モールド18から突出する巻線14.15の端部14a
、15aと、この端部14a、15aとリード線28.
30の結線部29.31とが、シール用樹脂33により
全体的に凹部26.27内に埋め込まれる。また、この
場合、上記シール用樹脂33は凹部26,27内に位置
してモールド18で保護されるため、外部のものとの接
触で容易に剥れ落ちることは防止されている。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第2図において、lは船体、2は船外機で、図中矢印F
rは船体lの推進方向前方を示している。
上記船外機2は船体lに支持された筒状ブラケット3を
有し、この筒状ブラケット3はその上端にエンジン4を
内蔵するエンジンケース5を支持している。また、この
エンジンケース5は上記エンジン4の点火用付属部品た
るCDIマグネドウ7、点火コイル8、および制御ユニ
ット9を内蔵している。一方、上記筒状ブラケット3の
下端にはプロペラ11が支承され、このプロペラ11は
上記エンジン4のクランク軸12がら動力伝達されて船
体lを推進させる。
第1図、第3図、および第4図により、上記点火コイル
8について詳しく説明する。この点火コイル8は一次巻
線14と、この−次巻線14と同軸上でこの一次巻線1
4に外嵌する二次巻l1i115とを有し、−次巻線1
4に磁“心16が嵌入されている。
上記−次巻線14と二次巻線15は樹脂製のモールド1
8で覆われている。つまり、このモールド18は一次巻
線14と二次巻!115とを嵌入させるナイロンやポリ
プロピレン樹脂製のケース19を有しており、このケー
ス19は一次巻線14に内嵌する断面矩形の内筒19a
と、二次巻線15に外嵌する外筒19bと、第1図にお
いてこれら内筒19aと外筒19bの右端同士を連結す
る環状の底板L9cとで一体成形されている。そして、
上記内筒19aに前記磁心16が嵌入されている。この
磁心16は薄鉄板を多数重ね合わせて形成したものであ
る。
21は第1パイプ、22は第2パイプで、これら両バイ
ブ21.22は磁心16を挟んで一対設けられ、第1図
で示すようにこれら両パイプ21.22の各右端は上記
ケース19の左端開口に嵌入されている。また、同上両
バイブ21,22の上記各右端同士は連結板23により
連結され、これら両パイプ21.22と連結板23とは
ナイロンやポリプロピレン樹脂で一体成形されてぃる、
上記連結板23には嵌合孔24が形成されており、この
嵌合孔24と、上記内筒19aの自由端側である左端と
が互いに嵌合している。
上記の場合、内筒19aの左端には一対の段差面19d
、19dが形成されており、上記内筒19aの左端に嵌
合孔24が嵌合したときには上記段差面19d、19d
に連結板23の右端面が当接し、両パイプ21.22が
それ以上にケース19に入り込むことが阻止されている
。つまり、内筒19aの左端に嵌合孔24が嵌合するこ
とと、連結板23が段差面19d、19dに当接するこ
とによって1両バイブ21.22はケース19に対する
位置決めがなされている。
上記状態でケース19の開口はエポキシ樹脂製の閉止材
25で閉じられる。即ち、−次巻線14や二次巻線15
を内有したケース19の開口に上記両パイプ21.22
の各右端を連結板23と共に嵌入した状態で、溶融した
エポキシ樹脂が上記ケース19の開口に充填されて固化
され、これが上記閉止材25となっている。
そして、上記閉止材25はケース19の開口縁や両パイ
プ21.22の上記右端の外周面等にそれぞれ十分に密
着して、これら密着部を確実にシールする。つまり、上
記したケース19と閉止材25とが前記モールド18を
構成している。
また、上記の場合、図示しないが、上記溶融したエポキ
シ樹脂は両巻線14.15の外面と、これを内有してい
るケース19内面との間の隙間や、その他ケース19内
の各隙間にも浸入してこの隙間もシールする。
上記第1バイブ21の内孔が上記モールド18の外面に
おける第1凹部26となっている。そして、この第1凹
部26内に画状巻!114の一端部14aが突出し、こ
の一端部14aは、外部の第1リード#lA 28の端
部にはんだ付けにより結線され、これによる第1結線部
29は第1凹部26内に位置している。なお、上記−次
巻4114の一端部14aは図示しないが二次巻線15
の一端部と接続しである。
一方、上記第2バイブ22の内孔が同上モールド18の
外面における第2凹部27となっており、この第2凹部
27内に同上−次巻線14の他端部14bが突出し、こ
の他端部14bは、外部の第2リード!I30にはんだ
付けにより結線され、これによる第2結線部31は上記
第2凹部27内に位置している。
そして、上記第1凹部26と第2凹部27にそれぞれ液
体状の°シール用樹脂33が充填されかつ固化されてい
る。このシール用樹脂33は接着剤もしくは注型樹脂で
あり、このシール用樹脂33は各凹部26.27の内面
にそれぞれ十分に密着してこの密着部をシールする一方
、各結線部29.31を覆ってこ五らに十分密着してこ
の密着部のシールも確実に行なう。
一方、前記二次巻1115の他端部15aはケース19
の底部に形成された孔から外部に突出している。
次に、上記点火コイル8自体の組み立て手順につき説明
する。
第1図と第4図において、まず、ケース内に各巻線14
.15を嵌入し、二次巻線15の前記他端部15aをケ
ース19の底部から突出させる。
次に、第4図で示すように各リード$128.30の長
手方向中途部に各パイプ21.22を外嵌し、これら各
パイプ21.22の外部で、−次巻!114の各端部1
4a、14bと各リード線28.30の端部とを結線す
る。この場合、この結線作業は各パイプ21.22の外
部でなされるため、その作業は容易にすることができる
次に、第4図中矢印Aで示すように両パイプ21.22
を両リード線28.30の端部に向かって移動させ、第
1図で示すようにこれら両パイプ21.22の一端をケ
ース19の開口に嵌入させる。すると、両結線部29.
31がそれぞれ凹部26.27に嵌入される。また、そ
の一方で、第4図中矢印Bで示すように磁心16を移動
させ、第1図で示すようにこの磁心16を内筒19aに
嵌入させる。
史に、第1図で示したようにケース19の開口を閉止材
25で閉じ、また、各凹部26.27にシール用樹脂3
3を充填してそれぞれ固化させる0以上によりモールド
18自体の組み立てが完了する。
第5図は他の実施例を示している。
この構成は前記実施例とほぼ同様であるため、異なる構
成についてのみ説明する。
図において1両巻線14.15はケース19と閉止材2
5とで覆われており、これらケース19と閉止材25と
が更に他のケース19’で覆われている。この場合、こ
のケース19°は磁心16をも覆っている。つまり、上
記ケース19、閉止材25、および他のケース19°に
よりモールド18が構成されている。
上記他のケース19°の外面に第1凹部26と4第2凹
部27が形成されこれら凹部26.27内にノ次巻線1
4の各端部14a、14bが突設される。そして、これ
ら各端部14a、14bは各リードiff!28.30
の端部に結線され、その各結線部29.31は凹部26
,27内に位置している。また、これら凹部26.27
内にそれぞれシール用樹脂33が充填されている。
上記の場合1図中二点鎖線で示すようにシール用樹脂3
3の充填前には、−次巻線14の一端部14aは第1凹
部26の外部にまで突出させることができるようになっ
ている。このため、−次巻線14の一端部14aを第1
リードI!28の端部に結線する場合には、まず、第1
凹部26の外部でこれらの結線を行い、次に、−次巻線
14の一端部14aを折り曲げてその第1結線部29を
第1凹部26内に嵌入し、更に、この第1凹部26にシ
ール用樹脂33を充填すればよい。
上記の結線の手順は第2結線部31についても同様であ
る。
なお、以上は図示の例によるが、前記磁心16は?ff
mステンレスの薄鋼板を多数重ね合わせて形成してもよ
い、このようにすれば、特に船外機2における点火コイ
ル8にあって、塩水による発錆が効果的に防止される。
従って1点火コイル8の外観上の体裁が良好に保たれる
と共に、磁心16における導通不良が防止され、電気的
性能を良好に維持することができる。また、磁心16は
モールドする必要はないため、その分、この点火コイル
8を小型化、軽量化でき、更に、モールドの成形手数が
簡単ともなる。
(発明の効果) この発明によれば、モールドから突出する巻線の端部と
、この端部とリード線との結線部とが。
シール用樹脂により凹部内に全体的に埋め込まれるため
、巻線の端部や、上記結線部がシール用樹脂に密着し、
よって、上記巻線や結線部に対するシールが確実になさ
れる。
また、上記シール用樹脂は凹部内に位置してモールドで
保護されるため、外部のものとの接触で容易に剥れ落ち
ることは防止される。よって、上記シール機能が確実に
保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図はこの発明の実施例を示し、第1図は
点火コイルの一部断面全体図、第2図は船外機の一部断
面全体図、第3図は第1図のIll −111線矢視断
面図、第4図は展開斜視図、第5図は他の実施例で第1
図に相当する図、第6図と第7図は第1.第2従来例で
それぞれ同上第1図に相当する図である。 8・・点火コイル、14・・−次巻線(巻#Ja)、1
4a−−一端部(端部)、14b−・他端部(端部)、
16・・磁心、18・・モールド、26・・第1凹部(
凹部)、27・・第2凹部(凹部)、28・・第1リー
ド線(リード!liり、29・・第1結線部(結線部)
、30・。 第2リード線(リードM)、31 ・ ・第2結線部(
結線部)、33・・シール用樹脂。 特 許 出 願 人   森山工業株式会社第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.巻線が樹脂製のモールドで覆われた防水コイルにお
    いて、上記モールドの外面に凹部が形成され、この凹部
    内に上記巻線の端部が突出し、この巻線の端部と、外部
    のリード線の端部との結線部が上記凹部に嵌入されて、
    この凹部にシール用樹脂が充填されたことを特徴とする
    防水コイル。
JP62326468A 1987-12-22 1987-12-22 防水コイル Expired - Lifetime JP2724460B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732932U (ja) * 1993-11-19 1995-06-16 阪神エレクトリック株式会社 内燃機関用点火コイル
US7497679B2 (en) 2004-06-21 2009-03-03 Mamada Sangyo Injection mold having a switching valve

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JPS5827920U (ja) * 1981-08-18 1983-02-23 三菱電機株式会社 内燃機関用イグニシヨンコイル
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US7497679B2 (en) 2004-06-21 2009-03-03 Mamada Sangyo Injection mold having a switching valve

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