JPH0335412B2 - - Google Patents

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JPH0335412B2
JPH0335412B2 JP57200392A JP20039282A JPH0335412B2 JP H0335412 B2 JPH0335412 B2 JP H0335412B2 JP 57200392 A JP57200392 A JP 57200392A JP 20039282 A JP20039282 A JP 20039282A JP H0335412 B2 JPH0335412 B2 JP H0335412B2
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JP
Japan
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yarn
shrinkage
bws
yarns
boiling water
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JP57200392A
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Masayuki Tani
Hisatsugu Nataami
Yoshuki Sasaki
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は特にドレープ性に優れた織物を得るの
に適した異収縮混繊糸に関するものである。 従来、ポリエステルフイラメント糸をして、絹
に近づけるべく種々の試みがらされている。例え
ば三角断面糸を採用することにより織物に光沢を
付与したり、或は熱収縮率の異なるフイラメント
糸を混繊し、その収縮差を利用してふくらみを付
与する等の手法が実用化され、相当絹に近似した
織物が得られるようになつている。しかしながら
市場の要求は限りなく広がり、昨今では絹を超え
た風合即ちスーパーシルクが望まれ、その1つと
して高水準のドレープ性に対するニーズが高まつ
ている。 ところで、上記、異収縮混繊糸の高収縮成分糸
に沸水収縮率(以下BWSと称する)の高い糸を
使うと、製織後、仕上工程で沸水収縮処理を施す
ことにより、織物組織のクリンプ率が増大し、高
水準のドレープ性の得られることは理論上解明さ
れている。しかしながら現実には、BWSが10%
以上の高収縮成分糸を使う場合、従来の糸では熱
的に不安定な為、取扱上極めて大きな問題をかか
えている。 即ち、従来のBWS≧10%の高収縮糸は、織物
仕上工程、特に収縮差発現(リラツクス)工程で
の熱の受け方によつて収縮率が大きく異なること
から、布が沸水中に入つた瞬間にボイルに昇温す
る部分と、布の折れ曲り、重なりの為、やや遅れ
てボイルに達する部分との間に収縮差を生じ、リ
ラツクス斑を生じる。 更に、撚糸織物では、製織取扱性の点から、撚
止セツトにより、撚糸トルクを低くする必要があ
るが、この熱セツトにより低収縮成分糸、高収縮
成分糸共に沸水収縮率が低下し、その際特に高収
縮成分糸の沸水収縮率の低下が大きく、その為、
収縮差によるふくらみは得られても、高収縮成分
糸の収縮に依存している織物クリンプ率の増大は
得られず高度のドレープ性は得られなくなつてし
まう。 かといつて、使用する高収縮成分糸の沸水収縮
率を10%以上に上げると、やはり前記のリラツク
ス斑を一層大きくしてしまう。 また、高収縮成分糸は熱の受け方によつて沸水
収縮率を異にする為、撚止セツトボビン巻の内外
層でセツト斑を生じるという問題もあり、従つ
て、一般に、異収縮混繊糸は、撚止セツト不要の
無撚或は甘撚の羽二重のような織物に主として用
いられている。他方、ボイル、ジヨーゼツトのよ
うな撚止セツトを必要とする中強撚織物をつくる
場合には、撚止セツトボビンの外層と内層とを層
別して用いたり、撚止セツト温度を低温として残
留トルクの高い糸を用いる等種々の工夫をしつつ
製織しているのが現状である。 そして、実際の織物製造に当つては、高収縮成
分糸のBWSは上記の取扱上発生する問題をさけ
る為に、高々10%に抑え、収縮差によるふくらみ
を利用するに留まつている。 本発明の目的は、上述の問題を解決し、後加工
の取扱が極めて容易で、しかも特にドレープ性に
優れた織物を得るのに適した異収縮混繊糸を提供
することにある。 本発明者らは、叙上の問題を惹起する原因につ
いて追求していくうちに、従来の高収縮糸は未延
伸糸をそのガラス転位点近辺で延伸したものを熱
処理することなく使用するものであるから、糸自
身高配向ではあるが、結晶化度が低い、という事
実に注目した。つまり、このような糸は、織物仕
上のリラツクス工程等で収縮を発現する際に、結
晶化を伴うので、ちよつとした熱の加わり加減の
違いによつても部分的に異つた結晶化過程をと
り、結果的に収縮斑を生じ、また同様にして撚止
セツトの際にも、沸水収縮の低下を起したり、内
外層斑を生じるという点に着目した結果、沸水収
縮率が10%以上と高い領域において、結晶化度が
35%以上(高温熱セツトされた低収縮糸並の結晶
化度)という、従来見られなかつたポリエステル
糸を高収縮成分として用いることによつて前記問
題を解決し、本発明に到達したものである。 即ち、本発明は 熱収縮率の異なる少くとも2種のマルチフイラ
メント糸を混合した異収縮混繊糸であつて、該糸
中で最も収縮率の高いフイラメント糸が、 (イ) 沸水収縮率≧10% (ロ) 結晶化度≧35% を同時に満足するポリエステル系繊維であること
を特徴とする異収縮混繊糸 である。 本発明の混繊糸は、その高収縮成分フイラメン
ト糸に特徴があるが、かかる糸は以下のようにし
て得られる。即ち、出発原糸として複屈折△nが
0.035〜0.08(一般に紡糸速度2800〜4500m/min
の高速紡糸により得るのが適当)のポリエチレン
テレフタレートを主たる繰返し単位とするポリエ
ステル原糸を用い、これを160℃以上、好ましく
は180℃以上の温度で、定長もしくは弛緩状態で
結晶化度が35%以上、好ましくは38%以上になる
まで熱処理し、次いで140℃以下、好ましくは115
℃以下の温度で低温延伸する。 このようにして得た、BWS≦10%、結晶化度
χ〓≧35%、或いは上記好ましい条件範囲の製糸か
ら得た、BWS≧12%、χ〓≧38%なるポリエステ
ルフイラメント糸を高収縮成分として低収縮成分
糸と混繊して、所望の異収縮混繊糸を製造する。 ここで、高収縮成分糸のBWSが10%未満では
収縮差に基づくふくらみは得られても、高収縮成
分糸の収縮率そのものに基づく高ドレープ性が得
られないのは従来の異収縮混繊糸と同様であり、
またχ〓が35%未満では、リラツクス時の、既に述
べた問題点を解決できず従来のχ〓≒20%の高収縮
糸と同様な問題が生じる。 また、撚止セツトを必要とする場合にはセツト
によりBWSが僅かに低下する場合もあるので、
BWS≧12%が好ましく、リラツクス時の収縮斑
や撚止セツトによるボビン内外層のBWS差によ
る問題に対してより完壁なものとするには、χ〓≧
38%が好ましい。 高収縮成分糸として用いるポリエステルは、ポ
リエチレンテレフタレートからなるホモポリマー
の他に芳香族や脂肪族ジカルボン酸乃至グリコー
ルなどの所謂第3成分を、これに若干添加したよ
うなものでも差しつかえない。かかるポリエステ
ルの重合度は、通常ポリエチレンテレフタレート
の場合、35℃のo−クロロフエノール溶液で測定
した値より求めた極限粘度〔η〕にして示0.55〜
0.7のものが好ましい。 一方、低収縮成分糸は、高ドレープ性の他に商
品に付与しようとする目的に合わせて適宜選択す
ればよい。低収縮成分は織物製品の表面に出て触
感と外観の効果を付与するものであるが、一般に
はポリエステル系、ポリアミド系、アセテート
系、アクリル系等の適当な繊維を用いればよい。
ここで、シルキー織物を目的とする場合は、艶消
剤が少なく、三角断面で2de以下のフイラメント
からなるポリエステルフイラメント糸が適してい
る。 本発明において、高収縮成分糸、低収縮成分糸
は、互いに、異型・異色・異光沢となる如く適宜
組合せて混織工程に付することもできる。この場
合、高収縮成分糸と低収縮成分糸とが重量比で20
〜80:80〜20の割合にあることが必要で、この範
囲外では柔軟性・ふくらみ・ドレープ性等を同時
に満足することは出来ない。 この混繊工程は高収縮成分糸と低収縮成分糸の
夫々の成分を予め静電気乃至流体で開繊してから
両者を合糸する方法、或は流体撹乱域へ引揃え状
態で導入して混繊・交絡させる方法等、これまで
知られている如何なる混繊手段も使用できる。
唯、生産性・糸の取扱い性(製織性)等を考慮す
るとインターレース処理が最も好ましい。この技
術については、既に特公昭36−12230号公報、特
公昭37−1175号公報に記載されているとおり、高
収縮成分糸と低収縮成分糸とを引揃えて、乱流ノ
ズルに供給して混繊するものである。この場合、
混繊の目安は所謂インターレース度によつて決め
られ、通常5ケ/m〜80ケ/m程度のインターレ
ース度を得るようにすればよい。 かくして得られる混繊糸のトータルデニールは
少なくとも30deであることが必要で、これ未満
では織物を構成する糸条として太さ不足或は混繊
糸に必要な充分なフイラメント数が確保できなく
なる。 次に上述の混繊糸は、通常、収縮処理すること
なく製織工程に付されるが、この場合、目的とす
る織物に応じて無撚又は有撚(追撚)使いにする
か決めればよく、更に糸使いの面でも無撚及び/
又は追撚状態で経、緯に種々組合せて用いること
ができる。 かかる織物はその後の精練仕上工程で熱水・沸
水(これらは精練浴、染液の形で適用されること
もある)に浸漬しながら収縮処理を施すとフイラ
メント間の熱収縮率差に基きシルクライクなふく
らみが、また高収縮率成分糸の収縮に基づき織物
組織のクリンプが増大し、ドレープ性が得られ
る。この場合、併せてアルカリ処理(減量)を施
すこともドレープ性の向上にとつて有利である
が、一般には精練後の織物を充分収縮させクリン
プ率を増加させた状態でプリセツトを行つてか
ら、アルカリ処理を施すことにより好ましい繊維
間空隙が得られ、ひいては経糸と緯糸間の接圧を
効果的に減じることができる。 尚、本発明においていうBWS、沸水投入法沸
水収縮率、昇温法沸水収縮率、結晶化度(χ〓)
は、次の測定法により得られたものである。 1 沸水収縮率(BWS)、沸水投入法沸水収縮率 沸騰水中に試長L(約30cm)の綛を投入し、
30分処理後、風乾させ、綛長L′を測定し、
L−L′/L×100(%)で求める。 本文中、単にBWSという場合には、この
BWSをさす。 2 昇温法沸水収縮率 温度20℃の水に試料を浸漬し、2.5℃/分の
昇温速度で昇温し、沸騰後は前記沸水収縮率の
測定法により沸水収縮率BWSを求めた。 3 結晶化度(χ〓) n−ヘプタン−四塩化炭素密度勾配管を用い
25℃で常法により比重(ρ)を測定し、結晶化
度(χ〓)を次式により算出する。 χ〓=0.7491−1/ρ/0.06178×100(%) 次に、本発明の混繊糸が高ドレープ織物用とし
て優れている理由について説明する。 高ドレープ織物用混繊糸としては、BWSが10
%以上と高いことが必要であることは知られてお
り、従来の高配向・低結晶化度糸を用いた異収縮
混繊糸もBWSが10%以上の糸を混繊している。
しかしながら、リラツクス処理の際、十分注意し
て、例えば徐々に昇温しながらリラツクスしない
と、収縮斑が発生して問題が生じることは前述の
通りである。この理由として、リラツクス処理の
際の織物が受ける熱の影響が極めて大きく、一方
本発明の混繊糸では、高収縮成分糸の結晶化が既
に促進されているので、その影響が少ない為と考
えられる。 この現象を確認する為に、典型的に異る沸水処
理の方法により、それぞれの糸を処理し、その沸
水収縮率BWS(%)の相違を測定した。 この実験には、次のような2通りの混繊糸を用
いた。即ち、低収縮成分糸としてBWS6%の3角
断面ブライト30de/24fポリエステルマルチフイ
ラメント糸を用い、従来タイプの混繊糸()に
は、高収縮成分糸にBWS16.5%、χ〓27%(紡糸
速度4500m/min)で紡糸した△n0.08のフイラ
メント糸を30℃の室温で1.35倍延伸した)の丸断
面、30de/12fポリエステルマルチフイラメント
糸を用い、インターレース度50ケ/mで混繊した
ものを、本発明の混繊糸の一例()には、高収
縮成分にBWS15%、χ〓39%(紡糸速度3300m/
minで紡糸した△n0.048のフイラメント糸を180
℃で定長熱処理し、次いで30℃の温度で1.3倍延
伸した)の丸断面、30de/12fポリエステルマル
チフイラメント糸を用い、インターレース50ケ/
mで混繊したものを用いた。 これらの混繊糸を異なる沸水処理条件により沸
水収縮処理した。即ち、前記測定法による沸水投
入法BWSを測定した。その結果は第1表の通り
であつた。
【表】 No.()の従来タイプの混繊糸では沸水処理の
方法により、BWSが大幅に相違し、一方No.()
の本発明の一例である混繊糸はその差違が僅かで
ある。 実際の織物のリラツクスにあつては、前記沸水
処理の中間的な処理条件が用いられ、且つ織物が
受ける熱の影響は、さらに複雑なものであつて、
それ故に、従来タイプの混繊糸による織物では、
充分注意してリラツクスしないと収縮斑が発生す
るのに対し、本発明の混繊糸の場合は、処理条件
による影響が少ないので、収縮斑が発生しないこ
とが理解される。 次に、撚糸の撚止セツトによるBWSの低下に
ついて調べた。前記2種の混繊糸を用い、追撚数
800T/m(S)の撚糸をし、撚止セツトを温度
80℃で30分間実施し、しかる後、該糸のBWSを
測定した。その結果は第2表の通りである。
【表】 この結果で、特筆されるのは、従来タイプの糸
()では、撚止セツトによるBWSの低下が10.3
%もあり、この場合BWSが6.2%と低い為、製織
後リラツクスしてもクリンプ率の増大が少なくド
レープ性が不十分であつた。また、撚止セツトボ
ビン内外層のBWS差が3.5%もあり、織物では染
着差になつて現われた。一般にBWSの内外層差
は染着差許容の点から2.5%以内におさえなけれ
ばならない。このように従来タイプの混繊糸では
撚止セツトによりBWSが低下するので、使用原
糸のBWSの高いものを使わなければならない。
そうすると、それだけよけいにボビン内外層の
BWS差が大きくなるという問題をかかえている。 一方、本発明の混繊糸()では、撚止セツト
によるBWS低下も1.5%と少なく、セツト後も10
%以上のBWSを保持している為、製織リラツク
スによりクリンプ率が増大し、従来の混繊糸では
得ることの出来なかつた高ドレープ織物が得られ
た。またボビン内外層のBWS差も0.6%と僅少で
あり、染着性も見られなかつた。 本発明の混繊糸によれば、上記のように特殊な
リラツクス条件や製織上トラブルを起しがちな低
温撚止セツトなどを必要とせず、通常の扱いによ
つて従来の混繊糸ではどうしても到達することの
できなかつた高ドレープ性織物を得ることができ
る。 実施例 低収縮成分糸としてBWS6.5%の3角断面、ブ
ライト50d/36fポリエステルマルチフイラメント
糸を用い、高収縮成分糸として第3表に示すNo.1
〜No.11の丸断面ブライト30d/12fを用い、インタ
ーレース度60ケ/mで混繊し、各々80d/48fの異
収縮混繊糸とした。 第3表の高収縮成分糸の項は、その高収縮成分
糸を造るのに、表中の紡速、△nの未延伸原糸を
用いて、定長で熱処理結晶化させ、次いで延伸し
たもので、延伸糸即ち高収縮成分糸のBWSとχ〓
を掲げている。尚、No.9とNo.10は熱処理結晶化し
ないで、単に室温で延伸したものである。混繊糸
特性の項は混繊糸のBWSと撚止セツト(800T/
mの追撚を施した後、80℃で30分間セツトした)
ボビン巻の内外層のBWSを示している。 織物評価は、甘撚織物と強撚織物で実施した。
即ち、甘撚織物は異収縮混繊糸に300T/m(S)
の追撚を施し、熱セツトすることなく、経130
本/3.79cm、緯126本/3.79cmの密度で羽二重を
製織した。また、強撚織物は異収縮混繊糸に
2400T/m(S)、(Z)の追撚を施し、80℃の温
度で30分間撚止セツトし(S)、(Z)2本交互で
経120本/3.79cm、緯115本/3.79cmの密度でジヨ
ーゼツトを製織した。 これらの仕上工程では収縮を発現させるリラツ
クス工程が風合出しの点で重要であるが、本発明
の糸は従来の混繊糸のように室温から徐々に注意
深く昇温する等の特殊な条件を採用しなくても、
均一リラツクスの出来るのが特徴であるから、ボ
イル浴に直接投入する方法を採用しその際、リラ
ツクス・プレセツト後、アルカリ減量(減量率20
%)を施した。そして染色仕上織物について、リ
ラツクス斑と染着斑を目視評価し、ふくらみとド
レープ性を手触りにより感応評価した。
【表】
【表】 No.1は比較例であつて、BWSは高いがχ〓が35
%未満の為、投入法と昇温法のBWSの差が大き
く、また撚止セツトした場合にもボビンの内外層
のBWS差が大きくなり、その結果リラツクス斑
や染着斑が出た。 No.2も比較例であつて、BWSが10%未満の為、
ドレープ性に欠ける。 No.3〜No.8は本発明の例であり、高収縮成分の
BWSが10%以上、χ〓が35%以上であるので仕上
斑もなく、高度のドレープ性に優れるものであつ
た。その中でも、BWS≧12%、χ〓≧38%を同時
に満足するNo.5〜No.7は特に優れていた。 No.9をNo.11は比較例であつてBWSは高いがχ〓
が低い為、ドレープ性はあつても仕上斑のあるも
のとなつた。 No.10も比較例であつて、χ〓が低い為、No.1と同
様な問題があつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱収縮率の異なる、少くとも2種のマルチフ
    イラメント糸を混合した異収縮繊糸であつて、該
    糸中で収縮率の最も高いフイラメント糸が、 (イ) 沸水収縮率≧10% (ロ) 結晶化度≧35% を同時に満足するポリエステル系繊維であること
    を特徴とする異収縮混繊糸。 2 収縮率の最も高いフイラメント糸が (イ) 沸水収縮率≧12% (ロ) 結晶化度≧38% を同時に満足する特許請求の範囲第1項記載の異
    収縮混繊糸。
JP20039282A 1982-11-17 1982-11-17 異収縮混繊糸 Granted JPS5994634A (ja)

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