JPH0331279A - 新規r(―)3―キヌクリジノール誘導体類 - Google Patents

新規r(―)3―キヌクリジノール誘導体類

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JPH0331279A
JPH0331279A JP2161192A JP16119290A JPH0331279A JP H0331279 A JPH0331279 A JP H0331279A JP 2161192 A JP2161192 A JP 2161192A JP 16119290 A JP16119290 A JP 16119290A JP H0331279 A JPH0331279 A JP H0331279A
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acid
azabicyclo
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oxo
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JP2161192A
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Enzo Cereda
エンツォ チェレーダ
Arturo Donetti
アルテュロ ドネッティ
Giuseppe Bietti
ジュゼッペ ビエッティ
Antonio Schiavone
アントニオ シアヴォーネ
Battista Giovanni Schivavi
ジョヴァンニ バッティスタ シアヴィ
Henri N Doods
ヘンリー ニコ ドーツ
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IST DE ANGELI SpA
Instituto de Angeli SpA
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IST DE ANGELI SpA
Instituto de Angeli SpA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は薬理活性を有する新規R(−) 3−キヌクリ
ジノール誘導体類、それらの製造方法及びそれらを含む
医薬用組成物類に関する。該新規化合y#J類はムスカ
リン受容体遮断薬であり、ムスカリン受容体の過刺激か
ら起こる胃腸管及び呼吸器の障害の予防及び治療に用い
ることができる。
ムスカリン受容体遮断薬の投与は、胃腸管運動性の減衰
、酸分泌の阻害、気管支拡張、口渇、散瞳、尿閉、発汗
減少、頻脈等の多数の薬理作用をひき起こすことが知ら
れている。さらに、4級アミン構造を持つ抗ムスカリン
剤類は脳血液関門を透過するため中枢作用をひき起こす
こともある。
これらの作用の間の選択性を欠くとある特定の適応症の
治療にあてることが困難になり、このことがこれらの薬
剤の化学修飾を促進した。この点での主要な改善は神経
組織(脳、神経節)、腸壁神経系及び肺組織中に局在す
るムスカリン受容体(M、型)に対して高い親和力で結
合することができるピレンゼピンの発見によって達成さ
れた。
現在、ピレンゼピンは抗分泌及び抗潰瘍薬として治療に
用いられており(R,ハマーら、ネイチャー283巻、
第90頁、1980年; N、 J、 M、バードサル
ら、スカンジナビアン ジャーナル オブ ガストロエ
ンテロロジイ、15巻(付録66巻)、第1頁、198
0年〕、さらに気管支狭窄の治療におけるその使用は特
許申請されている(特許出願WO第8608278号)
。奏効器官に主に、しかし限定的にではなく存在するピ
レンゼピンへの親和力が低い受容体(M g型)は、選
択された拮抗剤のモルモット縦回腸及びモルモット整調
左心房等の組織標本におけるムスカリン応答の阻害能の
違いによってさらに細かく分類された(R,B。
バーロウら、プリティシュ ジャーナル オブファーマ
コロジイ、89巻、第837頁、1986年;R,マイ
ケレソティら、ジャーナル オプ ファーマコロジイ 
イン エクスペリメンツ アンドセラビイズ、241巻
、第628頁、1987年;R,B、バーロウら、プリ
ティシュ ジャーナル オプ ファーマコロジイ、58
巻、第613頁、1976年〕。該化合物AF−DX−
116(11−2−((2−(ジエチルアミノ)メチル
−1−ピペリジン−イル)アセチル)−5,11−ジヒ
ドロ−6H−ピリド−(2,3−b)  (1゜4)ベ
ンゾジアゼピン−6−オン)は心臓選択性化合物類の基
本型と考えてもよく、一方4−DA)IP(4−ジフェ
ニルアセトキシ−N−メチルピペリジンメトブロマイド
)は平滑筋選択性化合物類の基本型である。
我々が今回合成し、本発明の目的とするものは、M2受
容体と比較してM、受容体に対する良好な親和性と選択
性を有する新しい種類のR(−)  3−キヌクリジノ
ール誘導体類である。
さらに、ピレンゼピンとは異なり、これらの新規化合物
類は選択された平滑筋中の機能的ムスカリン応答を強力
かつ選択的に拮抗阻害することができる。該新規化合物
類はそれゆえに心拍数に対する作用を伴なうことなく、
かつ他のアトロピン様副作用を伴なわずに、消化性潰瘍
疾患、過敏性腸症候群、痙攣性便秘、噴門筋痙攣、幽門
痙攣等の胃腸管障害の治療に使用してもよい。
本発明の目的である化合物は、特に心臓へのアトロビン
様副作用を伴なわずに、気管支狭窄、慢性気管支炎、気
腫及び喘息等の閉塞性の急性及び慢性痙干性呼吸器障害
の治療に使用することもできる。
さらにそれらを尿管及び胆管の痩彎及び尿失禁の治療に
使用することもできる。
本発明により、我々は一般式(1)に示される化合物類
を提供する (式中、 Rは直鎖あるいは分枝低級アルキル基、シクロアルキル
−CI −2アルキル基若しくはアラルキル基を表わす
か、若しくは存在せず; Xは有機酸あるいは無機酸の陰イオンを表わすか、若し
くはRが存在しない場合はXも存在せず;R1は水素原
子、直鎖あるいは分枝低級アルキル基若しくは、R2が
水素原子若しくは直鎖あるいは分枝低級アルキル基を示
すRz−CO型の7シル基を表わし; Aはシクロアルキル法、芳香環若しくは5あるいは6員
へテロ環を表わし; Y及びZは同時若しくは一方のみ存在しても存在しなく
てもよく、両方が同時に存在する場合にはそれらは酸素
原子を表わし、それらの一方のみ存在する場合には、そ
れは酸素原子若しくはイオウ原子を示し; nは1.2若しくは3を示し; A及び該3−キヌクリジニルエステル基類は該環上の同
一炭素原子に同時に挿入され、二重置換(ジェミナル)
となる)。
医薬用としては、R及びXが存在しない一般式(I)が
示す化合物類をそのまま若しくはその生理的に適合しう
る酸付加塩類の形態で使用してもよい。“酸付加塩類”
という用語は無a酸若しくは有機酸のいずれかとの塩類
を含む。塩形成に使用してもよい生理的に適合しうる酸
には、例えばマレイン酸、クエン酸、塩酸、酒石酸、臭
化水素酸、フマル酸、硝酸、硫酸、メタンスルホン酸若
しくはヨウ化水素酸が含まれる。
−a式(I)の化合物類においてR,R,及びR2が直
鎖若しくは分枝低級アルキル基を表わす場合、これらは
例えば1から3個の炭素原子を含むアルキル ル基を表わす場合それは例えば5から7個の炭素原子を
含んでもよく、Aが芳香環を表わす場合はそれは例えば
フェニル環であってもよい。Aが5あるいは6員へテロ
環を表わす場合、それは例えばチオフェン、ピリジン若
しくはピペリジンであってもよい。Xが有機酸若しくは
無機酸の陰イオンを表わす場合、それは(j!、Br,
I若しくはC113SO4であってもよい。
上記の式(1)の化合物類において、A及び該3−キヌ
クリジニルエステル基類は該環上のいかなる位置にでも
自由に置換挿入されてよく、それらは常に同−炭素原子
上に挿入されて二重置換をなすことを理解すべきである
。本発明の式(1)の化合物類は、二重置換基であるA
及び3−キヌクリジニルエステルが結合した炭素原子が
示す第2のキラル中心を持ち、それゆえにそれらは2個
のジアステレオマーの混合物の形態で存在してもよく、
両者とも本発明の範囲に入る。
ジアステレオマー類の混合物が存在する場合、それらを
その異なる物理的化学的性質に基づいて古典的な分割方
法、たとえば分画結晶若しくは適当な溶媒混合液でのク
ロマトグラフィーによる分離などによって純粋な単一成
分に分離してもよいことを理解すべきである。それゆえ
に該ジアステレオマー混合物のうちの単一成分類及び先
に述べた胃腸管、呼吸器、尿管及び胆管の障害について
の予防及び治療におけるそれらの使用も本発明の範囲に
入る。
本発明の化合物類の好ましい群は、式中R1が水素原子
を示し、Zが酸素原子若しくはイオウ原子を示し、nが
1.2若しくは3を示し、八がフェニル環若しくはチオ
フェン環を示し、Rが存在しないか若しくは直鎖あるい
は分岐低級アルキル基若しくはシクロアルキル−C1−
2アルキル基を示し、Xが存在しないか若しくはハロゲ
ン原子を示す一般式(I)の化合物類によって形成され
る。
このような化合物類はM、ムスカリン受容体特殊型類に
対して良好な親和性を持つ。
−数式(r)の化合物類は例えば、本発明のさらに別の
特徴を構成する以下の方法により製造してもよい。
式中、R及びXが存在せず、A、YSX、R1及びnが
先に定義したものを示す一般式(1)の化合物類はR(
−) 3−キヌクリジノールを式() (式中、R,、Z、Y、n及びAは先に定義したものを
示し、Lは適当な脱離基を示す)で示されるカルボン酸
の反応性誘導体と反応させることにより得てもよい。適
当な脱離基としては、ハロゲン原子類、低級アルコキシ
基類、フェノキシ基類、イミダゾール−1−イル基、エ
チルカルボニルジオキシ基、メチルオキシ基及び(ベン
ゾトリアソール−1−イル)オキシ基があり、好ましく
は塩素原子、エトキシ基、イミダゾール−1−イル基で
ある。該方法の収率は該反応混合物にナトリウム粒、N
aH,4−ジメチルアミノピリミン(DMAI’)NE
h、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデク−
7−エン(D B U)若しくはピリジン等の塩基性物
質を触媒として加えることにより簡便に改善することが
できる。該反応はジクロロメタン、クロロホルム、ベン
ゼン、トルエン、酢酸エチル、THF、DMF若しくは
それらの混合物から選んだ無水不活性溶媒中で行なう。
該反応温度は通常0°から100℃の間、好ましくは5
0℃に保つ。
上記の方法の原料物質として使用する、Lが低級アルコ
キシ基を示す式(n)の中間体類は既知の手法〔アーカ
イブス オブ ファーマジイ、314巻、第657頁、
1981年;ジャーナルオブ アメリカン ケミカル 
ソサイエティ、81巻、第737頁、1959年;ジャ
ーナルオブ ケミカル ソサイエティ、(c)、第80
2頁、1966年〕、若しくは新規中間体類の場合は式
(III)のアミノ誘導体 (式中、A、Z及びnは先に定義したものを示し、R1
は低級CI −3アルキル基を示す)を分子内環化させ
ることにより得られる。該環化反応は不活性溶媒の非存
在下若しくは存在下で行なわれ、該不活性溶媒は好まし
くはジエチルエーテル、ベンゼン若しくは酢酸エチルか
ら選択される。また、温度は0℃から該溶媒の沸点の間
、好ましくは室温で行なわれる。
式(TI)の中間体類は、Lが低級アルコキシ基類とは
異なる場合、Lが低級アルコキシ基を示ず式(U)の環
状エステルを加水分解して対応するカルボン酸にし、そ
れらを上記のように他に掲げた反応性誘導体頻に転化す
ることにより得てもよい。
式(Ill)の中間体アミンは式(TV)のシアノ誘導
体を還元するか若しくは式(V)の化合物(式中、ZS
R,、n及びAは先に定義したものを示し、Pはベンジ
リデン基若しくはフタロイル基等の適当なアミノ保護基
を表わす)の中の保護されたアミノ基の保護基をはずす
ことにより製造してもよい。該還元処置は、例えばC/
Pd、ラネー/Ni、 Pu/ C,好ましくはラネー
/Ni等の触媒の存在下での式(IV)の化合物の水素
添加などの通常の方法によって行なわれる。メタノール
、エタノール、酢酸エチル及び2−プロパツールが好ま
し′I)溶媒であり、圧力は1から5気圧の範囲でもよ
く、好ましくは1気圧である。式(V)の化合物類の脱
保護基処理は、それらをアルコール性溶媒中でヒドラジ
ン水和物と反応させる、若しくは希塩酸水溶液と反応さ
せる等の確立された手法によって行なってもよい。
式(rV)及び(V)の化合物類は式(VI)の化合物 (式中、A及びR3が先に定義したものを示し、Wがシ
アノ基若しくはPが先に定義したものを示すP=N基を
示す)を式(■)の反応性ハロゲン誘導体 (式中、Halは塩素原子若しくは臭素原子を表わし、
n、Z及びR1は先に定義したものを示す)と反応させ
ることによってうまく製造できる。この工程はEtON
a、 MetONa、 NaH、K−t−ブチレート等
の強酸の存在下で、EtOll、MetOH、DMF若
しくはトルエン等の極性溶媒中で、15°から100℃
の間の温度、好ましくは室温で行なわれる。
いくつかの特殊な場合では、R1が直鎖あるいは分枝低
級アルキル基若しくはR,−Co型のアシル基を示す式
(n)の中間体化合物類を、式(■)の化合物 (式中、Z、Y、n、A及びLは先に定義したものを示
す)を、直鎖若しくは分枝低級アシルハロゲン化物若し
くはR2C0CJ等のアシルハロゲン化物と、MetO
Na、 NaH%ピリジン、若しくはNEt3の存在下
でアルキル化若しくはアシル化することによりうまく製
造することができる。該工程は溶媒にDMF1ベンゼン
、トルエン、T HF 、 CHtCIl !若しくは
酢酸エチルを使用し、15°がら130℃の範囲の温度
、好ましくは室温で行なわれる。
別の特殊な場合、すなわち式(U)の化合物類において
Yが存在せず、Zがイオウ原子を表わし、R1、n−、
A及びLが先に定義したものを示す場合には、それらは
式(IX)の中間体化合物(式中、R+ 、nz A及
びLは先に定義したものを示す)を、p、s、若しくは
ローソン試薬〔2゜4−ビス−(4−メトキシフェニル
)−2,4−フチオキソ−1,3,2,4−ジチアジホ
スフエタン〕等の硫化剤と反応させることによって製造
してもよい。本工程用の溶媒はベンゼン、トルエン若し
くはDMFから選択され、温度は40°から130℃、
好ましくは80℃で行なわれる。
式(1)の化合物類においてR及びXが存在する場合に
は、それらはR及びXが存在せず、Z、Y、R1% n
及びAが先に定義したちの゛を示ず式(1)の化合物類
を通常の方法で、直鎖あるいは分枝低級アルキルハロゲ
ン化物、シクロアルキルCI−1アルキルハロゲン化物
、アラルキルハロゲン化物若しくはジメチル硫酸、好ま
しくは臭化メチル、臭化シクロプロピルメチル、ジメチ
ル硫酸等のアルキル化剤と反応させることによって製造
することができる。該反応はアセトニトリル、メタノー
ル、エタノールから選択される極性溶媒、好ましくはア
セトニトリル中で、30°から70℃の範囲の温度、好
ましくは50℃で行なわれる。
R及びXが存在せず、先に述べた方法で製造された一般
式(1)の化合物類は、必要ならば、例えば塩基型の該
化合物類を適当な溶媒中で対応する酸の溶液と反応させ
る等の通常の方法によって、無機酸若しくは有機酸との
対応する生理的に適合しうる酸付加塩類に転化してもよ
い。特に好ましい酸には、例えば塩酸、臭化水素酸、硫
酸、メタンスルホン酸若しくは酒石酸が含まれる。
本発明による特に好ましい化合物類は以下である: ピロリジン−2−オキソ−4−フェニル−4〔(R)−
l−アザビシクロ(2,2,2)−オクチルゴーカルボ
キシレート(化合物−2)ピペリジン−2,6−ジオキ
ソ−3−フェニル−3−〔(R)−1−アザビシクロ(
2,2,2)−オクチル〕−カルボキシレート(化合物
4)ピペリジン−2−オキソ−6−フェニル−6〔(R
)−l−アザビシクロ(2,2,2)−オクチルゴーカ
ルボキシレート(化合物5)ピロリジン−2−オキソ−
5−フェニル−3〔(R)−1−アザビシクロ(2,2
,2)−オクチルゴーカルボキシレート(化合物6)ア
ゼピン−2−オキソ−6−フェニル−6−オクチル〕−
カルボキシレートアゼピン−2,2,2)−オクチルゴ
ーカルボキシレート、単一ジアステレオマ−(化合物1
1) アゼピン−2−オキソ−6−フェニル−6−オクチル〕
−カルボキシレートアゼピン−2,2,2)−オクチル
ゴーカルボキシレート、単一ジアステレオマー(化合物
12) ピペリジン−2−オキソ−3−フェニル−6−〔(R)
−1−アザビシクロ(2,2,2)−オクチルゴーカル
ボキシレート(化合物19)ピペリジン−2−オキソ−
5−フェニル−3−〔(R)−1−アザビシクロ(2,
2,2)−オクチルゴーカルボキシレート(化合物20
)すでに先に述べたように、本発明の式(1)の新規化
合物類は溢血動物の生理的ムスカリン作用に拮抗する能
力により興味深い薬理的特性を有する。
それゆえに該新規化合物類は心拍数に何ら作用も示すこ
となく、ムスカリン受容体が関与する障害、特に酸分泌
過多、腸運動性異常及び呼吸器の閉塞性88性障害に関
連した障害の予防若しくは治療に有効である。以下の検
査は本発明の化合物類がこの点において有利な特徴を有
することを示している。
抗ムスカリン活性及び選択性をMl及びM2ムスカリン
受容体が存在すると考えられる2組織(大脳皮質、心臓
)における受容体結合試験によりインビトロで検査した
インビトロ浸1」す[ざ弐験 ムスカリン受容体性は、以下に報告する手順で大脳皮質
ホモジネートからの3H−ピレンゼピンの消失を調べる
ことにより測定した: 大脳皮質は、体重220−250gのオスのCD−C0
0BBSラツトかろ供給された。ホモジネート化操作は
、Na+/〜Ig” HEPES緩衝液;p)17.4
(100m!J  Na1J、L OmM  MgCL
 、20m14HEPES)の存在下でボッターエウ゛
エルジェム装置中で行ない、該懸濁液を2層のチーズク
ロスで濾過した。
試験化合物類の結合曲線は該大脳皮質の0.5層M3H
−ピレンゼピンでラベルされたムスカリン受容体に対す
る拮抗実験から間接的に得た。 1mlのホモジネート
をマーカーリガンド及び種々の濃度のコールドリガンド
の存在下で30t、45分間、適当な結合実験から決定
された平衡が達成される条件でインキュベートした。該
インキュベーションはエツベンドルフ製ミクロ遠心器を
用いて200m温度で遠心(12,00Orpm、 3
分)することにより停止した。できたベレットを1.5
mj’生理食塩水で2回洗浄して遊離の放射能を除去し
、乾燥させた。該ベレットを含む試験管の先端を切り取
り、200μβの組織溶解液(ルマゾルヴ、ルマック製
)を加え一装置いた。4rrd!の液体シンチレーショ
ン混合液(シミレム/トルエンl+lQv:v。
バラカード製)を加えた後、放射能を測定した。
検査は3回若しくは4回ずつ行ない、該インキュベーシ
ョン培地がIAIM硫酸アトロビンを含む場合に該ペレ
ット中に結合若しくは取り込まれた放射能を非特異性結
合と定義した。非特異性結合は平均30%以下であった
Kn敏(解離定数)はTOPFIT−薬物動力学プログ
ラムパッケージによる単結合部位モデル(G。
ヘインゼル“医薬品開発における薬物動力学:データ分
析と評価方法“ G、ボルザー及びJ、 M、パン四ツ
サム25;第207頁、G、フィシャー社、ニューヨー
ク、1982年)に基づき、式:Ko”I Cso/ 
l :  ”C/”Kn  (式中、′C及び”KIl
lはそれぞれ放射性リガンドの濃度及び解離定数を表わ
す)による放射性リガンド占有変動についての補正の後
に非線形回帰分析により得た。
ムスカリンM2活性は、ムスカリンM1活性についてす
でにここで述べたものと同様の手順で、全心臓ホモジネ
ートからの3H−NMSの消失を調べることにより検査
した。
該結果は以下の表Iに報告する: 表  I 本発明のさらに別の特徴により、1以上の医薬用キャリ
アー類、希釈剤類若しくは補形剤類と共に最低1個の先
に定義した式(1)の化合物若しくはその生理的に適合
しうる酸付加塩を活性成分として含む医薬用組成物類を
提供する。医薬用投与のために一般式(1)の化合物類
及びそれらの生理的に許容しうる酸付加塩類を固体若し
くは液体の形態の通常の医薬用製剤に組み込んでもよい
該組成物類は例えば経口、直腸若しくは非経口投与に適
した形態をとってもよい。好ましい形態には例えばカプ
セル剤、錠剤、コーティング錠剤、アンプル剤、坐剤及
び経口滴剤が含まれる。
該活性成分は医薬用組成物類に通常使用される、例えば
タルク、アラビアゴム、ラクトース、ゼラチン、ステア
リン酸マグネシウム、コーンスターチ、水洗若しくは非
水性賦形剤類、ポリビニルピロリドン、脂肪酸類の半合
成グリセライド類、ソルビトール、プロピレングリコー
ル、クエン酸、クエン酸ナトリウム等の補形剤類若しく
はキャリアー類中に組み込んでもよい。
該組成物類は、各調剤単位が該活性成分の一回用量を供
給するように適合された調剤単位に処方すると有利であ
る。各調剤単位は通常0.01mgから100■、好ま
しくは0.05mgから50曙を含有してもよい。
以下の実施例は本発明の新規化合物類のいくつかを具体
的に示すものであるが、それらが本発明自体の範囲を限
定するものとは決して考えてはならない: a)  Cl1zC1z  (80mjり中α−フェニ
ルーグリシンメチルエステル(6,3g)、ベンズアル
デヒド(4,05g)及びMg5O4(20g)の懸濁
液を室温で48時間攪拌した。該反応混液を濾過し、減
圧下で蒸発乾固した。該粗残清から、蒸留後(b、p、
 166−164℃、0.05 u+lIg) 6.8
 gの純粋な中間体N−ベンジリデン−α−フェニル−
グリシンメチルエステルが得られた。
b) 酪酸4−プロモーエチル(6,1g)を無水D 
M F中上記のシフ塩基中間体(7,2g)及び80%
NaHの十分攪拌中の溶液中にゆっくりと滴下した。−
晩撹拌する間、温度は30℃以下に保った;その後該反
応混液を氷水中に注入した。該油層をジエチルエーテル
で数回抽出し、合わせた有機抽出物を水で洗浄し、M 
g S O4上で乾燥し、蒸発乾固した。
C) 上記で得られた中間体を10% HCA中に溶融
し、1時間撹拌した。該水性溶液を10%NaOHでp
H7,5に調整し、酢酸エチルで抽出した。
該有機抽出液を水で洗浄し、Mg5O,上で乾燥し、濾
過して蒸発乾固した。該粗残渣から、軽油エーテルより
の結晶化の後、純粋な表題化合物を得た。
2.8g、?J、I)、122−124℃。
MS (C,1,) =248m/e (M+ HE実
施例2 エタノール(720mj’)中ジエチル−(2−シアノ
−エチル)−フェニルマロネート(72,5g)の溶液
をパージエイカー中で、エタノール(16゜d)中17
%塩酸の存在下二酸化プラチナ(7g)上で圧力40p
si、室温で水素化した。理論量の水素が吸収された時
点で、該触媒を濾過して除去し、該溶液を蒸発乾固した
。該粗残渣を酢酸エチル中に回収し、この溶液をまず1
7%NazCO,,溶液で洗浄し、次いで水で洗浄した
後Na、So、上で乾燥した。該酢酸エチルを留去した
後、ジエチルエーテルからの結晶化により純粋な表題化
合物を得た。36.5 g、 M、p、85−87℃。
MS (C,!、) = 254m/ e (M+H)
95%エタノール(55−)中ピペリジンー2オキソー
3−シクロへキシル−3−エチルカルボキシレート(1
4,5g)及び85% KOH(7,5g)の溶液を室
温で一晩攪拌した。分離したカリウム塩を濾取し、乾燥
した。8.6 g 、 M、p。
140−145℃(分解)。
MS  (C,1,)  = 276 m/ e  (
M+ II)a) ベンゼン(40nj)中アセチルク
ロライド(6,3g)の溶液を、ベンゼン(190++
+1)及び水(115d)中4−フェニルー4−カーボ
エトキシピベリジン(17g)及びNazCOi  (
7,8g )の十分攪拌中の懸濁液に滴下した。2時間
攪拌した後、有機層を分離し、水で数回洗浄し、乾燥し
た。該ベンゼン溶液から、蒸発乾固及び軽油エーテルの
からの結晶化の後、4−フェニル−4−カーボエトキシ
ー1−アセチルピペリジンを白色固体として得た。18
.−5 g、 M、p、84−85℃。
b) 上で得られた中間体(16,5g)を酢酸エチル
(225mZ)中に溶融し、10% Na104水溶液
(585d)を加えた。該二相懸濁液を酸化水素化ルテ
ニウム(IV)(260■)の存在下で室温で3日間攪
拌した。該有機層を分離し二亜硫酸ナトリウムの水溶液
及び水で洗浄し、MgSO4上で乾燥した。該溶液を留
去して、軽油エーテルからの結晶化の後、純粋な中間体
4−フェニル4−カーボエトキシー2−オキソー1−ア
セチルピペリジンを得た。10.8g、M、p、45−
46℃。
C) 上記の化合物(9g)をTHF(9(ld)に溶
解し、10% HCJを数滴加えて室温で5日間攪拌し
た。該溶液を蒸発乾固し、残渣を水及び酢酸エチルで分
液した。該酢酸エチル溶液を乾燥及び留去して、ジエチ
ルエーテルから結晶化した後、該表題化合物を純粋な形
態の白色固体として得た。6.7g、M、p、137−
138℃。
MS (C,1,) =248m/e (M+H)氷酢
酸(24rn1)及び硫酸(24−)中2−シアノ−2
−フェニル−ジエチルグルタレート(14,6g)の溶
液を100℃で30分間加熱した。該反応混液を冷却し
、氷水中に注入した。分離した白色固体を濾取し、水で
洗浄して乾燥し、純粋な該表題化合物を得た。10g、
M、p、135−138℃(分解)。
MS (C,1,) =262m/e (M+H)無水
THF(401nl)中2−オキソ3  フェニル−3
−エチル力ルポキシレートーピベリジン(4g)の溶液
を無水THF(4mffi)中80%NaH(0,6g
)の冷却懸濁液中に滴下した。30分間攪拌した後、ヨ
ウ化メチル(2,3g)を該反応混液に室温で加え、−
晩攪拌を続けた。該混合液を蒸発乾固し、残渣を水及び
酢酸エチルで分液した。該有機層を乾燥し、留去した。
該中間体標題化合物をカラムクロマトグラフィー(展開
液=97−3、CH2CJ2−エタノール)の後、純粋
な形態で得た。2.6 g、 M、p、92−93℃。
MS (C,1,) = 250m/e (M+tl)
実1例ノー ピロ1ジン−2−オキソ−4−フェニル−4−エ犬11
」影 a) エチルフェニルシアノアセテート(25g)をエ
タノール(85d)中ナトリウム(3g)の冷却攪拌溶
液に加えた。該混合液を1時間攪拌した後、2−ブロモ
エチルアセテート(22g)を滴下混合して処理した。
該反応混液を室温で一晩撹拌した後、冷却し、濾過して
濃縮した。酸油状残渣を蒸留して精製し、2−シアノ−
2−フェニル−ジエチル−サクシネートを得た。17.
2 gゆ口、p、 l 31−134℃(0,3+nl
1g)。
b )  ELOH(75yd’)中に溶解した上記の
中間体(7,6g)をラネーニッケル(0,6g)の存
在下室温、常圧で水素化した。理論量の水素が取り込ま
れた時点で、該混合液を濾過し蒸発乾固した。
該油状残渣をジエチルエーテル及び軽油エーテルのtr
i混合液下に2日間放置した。純粋な該表題化合物を白
色固体として得た。2.8 g 、?1.p。
108−110℃。
MS (C,1,)=234m/e  (M+H)a>
trs硫酸(180nlり及び水(7,5d)中2−フ
ェニル−2−シアノ−ジエチルグルタレート(80g>
の懸濁液を室温で一晩攪拌した。その後該懸濁液を水及
び氷で希釈し、酢酸エチルで抽出した。該有機溶液を水
で洗浄し、乾燥して蒸発乾固した。石油エーテルとの摩
砕の後、2−フェニル−2−カルバミル−ジエチルゲル
タレ−1・を白色固体として得た。42g、M、p、7
8−79℃。
b) 上記の中間体(4,2g)をアセトニトリル(1
8ml)及び水(18a+jり中のビス(トリフルオロ
アセトキシ)ヨードベンゼン(7,2g)の溶液に数回
にわけて加えた。該溶液を室温で90分間攪拌した後、
水(220d)及び濃塩酸溶液(22Mi)で希釈し、
さらに2時間攪拌した。該水性酸溶液を軽油エーテルで
洗い、17%Na2CO□溶液で中和した。分離した油
を酢酸エチルで抽出し、水で洗浄した。該有機溶液を蒸
発乾固したところ濃密な油が残り、これを数日放置して
該表題化合物を白色固体として得た。0.85 g。
MS (C,1,)=234m/e (M+H)a) 
エチルフェニルシアノアセテート(56,7g)を無水
エタノール(2(10)R1)中 Na(6,9g)の
冷却溶液に滴下した。30分間攪拌した後、温度を15
°から20℃に保ちなから4−ブロモエチルブチレート
(58,5g)を加えた。該反応混液を室温で一晩攪拌
した後、蒸発乾固した。
該残渣をジエチルエーテルと水で分液し、該有機溶液を
希塩酸及び水で洗浄した後、乾燥した。蒸発乾固した後
、該粗残渣から蒸留の後膣中間体2シアノー2−フェニ
ル−ジエチルアジペートを得た。79g、B、p、15
2−155℃(0,06鳳■Hg)   。
b) 無水エタノール(200ad)及びエタノール中
30%塩酸(23mjり中の上記の中間体(20g)の
溶液を触媒としてのC/Pd (6,5g)の存在下、
室温、常圧で水素化した。理論量の水素が取り込まれた
時点で、該触媒を濾取し、該溶液を蒸発乾固した。残渣
を水に溶解し、ジエチルエーテルで洗浄した。該水溶液
から、5%N a OIt溶液による中和及び分離した
油の酢酸エチルでの抽出の後、該表題化合物を白色固体
として得た。7.2g、M、p、140 142℃。
MS (C,1,) =262m/e (M+H)トル
エン(600mff)中ピペリジンー2−オキソー3−
フェニル−3−エチルカルボキシレート(10g)及び
五硫化リン(2,6g)の懸濁液を100℃で6時間加
熱した。冷却した該溶液を希塩酸及び水で洗浄した後、
蒸発乾固した。該粗残渣をジエチルエーテルから結晶化
した後、該表題化合物を黄色固体として得たe 6.4
 g 、M、p。
151−152℃。
MS  (C,[、)  =264m/e  (M+H
)a>   2−(チオフェン−2−イル)−ジエチル
マロネート(32g)を45℃の温度でナトリウム(3
,65g)の無水エタノール(160mffi)溶液に
ゆっくり加えた。30分間攪拌した後、該反応混液を室
温に冷却し、1,3−ジブロモプロパン(34,7g)
のトルエン溶液を加えた。できた懸濁液を110℃で4
時間加熱し、室温で冷却した汲水で洗浄した。該有機溶
液を蒸発乾固し、該粗油状残渣を蒸留して18.2 g
の2−(チオフェン−2−イル)−2−(3−ブロモプ
ロピル)ジエチルマロネートを得た。B、p、 145
−155℃、0.02 mmHg。
b) ベンゼン(80mffi)及びDMF (120
−)中核中間体(10,5g)、アジ化ナトリウム(3
,75g)及びテトラブチルアンモニウムブロマイド(
0,93g)の溶液を100℃で4時間加熱した。
該反応混液を冷却し、冷水中に注入した。分離した該中
間体アジ化誘導体を速やかにベンゼンで抽出し、室温で
トリエチル亜リン酸(6mj’)と反応させた55時間
撹拌した後、該反応混液中に塩酸ガスを2時間通気した
。その後該懸濁液を蒸発乾固し、残渣をジエチルエーテ
ル及び10%NaOH水溶液で分液した。該有機層を分
離して蒸発乾固した。該粗残渣かろ、ジイソプロピルエ
ーテルからの結晶化の後純粋な該表題化合物を白色固体
として得た。5.75g、M、p、102−103℃。
MS (C,1,) =254m/e CM+H〕実施
例12 a) エチル−(2−ピリジル)−シアノアセテート(
16,4g)を撹拌中のナトリウム(1゜98g)のエ
タノール(65mり溶液に加えた。室温で1時間撹拌し
た後、エチル3−ブロモプロピオネ−)(15,6g)
を加えた。該混合液を一晩撹拌し、冷却して濾過し、蒸
発乾固した。該残渣をシリカゲル上に展開して(展開液
;トルエン−酢酸エチル8:2)ジエチル2−シアノ−
2−(2−ピリジル)−グルタレート(11,6g)を
ン;密な油として得た。
b) 上記の化合物(5g)のエタノール(55d)?
’J液を室温及び常圧でラネーニッケル(0,5g)上
で水素化した。理論量の水素が吸収された時点で、該反
応混液を濾過し蒸発乾固した。残渣をシリカゲル上に塩
化メチレン−メタノール95:5で展開してIa製し、
3.64 gの該表題化合物を無色の油として得た。
MS (C,!、) =249m/e (M+H)ベン
ゼン<15m1)中3−フェニルーピペリジンー3−カ
ルボン酸エチルエステル(6,8g)及び水(45g>
中炭酸ナトリウム(3,1g)の混合液に、アセチルフ
ロライド(2,52g)のベンゼン(2Qd)溶液を攪
拌しながら加えた。該反応混液を室温で一晩攪拌した後
、該有機層を水で洗浄し、乾燥して蒸発乾固し、7.9
8gの該表題化合物を濃密な油として得た。
MS (C,[、) =276m/e (M+H]無水
DMF(12*f)中2−オキソ−4−フェニル−4−
ピペリジンカルボン酸(1,09g)及び1.1−カル
ボニルジイミダゾール(0,81g)の溶液を無水DM
F中のR(−) −3−キヌクリジノール(0,64g
)及び80%Na1l (0,15g)の十分攪拌中の
溶液に滴下した。該反応混液を室温で一晩攪拌した後、
DMFを減圧留去した。残渣を水と酢酸エチルで分液し
、該有機層を水で洗浄し、NatSOs上で乾燥し、濾
過して蒸発乾固した。
残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィーにかけた(展
開液: CHzCj’ z −MetOH−NI+40
11.9010−1 、Rf O,3)。該表題化合物
を1=1ジアステレオマ一混合物として得た。0.72
g。
M、p、 177−179℃(ジエチルエーテルより)
MS (C,1,) −329m/e CM+H)11
PLC:ジアステレオマ−A、 tr 6.11 、ジ
アステレオマーBXtr 6.73゜ 〔スペルコシル(Supelcosil) LCB  
カラム、展開液: CIl:IcN 60−H:+CO
,,/NEti 40 ;T240℃〕 分析 C198Z4N□o。
実測値χ C69,411+ 7.40  N 8.4
9計算値X  G 69.49 117.37  N 
8.53上記の手順に従って以下の化合物を製造した;
門、p、 90−94℃(分解)(ジエチルエーテルよ
り) MS (C,1,)  = 315 m/ e  (M
+H)11PLC:ジアステレオマーA、 tr 8.
67 、ジアステレオマーBStr 9.08 。
〔ヌクレオシル08カラム、展開液CIhCN15−1
!3POa/NEt3 4O−H2O45; T=40
℃〕分析 c+5l(t□N20゜ 実測値χ C68,711+ 7.12  N 8.9
0計算値X  C68,77117,05N 8.91
(R)(−)3−キヌクリジノール(1g)をベンゼン
(50+++ff1)に溶解し、ディーン・スターク還
流ヘッドを用いて30分間還流し、水を完全に除去した
。きれいなNa金属粒(0,18g)を加え、該懸濁液
を60分間還流した。乾燥ベンゼン(20d)中に溶解
したピロリジン−2−オキソ−3−フェニル−3−エチ
ルカルボキシレート(1,6g)を加え、該反応混液を
6時間還流した。
冷却した該溶液を減圧留去し、残渣を酢酸エチル及び水
で回収して、水で洗浄した。該有機層をNa、SO4上
で乾燥して蒸発乾固し、淡黄色の残渣を得た。これをシ
リカゲル上のクロマトグラフィーにかけ(展開液: C
f1zC1z −MetOII −NILsOH390
−10−11f 0.27) 、純粋な該表題化合物を
triジアステレオマー混合物として得た。
0.64g、  M、p、  142−143℃。
11PLc :ジアステレオマーA、 Lr 9.25
 、ジアステレオマーBStr 11.42゜ 〔スペルコシルLC8カラム、展開液:C1(3CN 
 15−H3PO4/NEt+  5O−HzO35;
T=40℃〕 分析 C+sll□zNt03 実測値χ C68,70117,21N 8.83計算
値χ C68,77H7,05N 8.91上記の手順
に従って、以下の化合物類を製造することができる: 門、p、 160−163℃。
MS  (C,1,)  = 343 m/ e  (
M+11)HPLC:ジアステレオマーA、 tr 8
.63 、ジアステレオ?−B、 tr 9.04゜ 〔スペルコシルLC8カラム、展開液:CH3CN  
4O−H31’0./NEL3 40−I+□020;
T=40℃〕 分析 CIqH2zNzOa 実測値χ C66,571! 6.51  N 8.2
2計算値χ C66,65H6,48N 8.18M、
p、 144−150℃(分解)(塩酸塩、ジエチルエ
ーテルより) MS (C,1,) =329m/e  [M+)I)
HPLC:ジアステレオマーA、 tr 22.40゜
ジアステレオマーB、、tr 24.06゜ (DNB−ルーカラム、展開液:  n−C611+n
88−i−PrOll  1O−C1lzOH2; T
=25℃〕分析 CIJzsCINz(h 実測値χ C62,281+ 6.99  N 7.6
0計算値χ G 62.54  H6,91N 7.6
8門、p、 125−127℃(分解)(塩酸塩、ジエ
チルエーテルより) MS (C,1,) = 315m/e (M+H)a
pt、c:ジアステレオマ−A、 tr 4.40 、
ジアステレオマーB、 tr 4.90゜ 〔スペルコシルしCBDB  カラム、展開液:Cll
3CN  30−11.PO4(0,01M + 0.
02χNEt3、pH・3) 40−142030; 
 T=40℃〕分析 C,、lI□3cINz03 実測値X  G 61.03  H6,70N 7.8
2計算(aχ C61,621+ 6?61  N 7
.98濃密な油 MS (C,l、) = 357 m/ e (M+H
)+1PLC:ジアステレオマ−A、 tr 4.45
 、ジアステレオマーB、 tr 4.77゜ 〔ヌクレオシル08カラム、展開液C113CN40−
H3PO440−I+□0 20; T=40°C〕分
析 Cz+HzaNzO3 実測値χ C70,5011’7.97  N 7.7
2計算値%  C70,76117,92N 7.86
M、p、 l 60−1 63℃。
MS  (C,1)=330m/e  (M+H)HP
LC:ジアステレオマーA、 tr 6.93 、ジア
ステレオマーB、 tr 7.51 = 〔ヌクレオシル08カラム、展開液C113CN10−
1+3PO440−水 50; T=40℃〕分析 C
lallzzN30:+ 実測値χ C65,481! 7.06  N 12.
69計算値χ C65,63H7,04N 12.76
ビベiジンー2−チオキソー3−フェニル−3門、p、
 1 1 1−1 13℃。
MS  (C,1,)  =345m/e  (M+H
)++pt、c:ジアステレオマーA、 tr 15.
70゜ジアステレオ? −B Str 18.006 (DNB−ルーカラム、展開液:  n−C611+4
85−CHxOH7−i−PrOH8;  T=25℃
〕分析 CIqHzaNtOtS 実測値χ C65,88116,95N 8.00計算
値χ C66,241+ 7.02  N 8.13門
、p、 132℃。
MS  (C,!、)  =335m/e  (M+H
)11PLc:ジアステレオマーA、 tr 20.4
0.ジアステレオマーB、 tr 22.00゜ (DNB−ルーカラム、展開液:  n−C6)114
88−CI+3011 6−i−Pr0116;  T
=30℃〕分析 自、OW□Nz03S 実測値χ C60,45H6,67N 8.17計算値
χ C61,051+ 6.63  N 8.38門、
p、 153−156℃(軽油エーテルより)。
MS  (C,1,)  −329m/e  (M+H
3)!PLC:ジアステレオマーA、 tr 14.8
゜ジアステレオマーB、 Lr 16.5゜ (DNB−ルーカラム、展開液:  n−Cbll+a
88−i−PrOH6,CIl、OII 6;  T=
25℃〕分析 C+qllzJzO:+ 実測値χ C69,61H7,41N 8.44計算値
X  C69,49117,37N 8.53クチル〕
−カルボキシレート(入 20)門、p、181−18
4℃(軽油エーテルより)。
MS (C,1,)  =329m/e  CM十H)
11PLc:ジアステレオマ−A、 tr 9.6゜ジ
アステレオマーB、 tr 11.1゜ 〔スペルコシルLC8カラム、H開?&:C1l:Ic
N  15−11iPO4/NEh (pH3) 5O
−HzO35;T=40℃〕 分析 C+ 9H24N20:1 実測値χ C69,80H7,30N 8.46計算値
χ C69,49H7,37N 8.53及び 無水THF中R(−) −3−キヌクリジノール(0,
95g)及びNa(0,17g )の懸濁液を30分間
還流した後、冷却した。これに、無水THF(30mf
)中アゼピンー2−オキソ−6−フェニル−6−ニチル
カルポキシレー) (1,6g) 及ヒ1.1−カルボ
ニルジイミダゾール(1,1g)の溶液を加え、できた
反応混液を4時間還流したつ冷却した後、氷酢酸を数滴
滴下混合し、該反応混液を蒸発乾固したつシリカゲル上
のフラッシュクロ?トゲラフイー(展開液: CH,C
β、 −!JetOH−NH40)+ 95: 5: 
0.5)により1:1のジアステレオマーをきれいな上
方(Rf O,3) Bi分ときれいな下方(Rfo、
 25 )成分に分離した。各成分を蒸発乾固し、単一
の分離ジアステレオマーを(ジエチルエーテルから摩砕
の後)白色固体として得た。
マー、  入  12 11) )、)、9.171−175℃(分解)(ジエチルエー
テルより) MS  (C,1,)  =343m/e  [M=H
〕)IPLC:  tr  4,78  。
:スベルコシルLC8カラム、展開P:CH,C\ 3
O−HiP04/NEt340−)12030;T=4
0℃〕 分FRC20H26N203 実測値% C70,01H7,67N 8.24計算値
% C70,15H7,65N 8.1812) )、1、p、156−159℃(分解)(ジエチルエー
テルより) MS  (C,l)  = 343m/e C’M+H
EHPLC: tr 5.63 。
〔スベルコシルLC8カラム、展開液:CH,CN  
30−H,PO4/NEts  40−H,030;T
=40 ℃〕 分析 C2゜11□6N203 実測値χ C70,24 計算値χ C70,15 H7,61N 8.22 1+  7.65   N  8.18ナトリウム(0
,4g)及びメタノール(7艷)を無水へブタン(4(
10)R1)中に混合した。Naが全て溶解した時点で
、過剰のメタノールを留去し、R(−)−3−キヌクリ
ジノール(2,54g)及びピペリジン−1−メチル−
2−オキソ−3フェニル−3−エチルカルボキシレート
(4,98g)を加えた。該反応混液を3時間加熱して
溶媒を蒸発させた(約300mf)。冷却後2N塩酸(
40d)を滴下混合し、分離した水帰を10%NaOH
で中和し、酢酸エチルで抽出し、留去した後、粗表題化
合物を透明な油として得た。これをカラムクロマトグラ
フィーにより精製した(展開液:CH2Cj’2−!、
1etO)1− NH4OH90:  10 :  1
)。
2.8g、 M、p、 58−64℃(分解)(凍結乾
燥した塩酸塩として)。
〜Is (C,1,) = 343 m/ e CM+
H〕HPLC:ジアステレオマ −A、 tr 13.
53゜ジアステレオ7−B、 tr 14.76゜ [DNB−ルーカラム、展開液:  n−C5H口9O
−t−PrOH4−CH30H6:  T=25℃〕分
’ffr  C2o)12tCIN203実測値% C
63,20H7,22N 7.29計算値% C63,
39)17.18  N 7.39実施例18 ピペリジン−2−オキソ−3−シクロヘキシル−3−カ
リウムカルボキシレート(1g) ヲfffi水ベンゼ
ン(I Qmβ)中チオニルクロライド(10mf)の
冷却溶液に数回に分けて加えた。該懸濁液を室温で一晩
撹拌した後蒸発乾固した。この粗残渣を無水THF(2
0mjりに懸濁したものにR(−)−3−キヌクリジノ
ール(0,96g)を撹拌しながら加えた。該反応混液
を室温で4時間撹拌した後、蒸発乾固した。この徂残渣
からシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(展開液
:CH2Cl!、 −!、IetOH−NH4OH90
: 10 : 1、RfO,22)による精製の後、純
粋な該表題化合物を透明な濃密油として単離した。0.
6 go :、Lp58−62℃(分解) (凍結乾燥
した塩酸塩として)。
MS (C,1,)  = 335m/ e CM=H
〕HPLC:ジアステレオマー、へ、tr8.73゜ジ
アステレオマーBStr 10.28゜ [:DNB−ルーカラム、展開液:  n−C6H+<
88−x−Pr[])l 6−C)+30)16;  
T:25℃〕分升 C19H31CIN203 実測値% C61,41)18.50  N 7.50
計算値% C61,52ft 8.42  N 7.5
5実施例19 アゼピン−2−オキソー6−フェニルー6−R)−1−
アザビシクロ(2,2,2)−オアゼピンー2−オキソ
−6−C(R)−1−アザアセトニトリル(1ml”)
中アゼピンー2−オキソ−6−フェニル−6−〔(R)
−1−アザビシクロ(2,2,2)−オクチル〕−カル
ボキシレート(0,5g)及び臭化メチル(ジエチルエ
ーテル中2M溶液)  (1,53+nf)を室温で2
日間攪拌した。該溶液を蒸発乾固して、凍結乾燥の後純
粋な該表題化合物を得た。0.55 g。
M、p、60−68℃(分解)(凍結乾燥後)tlPL
c:単一ジアステレオマー、tr 3.80〔スペルコ
シルLC8カラム、H,開?& :Cl 3CN   
3O−If 3POn (0,01M  + 〇、02
χ NIEt3  、pH3)、40−1+□030;
  T=40℃〕分析 Cz+tlzqBrNzO:+ 実測(If X  C57,00H6,89N 6.1
5計算値χ C57,671+ 6.68  N 6.
40上記の手順に従い適当な中間体を利用して、以下の
化合物類を製造することができる:化合物16) J、I、p、 67−72℃(分解)(凍結乾燥後)H
PLC:単一ジアステレオマー、tr4.IQ。
〔スベルコシルLC8カラム、展開r&:CH3CN 
 4O−H3PO,(0,01M + 0.02%NE
t*、ptt 3)、40−82020;  T・40
℃〕分’fRCzJ2JrN203 実測値% C56,85H6,83N 6.18計算値
% C57,67H6,68N 6.40)、1.ρ、
 65−70℃(分解)(凍結乾燥後)1(PLC:ジ
アステレオマー混合物、tr 10.10a〔スベルコ
シルLC8カラム、展M’tt :CH,CN  20
−H,PO,(0,01M + 0.02%NEta、
pH3)、60−[2020;  T=40℃〕分析 
Cz:+H3+BrN2O3 実測値χ C59,48116,79N 6.00計算
値χ C59,6L  H6,74N 6.05M、p
、 112℃(分解) +1PLc:ジアステレオマ−A、 tr 8.85 
、ジアステレオマーB、 tr 9.34゜ 〔スペルコシルLC8カラム、展開液:CH+CN  
15−HsPO4/NEt+  5O−Hzo  35
;T−40℃〕 分析 Cto)lzJrNz03 実測値X  C56,80H6,38N 6.68計算
値χ C56,74I+ 6.43  N 6.62以
下に本発明の医薬用組成物類の限定的ではない実施例を
記するニ 11貫1工 錠剤類 活性成分             10 mgラクト
ース            207 +ngコーンス
ターチ           30 wtステアリン酸
マグネシウム      3■製造方法:該活性成分、
ラクトース及びコーンスターチを混合し、水で均一に湿
らせた。この湿った塊をふるいにかけ、トレー乾燥品中
で乾燥した後、該混合物を再度ふるいにかけ、ステアリ
ン酸マグネシウムを加えた。その移譲混合物を各250
■重壇の錠剤に圧縮した。各錠剤は10mgの該活性成
分を含有する。
剤1粗影↓ カプセル剤類 活性成分              10 mgラク
トース            188 [+1?ステ
アリン酸マグネシウム      21■製造方法:該
活性成分を該補助製品類と混合し、該混合物をふるいに
かけ適当な装置中で均一に混合した。できた混合物を硬
ゼラチンカプセルに充填(各カプセルに200mg)し
た。各カプセルは10■の活性成分を含有する。
剣1州22 アンプル剤頽 活性成分              2■塩化ナトリ
ウム           9mg製造方法:該活性成
分及び塩化すトリウムを適当な量の注射用水に溶解した
。できた溶液を無菌条件下で濾過しバイヤル中に充填し
た。
夫廉尉l主 坐剤類 活性成分             25■脂肪M類の
半合成グリセライド類1175mg製造方法:脂肪酸類
の半合成グリセライド頻を融解し、均質に攪拌しながら
該活性成分を加えた。
適当な温度に冷却した後、各1200■重量の坐剤用に
あらかじめ成型した型に注入した。各坐剤は25■の活
性成分を含有する。
1部 経口滴剤類 活性成分類             5■ソルビトー
ル           350 rrgプロピレング
リコール       200 mgクエン酸    
           1nvクエン酸ナトリウム  
        3rrg脱イオン水        
    全  1艶製造方法:該活性成分、クエン酸及
びクエン酸ナトリウムを、適当■の水及びプロピレング
リコールの混合液に溶解した。その後ソルビトールを加
え、できあがった溶液を濾過した。該溶液は1%の活性
成分を含有し、適当なスポイトを用いて投与される。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I )が示す化合物類 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) (式中、 Rは直鎖あるいは分枝低級アルキル基、シクロアルキル
    −C_1_−_2アルキル基若しくはアラルキル基を表
    わすか、若しくは存在せず; Xは有機酸あるいは無機酸の陰イオンを表わすか、若し
    くはRが存在しない場合はXも存在せず; R_1は水素原子、直鎖あるいは分枝低級アルキル基若
    しくは、R_2が水素原子若しくは直鎖あるいは分枝低
    級アルキル基を示すR_2−CO型のアシル基を表わし
    ; Aはシクロアルキル基、芳香環若しくは5あるいは6員
    ヘテロ環を表わし; Y及びZは同時若しくは一方のみが存在してもしなくて
    もよく、両方が同時に存在する場合にはそれらは酸素原
    子を表わし、それらの一方のみ存在する場合には、それ
    は酸素原子若しくはイオウ原子を示し; nは1、2若しくは3を示し; A及び該3−キヌクリジニルエステル基類は該環上の同
    一炭素原子に同時に挿入され、二重置換となる)、それ
    らのジアステレオマー混合物及びそれらの単一ジアステ
    レオマー類。
  2. (2)請求項(1)記載の一般式( I )が示す化合物
    類において、R_1が水素原子を示し、Zが酸素原子若
    しくはイオウ原子を示し、nが1、2若しくは3を示し
    かつAがフェニル類若しくはチオフェン環を示し、Rが
    存在しないか若しくは直鎖あるいは分枝低級アルキル基
    若しくはシクロアルキル−C_1_−_2アルキル基を
    示し、Xが存在しないか若しくはハロゲン原子を示すこ
    とを特徴とする化合物類、それらのジアステレオマー混
    合物及びそれらの単一ジアステレオマー類。
  3. (3)請求項(1)及び(2)記載の、R及びXが存在
    しない一般式( I )が示す化合物類の、生理的に適合
    しうる酸付加塩類。
  4. (4)請求項(3)記載の塩類において、塩酸、臭化水
    素酸、硫酸、メタンスルホン酸若しくは酒石酸と形成さ
    れる塩類。
  5. (5)以下の化合物類から選択される式( I )の化合
    物: ピペリジン−2,6−ジオキソ−3−フェニル−3−〔
    (R)−1−アザビシクロ(2.2.2)−オクチル〕
    −カルボキシレート ピペリジン−2−オキソ−6−フェニル−6−〔(R)
    −1−アザビシクロ(2.2.2)−オクチル〕−カル
    ボキシレート ピロリジン−2−オキソ−4−フェニル−4−〔(R)
    −1−アザビシクロ(2.2.2)−オクチル〕−カル
    ボキシレート ピロリジン−2−オキソ−5−フェニル−5−〔(R)
    −1−アザビシクロ(2.2.2)−オクチル〕−カル
    ボキシレート アゼピン−2−オキソ−6−フェニル−6−〔(R)−
    1−アザビシクロ(2.2.2)−オクチル〕−カルボ
    キシレート単一ジアステレオマー 他のアゼピン−2−オキソ−6−フェニル−6−〔(R
    )−1−アザビシクロ(2.2.2)−オクチル〕−カ
    ルボキシレート単一ジアステレオマー ピペリジン−2−オキソ−3−フェニル−3−〔(R)
    −1−アザビシクロ(2.2.2)−オクチル〕−カル
    ボキシレート ピペリジン−2−オキソ−5−フェニル−5−〔(R)
    −1−アザビシクロ(2.2.2)−オクチル〕−カル
    ボキシレート
  6. (6)請求項(1)記載の一般式( I )が示す化合物
    類の製造方法において、R及びXが存在しない場合はR
    (−)3−キヌクリジノールを、式(II)が示すカルボ
    ン酸の反応性誘導体 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・(II) (式中、R_1、Z、Y、n及びAは請求項(1)にお
    いて定義したものを示し、Lは脱離基を示す)と不活性
    溶媒中で0°から100℃の間の温度で反応させ、一方
    R及びXが存在する場合は上記により得られたR及びX
    が存在しない式( I )の化合物類を、アルキル化剤と
    極性溶媒中で30°から70℃の間の温度で、反応させ
    ることを特徴とする方法。
  7. (7)請求項(6)記載の方法において、該脱離基が塩
    素原子、エトキシ基、イミダゾール−1−イル基から選
    択され、該アルキル化剤が臭化メチル、臭化シクロプロ
    ピルメチル、ジメチル硫酸から選択されることを特徴と
    する方法。
  8. (8)医薬上許容しうるキャリヤー類、希釈剤類若しく
    は補形剤類と共に、最低1個の請求項(1)で定義した
    一般式( I )が示す化合物若しくはそのジアステレオ
    マー混合物あるいはその単一ジアステレオマー類を活性
    成分として含む医薬用組成物類。
  9. (9)請求項(8)記載の医薬用組成物類において、胃
    腸管の障害、特に消化性潰瘍疾患、過敏性腸症候群、痙
    攣性便秘、噴門筋痙攣、幽門痙攣の患者の治療に使用さ
    れる組成物類。
  10. (10)請求項(8)記載の医薬用組成物類において、
    呼吸器の閉塞性急性及び慢性痙攣性障害、特に気管支狭
    窄、慢性気管支炎、気腫、喘息の患者の治療に使用され
    る組成物類。
  11. (11)請求項(8)記載の医薬用組成物類において、
    尿管及び胆管の痙攣性障害の患者の治療及び尿失禁の治
    療に使用される組成物類。
JP2161192A 1989-06-20 1990-06-19 新規r(―)3―キヌクリジノール誘導体類 Pending JPH0331279A (ja)

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