JPH03289653A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH03289653A
JPH03289653A JP9271590A JP9271590A JPH03289653A JP H03289653 A JPH03289653 A JP H03289653A JP 9271590 A JP9271590 A JP 9271590A JP 9271590 A JP9271590 A JP 9271590A JP H03289653 A JPH03289653 A JP H03289653A
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長岡 陽子
Shigeto Hirabayashi
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    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し、さ
らに詳しくは、感光材料の保存に際して、ホルムアルデ
ヒド等の有害物質による写真性能の劣化が防止されたハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料に関する。
[発明の背景] 一般に内型ハロゲン化銀カラー写真感光材料はスペクト
ルの異なる領域に感光性を有し、かつ発色現像主薬の酸
化生成物と反応して染料を形成するカプラーを含有する
複数のハロゲン化銀乳剤層、すなわち、通常は青色光、
緑色光、赤色光に感光性を有し、それぞれ黄色カプラー
、マゼンタカプラーおよびシアンカプラーを含有するハ
ロゲン化銀乳剤層を支持体上に設置させることにより構
成されている。
そして露光後、発色現像処理によってこれらの各々のハ
ロゲン化銀乳剤層にそれぞれ黄色、マゼンタ色およびシ
アン色の染料画像が形成される。
このような多層カラー写真感光材料においては、前記の
各ハロゲン化銀乳剤層が相互に感度およびコントラスト
に関してバランスを保つ場合のみ最良のカラー画像が得
られるのであるから、多層カラー写真感光材料としては
、露光前後を含め現像処理を行うまでの長時間にわたる
保存期間中にもその写真性能を変化しないものであるこ
とが望ましい。しかしながら、カプラーを含有する内型
l\ロゲン化銀カラー写真感光材料は発色現像処理を行
う前にホルムアルデヒドガス等有害ガス雰囲気中に置か
れると、カプラーがホルムアルデヒド等有害ガスと反応
して消費されると共に、好ましくない反応生成物を生し
、例えば発色濃度やガンマを低下したり、色汚染を生じ
たり、あるいはカブリを増大するなど重大な写真性能の
劣化をもたらす。
一方、ホルムアルデヒド等の有害ガスは、新建材家具類
、樹脂加工品類、接着剤、衣類等から放散され、日常生
活においてこれらが多用されるに伴ない、例えばたんす
や樹脂製のキャビネ・ント中に写真感光材料を長期間保
管するなどといったように写真感光材料がこれらの有害
ガスに触れる機会が多くなっている。
このようなホルムアルデヒドとの反応に基づく写真性能
の劣化を防止するために、例えばアルデヒドと反応性を
有し、これを無害化する化合物(以下、アルデヒドスカ
ベンジャーと呼ぶ)を使用することが提案されている。
一例を挙げれば、米国特許第2,309,492号には
、ピラゾロン発色剤と作用して黄色化合物を生成して写
真要素中に色カブリを生起する微量のホルムアルデヒド
の問題を指摘し、ヒドロキシルアミン、ヒドラジン誘導
体、ヒドラゾ誘導体、セミカル!(シト、ジメチルヒド
ロレゾルシンまたはナフチレンジアミンのようなアルデ
ヒドスカベンジャーの使用を提案している。また米国特
許第2,895,827号によると、尿素−ホルムアル
デヒドおよびメラミン−ホルムアルデヒドのようなアル
デヒド樹脂で被覆された印画紙支持体からのホルムアル
デヒドの問題を示し、そのような支持体の表面上にアル
デヒドスカベンジャーとして作用する尿素またはメラミ
ンサイジング層の使用を提案している。
更に、特公昭4B−34675号は、大気中に含まれる
ホルムアルデヒドガスのスカベンジャーとして、N、N
’ −エチレン尿素、2,3−ジヒドロキシナフタレン
、ジメドン等を提案している。その他、特公昭51−2
3908号、同63−32378号、特開昭59−19
945号、同48−39029号、同57−13345
0号、同58−150950号、米国特許第4,411
,987号、同第3.811,891号、同第4,00
3,748号、同第4,414.309号、リサーチデ
ィスクロージ+ −(Re5earchDisclos
ure)誌、第101巻No、10133などに記載の
化合物が知られている。
しかし、これらはアルデヒドガスの補促能力が充分では
ないため、該化合物の添加だけでは現在問題にされてい
る写真性能の劣化を満足し得るほど防止できるものでは
ない。
また、アルデヒドスカベンジャーの大量添加は、感光材
料の膜特性の劣化、例えば被覆の脆弱性等を招来すると
いう欠点があり、更には写真性能そのものにも悪影響を
及ぼすため、アルデヒドスカベンジャーの添加量にも自
づと限度がある。
また、米国特許T第900.0211号は、非感光性層
に1,3−ジ置換されたピラゾロン化合物またはベンゾ
イルアセトアミドを含有する写真要素を提案している。
しかしながら、この方法によると、記載の化合物は、非
感光性層へ拡散する現像剤酸化化合物と反応して該非感
光性層中に発色色素を形成してしまうため、望ましくな
い色にごりやカブリ濃度上昇、さらには鮮鋭性の劣化な
どといった写真性能の劣化を引きおこすことがわかった
一方、特開昭62−159145号は、非感光性層にピ
ラゾロン化合物を含有し、その隣接する非感光性層に現
像剤の酸化生成物と反応して無色の生成物を形成する化
合物を含有する写真記録材料を提案している。
しかしながら、この方法によっても写真性能の劣化を完
全に抑えられるわけではないことがわかった。
一方、上記有害ガスとカプラーとの関係については、ど
のようなカプラーの使用に際しても有害ガスに起因する
写真性能の劣化が表われるものの特に分子中の活性点に
置換基が導入されていない所謂4当量カプラーの場合に
影響が著しく、またシアンカプラーよりもイエローカプ
ラーとマゼンタカプラーが共に影響を受は易く、なかで
も特にマゼンタカプラーが最も強く影響を受けることも
判明している。
本発明者等は、マゼンタカプラーとして最も一般的であ
る5−ピラゾロン4当量カプラーのホルムアルデヒドガ
スとの反応性について検討を行ったが、写真性能の劣化
を著しく改善し得るカプラーを見出すことはできなかっ
た。また他方、油溶性カプラーに対する水と混和し得な
い高沸点有機溶剤の割合を高めることにより、更にホル
ムアルデヒドガス等の有害ガスによる影響は少なくなる
ことが知られているが、その改良程度では充分ではない
。逆に高沸点有機溶剤の割合を高めることにより、各種
の支障、例えば被膜物性等に支障を生ずることがあり、
このために高める割合にも限界がある。
一方では近年に至ってホルムアルデヒド等の有害ガスに
対して反応性の低い、換言すれば耐性の強いマゼンタカ
プラーが種々報告されている。例えば、米国特許第3.
214,4!17号、同第3,253,924号、同第
3,311,476号、同第3.419,391号、同
第3.617.291号、同第3.928,831号、
同第3,522,052号、同第3,227,554号
、特開昭56−126833号等にそのようなカプラー
の例として2当量カプラーが記載されている。
しかしながら、上記の如き2当量カプラーを使用しても
、ホルムアルデヒド等の有害ガスの影響は4当量カプラ
ーに比べてはるかに小さいとはいえ、全く影響を受けな
いわけではない。従って、使用するカプラーをホルムア
ルデヒド等の有害ガスに対する耐性の強いものに変えて
も、アルデヒドスカベンジャーの使用は必須であること
に変りはないのが実情である。
[発明の目的〕 従って本発明の目的は、発色現像処理を行うまでの保存
期間中にホルムアルデヒド等の有害ガスに長時間触れて
も発色濃度やガンマの低下、色汚染の発生、あるいはカ
ブリの増大などの写真性能を劣化しないハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料を提供することにある。
[発明の構成] 本発明者等は、前記目的に対し種々検討を重ねた結果、
上記目的は、支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤層、
緑感性ハロゲン化銀乳剤層、赤感性ハロゲン化銀乳剤層
及び少なくとも1層の非感光性親水性コロイド層を写真
構成層として有するハロゲン化銀カラー写真感光材料に
おいて、該写真構成層の少なくとも1層が、下記一般式
[1]で表される化合物の少なくとも1種を含有するこ
とを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料により
達成し得ることを見いだした。
以下余白 一般式[I] 1 [式中、R1は水素原子または一価の置換基を表し、R
2はハメットσp値が0.2以上である基を表す。コ 以下、本発明を更に詳しく説明する。
一般式[I]において、R1で表される置換基としては
、例えばアルキル基、アリール基、シクロアルキル基、
アシル基、カルバモイル基、スルファモイル基、アルコ
キシカルボニル基等が挙げられ、これらの基には置換基
(例えば、カルボキシル基、スルホ基、水酸基、アミノ
基等)を有するものも含まれる。
R2で示される置換基は、ハメットσ 値 がO12以
上のものである。R2で表される置換基のハメットσ、
値は、好ましくは0.2以上1.0以下であり、より好
ましくは0.3以上0.7以下である。
ハメットF p値がこの範囲より低いと、該化合物が発
色現像主薬の酸化体であるキノンジイミンとカップリン
グ反応をすることにより感光材料中でキノンジイミンが
消費され、発色濃度低下を起こすとともに、該化合物の
キノンジイミンのカップリングにより生成した色素は感
光材料中に残留して色にごりやスティンの原因となる。
また、この生成した色素が発色現像液中に流出すると、
例えば補充量を低減した低公害化の処理ラインにおいて
は、色素が蓄積していきスティンの原因となりかねない
一方、ハメットσ 値がこの範囲より高いと、キノンジ
イミンとの反応性は低く、発色濃度も低いため写真性能
に与える影響はほとんどないが、ホルムアルデヒド等の
有害物質に対する反応性も低く、本発明の目的には有効
ではなくなる。
5−ピラゾロン化合物の中で、3位の置換基のハメット
σ 値によって、ホルムアルデヒド等との反応性を有し
ながらキノンジイミンとの反応性の低い化合物が得られ
ることは驚くべき発見であった。
R2で表されるσ 値0.2以上の置換基としては、例
えばシアノ基、カルバモイル基、カルボキシル基、アル
コキシカルボニル基、アシル基、ノ\ロアルキル基、ニ
トロ基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基等が
あげられる。
以下に一般式[1Fで表される化合物の具体例をあげる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
以下余白 (1) (2) (9) (10) (3) (4) (11) (12) (5) (6) (13) (14) (7) (8) (15) (16) (17) (1つ) (21) (29) (31) (33) (18) (20) (22) (30) (32) (34) (23) (25) (27) (35) (37) (3つ) 03H (24) (26) (28) (36) (38) (40) O3H (41) (43) (45) (53) (55) (57) 2H5 (42) (44) (46) (54) (56) (58) 2H5 (47) (49) (51) (5つ) (48) (50) (52) (60) 以下余白 本発明の一般式[I]で表わされる化合物は市販されて
いるものも多く、また、特開昭51−77327号、同
82−273527号、英国特許第585.780号に
記載の方法に準じ、容易に合成できる。
本発明に係るアルデヒドスカベンジャーは、ハロゲン化
銀カラー写真感光材料のマゼンタカプラーを含有する層
及び/又はそれより上側の写真構成層に含有させること
が好ましい。
これらアルデヒドスカベンジャーは、感光材料の最も外
気に近い層、例えば保護層に含有させるのが効果的であ
り、最も好ましい。
本発明に係るアルデヒドスカベンジャーは、1種または
2種以上を組合せて使用することができ、また、他のア
ルデヒドスカベンジャーと併用することもできる。
本発明でいう前記の写真構成層とは、感光材料を形成す
る例えば光学的または化学的に増感された感光性を有す
るハロゲン化銀乳剤層を始めとして、非感光性層として
の中間層、紫外線吸収層、黄色フィルター層、保護層そ
の他の補助層等を包含するものである。
本発明に係るホルムアルデヒドスカベンジャーを、これ
らの層中に添加、含有せしめるには、層を形成するため
の塗布液中に、例えば水、メタノール等の適当な溶媒に
溶解して添加すればよく、その添加時期も任意の段階で
よい。例えば、ハロゲン化銀乳剤中に添加する際には、
その製造工程の何如なる時期を選んでもよいが、一般に
は塗布する直前に添加するのが望ましい。
またその添加量は、カラー写真感光材料1d当り0.0
1〜5.0gが好ましいが、特にo、i〜2.0 gの
添加により最も好ましい結果が得られる。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀
として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀及び塩化
銀等を用いた通常のハロゲン化銀乳剤に使用される任意
のものを用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、粒
子内において均一なハロゲン化銀組成分布を有するもの
でも、粒子の内部と表面層とてハロゲン化銀組成が異な
る層状構造をした粒子であってもよい。
ハロゲン化銀粒子は、潜像が主として表面に形成される
ような粒子であってもよく、また主として粒子内部に形
成されるような粒子でもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、いかなる′粒子サイズ分布を持つ
ものを用いても構わない。粒子サイズ分布の広い乳剤(
多分散乳剤と称する。)を用いてもよいし、粒子サイズ
分布の狭い乳剤(単分散乳剤と称する。)を単独又は数
種類混合してもよい。
又、多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロゲ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
該乳剤は常法により化学増感することができ、又、増感
色素を用いて所望の波長域に光学的に増感できる。
ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安定剤等を加え
ることができる。該乳剤のバインターとしては、ゼラチ
ンを用いるのが有利である。
乳剤層、その他の親水性コロイド層は、硬膜することが
でき、又、可塑剤、水不溶性又は難溶性合成ポリマーの
分散物(ラテックス)を含有させることができる。
カラー感光材料の乳剤層には、カプラーが用いられる。
更に色補正の効果を有している競合カプラー及び現像主
薬の酸化体とのカップリングによって現像促進剤、漂白
促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤、調色剤、硬膜剤、
カブリ剤、カブリ防止剤、化学増感剤、分光増感剤及び
減感剤のような写真的に有用なフラグメントを放出する
化合物を用いることができる。
イエロー色素形成カプラーとしては、公知のアシルアセ
トアニリド系カプラーを好ましく用いることができる。
これらのうち、ベンゾイルアセトアニリド系及びピバロ
イルアセトアニリド系化合物は有利である。
マゼンタ色素形成カプラーとしては、5−ピラゾロン系
カプラー ピラゾロアゾール系カプラーピラゾロベンツ
イミダゾール系カプラー、開鎖アシルアセトニトリル系
カプラー、インダゾール系カプラー等を用いることがで
きるが、本発明においては、4当量の5−ピラゾロン系
カプラーを用いた場合、特に顕著に効果が現われる。
シアン色素形成カプラーとしては、フェノール又はナフ
トール系カプラーが一般的に用いられる。
感光材料には、フィルター層、ハレーション防止層、イ
ラジェーション防止層等の補助層を設けることができる
。これらの層中及び/又は乳剤層中には現像処理中に感
光材料から流出するか、もしくは漂白される染料が含有
されてもよい。
感光材料には、マット剤、滑剤、画像安定剤、紫外線吸
収剤、蛍光増白剤、界面活性剤、現像促進剤、現像遅延
剤や漂白促進剤を添加できる。
支持体としては、ポリエチレン等をラミネートした紙、
ポリエチレンテタレートフィルム、バライタ紙、三酢酸
セルロース等を用いることができる。
本発明のカラー写真感光材料を用いて色素画像を得るに
は露光後、通常知られているカラー写真処理が行われる
[実施例] 以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
以下のすべての実施例において、ハロゲン化銀写真感光
材料中の添加量は特に記載のない限り1M当りのg数を
示す。また、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算して
示した。増感色素は銀iモル当りのモル数で示した。
実施例1 トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真感光材料(試料1)を作成した。
第1層;ハレーション防止層(IC) 黒色コロイド銀          0.15紫外線吸
収剤(UV−1)      0.20カラードシアン
カプラー (CC−1)             0.02高沸
点溶媒(Oiff −1)      0.20高沸点
溶媒(Oifl−2) ゼラチン 第2層;中間層(IL−1) ゼラチン 第3層;低感度赤感性乳剤層(R−L)沃臭化銀乳剤(
Em−1) 沃臭化銀乳剤(Em−2) 増感色素(S−1) 増感色素(S −2) 増感色素(S −3) シアンカプラー(C−1) シアンカプラー(C−2) カラードシアンカプラー (CC−1) DIR化合物(D−1) DIR化合物(D−2) 高沸点溶媒(Oil)−1) ゼラチン 第4層;高感度赤感性乳剤層(R−H)沃臭化銀乳剤(
Em−3) 0.4 0.3 3.2X 10−’ 3.2X 10−’ 0.2x 10−’ 0.50 0.13 0.20 1.6 1.3 0.07 0.006 0.01 O155 (,0 0,9 増感色素(S−1) 増感色素(S−2) 増感色素(S −3) シアンカプラー(C−2) カラードシアンカプラー (CC−1) DIR化合物(D−2) 高沸点溶媒(Oif−1) ゼラチン 第5層;中間層(IL−2) ゼラチン 第6層;低感度緑感性乳剤層(G 沃臭化銀乳剤(Em−1) 沃臭化銀乳剤(Em−2) 増感色素(S−4) 増感色素(S −5) マゼンタカプラー(M−1) カラードマゼンタカプラー (CM−1) DIR化合物(D−3) 1.7X 10−’ 1.6X 10−’ 0、IX 10−’ 0.23 0.03 0.02 0.25 1.0 0.8 L) 0.6 0.2 6.7x 10−4 0.8X 10−’ 0.60 0.10 0.02 高沸点溶媒(Oil−2)      0.7(1ゼラ
チン             1.0第7層;高感度
緑感性乳剤層(G−H)沃臭化銀乳剤(E m −3)
      0.9増感色素(S −6)      
 1.LX 10−4増感色素(S −7)     
  2.Ox 10−’増感色素(S−8)     
  0.3xlO−’マゼンタカプラー(M−1)  
   0.15カラードマゼンタカプラー (CM−1)             0.04DI
R化合物(D−3)       0.004高沸点溶
媒(Oif −2)      0.35ゼラチン  
           i、。
第8層;イエローフィルター層(YC)黄色コロイド銀
          0.1添加剤(SC−1)   
      0.12高沸点溶媒(Oil−2)   
   0.15ゼラチン             1
.0第9層;低感度青感性乳剤層(B−L)沃臭化銀乳
剤(E m −1)      0.25沃臭化銀乳剤
(E m −2)      0.25増感色素(S 
−9)       5.8XlO−’イエローカプラ
ー(Y−1)      0.60イエローカプラー(
Y−2)      0.32DIR化合物(D −1
)       0.003DIR化合物(D−2) 
      0.008高沸点溶媒(Oil−2)  
    0.18ゼラチン             
1.3第10層;高感度青感性乳剤層(B−H)沃臭化
銀乳剤(E m −4)      0.5増感色素(
S −10)      3.Ox 10−’増感色素
(S−11)      1.2xlO−’イエローカ
プラー(Y−1)      0.18イエローカプラ
ー(Y−2)      0.10高沸点溶媒(Oil
−2)0.05 ゼラチン             1.0第1を層;
第1保護層(PRO−1) 沃臭化銀乳剤(E m −5)      0.3紫外
線吸収剤(UV−1)      0.07紫外線吸収
剤(UV−2)      0.1高沸点溶媒(Otl
 −1)      0.07高沸点溶媒(Oin) 
−3)      0.07ゼラチン        
     0.8第12層;第2保護層(PRO−2) アルカリで可溶性のマット化剤 (平均粒径2μm )         0.13ポリ
メチルメタクリレート (平均粒径3μm )         0.02ゼラ
チン             0.5なお、各層には
、上記組成の他に塗布助剤(SU−2) 、分散助剤(
SU−1) 、硬膜剤(H−1) 、染料(AI−1)
、(AI−2)を適宜添加した。
また、上記試料中に使用した乳剤は以下のものである。
いずれも内部高ヨード型の単分散性の乳剤である。
Em−1:平均ヨウ化銀含有率7.5モル%平均粒径 
0.55μm 粒子形状 8面体 Em−2:平均ヨウ化銀含有率2.5モル%平均粒径 
0.36μm 粒子形状 8面体 Em−3:平均ヨウ化銀含有率8.0モル%平均粒径 
0,84μm 粒子形状 8面体 Em−4:平均ヨウ化銀含有率8.5モル%平均粒径 
1.02μm 粒子形状 8面体 Em−5:平均ヨウ化銀含有率2.0モル%平均粒径 
0,08μm 以下余白 −1 C−2 −1 C−1 M−1 −1 (l −1 −2 −2 V−1 M J C) M M C4H9(1) UV−2 S−1 −2 −7− −10 2H5 (CH2)3SO3H (CH2)3SO3 (ClhhSUz (L:kI12)yS03HN(fe2es)3−3 −11 I−1 I−2 O3K SO3に 5U−1 0iIl−1 2H5 U−2 NaOzS−CH−COOC8H□7 CH2−COOC8H□7 1fl−2 2H5 C−1 oi文−3 の混合物 (2: 3) −1 C# CI ’Ill’″ON・ 次に、試料1の第11層(PRO−1)に表−1に示し
たアルデヒドスカベンジャーを各3 X 10−’モル
/群添加した他は試料1と同様にして試料2〜24を作
成した。
これらの試料に、常法に従いウェッジ露光を与えた後、
それぞれ以下の処理を行った。
処理−1 密閉容器の底部に35%グリセリン水溶液を300 c
 c置き、これと平衡に保った空気中で、30℃にて3
日間試料を保持する。
処理−2 密閉容器の底部に35%グリセリン水溶液300CC当
り 35%ホルムアルデヒド水溶液6ccを含んだ液を
置き、これと平衡に保った空気中で、80℃にて3日間
試料を保持する。
上記2種の処理を施した試料をそれぞれ次の処理工程に
従って発色現像処理した。
処理工程(38℃) 発色現像        3分15秒 漂   白             4分20秒定 
  着             6分30秒水   
洗             3分15秒安定化   
  1分30秒 乾   燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
(発色現像液) 4−アミノ−3−メチル−N− エチル−N−(β−ヒドロキシ エチル)アニリン・硫酸塩     4.75g無水亜
硫酸ナトリウム        4.25gヒドロキシ
ルアミン・l/2硫酸塩    2.0g無水炭酸カリ
ウム          37.5g沃化カリウム  
           1.9o+g臭化ナトリウム 
          1.3gニトリロトリ酢酸・3ナ
トリウム塩 (l水塩)2.5g 水酸化カリウム           1.0g水を加
えて1pとする。(pH−10,02)(漂白液) エチレンジアミン四酢酸鉄(III) アンモニウム塩          100.0gエチ
レンジアミン四酢酸 2アンモニウム塩         10.0g臭化ア
ンモニウム          150.0g氷酢酸 
              to、og水を加えて1
gとし、アンモニア水を用いてp H−6,0に調整す
る。
(定着液) チオ硫酸アンモニウム        175.0g無
水亜硫酸ナトリウム         8,6gメタ亜
硫酸ナトリウム         2,3、水を加えて
1fIとし、酢酸を用いてpH8,0に調整する。
(安定化液) ホルマリン(37%水溶液)        1.5m
lコニダックス(コニカ株式会社製)    7.5m
l水を加えてlIとする。
上記により発色現像処理を行った各試料について、マゼ
ンタ発色最大濃度をコニカ株式会社製光学濃度計 PD
A−65を用いて緑色光により測定し、ホルムアルデヒ
ドガスと接触していない処理−1の試料に対する、ホル
ムアルデヒドガスと接触した処理−2の試料のマゼンタ
発色最大濃度部の変化率を求めた。
なお、マゼンタ発色最大濃度は、緑色最大濃度から未露
光部の緑色濃度を減じた値である。
得られた結果及び使用した化合物の置換基R2のσ、値
を表−1に示す。
以下余白 表−1 MS−1(比較用アルデヒドスカベンジャー)MS−2
(比較用アルデヒドスカベンジャー)HS−3(比較用
アルデヒドスカベンジャー)表−1の結果からも明らか
なように、アルデヒドスカベンジャーとして比較のHS
−1を用いた試料2では、処理−2におけるマゼンタ最
大濃度の低下が大きく、また、置換基R2のノ\メット
のσ が0.2未満であるMS−2及びHS−3をそれ
ぞれ用いた試料3及び4では処理−1において、マゼン
タ発色最大濃度が低く、発色性に影響を及ぼすことがわ
かる。
一方、本発明の化合物を用いた試料5〜24においては
、発色性を損なうことなく、また、処理−2においても
マゼンタ発色最大濃度の低下が小さく好ましいことがわ
かる。
なお、本発明の試料5〜24はいずれもガンマ低下や色
汚染やカブリの増大といった写真性能の変化は見られな
かった。
実施例2 実施例1において、第6層及び第7層で用いたマゼンタ
カプラーM−1を下記M−2及びM−3に各々変えた以
外は実施例1と同様にして試料を作成し、実施例1と同
様の試験を行ったところ、本発明の効果が確認された。
以下余白 −2 1 −3 1 1 [発明の効果] 本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、発色現像
を行うまでの保存期間中にホルムアルデヒド等の有害ガ
スに長時間触れても発色濃度やガンマの低下、色汚染の
発生あるいはカブリの増大などの写真性能を劣化するこ
とがない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  支持体上に、青感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロ
    ゲン化銀乳剤層、赤感性ハロゲン化銀乳剤層及び少なく
    とも1層の非感光性親水性コロイド層を写真構成層とし
    て有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該
    写真構成層の少なくとも1層が、下記一般式[ I ]で
    表される化合物の少なくとも1種を含有することを特徴
    とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1は水素原子または一価の置換基を表し、
    R_2はハメットσ_p値が0.2以上である基を表す
    。]
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