JPH03284502A - ゴミ自動収集システム - Google Patents

ゴミ自動収集システム

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JPH03284502A
JPH03284502A JP8706490A JP8706490A JPH03284502A JP H03284502 A JPH03284502 A JP H03284502A JP 8706490 A JP8706490 A JP 8706490A JP 8706490 A JP8706490 A JP 8706490A JP H03284502 A JPH03284502 A JP H03284502A
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garbage
suction
vessel
control device
vehicle
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Eiji Fujita
永治 藤田
Shinpei Inukai
新平 犬飼
Yoshihiro Hayashi
林 善弘
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はゴミ自動収集システムにおいて使用されるゴ
ミ吸引車の制御装置に関するもので、特に、割込み処理
に対する受付制限が施されたゴミ吸引制御装置に関する
ものである。
〔従来の技術] 周知のように、家庭なとて生ずるゴミの収集は、ゴミを
ゴミ袋に収納して所定のゴミ集積所に置いておき、それ
をゴミ収集車によって収集するという手順で行われる。
そして、ゴミ集積所に置かれたゴミ袋をゴミ収集車内に
取込む作業は、作業員によるマニュアル作業となってい
る。
ところが、このような収集方法では、ゴミ集積所を道路
付近に設定しなければならない関係上、ゴミ袋が街角に
出されることとなり、美観を損ねるとともに、衛生上の
問題が生ずることもある。
また、ゴミ収集車の運転手以外に作業員が必要であり、
ゴミ収集能率も必ずしも十分ではない。
このような事情に対処するため、各家庭や事業所などか
らのゴミ収集を自動化する技術が提案されている。この
技術では、高層住宅などの家屋の地下に、第12図に示
すように、ゴミ貯留タンク(ベッセル)1を設置する。
ゴミ貯留タンク1の下部からは地下配管(バイブライン
)2が伸びており、その開口部2aは屋外地面上に設け
られている。
家屋の内部で発生したゴミは、ダストシュート等を介し
てベッセル1内に落し込まれ、このベッセル1内に貯留
する。このゴミを収集するためにゴミ吸引車3が準備さ
れている。ゴミ吸引車3はゴミ吸引管4を有しており、
このゴミ吸引管4の先端を地下配管2の開口部2aに連
結する。そして、真空吸引装置5で生成された負圧をゴ
ミ吸引管4及びベッセル1に与え、それによって、ベッ
セル1内のゴミをゴミ収容タンク6へとベッセル1ごと
に所定の順序で順次自動的に吸引収集する自動吸引動作
を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記したゴミの自動吸引中に、既に吸引動作
が行われたベッセル1における残留ゴミの再吸引やベッ
セル1内の検査の目的で、自動吸引動作を停止させて割
込み処理を行いたい場合があるため、自動吸引動作中に
割込み処理ができるように構成することが望まれる。
しかしながら、自動吸引中に随時割込み受付状態にして
おくと、割込み中断により、ゴミ収容タンク6内で高め
られた負圧が無駄になり、吸引効率を悪化させてしまう
問題点がある。また、吸引動作中に中断するため、場合
によってはゴミが地下配管2につまり、ゴミ閉塞トラブ
ルが発生する問題点もある。
この発明は上記のような問題点を解決するため。
になされたもので、ゴミ吸引動作中において支障を生じ
ることなく割込み処理を行うことができるゴミ吸引制御
装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかるゴミ吸引制御装置は、地上側に設置さ
れた複数のゴミ貯留タンクとゴミ吸引車との間にゴミ吸
引管路と信号経路とを確立し、前記信号経路を介して前
記ゴミ吸引車から前記複数のゴミ貯留タンク側へと順次
にタンク選択信号を与えつつ、選択されたゴミ貯留タン
クから前記ゴミ吸引管路を介して前記ゴミ吸引車へのゴ
ミの負圧吸引を所定の順序で自動的に行なうゴミ自動収
集システムにおいて、前記ゴミ吸引車に搭載されるゴミ
吸引制御装置を対象としており、(a)負圧吸引中に前
記ゴミ吸引車内の負圧レベルをモニタすることによつて
吸引対象のゴミ貯留タンクの選択切換え期間を検知する
切換え期間検知手段と、(b)前記順序に従ったゴミの
自動吸引シーケンスに対する割込み要求を、前記選択切
換え期間が検知されたときに受付ける割込み受付手段と
を備えている。
〔作用〕
この発明における割込み受付手段は、ゴミ貯留タンクの
切換え期間が検知されたときに割込み処理の受付を行う
ため、実際にゴミの負圧吸引が行われている期間中に、
負圧吸引が中断されて割込み処理が行われることはない
〔実施例〕
第1図はこの発明の実施例の前提となるゴミ収集システ
ムを示す説明図である。同図に示すように、高層住宅等
の各家屋11の地下にベッセルユニット12を設置して
いる。家屋11の内部で発生したゴミは、ゴミ投入口1
3からダストシュート14に投入することにより、ベッ
セルユニット12中のベッセル15に落し込むことがで
きる。
ベッセル15の入口部15a及び出口部15bにはそれ
ぞれエアースライダ16a及び16bが設けられており
、これらのエアースライダ16a及び16bによりゴミ
TRや空気の流通/遮断を行うことができる。ベッセル
15の底部開口15cにはエアーバルブ17が設けられ
ており、このエアーバルブ17を開くとベッセル15内
に空気を導入できる。なお、18はベッセルユニット1
2内から種々の操作指令を行うための操作盤、19は操
作盤18または後述する車両側からの指示に応じてエア
ーバルブ17やエアースライダ16a。
16bの開閉等を制御する制御回路である。
各ベッセル15の出口部15bは地下配管2゜に連通し
ており、この地下配管20は屋外のドツキングステーシ
ョン21で開口している。
家屋11の内部で発生したゴミは、投入口13からダス
トシュート14に投入されることにより、ベッセル15
内に貯留する。このゴミTRを収集するため、ゴミ吸引
車30が準備されている。ゴミ吸引車30はゴミ吸引管
31を有しており、このゴミ吸引管31の先端をドツキ
ングステーション21に連結する。そして、ゴミ吸引車
3oに搭載された吸引ブロワで生成された負圧をゴミ吸
引管31およびベッセル15に与え、それによって、ベ
ッセル15内のゴミTRを、ゴミ収容タンク32へと吸
引収集する。なお、33.34は操作盤であり、ゴミ吸
引管31に設置された操作盤33はゴミ吸引管31の駆
動操作用であり、ゴミ吸引車30の運転室に設けられた
操作盤34はゴミ吸引管31などの駆動操作及びゴミの
吸引動作の操作用である。また、35は、操作盤33.
34からの指令等に基づき、ゴミ吸引管31の駆動操作
ゴミの吸引動作等を制御する制御装置であって、マイク
ロコンピュータなどを用いて構成されている。
(A−2)車両側構成 第2図は、この発明の実施例であるゴミ吸引装置を搭載
したゴミ吸引車30を示す断面構成図である。同図に示
すように、ゴミ収容タンク32内には、ゴミ圧縮板を兼
ねた排出板36が設けられている。この排出板36は竹
の子シリンダ37の伸縮により、車両の前後方向(±X
)に移動することができる。排出板36は、通常、原点
位置POに存在しており、ゴミ収容タンク32内に収集
されたゴミの排出時は、原点POから排出位置P1にか
けて移動する。また、排出板36はゴミ収容タンク32
内に収集されたゴミの圧縮を行う時は、原点POから圧
縮時最大進出位置P2を限度にして移動する。
ゲート39は排出時のみ、図中仮想線39aで示すよう
に開いており、他の場合は、実線39て示すように閉し
ている。このゲート39の開閉動作はゲート開閉用油圧
シリンダ40により行われる。なお、38は排出板36
の骨材である。また、4]は排出板36の竹の子シリン
ダ37側、つまり、ゴミ収容タンク32外に設けられた
リミットスイッチであり、リミットスイッチ41は、排
出板36が接触している時オン信号を、接触していない
時オフ信号を、制御装置1F35に出力する。したがゴ
て、このリミットスイッチ41のオン/オフ信号を検出
することにより、排出板36が原点POに位置している
か否かを制御装置35は検知することができる。
吸引ブロワ42は、エンジン43の動力により回転して
負圧を発生し、その負圧をゴミ収容タンク32及びゴミ
吸引管31を介してベッセル15に与え、開口部]、 
5 cがらエアーを導入することにより、ベッセル15
内のゴミを、ゴミ収容タンク32へと吸引収集する。こ
のとき、第1図のエアースライダ1.6 aは「閉」と
され、他方のエアースライダ1.6 bおよびバルブ1
7は「開」とされる。
なお、44は吸引ブロワ42より吸い込まれた空気を洗
浄するウォータースクラバ、45は第1図のエアースラ
イダ16g、16bなどに供給する圧縮エアーを生成す
るためのエアーコンプレッサ、46は吸引ブロワ42の
駆動音を消音するための消音器である。
ゴミ吸引管31は旋回管31a、可撓管31b。
起伏管31c、伸縮管31d及び可撓管31eなとによ
り構成されている。起伏管31cは起伏用油圧シリンダ
47により、α方向の起伏動作が可能であり、実線で示
すような水平状態あるいは仮想線で示すように持ち上げ
状態に位置することができる。また伸縮管31dは、伸
縮用シリンダ48により、β方向の伸縮動作が可能であ
り、実線で示すように起伏管31c内に収納されたり、
仮想線で示すように、起伏管31cがら突出したりする
。伸縮管31dは逆り字状に折れており、この伸縮管3
1dに連結されている可撓管31eは、起伏管31Cの
水平状態時に、地面に対し垂直になる。
旋回管31aはゴミ収容タンク32内へと連通しており
、また、第3A図に平面図として示すように、水平面内
(±θ)方向に旋回可能である。
この旋回管31aの旋回に従ってゴミ吸引管31の全体
は旋回運動することができる。旋回管31aの旋回動作
は、第3B図に示すように、旋回管31aの外周に形成
されたスプロケット50に噛合したチェーン51を一対
の旋回用油圧シリンダ52によって矢印で示すように押
し引きすることにより行われる。
ゴミ吸引管31に、上記した旋回 伸縮及び起伏動作を
組合わせて実行させることにより、ドツキングステーシ
ョン21のマンホール53に可撓管3 ]、 eの先端
を位置させ、開口したマンホール53と可撓管31 e
とを連結することにより、ドツキングステーション21
における地下配管20とゴミ吸引管31との連結が行え
る。
(A−:i)操作盤構成 第4図はゴミ吸引車30の運転室に設けられたゴミ吸引
管31の操作盤34の詳細を示す正面図である。同図に
おいて、60は電源用トグルスイッチであり、操作盤3
4、ひいては制御装置35の電源のオン/オフ操作を行
い、電源オン時に電源ランプ61が点灯する。62は2
桁8セグメントの表示部であり、吸引中のベッセル番号
やエラー表示などを行うために設けられている。63は
待避用トグルスイッチであり、待避動作の操作を行う。
待避動作とはゴミ吸引管31の旋回時に、伸縮管31d
あるいは可撓管31eがゴミ収容タンク32に衝突する
ことを避けるため、伸縮管31dを所定量伸ばし、かつ
起伏管31cを持ち上げ状態にして右あるいは左(すな
わち第3A図の十〇または−θ)に旋回させ、それによ
ってゴミ吸引管31を車両側部へと移動させる動作であ
る。
この待避動作はゴミ吸引管31をマンホール53にドツ
キングさせる際や、ゲート39を開いてタンク32内の
ゴミを排出する際などに行われる。
そして、この待避動作が完了すると、退避完了ランプ6
4が点灯する。
65はゲート開閉用トグルスイッチであり、ゲート39
の開閉動作の操作を行う。66は排出板36の押引用ト
グルスイッチであり、排出板36の押動作(すなわち第
2図の+X方向への排出板36の移動)及び切動作(−
X方向への排出板36の移動)を操作する。
67は排出操作用自照式(オン状態で点灯する)押ボタ
ンスイッチであり、排出動作の操作を行う。
排出動作とは、ゴミ吸引管31を右あるいは左に待避さ
せ、ゲート39を開き、排出板36をゴミ排出時位置P
1まで移動させる一連の動作であり、これらのシーケン
スは自動で行われる。68は停止操作用自照式押ボタン
スイッチであり、自動吸引などの動作を強制停止させる
操作を行う。69は吸引用自照式押ボタンスイッチであ
り、オン状態時に吸引動作が行われる。吸引動作とは、
後に詳述するが吸引ブロワ42により各ベッセル15内
に収納されたゴミを地下配管20及びゴミ吸引管31を
介して順次ゴミ収容タンク32に吸引する動作であり、
ベッセルの順次選択のシーケンスは自動的に行われる。
70は格納用自照式押ボタンスイッチであり、オン状態
時にゴミ吸引管31の格納動作を行う。格納動作とはゴ
ミ吸引管31を任意の位置から、待避動作同様、ゴミ収
容タンク32に衝突しないように移動させ、第2図の実
線で示すように、格納状態に自動的に戻す一連の動作で
ある。71.72及び73はそれぞれトグルスイッチで
あり、前述したゴミ吸引管31の旋回動作、伸縮動作及
び起伏(リフト)動作の操作を個別に行わせるためのも
のである。
第5図は、ゴミ吸引管31の可撓管31eに設けられた
操作盤33の正面図である。同図において、74.75
及び76はそれぞれトグルスイッチであり、前述したゴ
ミ吸引管31の旋回動作。
伸縮動作及び起伏(リフト)動作の操作を個別に行わせ
るためのスイッチである。
第8図は、各ベッセルユニット12内に設けられた操作
盤18の詳細を示す正面図である。同図においで、91
は割込み要求用トグルスイッチであり、「手動」状態時
にゴミ吸引車30の制御袋[35に対し、割込み要求R
EQを出力する。割込み要求とは、自動吸引動作中に他
の処理を行うために、吸引動作の一時中断を求める要求
である。
この割込み要求が制御装置35により受付けられると、
作動ランプ92が点灯し、所望の割込み処理が実行可能
になる。93は吸引用押ボタンスイッチ、94はベッセ
ル15の排出ゲートであるエアースライダ16bの開閉
操作用トグルスイッチ、95はベッセル15の投入ゲー
トであるエアースライダ16aの開閉操作用トグルスイ
ッチ、96はエアバルブ(2次弁)1,7の開閉操作用
トグルスイッチである。
割込み要求後、作動ランプ92が点灯すると、トグルス
イッチ94〜96の操作に基づきエアースライダ16a
、16b及びエアーバルブ17を開閉させながら、手動
による吸引動作を行うことができる。また、割込み処理
中、つまり作動ランプ92が点灯中に吸引用押ボタンス
イッチ93をオン状態にし、かつトグルスイッチ94〜
96を全て第8図において下側に設定することによりリ
ピート吸引モードを設定すると、制御装置35により後
述するリピート吸引動作を行わせることもできる。
(A−4)制御系構成 第6図は、ゴミ収集システムの制御系の構成を示すブロ
ック図である。同図に示すように、ゴミ吸引車30の車
両駆動系81.油圧ポンプ82゜吸引ブロワ42及びエ
アーコンプレッサ45はそれぞれ、エンジン制御回路9
0により制御されたエンジン43の動力により駆動する
。油圧ポンプ82から送り出される作動油は、電磁弁群
83を介して、ゲートロック用シリンダ84.ケート開
閉用シリンダ40.排出板押引用(竹の子)シリンダ3
7及び吸引管駆動用シリンダ85に選択的に与えられる
。なお、ゲートロック用シリンダ84は第2図では図示
していないが、ケート39を閉じた状態でロックするた
めのシリンダである。
また、吸引管駆動用シリンダ85とは、起伏用油圧シリ
ンダ47.伸縮用油圧シリンダ48及び旋回用油圧シリ
ンダ52の総称である。
吸引ブロワ42は、前述したように、ゴミ吸引管3]を
介して各ベッセル15内のゴミをゴミ収容タンク32内
に負圧吸引する。また、エアーコンプレッサ45に逆洗
用エアーバルブ86が接続されており、この逆洗用エア
ーバルブ86をエアーコンプレッサ45て駆動して開状
態にすると逆洗動作が行える。逆洗動作とは、ゴミ収容
タンク32と吸引ブロワ42との間のエアー経路を上記
逆洗用エアーバルブ86によって外気と連通させ、この
エアーバルブ86を介して外気をゴミ収容タンク32内
へ流入させることによって、ゴミ収容タンク32と吸引
ブロワ42との間に設けたフィルタにつまった異物をゴ
ミ収容タンク32内へと押し戻す動作である。
制御信号線は図示していないが、電磁弁群83と逆洗用
エアーバルブ86は制御袋W35により制御されている
。また、図中、rAJ、rBJの結合記号で示すように
油圧ポンプ82には油圧センサ87が、ゴミ収容タンク
32(実際は吸引ブロワ42の吸込側配管)には圧力セ
ンサ88がそれぞれ設置されており、これらのセン’t
87.88により得られる検出データは制御装置35に
与えられる。制御装置35は、他に運転室側の操作盤3
4.ゴミ吸引管31側の操作盤33それぞれから得られ
る指令、排出板36の原点位置PO検出用リミットスイ
ッチ41からのオン/オフ信号及びベッセルユニット1
2からの割込み要求REQ(第6図には図示せず)等を
受けており、これらの指令、信号に基づき、エンジン制
御回路90゜電磁弁群83及び逆洗用エアーバルブ86
なとを制御する。
また、第1図の開口部21には、各ベッセルユニット]
2へと伸びる信号線ケーブルと圧縮エアーホースとのそ
れぞれのコネクタ(図示せず)か併設されている。そし
て、吸引管31の端部にはこれらと結合可能な信号線コ
ネクタと圧縮エアコネクタとが設けられている。これら
のコネクタが相互に結合されていることにより、第6図
中に破線で示すように、コンプレッサ45から各ベッセ
ルユニット内のエアーシリンダなどへの圧縮エアーの供
給のほか、各ベッセルユニット内の操作盤18や制御回
路19と車両側の制御装置34との電気的接続が行われ
る。
第9図は、ゴミ吸引車30とベッセルユニット12との
接続関係を模式的に示した説明図である。
同図に示すように、ゴミ吸引車300制御装置35と各
ベッセルユニット12内の制御回路19とは制御信号線
101により接続されており、双方で信号の授受が可能
である。そして、ゴミ吸引車30のコンプレッサ45と
各ベッセルユニット12内のエアースライダ16a、1
6b及びエアーバルブ17との間にエアー経路102が
形成されており、コンプレッサ45から供給される圧縮
エアーを動力源としてエアースライダ16a、16b及
びエアーバルブ17の開閉操作が行われる。
また、ゴミ収容タンク32とベッセル15とは、既述し
たように、地下配管20により繋っている。
一方、ベッセルユニット12内において、制御回路19
は、操作盤18あるいはゴミ吸引車30の制御装置35
からの指令に基づき、エアースライダ16a、16b及
びエアーバルブ17の開閉制御を行う。
そして、操作盤18の割込み要求用のトグルスイッチ9
1を「手動」にすることにより、制御回路19から制御
信号線101を介して制御装置35に割込み要求REQ
を出力することができる。
制御装置35は割込み要求REQを受けた後、最初の割
込受付期間に割込み受付許可信号である手動ANSを制
御信号線101を介して制御回路19に出力することに
より割込み処理を受付け、自動吸引動作を中断する。
制御回路19が手動ANSを受けると、割込み処理の実
行が可能となり、ベッセルユニット12内のオペレータ
が操作盤18を用いて手動でベッセル15に対する吸引
動作を行ったり、ベッセルユニット12内の各部を検査
したりすることができる。
自動吸引動作は、ベッセル15内のゴミをゴミ収容タン
ク32へとベッセル15単位に所定の順序で順次自動的
に吸引収集する動作である。
第7図は自動吸引動作中のゴミ収容タンク32内の負圧
の経時変化を示すグラフである。以下、第7図を参照し
て、自動吸引動作の説明を行う。
まず、期間R1で、エンジン43の動力により吸引ブロ
ワ42を回転して、ゴミ収容タンク32内のエアーを吸
引し、ゴミ収容タンク32の負圧を初期状態MPOから
吸引状態MPiに上昇させる。この時、吸引対象でない
ベッセル15のエアースライダ15bは「閉」のままで
あるが、吸引対象であるベッセル15のエアースライダ
15aは「閉」、15bは「開」としているため、吸引
対象のベッセル15も負圧状態となる。しかし、他のベ
ッセル15のエアースライダ15bはいずれも「閉」の
ままであるため、負圧の影響は受けない。
次に、期間R2で、吸引対象のベッセル15のエアーバ
ルブ17を「開」にする。すると、エアーバルブ17を
介してベッセル15内に導入されるエアーの流れで、吸
引対象のベッセル15内のゴミTRが地下配管20及び
ゴミ吸引管31を介してゴミ収容タンク32内に収集さ
れる。この時、エアーバルブ17から導入されるエアー
によりタンク32内の負圧は幾分低下する。
次に期間R3で、地下配管20を吸引搬送されるゴミが
、ゴミ吸引管31からゴミ収容タン32に逐次収容され
、地下配管20からゴミが減少していく状態となる。そ
してゴミが完全にゴミ収容タンク32に収容されると、
期間R4で、制御装置35は次の吸引対象のベッセル1
5に切換る。
その後、新たに選択された吸引対象のベッセル15に対
し、同様の吸引動作が行われる。以下、順次ベッセル単
位に吸引動作が自動的に行われ、全ベッセル15のゴミ
の収集が終了するか、あるいは割込み要求などの吸引停
止条件が発生するまで、上記期間R1〜R4の吸引動作
が繰り返される。
第7図より明らかなように、吸引対象のベツセル切換え
期間(ベッセル移行期間)R4のみ、負圧はほぼ初期状
態MPOにまで低下している。したがって、このベッセ
ル移行期間R4においては、吸引動作を中断して、任意
のベッセル15の手動吸引1検査等の割込み処理を実行
しても、負圧が無駄になることはない。また、このベッ
セル移行期間R4では既に吸引対象のベッセル15に対
する吸引動作は完了しているため、ベッセル移行期間R
4中に吸引動作を中断してもゴミ閉塞トラブルが発生す
ることもない。つまり、ベッセル移行期間R4を負圧吸
引中における割込み処理受付期間とするのが理想的であ
る。
そこで期間R]〜R3におけるゴミ収容タンク32内の
最大負圧MPIより低く、期間R4におけるゴミ収容タ
ンク32内の負圧MPOより高い負圧レベルを割込み負
圧レベルPTHに設定し、吸引ブロワ42の吸込側配管
に設けられた圧カセンザ88により検出された圧力値(
負圧値)Plが割込負圧レベルPTHを下回ると、ベッ
セル移行期間R4つまり、割込み受付期間とみなし、こ
の期間のみゴミ吸引車30の制御装置35は、ベッセル
ユニット12の制御回路19からの割込み要求REQを
受付ける。
C9実施例動作 第10図はこの発明の一実施例で実現される割込み処理
ルーチンを示すフローチャートである。
なお、このフローチャートで述べるルーチンは全てゴミ
吸引車30の制御装置35の管理下で行われる。
同図を参照して、まずステップS1でベッセルユニット
12からの割込み要求REQの有無を検出し、割込み要
求REQを検出するまで自己ルプし、割込み要求REQ
を検出するとステップS2以降の割込み受付処理に入る
ステップS2て現在のゴミ吸引車30の状態を検出し、
自動吸引状態であればステップS3以降の割込み受付は
チエツク処理に移る。一方、停止状態であれば無条件で
割込み要求を受付は可能であるためステップS5以降の
割込み実行処理に移る。
ステップS3において、圧力センサ88により検出され
たゴミ収容タンク32内の圧力値P1と割込負圧レベル
PTHとの比較を行い、P1≦PTHとなるまで自己ル
ープし、P1≦PTHになると割込み受付期間とみなし
てステップS4の処理に移る。そして、ステップS4で
自動吸引シーケンスを中断し、直前に吸引したベッセル
15のベッセル番号Nを記憶する。
そして、ステップS5で、割込み要求REQを出力した
ベッセルユニット]−2の制御回路1つに対し、割込み
を受付けた旨の手動ANSを出力し、操作盤18による
吸引手動モードを設定する。なおベッセルユニット12
内の制御回路19にはプライオリティ回路が組込まれて
おり、複数のベッセルユニットから割込み要求が出され
ているときには、所定の規則に従ってひとつのベッセル
ユニットのみが手動可能な状態となるようにされている
手動モードが設定されると、ステップS6において、ベ
ッセルユニット12内のオペレータは操作盤18を用い
て手動で吸引動作を行う等の手動操作対応処理を行える
。この手動操作対応処理中に、常にステップS7.S8
の手動モード終了チエツクが行われる。ステップS7は
リピート吸引モードの有無をチエツクし、リピート吸引
モートを認識すると、手動モードを終了してステップS
9以降のリピート吸引処理に移る。ステップs8は割込
み要求REQが取下げになったが否かを検出し、割込み
要求REQの取下げを認識すると、手動モードを終了し
てステップS ]、 6で手動ANSの出力を中止して
割込み処理を終え、ステップ517て吸引動作停止状態
で復帰する。上記ステップS7.S8において手動モー
ドの終了がチエツクされるまで、割込み実行処理はステ
ップ86〜S8を繰返す。
リピート吸引処理を行うステップS9において、割込み
要求REQを出力したベッセルユニット12中のベッセ
ル15に対する自動吸引が行われる。
この自動吸引はステップS10て割込み要求REQの取
下げが検出されるまで、繰返し実行される。
ステップSIOで割込み要求REQの取下げ(つまり、
第8図のスイッチ91の「自動」への復帰)が検出され
ると、ステップS11でベッセル15のエアーバルブ1
7及びエアースライダ16aを開とし、エアーを流入し
てゴミ収容タンク32内の負圧を下げる。そして、ステ
ップS12でP1≦PTHを満足するレベルまでゴミ収
容タンク32内の負圧が低下したことを検出すると、ス
テップS13でリピート吸引モードを解除する。
その後、ステップS14で手動ANSの出力を中止して
割込み処理を終了し、ステップ515で(N+1)番目
のベッセル15から自動吸引動作を再開する。
第11図は割込み処理前後のゴミ収容タンク32内の負
圧の経時信号の経時変化を信号スイッチ等に対応させて
示したグラフである。
同図に示すように、時刻toでゴミ吸引車30の操作盤
34の吸引用押ボタンスイッチ69を手動によりONす
ると、ベッセル番号Nのベッセル15に対し自動吸引が
行われる。この自動吸引中の時刻tlに、ベッセル番号
Jのベッセルユニット12から割込み要求REQをゴミ
吸引車30の制御装置35に送信し割込み処理の許可を
要求している。しかしながら、時刻t1ではゴミ収容タ
ンク32内の負圧は高く、Pl〉PTHであって割込み
受付期間でないため、制御装置35はすぐには割込み処
理の実行を受付けず、P1≦PTHとなる時刻t2で、
はじめて割込み処理を受付ける手動ANSをベッセル番
号Jを持つベッセルユニット12の制御回路19に出力
し、自動吸引を中断する。
その結果、時刻t2から手動モードとなり、ベッセル番
号Jのベッセルユニット12内のオペレータは、操作盤
18を用いてベッセル番号Jのベッセル15に対する手
動吸引が行える。
その後、時刻t3に、オペレータが操作盤18を操作し
てリピート吸引モードを設定する。つまり、操作盤18
の吸引用押ボタンスイ・ソチ93を押すと、ゴミ吸引車
30の制御装置35の制御下で、ベッセル番号Jのベッ
セル15に対する自動吸引が繰返し行われる。このリピ
ート吸引は、負圧変化等の制御が最適に行われるように
予めプログラムされた自動吸引動作であるため、割込み
処理を行う目的が所望のベッセル15に対する吸引動作
の実行の場合に有効である。
リピート吸引モード中の時刻t4に、操作盤18の割込
み要求スイッチ91を「自動」にして割込み要求REQ
を取下げることにより、リピート吸引動作の終了を指示
すると、ゴミ収容タンク32内の負圧が下げられた後、
P1≦Po□となる時刻t5にリピート吸引動作が終了
する。
そして、時刻t5から、ベッセル番号(N+1)のベッ
セル15に対する自動吸引動作が再開し、以降、ベッセ
ル番号(N+2)、(N+3)、・・・のベッセル15
に対する自動吸引が順次行われる。
このように、この実施例では、ゴミ収容タンク32内の
負圧P1を判断指標とすることによって、自動吸引中に
おけるベッセル移行期間R4に限って、割込み処理を受
付ける。このため、自動吸引動作の中断により負圧が無
駄になったり、ゴミ閉塞トラブルが発生することはなく
、自動吸引から割込み処理に移行することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、割込み受付手
段により、吸引対象のゴミ貯留タンクの切換え期間が検
知されたときに割込み処理の受付を行うため、実際にゴ
ミの負圧吸引が行われている期間中に、負圧吸引が中断
されて割込み処理が行われることはない。したがって、
支障を生ずることなくゴミ吸引動作中に割込み処理を行
うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の前提となるゴミ収集システ
ムを示す説明図、 第2図はこの発明の実施例の前提となるゴミ吸引車の断
面図、 第3A図及び第3B図は第2図で示したゴミ吸引車のゴ
ミ吸引管の動作を説明する平面説明図、第4図はゴミ吸
引車の運転室に設置された操作盤の詳細を示した正面図
、 第5図はゴミ吸引管に設置された操作盤の詳細を示した
正面図、 第6図はゴミ収集システムの制御系の構成を示すブロッ
ク図、 第7図は自動吸引動作中のゴミ収容タンク内の負圧の経
時変化を示すグラフ、 第8図はベッセルユニット内に設置された操作盤の詳細
を示した正面図、 第9図はゴミ吸引車とベッセルユニット間の接続関係を
示した説明図、 第10図はこの発明の実施例における割込み処理ルーチ
ンを示すフローチャート、 第11図は自動吸引動作中の割込み処理前後におけるゴ
ミ収容タンク内の負圧の経時変化を示すグラフ、 第12図はゴミ収集システムの概念を示す説明図である
。 12・・ベッセルユニット、 15・・・ベッセル、    18・・・操作盤、19
・・・制御回路、    30・・・ゴミ吸引車、32
・・ゴミ収容タンク、 35・・・制御装置、 88・・・圧力センサ 33.34・・・操作盤、 42・・吸引ブロワ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地上側に設置された複数のゴミ貯留タンクとゴミ
    吸引車との間にゴミ吸引管路と信号経路とを確立し、前
    記信号経路を介して前記ゴミ吸引車から前記複数のゴミ
    貯留タンク側へと順次にタンク選択信号を与えつつ、選
    択されたゴミ貯留タンクから前記ゴミ吸引管路を介して
    前記ゴミ吸引車へのゴミの負圧吸引を所定の順序で自動
    的に行なうゴミ自動収集システムにおいて、前記ゴミ吸
    引車に搭載されるゴミ吸引制御装置であって、(a)負
    圧吸引中に前記ゴミ吸引車内の負圧レベルをモニタする
    ことによって吸引対象の前記ゴミ貯留タンクの切換え期
    間を検知する切換え期間検知手段と、 (b)前記順序に従ったゴミの自動吸引シーケンスに対
    する割込み要求を、前記切換え期間が検知されたときに
    受付ける割込み受付手段とを備えたゴミ吸引制御装置。
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