JPH11130205A - ごみ吸引収集装置 - Google Patents

ごみ吸引収集装置

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JPH11130205A
JPH11130205A JP29578397A JP29578397A JPH11130205A JP H11130205 A JPH11130205 A JP H11130205A JP 29578397 A JP29578397 A JP 29578397A JP 29578397 A JP29578397 A JP 29578397A JP H11130205 A JPH11130205 A JP H11130205A
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compression
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮板によるごみ圧縮動作時に吸引管の導入口
を経たごみ収容タンクの内部との連通を遮断すること
で、圧縮板の背面側に閉塞ごみが侵入しないようにして
煩わしいメンテナンス作業を確実に廃止する。 【解決手段】ごみ吸引車V に、外部に延設した吸引管22
が導入口40を経て内部に連通されるごみ収容タンク24
と、ごみ収容タンクの内部を所定の最大負圧値まで負圧
化して吸引管より吸引口を経てごみをごみ収容タンク内
に吸引する吸引装置23と、ごみ収容タンク内で往復移動
してごみを圧縮する圧縮板51と、圧縮板の背面側におい
て圧縮板を往復移動させる伸縮シリンダと、圧縮板の非
圧縮動作時に吸引口を開放する一方、圧縮板の圧縮動作
時に吸引口を遮断する遮断手段71を備える。遮断手段
に、伸縮シリンダとは異なる専用のエアシリンダ75によ
り吸引口を連通または遮断するよう圧縮板と同一方向に
往復移動するシャッタ72を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸引手段によりご
み収容タンクの内部に吸引管を経て吸引したごみを圧縮
板により圧縮して収容するごみ吸引収集装置に関し、詳
しくは、圧縮板によるごみの圧縮動作時にその圧縮板の
背面側へのごみの侵入を防止する対策に係る。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、特開平6−28680
4号公報に開示されるように、集合住宅などに設置され
たごみ貯留容器にごみがダストシュートから投入ゲート
を経て投入されて貯留されると、定期的なごみ吸引車の
吸引輸送によりごみ貯留容器内のごみが回収されるよう
にしている。具体的には、ごみ貯留容器に吸引管を介し
てごみ吸引車のごみ収容タンクが接続され、ごみ貯留容
器の投入ゲートおよび二次弁を共に閉塞状態にするとと
もに排出ゲートを開放状態にしてから、ごみ吸引車の吸
引装置によりごみ収容タンクおよびごみ貯留容器を所定
圧まで負圧化する負圧化工程を行った後、この負圧化工
程に引き続いて上記投入ゲートおよび二次弁のうちの少
なくとも二次弁を開放動作させてごみ貯留容器内のごみ
を上記吸引管を経てごみ収容タンクに吸引する吸引工程
とが行われるよう制御されている。上記吸引管は、ごみ
貯留タンクの内部に連通する吸引口に基端が接続され、
先端が吸引口より外部に延出されるようになっている。
【0003】ところで、ごみ収容タンクの内部に吸引さ
れるごみは、その吸引力によりごみ収容タンクに収容さ
れるため、ごみ収容タンク内部の後側に先に吹き飛ばし
たごみが壁となり、その後、順次吸引されるごみが吸引
管の吸引口付近(ごみ収容タンクの前側)に堆積し始
め、吸引管の吸引口付近でごみが閉塞することになる。
その場合、ごみの吸引動作を一旦停止させてから、ごみ
収容タンクの内部に装備された圧縮板を定期的に圧縮方
向へ移動させるごみ圧縮動作を行って吸引管の吸引口付
近に堆積するごみをごみ収容タンクの後側に押し込んで
圧縮し、この圧縮板をごみ圧縮動作しない非圧縮動作位
置まで戻して吸引管の吸引口付近にごみの収容スペース
(圧縮板と圧縮ごみとの間のスペース)を形成すること
で、吸引管のごみ閉塞を回避しつつごみを効率良くごみ
収容タンクの内部に収容することが行われている。この
場合、圧縮板はごみ圧縮動作時に往復移動するようにな
っている。また、吸引口は、圧縮板の非圧縮動作時に該
圧縮板の後面側においてごみ収容タンクの内部に連通し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記吸引管
は、ごみ収容タンクの内部に吸引口を経て連通している
ため、吸引管の吸引口付近でごみ閉塞が発生した際に圧
縮板の吸引口よりも圧縮方向への移動により吸引口付近
に堆積するごみをごみ収容タンクの後側に押し込むごみ
圧縮動作を行うと、吸引管の吸引口が圧縮板の背面側
(前面側)において連通し、ごみ収容タンクの内部での
ごみ閉塞により吸引管内で閉塞しているごみが圧縮板の
背面側に落下したり、回り込んだりすることになる。こ
のように、圧縮板の背面側に閉塞ごみが落下したり回り
込んで侵入すると、ごみ収容タンクの構造上、圧縮板の
背面側において閉塞ごみを除去できないため、人手に頼
らなければならず、メンテナンス作業が非常に煩わしい
ものとなる。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、圧縮板によるごみ圧縮動
作時に吸引管の吸引口を経たごみ収容タンクの内部との
連通を遮断することで、圧縮板の背面側に閉塞ごみが侵
入しないようにして煩わしいメンテナンス作業を確実に
廃止せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、ごみを吸
引する吸引管が外部に延設されるとともに吸引口を経て
内部に連通されたごみ収容タンクと、該ごみ収容タンク
の内部を所定圧まで負圧化して上記吸引管より吸引口を
経てごみをごみ収容タンクの内部に吸引する吸引手段
と、上記ごみ収容タンクの内部に往復移動可能に設けら
れ、この往復移動によりごみを圧縮する圧縮板と、上記
圧縮板の背面側に設けられ、該圧縮板をごみ収容タンク
の内部で往復移動させる圧縮板駆動手段とを備えたごみ
吸引収集装置を前提とする。そして、上記圧縮板の非圧
縮動作時に上記吸引口を開放する一方、上記圧縮板の圧
縮動作時に上記吸引口を遮断する遮断手段を備える構成
としたものである。
【0007】これにより、請求項1記載の発明では、圧
縮板の圧縮動作時に該圧縮板が吸引口よりも圧縮方向に
移動すると、ごみ収容タンクの内部に対する吸引口の連
通が遮断手段により遮断されるので、吸引管の吸引口付
近でごみ閉塞が発生した際に圧縮板のごみ圧縮動作を行
っても、圧縮板の背面側において吸引口が連通すること
がなく、吸引管内の閉塞ごみが圧縮板の背面側に落下し
たり、回り込んで侵入することが確実に防止され、圧縮
板の背面側において閉塞ごみを人手に頼って除去すると
いった非常に煩わしいメンテナンス作業が廃止される。
【0008】請求項2記載の発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の発明の遮断手段を特定したことを特徴と
する。具体的には、圧縮板駆動手段とは異なる専用の駆
動手段により吸引口を連通または遮断するよう圧縮板と
同一方向に往復移動するシャッタを遮断手段に備える構
成としたものである。
【0009】これにより、請求項2記載の発明では、吸
引口を連通または遮断するシャッタが、たとえばアクチ
ュエータやソレノイドなどの専用の駆動手段で駆動され
るので、吸引管の吸引口付近でのごみ閉塞時には、シャ
ッタによる吸引管の連通または遮断動作(往復移動)
と、圧縮板によるごみ圧縮動作とが、互いに異なる駆動
手段(専用の駆動手段および圧縮板駆動手段)によりそ
れぞれ単独で行われ、特に、ごみ閉塞時の圧縮板による
ごみ圧縮動作が円滑に行えてごみの圧縮効率が効果的に
高められる。
【0010】請求項3記載の発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の発明の遮断手段を特定したことを特徴と
する。具体的には、圧縮板の圧縮方向に付勢手段により
付勢し、上記圧縮板の非圧縮動作時に該圧縮板との当接
により上記付勢手段の付勢力に抗して吸引口を開放する
一方、上記圧縮板の圧縮動作時に上記付勢手段の付勢力
により吸引口を遮断するように、上記圧縮板と同一方向
に往復移動するシャッタを遮断手段に備える構成とした
ものである。
【0011】これにより、請求項3記載の発明では、シ
ャッタは、たとえばスプリングや一方通行の流体圧を利
用した付勢手段の付勢力により吸引口を遮断する一方、
圧縮板駆動手段により移動する圧縮板との当接により吸
引口を開放するよう往復移動するので、シャッタを往復
移動させるための複雑な駆動手段を別途用意する必要が
なく、吸引口を遮断する際にのみ、たとえば構造の簡単
なスプリングや一方通行の流体シリンダなどの付勢力を
利用する付勢手段を用意すれば良く、遮断手段が非常に
簡単に構成される。
【0012】請求項4記載の発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の遮断手段を特定したことを特徴とする。
具体的には、圧縮板の背面側に突設し、圧縮板駆動手段
により圧縮板と一体的に往復移動するシャッタを遮断手
段に備える構成としたものである。
【0013】これにより、請求項4記載の発明では、シ
ャッタは、圧縮板を往復移動させる圧縮板駆動手段によ
り一体的に往復移動して、吸引口を連通または遮断する
ようにしているので、シャッタを移動させる専用の駆動
装置などが不要となり、信頼性が高く極めてシンプルな
遮断手段が構成される。
【0014】さらに、請求項5記載の発明が講じた解決
手段は、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載
の発明の構成要件に加えて、吸引管の吸引口付近でごみ
閉塞が発生していることをごみ収容タンクの内部での所
定圧を超えたさらなる負圧化により検出するごみ閉塞検
出手段と、該ごみ閉塞検出手段からの検出信号を受け、
上記圧縮板を圧縮方向へ所定回数繰り返しごみ圧縮動作
させるよう制御する制御手段とを備える構成としたもの
である。
【0015】これにより、請求項5記載の発明では、吸
引管の吸引口付近でのごみ閉塞が起因してごみ収容タン
クの内部が所定圧を超えてさらに負圧化されると、圧縮
板のごみ圧縮動作が所定回数繰り返し行われるので、吸
引管の吸引口付近で堆積しているごみなどが確実に後側
に押し込まれ、このごみ圧縮動作を所定回数繰り返し行
えば圧縮板の後面側にごみの収容スペースが確実に形成
されて、吸引管内の閉塞ごみがごみ収容タンクの内部の
上記収容スペースに円滑に収容される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】図5は本発明の第1の実施形態に係わるご
み吸引収集装置としてのごみ吸引車を示し、このごみ吸
引車Vは、後述するベッセルB内のごみGを吸引装置2
3(後述する)によって吸引することで、後述するごみ
収容タンク24内に収容するように構成されてなる。
【0018】図6に示すように、上記ベッセルBには、
家庭の厨芥などを袋詰めしたごみGが一旦貯留されるよ
うになっている。上記ベッセルBは、図示しない建物下
方のごみ貯留場Xに設けられている。該ベッセルBの上
壁には開口5が形成され、該開口5には、建物の各階に
亘って垂直方向に延びるダストシュート6の下端が接続
されている。このダストシュート6には、所用階毎に投
入口7(図では1箇所のみ示す)が設けられている。そ
して、上記開口5には、該開口5を開閉作動する投入ゲ
ート8が設けられ、該投入ゲート8はエアシリンダ9の
伸縮動により開閉作動するようになっている。また、上
記投入ゲート8の近傍には、図示しないが、投入ゲート
8の開閉作動を検出する検出器が設けられている。
【0019】上記ベッセルBの側壁下部には排出口11
が形成され、該排出口11は漏斗状の連結部材12を介
して輸送配管としてのごみ輸送管13に接続されてい
る。このごみ輸送管13の排出口11近傍側には、該ご
み輸送管13を開閉作動する排出ゲート14が設けら
れ、該排出ゲート14はエアシリンダ15の伸縮動によ
り開閉作動するようになっている。上記排出ゲート14
の近傍には、図示しないが、排出ゲート14の開閉作動
を検出する検出器が設けられている。
【0020】また、上記ベッセルBの側壁下部には二次
空気導入口16が形成されている。この二次空気導入口
16は導入管17の一端に設けられ、その導入管17の
他端はベッセルB内に外気を供給できるように大気に開
放している。上記導入管17には該導入管17を開閉作
動する二次弁18が介設され、該二次弁18はエアシリ
ンダ19の伸縮動により開閉作動するようになってい
る。上記二次弁18の近傍にも、図示しないが、二次弁
18の開閉作動を検出する検出器が設けられている。
【0021】上記ごみ輸送管13はドッキングステーシ
ョンDに延設され、カップリング21によってごみ吸引
車Vから延設された吸引管22と脱着自在に接続される
ようになっている。また、上記カップリング21では、
吸引管22との接続時に、ごみ吸引車Vの制御装置61
(後述する)と上記各ゲート8,14,18とが制御信
号ケーブル(図示せず)により接続されるようになって
いる。そして、上記各エアシリンダ9,15,19は、
図示しないエアホースによりごみ吸引車Vに設けられた
コンプレッサタンクなどからなるエアー源(図示せず)
に上記ドッキングステーションDを経て接続されてい
る。尚、エアー源はベッセルB側に設けられていても良
い。
【0022】ここで、ごみ吸引車Vの構成を図5に基づ
いて説明する。
【0023】ごみ吸引車Vは、吸引手段としての吸引装
置23と、該吸引装置23により吸引したごみGを収容
するごみ収容タンク24とを車台Vaの前後にそれぞれ
搭載してなる。
【0024】図9に示すように、上記吸引装置23は、
一端が上記ごみ収容タンク24に接続され、かつ他端が
大気に開放する吸引通路31を備えている。該吸引通路
31にはウォータスクラバ32が介設され、該ウォータ
スクラバ32よりも大気開放側(他端側)の吸引通路3
1にはブロワ33が介設されている。該ブロワ33より
も大気開放側の吸引通路31には消音器34が介設され
ている。そして、上記ブロワ33は、ごみ吸引車Vのエ
ンジン駆動時にそのエンジン回転数に対応する回転数で
作動し、ブロワ33の作動によりごみ収容タンク24お
よびベッセルBを負圧化させるようになっている。
【0025】上記ウォータスクラバ32よりもごみ収容
タンク24側(一端側)の吸引通路31には、一端が大
気に開放する開放管35の他端が接続され、この開放管
35には該開放管35を開閉作動する大気開放弁36が
介設されている。また、上記ウォータスクラバ32とブ
ロワ33との間の吸引通路31には、ブロワ33による
負圧値を検出するごみ閉塞検出手段としての圧力センサ
37が介設されている。さらに、上記ブロワ33よりも
ごみ収容タンク24側(吸込側)の吸引通路31と、上
記ブロワ33よりも大気開放側(吐出側)の吸引通路3
1との間には、該ブロワ33をバイパスするバイパス管
38が設けられている。該バイパス管38にはブロワア
ンロード弁39が介設され、このブロワアンロード弁3
9の開閉制御により、後述するごみGの吸引輸送時にお
いてブロワ33の負圧値を所定レベルに保持するように
している。
【0026】図5に示すように、上記吸引管22は、上
記ごみ収容タンク24の上壁前端部に開口する吸引口と
しての導入口40の外側周縁(上側周縁)に接続された
エルボ状の旋回管41を備え、該旋回管41は鉛直軸回
りで左右両方向に旋回可能となっている。この旋回管4
1の先端には、車体前後方向へ延びる格納状態から自在
に可撓する第1可撓管42の基端が接続されている。ま
た、上記第1可撓管42の先端には車体前後方向へ延び
る傾動管43の基端が接続され、該傾動管43は傾動シ
リンダ47の伸縮動により上下方向に傾動自在となって
いる。この傾動管43には伸縮管44が内包され、該伸
縮管44は、その先端側が傾動管43に対して水平方向
に伸縮動作するようになっている。この伸縮管44の先
端には、上下方向へ延びる格納状態から自在に可撓する
第2可撓管45の基端が接続されている。つまり、吸引
管22は、旋回管41、第1可撓管42、傾動管43、
該伸縮管44および第2可撓管45によって構成されて
いる。この場合、導入口40は、後述する圧縮板51の
ごみ吸引位置の上方に対応するごみ収容タンク24の上
壁前部に設けられ、このごみ吸引位置にある圧縮板51
の後面側においてごみ収容タンク24内に連通するよう
開口している。
【0027】そして、上記吸引管22は、ごみ吸引輸送
時において、ごみ吸引車Vを上記ドッキングステーショ
ンDに寄せて停車させた状態で、上記旋回管41の旋回
動作、傾動管43の傾動動作および伸縮管44の伸縮動
作等によって吸引管22(第2可撓管45)の先端部が
ドッキングステーションDに容易に接続され、上記ごみ
輸送管13を経てごみ収容タンク24とベッセルBとが
連通するようになっている。
【0028】上記ごみ収容タンク24の後端には開口2
4aが形成され、該開口24aは、その上端縁に支持さ
れて後方に下開きする開閉扉46(扉)により開閉自在
に構成されている。該開閉扉46は、開閉シリンダ48
の伸縮動により開閉作動するようになっている。そし
て、上記開閉扉46には、吸引管22の先端部(第2可
撓管45の先端部)を格納状態に保持する保持具46a
が設けられている。
【0029】また、上記ごみ収容タンク24の内部に
は、圧縮手段としての圧縮板51が車体前後方向に摺動
自在に配設されている。この圧縮板51の前面とごみ収
容タンク24の前壁との間には、圧縮板駆動手段として
の伸縮シリンダ52が連結されている。そして、上記圧
縮板51は、伸縮シリンダ52の収縮動によって前方へ
移動(引動作)する一方、伸縮シリンダ52の伸長動に
よって圧縮板51が後方へ移動(押動作)するようにな
っている。つまり、圧縮板51は、前方の反圧縮方向停
止位置としてのごみ吸引位置(図5に実線で示す位置)
と、後方の圧縮方向最大進出位置としてのごみ排出位置
(図5に二点鎖線で示す位置)との間で往復摺動するよ
うになっている。
【0030】上記伸縮シリンダ52には、該圧縮シリン
ダ52の油圧を検出する油圧センサ50が設けられ、こ
の油圧センサ50により、圧縮板51が後方へ摺動移動
してごみGの圧縮動作を行う際の圧縮板51の圧縮値が
検出されるようになっている。
【0031】そして、上記圧縮板51は、その後面上部
にシュート部51aを、後面下部に圧縮部51bをそれ
ぞれ備えている。このシュート部51aは、ごみ吸引開
始時に圧縮板51をごみ吸引位置に位置付けた際に、吸
引管22の基端部(旋回管41の基端部)に導入口40
を経て連通することで、吸引管22を経て吸引されてく
るごみGをその吸引による慣性力と相俟ってシュート部
51aによりごみ収容タンク24内の後側に飛ばすよう
にしている。
【0032】また、図10に示すように、上記ごみ収容
タンク24の導入口40近傍の上壁には第1吸引口53
が形成されているとともに、その上壁と前壁との角部に
もそれぞれ第2および第3吸引口54,55が形成され
ている。上記第1吸引口53は、ごみ収容タンク24角
部の第2,第3吸引口54,55を経て上記吸引通路3
1のごみ収容タンク24側に連通しており、上記ブロワ
33の作動によって、これら吸引口53〜55、導入口
40、吸引管22およびごみ輸送管13を経てベッセル
B内の空気を吸引し、これによりベッセルBおよびごみ
収容タンク24を負圧化するようにしている。
【0033】上記ごみ収容タンク24上壁の第1吸引口
53には、パンチングメタルなどのフィルタ56が設け
られており、吸引輸送時においてごみ収容タンク24内
に吸引されたごみGが第1吸引口53から吸引通路31
側に侵入しないようにしている。また、上記ごみ収容タ
ンク24上壁の上面側にはカバー体57が取り付けら
れ、このカバー体57によって第1吸引口53と第2吸
引口54との間に吸引通路を形成するようにしている。
【0034】そして、図2および図3にも示すように、
上記ごみ吸引車Vには制御手段としての制御装置61が
設けられている。該制御装置61には、ベッセルBに設
けられた各検出器、並びに圧力センサ37および油圧セ
ンサ50などの検出信号も入力されるようになってい
る。上記制御装置61は、これらの検出信号などに基づ
いて、ベッセルBの投入ゲート8,排出ゲート14およ
び二次弁18を開閉制御し、ベッセルB内のごみGを順
次ごみ収容タンク24に吸引輸送するように構成されて
いる。このベッセルBからのごみGは、ベッセルBの大
きさに応じて繰り返し行われる吸引パターンによって吸
引輸送され、圧縮板51の圧縮動作により順次ごみ収容
タンク24内に収容されるようになっている。
【0035】この制御装置61では、ごみGの吸引輸送
時にベッセルBからのごみ吸引輸送動作(吸引パター
ン)によりごみ収容タンク24に吸引輸送されるであろ
うごみ量がそのベッセルの大きさから求められるように
なっている。従って、制御装置61では、ごみ吸引輸送
動作を行っているベッセルBの大きさを認識すること
で、そのベッセルBからごみ収容タンク24に収容され
るごみ量が把握されるようになっている。さらに、上記
制御装置61では、上記伸縮シリンダ52による圧縮板
51のごみ圧縮動作を予め設定した所定のタイミングで
行うよう制御されている。このごみ圧縮動作は、圧縮板
51をごみ吸引位置からごみ排出位置側に後退移動させ
て、この圧縮板51の後面によりごみ収容タンク24内
のごみGを後方に移動させつつ圧縮させるようにしてい
る。そして、上記圧縮板51によるごみ圧縮動作を行う
に当たり、まず逆洗動作が行われる。この逆洗動作は、
ごみ収容タンク24を負圧化させた後、大気開放弁36
を開放することで、開放管35から外気を各吸引口53
〜55を経てごみ収容タンク24に導入し、これにより
第1吸引口53のフィルタ56に貼り付いた紙、テープ
などの付着物を剥がすとともに第1吸引口53付近にあ
るごみGを除去し、かつ吸引管22内にごみGが留って
いればそのごみGをドッキングステーションD側に一旦
戻す動作のことである。
【0036】そして、本発明の特徴部分として、図1お
よび図4にも示すように、上記ごみ収容タンク24には
遮断手段としての遮断装置71が設けられている。該遮
断装置71は、上記圧縮板51が導入口40よりも圧縮
方向(後方)に移動する圧縮動作時にごみ収容タンク2
4の内部に対する導入口40の連通を遮断する一方、上
記圧縮板51の非圧縮動作時にごみ収容タンク24の内
部に対して導入口40を連通するように構成されてい
る。そして、上記遮断装置71は、上記伸縮シリンダ5
2とは異なる専用の駆動手段としてのエアシリンダ75
により圧縮板51と同一方向に往復移動するシャッタ7
2を備えている。該シャッタ72は、上記ごみ収容タン
ク24の導入口40の内側周縁(下側周縁)を摺動し、
一辺が導入口40の直径よりも大きな略正方形板状に形
成され、その下面後端中央に下方に突出するステー73
が設けられている。上記シャッタ72は、その左右両側
部が左右一対の断面略L字状の抱持枠74,74により
抱持されて、上記圧縮板51の往復移動方向(前後方
向)と同一方向への進退移動を可能にしている。さら
に、上記エアシリンダ75は、上記シャッタ72の下方
に配置され、図示しないブラケットによりごみ収容タン
ク24の前部内壁に取り付けられている。また、上記エ
アシリンダ75のピストンロッド75a先端には上記ス
テー73の突出端(下端)が固着されている。
【0037】上記エアシリンダ75は、吸引通路31の
大気解放側に連結されたエア給排管(図示せず)に接続
されている。このエア給排管の途中にはアキュムレータ
(図示せず)が介設され、ブロワ33作動時にアキュム
レータ(図示せず)に蓄圧されたエアを駆動源にしてピ
ストンロッド75aを伸縮動作させるようにしている。
【0038】上記シャッタ72は、ピストンロッド75
aの収縮動作時にごみ収容タンク24の内部に対して導
入口40を連通させる連通位置(図1および図3に実線
で示す位置)まで退去移動させる一方、ピストンロッド
75aの伸長動作時にごみ収容タンク24の内部に対す
る導入口40の連通を遮断する遮断位置(図1に二点鎖
線で、図2に実線でそれぞれ示す位置)までシャッタ7
2を進出移動させるようにしている。また、上記シャッ
タ72の後端付近にはリミットスイッチ76(図1に表
れる)が設けられ、圧縮板51が導入口40を越えてご
み吸引位置に戻る際に該圧縮板51の前面上端がシャッ
タ72の後面下部に当接したことがリミットスイッチ7
6により検出されるようになっている。そして、上記シ
ャッタ72を連通位置および遮断位置の間で進退移動さ
せるピストンロッド75aの伸縮動作は、上記制御装置
61により制御されている。具体的には、圧縮板51が
導入口40よりも圧縮方向に移動するときにはピストン
ロッド75aを伸長動作させてシャッタ72を遮断位置
まで進出移動させる一方、圧縮板51がごみ吸引位置に
戻るときには上記リミットスイッチ76からのON信号
検出によりピストンロッド75aを収縮動作させてシャ
ッタ72を連通位置まで退去移動させるようにしてい
る。
【0039】また、上記圧力センサ37では、上記ごみ
収容タンク24内の負圧、つまりブロワ33の負圧が、
所定の最大負圧値を超えてさらに負圧化された第1限界
負圧値および第2限界負圧値になったことを検出できる
ようになっている。この第1限界負圧値は、吸引管22
の導入口40付近でごみ閉塞が発生し、ごみ収容タンク
4内で圧縮板51によりごみGをごみ圧縮動作してもそ
れ以上ごみ収容タンク4内にごみGが収容できない値で
あり、一方、第2限界負圧値は、吸引管22の導入口4
0付近でごみ閉塞が発生しているが、ごみ収容タンク4
内で圧縮板51によりごみGをごみ圧縮動作すればごみ
収容タンク4内にごみGがまだ収容できる値である。そ
して、上記制御装置61では、上記圧力センサ37によ
り第2限界負圧値であることを検出した際に、上記圧縮
板51によるごみ圧縮動作をn回、たとえば「2」回を
限度にして繰り返し行うように制御される。
【0040】さらに、図11に示すように、上記吸引装
置23のケーシング23aの右側面には、上記制御装置
61に指令信号を出力する操作盤60が設けられてい
る。この操作盤60の上部にはモニタ62が配置され、
該モニタ62には、吸引装置23によるごみGの吸引状
態およびその吸引輸送を行うベッセルBの番号(例えば
10号など)が表示されるようになっている。このモニ
タ62に表示されるベッセルBの番号、正確には後述す
るベッセル番号Bm の番号は、当該ベッセルBの大きさ
に応じた所定の吸引パターンを繰り返し行って輸送完了
する毎に減算更新され、当該ベッセルBよりも1つ小さ
いベッセル番号Bm の番号が表示されるようになってい
る。
【0041】また、上記操作盤60の下部左側には、吸
引装置23による吸引を開始させる吸引開始操作スイッ
チ63が設けられている。この吸引開始操作スイッチ6
3は、ベッセルBからのごみGの吸引輸送を開始すると
きにON操作され、ベッセルBからごみ収容タンク24
に収容されるごみGによりブロワ33の負圧が第2限界
負圧値に達する毎に、圧縮板51によるごみ圧縮動作が
自動的に行われて、ごみ収容タンク24内へのごみGの
吸引輸送を円滑に行えるようにしている。さらに、上記
操作盤60の下部右端には、吸引装置23による吸引又
は圧縮板51によるごみGの圧縮動作を停止させる停止
操作スイッチ65が設けられている。この停止操作スイ
ッチ65は、ベッセルBからのごみGの吸引輸送を終了
するとき又はごみGの圧縮動作を停止するときにON操
作される。
【0042】次に、複数のベッセルBからごみ吸引車V
のごみ収容タンク24にごみGを吸引輸送する場合の制
御装置61による制御を図7および図8のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0043】この場合、ごみ吸引車Cは、ごみ貯留場X
のドッキングステーションDに寄せて停止し、旋回管4
1の旋回動作、傾動管43の傾動動作および伸縮管44
の伸縮動作などによって吸引管22(第2可撓管45)
の先端部をドッキングステーションDに接続させて、ご
み収容タンク24とベッセルBとをごみ輸送管13を経
て連通させた状態となっている。また、吸引管22とド
ッキングステーションDとの接続により、ベッセルBの
各検出器、圧力センサ37、およびリミットスイッチ7
6などの検出信号が制御装置61に入力されるようにな
っている。
【0044】先ず、図7のフローチャートのステップS
1において、当該ごみ貯留場XのベッセルBの総数、例
えば「18」を、吸引完了するごとに減算更新するカウ
ンタCNTに入力し、操作盤60のモニタ62にはカウ
ンタCNTと同様にベッセルBを吸引完了するごとに減
算更新するベッセル番号Bm の最大値を表示する。この
場合、モニタ62にはベッセル番号Bmの最大値「第1
8号」が表示されるが、前回のごみGの吸引輸送の続き
を行うときには、ごみ貯留場X側において前回吸引輸送
時の続き番号が記憶されており、たとえば前回のごみG
の吸引輸送がベッセル番号B10で終了しているときに
は、今回のごみGの吸引輸送を開始するベッセル番号B
9(今回のベッセル番号の最大値) がモニタ62に表示さ
れる。よって、カウンタCNTは、未吸引のベッセル個
数をカウントする変数であり、ベッセル番号Bm は吸引
対象となるベッセルBを特定する変数であるため、両変
数の値が一致するとは限らない。
【0045】次いで、ステップS2で、ごみGの吸引輸
送を開始する当該ベッセルBのみの投入ゲート8を閉じ
るとともに、排出ゲート14を開放する。その後、ステ
ップS3において、操作盤60の吸引開始操作スイッチ
63をON操作し、吸引装置23のブロワ33を作動さ
せる。しかる後、ステップS4で、ブロワ33の負圧が
所定の最大負圧値であるか否かを圧力センサ37により
判定し、ブロワ33の負圧が所定の最大負圧値となるま
でベッセルB内を減圧する。そして、ベッセルB内減圧
完了後にステップS5に進む。
【0046】このステップS5では、後述する圧縮作動
ルーチンを起動するための圧縮フラグFLGのチェック
を行い、圧縮フラグFLGが「0」であれば、ステップ
S6に進み、このステップS6において、ベッセルBの
二次弁18を開放し、二次空気導入口16より二次空気
をベッセルB内に導入する。これによって、ベッセルB
内のごみGはタンブリングされながら排出ゲート14よ
りごみ輸送管13および吸引管22を経てごみ収容タン
ク24内に吸引輸送され、1サイクルの吸引パターンが
行われることになる。
【0047】その後、ステップS7において、ベッセル
Bの大きさに応じて再吸引が必要であるか否かを判定
し、再吸引が必要であるYESの場合には上記ステップ
S3に戻って吸引パターンを繰り返す一方(この場合、
吸引開始操作スイッチ63のON操作は不要)、不要で
あればステップS8に進む。このステップS8では、ブ
ロワ33の負圧が所定の最大負圧値を超えて第1限界負
圧値に達しているか否かを圧力センサ37により判定
し、ブロワ33の負圧が第1限界負圧値に達しているY
ESの場合には、ステップS16に進んで、操作盤60
のモニタ62に「満杯」と表示して制御を終了する。
【0048】一方、上記ステップS8の判定が、ブロワ
33の負圧が第1限界負圧値未満であるNOの場合に
は、ステップS9において、ブロワ33の負圧が所定の
最大負圧値を超えて第2限界負圧値(第2限界負圧値<
第1限界負圧値)に達しているか否かを圧力センサ37
により判定し、ブロワ33の負圧が第2限界負圧値未満
であるNOの場合には、ごみ圧縮動作をしなくても引き
続きごみGの吸引輸送が可能であると判断して、ステッ
プS11に進む。
【0049】一方、ブロワ33の負圧が第2限界負圧値
であるYESの場合には、ごみGの吸引輸送により吸引
管22の導入口40付近でごみが閉塞していると判断し
て、ステップS10に進む。そして、このステップS1
0において、上記ステップS5の圧縮フラグFLGを
「1」にセットする。この圧縮フラグFLGは、最初に
吸引管22をドッキングステーションDに接続した際に
「0」に初期化されるものである。
【0050】しかる後、ステップS11において、カウ
ンタCNTをチェックしてごみ貯留場Xの全てのベッセ
ルB内のごみGを一通り吸引輸送したか否かを判定す
る。つまり、前回行ったごみGの吸引輸送に引き続いて
どのベッセルBから吸引輸送を開始したとしても、カウ
ンタCNTが「1」であればごみ貯留場Xの全てのベッ
セルBについて一巡したことになる。よって、ステップ
S11の判定がカウンタCNT=1であるYESの場合
には、ステップS17で、操作盤60のモニタ62に
「ベッセル吸引終了」と表示し、この表示を視た作業者
により操作盤60の停止操作スイッチ65をON操作し
て、吸引装置23のブロワ33を停止させる。一方、ス
テップS11の判定がカウンタCNT=1でないNOの
場合には、ステップS12でベッセル番号Bm を1つ減
算し、ステップS13に進む。
【0051】このステップS13において、ベッセル番
号Bm が「0」よりも小さいか否かを判定し、ベッセル
番号Bm が「0」よりも小さいYESの場合には、ステ
ップS14で、ベッセル番号Bm をごみ貯留基地Xのベ
ッセル番号最大値に戻してから、ステップS15に進
む。このステップS15では、上記ステップS13の判
定がベッセル番号Bm が「0」よりも大きいNOの場合
と同様に、カウンタCNTを1つ減算してから上記ステ
ップS2に戻る。
【0052】一方、上記ステップS5の判定が、圧縮フ
ラグFLG=1であるYESの場合には、ステップS1
8において逆洗動作を行った後、ステップS19でごみ
圧縮動作を行う。この逆洗動作により、ごみ収容タンク
24を負圧化させた後、大気開放弁36を開放して、開
放管35からの外気を各吸引口53〜55を経てごみ収
容タンク24に導入し、第1吸引口53付近の付着物お
よびごみGを除去し、かつ吸引管22内のごみGをドッ
キングステーションD側に一旦戻すことが行われる。
【0053】上記ステップS19でのごみ圧縮動作につ
いては後述するが、このごみ圧縮動作終了後、ステップ
S20において、圧縮フラグFLGを「0」にクリア
し、ステップS3に戻る。
【0054】次に、上記ステップS19の圧縮動作を図
8のフローに沿って説明する。
【0055】先ず、ステップS31においてブロワ33
による吸引を一時停止する。次いで、ステップS32に
おいて、伸縮シリンダ52を伸長させて圧縮板51をご
み排出位置(図2に示す位置)側へ後退移動させ始める
とともに、圧縮板51の後退移動時点からのタイム計測
を開始する。そして、ステップS33では、上記ステッ
プS32での圧縮板51の後退移動およびそのタイム計
測開始と同期して、エアシリンダ75のピストンロッド
75aを伸長動作させてシャッタ72の遮断位置への進
出移動を開始する。これにより、圧縮板51のごみ圧縮
動作時に該圧縮板51が導入口40よりもごみ排出位置
側へ後退移動すると、ごみ収容タンク24の内部に対す
る導入口40の連通がシャッタ72の遮断位置への進出
移動により遮断されるので、吸引管22の導入口40付
近でごみ閉塞が発生した際にごみ圧縮動作を行っても、
圧縮板51の背面側において導入口40が連通すること
がなく、吸引管22内の閉塞ごみが圧縮板51の背面側
に落下したり、回り込んだりして侵入することが確実に
防止され、圧縮板51の背面側において閉塞ごみを人手
に頼って除去するといった非常に煩わしいメンテナンス
作業を廃止することができる。
【0056】その後、ステップS34において、油圧セ
ンサにより伸縮シリンダ52の油圧が油圧限界値P1
(例えば油圧最大値の約80%)以上であるか否かを判
定し、伸縮シリンダ52の油圧が油圧限界値P1 以上で
あるYESの場合には、圧縮板51によるごみ圧縮動作
が完了したと判断して、ステップS36に進む。一方、
上記ステップS34の判定が、伸縮シリンダ52の油圧
が油圧限界値P1 未満であるNOの場合には、ステップ
S35において、上記ステップS33のタイム計測が満
了しているか否かを判定する。このステップS35の判
定では、圧縮板51が圧縮最大位置に到達するまでの後
退移動量を時間で計測しており、圧縮板51を圧縮最大
位置に到達するまで後退移動させることで、ごみ圧縮動
作を行うようにしている。
【0057】そして、上記ステップS35の判定が、タ
イムオーバしていないNOの場合にはタイムオーバする
まで待機し、タイムオーバした時点で、ステップS36
に進む。このステップS36では、伸縮シリンダ52を
収縮させて圧縮板51を前進移動させる。その後、ステ
ップS37において、圧縮板51の前進移動により該圧
縮板51の前面上端がシャッタ72の後面下部に当接し
たか否かをリミットスイッチのON信号検出により判定
する。そして、圧縮板51がシャッタ72に当接してい
ないNOの場合には、リミットスイッチ76のON信号
が検出されるまで待機し、圧縮板51がシャッタ72に
当接してリミットスイッチ76からのON信号検出時点
で、ステップS38に進む。このステップS38では、
エアシリンダ75のピストンロッド75aを収縮動作さ
せてシャッタ72の連通位置への退去移動を開始する。
これにより、導入口40を連通または遮断するシャッタ
72が専用のエアシリンダ75により進退移動するの
で、吸引管22の導入口40付近でのごみ閉塞時には、
シャッタ72による吸引管22の連通または遮断動作
(往復移動)と、圧縮板51によるごみ圧縮動作とが、
互いに異なる伸縮シリンダ52とエアシリンダ75とに
よりそれぞれ単独で行われ、特に、ごみ閉塞時の圧縮板
51によるごみ圧縮動作が円滑に行えてごみGの圧縮効
率が効果的に高められ、よってごみ収容タンク24内で
のごみGの収容効率の向上を図ることができる。
【0058】しかる後、ステップS39において、圧縮
板51がごみ吸引位置(図3に示す位置)に位置付けら
れるまで待機した後、ステップS40に進む。このステ
ップS40では、圧縮板51によるごみ圧縮動作の回数
nを判定する。そして、圧縮板51によるごみ圧縮動作
の回数nが「2」であれば、ごみ圧縮動作を終了し、上
記ステップS40に進む。一方、圧縮板51によるごみ
圧縮動作の回数が「1」であれば、ステップS41にお
いて、圧縮板51によるごみ圧縮動作の回数nを1つ加
算してから、上記ステップS32に戻る。
【0059】これにより、吸引管22の導入口60付近
でのごみ閉塞が起因してごみ収容タンク24の内部が所
定の最大負圧値を超えてさらに負圧化されて第2限界負
圧値に達すると、圧縮板51によるごみ圧縮動作が
「2」回繰り返し行われるので、吸引管22の導入口4
0付近で堆積しているごみGが確実に後側に押し込まれ
て圧縮され、このごみ圧縮動作を繰り返した後に圧縮板
51をごみ吸引位置まで前方移動させると、該圧縮板5
1の後面側にごみGの収容スペースが確実に形成され
て、吸引管22内の閉塞ごみがごみ収容タンク24内の
上記収容スペースに円滑に収容でき、吸引管22の導入
口40付近でのごみ閉塞を効果的に解消させることがで
きる。
【0060】次に、本発明の第2の実施形態を図12な
いし図14に基づいて説明する。
【0061】この実施形態では、遮断装置の構成を変更
している。
【0062】すなわち、本実施形態では、図13および
図14に示すように、遮断装置81をごみ収容タンク2
4に設けている。この遮断装置81は、ごみ収容タンク
24の導入口40の内周縁に摺接可能なシャッタ82を
備えている。該シャッタ82は、一辺が導入口40の直
径よりも大きな略正方形板状に形成されている。上記シ
ャッタ82は、その左右両側部が左右一対の断面略L字
状の抱持枠84(図では一方のみ示す)により抱持され
て、上記圧縮板51の往復移動方向と同一方向への進退
摺動を可能にしている。さらに、図12にも示すよう
に、上記シャッタ82の下方には、付勢手段としてのス
プリング85が配されている。該スプリング85は、シ
ャッタ82の前面とごみ収容タンク24の前壁上端との
間に縮装されている。また、上記導入口40の後縁には
ストッパ86が設けられている。上記シャッタ82は、
その後面上端がスプリング85により上記ストッパ86
に当接するまで進出方向(後方)に移動するよう付勢さ
れ、このストッパ86と当接したときに遮断位置(図1
2に示す位置)に位置付けられて導入口40を遮断する
ようになっている。この場合、シャッタ82の後面は、
圧縮板51がごみ吸引位置に戻るときに該圧縮板51の
前端と当接するようになっている。
【0063】そして、上記シャッタ82は、圧縮板51
が導入口40よりもごみ排出位置側に後方移動するとき
にスプリング85により遮断位置でストッパ86に当接
するまで後方へ進出移動するよう付勢される一方、圧縮
板51がごみ吸引位置に戻るときに該圧縮板51の前面
上端との当接によりスプリング85の付勢力に抗して連
通位置(図13に示す位置)まで前方へ退去移動するよ
うになっている。この場合、ストッパ86は、圧縮板5
1が前後方向へ移動しても該圧縮板51と干渉しない高
さに設けられている。尚、遮断装置81を除くその他の
構成は上記実施の形態の場合と同じであり、同一の部分
については同一の符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
【0064】これにより、本実施形態では、シャッタ8
2は、スプリン85の付勢力により導入口40を遮断す
る一方、伸縮シリンダ52の収縮動により前方移動する
圧縮板52との当接により導入口40を開放するので、
シャッタ82を往復移動させるための複雑な駆動手段を
別途用意する必要がなく、導入口40を遮断する際にの
み付勢力を利用する構造の簡単なスプリング85を用意
すれば良く、遮断装置81を非常に簡単に構成すること
ができる。
【0065】次に、本発明の第3の実施形態を図15お
よび図16に基づいて説明する。
【0066】この実施形態では、遮断装置の構成を変更
している。
【0067】すなわち、本実施形態では、図15および
図16に示すように、遮断装置91を圧縮板51に設け
ている。この遮断装置91は、圧縮板51の上端中央位
置より背面側(前方)に延設されたシャッタ92を備え
ている。該シャッタ92は、圧縮板51のごみ吸引位置
(図16に示す位置)においてごみ収容タンク24の前
壁にほぼ到達する長さの左右両側辺と、導入口40の直
径よりも長い前後両辺とで矩形板状に形成されている。
上記シャッタ92は、ごみ収容タンク24の導入口40
側壁面つまり上壁内面に摺接して該圧縮板51と共に往
復動し、その前後方向への延出範囲での圧縮板51によ
るごみGの圧縮動作時に上記導入口40を遮断するよう
にしている。つまり、圧縮板51は、ごみ吸引位置(図
16に示す位置)と、シャッタ92の前後方向への延出
範囲限界の圧縮方向最大進出位置(図15に示す位置)
との間を往復移動するようになっている。この場合、圧
縮板51は、シャッタ92による導入口40の遮断範囲
(シャッタ92の延出範囲)内でごみ圧縮動作が行われ
る。尚、遮断装置91を除くその他の構成は上記実施の
形態の場合と同じであり、同一の部分については同一の
符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0068】これにより、本実施形態では、シャッタ9
2は、圧縮板51を往復移動させる伸縮シリンダ52に
より一体的に往復移動し、導入口40を連通または遮断
するようにしているので、シャッタ92のみを移動させ
る専用の駆動装置などが不要となり、信頼性が高く極め
てシンプルな遮断装置91を提供できる。
【0069】尚、本発明は上記各実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。例えば、上記各実施形態では、ブロワ33の負圧が
第2限界負圧値となったときに圧縮板51によるごみ圧
縮動作を「2」回繰り返し行うようにしたが、ブロワの
負圧が第2限界負圧値となったときに圧縮板によるごみ
圧縮動作が「3」回以上繰り返し行われるようにしても
良い。また、上記各実施形態では、導入口40を圧縮板
51のごみ吸引位置の上方に設けたが、導入口の開口位
置が、圧縮板のごみ吸引位置よりもごみ排出位置側に設
けられていても良い。
【0070】さらに、上記第1の実施形態では、シャッ
タ72をエアシリンダ75のピストンロッド75aの伸
縮動作により進退移動させたが、シャッタが他の流体、
例えば圧油を給排する油圧シリンダなどの伸縮動作によ
り進退移動するようにしても良い。
【0071】また、上記第2の実施形態では、シャッタ
82をスプリング85の付勢力により遮断位置まで後方
へ進出移動させたが、シャッタがエアシリンダまたは油
圧シリンダなどの付勢手段の付勢力により遮断位置まで
後方へ進出移動するようにしても良い。この場合、付勢
手段の付勢力は、圧縮板がごみ吸引位置に戻るときにシ
ャッタの後面に当接すれば、該シャッタの前方への退去
移動が円滑になされるように設定する必要がある。
【0072】しかも、上記各実施形態では、シャッタ7
2,82,92をごみ収容タンク24の導入口40の内
周縁に摺接させて導入口40を連通または遮断させた
が、導入口の前縁に切り出し刃を設け、この切り出し刃
の刃先を、圧縮板がごみ吸引位置に戻るときにシャッタ
の上面に対して切り出し方向つまり後側向きとなるよう
に設けても良い。この場合、シャッタの上面と導入口の
内周縁との摺接隙間へのごみの侵入が確実に防止でき
る。
【0073】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
るごみ吸引収集装置によれば、圧縮板の圧縮動作時に吸
引口の連通を遮断手段により遮断するので、圧縮板のご
み圧縮動作時に圧縮板の背面側への吸引管内の閉塞ごみ
の侵入を確実に防止でき、圧縮板の背面側で閉塞ごみを
人手で除去する非常に煩わしいメンテナンス作業を廃止
することができる。
【0074】請求項2記載の発明におけるごみ吸引収集
装置によれば、吸引口を連通または遮断するシャッタを
専用の駆動手段で駆動させるので、吸引管の吸引口付近
でのごみ閉塞時にシャッタの遮断動作および圧縮板のご
み圧縮動作を互いに異なる駆動手段によりそれぞれ単独
で行え、ごみ閉塞時に圧縮板によるごみの圧縮効率を効
果的に高めることができ、よってごみ収容タンク内での
ごみの収容効率の向上を量ることができる。
【0075】請求項3記載の発明におけるごみ吸引収集
装置によれば、付勢手段の付勢力および圧縮板駆動手段
により移動する圧縮板との当接により吸引口を通断させ
るようシャッタを往復移動させたので、シャッタを往復
移動させる複雑な駆動手段を不要にし、吸引口を遮断す
る際にのみ付勢力を作用させる構造の簡単な付勢手段で
もって遮断手段を非常に簡単に構成することができる。
【0076】請求項4記載の発明におけるごみ吸引収集
装置によれば、圧縮板の背面側に突設したシャッタを、
圧縮板を往復移動させる圧縮板駆動手段により一体的に
往復移動させて吸引口を連断するので、シャッタを移動
させる専用の駆動手段を不要とし、信頼性の高い極めて
シンプルな遮断手段を構成することができる。
【0077】さらに、請求項5記載の発明におけるごみ
吸引収集装置によれば、吸引管の吸引口付近でのごみ閉
塞をごみ収容タンク内の所定圧を超えたさらなる負圧化
により検出して圧縮板を所定回数繰り返しごみ圧縮動作
させるので、ごみ収容タンク内の堆積ごみなどを確実に
後側に押し込んで圧縮板の後面側にごみの収容スペース
を確保し、この収容スペースに吸引管内の閉塞ごみを円
滑に収容して、吸引管の吸引口付近でのごみ閉塞を効果
的に解消させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るごみ吸引収集装
置における遮断装置付近での断面図である。
【図2】シャッタを遮断位置に位置付けた状態を示すご
み収容タンクの側面図である。
【図3】シャッタを連通位置に位置付けた状態を示すご
み収容タンクの側面図である。
【図4】圧縮板を背面側より視た斜視図である。
【図5】ごみ吸引収集装置の全体構成を示す側面図であ
る。
【図6】ごみ吸引車の側面図である。
【図7】制御装置による全体の制御を示すフローチャー
ト図である。
【図8】制御装置によるごみ圧縮動作での制御を示すフ
ローチャート図である。
【図9】吸引装置の構成を示すブロック図である。
【図10】各吸引口付近で切断したカバー体の断面図で
ある。
【図11】操作盤の正面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る図1相当図で
ある。
【図13】シャッタを遮断位置に位置付けた状態を示す
ごみ収容タンクの側面図である。
【図14】シャッタを連通位置に位置付けた状態を示す
ごみ収容タンクの側面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態に係るごみ吸引収集
装置のシャッタを遮断位置に位置付けた状態を示すごみ
収容タンクの側面図である。
【図16】シャッタを連通位置に位置付けた状態を示す
ごみ収容タンクの側面図である。
【符号の説明】
22 吸引管 23 吸引装置(吸引手段) 24 ごみ収容タンク 37 圧力センサ(ごみ閉塞検出手段) 40 導入口(吸引口) 51 圧縮板 52 伸縮シリンダ(圧縮板駆動装置) 61 制御装置(制御手段) 71,81,91 遮断装置(遮断手段) 72,82,92 シャッタ 75 エアシリンダ(専用の駆動手段) 85 スプリング(付勢手段) G ごみ V ごみ吸引車(ごみ吸引収集装置) n ごみ圧縮動作の回数

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみを吸引する吸引管が外部に延設され
    るとともに吸引口を経て内部に連通されたごみ収容タン
    クと、 該ごみ収容タンクの内部を所定圧まで負圧化して上記吸
    引管より吸引口を経てごみをごみ収容タンクの内部に吸
    引する吸引手段と、 上記ごみ収容タンクの内部に往復移動可能に設けられ、
    この往復移動によりごみを圧縮する圧縮板と、 上記圧縮板の背面側に設けられ、該圧縮板をごみ収容タ
    ンクの内部で往復移動させる圧縮板駆動手段とを備えた
    ごみ吸引収集装置であって、 上記圧縮板の非圧縮動作時には上記吸引口を開放する一
    方、上記圧縮板の圧縮動作時には上記吸引口を遮断する
    遮断手段を備えていることを特徴とするごみ吸引収集装
    置。
  2. 【請求項2】 上記遮断手段は、上記圧縮板駆動手段と
    は異なる専用の駆動手段により上記吸引口を連通または
    遮断するよう圧縮板と同一方向に往復移動するシャッタ
    を備えている請求項1記載のごみ吸引収集装置。
  3. 【請求項3】 上記遮断手段は、上記圧縮板の圧縮方向
    に付勢手段により付勢され、上記圧縮板の非圧縮動作時
    には該圧縮板との当接により上記付勢手段の付勢力に抗
    して上記吸引口を開放する一方、上記圧縮板の圧縮動作
    時には上記付勢手段の付勢力により上記吸引口を遮断す
    るように、上記圧縮板と同一方向に往復移動するシャッ
    タを備えている請求項1記載のごみ吸引収集装置。
  4. 【請求項4】 上記遮断手段は、上記圧縮板の背面側に
    突設され、上記圧縮板駆動手段により該圧縮板と一体的
    に往復移動するシャッタを備えている請求項1記載のご
    み吸引収集装置。
  5. 【請求項5】 上記吸引管の吸引口付近でごみ閉塞が発
    生していることを上記ごみ収容タンクの内部での所定圧
    を超えたさらなる負圧化により検出するごみ閉塞検出手
    段と、 該ごみ閉塞検出手段からの検出信号を受け、上記圧縮板
    を圧縮方向へ所定回数繰り返しごみ圧縮動作させるよう
    制御する制御手段とを備えている請求項1ないし請求項
    4のいずれか1つに記載のごみ吸引収集装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011132026A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 塵芥収集車の操作装置
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CN110386387A (zh) * 2019-08-23 2019-10-29 重庆科技学院 负压式垃圾收集压缩箱、系统及方法
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