JP2011132026A - 塵芥収集車の操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵芥収集車において、右舷側の運転席から降りた作業員が左舷側の塵芥収集車の各種装置を作動させる操作装置まで移動することで、作業効率が低下することを防止した塵芥収集車を提供する。
【解決手段】塵芥収集車Vの一側方側に配置された運転席Dと同じ側に操作装置Sを設けることにより、運転席Dを降りた作業員が塵芥収集車Vを操作するために操作装置Sまで移動する移動距離を短くすることができるので、作業員の作業効率が向上する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、前部に運転席を設けた車体と、その車体上に搭載され、後部に開口部を有する塵芥収容箱と、その塵芥収容箱の後部に上下方向に開閉可能に設けた塵芥投入箱と、前記塵芥収容箱内に車体前後方向に移動可能に設けた排出板と、前記塵芥投入箱内に設けた積込装置とからなる塵芥収集車に関する。
前記塵芥収集車においては、塵芥投入箱内の塵芥を積込装置により前記開口部より塵芥収容箱内へ送る積込動作、塵芥投入箱を上下方向に開閉する開閉動作、塵芥投入箱の開放後に排出板を車両後方へ移動させ、塵芥収容箱内の塵芥を排出する排出動作の各動作を行うが、上記各動作を行うための操作スイッチ(本発明の操作装置に相当)を運転席内に設けると、運転席内から塵芥収集車の後方確認が困難となる。すると、塵芥収容箱後部で作業を行っている他の作業員に気付かず、運転席の作業員が操作スイッチを操作すると、重大な事故が起こる場合がある。
そこで、従来より、操作スイッチを塵芥収容箱の後部左舷側に設け、操作スイッチの操作時に、作業員が塵芥収集車の後方確認ができるようにした構成が提案されている。(特許文献1参照)
実開昭63−4905号公報
ところが、前記特許文献1の塵芥収集車においては、操作スイッチが塵芥収容箱の後部左舷側に配置されているので、運転席が右舷側に配置されている一般的な塵芥収集車の場合、運転席の作業員が前記各動作を行う際には、運転席の反対側まで移動して操作スイッチを操作しなくてはならず、作業効率が低下するという問題がある。
本発明は、かかる問題を鑑みてなされたもので、従来の上記問題を解決することができる新規な塵芥収集車の操作装置を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、前部に運転席を設けた車体と、前記車体上に搭載され、後部に開口部を有する塵芥収容箱と、塵芥収容箱の後部に上下方向に開閉可能に設けた塵芥投入箱と、塵芥投入箱内に設けた積込装置とからなる塵芥収集車において、前記運転席が塵芥収集車の一側方側に配置され、前記運転席と同一側に塵芥投入箱の開閉を行う操作装置を設けたことを特徴としている。
このような塵芥収集車によれば、運転席と操作装置が塵芥収集車の同じ側方に配置されるので、運転席から操作装置までの移動距離を短くでき、作業員の作業効率が向上する。また、操作装置は塵芥収容箱の後部に配置されているので、操作装置の操作時に塵芥収集車の後方を確認でき、安全に操作ができる。
また、本発明の塵芥収集車は、前記操作装置は、車幅方向において前記塵芥収容箱外面より内方に配置することが好ましい。
これにより、操作装置が塵芥収容箱より車幅方向に突出しないので、塵芥収集車の走行時に操作装置が破損することを防止できる。
また、本発明の塵芥収集車は、前記操作装置の車幅方向側方に、サイドガードが設けられることが好ましい。
これにより、車両走行時に、車両側方から飛来する小石等が操作装置に接触し破損することを防止できる。
また、本発明の塵芥収集車は、前記操作装置の下方にフェンダが設けられることが好ましい。
これにより、車両走行時に、車両下方から飛来する小石等が操作装置に接触し破損することを防止できる。
本発明の塵芥収集車によれば、運転席と操作装置が塵芥収集車の同一側に配置されるので、作業員の作業効率が向上すると共に、塵芥収容箱の後部に操作装置が設けられるので、安全に操作ができる。
本発明の塵芥収集車を車両左舷側より見た図である。 本発明の塵芥収集車を車両右舷側より見た図である。 本発明の塵芥収集車の内部構造を示した図である。 本発明の操作スイッチを車両前方側から見た部分拡大図である。 図4のA矢視図である。 本発明の操作盤の取付けを示した図である。 本発明の制御手順を示すフローチャートである。 図7の排出板制御のためのサブルーチンである。
図1は、本発明の塵芥収集車を車両左舷側より見た図である。図2は、本発明の塵芥収集車を車両右舷側より見た図である。図3は、本発明の塵芥収集車の内部構造を示した図である。図4は、本発明の操作スイッチを車両前方側から見た部分拡大図である。図5は、図4のA矢視図である。図6は、本発明の操作盤の取付けを示した図である。図7は、本発明の制御手順を示すフローチャートである。図8は、図7の排出板制御のためのサブルーチンである。
まず、本発明の第一の実施形態を図1から図3を用いて説明する。なお、以下の説明においては、後述するキャブCが設けられた側を車両前方、後述する塵芥投入箱2が設けられる側を車両後方とし、車両前方を向いて右側を右舷側、車両前方を向いて左側を左舷側とする。
図1、3において、搬送車両である塵芥収集車Vの車体F前部上方には、キャブCが設けられている。このキャブCの右舷側には、運転席Dが設けられている。前記車体F上でキャブCの後方には、塵芥収容箱1が搭載されており、その塵芥収容箱1の底面は、後下がりの緩やかな傾斜面となっている。また、塵芥収容箱1の前壁又は側壁前部には、塵芥収容箱1内を覗くためのメンテナンス用窓(図示せず)が必要に応じて敷設される。塵芥収容箱1の後端には、本発明の開口部に相当する後端開口1aが形成されている。
前記塵芥収容箱1の後端開口1aには、塵芥を投入可能な塵芥投入口2aを後端に有する塵芥投入箱2が連設される。この塵芥投入箱2の上端部は塵芥収容箱1に回動可能に軸支され、その軸支部P回りに塵芥投入箱2を塵芥投入箱昇降用シリンダA1により上下回動させる。
これにより、塵芥投入箱昇降用シリンダA1を伸縮作動することで、塵芥収容箱1内の収容塵芥を排出する際に、塵芥投入箱2を塵芥収容箱1の後端開口1aを閉じる積込位置(下げ位置)から前記塵芥収容箱1の後端開口1aを開放する排出位置(上げ位置)まで上昇回動させる開放工程と、塵芥収容箱1内の収容塵芥を排出した後に、塵芥投入箱2を排出位置から積込位置まで下方回動される閉鎖工程とにより、投入箱制御が行われる。そして上記開放工程及び閉鎖工程を行うために、塵芥投入箱2の排出位置及び積込位置を各々検出する上げ位置検出センサ、下げ位置検出センサ(図示せず)が設けられる。
塵芥投入箱2内には、該塵芥投入箱2が前記積込位置にあるときに該塵芥投入箱2内の投入塵芥を塵芥収容箱1内に強制的に押し込む積込工程を実行可能な塵芥積込装置3が設けられる。この塵芥積込装置3の構造は従来周知のもので、図示例では、塵芥収容箱1の後端開口1aに臨む位置で塵芥投入箱2の左右両側壁に昇降可能に支持される昇降体4と、その昇降体4を強制昇降させる昇降体用シリンダA2と、昇降体4の下部に回動可能に軸支される圧縮板5と、この圧縮板5を強制回動させる圧縮板用シリンダA3とを備える。
これにより、昇降体用シリンダA2と圧縮板用シリンダA3との伸縮作動させることで、昇降体4を上昇位置に保持した状態で圧縮板5の前方位置から後方位置への後方回動により行われる反転工程と、圧縮板5を後方位置に保持した状態で昇降体4を上昇位置から下降位置まで下降させることにより行われる一時圧縮工程と、昇降体4を下降位置に保持した状態で行う圧縮板5の後方位置から前方位置への前方回動により行われる二次圧縮工程と、圧縮板5を前方位置に保持した状態で昇降体4を下降位置から上昇位置まで上昇させることにより行われる押込工程との一連の積込制御が行われる。該積込制御を行うことで、塵芥投入箱2内の投入塵芥が塵芥収容箱1内に強制的に押し込まれる。そして、上記各工程を順次動作させるために、塵芥投入箱2内の適所には、昇降体4の上昇位置及び下降位置、並びに圧縮板5の後方位置及び前方位置を各々検出する第1〜第4近接スイッチ(図示せず)が設けられる。
塵芥収容箱1内には、荷降ろし装置Nが設けられている。前記荷降ろし装置Nは、後述する排出板D、排出シリンダA4とにより構成される。以下、荷降ろし装置Nの構成について説明する。
塵芥収容箱1内には、車体前後方向へ進退可能な通称ディスチャージプレートと呼ばれる排出板Dが配設されており、塵芥投入箱2が前記排出位置にあるときに排出板Dを塵芥収容箱1内で車体前方の格納位置Dfから車体後方の後端開口1a近傍の張出位置Drrへ向けて後退させることで塵芥収容箱1内の収容塵芥をその後端開口1aより強制的に排出可能となっている。
排出板Dは、塵芥収容箱1の内部空間の横幅ほぼ一杯に亘る排出板本体Dmと、その排出板本体Dm背面に一体的に連結される支持枠Dsとで構成される。そして、排出板Dと塵芥収容箱1との間には、該排出板Dを起立姿勢で前後摺動可能に案内支持するガイド機構Gが設けられ、そのガイド機構Gは、図示例では支持枠Dsの左右両側下部に設けた転動輪またはスライダGaと、塵芥収容箱1の左右両内側面に設けた案内レールGbとで構成される。
排出板Dの背面と塵芥収容箱1との間には、該排出板Dを塵芥収容箱1に対して進退駆動する一段のまたは多段式(即ちテレスコピック型)の油圧式の排出シリンダA4が連結される。その排出シリンダA4は、塵芥収容箱1の底面にほぼ沿ってその前後方向に延びるように配置されており、その各段のシリンダ摺動部の外端には、該摺動部への塵埃の進入を防止するダストシール(図示せず)が介装される。
これにより、排出シリンダA4の伸縮作動させることで、排出板Dを塵芥収容箱1の格納位置Dfと、塵芥収容箱1の後端開口1aより後方に若干オーバーハングした張出位置Drrとの間を往復動可能である。
塵芥収集車Vには、前記排出シリンダA4を初め、車載の各油圧アクチュエータ(即ち、前記投入箱用昇降シリンダA1、昇降体用シリンダA2、圧縮板用シリンダA3)を作動させるための油圧回路(図示せず)が設けられ、その油圧回路に作動油を供給する油圧ポンプは、車載のエンジンに動力取出装置を介して任意に断接可能に連結駆動できる。なお、前記排出シリンダA4と、前記油圧回路とにより本発明の駆動装置を形成する。
さらに、塵芥収集車Vには、図4に示すように、本発明の制御装置に相当するマイクロコンピュータよりなるコントローラUが搭載され、そのコントローラUには、前記排出シリンダA4及び各アクチュエータの作動を制御すべく前記油圧回路に設けられる複数の電磁制御弁を含む図示しない制御部を有している。
また、該制御装置には、排出板Dの位置を検知する超音波センサSe(本発明の検知装置に相当)と、昇降体4及び圧縮板5の各作動位置を検出する前記第1〜第4近接スイッチと、塵芥収容箱1内で排出板Dに作用する収容塵芥の圧縮反力を排出シリンダA4内の油圧として検出する圧力センサとが接続されている。なお、前記超音波センサSeは、図示例では、塵芥収容箱1の前壁に装着されて測定用の超音波を排出板Dの背面側に向けて発し、それが排出板Dに反射して戻ってくるまでの経過時間から排出板Dの位置を検出する。
コントローラUには、作業員が任意に操作可能な操作装置Sが接続されている。操作装置Sとしては、塵芥の積込か排出か後述するOFF状態かを選択するメインスイッチSm、前記塵芥投入箱2を開閉する投入箱昇降スイッチSn、前記排出板Dを前進・後退させる排出板進退スイッチSdが設けられている。また、前記操作装置S以外に、前記塵芥積込装置3を作動・停止させる積込スイッチStが塵芥投入箱の後面に設けられており、塵芥の積込作業時に操作可能としている。
以下、操作装置について詳述する。
図2に示すように、前記操作装置Sは塵芥収容箱1の右舷側下部にブラケット6を介して設けられている。詳述すると、図4、6に示すように、塵芥収容箱の右舷側下部に一対の側壁7、7が溶接により固定されている。前記一対の側壁7、7には、車両前後方向に延びる支持部8の両端が溶接により固定されている。前記支持部8の上面には、内面がネジ切りされている2つの筒部材9、9が溶接により立設されている。前記2つの筒部材9、9の上部には前記操作装置Sが配置された操作盤10が設けられ、ボルト11、11と筒部材との間に前記操作盤10を配置した状態でボルト11、11を筒部材9、9に嵌め合わせることで、操作盤10を塵芥収容箱1に固定する。
前記操作盤10には、前述のメインスイッチSm、投入箱昇降スイッチSn、排出板進退スイッチSdが設けられている。メインスイッチSmは、上方に傾倒させ、前述の積込スイッチStによって塵芥収集車の動作ができる「積込」状態と、下方に傾倒させ、前述の投入箱昇降スイッチSn、排出板進退スイッチSdによって塵芥収集車の動作ができる「排出」状態と、前記「積込」状態と「排出」状態との中間位置であり、投入箱昇降スイッチSn、排出板進退スイッチSdの操作を無効とする「0FF」状態とに切替可能である。これにより、メインスイッチSmを「積込」状態に、塵芥の積込動作を行っている最中に、誤操作により投入箱昇降スイッチSn、排出板進退スイッチSdを操作しても塵芥投入箱2や排出板Dが作動せず、安全に塵芥の積込作業を行うことができる。また、塵芥収集車の移動時に、メインスイッチSmを「0FF」状態にすることで、移動中に木の枝等の障害物に投入箱昇降スイッチSn、排出板進退スイッチSdが接触し、スイッチが切り替えられたとしても、塵芥投入箱2や排出板Dが作動せず、安全である。
また、前記操作盤10は、塵芥収容箱1の車幅方向の端面より内側に配置されるように設けられている。これにより、操作盤10が塵芥収容箱1より車幅方向外側に突出せず、塵芥収容箱により覆われるので、塵芥収集車Vの走行時に、操作盤10に障害物が接触し、破損することを防止できる。
また、図2、6に示されるように、塵芥収容箱1の両側下面には、サイドガード12車体前後方向に延びて配置されている。このサイドガード12は一般的な塵芥収集車に設けられているものと同様であり、塵芥収集車走行時に側方からの歩行者等の巻き込みを防止するために設けられる。そして、このサイドガード12は、前記操作装置Sよりも車幅方向外側に配置されており、サイドガード12が操作盤10の外面を覆う。
これにより、車両側方から飛散してきた小石等はサイドガード12に接触し、操作盤10が小石等で破損することを防止できる。また、従来より設けられているサイドガード12により操作装置Sが保護されるので、操作装置Sの保護が安価にできる。
また、塵芥収集車Vのタイヤの上方には、走行時にタイヤがはねあげた泥等が塵芥収容箱1等に付着するのを防止するための金属の板にて形成されたフェンダ13が設けられている。このフェンダ13は、一般的な塵芥収集車に設けられているものと同様であり。そして、このフェンダ13の上方に前記操作装置Sが配置されており、フェンダ13が操作盤10の下方を覆う。
これにより、塵芥収集車Vの下方より跳ね上げられた小石などはフェンダ13に接触し、操作盤10が小石等で破損することを防止できる。また、従来より設けられているフェンダ13により操作装置Sが保護されるので、操作装置Sの保護が安価にできる。
次に、前記実施例の作用を図7〜図9のフローチャートを参照して、塵芥収集車Vの積込工程及び排出工程について説明する。
〔積込工程〕
塵芥が収容されていない塵芥収集車Vは、図2の(C)の実線で示すように、塵芥投入箱2を積込位置に、また排出板Dを塵芥収容箱1の後端近くの所定後退位置Drにそれぞれ保持した状態となっている。この状態で塵芥収集車Vは所定の塵芥積込地点まで移動した後、作業員がメインスイッチSmを「積込」位置に操作するのを待つ(ステップS1)。メインスイッチSmが「積込」位置に操作されると、作業員が積込スイッチStをONにするのを待つ(ステップS2)。作業員が積込スイッチStをONにすると、前述した塵芥積込装置3による積込工程が開始され(ステップS3)、塵芥投入箱2に投入された塵芥が塵芥積込装置3により塵芥収容箱1内へ押し込まれる。
ここで、積込工程の実行により塵芥収容箱1内に押し込まれた塵芥は、排出板Dと塵芥積込装置3との間で適度に圧縮されつつ塵芥収容箱1内に収容される。この場合、図示例では、排出板Dが収容塵芥より受ける圧縮反力を排出シリンダA4の背圧として検知可能な圧力センサを備えており、その圧力センサの検出圧力が所定値を超えると(即ち前記圧縮反力が上限値を超えると)、排出シリンダA4を収縮作動させて排出板Dを前進させ、それにより前記検出圧力が所定値以下となると排出シリンダA4の収縮作動を停止させる。このように、塵芥積込装置3によって塵芥収容箱1内に積込まれた塵芥に応じて排出板Dを徐々に小刻みに自動前進させるので、塵芥収容箱1内の収容塵芥を排出板Dと塵芥積込装置3との間で圧縮しながら積込むことができ、多量の塵芥を塵芥収容箱1内に収容することができる。
そして、その排出板Dが格納位置Dfに達すると、塵芥収容箱1が収容塵芥で満杯となる。なお、このような満杯状態となった際には、制御装置により満杯を報知するブザー。ランプ等により作業員に対して警告しても良い。
〔排出工程〕
塵芥収容箱1内が満杯状態となった塵芥収集車Vは、作業員によりメインスイッチSmをOFFにされ(ステップS4)、塵芥処分場まで走行移動した後、作業員がメインスイッチSmを「排出」位置に操作するのを待つ(ステップS5)。塵芥処分場に到着すると、作業員はキャブCから降りて操作装置SのメインスイッチSmを操作する。メインスイッチSmが「排出」位置に操作されると、投入箱昇降スイッチSnが「開放」位置に操作されるのを待つ(ステップS6)。投入箱昇降スイッチSnが「開放」位置に操作されると、塵芥投入箱昇降用シリンダA1が伸長することにより、塵芥投入箱2が前記軸支部P周りに上方へ回動する(ステップS7)。そして、塵芥投入箱2を排出位置(上げ位置)まで回動させると、上げ位置検出センサが作動し、投入箱昇降スイッチSnをOFFにし、塵芥投入箱昇降用シリンダA1の伸長を停止させる。このとき、塵芥収容箱1の後端開口1aは開放されている。
塵芥投入箱2を排出位置まで回動させた後、作業員が排出板進退スイッチSdを操作するのを待つ(ステップS8)。作業員が排出板進退スイッチSdを操作すると、排出板制御を行う(ステップS9)。以下、排出板制御について詳述する。
排出工程においては、塵芥投入箱2を排出位置まで回動させた後、作業員が排出板進退スイッチSdを「後退」位置へ操作するのを待つ(ステップS14)。
作業員が排出板進退スイッチSdを「後退」位置へ操作すると排出シリンダA4が伸長し(ステップS15)、格納位置Dfに位置する排出板Dが車両後方へ向けて移動する。この時、塵芥収容箱1の後端開口1aは開放されているので、塵芥収容箱1内に圧縮されて収容された塵芥は排出板Dの車両後方への移動により車両後方へ強制的に押し出され、後端開口1aより車外へ排出される。その後、超音波センサSeにより排出板Dが張出位置Drrまで移動したことを検知したかどうかを判断する(ステップS16)。排出板Dが張出位置Drrまで移動していない場合は(ステップS16のNo)、ステップS15に戻り、排出シリンダA4が伸長させて塵芥収容箱内の塵芥を排出する。排出板Dが張出位置Drrまで移動した場合は(ステップS15のYes)、排出シリンダA4の伸長を停止させ(ステップS16)、排出板Dを停止させる。
このとき、操作装置Sが塵芥収容箱1の後部右舷側に配置されているので、作業員が後端開口1a付近を目視で確認しながら排出板Dを操作できるので、安全に塵芥の排出作業ができる。
塵芥収容箱1内の塵芥を全て排出した後は、作業員がコントローラUの投入箱昇降スイッチSnを操作することにより、塵芥投入箱昇降用シリンダA1が収縮し、塵芥投入箱2が前記軸支部P周りに下方へ回動する。塵芥投入箱2が塵芥収容箱1の後端開口1aを閉鎖する積込位置(下げ位置)まで移動すると、塵芥投入箱昇降用シリンダA1の収縮が停止し、塵芥収容箱1内に塵芥が積込可能な状態となる。ここで、投入箱昇降スイッチSnを「閉鎖」位置へ操作した際に、排出シリンダA4が収縮を開始させ、排出板Dを所定後退位置Dr(積込開始位置)まで移動させておくと、塵芥投入箱2の閉鎖と同時に塵芥の積込が可能となる。
このとき、操作装置Sが塵芥収容箱1の後部右舷側に配置されているので、後端開口1a付近に他の作業員や障害物が存在しないかを確認しながら操作できるので、安全に塵芥投入箱2の閉鎖動作を行うことができる。
これにより、操作装置Sと運転席Dが共に塵芥収集車Vの右舷側に配置されるので、運転席と操作装置とが近く、塵芥収集車Vを運転して処理場まで移動し、塵芥収容箱1内の塵芥を排出する際に、作業員の移動する距離が短くなり、塵芥の排出作業が効率よく行うことができる。
また、前記操作盤10は、塵芥収容箱1の車幅方向の端面より内側に配置されるように設けられている。これにより、操作盤10が塵芥収容箱1より車幅方向外側に突出せず、塵芥収容箱により覆われるので、塵芥収集車Vの走行時に、操作盤10に障害物が接触し、破損することを防止できる。
また、前記操作装置の車幅方向側方に、サイドガードが設けられる。これにより、塵芥収集車Vの走行時に車両側方から飛散した小石が操作盤10に接触し破損することを防止できる。
また、前記操作装置の下方にフェンダが設けられている。これにより、塵芥収集車Vの走行時に車両の下方から飛散した小石が操作盤10に接触し破損することを防止できる。
なお、上記本発明の実施形態においては、運転席、操作装置共に右舷側に配置したが、運転席、操作装置共に左舷側に配置してもよい。この場合においても、運転席から操作装置までの移動距離が短く、作業効率が向上する。
また、上記本発明の実施形態においては、排出板Dにより塵芥収容箱1内の塵芥を排出したが、塵芥収容箱1を車両後方へ傾斜させて塵芥を排出させてもよい。
また、上記本発明の実施形態においては、圧縮板による積込装置にて塵芥収容箱1内に塵芥を積み込むが、回転盤による積込装置としてもよい。
1 塵芥収容箱(荷箱)
N 荷降ろし装置
D 排出板
S 操作装置
Sm メインスイッチ
Sn 投入箱昇降スイッチ
Sd 排出板進退スイッチ
10 操作盤

Claims (4)

  1. 前部に運転席を設けた車体と、
    前記車体上に搭載され、後部に開口部を有する塵芥収容箱と、
    塵芥収容箱の後部に上下方向に開閉可能に設けた塵芥投入箱と、
    塵芥投入箱内に設けた積込装置とからなる塵芥収集車において、
    前記運転席が塵芥収集車の一側方側に配置され、
    前記運転席と同一側の塵芥収容箱後部に塵芥投入箱の開閉を行う操作装置を設けたことを特徴とする塵芥収集車。
  2. 前記操作装置は、車幅方向において前記塵芥収容箱外面より内方に配置した、請求項1に記載の塵芥収集車。
  3. 前記操作装置の車幅方向側方に、サイドガードが設けられる請求項1及び2に記載の塵芥収集車。
  4. 前記操作装置の下方にフェンダが設けられている請求項1及び2に記載の塵芥収集車。
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