JP2524805B2 - 塵芥収集システム及び塵芥収集方法 - Google Patents

塵芥収集システム及び塵芥収集方法

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JP2524805B2
JP2524805B2 JP63078395A JP7839588A JP2524805B2 JP 2524805 B2 JP2524805 B2 JP 2524805B2 JP 63078395 A JP63078395 A JP 63078395A JP 7839588 A JP7839588 A JP 7839588A JP 2524805 B2 JP2524805 B2 JP 2524805B2
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dust storage
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昭夫 岡崎
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Shin Meiva Industry Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F5/00Gathering or removal of refuse otherwise than by receptacles or vehicles
    • B65F5/005Gathering or removal of refuse otherwise than by receptacles or vehicles by pneumatic means, e.g. by suction

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、家庭から出されたゴミを投入管を介して塵
芥貯留容器に一時貯留し、この貯留されたゴミを、吸引
装置によって塵芥収集車の塵芥収容室に収集する塵芥収
集システムに関する。
(従来の技術) 一般に、家庭から出されるゴミの収集は、各家庭が収
集日に指定場所にゴミを出し、これを作業者が塵芥収集
車で回収することによって行われている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものでは回収作業に手間が
かかるため、多くの作業者が必要になり、またゴミ収集
日にはゴミが指定場所である路上等に放置されるため、
町の美観が損なわれるとともに、回収時にゴミが路上に
散乱して非衛生的であった。
また、塵芥の真空収集システムも一部ニュータウン等
で実施されているが、初期投資に莫大な費用が必要であ
る他、既存の市街地には適用しにくいという問題があ
る。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、塵芥の回収
作業の自動化を図り、この回収作業に必要な作業者の削
減を図るとともに、回収作業を衛生的で迅速且つ容易に
行うことができる塵芥収集システムを提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る塵芥収集システムは、投入口を備えた投
入管が第1開閉弁を介して接続されるとともに、内部に
外気を取り入れる吸気管が第2開閉弁を介して接続さ
れ、且つ内部に貯留されて塵芥を輸送する輸送管が第3
開閉弁を介して接続された少なくと1つの塵芥貯留容器
と、前記輸送管が接続された塵芥収容室を有する塵芥収
集車と、該塵芥収集車を介して前記塵芥貯留容器内を減
圧する吸引装置とからなり、前記塵芥貯留容器には、該
塵芥貯留容器の内圧を検出する内圧検出装置を設けると
ともに、前記第1開閉弁、第2開閉弁、第3開閉弁の開
閉状態を検出する開閉検出装置を設け、前記塵芥収集車
もしくは吸引装置には、前記第1開閉弁、第2開閉弁、
第3開閉弁の開閉等を制御する制御装置が設けられ、前
記制御装置により前記第1開閉弁、第2開閉弁、第3開
閉弁の開閉等を制御することで塵芥貯留容器内の塵芥を
塵芥収容室に吸引輸送するようになされたものである。
また、塵芥貯留容器には該塵芥貯留容器内に貯留され
た塵芥を検出するレベルセンサが設けられている。
また、塵芥収集方法は、第1開閉弁を閉鎖した後、吸
引装置により塵芥収集車を介して塵芥貯留容器内を設定
圧まで減圧し、次いで第2開閉弁を開放して塵芥貯留容
器の塵芥を輸送管を介して塵芥収容室まで輸送し、設定
時間経過後もしくは塵芥貯留容器内の圧力により第2開
閉弁を閉鎖する一連の収集サイクルを所定回数継続して
行う。
また、塵芥貯留容器に該塵芥貯留容器に貯留された塵
芥を検出するレベルセンサを設けることで、前記前記収
集サイクルをレベルセンサが塵芥を検出しなくなるまで
継続して行う。
さらに、これらを併用することで、収集サイクルを所
定回数もしくはレベルセンサが塵芥を検出しなくなるま
で継続して行うようにする。
一方、塵芥貯留容器を複数個設けたものでは、これら
塵芥貯留容器について予め設定された順序にしたがい各
塵芥貯留容器毎に塵芥を順次塵芥収集室に収集する。
(作用) 投入管の投入口から投入された塵芥を塵芥貯留容器に
一時貯留した後、塵芥収集車もしくは吸引装置に設けら
れた制御装置により第1開閉弁、第2開閉弁、第3開閉
弁の開閉弁の閉鎖制御を行うことでこの塵芥を塵芥収集
車の塵芥収容室に収集する。
詳しくは、まず、塵芥貯留容器の第1開閉弁を閉じて
開口を閉塞し、第3開閉弁を開いて吸引装置で塵芥収集
車、輪送管を介して塵芥貯留容器内の空気を吸引し、塵
芥貯留容器内を減圧していく。そして、塵芥貯留容器の
圧力値が予め設定された設定値(約−3500mmH2O)にな
ると第2開閉弁を開き、吸気管から外気を塵芥貯留容器
内に急激に取り入れる。すると、減圧されたゴミ袋内と
塵芥貯留容器内との圧力差によりゴミ袋を圧縮し、且つ
塵芥貯留容器内に発生した旋回気流によりゴミ袋を塵芥
貯留容器内で回転させながら輸送管を経て塵芥収容室に
吸引収集していく。このような一連の収集サイクルを所
定回数継続して繰り返すか、あるいはレベルセンサが塵
芥を検出しなくなるまで繰り返す。さらにこれら二つを
併用する。
また、塵芥貯留容器を複数個設けた場合、これら塵芥
貯留容器について予め設定された順序にしたがい、各塵
芥貯留容器毎に上述の方法により塵芥を順次収容室に収
集する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本発明に係る塵芥収集システムの
概略構成を示しており、本例ではこの塵芥収集システム
を集合住宅Aに設けたものについて説明している。
塵芥収集システムは家庭から出されたゴミを塵芥貯留
容器10(以下単に容器という)に一時貯留し、この貯留
したゴミを吸引装置31によって該塵芥収集車30の塵芥収
容室33に収容するように構成されたものである。
容器10は、第1図に示すように、集合住宅Aの最下階
には複数個連接して配置されており、図中左側から第1
容器10a、第2容器10b、第3容器10c、第4容器10dの順
に配設されている。第2図に示すように第1容器10aの
天面には開口11が形成されており、この開口11には建物
の各階に亘って垂直に配設されたシュート(投入管)12
の下端が連結されている。このシュート12には各階ごと
に投入口12a・・・が設けられている。
前記開口11には該開口11を開閉する第1開閉弁13が設
けられており、第1開閉弁13はエアシリンダ15の伸縮に
よって開閉作動される。この第1開閉弁13の近傍には該
第1開閉弁13の開閉を検出するリミットスイッチLSc1,L
So1はが設けられており、リミットスイッチLSc1は第1
開閉弁13の開放状態を検出し、リミットスイッチLSo1は
第1開閉弁13の開放状態を検出するものである。
また、第1容器10aの側壁やや下部には吸気口16が形
成されている。この吸気口16には吸気管17の基端が接続
されており、吸気管17の先端は第1容器10a内に外気を
供給できるように配設されている。前記吸気管17には該
吸気管17を開閉する第2開閉弁18が設けられており、第
2開閉弁18はエアシリンダ20の伸縮によって開閉作動さ
れる。この第2開閉弁18の近傍には該第2開閉弁18の開
閉を検出するリミットスイッチLSc2,LSo2が設けられて
おり、リミットスイッチLSc2は第2開閉弁18の閉塞状態
を検出し、リミットスイッチLSo2は第2開閉弁18の開放
状態を検出するものである。
第1容器10aの側壁の下部には排出口21が形成されて
おり、この排出口21は漏斗状に形成されて輸送管23に接
続されている。排出口21の近傍の輸送管23には該輸送管
23を開閉する第3開閉弁25が設けられており、第3開閉
弁25はエアシリンダ26の伸縮によって開閉作動される。
この第3開閉弁25の近傍には該第3開閉弁25の開閉を検
出するリミットスイッチLSc3,LSo3が設けられており、
リミットスイッチLSc3は第3開閉弁25の閉塞状態を検出
し、リミットスイッチLSo3は第3開閉弁25の開放状態を
検出するものである。
さらに、第1容器10aには、この第1容器10a内の圧力
を計測する圧力計VSが設けられるとともに、第1容器10
a内のゴミの貯留レベルを検出するレベルセンサLVが設
けられている。このレベルセンサLVは、近接スイッチ、
光電スイッチ等塵芥を検出できるものであればよい。そ
して、他の第2〜第4容器10b〜10dも前記第1容器10a
と同様に構成されており、これら第1〜第4容器10a〜1
0dにそれぞれ接続されている輸送管23は合流して地上も
しくは地下に設けられたドッキングステーション27に延
設されている。
各エアシリンダ15,20,26には、図中破線で示すエア配
管19の分岐端がそれぞれ図示しない電磁弁を介して接続
されるとともに、このエア配管19の合流した先端は、吸
引装置31に設けたエア源(コンプレッサ)に連結されて
いる。電磁弁はそのソレノイドを励磁することで切り換
えられ、これによりエアシリンダ15,20,26を伸縮動させ
て第1〜第3開閉弁13,18,25を開閉するものである。
前述の各第1〜第4容器10a〜10dからは各リミットス
イッチLSc1〜LSo3、レベルセンサLV等の各検出器で検出
された信号を後述するマイコン等からなる制御装置50
(第3図参照)に、または、該制御装置50から出力され
た信号をソレノイドSOLc1〜SOLo3に電気的あるいは光学
的に伝送するための信号ケーブル29が配設されている。
一方、前記塵芥収集車30の塵芥収容室33は、前記輸送
管23を経て吸引収集されてきた塵芥を空気と分離し、そ
れを貯留するもので、車体34上に搭載され、前記輸送管
23と接続し得る吸引ホース32と、後述する吸引装置31に
接続される吸引配管45と接続し得る吸引ホース37を備え
ている。そして、その後端開口部は図示しない開閉シリ
ンダにより開閉自在な後部扉35にて通常遮蔽されてい
る。
塵芥収容室33内には排出板36が摺動自在に収容されて
おり、後述するように吸引輸送されて排出板36後面に落
下した塵芥を排出板36の後退により後部扉35との間で圧
縮することができる。
また、吸引装置31は、前述した吸引配管45の他端が配
管接続されている集塵機40と、該集塵機40にその吸込側
が接続され、電動モータあるいは油圧モータにて回転駆
動されるブロア41と、該ブロア41の吐出側にサイレンサ
42を介して接続された脱臭器43とよりなり、容器10内を
吸引配管45、吸引ホース37、塵芥収容室33、吸引ホース
32、輸送管23を介して減圧し、その吸引空気を清浄にし
て大気に放出するものである。
なお、前記開閉弁13,18,25を開閉制御するエアシリン
ダ15,20,26へ圧縮空気を供給するコンプレッサ44もこの
吸引装置31に設置されているほか、この吸引装置31の近
傍には制御盤39が設けられている。この制御盤39には前
記制御装置50が収容されて前述した信号ケーブル29が接
続され、また、操作スイッチ部39a、表示部39bを設けて
いる。さらに、詳細には図示しないが、制御装置50と前
記吸引装置31との間にも信号ケーブルが接続されるもの
である。
なお、前記輸送管23及び吸引配管45は前記ドッキング
ステーション27に延設され、該ドッキングステーション
27に位置する輸送管23及び吸引配管45の先端部はカップ
リング28,28aを介して塵芥収集車30の塵芥収容室33に設
けられた吸引ホース32、37の先端部と着脱自在となって
いる。
これらの吸引ホース32、37は、その基端が塵芥収容室
33の前部に回動自在に接続されており、通常吸引ホース
32、37はその先端が塵芥収容室33の後部に垂下されてい
る。
なお、吸引ホース32、37は詳細に図示しないが、吸引
ホース旋回シリンダで回動させることができ、その先端
部が車輌の幅方向に移動可能になり、これによってドッ
キングステーション27に容易に接続することができる。
第3図には以上のように構成された塵芥収集システム
制御系のブロック図が示されている。
制御装置50は制御盤39に設けられており、第1〜第4
容器10a〜10dと信号ケーブル20を介して接続されてい
る。
第1〜第4容器10a〜10dには前述したようにリミット
スイッチLSc1〜LSo3、圧力系VS、レベルセンサLV等が設
けられており、接続している容器で検出された各検出信
号が制御装置50に入力される。
SOLc1,SOLo1,SOLc2,SOLo2,SOLc3,SOLo3は各エアシリ
ンダ15,20,26を伸縮作動させるための電磁弁を切り換え
るソレノイドで、制御装置50からの出力信号により各ソ
レノイドSOLc1〜SOLo3を励磁させて電磁弁を切り換え、
もって第1開閉弁13、第2開閉弁18、第3開閉弁25を開
閉作動させる。詳しくはソレノイドSOLc1が励磁すると
第1開閉弁13が閉じられ、また、SOLo1が励磁すると開
閉弁13が開き、他のSOLc2,SOLo2,SOLc3,SOLo3も同様に
なされている。
また、制御装置50からは、各第1〜第4容器10a〜10d
のソレノイドSOLc1〜SOLo3への他にも制御盤39の表示部
39bに信号が出力されている。
制御盤39に設けられたコントロールパネルの表示部39
bには吸引装置31の圧力、吸引動作を行う第1〜第4容
器10a〜10d内の圧力、各リミットスイッチLSc1〜LSo3の
作動状態を示す表示ランプ、作業終了を示す終了ランプ
等が設けられている。また、制御装置50には制御盤39の
操作スイッチ部39aからの操作信号が入力されている。
制御盤39に設けられたコントロールパネルの操作スイ
ッチ部39aには吸引装置31の起動スイッチ及び停止スイ
ッチ、第1〜第3開閉弁13,18,25の開閉スイッチ及びこ
の第1〜第3開閉弁13,18,25の自動・手動切換スイッチ
等が設けられている。自動・手動スイッチは、このスイ
ッチを自動側あるいは手動側に的宜に切り換えることで
第1〜第3開閉弁13,18,25の開閉動作を自動的に、また
は各開閉スイッチによって手動で適宜に切り換えること
ができる。
次に、塵芥処理スイッチの動作を第4図のフローチャ
ートを参照して説明する。
まず、塵芥収集車30をドッキングステーション27の近
傍に停車させ、塵芥収集車30の吸引ホース32,37をドッ
キングステーション27に配置された輸送管23、吸引配管
45にカップリング28,28aを介して接続する。次に、自動
・手動切換スイッチを自動側にして制御盤39のコントロ
ールパネルに設けられた吸引装置31の起動スイッチをON
にすると、吸引装置31は作動するとともに、初期設定が
行われ、制御装置50は第1容器10aと電気的に接続され
る。そして、第1開閉弁13が閉じて開口11を閉塞し、こ
れと同時に制御装置50に内蔵されたカウンタによって計
数される第2開閉弁18の開回数nを0に初期設定する。
次に、第3開閉弁25が開き、吸引装置31により吸引配
管45、塵芥収容室33、輸送管23を介して第1容器10a内
の空気を吸い込み、第1容器10a内を減圧して真空にし
ていく。そして、第1容器10a内の圧力が予め設定され
た設定値(約−3500mmH2O)になると第2開閉弁18が開
き、外気が第1容器10a内に流入し、第1容器10a内のゴ
ミは輸送管23、吸引ホース32を介して吸引される。この
時、カウンタは第2開閉弁18の開回数をカウントする。
そして、圧力値が上限(大気圧)に達するか、もしくは
吸引時間が経過すると第2開閉弁18が閉じられる。吸引
時間は制御装置50に備えられたタイマによって計測す
る。
このようにしてレベルセンサLVはOFF、すなわち、第
1容器10a内にゴミを検知しなくなるまで、もしくは制
御装置50に備えられたカウンタで計数される第2開閉弁
18の開回数が設定回数nでなければ再び第1容器10a内
を減圧して吸引動作を繰り返す。
この吸引動作を繰り返してレベルセンサLVがOFFもし
くは第2開閉弁18の開回数が設定回数nになれば、第3
開閉弁25が閉じ、第1開閉弁13が再び開放して、シュー
ト12に投入したゴミが第1容器10a内に収容可能とな
る。
そして、次にステップで容器Noが最終かどうか確認
し、最終でなければ制御装置50から次の第2容器10bと
制御装置50とが接続するように切り換わる。これによ
り、制御装置50には第2容器10bに設けられた各検出器
からの信号が入力されるとともに、制御装置50からの出
力信号は第2容器10bに設けられた各アクチュエータに
出力される。そして、この切り換えが確認されると、第
2容器10bの第1開閉弁13を閉じて第3開閉弁25を開
き、以下前記した第1容器10aの動作と同様な動作を行
って最終の第4容器10dまで繰り返し、最終の第4容器1
0dの吸引動作が終了すると制御盤39の表示部39bに終了
ランプが表示されて終了する。
この場合、第1容器10b、輸送管23、吸引ホース32を
経て塵芥収容室33まで導かれた塵芥は、空気と適宜分離
され、排出板36後面に落下する。排出板36後面に塵芥が
一定以上堆積したらレベルセンサ等で検知し、吸引輸送
を一時停止させる。その後、排出板36が後退し、塵芥を
塵芥収容室33内に圧縮して押込む。このようにして塵芥
収容室33が塵芥で満載されると、すなわち、排出板36の
作動シリンダに作用する反力等が一定以上に達すると満
量と仮定し、排出板36の作動を停止する。排出板36の作
動が停止すると、塵芥収集車30は吸引ホース32,37を輸
送管23、吸引配管45よりカップリング28、28aを介して
離脱し、新しい塵芥収集車30が接続される。この間ブロ
ア41による容器10内の減圧作業は中断される。
なお、塵芥が満載された塵芥収集車30は、最終処理場
または中継基地に移動し、そこで塵芥を排出するもので
ある。
ここで、上述した塵芥吸引時において、容器10a〜10d
に貯留されているゴミ袋Dは容器10a〜10d内が真空(約
−3500mmH2O程度)になされているため、ゴミ袋D内も
容器10a〜10d内と同圧になされ、この容器10a〜10d内に
吸気口16から外気を急激に吸気することによりゴミ袋D
内外に圧力差が生じ、この圧力差によってゴミ袋Dが圧
縮されながら輸送管23を経て塵芥収容室33に吸引され
る。この際、吸気口16が排出口21方向に気流を発生させ
るように設けられているため、容器10a〜10d内に流入し
た空気が容器10a〜10d内で旋回気流が発生し、これによ
ってゴミ袋Dは容器10a〜10d内を回転しながら輸送管23
内に吸引されていく。
ところで、この実施例においては、塵芥収集車30は排
出板36を備えたものを示したが、塵芥収容室33を車体34
に対して傾動させるダンプ方式としてもよく、また、制
御装置50にて塵芥収集車30側アクチュエータを制御する
こともできる。この場合、塵芥収集車30側アクチュエー
タを制御装置50にて駆動制御できるように制御装置50と
塵芥収集車30間は信号ケーブルにて接続する。
さらに、制御装置50を塵芥収集車30側に設けて容器10
側の信号ケーブル、吸引装置31側の信号ケーブルと接続
するようにしてもよく、その際には、塵芥収容室33への
吸引収集と塵芥収容室33での圧縮押込とを連続的に行う
ことができ、作業がより容易となる。
なお、本例では集合住宅Aに4個の塵芥貯留容器を建
設したシステムについて説明したが、これに限らず塵芥
貯留容器の個数はいくつでもよい。
また、一般家庭を対象にしたゴミ収集の態様として
は、ゴミ収集場所の地中に塵芥貯留容器を埋設し、地上
に位置する投入口からゴミを投入するようにすればゴミ
が人目に触れることがなく町の美観が保たれるととも
に、地上のスペースを有効に利用することができる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明に係る塵芥収集システムに
よれば、塵芥の収集作業の自動化を図ることで、塵芥収
集作業に必要な作業者を削減することができ、省力化を
図ることができるとともに、収集作業を迅速かつ容易に
することができる。また、一度投入された塵芥は、貯留
状態において外気に触れることがないため、システム周
辺に悪臭が漂うことなくいつでもゴミを捨てることがで
き、しかも塵芥が人目に触れることがないため美観、衛
生上有用である。
また、塵芥貯留容器に、該塵芥貯留容器内に貯留され
た塵芥量を検出するレベルセンサを設けたことで、塵芥
貯留容器内の塵芥量が的確に把握でき、無駄のないシス
テムの制御を行うことができる。
そして、請求項3記載の方法によれば、収集サイクル
を所定回数継続して行うため、塵芥貯留容器内の塵芥を
該塵芥貯留容器から確実に収集することができる。
また、請求項4記載の方法によれば収集サイクルをレ
ベルセンサが塵芥貯留容器の塵芥を検出しなくなるまで
行うため、塵芥貯留容器に塵芥を残すことなくより確実
に収集することができる。
さらに、請求項5記載の方法では、収集サイクルを所
定回数もしくはレベルセンサが塵芥を検出しなくなるま
で行うため、効率のよい塵芥収集を行うことができる。
さらに、請求項6記載の方法によれば、塵芥貯留容器の
個数に影響されることなく、各塵芥貯留容器の塵芥を円
滑にかつ確実に収集することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を例示するもので、第1図は塵芥
収集システムを集合住宅に配置した概略構成を示す側面
図、第2図は塵芥収集システムの実施例の構成を示す側
面図、第3図は塵芥収集システムの制御系を示すブロッ
ク図、第4図は塵芥収集システムの動作を説明するフロ
ーチャートである。 10……塵芥貯留容器、12……シュート(投入管)、13…
…第1開閉弁、17……吸気管、18……第2開閉弁、23…
…輸送管、25……第3開閉弁、30……塵芥収集車、31…
…吸引装置、33……塵芥収容室、50……制御装置、LSc1
〜LSo3……リミットスイッチ、SOLc1〜SOLc3……ソレノ
イド、VS……圧力計、LV……レベルセンサ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入口を備えた投入管が第1開閉弁を介し
    て接続されるとともに、内部に外気を取り入れる吸気管
    が第2開閉弁を介して接続され、且つ内部に貯留された
    塵芥を輸送する輸送管が第3開閉弁を介して接続された
    少なくとも1つの塵芥貯留容器と、前記輸送管が接続さ
    れた塵芥収容室を有する塵芥収集車と、該塵芥収集車を
    介して前記塵芥貯留容器内を減圧する吸引装置とからな
    り、前記塵芥貯留容器には、該塵芥貯留容器の内圧を検
    出する内圧検出装置を設けるとともに、前記第1開閉
    弁、第2開閉弁、第3開閉弁の開閉状態を検出する開閉
    検出装置を設け、前記塵芥収集車もしくは吸引装置に
    は、前記第1開閉弁、第2開閉弁、第3開閉弁の開閉等
    を制御する制御装置が設けられ、前記制御装置により前
    記第1開閉弁、第2開閉弁、第3開閉弁を開閉制御する
    ことで塵芥貯留容器内の塵芥を塵芥収容室に吸引輸送す
    るようになされたことを特徴とする、塵芥収集システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記塵芥貯留容器は、該塵芥貯留容器内に
    貯留された塵芥を検出するレベルセンサが設けられた請
    求項1記載の塵芥収集システム。
  3. 【請求項3】投入口を備えた投入管が第1開閉弁を介し
    て接続されるとともに、内部に外気を取り入れる吸気管
    が第2開閉弁を介して接続され、且つ内部に貯留された
    塵芥を輸送する輸送管が第3開閉弁を介して接続された
    少なくとも1つの塵芥貯留容器と、前記輸送管が接続さ
    れた塵芥収容室を有する塵芥収集車と、該塵芥収集車を
    介して前記塵芥貯留容器内を減圧する吸引装置とからな
    り、前記塵芥貯留容器には、該塵芥貯留容器の内圧を検
    出する内圧検出装置を設けるとともに、前記第1開閉
    弁、第2開閉弁、第3開閉弁の開閉状態を検出する開閉
    検出装置を設け、前記塵芥収集車もしくは吸引装置に
    は、前記第1開閉弁、第2開閉弁、第3開閉弁の開閉等
    を制御する制御装置を設け、前記第1開閉弁を閉鎖した
    後、吸引装置により塵芥収集車を介して塵芥貯留容器内
    を設定圧まで減圧し、次いで、第2開閉弁を開放して塵
    芥貯留容器内の塵芥を輸送管を介して塵芥収容室まで輸
    送し、設定時間経過後もしくは塵芥貯留容器内の圧力に
    より第2開閉弁を閉鎖する一連の収集サイクルを所定回
    数継続して行うようにしたことを特徴とする、塵芥収集
    方法。
  4. 【請求項4】投入口を備えた投入管が第1開閉弁を介し
    て接続されるとともに、内部に外気を取り入れる吸気管
    が第2開閉弁を介して接続され、且つ内部に貯留された
    塵芥を輸送する輸送管が第3開閉弁を介して接続された
    少なくとも1つの塵芥貯留容器と、前記輸送管が接続さ
    れた塵芥収容室を有する塵芥収集車と、該塵芥収集車を
    介して前記塵芥貯留容器内を減圧する吸引装置とからな
    り、前記塵芥貯留容器には、この塵芥貯留容器に貯留さ
    れる塵芥を検出するレベルセンサを設けるとともに、該
    塵芥貯留容器の内圧を検出する内圧検出装置を設け、且
    つ前記第1開閉弁、第2開閉弁、第3開閉弁の開閉状態
    を検出する開閉検出装置を設け、前記塵芥収集車もしく
    は吸引装置には、前記第1開閉弁、第2開閉弁、第3開
    閉弁の開閉等を制御する制御装置を設け、前記第1開閉
    弁を閉鎖した後、吸引装置により塵芥収集車を介して塵
    芥貯留容器内を設定圧まで減圧し、次いで、第2開閉弁
    を開放して塵芥貯留容器内の塵芥を輸送管を介して塵芥
    収容室まで輸送し、設定時間経過後もしくは塵芥貯留容
    器内の圧力により第2開閉弁を閉鎖する一連の収集サイ
    クルをレベルセンサが塵芥を検出しなくなるまで継続し
    て行うようにしたことを特徴とする、塵芥収集方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の塵芥収集方法において、前
    記収集サイクルを所定回数もしくはレベルセンサが塵芥
    を検出しなくなるまで継続して行うようにしたことを特
    徴とする、塵芥収集方法。
  6. 【請求項6】請求項3、請求項4もしくは請求項5記載
    の塵芥収集方法において、塵芥貯留容器を複数個設け、
    これら塵芥貯留容器について予め設定された順序にした
    がい各塵芥貯留容器毎に塵芥を順次塵芥収容室に収集す
    るようにした塵芥収集方法。
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