JPH04272002A - ゴミ吸引輸送装置 - Google Patents

ゴミ吸引輸送装置

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JPH04272002A
JPH04272002A JP5619091A JP5619091A JPH04272002A JP H04272002 A JPH04272002 A JP H04272002A JP 5619091 A JP5619091 A JP 5619091A JP 5619091 A JP5619091 A JP 5619091A JP H04272002 A JPH04272002 A JP H04272002A
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JP
Japan
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garbage
suction
vessel
negative pressure
pressure value
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Pending
Application number
JP5619091A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Fujita
永治 藤田
Shinpei Inukai
新平 犬飼
Yoshihiro Hayashi
林 善弘
Katsuhiro Egashira
克博 江頭
Koichi Okamoto
浩一 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミを貯留したベッセ
ル内を負圧化させてから二次空気を導入し、該ベッセル
内のゴミを輸送管を介してゴミ収容タンクに輸送するゴ
ミ吸引輸送装置に関し、特に、家庭用ゴミと、厨芥ゴミ
などの比重が大きく流動性のある水に近い状態のゴミと
が吸引輸送可能なゴミ吸引輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴミ吸引輸送装置としては、特開
平2−221002号公報に記載のように、ベッセル内
を所定の負圧値まで負圧化した後に、このベッセル内に
該ベッセルのゴミ排出方向と略直交する方向から二次空
気を導入するとともに、該ベッセルの上部に設けられた
ゴミ投入口からも二次空気を導入し、これら二次空気の
導入によりベッセル内の負圧値が所定の負圧値にまでさ
がると再びベッセル内を負圧化させる処理を所定回数繰
り返し、これによりベッセル内のゴミを輸送管を介して
ゴミ収容タンクに吸引輸送するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のゴミ吸引輸送装置は、家庭用ゴミのような比重の小
さいゴミには有効であるが、厨介ゴミなどの比重が大き
く流動性のある水に近い状態のゴミ(以下、単に厨芥ゴ
ミという。)を吸引輸送する場合において、例えばブロ
ワ負圧値を4000mmAqで吸引すると図6に示すよ
うにベッセルa内の厨芥ゴミの水面から水柱4000m
mでブロワ負圧とバランスして吸引できなくなる現象が
生じることになる。
【0004】そこで、本出願人は、輸送管bの立ち上が
り部の前記4000mm以内の位置に配管弁cを設け、
この配管弁cにより外気を輸送管bに取り入れることで
バランスした厨芥ゴミの一部を水のかたまりとして輸送
するように図ったものを提供している。しかし、これは
厨芥ゴミの吸引輸送を目的とした専用のゴミ吸引輸送装
置であり、この専用のゴミ吸引輸送装置を使用して同一
の制御により家庭用ゴミを吸引しようとすると、家庭用
ゴミと厨芥ゴミとは性状の異なるため効率が悪く円滑な
吸引輸送が行えないという問題があった。このため、家
庭用ゴミと厨芥ゴミとのどちらでも効率良く吸引輸送可
能になされ、しかもバランスした厨芥ゴミの一部を吸引
する際に、一回の吸引輸送量が多いゴミ吸引輸送装置が
望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のゴミ吸引輸送装
置は、ゴミが貯留されるベッセルと、該ベッセルに二次
空気を導入する二次弁と、ゴミ吸引車に搭載され且つ輸
送管を介して上記ベッセルに接続されるゴミ収容タンク
と、ゴミ収容タンク及び上記ベッセルを負圧化する吸引
装置と、ゴミ収容タンク及びベッセルを負圧化してから
ベッセルに二次空気を導入してベッセルのゴミを輸送管
を介してゴミ収容タンクに輸送するように上記吸引装置
及び二次弁を制御する輸送制御手段と、吸引装置による
負圧値を検出する圧力検出手段とを備えたゴミ吸引輸送
装置において、前記輸送管の立ち上がり部の途中部に該
輸送管に外気を導入する配管弁が設けられるとともに、
前記吸引装置の吸込側と吐出側にはバイパス管がリリー
フ弁を介して接続されてなり、一方、前記輸送制御手段
は、吸引装置による負圧値がベッセル内のゴミを吸引輸
送可能な第1レベルに達すると二次空気を導入してベッ
セル内のゴミを輸送管を介してゴミ収容タンクに吸引輸
送する手段と、吸引輸送時において負圧値が閉塞とみら
れる閉塞レベルと上記第1レベルとの間に設定された第
2レベルに達した際に前記配管弁を開放するとともに、
この負圧値を第2レベル付近を保持するように上記リリ
ーフ弁を開閉制御する手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】ベッセル内の負圧値から、ベッセル内に貯留さ
れているゴミが家庭用ゴミか厨芥ゴミかを判断し、これ
に基づいてゴミを吸引輸送制御することで、家庭用ゴミ
と厨芥ゴミのどちらでも効率よく吸引輸送する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0008】図1は本発明のゴミ吸引輸送装置の概略構
成を示している。ゴミ吸引輸送装置は、家庭から出され
たゴミをベッセルに一時貯留し、この貯留したゴミを例
えばゴミ吸引車Cに搭載されたゴミ収容タンク40に吸
引ユニット30によって吸引輸送するように構成された
ものである。
【0009】ベッセルは、それぞれ同様に構成されたT
1 〜Tmの適数個が例えば団地やビルの地下に埋設配
置されており、本例では、その内の一のベッセルTmに
ついて説明する。
【0010】ベッセルTmは、天面に開口11が形成さ
れており、この開口11に建物の各階に亘って垂直に配
設されたシュートAmの下端が連設されている。シュー
トAmには所要階に投入口Bmがそれぞれ設けられてい
る。
【0011】前記開口11には該開口11を開閉する投
入ゲートImが設けられており、投入ゲートImはエア
シリンダ12の伸縮によって開閉作動される。また、こ
の投入ゲートImの近傍には該投入ゲートImの開閉を
検出するリミットスイッチ等の検出器(図示省略)が設
けられている。
【0012】ベッセルTmの側壁の下部には排出口13
が形成されており、この排出口13は漏斗状に形成され
た連結部材14を介して輸送管の一部を構成する接続管
15に接続されている。排出口13の近傍の接続管15
には該接続管15を開閉する排出ゲートEmが設けられ
ており、排出ゲートEmはエアシリンダ16の伸縮によ
って開閉作動される。この排出ゲートEmの近傍には該
排出ゲートEmの開閉を検出するリミットスイッチ等の
検出器(図示省略)が設けられている。
【0013】また、ベッセルTmの側壁下部には二次空
気導入口20が形成されている。この二次空気導入口2
0には導入管21の一端が接続されており、導入管21
の他端はベッセルTm内に外気を供給できるように配設
されている。導入管21には該導入管21を開閉する二
次弁Vmが設けられており、二次弁Vmはエアシリンダ
22の伸縮によって開閉作動される。二次弁Vmの近傍
には該二次弁Vmの開閉を検出するリミットスイッチ等
の検出器(図示省略)が設けられている。
【0014】前記接続管15はドッキングステーション
60に延設され、カップリング61によってゴミ吸引車
Cから延長された吸引管50と着脱自在に接続されてい
る。つまり、接続管15と吸引管50とでベッセルTm
のゴミをゴミ収容タンク40に輸送する輸送管を構成し
ている。
【0015】この輸送管の立ち上げ部となる接続管15
には、該接続管15内に外気を導入するための吸入管7
0が接続されており、吸入管70に介装された配管弁7
1の開閉により接続管15へ外気を導入自在になされて
いる。
【0016】また、前記各エアシリンダ12,16,2
2、及び配管弁71は、図示しないエアホースにより前
記ドッキングステーション60を介してゴミ吸引車Cに
設けられたエア源(図示省略)に接続されている。なお
、エア源はベッセルTm側に設けてもよい。
【0017】前記ゴミ吸引車Cは、吸引ユニット30と
、この吸引ユニット30により吸引したゴミを収容する
ゴミ収容タンク40とを搭載している。
【0018】吸引ユニット30は、一端が上記ゴミ収容
タンク40に接続され他端が大気に開放された吸引通路
31と、該吸引通路31に設けられたウォータスクラバ
32と、ブロワを有し且つウォータスクラバ32よりも
大気開放側の吸引通路31に設けられた吸引装置33と
、該吸引装置33よりも大気開放側の吸引通路31に設
けられた消音器35とを備え、上記吸引装置33により
ゴミ収容タンク40及び各ベッセルT1 〜Tmを負圧
化するようになされている。
【0019】また、ウォータスクラバ32と吸引装置3
3との間の吸引通路31には、吸引装置33による負圧
値を検出する圧力センサ(圧力検出手段)36が設けら
れている。さらに、吸引通路31における吸引装置33
の吸込側と吐出側にはバイパス管37がブロワアンロー
ド弁(リリーフ弁)38を介して接続されており、この
ブロワアンロード弁38の開閉制御により後述する吸引
輸送時において負圧値を後述する厨芥レベルに保持する
ようなされている。
【0020】前記ゴミ収容タンク40は、後端壁がその
上端縁を中心にして後方に開く開閉扉41に形成されて
いて、内部に押引可能に設けた排出板によりゴミ収容タ
ンク40内のゴミを車輌後方に投棄するようにしている
【0021】前記吸引管50は、上記ゴミ収容タンク4
0の上部において該ゴミ収容タンク40に接続され且つ
鉛直軸回りに回転可能に設けられた旋回管51と、該旋
回管51に接続された可撓管52と、該可撓管52に接
続され且つ起伏可能に設けられた起伏管53と、該起伏
管53に接続された伸縮管55と、該伸縮管55に接続
された可撓管56と、該可撓管56に接続された先端部
57とからなる。尚、58は上記先端部57を支持する
ための支持部材、59は上記起伏管53を支持するため
の支持フレームである。
【0022】よって、ゴミ吸引輸送時において、ゴミ吸
引車Cを前記ドッキングステーション60に寄せて停車
させ、上記旋回管51の旋回動、起伏管53の起伏動、
伸縮管55の伸縮動等によって、吸引管50の先端部5
7をドッキングステーション60に容易に接続すること
ができ、これにより前記接続管15を介してゴミ収容タ
ンク40と各ベッセルT1 〜Tmとを連通させる。
【0023】さらに、前記圧力センサ36で検出された
情報信号は、ゴミ吸引車Cに設けられた図示しない制御
装置に入力される。
【0024】また、制御装置には、前記圧力センサ36
で検出された情報信号の他に、各ベッセルT1 〜Tm
に設けられた各検出器からの検出信号がドッキングステ
ーション60を介して接続された信号ケーブル(図示省
略)により入力されており、制御装置では、圧力センサ
36の情報信号、及び各検出器からの検出信号に基いて
、各ベッセルT1 〜Tmの各エアシリンダ12,16
,22、配管弁71に作動信号を出力し、投入ゲートI
m、排出ゲートEm、二次弁Vm、及び配管弁71の開
閉を制御する。
【0025】次に、以上のように構成されたゴミ吸引輸
送装置による吸引輸送時の制御について図2乃至図5の
フローチャートを参照して説明する。
【0026】なお、本例では、ベッセルTm内のゴミを
吸引輸送可能な吸引レベル(第1レベル)をブロワ負圧
値4000mmAq、ベッセルTmの排出口13や輸送
管が閉塞したと見なす閉塞レベルを4500mmAq、
さらに、厨芥ゴミを吸引する場合の吸引レベル(第2レ
ベル)を4400mmAqにそれぞれ設定したものを例
に採って説明する。
【0027】まず、ステップS1では各投入ゲートI1
 〜Imを開くとともに、各排出ゲートE1 〜Em、
各二次弁V1 〜Vmを閉じており、この状態によって
各世帯等から投入されたゴミがシュートA1 〜Amを
介してベッセルT1 〜Tmにそれぞれ貯留される。
【0028】そして、ゴミの吸引輸送を開始するにあた
り、ゴミ吸引車Cをドッキングステーション60の近傍
に停車させ、ゴミ吸引車Cの吸引管50と接続管15と
をドッキングステーション60を介して接続するととも
に、各エアシリンダ12,16,22、及び配管弁71
とゴミ吸引車Cのエア源とをエアホースによりドッキン
グステーション60を介して接続し、各検出器、各エア
シリンダ12,16,22、及び配管弁71と、ゴミ吸
引車Cの制御装置とを信号ケーブルによりドッキングス
テーション60を介して接続する。
【0029】次に、ステップS2でブロワアンロード弁
38を閉じ、ステップS3で任意のベッセルTmの添字
mを0にセットし、ステップS4でmを1だけカウント
アップする。これで初回に制御の対象となるベッセルは
T1 になり、次回からは順次T2 ,T3 …Tmと
進んで行く。
【0030】そして、ステップS5で排出ゲートEmを
開き、ステップS6で排出ゲートEmが開いているか否
かを判定する。これは排出ゲートEmの近傍に設けられ
た前記検出器により行われる。そして、排出ゲートEm
が開いていなければステップS7で所定時間経過するま
で待機し、それでも排出ゲートEmが開いていなければ
排出ゲートEm作動不良とみなしステップS22に進ん
でエア吸引を停止する。
【0031】また、排出ゲートEmが開いていれば、ス
テップS8でベッセルTmの投入ゲートImを閉じ、ス
テップS9で吸引装置33をオン作動させてエア吸引を
開始する。
【0032】次に、ステップS10で、圧力センサ36
で検出されるブロワ負圧値が第1レベルである4000
mmAq以上か否かを判定し、4000mmAq以上に
なっていなければ、ステップS11で所定時間経過する
まで待機し、それでも4000mmAq以上になってい
なければ何らかの不具合により負圧化が進められていな
いとみなしステップS22に進んでエア吸引を停止する
【0033】また、4000mmAq以上になれば、ス
テップS12で二次弁Vmを開く。これにより、導入管
21から二次空気がベッセルTm内に導入され、導入さ
れた二次空気がベッセルTm内で旋回しながら該ベッセ
ルTmの排出口13から接続管15、吸引管50を経て
ゴミ収容タンク40に流れ込み、この二次空気とともに
ベッセルTm内のゴミをゴミ収容タンク40に吸引輸送
しようとする。
【0034】そこで、ステップS13において、ブロワ
負圧値を判定し、ブロワ負圧値が4500mmAq以上
であれば接続管15などで閉塞が生じたものとみなして
ステップS22に進みエア吸引を停止する。
【0035】そうでなければステップS14においてブ
ロワ負圧値を再判定し、2000mmAq以下であれば
、家庭用ゴミの通常の吸引輸送が行われているとみなし
、ステップS15で二次弁Vmを閉じて再びベッセルT
m内の負圧化を行い、ステップS16でブロワ負圧値が
4000mmAq以上に負圧化されたか否かを判定し、
4000mmAq以上になるまでステップS17で所定
時間経過するまで待機し、ブロワ負圧値が4000mm
Aq以上に負圧化されれば、ステップS18で投入ゲー
トIm及び二次弁Vmを開き、導入管21及び投入ゲー
トImから二次空気をベッセルTm内に導入し、導入さ
れた二次空気とともにベッセルTm内の残りのゴミをゴ
ミ収容タンク40に輸送して収容する。
【0036】このように二次空気がベッセルTm内に導
入されるとブロワ負圧値は下がり、ステップS19でこ
のブロワ負圧値が2000mmAq以下になると、ステ
ップS20で排出ゲートEm、及び二次弁Vmを閉じ、
次のベッセルTmからのゴミの吸引に移る。すなわち、
ステップS21でベッセルTmの添字mが最終番号であ
るか否かを判定し、最終番号でなければ、ステップS4
に戻って次の番号のベッセルTmについて、上述の処理
を繰り返す。一方、最終番号である時にはステップS2
2に進んで吸引装置33をオフにしてエア吸引を停止す
る。
【0037】上述した処理は各ベッセルT1 〜Tm内
に貯留されているゴミの比重が比較的軽い家庭用ゴミで
あった場合であり、厨芥ゴミのように流動性があり水に
近い状態のゴミが貯留されている場合にはこの厨芥ゴミ
が輸送管の立ち上がり部でバランスして吸引されない状
態が起こる。
【0038】この時、ブロワ負圧値は、上述した家庭用
ゴミの吸引輸送のようにさがることなく、逆に閉塞状態
のようにあがることになる。そこで、ステップS14に
おいてブロワ負圧値が第2レベルから閉塞レベル間の4
400〜4500mmAqになれば厨芥ゴミがバランス
しているものと仮定してステップS23に進み配管弁7
1を開いて吸入管70から外気を厨芥ゴミがバランスし
ている接続管15内に吸入するとともに、ステップS2
4でブロワアンロード弁38を開きブロワ負圧値を44
00mmAqの付近で保持させ、これによりバランスし
ている厨芥ゴミを一つの塊に分離させて徐々に吸引輸送
しようとする。
【0039】この吸引輸送時において、ステップS25
,S26ではブロワ負圧値を判定し、ブロワ負圧値が4
500mmAq以上になっていれば厨芥ゴミがバランス
したものでなく閉塞が発生しているとみなしてステップ
S30に進み配管弁71を閉じた後ステップS22に進
んでエア吸引を停止する。
【0040】また、上記ブロワアンロード弁38の開動
作にともないブロワ負圧値が下がり4000〜4400
mmAqになった時には、ステップS27でブロワアン
ロード弁38を閉じ、その閉じた状態でブロワ負圧値が
4000mmAq以下に下がるかどうかを確かめる。す
なわちゴミを吸引できたかどうかを確かめるため、ステ
ップS28、S25を経てステップS26に戻り、再び
ブロワ負圧値を判定し、ブロワ負圧値が4400〜45
00mmAqに上がっていれば、ゴミを吸引できなかっ
たと判定し、ステップS24で再度ブロワアンロード弁
38を開く。
【0041】このようにステップS24〜S28の処理
が何回か繰り返されてブロワアンロード弁38の開閉動
作が連続して行われている内にステップS28で所定時
間が経過すれば閉塞が生じているとみなしてステップS
29でブロワアンロード弁38を開き、ステップS30
で配管弁71を閉じた後、ステップS22に進んでエア
吸引を停止する。なお、ステップS28での時間設定は
、ブロワアンロード弁38の連続開閉が閉塞とみなすの
に十分な回数行われるよう設定されている。
【0042】また、ステップS26でブロワ負圧値が4
000mmAq以下になった場合は、厨芥ゴミの吸引輸
送が順調に行われるとみなし、ステップS31でブロワ
アンロード弁38が閉じているか否かを判定し、閉じて
いなければステップS27でブロワアンロード弁38を
閉じ上述した処理を行い、ブロワアンロード弁38が閉
じていればステップS32で所定時間待機した後、ステ
ップS33で配管弁71、及び二次弁Vmを閉じてステ
ップS10に進み上述の動作を繰り返す。
【0043】このように上述の処理を繰り返していくと
、ベッセルTm内の厨芥ゴミが徐々にゴミ収容タンク4
0に吸引輸送され、厨芥ゴミが輸送管の立ち上がり部で
残留しなくなれば、ステップS14においてブロワ負圧
値が2000mmAq以下になる。これにより、ステッ
プS15に進み、前述したステップS15〜S20の処
理を行い、次のベッセルTmからのゴミの吸引に移る。 すなわち、ステップS21でベッセルTmの添字mが最
終番号であるか否かを判定し、最終番号でなければ、ス
テップS4に戻って次の番号のベッセルTmについて、
上述の処理を繰り返す。
【0044】一方、最終番号である時にはステップS2
2に進んで吸引装置33をオフにしてエア吸引を停止す
る。  このように吸引輸送することで、家庭用ゴミと
厨芥ゴミとを吸引輸送することができる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のゴミ吸引輸
送装置によれば、家庭用ゴミと厨芥ゴミとのどちらでも
効率良く吸引輸送することができ、しかも厨芥ゴミの吸
引レベルとなる第2レベルを閉塞レベルと上記第1レベ
ルとの間に設定するため輸送管内の立上がり部でバラン
スした厨芥ゴミの一部を吸引する際に一回の吸引輸送量
を従来のものより多くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴミ吸引輸送装置の概略を示す構成図
である。
【図2】本発明のゴミ吸引輸送装置による吸引輸送時の
処理を説明するためのフローチャート図である。
【図3】本発明のゴミ吸引輸送装置による吸引輸送時の
処理を説明するためのフローチャート図である。
【図4】本発明のゴミ吸引輸送装置による吸引輸送時の
処理を説明するためのフローチャート図である。
【図5】本発明のゴミ吸引輸送装置による吸引輸送時の
処理を説明するためのフローチャート図である。
【図6】従来のゴミ吸引輸送装置によりブロワ負圧と厨
芥ゴミとがバランスした状態を示す説明図である。
【符号の説明】
15  輸送管 33  吸引装置 37  バイパス管 38  ブロワアンロード弁(リリーフ弁)40  ゴ
ミ収容タンク 71  配管弁 C  ゴミ吸引車 Am  シュート Em  排出ゲート Im  投入ゲート Tm  ベッセル Vm  二次弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ゴミが貯留されるベッセルと、該ベッ
    セルに二次空気を導入する二次弁と、ゴミ吸引車に搭載
    され且つ輸送管を介して上記ベッセルに接続されるゴミ
    収容タンクと、ゴミ収容タンク及び上記ベッセルを負圧
    化する吸引装置と、ゴミ収容タンク及びベッセルを負圧
    化してからベッセルに二次空気を導入してベッセルのゴ
    ミを輸送管を介してゴミ収容タンクに輸送するように上
    記吸引装置及び二次弁を制御する輸送制御手段と、吸引
    装置による負圧値を検出する圧力検出手段とを備えたゴ
    ミ吸引輸送装置において、前記輸送管の立ち上がり部の
    途中部に該輸送管に外気を導入する配管弁が設けられる
    とともに、前記吸引装置の吸込側と吐出側にはバイパス
    管がリリーフ弁を介して接続されてなり、一方、前記輸
    送制御手段は、吸引装置による負圧値がベッセル内のゴ
    ミを吸引輸送可能な第1レベルに達すると二次空気を導
    入してベッセル内のゴミを輸送管を介してゴミ収容タン
    クに吸引輸送する手段と、吸引輸送時において負圧値が
    閉塞レベルと上記第1レベルとの間に設定された第2レ
    ベルに達した際に前記配管弁を開放するとともに、この
    負圧値を第2レベル付近を保持するように上記リリーフ
    弁を開閉制御する手段とを備えたことを特徴とするゴミ
    吸引輸送装置。
  2. 【請求項2】  前記リリーフ弁の連続開閉時間が所定
    時間を経過すれば閉塞とみなし、吸引動作を停止するよ
    うに構成された請求項1記載のゴミ吸引輸送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0596750A1 (en) * 1992-11-05 1994-05-11 Shinmaywa Industries, Ltd. Garbage suction/transfer unit
GB2367545A (en) * 2000-08-12 2002-04-10 Mann & Hummel Protec Gmbh Suction system
KR100718912B1 (ko) * 2006-04-19 2007-05-16 한국생산성본부 진공호퍼를 이용한 분체 원료 이송장치
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