JP3719815B2 - ごみ吸引輸送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のごみ貯留容器に貯留したごみをごみ吸引車のごみ収容タンクに順次吸引輸送するごみ吸引輸送装置に関し、詳しくは、通常の吸引輸送ではごみが吸引し難い特定のごみ貯留容器のごみを円滑に吸引輸送する対策に係る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ごみを吸引輸送するごみ吸引輸送装置では、集合住宅などに設置されたごみ貯留容器の排出口にごみ吸引車が輸送管を介して接続され、ごみ貯留容器の排出口を開放してごみ吸引車の吸引装置によりごみ貯留容器を所定負圧値まで負圧化させた後、この負圧化したごみ貯留容器内に二次空気導入口より二次空気を導入することで、ごみ貯留容器内のごみを上記輸送管を経てごみ吸引車のごみ収容タンクに吸引輸送することが行われている。
【0003】
また、ごみ貯留容器が複数設置されている場合には、一端側が各ごみ貯留容器の排出口にそれぞれ分岐して接続される輸送管を介してごみ吸引車が接続され、この各ごみ貯留容器の排出口を排出弁により個別に開閉させることで、該各ごみ貯留容器内のごみを上記輸送管を経てごみ吸引車のごみ収容タンクに順次吸引輸送するようにしている。このようなごみ吸引輸送装置では、例えば、特公平6−59922号公報に開示されるように、各ごみ貯留容器の排出弁、および二次空気導入口を開閉する二次空気導入弁を制御装置により開閉動作させることが行われている。この制御装置による制御を具体的に説明すると、各ごみ貯留容器の吸引輸送の順番通り排出弁を開放動作して当該ごみ貯留容器およびごみ収容タンク内を共に負圧にした状態で、二次空気導入弁を開放動作してごみ貯留容器に二次空気を導入し、ごみ貯留容器内のごみをごみ収容タンクに吸引輸送するする吸引パターンを複数回繰り返し行うとともに、ごみ貯留容器の最終吸引パターンおいて排出弁を閉じ動作するのに先行して次の順位のごみ貯留容器の排出弁を開放動作し、当該ごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとを一部オーバラップさせることで、吸引輸送の順位が前後に連なるごみ貯留容器間での吸引輸送の移行時間を短縮して複数のごみ貯留容器内のごみを迅速に吸引輸送できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、複数のごみ貯留容器を輸送管で接続する場合、その各ごみ貯留容器の排出口に向かって分岐する輸送管の分岐部分の長さに差が生じることがある。その場合、短い分岐部分で接続されるごみ貯留容器内のごみは分岐部分の短かさと相俟って少量しか輸送管内に入らないので、ごみの吸引輸送時に通常の吸引パターンで十分にごみが吸引輸送されるものの、長い分岐部分で接続されるごみ貯留容器内のごみは分岐部分の長さと相俟って大量に輸送管内に入ることになり、分岐部分での吸引抵抗もその長さに比例して増大し、当該ごみ貯留容器の最終吸引パターンを終了しようとしているにも拘らず、ごみが未だ吸引輸送途中にあって輸送管内に残っていることがある。この状態で、当該ごみ貯留容器の最終吸引パターンおいて排出弁といった開閉弁を閉じ動作するのに先行して次の順位のごみ貯留容器の開閉弁が開放動作して当該ごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとが一部オーバラップすると、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁が開放動作した途端に当該ごみ貯留容器の分岐部分での負圧が低下し、この分岐部分にごみが止まってごみ閉塞を起こすこととなる。
【0005】
また、このようなごみ閉塞は、分岐部分の長さがほぼ同じである際にも起こり、その理由として、ごみ貯留容器内に規定量をはるかに超えるごみが貯留されている場合や、厨芥など重いごみが貯留されている場合が考えられ、これら複数のごみ貯留容器のうち、ごみ閉塞を起こし易いごみ貯留容器がどれであるかは、経験上認識されているのも事実である。これは、地域住民の生活形態によって、そこから発生するごみの量や成分がある程度決まっているために、このようなごみを投棄する住人が利用するごみ貯留容器が自ずと決まるからである。
【0006】
そこで、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁の開放動作タイミングを遅らせるとともに、先行するごみ貯留容器の開閉弁の開放動作タイミングも遅らせる制御を行うことで、先行するごみ貯留容器での最終吸引パターンを長くすることが考えられる。しかし、このような制御では、ごみ閉塞は回避されるものの、前後に連なるごみ貯留容器間での吸引輸送の移行に時間を要し、複数のごみ貯留容器内のごみを迅速に吸引輸送することができない。
【0007】
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ごみ閉塞を起こし易い特定のごみ貯留容器を認識し、この特定のごみ貯留容器以外では先行するごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとをオーバラップさせる一方、特定のごみ貯留容器では当該ごみ貯留容器での最終吸引パターンを長くするよう次の順位のごみ貯留容器との間での開閉弁の開閉タイミングを変更制御することで、ごみ閉塞を回避しつつ、複数のごみ貯留容器内のごみを迅速に吸引輸送せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、複数のごみ貯留容器にごみ吸引車のごみ収容タンクを順次接続し、ごみ貯留容器に設けられた開閉弁を制御装置により開閉制御することで、上記ごみ貯留容器内を負圧にし、この負圧状態で該ごみ貯留容器内に二次空気を導入してごみ貯留容器内のごみを上記ごみ収容タンクに吸引輸送する吸引パターンを繰り返し行うとともに、1つのごみ貯留容器の最終吸引サイクルの開始後から所定時間経過したとき、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放して、当該ごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとを一部オーバラップさせるようにしたごみ吸引輸送装置を前提とする。そして、上記制御装置に、上記各ごみ貯留容器のうち輸送管途中でごみ閉塞を起こし易い特定のごみ貯留容器を登録する登録手段を設け、上記制御装置を、特定のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する場合において、当該特定のごみ貯留容器内の負圧値が最終吸引パターンにおいて二次空気導入後にほぼ一定となるまでの間、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放動作させずかつ特定のごみ貯留容器の開閉弁を開放状態に保持させるような構成としたものである。
【0009】
請求項2記載の発明が講じた解決手段は、複数のごみ貯留容器にごみ吸引車のごみ収容タンクを順次接続し、ごみ貯留容器に設けられた開閉弁を制御装置により開閉制御することで、上記ごみ貯留容器内を負圧にし、この負圧状態で該ごみ貯留容器内に二次空気を導入してごみ貯留容器内のごみを上記ごみ収容タンクに吸引輸送する吸引パターンを繰り返し行うとともに、1つのごみ貯留容器の最終吸引サイクルにおいて該ごみ貯留容器内の二次空気導入後の負圧値が所定値よりも小さくなったとき、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放して、当該ごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとを一部オーバラップさせるようにしたごみ吸引輸送装置を前提とする。そして、上記制御装置に、上記各ごみ貯留容器のうち輸送管途中でごみ閉塞を起こし易い特定のごみ貯留容器を登録する登録手段を設け、上記制御装置を、特定のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する場合において、当該特定のごみ貯留容器内の負圧値が最終吸引パターンにおいて二次空気導入後にほぼ一定となるまでの間、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放動作させずかつ特定のごみ貯留容器の開閉弁を開放状態に保持させるような構成としたものである。
【0010】
これにより、請求項1および請求項2記載の発明では、複数のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する際には開閉弁が各ごみ貯留容器の吸引輸送の順番通りに開放動作され、該ごみ貯留容器に二次空気を導入してごみを吸引輸送する吸引パターンが複数回繰り返し行われ、該ごみ貯留容器の最終吸引パターンでの開閉弁の閉じ動作に先行して次の順位のごみ貯留容器の開閉弁が開放動作され、先行のごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとが一部オーバラップする。よって、吸引輸送の順位が前後に連なるごみ貯留容器間での吸引輸送の移行時間が短縮され、各ごみ貯留容器内のごみが迅速に吸引輸送される。
【0011】
その場合、複数のごみ貯留容器を接続する輸送管の分岐部分の長さが他のものより長かったり、あるいは規定量をはるかに超えるごみが貯留されていたり、さらには厨芥など重いごみが貯留されていたり等して、通常の吸引パターンでは輸送管途中でごみ閉塞を起こし易い特定のごみ貯留容器が予め登録手段に登録されれている。このため、特定のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する際には、特定のごみ貯留容器の最終吸引パターンにおいて二次空気導入後に負圧値がほぼ一定となるまでの間、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁が開放動作されずに特定のごみ貯留容器の開閉弁が開放状態に保持され、よって特定のごみ貯留容器内のごみが輸送管内に残ることなくごみ収容タンクに吸引輸送され、輸送管途中(分岐部分)でのごみ閉塞が確実に防止される。
【0012】
請求項3記載の発明が講じた解決手段は、請求項1または請求項2に記載の発明の構成要件に加えて、特定のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する際に、当該ごみ貯留容器内の負圧値が最終吸引パターンにおいて二次空気導入後にほぼ一定となってから次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放動作させ、それから所定時間経過後に、特定のごみ貯留容器の開閉弁を閉じ動作させるような構成としたものである。
【0013】
これにより、請求項3記載の発明では、特定のごみ貯留容器の次の順位のごみ貯留容器の開閉弁は、特定のごみ貯留容器の最終吸引パターンにおいて負圧値が二次空気導入後にほぼ一定となってから開放動作され、それから所定時間経過後に、特定のごみ貯留容器の開閉弁が閉じ動作されるので、先行のごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとが所定時間経過する間オーバラップし、特定のごみ貯留容器と連なる次のごみ貯留容器への吸引輸送の移行時間が短縮される。さらには、上記所定時間のオーバラップによって特定のごみ貯留容器内のごみが分岐部分から輸送管に入り込むまでに要する時間が十分に確保され、特定のごみ貯留容器内のごみによる分岐部分でのごみ閉塞がより確実に防止される。
【0014】
請求項4記載の発明が講じた解決手段は、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の発明の構成要件に加えて、各ごみ貯留容器に、その内部にごみを投入する投入口を設け、この各投入口に該各投入口をそれぞれ個別に開閉する投入弁を設ける。また、ごみ貯留容器内に二次空気を導入する二次空気導入弁を設ける。そして、投入弁を各ごみ貯留容器の最終吸引パターンでの上記二次空気導入弁の開弁による二次空気導入に先立って開放動作させて投入口からも二次空気を導入するように制御装置を構成したものである。
【0015】
これにより、請求項4記載の発明では、投入弁が各ごみ貯留容器の最終吸引パターンでの二次空気導入弁の開弁による二次空気導入に先立って開放動作し、二次空気が二次空気導入弁のみならずごみ貯留容器内の残留ごみに対して最上流側となる投入口からも導入され、これにより、そのごみ貯留容器内の残留ごみが最終吸引パターンで根こそぎ輸送管を経てごみ収容タンクに吸引輸送され、ごみ収容タンク内へのごみの吸引輸送効率が飛躍的に向上する。
【0016】
さらに、請求項5記載の発明が講じた解決手段は、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の発明の構成要件に加えて、各ごみ貯留容器の固有データを記憶する記憶手段をごみ貯留場に設ける。そして、該記憶手段からの各ごみ貯留容器の固有データを登録手段に登録させるような構成としたものである。
【0017】
これにより、請求項5記載の発明では、特定のごみ貯留容器の固有データつまり、複数のごみ貯留容器を接続する輸送管の分岐部分の長さが他のものより長かったり、あるいは規定量をはるかに超えるごみが貯留されていたり、さらには厨芥など重いごみが貯留されていたり等するといった固有データを予めごみ貯留場の記憶手段に記憶させておけば、ごみ貯留場毎に異なる特定のごみ貯留容器を予め認識しておく必要がなく、作業者の勘違いなどによる特定のごみ貯留容器の誤認識が防止される。しかも、上記固有データをごみ貯留場毎の記憶手段に記憶しておけば、登録手段の登録容量(記憶容量)が少なくて済み、コンパクトなものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係るごみ吸引輸送装置の構成を示し、このごみ吸引輸送装置1は、家庭の厨芥などを袋詰めしたごみGをごみ貯留容器としてのベッセルBに一時貯留し、この貯留したごみGを、ごみ吸引車Cの吸引装置23(後述する)によって吸引することで、後述するごみ収容タンク24内に収容するように構成されてなる。
【0019】
上記ベッセルBは、図示しない建物下方のごみ貯留場Xに15基設けられている。図では、そのうち第15号ないし第13号の3つのベッセルB(後述するベッセル番号B15,B14,B13)についてのみ示す。上記第15ないし第13ベッセルBの上壁にはそれぞれ投入口としての開口5が形成され、該各開口5には、建物の各階に亘って垂直方向に延びるシュート6の下端が接続されている。この各シュート6には、所用階毎に投入部7(図では1箇所のみ示す)が設けられている。そして、上記各開口5には、該各開口5を個別に開閉動作する投入弁IV15,IV14,IV13が設けられ、該各投入弁IV15〜IV13はそれぞれエアシリンダ9の伸縮動により開閉動作するようになっている。また、上記各投入弁IV15〜IV13の近傍には、該各投入弁IV15〜IV13の開閉動作を検出するリミットスイッチなどの検出器(図示せず)が設けられている。
【0020】
上記各ベッセルBの側壁下部には排出口11が形成され、該各排出口11はその各排出口11に向かって分岐するごみ輸送管13に漏斗状の連結部材12を介して接続されている。そのごみ輸送管13の排出口11近傍側の分岐部分13aには、該各分岐部分13aを個別に開閉動作する開閉弁としての排出弁EV15〜EV13が設けられ、該各排出弁EV15〜EV13はそれぞれエアシリンダ15の伸縮動により開閉動作するようになっている。上記各排出弁EV15〜EV13の近傍には、該各排出弁EV15〜EV13の開閉動作を検出するリミットスイッチなどの検出器(図示せず)が設けられている。
【0021】
また、上記各ベッセルBの側壁下部には二次空気導入口16が形成されている。この二次空気導入口16は導入管17の一端に設けられ、その導入管17の他端は各ベッセルB内に外気を供給できるように大気に開放している。上記導入管17には該導入管17を個別に開閉動作する二次空気導入弁NV15〜NV13が介設され、該各二次空気導入弁NV15〜NV13はそれぞれエアシリンダ19の伸縮動により開閉動作するようになっている。上記各二次空気導入弁NV15〜NV13の近傍には、該各二次空気導入弁NV15〜NV13の開閉動作を検出するリミットスイッチなどの検出器(図示せず)が設けられている。
【0022】
上記ごみ輸送管13はドッキングステーションDに延設され、カップリング21によってごみ吸引車Cから延設された吸引管22と脱着自在に接続されるようになっている。
【0023】
また、上記各エアシリンダ9,15,19は、図示しないエアホースによりごみ吸引車Cに設けられたコンプレッサタンクなどからなるエアー源(図示せず)に上記ドッキングステーションDを経て接続されている。尚、エアー源はベッセルB側に設けられていても良い。
【0024】
ここで、ごみ吸引車Cの構成を図2に基づいて説明する。ごみ吸引車Cは、吸引装置23と、該吸引装置23により吸引したごみGを収容するごみ収容タンク24とを車台Caの前後にそれぞれ搭載してなる。
【0025】
図9に示すように、上記吸引装置23は、一端が上記ごみ収容タンク24に接続され、かつ他端が大気に開放する吸引通路31を備えている。該吸引通路31にはウォータスクラバ32が介設され、該ウォータスクラバ32よりも大気開放側(他端側)の吸引通路31にはブロワ33が介設されている。該ブロワ33よりも大気開放側の吸引通路31には消音器34が介設されている。そして、上記ブロワ33は、ごみ吸引車Cのエンジン駆動時にそのエンジン回転数に対応する回転数で作動し、上記各ベッセルBの吸引輸送を行う順番通りに排出弁を開放させた当該ベッセルB内およびごみ収容タンク24内を共に負圧化させるようになっている。
【0026】
上記ウォータスクラバ32よりもごみ収容タンク24側(一端側)の吸引通路31には、一端が大気に開放する開放管35の他端が接続され、この開放管35には該開放管35を開閉動作する大気開放弁36が介設されている。また、上記ウォータスクラバ32とブロワ33との間の吸引通路31には、ブロワ33による負圧値を検出する圧力センサ37が介設されている。さらに、上記ブロワ33よりもごみ収容タンク24側(吸込側)の吸引通路31と、上記ブロワ33よりも大気開放側(吐出側)の吸引通路31との間には、該ブロワ33をバイパスするバイパス管38が設けられている。該バイパス管38にはブロワアンロード弁39が介設され、このブロワアンロード弁39の開閉制御により、後述するごみGの吸引輸送時においてブロワ33の負圧値を所定レベルに保持するようにしている。
【0027】
図2に示すように、上記吸引管22は、上記ごみ収容タンク24の上壁前端部に開口する導入口40に接続されたエルボ状の旋回管41を備え、該旋回管41は鉛直軸回りに回転可能となっている。この旋回管41の先端には、車体前後方向へ延びる格納状態から自在に可撓する第1可撓管42の基端が接続されている。また、この第1可撓管42の先端には車体前後方向へ延びる傾動管43の基端が接続され、該傾動管43は傾動シリンダ47の伸縮動により上下方向に傾動自在となっている。この傾動管43には伸縮管44が内包され、該伸縮管44は、その先端側が傾動管43に対して水平方向に伸縮動するようになっている。この伸縮管44の先端には、上下方向へ延びる格納状態から自在に可撓する第2可撓管45の基端が接続されている。つまり、吸引管22は、旋回管41、第1可撓管42、傾動管43、該伸縮管44および第2可撓管45によって構成されている。
【0028】
そして、上記吸引管22は、ごみ吸引輸送時において、ごみ吸引車Cを上記ドッキングステーションDに寄せて停車させた状態で、上記旋回管41の旋回動作、傾動管43の傾動動作および伸縮管44の伸縮動作等によって吸引管22(第2可撓管45)の先端部がドッキングステーションDに容易に接続され、上記ごみ輸送管13を経てごみ収容タンク24とベッセルBとが連通するようになっている。
【0029】
上記ごみ収容タンク24の後端には開口24aが形成され、該開口24aは、その上端縁に支持されて後方に下開きする開閉扉46により開閉自在に構成されている。該開閉扉46は、開閉シリンダ48の伸縮動により開閉動作するようになっている。また、上記開閉扉46には、吸引管22の先端部(第2可撓管45の先端部)を格納状態に保持する保持具46aが設けられている。
【0030】
また、上記ごみ収容タンク24の内部には、圧縮板51が車体前後方向に摺動自在に配設されている。この圧縮板51の前面とごみ収容タンク24の前壁との間には、油圧駆動手段としての伸縮シリンダ52が連結されている。そして、上記圧縮板51は、伸縮シリンダ52の伸縮動により、前方のごみ吸引位置(図2に実線で示す位置)と、後方の排出位置(図2に二点鎖線で示す位置)との間で摺動移動するようになっている。この伸縮シリンダ52には、該圧縮シリンダ52の油圧を検出する油圧センサ50(図2に表れる)が設けられ、この油圧センサ50により、圧縮板51が後方へ摺動移動してごみGの圧縮動作を行う際の圧縮板51の圧縮値が検出されるようになっている。
【0031】
そして、上記圧縮板51は、その後面上部にシュート部51aを、後面下部に圧縮部51bをそれぞれ備えている。このシュート部51aは、ごみ吸引開始時に圧縮板51をごみ吸引位置に位置付けた際に、吸引管22の基端部(旋回管41の基端部)に導入口40を経て連通することで、吸引管22を経て吸引されてくるごみGをその吸引による慣性力と相俟ってシュート部51aによりごみ収容タンク24内の後方側に飛ばすようにしている。
【0032】
また、図10に示すように、上記ごみ収容タンク24の導入口40近傍の上壁には第1吸引口53が形成されているとともに、その上壁と前壁との角部にもそれぞれ第2および第3吸引口54,55が形成されている。上記第1吸引口53は、ごみ収容タンク24角部の第2,第3吸引口54,55を経て上記吸引通路31のごみ収容タンク24側に連通しており、上記ブロワ33の作動によって、これら吸引口53〜55、導入口40、吸引管22およびごみ輸送管13を経て排出弁開放状態にあるベッセルB内の空気を吸引し、これにより該ベッセルBおよびごみ収容タンク24を負圧化するようにしている。
【0033】
上記ごみ収容タンク24上壁の第1吸引口53には、パンチングメタルなどのフィルタ56が設けられており、吸引輸送時においてごみ収容タンク24内に吸引されたごみGが第1吸引口53から吸引通路31側に侵入しないようにしている。また、上記ごみ収容タンク24上壁の上面側にはカバー体57が取り付けられ、このカバー体57によって第1吸引口53と第2吸引口54との間に吸引通路を形成するようにしている。
【0034】
そして、図1および図2に示すように、上記ごみ吸引車Cには制御装置61が設けられている。該制御装置61には、ベッセルBに設けられた各検出器、並びに圧力センサ37などの検出信号が入力されるようになっている。上記制御装置61は、これらの検出信号などに基づいて、各ベッセルBの投入弁IV15〜IV13,排出弁EV15〜EV13および二次空気導入弁NV15〜NV13を順番通り開閉制御する。具体的には、各ベッセルBの吸引輸送の順番通りに排出弁EV15〜EV13を開放して当該ベッセルBおよびごみ収容タンク24内を共に負圧にした状態で、該当する二次空気導入弁NVを開放して当該ベッセルBに二次空気を導入する吸引パターンを2回繰り返し行って当該ベッセルB内のごみをごみ収容タンク24にごみ輸送管13を経て吸引輸送するようにしている。
【0035】
この制御装置61では、ごみGの吸引輸送時に先行する順位のベッセルB、例えば第15号のベッセルBを、その最終吸引パターンでの排出弁EV15の閉塞に先立って、次の順位となる第14号のベッセルBの排出弁EV14を先に開放させるように制御し、第15号のベッセルBでの最終吸引パターンと次の順位の第14号のベッセルBでの最初の吸引パターンとを一部オーバラップさせるようにしている。また、上記制御装置61では、各ベッセルBの最終吸引パターンにおいて二次空気導入弁NVを開放するのに先立って当該ベッセルBの投入弁IVを開放させるようにしている。
【0036】
また、上記ドッキングステーションDには記憶手段62(図1に表れる)が設けられている。この記憶手段62には、ごみ輸送管13の分岐部分13aの長さが他のものよりも長くなるなどの設置上の理由に基づくベッセルBの固有データや、規定量をはるかに超えるごみや厨芥など重いごみが決まって貯留されるなどの経験的な理由に基づくベッセルBの固有データなどが記憶されている。そして、上記制御装置61には登録手段63(図2に表れる)が設けられ、この登録手段63には、吸引管22をドッキングステーションDに接続した際に、上記記憶手段62からのベッセルBの固有データが入力されるようになっている。上記登録手段63では、記憶手段62から入力されたベッセルBの固有データに基づいて該当する特定のベッセルBの番号、正確には後述するベッセル番号Bm (例えばベッセル番号B15)が登録されるようになっている。さらに、上記制御装置61にはタイマ64(図2に表れる)が設けられ、このタイマ64によって、各ベッセルBの吸引パターンでの上記投入弁IV,排出弁EVおよび二次空気導入弁NVの開閉タイミングが適宜計測され、該タイマ64はその計測後に逐次リセットされるようになっている。具体的には、各ベッセルBの最初の吸引パターンにおいて二次空気導入後の負圧値が所定の最小負圧である第4負圧値P4 よりも低下した際に二次空気導入弁NVを閉じてから最終の吸引パターンにおいて投入弁IVを開放させるまでの時間T1 の計測、該投入弁IV開放後に二次空気導入弁NVを開放させるまでの時間T5 の計測、該二次空気導入弁NVを開放してから閉じるまでの時間T2 の計測、先行するベッセルBが特定のベッセルBである際に次の順位のベッセルBの排出弁EVを開放させてから特定のベッセルBの排出弁EVを閉じるまでの時間T4 つまり特定のベッセルBでの最終吸引パターンと次のベッセルBでの最初の吸引パターンとをオーバラップさせる時間T4 の計測、および先行のベッセルBが特定のベッセルBではない際に次の順位のベッセルBの排出弁EVを開放させてから先行のベッセルBの排出弁EVを閉じるまでの時間T3 つまり先行のベッセルBでの最終吸引パターンと次のベッセルBでの最初の吸引パターンとをオーバラップさせる時間T3 の計測などが行われる。
【0037】
そして、上記制御装置61は、上記登録手段63に登録した特定のベッセルBからごみを吸引輸送する際には、上記圧力センサ37の出力を受け、その出力値が特定のベッセルBの最終吸引パターンにおいて二次空気導入後にほぼ一定となるまでの間、次の順位のベッセルBの排出弁EVを開放させずかつ特定のベッセルBの排出弁EVを開放状態に保持するように構成されている。上記特定のベッセルBの排出弁EVは、次の順位のベッセルBの排出弁EVを開放させてから上記タイマ64により計測した所定時間経過後に閉塞されるように構成されている。また、上記吸引装置23のケーシング23aの右側面にはモニタ65(図2に表れる)が配置され、該モニタ65には、吸引装置23によるごみGの吸引状態およびその吸引輸送を行うベッセルBの番号(例えば15号など)が表示されるようになっている。このモニタ65に表示されるベッセルBの番号(ベッセル番号Bm )は、当該ベッセルBでの吸引パターンを2回繰り返し行って輸送完了する毎に減算更新され、当該ベッセルBよりも1つ小さいベッセル番号Bm の番号が表示されるようになっている。
【0038】
次に、複数のベッセルBからごみ収容タンク24にごみGを吸引輸送する場合の制御装置61による投入弁IV、二次空気導入弁NVおよび排出弁EVの開閉制御を図3のタイムチャート並びに図4ないし図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0039】
この場合、ごみ吸引車Cはごみ貯留場XのドッキングステーションDに寄せて停止し、旋回管41の旋回動作、傾動管43の傾動動作および伸縮管44の伸縮動作等によって吸引管22(第2可撓管45)の先端部をドッキングステーションDに接続させて、ごみ収容タンク24とベッセルBとをごみ輸送管13を経て連通させた状態となっている。また、吸引管22とドッキングステーションDとの接続により、このごみ貯留場Xにある各ベッセルBの固有データなどが記憶手段62からごみ吸引車Cの登録手段63(制御装置61)に入力されるようになっている。さらに、ベッセルBの各検出器、圧力センサ37などの検出信号も制御装置61に入力されるようになっている。
【0040】
先ず、図4のフローチャートのステップS1において、ごみ貯留場XのベッセルBの総数「15」を、吸引完了するごとに減算更新するカウンタCNTに入力し、モニタ65にはカウンタCNTと同様にベッセルBを吸引完了するごとに減算更新するベッセル番号Bm の最大値を表示する。この場合、モニタ65にはベッセル番号Bmの最大値「第15号」が表示されるが、前回のごみGの吸引輸送の続きを行うときには、ごみ貯留場X側において前回吸引輸送時の続き番号が記憶されており、たとえば前回のごみGの吸引輸送がベッセル番号B6 で終了しているときには、今回のごみGの吸引輸送を開始するベッセル番号B5 が今回のベッセル番号の最大値であるとしてモニタ65に表示される。つまり、カウンタCNTは、未吸引のベッセル個数をカウントする変数であり、ベッセル番号Bm は吸引対象となるベッセルBを特定する変数であるため、両変数の値が一致するとは限らない。
【0041】
次いで、ステップS2で、吸引輸送する最初のベッセル番号Bm のベッセルBの投入弁IVm を開放し、二次空気導入弁NVm および排出弁EVm をそれぞれ閉じておく。その後、ステップS3において、記憶手段62から登録手段63に入力した特定のベッセルBの固有データ番号「15」を該登録手段63に登録し、ステップS4で、ベッセル番号Bm の変数m を「15」に初期化する。それから、ステップS5において、ベッセルBの排出弁EVm を開放するとともに、投入弁IVm を閉じた後、ステップS6に進む。
【0042】
このステップS6では、吸引装置23のブロワ33を作動させ、ごみ収容タンク24およびベッセルB(ベッセル番号Bm )を負圧化、つまり吸引を開始する。その後、ステップS7において、圧力センサ37により検出したブロワ33の負圧値Pが、所定の最大負圧である第1負圧値P1 となるまでベッセルB内を減圧し、第1負圧値P1 となった時点で、ステップS8に進む。このステップS8ではベッセルBの二次空気導入弁NVm を開放する。次いで、ステップS9において、ブロワ33の負圧値Pが第4負圧値P4 に低下するまで待機する。
【0043】
その後、図5に示すように、ステップS10において、ベッセルBの二次空気導入弁NVm を閉じるとともに、タイマ64により二次空気導入弁NVm 閉じ後の時間T1 の計測を開始し、ステップS11で、ベッセルBの二次空気導入弁NVm を閉じてから時間T1 が経過するまで待機する。そして、タイマ64による時間T1 経過後にステップS12に進んで、ベッセルBの投入弁IVm を開放し、タイマ64をリセットして投入弁IVm 開放後の時間T5 の計測を開始する。次いで、ステップS13において、投入弁IVm 開放後に時間T5 が経過するまで待機し、時間T5 が経過した時点でステップS14に進む。このステップS14では、二次空気導入弁NV m を開放し、タイマ64をリセットして二次空気導入弁NV m 開放後の時間T2 の計測を開始する。その後、ステップS15において、二次空気導入弁NV m 開放後に時間T2 が経過するまで待機し、時間T2 が経過した時点でステップS16に進んで、二次空気導入弁NVm を閉じる。しかる後、ステップS17において、当該ベッセルBのベッセル番号Bm が最終のベッセル番号B1 であるか否かを変数「m=1 」により判定し、変数「m=1 」ではないNOの場合には、ステップS18に進む。
【0044】
図6に示すように、このステップS18では、登録手段63に登録した特定のベッセルBの固有データ番号「15」をベッセル番号Bm の変数「m 」と比較し、特定のベッセルBの固有データ番号「15」が変数「m 」と同じであるYESの場合には、図7に示すステップS19に進んで、ブロワ33の負圧値Pが第4負圧値P4 を下回ってほぼ一定となるまで待機する。これにより、特定のベッセルBからごみを吸引輸送する際には、ブロワ33の負圧値Pが第4負圧値P4 を下回ってほぼ一定となるまで、次の順位となるベッセル番号Bm-1 のベッセルBの排出弁EVm-1 を開放させずかつ特定のベッセルBの排出弁EVm を開放状態に保持し、先行する特定のベッセルB内のごみをごみ輸送管13を経てごみ収容タンク24に残らず吸引輸送して、この特定のベッセルB内のごみによるごみ輸送管13途中(分岐部分13a)でのごみ閉塞を確実に防止することができる。
【0045】
それから、ステップS20において、次の順位となるベッセル番号Bm-1 のベッセルBの排出弁EVm-1 を開放するとともに、投入弁IVm-1 を閉じ、この排出弁EVm-1 を開放(投入弁IVm-1 を閉じ)させてからの時間T4 の計測を開始する。その後、ステップS21で、時間T4 が経過するまで待機し、時間T4 経過後に先行するベッセル番号Bm (特定のベッセルB15)のベッセルBの排出弁EVm を閉じる。これにより、特定のベッセルBとなるベッセル番号B15での最終吸引パターンと次のベッセルBとなるベッセル番号B14での最初の吸引パターンとが時間T4 だけオーバラップし、特定のベッセルBと連なる次のベッセルBへの吸引輸送の移行時間を短縮できる。その上、特定のベッセルB内のごみが分岐部分13aからごみ輸送管13に入り込むまでに要する時間が十分に確保されて特定のベッセルB内のごみによる分岐部分13aでのごみ閉塞を防止する上で非常に有利なものとなる。
【0046】
しかる後、ステップS23において、ベッセル番号Bm の変数m を1つ減算して変数「m=m-1 」とし、上記ステップS6に戻ることを繰り返す。
【0047】
一方、上記ステップS18の判定が、特定のベッセルBの固有データ番号「15」が変数「m 」と不一致となるNOの場合には、先行するベッセル番号Bm のベッセルBが特定のベッセルBではないと判断して、図6に示すステップS24に進む。このステップS24では、次の順位のベッセル番号Bm-1 のベッセルBの排出弁EVm-1 を開放するとともに、投入弁IVm-1 を閉じ、ベッセル番号Bm-1 のベッセルBの排出弁EVm-1 を開放(投入弁IVm-1 を閉じ)させてからの時間T3 の計測を開始する。その後、ステップS25で、上記ステップS21での時間T4 よりも短い時間T3 が経過するまで待機し、時間T3 経過後に先行のベッセルBの排出弁EVm を閉じる。これにより、先行する特定のベッセルBではないベッセル番号m のベッセルBでの最終吸引パターンと、次の順位のベッセル番号Bm-1 のベッセルBでの最初の吸引パターンとが時間T3 だけオーバラップする。具体的には、ベッセル番号B14のベッセルBでの最終吸引パターンと、ベッセル番号B13のベッセルBでの最初の吸引パターンとが時間T3 だけオーバラップすることになり、吸引輸送の順位が前後に連なる通常のベッセルB間(ベッセル番号B14およびベッセル番号B13のベッセルB間)での吸引輸送の移行時間が短縮されて各ベッセルB内のごみを迅速に吸引輸送することができる。
【0048】
しかる後、ステップS27において、ベッセル番号Bm の変数m を1つ減算して変数「m=m-1 」とし、上記ステップS6に戻ることを繰り返す。
【0049】
一方、上記ステップS17の判定が、当該ベッセルBのベッセル番号Bm が最終のベッセル番号B1 である変数「m=1 」の場合には、図8に示すステップS28に進んで、最後のベッセルBの最終吸引パターンで吸引されるごみがごみ輸送管13途中に残ることなくごみ収容タンク24内に吸引輸送されるに十分な時間T6 の計測を開始する。その後、ステップS29において、時間T6 が経過するまで待機し、ステップS30で時間T6 経過後に最後のベッセルBの排出弁EVm を閉じる。具体的には、時間T6 経過後に最後のベッセルBとなるベッセル番号B1 の排出弁EV1 を閉じる。
【0050】
それから、ステップS31において、吸引装置23のブロワ33を作動停止し、ごみの吸引輸送を終了する。
【0051】
したがって、上記第1の実施形態では、各ベッセルBの投入弁IVは、該各ベッセルBの最終吸引パターンにおいて二次空気導入弁NVの開放動作よりも時間T5 だけ速く開放動作されるようになっているので、二次空気がベッセルB内の残留ごみに対して最上流側となる開口5より逸早く導入され、これにより、そのベッセルB内の残留ごみが最終吸引パターンで根こそぎごみ輸送管13を経てごみ収容タンク24に吸引輸送され、ごみ収容タンク24内へのごみの吸引輸送効率を飛躍的に向上させることができる。
【0052】
また、ごみ貯留場Xの特定のベッセルBの固有データ番号つまり、ごみ貯留場Xにおいて複数のベッセルBを接続するごみ輸送管13の分岐部分13aの長さが他のものより長かったり、あるいは規定量をはるかに超えるごみが貯留されていたり、さらには厨芥など重いごみが貯留されていたり等するといった特定のベッセルBの固有データ番号を予めごみ貯留場Xの記憶手段62に記憶させておけば、吸引管22をドッキングステーションDに接続した際に登録手段63に入力されるので、ごみ貯留場毎に異なる特定のベッセルBを予め認識しておく必要がなく、作業者の勘違いなどによる特定のベッセルBの誤認識を防止することができる。しかも、上記固有データをごみ貯留場X毎の記憶手段62に記憶しておけば、登録手段63の登録容量(記憶容量)が少なくて済み、登録手段63のコンパクト化を図ることができる。
【0053】
次に、本発明の第2の実施形態を図11ないし図13に基づいて説明する。この第2の実施形態では、各ベッセルBの吸引パターンでの投入弁IV,排出弁EVおよび二次空気導入弁NVの開閉制御を圧力センサ37の検出値(負圧値)に基づいて行うようにしている。
【0054】
すなわち、図11および図12に示すように、上記第1の実施形態の図4のフローチャートのステップS9において、ブロワ33の負圧値Pが第4負圧値P4 に低下するまで待機した後、図12のステップS41に進む。このステップS41では、ベッセル番号Bm のベッセルBの二次空気導入弁NVm を閉じる。次いで、ステップS42において、圧力センサ37によるブロワ33の負圧値Pが、最大の第1負圧値P1 よりも低い第2負圧値P2 となるまでベッセルB内を減圧し、ブロワ33の負圧値Pが第2負圧値P2 となった時点で、ステップS43に進む。このステップS43では、当該ベッセルBの投入弁IVm を開放するとともに、排出弁EVm を開放する。その後、ステップS44において、ブロワ33の負圧値Pが、第4負圧値P4 よりも若干高い第3負圧値P3 に低下するまで待機した後、ブロワ33の負圧値Pが第3負圧値P3 となった時点で、ステップS45に進み、当該ベッセルBの二次空気導入弁NVm を閉じる。しかる後、ステップS46において、当該ベッセルBのベッセル番号Bm が最終のベッセル番号であるか否かを変数「m=1 」により判定し、変数「m=1 」ではないNOの場合には、ステップS47に進む。
【0055】
図13に示すように、このステップS47では、特定のベッセルBの固有データ番号「15」をベッセル番号Bm の変数「m 」と比較し、特定のベッセルBの固有データ番号「15」が変数「m 」と同じであるYESの場合には、ステップS48に進んで、ブロワ33の負圧値Pが第4負圧値P4 を下回ってほぼ一定となるまで待機した後、上記ステップS47の判定がNOの場合、つまり特定のベッセルBの固有データ番号「15」が変数「m 」と不一致となる場合と同様に、ステップS49に進む。
【0056】
このステップS49では、次の順位となるベッセル番号Bm-1 のベッセルBの排出弁EVm-1 を開放すると同時に投入弁IVm-1 を閉じ、この排出弁EVm-1 を開放させてからの時間T7 (又は投入弁IVm-1 を閉じてからの時間T7 )の計測を開始する。その後、ステップS50において、時間T7 が経過するまで待機し、ステップS51で、時間T7 経過後に先行のベッセルBm の排出弁EVm を閉じる。しかる後、ステップS52において、ベッセル番号Bm の変数m を1つ減算して変数「m=m-1 」とし、上記ステップS6に戻ることを繰り返す。
【0057】
これにより、先行するベッセル番号m のベッセルBでの最終吸引パターンと、次の順位のベッセル番号Bm-1 のベッセルBでの最初の吸引パターンとが時間T7 だけオーバラップする。具体的には、ブロワ33の負圧値Pが第4負圧値P4 を下回ってほぼ一定となるまで待機した後、特定のベッセルBとなるベッセル番号B15での最終吸引パターンと次のベッセルBとなるベッセル番号B14での最初の吸引パターンとが時間T7 だけオーバラップするので、特定のベッセルB内のごみが分岐部分13aからごみ輸送管13に入り込むまでに要する時間が十分に確保され、特定のベッセルB内のごみによる分岐部分13aでのごみ閉塞を確実に防止することができる。また、通常のベッセルBであるベッセル番号B14のベッセルBでの最終吸引パターンと、ベッセル番号B13のベッセルBでの最初の吸引パターンとが時間T7 だけオーバラップすることにより、吸引輸送の順位が前後に連なる通常のベッセルB間での吸引輸送の移行時間が短縮され、該各ベッセルB内のごみを迅速に吸引輸送することができる。
【0058】
一方、上記ステップS46の判定が、ベッセル番号Bm が最終のベッセル番号であるYESの場合には、ステップS53に進んで、ブロワ33の負圧値Pが第4負圧値P4 よりも低くなるまで待機した後、ステップS54で最後のベッセルBの排出弁EVm を閉じる。具体的には、ブロワ33の負圧値Pが第4負圧値P4 よりも低くなるまで待機した後に最後のベッセルBとなるベッセル番号B1 の排出弁EV1 を閉じる。
【0059】
それから、ステップS55において、吸引装置23のブロワ33を作動停止し、ごみの吸引輸送を終了する。
【0060】
したがって、上記第2の実施形態では、各ベッセルBの吸引パターンでの投入弁IV,排出弁EVおよび二次空気導入弁NVの開閉動作を圧力センサ37の検出値(負圧値)に基づいて行うことで、時間の計測により各弁IV,EV,NVを開閉動作させるものに比して、制御の簡単化を図ることができるとともに、より正確なタイミングで該各弁IV,EV,NVを開閉動作させることができる。
【0061】
尚、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例を包含するものである。例えば、上記第1の実施形態では、各ベッセルBでの最終の吸引パターンを開始するに当たり、投入弁IVを開放動作して時間T5経過後に排出弁EVを開放動作させたが、投入弁および排出弁が同時に開放動作するようにしても良い。また、上記第2の実施形態では、各ベッセルBでの最終の吸引パターンを開始するに当たり、投入弁IVおよび排出弁EVを同時に開放動作させたが、二次空気導入弁の開放動作に先立って投入弁が開放動作するようにしても良い。
【0062】
さらに、上記各実施形態では、一定の容量のベッセルBでの固定した最初の吸引パターンおよび最終の吸引パターンにより各ベッセルB内のごみを吸引輸送したが、異なる容量のベッセルまたは3つ以上の吸引パターンによりベッセルB内のごみが吸引輸送される場合には吸引パターンが適宜変更されることになり、吸引パターンは上記各実施形態のものに限定されることはない。
【0063】
また、上記第1の実施形態では、特定のベッセルBでの最終の吸引パターンと次のベッセルBでの最初の吸引パターンとのオーバラップ時間T4 を、通常のベッセルBでの最終の吸引パターンと次のベッセルBでの最初の吸引パターンとのオーバラップ時間T3 よりも長く設定したが、ブロワの負圧値が第4負圧値を下回ってほぼ一定となるまで十分に待機しておけば、特定のベッセルでの最終の吸引パターンと次のベッセルでの最初の吸引パターンとのオーバラップ時間が、通常のベッセルでの最終の吸引パターンと次のベッセルでの最初の吸引パターンとのオーバラップ時間よりも長く設定する必要はなく、この双方のオーバラップ時間が同一に設定されていても良い。
【0064】
しかも、上記各実施の形態では、吸引管22をドッキングステーションDに接続した際に記憶手段62からのベッセルBの固有データを登録手段63に入力させたが、ごみ貯留場のベッセルの固有データが予め登録手段に登録されていても良い。
【0065】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1および請求項2記載の発明におけるごみ吸引輸送装置によれば、複数のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する際にごみ貯留容器毎の吸引パターンを複数回繰り返し行い、該ごみ貯留容器の最終吸引パターンでの開閉弁の閉じ動作に先行して次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放動作して、先行のごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとを一部オーバラップさせることで、前後に連なるごみ貯留容器間での吸引輸送の移行時間を短縮し、各ごみ貯留容器内のごみを迅速に吸引輸送することができる。しかも、特定のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する際に特定のごみ貯留容器の最終吸引パターンにおいて二次空気導入後に負圧値がほぼ一定となるまでの間、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放動作させずかつ特定のごみ貯留容器の開閉弁を開放状態に保持することで、特定のごみ貯留容器内のごみを輸送管内に残すことなくごみ収容タンクに吸引輸送し、輸送管途中でのごみ閉塞を確実に防止することができる。
【0066】
請求項3記載の発明におけるごみ吸引輸送装置によれば、特定のごみ貯留容器の最終吸引パターンで負圧値が二次空気導入後にほぼ一定となってから次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放動作させ、それから所定時間経過後に特定のごみ貯留容器の開閉弁を閉じ動作させて、該両ごみ貯留容器の吸引パターンを所定時間オーバラップさせたので、特定のごみ貯留容器と連なる次のごみ貯留容器への吸引輸送の移行時間を短縮できる上、特定のごみ貯留容器内のごみによる分岐部分でのごみ閉塞をより確実に防止することができる。
【0067】
請求項4記載の発明におけるごみ吸引輸送装置によれば、投入弁をごみ貯留容器の最終吸引パターンでの二次空気導入弁の開弁による二次空気導入に先立って開放させたので、ごみ貯留容器内の残留ごみを最終吸引パターンで最上流側からの二次空気により根こそぎごみ収容タンクに吸引輸送でき、ごみ収容タンク内のごみの吸引輸送効率を飛躍的に向上させることができる。
【0068】
さらに、請求項5記載の発明におけるごみ吸引輸送装置によれば、特定のごみ貯留容器の固有データを予めごみ貯留場の記憶手段に記憶させておくことで、ごみ貯留場毎に異なる特定の固有データを予め認識する必要がなくなって作業者の勘違いなどによる誤認識を防止できるとともに、登録手段の登録容量を少なくしてコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るごみ吸引輸送装置の全体構成を示す側面図である。
【図2】 同じくごみ吸引車の側面図である。
【図3】 同じくベッセル番号順での各弁および二次空気導入弁の開閉タイミングを示すタイムチャート図である。
【図4】 同じく制御装置によるステップS1からステップS9までの制御を示すフローチャート図である。
【図5】 同制御装置によるステップS10からステップS17までの制御を示すフロー
チャート図である。
【図6】 同制御装置によるステップS18,ステップS24からステップS27までの制御を示すフローチャート図である。
【図7】 同制御装置によるステップS19からステップS23までの制御を示すフローチャート図である。
【図8】 同制御装置によるステップS28からステップS31までの制御を示すフローチャート図である。
【図9】 同じく吸引装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 同じく各吸引口付近で切断したカバー体の断面図である。
【図11】 本発明の第2の実施形態に係る図3相当図である。
【図12】 同じく制御装置によるステップS41からステップS46、およびステップS53からステップS55までの制御を示すフローチャート図である。
【図13】 同制御装置によるステップS47からステップS52までの制御を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 ごみ吸引輸送装置
5 開口(投入口)
24 ごみ収容タンク
61 制御装置
62 記憶手段
63 登録手段
B ベッセル(ごみ貯留容器)
C ごみ吸引車
G ごみ
IV 投入弁
EV 排出弁(開閉弁)
P4 特定のベッセルの最終吸引パターンでの第4負圧値
X ごみ貯留場

Claims (5)

  1. 複数のごみ貯留容器にごみ吸引車のごみ収容タンクを順次接続し、ごみ貯留容器に設けられた開閉弁を制御装置により開閉制御することで、上記ごみ貯留容器内を負圧にし、この負圧状態で該ごみ貯留容器内に二次空気を導入してごみ貯留容器内のごみを上記ごみ収容タンクに吸引輸送する吸引パターンを繰り返し行うとともに、
    1つのごみ貯留容器の最終吸引サイクルの開始後から所定時間経過したとき、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放して、当該ごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとを一部オーバラップさせるようにしたごみ吸引輸送装置であって、
    上記制御装置には、上記各ごみ貯留容器のうち輸送管途中でごみ閉塞を起こし易い特定のごみ貯留容器を登録する登録手段が設けられ、
    上記制御装置は、特定のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する場合において、当該特定のごみ貯留容器内の負圧値が最終吸引パターンにおいて二次空気導入後にほぼ一定となるまでの間、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放動作させずかつ特定のごみ貯留容器の開閉弁を開放状態に保持するように構成されていることを特徴とするごみ吸引輸送装置。
  2. 複数のごみ貯留容器にごみ吸引車のごみ収容タンクを順次接続し、ごみ貯留容器に設けられた開閉弁を制御装置により開閉制御することで、上記ごみ貯留容器内を負圧にし、この負圧状態で該ごみ貯留容器内に二次空気を導入してごみ貯留容器内のごみを上記ごみ収容タンクに吸引輸送する吸引パターンを繰り返し行うとともに、
    1つのごみ貯留容器の最終吸引サイクルにおいて該ごみ貯留容器内の二次空気導入後の負圧値が所定値よりも小さくなったとき、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放して、当該ごみ貯留容器での最終吸引パターンと次の順位のごみ貯留容器での最初の吸引パターンとを一部オーバラップさせるようにしたごみ吸引輸送装置であって、
    上記制御装置には、上記各ごみ貯留容器のうち輸送管途中でごみ閉塞を起こし易い特定のごみ貯留容器を登録する登録手段が設けられ、
    上記制御装置は、特定のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する場合において、当該特定のごみ貯留容器内の負圧値が最終吸引パターンにおいて二次空気導入後にほぼ一定となるまでの間、次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放動作させずかつ特定のごみ貯留容器の開閉弁を開放状態に保持するように構成されていることを特徴とするごみ吸引輸送装置。
  3. 上記制御装置は、上記登録手段に登録した特定のごみ貯留容器からごみを吸引輸送する際には、当該ごみ貯留容器内の負圧値が最終吸引パターンにおいて二次空気導入後にほぼ一定となってから次の順位のごみ貯留容器の開閉弁を開放動作させ、それから所定時間経過後に、特定のごみ貯留容器の開閉弁を閉じ動作するように構成されている請求項1または請求項2記載のごみ吸引輸送装置。
  4. 上記各ごみ貯留容器には、その内部にごみを投入する投入口が設けられ、この各投入口には該各投入口をそれぞれ個別に開閉する投入弁が設けられ、
    上記ごみ貯留容器内に二次空気を導入する二次空気導入弁が設けられ、
    上記制御装置は、各ごみ貯留容器の最終吸引パターンでの上記二次空気導入弁の開弁による二次空気導入に先立って上記投入弁を開放動作させ、上記投入口からも二次空気を導入するようになっている請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のごみ吸引輸送装置。
  5. ごみ貯留場には、上記各ごみ貯留容器の固有データを記憶する記憶手段が設けられ、
    上記登録手段には、上記記憶手段からの各ごみ貯留容器の固有データが登録されるようになっている請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のごみ吸引輸送装置。
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