JPH03261422A - 炊飯ジャー - Google Patents

炊飯ジャー

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JPH03261422A
JPH03261422A JP6181690A JP6181690A JPH03261422A JP H03261422 A JPH03261422 A JP H03261422A JP 6181690 A JP6181690 A JP 6181690A JP 6181690 A JP6181690 A JP 6181690A JP H03261422 A JPH03261422 A JP H03261422A
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rice
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rice cooking
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は炊飯ジャーに関し、特におがゆ炊飯を簡単な炊
飯制御で安定して行うことができる炊飯ジャーに関する
(従来の技術) 炊飯ジャーは電気炊飯器と保温ジャーを組み合わせたも
のであり、一般にこの炊飯ジャーは内鍋の底部に設けら
れた炊飯ヒータに加熱電力を供給して炊飯を行い、内鍋
の蓋部又は側部に設けられた保温ヒータにより炊飯後の
保温を行うように構成されている。
また、マイクロコンピュータを搭載したコントローラに
よるプログラム制御にて、■吸水工程、■炊飯容量判定
工程、■炊き上げ工程、■沸騰維持工程、■第1むらし
工程、■追い炊き工程、■第2むらし工程、■保温工程
等の炊飯工程制御を行うようにしたマイクロコンピュー
タ制御炊飯ジャーが開発されている。
このマイクロコンピュータ制御炊飯ジャーにおいては、
プログラム制御により炊飯工程の制御を細かく制御でき
るので、複数種類の炊飯制御パターンのプログラムを備
えることにより、多機能炊飯、早炊き炊飯、タイマー予
約炊飯、食べ頃通報、洗って直ぐ炊飯等の各種機能を持
たせることができ、これら機能を備えたものが開発され
ている。
さらに、おかゆ炊飯の機能を付加したものも開発されて
いる。このおかゆ炊飯の制御方法としては、時間に応じ
て加熱電力を制御する方法と、台数判定を行ってその台
数に合った時間大電力で加熱した後電力を低下させて所
定時間加熱して炊き上げる方法が知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、時間だけの制御の場合には炊飯量や電力の変
動によって炊き上がり状態に差ができるという問題があ
る。即ち、炊飯時間を最小量に合わせて設定すると最大
量の場合に炊き足りず、最大量に合わせて設定すると最
小量の場合に炊き過ぎになり、また電力が低い所では炊
き足りず、電力の高い所ではふきこぼれたり、炊き過ぎ
になるという問題がある。
又、台数判定を行う制御方法では、おかゆ炊飯を行う米
の量が少なく、多くても2〜2.5合であり、台数判定
を行っても正確に判定することが困難であり、台数判定
に間違いがあれば、ふきこぼれたり、炊き足りないとい
うことになる。また、正確に台数判定を行おうとすると
、台数判定プログラムが複雑となり、大容量のプログラ
ムROMが必要となり、コスト高になるという問題があ
る。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、簡単な制御プログ
ラムにて、ふきこぼれたり、炊き足りなかったり、炊き
過ぎたりすることなく、電力等の変動にも影響を受けず
に安定しておかゆを炊き上げることができる炊飯ジャー
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の炊飯ジャーは、上記目的を達成するため、炊飯
種別設定スイッチにておかゆ炊飯を選択できるようにし
た炊飯ジャーにおいて、おかゆ炊飯が選択されたときに
、吸水工程経過後炊き上げ工程の終了にほぼ対応する所
定温度まで大電力で加熱し、所定温度に到達した後所定
時間、その所定温度を維持するように温度検知に基づい
て低下させた電力と大電力を適宜切り換えて加熱し、所
定時間経過するとむらし工程に移行するおがゆ炊飯制御
プログラムを有する炊飯制御手段を備えたことを特徴と
する。
(作 用) 本発明の上記構成によれば、おかゆ炊飯を行う場合に、
所定温度に到達して炊き上げ工程が終了するまでは大電
力で加熱し、炊き上げが終了するとその後所定時間、大
電力と低下させた電力を適宜切り換えて加熱し、所定温
度を維持するので、米の量の大小にかかわらず、また電
力の変動等にもかかわらず、沸騰状態を所定時間維持し
て一定の炊き上がり状態のおかゆを得ることができる。
又、おかゆ炊飯制御プログラムは、台数判定などの複雑
な処理を行わずに、所定温度の検知とそれに基づく電力
の切り換え制御とタイマ制御の簡単な処理だけでよいの
で、小容量のプログラムROMで構成でき、安価におか
ゆ炊飯機能付き炊飯ジャーを実現できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第9図を参照しなが
ら説明する。
本発明の一実施例にかかる炊飯ジャーを一部切欠いて示
した第1図において、1は炊飯器本体、2は炊飯器本体
1の蓋部、3は炊飯器本体の本体部である。本体部3に
は、内鍋4、内鍋4を収納する内鍋収納容器5、内鍋収
容容器5の底部に設けられた炊飯ヒータ6、内鍋4の底
部に接するように設けられた温度センサ7、内鍋収納容
器5の側部に設けられた側部保温ヒータ9、マイクロコ
ンピュータ等を組み込んだ制御ユニット10等が内部に
設けられている。また、蓋部2には、蓋部保温ヒータ8
が設けられている。
11は機能表示選択操作ユニットであり、炊飯器本体l
の上部位置に配設されている。この機能表示選択操作ユ
ニット11には、第2図に示すように文字表示器12、
各種キースイッチ13(13a〜13f)や各種状態を
表示する発光ダイオード14 (14a〜14e)等が
設けられている。
文字表示器12は、各表示桁の文字を7セグメントで表
示する4桁の数字表示液晶モジュールにて構成され、時
刻、予約炊飯を行う場合の予約時間等が表示される。1
3aは時間桁を操作する時キースイッチ、13bは分桁
を操作する分キースイッチ、13cは予約を指示する予
約キースイッチ、13dは炊飯メニューを指示するメニ
ューキースイッチ、13eは炊飯動作スタート又は予約
炊飯動作スタートを指示する開始キースイッチ、13f
は各操作の取消を指示する取消キースイッチである。1
4a、14bは予約モードを「予約1」、「予約2」に
区別して、14c、14d、14eは炊飯制御の炊飯メ
ニュ一種別及び保温モードを区別して、それぞれの状態
を表示する発光ダイオードである。この実施例の炊飯ジ
ャーでは、第2図のパネル面から明らかなように、炊飯
メニューを「白米」と「おかゆ」のみとし、炊飯制御プ
ログラムを簡易なものとし、製品のコスト低下を図って
いる。
第3図は制御ユニット10の要部の構成を示すブロック
図である。第3図において、15は商用交流電源、16
は温度ヒユーズである。制御ユニット10には、切り換
えるリレー17、炊飯ヒータ6の通電制御を行うトライ
アック18、保温ヒータ(蓋部保温ヒータ8及び側部保
温ヒータ9)の通電制御を行うトライアック19、マイ
クロコンピュータ20、時計機構21、ブザー22が設
けられている。温度センサ7はサーミスタ等で構成され
たものであり、その検出信号はマイクロコンピュータ2
0のアナログ/ディジタル変換ボートに入力されている
マイクロコンピュータ20は、内部に処理装置CPU、
メモ’JRAM、プログラムメモリROM、アナログ/
ディジタル変換機能を有する入力ポート、キースイッチ
入力を受付ける複数の入力ポート、制御出力信号および
表示制御信号を出す出力ポート等を内蔵するものであり
、プログラムメモIJ ROMに格納されているプログ
ラムに従い、入力ポートからの入力に対応して所定の出
力信号を出力ポートから出力する。すなわち、マイクロ
コンピュータ20は、温度センサ7、時計機構21、操
作キースイッチ13からの入力を受け、内蔵する処理プ
ログラムに従って一連の処理を行い、ヒータの通電制御
を行うトライアック18.19等への制御信号を送出す
ると共に、動作モード等の状態を表示するために発光ダ
イオード14への点灯制御信号を送出する。また、時計
機構21からの時刻信号が入力され、文字表示器12で
時刻や時間の表示を行うとともに、タイマ予約炊飯を行
う場合の予約時間を判定する信号として用いられる。
第4図は、マイクロコンピュータ20の全体制御の流れ
の概略を示すフローチャートである。
電源がオンされると、ステップ31において炊飯制御前
処理を行う。この炊飯制御前処理ではマイクロコンピュ
ータ20の各種の内部レジスタ、タイマ等をリセットす
る初期化処理を行い、炊飯メニュー設定、炊飯予約時間
設定等の炊飯動作指示データの設定処理が行われ、続い
て開始キースイッチ13eがオンされると、又は予約炊
飯の場合には予約時間になると、ステップ32以降の処
理を行う。ステップ32においては、炊飯制御を行うた
めに、リレー17をオンして炊飯ヒータ6の回路をオン
する。次に、ステップ33の炊飯工程制御を行う。これ
により、米を炊き上げる炊飯動作が行われる。炊飯動作
が終了すると、次にステップ34でリレー17をオフし
て炊飯ヒータ6の回路をオフし、保温制御モードとして
炊き上がった御飯を保温するための保温制御を行う。保
温制御モードではステップ35以降の処理を行う。
この保温制御モードにおいては、ステップ35で通常保
温制御を行い、次のステップ36において異常温度であ
るか否かを判定する。異常温度であれば、ステップ37
において、異常報知、異常表示等のエラー処理を行い、
全体の処理を終了させる。又、異常温度でなければ、ス
テップ35に戻って通常保温制御を繰り返し行う。
次に、このマイクロコンピュータ制御による炊飯制御の
動作を説明する。
内鍋4に所定量の米と、それに見合った水を入れ、開始
キースイッチ13eをオンすると、マイクロコンピュー
タ2oはプログラムメモリROMに記憶されている炊飯
プログラムの処理ステップに従って、炊飯工程における
加熱のための電力制御を開始する。このとき、マイクロ
コンピュータ20は、温度センサ7からの出力電圧を入
力ボートA/Dからディジタル量に変換して入力し、温
度に変換する処理を行い、入力された温度を判定し、そ
の判定結果から各種の炊飯工程の制御を行う。
この炊飯工程の概略を説明すると、炊飯の初期において
は、加熱電力を小さくして米に吸水させる吸水工程を行
う0次に、加熱電力を最大にして急激昇温して沸騰させ
る炊き上げ工程を行い、その後沸騰を持続させる沸騰維
持工程を行う。この沸騰維持工程が続いて米が十分に水
を吸水し内鍋底部の水分がなくなり、所定の温度、例え
ば130°Cに達すると、この温度を検知して炊飯ヒー
タ6をオフとし、沸騰維持工程を終了する。次に、所定
時間の間、第1むらし工程、第1追い炊き工程、第2む
らし工程、第2追い炊き工程等を行い、炊飯工程を終了
する。そして、最終的に保温工程に至る。
第5図は上記通常の炊飯工程の制御を行った場合の内鍋
の温度変化を示す炊飯温度カーブを示している。領域■
は吸水工程、領域■は炊き上げ工程、領域■は沸騰維持
工程、領域■は追い炊き工程を含むむらし工程を示して
いる。領域■の炊き上げ工程は、加熱電力を大きくして
急激昇温しで沸騰させ、沸騰維持工程へと続ける工程で
あり、この工程に炊飯容量を判定(台数判定)する工程
を含んでいる。そして、次の沸騰維持工程において、判
定した炊飯容量に応じた適切な加熱電力に制御して適切
に沸騰を持続させて炊飯を行う。
第6図はおかゆ炊飯制御における制御動作を示すフロー
チャートである。炊飯メニューとしておかゆ炊飯が選択
され、開始キースイッチ13eがオンされておかゆ炊飯
制御が開始されると、まずステップ40で吸水工程の処
理を行う。これは例えばタイマ制御により所定時間、水
を少し温めて米に十分に水を吸水させる工程である。吸
水工程の処理が終了すると、次にステップ41で炊飯ヒ
ータ6に最大電力となるようにフル通電する。次にステ
ップ42で100°C未満か否かの判定をする。100
 ’C未満の場合には、沸騰温度に達していす、炊き上
げが終了していないのでステップ41に戻り、炊飯ヒー
タ6のフルーi1!電を継続して行う。このように、通
常の炊飯制御で行っている台数判定を行うことなく炊き
上げを行う。100℃以上の場合には、ステップ43に
進み、タイマセットフラグFが1か否かの判定を行い、
■の場合にはステップ45にジャンプし、■でない場合
はステップ44に進んでタイマをセットするとともにタ
イマセットフラグFを1にした後ステップ45に進む。
ステップ45では100℃未満か否かの判定をして温度
が100 ”C未満に下がっている場合には、ステップ
41に戻って炊飯ヒータ6にフル通電して速やかに加熱
し、i o o ’c以上の場合にはステップ46.4
7に進み、加熱電力を低下させて加熱を継続する。ここ
では、例えば8゜0W(7)炊飯ヒータ6を02/ 1
4 T: :t ンとし、50Wの保温ヒータ8.9を
12/14でオンとする加熱を行う0次に、ステップ4
Bで、タイマ計時がt秒(例えば、1600秒)経過し
たか否かの判定を行う。を秒経過していない場合にはス
テップ45に戻り、ステップ45〜48間の動作を繰り
返す。
こうして、炊き上げ工程で100″Cを検知した後を秒
間100℃の沸騰温度を維持するように加熱制御を行う
。なお、ステップ48からステップ45に戻る途中でス
テップ49にて130 ’C以下か否かの判定を行い、
130℃を越えた場合にはt秒経過する前に水分が無く
なってしまっているので直ちにステップ50に移行する
。ステップ48の判定においてt秒経過すると、ステッ
プ50にてタイマセットフラグをOとし、おかゆ炊飯制
御の処理を終了してむらし工程に移行する。
このように、おかゆ炊飯制御においては、炊飯容量の判
定(台数判定)を行うことなくフル通電で炊き上げ、沸
騰温度が検知されて炊き上げを終了した後は、温度検知
に基づいて加熱電力をフル通電と低下させた電力とに適
宜に切り換えることによって沸騰温度を維持し、この沸
騰状態を所定時間継続することにより、一定の炊き上げ
状態のおかゆを常に安定して得ることができる。
第7図〜第9図はこのようなおかゆ炊飯制御を行った場
合の温度変化を、加熱条件を時間のみで制御した場合と
比較して示している。
第7図は1合の米をおかゆ炊飯する場合を示し、同図(
a)は本発明の実施例、同図(b)は時間のみの加熱制
御(以下、時間制御と略す)の例を示している。第7図
(a)に示すように本発明の実施例では、沸騰温度の検
知に基づいて炊き上げ終了状態を検出してからフル通電
を停止し、その後一定時間tの間、沸騰状態を維持して
いる。かくして、所定の炊き上げ状態のおかゆが得られ
る。これに対して時間制御では、第7図(b)に示すよ
うに所定時間1、たけフル通電し、その後所定時間t2
は低電力通電(例えば炊飯ヒータを02/14、保温ヒ
ータを12/14で通電)しているが、この場合沸騰時
間Sがtに比して短(なり、やや炊き足りない状態とな
る。
第8図(a)、(b)は0.5合の米をおかゆ炊飯する
場合を示す。本発明の実施例では、第8図(a)に示す
ように炊き上げ終了状態までの比較的短い時間フル通電
した後、一定時間tの間、沸騰状態を維持しているので
、小容量の場合でも所定の炊き上げ状態のおかゆが得ら
れる。これに対して時間制御では、第8図(b)に示す
ようにフル通電時間L1中に沸騰状態となり、沸騰時間
Sが長くなり、炊き過ぎ状態のおかゆが得られる。
第9図(a)、(b)は電源電力が90Vに低下した状
態で1合の米をおかゆ炊飯する場合を示す。本発明の実
施例では、第9図(a)に示すように炊き上げ終了状態
までの比較的長い時間フル通電した後、一定時間tの間
、沸騰状態を維持しているので、供給電力が低くなった
場合でも所定の炊き上げ状態のおかゆが得られる。これ
に対して時間制御では、第9図(b)に示すようにフル
通電時間1.を経過しても沸騰状態とならず、沸騰時間
Sが短くなり、炊き足りないおかゆが得られる。
次に、本発明の他の実施例にかかるおかゆ炊飯制御につ
いて第10図に基づいて説明する。
おかゆ炊飯制御動作のフローチャートを示す第10図に
おいて、まずステップ60で吸水工程の処理を行う。吸
水工程の処理が終了すると、次にステップ61で炊飯ヒ
ータ6にフル通電する。次にステップ62で95℃以下
か否かの判定をする。
95“C以下の場合には、炊き上げ可能な状態になって
いないのでステップ61に戻り、炊飯ヒータ6のフル通
電を継続して行う。95°C以上の場合には、ステップ
63.64に進み、加熱電力を低下させて加熱を継続す
る。ここでは、例えば800Wの炊飯ヒータ6を02/
14でオンとし、50Wの保温ヒータ8.9を12/1
4でオンとする加熱を行う。次に、ステップ65でタイ
マT、をセットした後、ステップ66で95°C以下か
否かの判定をする。95°C以下になっている場合には
ステップ67でタイマT、をリセットし、計時をやり直
すことにしてステップ61に戻り、炊飯ヒータ6にフル
通電して加熱する。95℃を越えている場合には、ステ
ップ68にてタイマT、の計時がt秒(例えば、160
0秒)経過したか否かの判定を行う。を秒経過していな
い場合にはステップ63に戻り、その間の動作を繰り返
す。こうして、炊き上げ工程で95°C以上の状態が連
続してt秒間継続するように加熱制御を行う。なお、ス
テップ68からステップ63に戻る途中でステップ69
にて130°C以下か否かの判定を行い、130°Cを
越えた場合にはt秒経過する前に水分が無くなってしま
っているので直ちにステップ72に移行する。また、ス
テップ70で100℃未満か否かの判定を行い、100
″C以上の沸騰状態のときにはステップ71にてタイム
カウンタT2をカウントしてステップ63に戻り、沸騰
状態にあった時間を計時するようにしている。ステップ
6日の判定においてt秒経過し、又はステップ69の判
定で130°C以上の場合には、ステップ72にてヒー
タをオフし、おかゆ炊飯制御の処理を終了して次にむら
し工程に移行する。ステップ73.74にてタイムカウ
ンタT2の値が例えば120以下、120〜180.1
80より大のいずれであるかによって沸騰状態にあった
時間を判定し、ステップ75.76.77で沸騰時間に
対応したむらし時間を15:00.io:oo、7:0
0としてそれぞれ表示し、次にステップ78で時間表示
を逐次経過時間毎に減算表示してステップ79に移行し
、時間表示が0:00になったか否かの判定を行い、0
:00でない場合はステップ78に戻ってO:00にな
るまで待機し、0:00になるとステップ80に進み、
むらしが終了したことをブザー報知する。
このように、沸騰時間に見合ったむらしを行うようにむ
らし時間を表示して、むらしが終了すると報知するよう
にすると、最適状態に炊き上がったおかゆを得ることが
できる。
(発明の効果) 本発明の炊飯ジャーによれば、おかゆ炊飯を行う場合に
、炊き上げ工程が終了するまでは大電力で加熱し、炊き
上げが終了するとその後所定時間の間、大電力と低下さ
せた電力を適宜切り換えて加熱して所定温度を維持する
ので、米の量の大小にかかわらず、また電力の変動等に
もかかわらず、ふきこぼれたり、炊き足りなかったり、
炊き過ぎたりすることなく、沸騰状態を所定時間維持し
て一定の炊き上げ状態のおかゆを炊き上げることができ
、又そのためのおかゆ炊飯制御プログラムも台数判定な
どの複雑な処理を行わずに、所定温度の検知とそれに基
づく電力の切り換え制御とタイマ制御の簡単な処理だけ
でよいので、小容量のプログラムROMで構成でき、安
価におかゆ炊飯機能付き炊飯ジャーを実現できるという
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる炊飯保温ジャーの一
部切欠断面図、第2図は機能選択操作ユニットのパネル
面の正面図、第3図は制御ユニットの構成を示すブロッ
ク図、第4図は制御の全体の流れを示すフローチャート
、第5図は通常の炊飯制御を行った場合の炊飯温度カー
ブの一例を示す図、第6図はおかゆ炊飯制御における制
御動作の流れを示すフローチャート、第7図〜第9図は
それぞれ各種条件下でおかゆ炊飯制御を行った場合の炊
飯温度カーブを示し、各図(a)は本発明の実施例にお
ける炊飯温度カーブ、同図(b)は時間のみで制御した
場合の炊飯温度カーブを各々示す図、第10図は他の実
施例におけるおかゆ炊飯制御における制御動作の流れを
示すフローチャートである。 第1図 6−−一−−−−・−−−−−−一炊飯ヒータ7−−−
一一・−−一−−−−・〜温度センサ8−−一−−・−
・−・−蓋部保温ヒータ9−・・・・−一−−−−−・
・−m部保tiヒータ10−   制御ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炊飯種別設定スイッチにておかゆ炊飯を選択でき
    るようにした炊飯ジャーにおいて、おかゆ炊飯が選択さ
    れたときに、吸水工程を経過後炊き上げ工程の終了にほ
    ぼ対応する所定温度まで大電力で加熱し、所定温度に到
    達した後所定時間、その所定温度を維持するように温度
    検知に基づいて低下させた電力と大電力を適宜切り換え
    て加熱し、所定時間経過するとむらし工程に移行するお
    かゆ炊飯制御プログラムを有する炊飯制御手段を備えた
    ことを特徴とする炊飯ジャー。
JP2061816A 1990-03-12 1990-03-12 炊飯ジャー Expired - Fee Related JPH064052B2 (ja)

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