JPH03256939A - シート材分離装置 - Google Patents

シート材分離装置

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JPH03256939A
JPH03256939A JP5085790A JP5085790A JPH03256939A JP H03256939 A JPH03256939 A JP H03256939A JP 5085790 A JP5085790 A JP 5085790A JP 5085790 A JP5085790 A JP 5085790A JP H03256939 A JPH03256939 A JP H03256939A
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Masaaki Kobayashi
正明 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばxmフィルムを用いて操影・現像等を
行う場合に、積層された多数枚のシートフィルムの中か
ら、シートフィルムを1枚ずつ自動的に分離して取り出
すようにしたシート材分離装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のシート材分離装置として、例えば特開昭
52−105475号公報に開示されているように、積
層された多数枚のシートフィルムの中から吸盤によって
、順次に1枚ずつ吸着して取り出すようにしたものが広
く用いられているが、この種のものは積層されたシート
フィルムの枚数によって吸盤とフィルムとの角度が変化
するために、場合によっては吸着不良を起こすという問
題がある。
これを第10図によって説明すると、第10図(al 
に示すようにサプライマガジン1内のシートフィルムF
の枚数がほぼ半分のときに、フィルムFとフィルム分離
装置2に取り付けた吸盤3の面との角度がOになるよう
に設定したとしても、(bl に示すようにシートフィ
ルムFが満杯になっているときや、tel に示すよう
にシートフィルムFの枚数が少なくなったときには、フ
ィルムFに対して吸盤3の傾き角度が大きくなるため、
吸着不良を生じ易(なる。
勿論、シートフィルムFの収納枚数が少ない場合には吸
盤3の傾き角度が小さいので、吸盤3の先端部を軟らか
(しておけば吸着不良を起こすことはないが、シートフ
ィルムFの収納枚数が多い場合には吸盤3を軟らかくし
ても吸着不良が生じ易い。このような欠点を改善するた
めに、従来においても吸盤3をフィルムFに対して常に
平行になるようにした方式も提案されているが、これは
機構がかなり複雑である上に、奥行方向に大きなスペー
スを必要とするため、使用上の制約を受けるという大き
な欠点を持っている。
例えば、XMm影を行う場合には、第11図に示すよう
に多数枚のX線フィルムFを積層してサプライマガジン
1に収納し、このサプライマガジンl中からフィルム分
離装置2によりX線フィルムFを順次に1枚ずつ引き出
して撮影部に送り、ここで被検者Pに対してX線管球4
からX線を叩射してxmta影を行った後に、樋影済み
のX線フィルムFをレシーブマガジン5に収納している
。しかし、このようなフィルム移送機構を内蔵するフィ
ルムチェンジャ6の奥行方向、つまりX線の照射方向の
寸法はかなり大きくなるため、装置全体の長さし、即ち
フィルムチェンジャ6の保持スタンド7からX線管球4
の保持スタンド8までの距離も当然長くなる。
一方、このようなX線撮影装置は集団検診に使用するた
め屡々レントゲン車に搭載する必要があり、そのため全
体の長さしをできるだけ短(することが要求されている
。しかし、Xil!管球4とフィルムチェンジャ6との
距離Llは所定の値に定められているため、全体の長さ
しを短くするためには、フィルムチェンジャ6の厚みを
小さくするほかはない。
しかし、従来例ではフィルムチェンジャ6内のフィルム
分離装置2が奥行方向に大きなスペースを占める構造に
なっているため、フィルムチェンジャ6の厚みを小さく
し難いという問題点がある。
そこで、吸盤をパンタグラフ方式で支持したシート材分
離装置も考案されているが、構造が複雑で、しかも吸盤
が1方向しか動かないため、吸盤の動作の自由度が少な
いという欠点がある。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、フィルムチェ
ンジャの厚みを小さくし、吸盤により確実にシート材を
分離するシート材分離装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、本発明に係るシート材分
離装置においては、シート材の移送方向と平行に移動す
るスライド部材と、該スライド部材を駆動する駆動手段
と、前記スライド部材に一端を回転自在に取り付けたア
ーム部材と、該アーム部材の前記スライド部材に対する
角度を制御する第1の制御手段と、前記アーム部材の他
端に回転自在に取り付け吸盤を固定した吸盤支持部材と
、該吸盤支持部材の前記スライド部材に対する角度を制
御する第2の制御手段とを設けたことを特徴とするもの
である。
[作用] 上述の構成を有するシート材分離装置は、フィルムチェ
ンジャの厚みを少なくすると共に、シート材の積層枚数
が多い場合でも吸着不良を起こすことなくシート材を確
実に分離する。
[実施例] 本発明を第1図〜第9図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図〜第5図は第1の実施例を示し、サプライマガジ
ンll内にはシートフィルムFが収納されており、フィ
ルムFはストッパ12によって位置決めされている。ま
た、サプライマガジン11の開口部付近には、シートフ
ィルムFを1枚ずつ吸着するための吸盤13が支持部材
14に取り付けられている。吸盤13にはジヨイント1
5を介してホース16が接続されており、図示しないポ
ンプによって吸引され、ジヨイント15にはホース16
内の圧力が検知できる圧力センサ17が取り付けられて
いる。支持部材14の左右両側には立上り部18が設け
られ、これらの立上り部18にアーム19の一端が軸2
0を介して回動自在に取り付けられている。また、アー
ム19の他端にはスライド部材21がアーム19に固定
された軸22を介して取り付けられている。軸20.2
2には、歯数の等しいスプロケット23.24がそれぞ
れ取り付けられ、これらのスプロケット23.24はロ
ーラチェーン25により接続されている。一方、スライ
ド部材21の側面には、上下に一対のガイドビン26が
突出されており、これらのガイドビン26は装置の両側
のフレーム27に設けられた長溝28に嵌まって、長溝
28に沿ってスライド部材21をシートフィルムFと平
行に上下に運動させるようになっている。また、アーム
19からもガイドビン29が突出され、フレーム27に
設けたL字溝30に嵌合されている。L字溝30は2つ
の満30a、30bにし字状に分かれており、ソレノイ
ド31によって駆動される爪32により、ガイドビン2
9の進む方向が決められるようになっている。更に、ス
ライド部材21にはうツク33が固定されており、フレ
ーム27に固定されたモータ34により回転するビニオ
ン35によって上下運動を行うようになっている。なお
、36はフィルムFを搬送するための駆動ローラ、37
はその従動ローラであり、駆動ローラ36は反時計方向
には外部からの力で回転するが、時計方向には外部から
の力では回転しない所謂ワンウェイローラになっている
この構成により、スライド部材2Iがモータ34の駆動
により第2図において上方に移動すると、アーム19は
溝30aに沿って動くガイドビン29のために時計方向
に回動する。また、吸盤13の吸着面はスプロケット2
3.24を結ぶローラチェーン25のために、アーム1
9の回動運動に関係なく、常にシートフィルムFと平行
を保持した状態のまま、シートフィルムFに近付く方向
に移動することができる。なお、スプロケット23.2
4とローラチェーン25の代りに、直径の等しい2個の
プーリとタイミングベルト、又は歯数の等しい2個の歯
車とこれらを結ぶ奇数個の歯車列を使用することもでき
る。
次に、全体的な一連の動作を説明すると、最初に吸盤1
3は第2図に示す位置にあってフィルムFの吸引を始め
、次いでモータ34によりスライド部材21を上方に移
動させる。これにより、吸盤13は第2図に示す位置か
ら第1図に示す位置に移動してフィルムFを吸着する。
吸盤13がフィルムFを吸着すると、ホース16内の圧
力が低下する。この圧力が予め設定された圧力以下にな
ると圧力センサ17が信号を出力し、この信号によって
モータ34が逆回転し、スライド部材21を下方に移動
させる。そして、吸盤13は1枚のシートフィルムFを
吸着した状態で、第2図に示す位置に戻ることになる。
スライド部材21が最下部に達するとモータ34は一時
的に停止し、同時にソレノイド31が作動して爪32が
32aから32bの状態に切換わり、再びモータ34が
正回転しスライド部材21を上方に移動させる。ガイド
ビン29は爪32の移動により溝30bに沿って動くた
めアーム19は回転せずに上昇し、吸盤13は第2図の
状態のまま第3図に示す位置まで移動し、シートフィル
ムFの先端が駆動ローラ36と従動ローラ37との間に
挿し込まれる。
駆動ローラ36は反時計方向に回転して、シートフィル
ムFの先端を挟み込み、この状態で吸盤13の吸引を遮
断すると、シートフィルムFは吸盤13から離れるが、
駆動ローラ36はワンウェイローラのために逆転せず、
シートフィルムFは駆動ローラ36に挟まれた状態で保
持される。ここで、図示しない駆動機構により駆動ロー
ラ36を回転させ、駆動ローラ36と従動ローラ37に
挟まれたシートフィルムFを上方に移動させる。
第6図は第2の実施例を示し、第1の実施例ではアーム
19に固定されたガイドビン29をL字溝30の溝30
aに沿って動かすことによって、アーム19の回転運動
を行わせたが、この第2の実施例ではアーム19の回転
を軸22に固定された歯車38、歯車39を介してモー
タ40により直接制御するようになっている。
従って、フレーム27のL字溝30やアーム19のガイ
ドピン29を用いずに、吸盤13の軌跡を自在に選択で
き、更に駆動ローラ36と従動ローラ37へのフィルム
Fの受は渡し位置や角度を任意に選択することができる
第7図、第8図は第3の実施例を示し、第1の実施例で
は歯数が等しいスプロケット23.24を用いることに
より、アーム19がどのような動きをしても吸盤13の
吸着面が、常にシートフィルムFと平行を保持するよう
にしているが、この第3の実施例では、異なる歯数のス
プロケット41.42がローラチェーン43により接続
されている。
つまり、スプロケット41よりもスプロケット42の方
が歯数が少なく、シートフィルム吸着の際に吸盤13は
第8図に示すようにシートフィルムFを反らせるような
状態となる。このような構成により、サプライマガジン
11からのシートフィルムの取り出しが円滑に行え、更
に駆動ロラ36と従動ローラ37へのフィルムFの受は
渡し角度を自在に選択することができるようになる。
第9図は第4の実施例を示し、第1の実施例では軸22
に挿通されたスプロケット24はスライド部材21に固
定されており、アーム19がどのような動きをしても吸
盤13の吸着面が、常にシートフィルムFと平行を保持
するようにしているが、この第4の実施例ではスプロケ
ット24はスライド部材21に固定されておらず、スプ
ロケット24に固定された歯車44.45を介してモー
タ46により直接に駆動できるようになっている。
かくすることにより、シートフィルムFの吸着後の吸盤
13の吸着面の角度を自在に選択することができ、サプ
ライマガジン11からのシートフィルムFの取り出しが
円滑に行え、更に駆動ローラ36と従動ローラ37への
フィルムFの受は渡し角度を自在に選択することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るシート材分離装置は、
例えばX線撮影用のフィルムチェンジャに適用した場合
に、フィルムチェンジャの奥行方向の寸法を短くできる
構造であるため、例えばレントゲン車に搭載する場合等
にスペースを最小限にできるという利点があり、シート
の積層枚数が多い場合でも1枚ずつ確実に吸着分離でき
るという長所を有している。また、従来のパンタグラフ
方式のシート材分離装置に比べて構造が簡単であり、吸
盤の軌跡の自由度が増しているため、種々の条件によっ
て最適な吸盤の軌跡を自在に選択することができ、例え
ばフィルムの枚数によって吸盤の軌跡を変えたり、2枚
送りを防止するために特殊な軌跡を描かせることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第9図は本発明に係るシート材分離装置の
実施例を示し、第1図〜第4図は第1の実施例の側面図
、第5図は正面図、第6図は第2の実施例の正面図、第
7図は第3の実施例の正面図、第8図は側面図、第9図
は第4の実施例の正面図であり、第10図(al〜(c
)は従来のシート材分離装置の動作説明図、第11図は
従来技術の問題点の説明図である。 符号Fはシートフィルム、11はサプライマガジン、1
3は吸盤、19はアーム、20,22は軸、21はスラ
イド部材、23.24.41.42はスプロケット、2
5.43はローラチェーン、27はフレーム、30はL
字溝、31はソレノイド、32は爪、33はラック、3
4.40.46はモータ、35はビニオン、36は駆動
ローラ、37は従動ローラ、38.39.44.45は
歯車である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート材の移送方向と平行に移動するスライド部材
    と、該スライド部材を駆動する駆動手段と、前記スライ
    ド部材に一端を回転自在に取り付けたアーム部材と、該
    アーム部材の前記スライド部材に対する角度を制御する
    第1の制御手段と、前記アーム部材の他端に回転自在に
    取り付け吸盤を固定した吸盤支持部材と、該吸盤支持部
    材の前記スライド部材に対する角度を制御する第2の制
    御手段とを設けたことを特徴とするシート材分離装置。 2、前記第1の制御手段は側板に設けたL字溝と前記ア
    ーム部材に設けた突起とした請求項1に記載のシート材
    分離装置。 3、前記第1の制御手段はモータと歯車とした請求項1
    に記載のシート材分離装置。 4、前記第2の制御手段は前記アーム両面にそれぞれ連
    結した軸にそれぞれ固定されたスプロケット又はプーリ
    又は歯車と、これらを結ぶチェーン、タイミングベルト
    、歯車とした請求項1に記載のシート材分離装置。 5、前記第2の制御手段はモータと歯車とした請求項1
    に記載のシート材分離装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114261758A (zh) * 2021-12-22 2022-04-01 天能电池集团(马鞍山)新能源科技有限公司 一种滚筒式电池输送系统的物料转移系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114261758A (zh) * 2021-12-22 2022-04-01 天能电池集团(马鞍山)新能源科技有限公司 一种滚筒式电池输送系统的物料转移系统
CN114261758B (zh) * 2021-12-22 2023-08-25 天能电池集团(马鞍山)新能源科技有限公司 一种滚筒式电池输送系统的物料转移系统

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