JPH0322421Y2 - - Google Patents

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JPH0322421Y2
JPH0322421Y2 JP4141886U JP4141886U JPH0322421Y2 JP H0322421 Y2 JPH0322421 Y2 JP H0322421Y2 JP 4141886 U JP4141886 U JP 4141886U JP 4141886 U JP4141886 U JP 4141886U JP H0322421 Y2 JPH0322421 Y2 JP H0322421Y2
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pin
joint
locking
pins
joint pipe
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、所要数のパイプ製足場枠を上下左
右に順次継合せしめて仮設足場を構築するさい等
に使用する継合用ロツクピンに関する。
〔従来の技術〕
各種建築作業の仮設足場は、第8図に例示する
ような方形枠状のパイプ製足場枠1を各々係止用
フランジ3付き継合パイプ2でもつて上下左右に
順次継合せしめ、所要の仮設足場を構築するもの
である。そして、上記足場枠1と継合パイプ2と
を強固に継合せしめるため、従来より継合用ロツ
クピンが使用せられており、かかる継合用ロツク
ピンとしては、第9図に示すように、ピン本体1
2の一端部に頭部13が形成されると共に、同他
端部に割ピン挿通孔14が形成されたロツクピン
11、あるいは、第10図に示すように、継合パ
イプ2内に挿入保持自在とされたU字形板バネ材
22の両自由端部に各々係止用ピン23が形成さ
れたロツクピン21(実開昭58−120345号公報)
が知られている。そして、上記第9図に示す第1
の継合用ロツクピン11は、継合パイプ2を足場
枠1の端部に嵌合したのち、これらの両者間に連
通して形成されたピン孔4,5に挿通せしめ、挿
通孔14に所要の割ピンを挿通係止することによ
り継合せしめるものである。
また、第10図に示す第2図の継合用ロツクピ
ン21は、予め継合用ロツクピン21を継合パイ
プ2内に挿入し、各係止用ピン23をピン孔5に
嵌合せしめる。しかるのち、係止用ピン23の先
端を内方に押圧した状態で継合パイプ2を足場枠
1の端部に嵌合せしめ、係止用ピン23を足場枠
1のピン孔4に係止せしめることにより継合する
ものとされている。(第11図参照) 〔考案が解決しようとする問題点〕 第1の継合用ロツクピン11はその継合が強固
である反面、ロツクピン11の挿通や離脱に一々
割ピンを挿通したり離脱しなければならないため
継合作業が非常に面倒であるのみならず、時間が
かかり、しかも高所等での作業には非常に困難が
伴うものである。
また、第2の継合用ポツクピン21は、第1の
継合用ロツクピン11に比して継合作業が容易で
あるが、継合時には各係止用ピン23の先端を内
方に押圧した状態で継合パイプ2を足場枠1に嵌
合、即ち、係止用ピン23が全く見えない状態下
で足場枠1のピン孔4に挿通せしめなければなら
ず、その挿通が極めて面倒である。また、足場枠
1と継合パイプ2との継合を解く場合において
も、係止用ピン23の先端を各々均一の押圧力で
もつて内方に押圧し、ピン孔4より係止用ピン2
3を離脱せしめなければならず、その作業が非常
に面倒なものとなつていた。
この考案は、従来の問題点を一挙に解決し、足
場枠1と継合パイプ2との離脱をワンタツチで行
うことができる継合用ロツクピンを提供しようと
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、この考案は、継合パイプ2内に挿入保持
自在とされた板バネ材32の一端に操作用ピン3
5,45と係止用ピン33,43とが各々形成せ
られ、該操作用ピン35,45と係止用ピン3
3,43とは各々継合パイプ2のピン孔5を介し
て外方に突出自在とせしめられたものである。
〔作用〕
板バネ材32を継合パイプ2内に挿入保持せし
め、操作用ピン35,45及び係止用ピン33,
43を各々ピン孔5を通して外方に突出せしめ
る。しかるのち、操作用ピン35,45を弾性に
抗して内方に押圧し、係止用ピン33,43を内
方に可動せしめた状態で継合パイプ2を足場枠1
の端部に嵌合せしめ、その押圧を解く。このさ
い、係止用ピン33,43の位置は操作用ピン3
5,45の位置からしてほぼ予測できるものであ
る。そして、係止用ピン33,43を板バネ材3
2の付勢により足場枠1のピン孔4に挿入せしめ
て係止し、継合パイプ2と足場枠1とを継合せし
める。
逆に、継合を解く場合には、操作用ピン35,
45を弾性に抗して内方に押圧し、係止用ピン3
3,43を足場枠1のピン孔4より脱出せしめた
のち、継合パイプ2を足場枠1より抜き去るとよ
い。
〔実施例〕 以下に、この考案を図面に示す1実施例につい
て説明する。
第1図は第1実施例を示す継合用ロツクピン
で、同図中、32は所要長の板バネ材、34は該
板バネ材32の先端を湾曲状に折曲して一体形成
された継合パイプ2への挿着部、33は同板バネ
材32の下端外面に突設された係止用ピン、35
は該係止用ピン33より若干上方に位置して板バ
ネ材32の外面に突設された操作用ピンで、該操
作用ピン35は係止用ピン33より若干長尺状と
されている。
上述のように構成された継合用ロツクピン31
は、その挿着部34を弾性に抗して内方に押圧
し、所要の継合パイプ2内に挿入せしめ、係止用
ピン33と操作用ピン35とを各々継合パイプ2
のピン孔5に外方突出状に挿入せしめる。このさ
い、板バネ材32はその挿着部34が外方に付勢
されるのみならず、係止用ピン33及び操作用ピ
ン35によるピン孔5への挿入係止とも相まつ
て、継合パイプ2内に確実に保持される。しかる
のち、操作用ピン35を弾性に抗して内方に押圧
し、係止用ピン33を内方に可動せしめたのち、
継合パイプ2を足場枠1の端部に嵌合せしめる。
そして、係止用ピン33を板バネ材32の付勢に
より足場枠1のピン孔4に挿入せしめて係止し、
継合パイプ2と足場枠1とを継合せしめる。(第
2図参照)。
逆に、継合パイプ2を取外すさいには、操作用
ピン35を内方に押圧して係止用ピン33とピン
孔4との係止を解くとよい。
第3図は第2実施例を示す継合用ロツクピン4
1で、板バネ材32を折曲して一体に係止用ピン
43と操作用ピン45とが形成された点が第1実
施例と相違し、他の部分は同一であり、同一符号
は同一部分を示す。
第4図は第3実施例を示す継合用ロツクピン5
1で、挿着部34の先端に取付け片56が形成さ
れた点が第1実施例と相違し、他の部分は同一で
あり、同一符号は同一部分を示す。
第5図は第4実施例を示す継合用ロツクピン6
1で、挿着部64が直線状とせられると共に、そ
の先端に取付け片66が形成された点が第1実施
例と相違し、他の部分は同一であり、同一符号は
同一部分を示す。なお、かかる継合用ロツクピン
61は第6図に示すように、取付け片66を継合
パイプ2内周面に固着して取付け使用するもので
ある。
第7図は第5実施例を示す継合用ロツクピン7
1で、先部に取付け片46を備えた直線状の挿着
部74が板バネ材32の下端に一体形成された点
が他の実施例と相違し、他の部分は同一であり、
同一符号は同一部分を示す。なお、かかる継合用
ロツクピン71は上記第4実施例に係る継合用ピ
ン61と同様に、取付け片76を継合パイプ2内
周面に固着して取付け使用するものである。
なお、上記第1ないし第5実施例は足場枠1の
継合例を示したが、これに限定されるものでな
く、その他パイプ製品の継合用としても適用する
ことができるものであること勿論である。また、
操作用ピン35,45は係止片用ピン33,43
より若干長尺状とされているが、両者を同長に、
あるいは操作用ピン35,45を逆に若干短尺状
とせしめてもよいものである。
〔考案の効果〕
この考案によれば以上の次第で、継合パイプ2
内に挿入保持自在とされた板バネ材32の一端に
操作用ピン35,45と係止用ピン33,43と
が各々形成せられ、該操作用ピン35,45と係
止用ピン33,43とは各々継合パイプ2のピン
孔5を介して外方に突出自在とせしめられている
から、操作用ピン35,45を押圧操作すること
により係止用ピン33,43を自由に作動せしめ
ることができるものであつて、継合パイプ2及び
足場枠1のピン孔4,5を自由に継脱することが
でき、継合パイプ2と足場枠1との継合、並びに
離脱をワンタツチで極めて簡便に行うことができ
るものである。また、操作用ピン35,45は常
時係止用ピン33,43と同一直線上のピン孔5
より突出しているため、操作用ピン35,45の
位置より係止用ピン33,43の位置をほぼ確実
に予測できるものであつて、継合時における係止
用ピン33,43の足場枠1用ピン孔4への挿入
係止を極めて容易に行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る第1実施例を示す斜視
図、第2図は同使用状態を示す垂直断面図、第3
図は第2実施例を示す側面図、第4図は第3実施
例を示す側面図、第5図は第4実施例を示す側面
図、第6図は同使用状態を示す垂直断面図、第7
図は第5実施例を示す側面図、第8図は足場枠1
の継合状態を示す正面図、第9図は従来例を示す
側面図、第10図は他の従来例を示す斜視図、第
11図は同使用例を示す垂直断面図である。 1……足場枠、2……継合パイプ、4,5……
ピン孔、31,41,51,61,71……継合
用ロツクピン、32……板バネ材、33,43…
…係止用ピン、35,45……操作用ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 継合パイプ2内に挿入保持自在とされた板バネ
    材32の一端に操作用ピン35,45と係止用ピ
    ン33,43とが各々形成せられ、該操作用ピン
    35,45と係止用ピン33,43とは各々継合
    パイプ2のピン孔5を介して外方に突出自在とせ
    しめられてなるパイプ製足場枠等の継合用ロツク
    ピン。
JP4141886U 1986-03-19 1986-03-19 Expired JPH0322421Y2 (ja)

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